JP3743710B2 - 伸縮体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の中空管から構成されている伸縮体に関し、さらに詳しくは、付随して設けられている線状体の損傷を防止することが可能となる伸縮体に関する。
【0002】
【従来の技術】
伸縮体を利用した装置としては、例えば、複数本の中空管(以下の説明では3本)から形成される伸縮支柱1’の上方に照明灯8’を固定した投光機T’が存在している。
この投光機T’の一例としては、図10に示すように、台座6’に立設した固定支柱P0’の中空部に2本の可動支柱P1’,P2’を順に内嵌し、可動支柱P2’の上部に照明灯8’を固定した装置が存在している。この投光機T’では、一端が可動支柱P1’の底面に固定されたワイヤ(図示せず)を、固定支柱P0’の上部に固定された滑車(図示せず)を介してウィンチ90’のドラムに巻着し、このワイヤをドラムに巻き取り繰り出すことで可動支柱P1’,P2’を固定支柱P0’に沿って昇降させて、照明灯8’の高さ調節を行っている。
なお、前記投光機T’の照明灯8’は、台座6’に設置されている発電機7’に電源ケーブル3’を介して接続されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記投光機T’において、電源ケーブル3’は、その中途部が固定支柱P0’と可動支柱P1’の上端部に固定されており、伸縮支柱1’が最大限伸長した場合に弛むことがなく、ほぼ直線状になる長さに形成されている。そのため、可動支柱P1’,P2’を下降させて伸縮支柱1’を縮退させた場合には、電源ケーブル3’が中途部で弛むことになり、その結果として固定支柱P0’及び可動支柱P1’の先端部に引っかかること、固定支柱P0’及び可動支柱P1’等の外壁面と電源ケーブル3’との間に過度の摩擦が生じること、或いは、電源ケーブル3’が中途部で捻れ、折り曲げられること等が生じ、当該電源ケーブル3’が損傷してしまうという恐れがあった。また、電源ケーブル3’が中途部で弛んだままの状態であると、非常に見栄えが悪いという外観上の問題も生じていた。
【0004】
本発明は、前記問題点を解決するためになされたものであり、伸縮に伴う長短の変化に関わらず、付随して設けられている線状体が弛むことを防止することが可能となる伸縮体を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
発明の伸縮体は、前記課題を解決するためになされたものであり、中空の固定管と、前記固定管に内嵌されている中空の第1可動管と、外側の可動管に内側の可動管が内嵌されている2本の中空の前記外側及び内側の可動管を一組として、前記第1可動管に外側から順次内嵌された、1又は複数の可動管ユニットと、前記各可動管ユニットを構成する各内側の可動管に固着されていて、前記固定管側に隣接する前記各可動管ユニットを構成する各可動管の壁面、前記第1可動管の壁面及び前記固定管の壁面の長手方向に沿って移動自在に設けられている長尺の各移動案内部材と、前記第1可動管に固着されていて、前記固定管の壁面の長手方向に沿って移動自在に設けられている長尺の他の移動案内部材と、前記各可動管ユニットを構成する各外側の可動管に枢設されている各線状体案内車と、を備え、前記第1可動管が前記固定管から出没自在に構成され、前記1又は複数の可動管ユニットのうち、前記第1可動管に隣接して内嵌された前記可動管ユニットの外側の可動管が前記第1可動管から出没自在に構成され、前記可動管ユニットの各可動管が外嵌されている前記可動管から出没自在に構成されている伸縮体であって、前記伸縮体に付随して設けられていて、最先端の前記可動管の先端部から前記固定管の所定位置に至る可撓性を有する線状体を、最先端の前記可動管ユニットの前記移動案内部材に沿って固定した後に、当該移動案内部材の下端部から前記最先端の可動管ユニットの前記線状体案内車を経由させ、前記最先端の可動管ユニットに隣接する前記可動管ユニットの前記移動案内部材に沿って固定した後に、当該移動案内部材の下端部から前記隣接する可動管ユニットの前記線状体案内車を経由させ、さらに、これを前記固定管側に順次繰り返し、最後に前記他の移動案内部材に沿って固定して配置したことを特徴とする。
