JP6159634B2 - 折りたたみ脚付き支持