ここで、前記線状体は、伸縮体に付設されている各種装置を接続するために設けられるものであり、可撓性を有する材料から形成されているケーブル、ワイヤ、ロープ、紐、ホース、各種配管等の線状の長寸の部材をいうものである。また、前記移動案内部材は可動管が固定管から出没する際のガイドとしての役割を果たす部材であり、所定の剛性を有するものであればよく、管状部材、溝形部材を用いることが好適である。
なお、移動案内部材に管状部材を用いる場合には、線状体を管状部材の内部に沿って設けることが可能である。また、前記線状体案内車は、その周囲に線状体を架け渡すことにより、その向きを変更し、当該線状体の円滑な移動を補助する役割を果たす部材であり、滑車やガイドローラ等を使用することが好適である。さらに、線状体を、移動案内部材に沿って固定することは、当該線状体の移動を完全に拘束することを意味するのではなく、当該移動案内部材の中途部ではある程度、移動の自由度が確保されている状態であってもよいものである。加えて、移動案内部材に固定されていない部位の線状体は、移動することが可能となっている。
【0010】
本発明によれば、各可動管(第1可動管を含む)を出没させる一連の動作を行った場合であっても、線状体を各移動案内部材(他の移動案内部材を含む)に沿って固定するとともに、当該各移動案内部材の範囲外における線状体の移動量を適切に変えるための線状体案内車を介して配線しているため、線状体は各移動案内部材に沿ってその形状が保持されることになる。すなわち、各可動管の移動に伴う各移動案内部材の範囲外における線状体の移動量を、対応する可動管に枢設されている線状体案内車が移動することにより適切に調節することができるため、当該線状体が弛むことを防止することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態について、添付図面を参照して説明する。
図1に示すように、本発明の伸縮体を利用した例としての投光機Tは、車輪5によって移動自在である台座6上に設置されたエンジン駆動発電機(以下、「発電機7」という)と、発電機7の後方で台座6に固定された伸縮支柱1(伸縮体)を備えている。そして、前記伸縮支柱1を伸縮させることで、その上部に固定され、発電機7と電源ケーブル3(線状体)を介して接続されている照明灯8の高さを調整し、所定の場所を照射するための装置である。
【0014】
なお、各実施形態では、前記伸縮支柱1の構成が異なっているため、以下は、主として伸縮支柱1について説明する。
また、各実施形態の説明において、同一の構成要素に関しては同一の符号を付し、重複した説明は省略するものとする。
【0015】
[第1参考例
図2に示すように、本発明の実施形態に係る第1参考例の伸縮支柱10は、固定支柱P0と1本の第1可動支柱P1から形成されている。この伸縮支柱10は、台座6に立設した四角筒状の固定支柱P0(固定管)と、固定支柱P0の中空部に内嵌され、昇降自在に立設した四角筒状の第1可動支柱P1(可動管)とを備えており、固定支柱P0の中空部には、前記第1可動支柱P1に上向きの付勢力を付与するための付勢手段であるコイルバネ(図示せず)が内装されている。
【0016】
第1可動支柱P1の上端部には、四角形状の上枠13が固着されている。また、固定支柱P0と第1連結管C1の外径を囲む寸法である四角形状の下枠14が固定支柱P0の壁面に摺動自在に設けられている。この上枠13の外壁面と下枠14の内壁面とは、第1可動支柱P1の伸縮長さより長い中空長尺のパイプ材である第1連結管C1(移動案内部材)で連結されている。この第1連結管C1は、第1可動支柱P1の外壁面と略平行となるように設けられており、当該第1連結管C1と下枠14は、前記固定管P0の壁面の長手方向に沿って昇降可能となっている。
【0017】
下枠14には、2本一対の円筒形状の把持ハンドル60が溶接されており、当該把持ハンドル60の中空部には、ブレーキ取手61と連動するブレーキ機構が内装されている。このブレーキ機構は、固定支柱P0の壁面を押圧するブレーキパッドと、当該ブレーキパッドに固定支柱P0と近接する方向の付勢力を付与するためのコイルバネと、当該ブレーキパッドに固定支柱P0から離間する方向の離反力を付与するためのシャフトと、を有している。
【0018】
このブレーキ機構により、通常の状態では、コイルバネによってブレーキパッドが固定支柱P0の外壁面を押圧することで、当該ブレーキパッドの摩擦力とコイルばねの押圧力により下枠14が静止しており、それに伴い第1連結管C1及び上枠13を介して固定されている第1可動支柱P1も静止するようになっている。そして、ブレーキ取手61を把持ハンドル60側に握り締めることで、シャフトが固定支柱P0と離間する向きに引っ張られ、当該シャフトの引張力がコイルバネの付勢力より大きくなることで、シャフト先端のブレーキパッドが固定支柱P0の外壁面から離反することになる(以下、この操作を「ブレーキ解除操作」という)。
【0019】
また、前記ブレーキ解除操作を行った状態で、ブレーキ取手61を離すことにより、シャフトに作用する固定支柱P0と離間する向きの引張力が生じなくなるため、コイルバネの付勢力により、ブレーキパッドが固定支柱P0の外壁面に押圧されることになる(以下、この操作を「ブレーキ作動操作」という)。
把持ハンドル60が溶接されている下枠14と第1可動支柱P1に固着している上枠13とは、第1連結管C1により連結されているため、ブレーキ解除操作を行った状態で、当該把持ハンドル60を所定の高さ位置に移動させた後に、ブレーキ作動操作を行うことにより、第1可動支柱P1を任意の位置に移動させることができる。
【0020】
そして、第1可動支柱P1の上部の照明灯8と台座6上の発電機7を接続する電源ケーブル3は、第1連結管C1の上枠13との固着部側の端部から発電機7側の端部へ向かい当該第1連結管C1の内部に配線された後に、その出口部近傍で下枠14に固定具17により固定され、さらに、固定支柱のP0の下端部と発電機7の上面とを連結する鉤状の支持部材9(図1参照)の中途部に固定具18により固定されている。
なお、電源ケーブル3の下枠14の固定具17と支持部材9の固定具18との間(以下、この部分の電源ケーブル3を「電源ケーブル長さ調節部」という)の長さ(図1参照)は、第1可動支柱P1の伸縮長さより長くなるように余裕を持った状態で配線されており、この電源ケーブル長さ調節部において、下枠14の昇降に伴う電源ケーブル3の弛みを調節することができるようになっている(特に説明がない場合には、以下の参考例および実施形態でも同様)。
【0021】
従って、前記伸縮支柱10において一連の伸縮動作を行った場合であっても、電源ケーブル3を第1可動支柱P1と固定支柱P0の間に設けられている第1連結管C1の内部に沿って固定して配線しており、伸縮に伴う電源ケーブル3の長さの調節は電源ケーブル長さ調節部のみで行われることとなる。そのため、電源ケーブル3は、第1連結管C1の内部においてその形状が直線状に保持されることとなり、中途部で弛むことがない。従って、電源ケーブル3の損傷等を未然に防止することができるとともに、見栄えが悪いといった外観上の問題も解消することができる。
【0022】
[第2参考例
図3及び図4に示すように、本発明の実施形態に係る第2参考例の伸縮支柱20は、固定支柱P0と2本の可動支柱P1,P2から形成されている。この伸縮支柱20は、固定支柱P0と、固定支柱P0に内嵌された第1可動支柱P1と、第1可動支柱P1に内嵌された第2可動支柱P2を備えており、固定支柱P0の中空部には、前記第1可動支柱P1に上向きの付勢力を付与するためのコイルバネ11が内装されている。また、第1可動支柱P1の中空部における底面の中心部から上方に補助支柱Hが突出しており、この補助支柱Hの上端には滑車Kが枢設されている。この滑車Kには、固定支柱P0の内側底部と、第2可動支柱P2の内側底部との間に設けられているワイヤWが懸架されている。
【0023】
第2可動支柱P2の上端部には、四角形状の上枠13が固着されている。また、固定支柱P0と第1連結管C1の外径を囲む寸法である四角形状の下枠14が固定支柱P0の壁面に摺動自在に設けられている。この上枠13の外壁面と下枠14の内壁面とは、第1可動支柱P1と第2可動支柱P2の伸縮長さの和より長い第1連結管C1で連結されている。この第1連結管C1は、第1可動支柱P1及び第2可動支柱P2の外壁面と略平行となるように設けられており、当該第1連結管C1と下枠14は、前記固定管P0の壁面の長手方向に沿って昇降自在に設けられている。
しかも、前記構成により、第1可動支柱P1及び第2可動支柱P2が、それぞれ固定支柱P0及び第1可動支柱P1から出没自在になっている。
なお、符号21は、第1可動支柱P1の上端部に固着されている四角形状の上枠であり、第1連結管C1とは当接しない方がより好ましい。
【0024】
そして、第2可動支柱P2の上部の照明灯8と台座6上の発電機7を接続する電源ケーブル3は、第1連結管C1の上枠13との固着部側の端部から発電機7側の端部へ向かい当該第1連結管C1の内部に配線された後に、その出口部近傍で下枠14に固定具17により固定され、さらに、支持部材9(図1参照)の中途部に固定具18により固定されている。
なお、電源ケーブル長さ調節部の長さは、第1可動支柱P1と第2可動支柱P2の伸縮長さの和より長くなるように余裕を持った状態で配線されている。
【0025】
従って、前記伸縮支柱20において、一連の伸縮動作を行った場合であっても、電源ケーブル3を第2可動支柱P2と固定支柱P0の間に設けられている第1連結管C1の内部に沿って固定して配線しており、伸縮に伴う電源ケーブル3の長さの調節は電源ケーブル長さ調節部のみで行われることとなる。そのため、電源ケーブル3は、第1連結管C1の内部においてその形状が直線状に保持されることとなり、中途部で弛むことがなく、第1参考例の場合と同様の効果を奏することになる。
【0026】
本発明の実施形態]
図5及び図6に示すように、本発明の実施形態では、固定支柱P0と3本の可動支柱P1〜P3から形成されている伸縮支柱30をその一例として説明する。この伸縮支柱1は、固定支柱P0と、当該固定支柱P0に内嵌された第1可動支柱P1と、2本の四角筒状の中空の可動支柱P2,P3を一組とした一の可動支柱ユニットU1(可動管ユニット)とを備えている。この可動支柱ユニットU1は、外側の四角筒状の第2可動支柱P2の中空部に、内側の四角筒状の第3可動支柱P3が内嵌されており、第2可動支柱P2は第1可動支柱P1に内嵌されている。
【0027】
そして、固定支柱P0の中空部には、第1可動支柱P1に上向きの付勢力を付与するためのコイルバネ11が、第1可動支柱P1の中空部には、第2可動支柱P2に上向きの付勢力を付与するためのコイルバネ11’がそれぞれ内装されている。
【0028】
また、第2可動支柱P2の中空部における底面の中心部から上方に補助支柱Hが突出しており、この補助支柱Hの上端には滑車Kが枢設されている。この滑車Kには、第1可動支柱P1の内側底部と、第3可動支柱P3の内側底部との間に設けられているワイヤWが懸架されている。
【0029】
第1可動支柱P1の上端部には、四角形状の下部上枠33が固着されている。また、固定支柱P0と第1連結管C1の外径を囲む寸法である四角形状の下部下枠34が固定支柱P0の壁面に摺動自在に設けられている。この下部上枠33の外壁面と下部下枠34の内壁面とは、第1可動支柱P1を最大限上昇させた時に下部下枠34が固定支柱P0の上端部近傍に位置する長さである第1連結管C1で連結されている。この第1連結管C1は、第1可動支柱P1の外壁面と略平行となるように設けられており、当該第1連結管C1と下部下枠34は、前記固定管P0の壁面の長手方向に沿って昇降自在に設けられている。
【0030】
同様に、第3可動支柱P3の上端部には、四角形状の上部上枠35が固着されている。また、前記下部下枠34の上側には、固定支柱P0と第2連結管C2の外径を囲む寸法である四角形状の上部下枠36が固定支柱P0の壁面に摺動自在に設けられている。この上部上枠35の外壁面と上部下枠36の内壁面とは、第2可動支柱P2と第3可動支柱P3を最大限上昇させた時に上部下枠36が下部上枠33に重なる長さである中空長尺のパイプ材である第2連結管C2(移動案内部材)で連結されている。この第2連結管C2は、第1可動支柱P1、第2可動支柱P2及び第3可動支柱P3の外壁面と略平行となるように設けられており、当該第2連結管C2と上部下枠36は、固定支柱P0及び第1可動支柱P1の壁面の長手方向に沿って昇降自在に設けられている。
しかも、前記構成により、第1可動支柱P1、第2可動支柱P2及び第3可動支柱P3が、それぞれ固定支柱P0、前記第1可動支柱P1及び第2可動支柱P2から出没自在となっている。
【0031】
また、第2可動支柱P2の上端部には、四角形状の枠材37が固着されており、当該枠材37には電源ケーブル3を架け渡すための滑車38(線状体案内車)が枢設されている。
第3可動支柱P3の上部の照明灯8と台座6上の発電機7を接続する電源ケーブル3は、第2連結管C2の上部上枠35との固着部側の端部から発電機7側の端部へ向かい当該第2連結管C2の内部に配線され、その出口部近傍で上部下枠36に固定具17’により固定される。そして、上方の滑車38を経由した後に、第1連結管C1の下部上枠33との固着部側の端部から発電機7側の端部へ向かい当該第1連結管C1の内部に配線され、その出口部近傍で下部下枠34に固定具17により固定されるとともに、さらに、支持部材9(図1参照)の中途部に固定具18により固定されている。
【0032】
続いて、図5及び図7を参照して、前記伸縮支柱30及び電源ケーブル3の作用について説明する。
第1可動支柱P1、第2可動支柱P2及び第3可動支柱P3が固定支柱P0の内部に収納されている状態(図7(a)参照)において伸縮支柱30を伸長させる場合には、前記ブレーキ解除操作及び前記ブレーキ作動操作を行い、第3可動支柱P3を所望の位置にまで上昇させる。その際、第3可動支柱P3が上昇すると同時に、その内部で滑車Kを介してワイヤWで接続されている第2可動支柱P2も上昇することになる。
このとき、第2可動支柱P2が静止したままであると仮定した場合には、第1可動支柱P1又は第2可動支柱P2に対して第3可動支柱P3が上昇することにより固定具17’と滑車38の間の電源ケーブル3が弛んでしまうことになる。しかし、実際には、第3可動支柱P3の上昇高さの1/2に相当する長さだけ第2可動支柱P2が電源ケーブル3の弛み分に追従して上昇し、滑車38を上昇させることで、その緩み分を吸収することができる。このように第3可動支柱P3の上昇と、それに伴う第2可動支柱P2の上昇を連続的に繰り返すことにより、電源ケーブル3の弛み分を滑車38の働きで吸収することができるため、当該電源ケーブル3が弛むことはない。
【0033】
前記操作により第3可動支柱P3を最上部にまで上昇させた後(図7(b)参照)に、さらに、伸縮支柱30を伸長させる場合には、前記ブレーキ解除操作及び前記ブレーキ作動操作を行い、第1可動支柱P1を所望の位置にまで上昇させることになるが、第1可動支柱P1に対する第2可動支柱P2及び第3可動支柱P3の突出高さは変わらないため、電源ケーブル3は第1連結管C1の内部で弛むことはなく、第1可動支柱P1の伸長に伴う電源ケーブル3の長さの調節は電源ケーブル長さ調節部のみで行われることとなる(図7(c)参照)。
【0034】
また、前記状態から伸縮支柱30を縮退させる場合には、前記ブレーキ解除操作及び前記ブレーキ作動操作を行い、第1可動支柱P1を所望位置に下降させることになるが、第1可動支柱P1に対する第2可動支柱P2及び第3可動支柱P3の突出高さは変わらないため、電源ケーブル3は第1連結管C1の内部で弛むことはなく、縮退に伴う電源ケーブル3の長さの調節は電源ケーブル長さ調節部のみで行われることとなる。
前記操作により第1可動支柱P1を固定支柱P0に収納した後に、さらに、伸縮支柱30を縮退させる場合には、前記ブレーキ解除操作及び前記ブレーキ作動操作を行い、第3可動支柱P3を所望位置に下降させる。その際、第2可動支柱P2が静止したままであると仮定した場合には、第1可動支柱P1又は第2可動支柱P2に対して第3可動支柱P3が下降することにより固定具17’と滑車38の間の電源ケーブル3が不足してしまうことになる。しかし、実際には、第3可動支柱P3の下降高さの1/2に相当する長さだけ第2可動支柱P2が電源ケーブル3の不足分に追従して下降し、滑車38を下降させることで、その不足分を調節することができる。
【0035】
このように、伸縮支柱30を伸縮させる一連の動作を行った場合であっても、電源ケーブル3を第1連結管C1及び第2連結管の内部に固定して配線するとともに、当該電源ケーブル3の管外の移動量を適切に変えるための滑車38を介して配線しているため、電源ケーブル3は各連結管C1,C2の内部においてその形状が変わることなく直線状に保持されることになり、伸縮に伴う電源ケーブル3の長さの調節は電源ケーブル長さ調節部のみで行われることとなる。すなわち、第3可動支柱P3の昇降に伴う固定具17’と滑車38の間の電源ケーブル3の移動量を、第2可動支柱P2の昇降に伴う滑車38の移動により調節することができるため、当該電源ケーブル3が中途部で弛むことがなく、電源ケーブル3の損傷等を未然に防止することができるとともに、見栄えが悪いといった外観上の問題も解消することができる。
【0036】
なお、前記実施形態の伸縮支柱30において、可動支柱ユニットの数は任意に定めることができる。
【0037】
[第3参考例
図8に示すように、本発明の実施形態に係る第3参考例では、固定支柱P0と2本の可動支柱P1,P2から形成されている伸縮支柱40をその一例として説明する。この伸縮支柱40は、固定支柱P0と、当該固定支柱P0に内嵌された第1可動支柱P1と、当該第1可動支柱P1に内嵌された第2可動支柱P2とを備えている。
【0038】
そして、固定支柱P0の中空部には、第1可動支柱P1に上向きの付勢力を付与するためのコイルバネ(図示せず)が、第1可動支柱P1の中空部には、第2可動支柱P2に上向きの付勢力を付与するためのコイルバネ(図示せず)がそれぞれ内装されている。
【0039】
第1可動支柱P1の上端部には、四角形状の下部上枠33が固着されている。また、固定支柱P0と第1連結管C1の外径を囲む寸法である四角形状の下部下枠34が固定支柱P0の壁面に摺動自在に設けられている。この下部上枠33の外壁面と下部下枠34の内壁面とは、第1可動支柱P1を最大限に伸長した時に下部下枠34が固定支柱P0の上端部近傍に位置する長さである第1連結管C1で連結されている。この第1連結管C1は、第1可動支柱P1の外壁面と略平行となるように設けられている。
【0040】
同様に、第2可動支柱P2の上端部には、四角形状の上部上枠35が固着されている。また、前記下部下枠34の上側には、固定支柱P0と第2連結管C2の外径を囲む寸法である四角形状の上部下枠36が固定支柱P0の壁面に摺動自在に設けられている。この上部上枠35の外壁面と上部下枠36の内壁面とは、第2可動支柱P2を最大限上昇させた時に上部下枠36が下部上枠33に重なる長さである第2連結管C2で連結されている。この第2連結管C2は、第1可動支柱P1及び第2可動支柱P2の外壁面と略平行となるように設けられている。
【0041】
また、第2可動支柱P2の上部上枠35には、長尺板材の連結部材51が固着されている。この連結部材51は、長手方向の全体にわたり長穴51aが形成されている2枚の連結板を重ね、両連結板の間にサンドイッチ状に電源ケーブル3を架け渡すための滑車52(線状体案内車)を設けたものである。前記滑車52は、第2可動支柱P2に取り付けられている、上向きの付勢力を付与するコイルバネ50により、その枢軸52aが長穴51a内で支持されており、当該滑車52は当該長穴51aに沿って移動自在となっている。
【0042】
第2可動支柱P2の上部の照明灯8と台座6上の発電機7を接続する電源ケーブル3は、第2連結管C2の上部上枠35との固着部側の端部から発電機7側の端部へ向かい当該第2連結管C2の内部に配線され、その出口部近傍で上部下枠36に固定具17’により固定される。そして、上方の滑車52を経由した後に、第1連結管C1の下部上枠33との固着部側の端部から発電機7側の端部へ向かい当該第1連結管C1の内部に配線され、その出口部近傍で下部下枠34に固定具17により固定されるとともに、さらに、支持部材9(図1参照)の中途部に固定具18により固定されている。
【0043】
続いて、図8及び図9を参照して、前記伸縮支柱40及び電源ケーブル3の作用について説明する。
第1可動支柱P1及び第2可動支柱P2が固定支柱P0の内部に収納されている状態(図9(a)参照)において伸縮支柱40を伸長させる場合には、前記ブレーキ解除操作及び前記ブレーキ作動操作を行い第2可動支柱P2を所望の位置にまで上昇させる。
このとき、滑車52は長穴51aの最上部に位置しているが、その位置が変化しないと仮定した場合には、第1可動支柱P1に対して第2可動支柱P2が上昇することにより固定具17’と滑車52の間の電源ケーブル3が不足してしまうことになる。しかし、実際には、コイルバネ50の働きにより第2可動支柱P2の上昇高さの1/2に相当する長さだけ、滑車52が電源ケーブル3の不足分に追従して下降することで、その不足分を調節することができる。このように第2可動支柱P2の上昇と、それに伴う滑車52の下降を連続的に繰り返すことにより、電源ケーブル3の不足分を滑車52の働きで調節することができる。
【0044】
前記操作により第2可動支柱P2を最上部にまで上昇させた後(図9(b)参照)に、さらに、伸縮支柱40を伸長させる場合には、前記ブレーキ解除操作及び前記ブレーキ作動操作を行い、第1可動支柱P1を所望の位置にまで上昇させることになるが、第1可動支柱P1に対する第2可動支柱P2の突出高さは変わらないため、電源ケーブル3は第1連結管C1の内部に沿って弛むことなく、伸長に伴う電源ケーブル3の長さの調節は電源ケーブル長さ調節部のみで行われることとなる(図9(c)参照)。
【0045】
また、前記状態から伸縮支柱40を縮退させる場合には、前記ブレーキ解除操作及び前記ブレーキ作動操作を行い、第1可動支柱P1を所望位置に下降させることになるが、第1可動支柱P1に対する第2可動支柱P2の突出高さは変わらないため、電源ケーブル3は第1連結管C1の内部で弛むことはなく、縮退に伴う電源ケーブル3の長さの調節は電源ケーブル長さ調節部のみで行われることとなる。
前記操作により第1可動支柱P1を固定支柱P0に収納した後に、さらに、伸縮支柱40を縮退させる場合には、前記ブレーキ解除操作及び前記ブレーキ作動操作を行い、第2可動支柱P2を所望位置に下降させる。このとき、滑車52は長穴の51aの最下部に位置しているが、滑車52が静止したままであると仮定した場合には、第1可動支柱P1に対して第2可動支柱P2が下降することにより固定具17’と滑車52の間の電源ケーブル3が弛んでしまうことになる。しかし、実際には、コイルバネ50の働きにより第2可動支柱P2の下降高さの1/2に相当する長さだけ、滑車52が電源ケーブル3の弛み分に追従して上昇することで、その弛み分を吸収することができる。
従って、第3参考例の伸縮支柱40によっても、電源ケーブル3が中途部で弛むことを防止することができる。
【0046】
なお、前記第3参考例の各伸縮支柱40において、可動支柱の数は任意に定めることができる。また、滑車52の取付態様についても、伸縮支柱40の伸縮動作に連動して移動可能となるように構成されていればよい。
【0047】
以上、本発明の好適な実施形態、および参考例についての一例を説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更が可能である。特に、伸縮体 は、投光機における伸縮支柱以外にも、使用することができることは言うまでもない。また、各可動支柱を昇降させる手段は、コイルバネ及び前記ブレーキ機構を用いることなく、昇降用のウインチ等を用いる公知の手段を用いるものであってもよい。
【0048】
【発明の効果】
本発明によれば、伸縮に伴う長短の変化に関わらず、付随して設けられている可撓性を有する線状体が弛むことを防止することが可能となる伸縮体を提供することができる。従って、線状体の損傷等を未然に防止することができるとともに、見栄えが悪いといった外観上の問題も解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 投光機を示す側面図である。
【図2】 第1参考例の伸縮支柱を示す斜視図である。
【図3】 第2参考例の伸縮支柱を示す斜視図である。
【図4】 第2参考例の伸縮支柱を示す側断面図である。
【図5】 本発明の実施形態に係る伸縮支柱を示す斜視図である。
【図6】 本発明の実施形態に係る伸縮支柱を示す側断面図である。
【図7】 (a)〜(b)ともに、本発明の実施形態に係る伸縮支柱の作用を示す側面図である。
【図8】 第3参考例の伸縮支柱を示す斜視図である。
【図9】 (a)〜(b)ともに、第3参考例の伸縮支柱の作用を示す側面図である。
【図10】 従来の伸縮支柱を示す側面図である。
【符号の説明】
T 投光機
1、10,20,30,40 伸縮支柱
3 電源ケーブル
6 台座
7 発電機
8 照明灯
P0 固定支柱
P1 第1可動支柱(可動管、第1可動管)
P2 第2可動支柱(第2可動管)
P3 第3可動支柱(第3可動管)
U1 可動支柱ユニット(可動管ユニット)
11,11’ コイルバネ
13 上枠
14 下枠
C1 第1連結管(移動案内部材)
C2 第2連結管(移動案内部材)
33 下部上枠
34 下部下枠
35 上部上枠
36 上部下枠
38,52 滑車(線状体案内車)
50 コイルバネ
51 連結部材
51a 長穴

Claims (1)

  1. 中空の固定管と、
    前記固定管に内嵌されている中空の第1可動管と、
    外側の可動管に内側の可動管が内嵌されている2本の中空の前記外側及び内側の可動管を一組として、前記第1可動管に外側から順次内嵌された、1又は複数の可動管ユニットと、
    前記各可動管ユニットを構成する各内側の可動管に固着されていて、前記固定管側に隣接する前記各可動管ユニットを構成する各可動管の壁面、前記第1可動管の壁面及び前記固定管の壁面の長手方向に沿って移動自在に設けられている長尺の各移動案内部材と、
    前記第1可動管に固着されていて、前記固定管の壁面の長手方向に沿って移動自在に設けられている長尺の他の移動案内部材と、
    前記各可動管ユニットを構成する各外側の可動管に枢設されている各線状体案内車と、を備え、
    前記第1可動管が前記固定管から出没自在に構成され、
    前記1又は複数の可動管ユニットのうち、前記第1可動管に隣接して内嵌された可動管ユニットの外側の可動管が前記第1可動管から出没自在に構成され、
    前記可動管ユニットの各可動管が外嵌されている前記可動管から出没自在に構成されている伸縮体であって、
    前記伸縮体に付随して設けられていて、最先端の前記可動管の先端部から前記固定管の所定位置に至る可撓性を有する線状体を、
    最先端の前記可動管ユニットの前記移動案内部材に沿って固定した後に、当該移動案内部材の下端部から前記最先端の可動管ユニットの前記線状体案内車を経由させ、
    前記最先端の可動管ユニットに隣接する前記可動管ユニットの前記移動案内部材に沿って固定した後に、当該移動案内部材の下端部から前記隣接する可動管ユニットの前記線状体案内車を経由させ、
    さらに、これを前記固定管側に順次繰り返し、最後に前記他の移動案内部材に沿って固定して配置したことを特徴とする伸縮体。
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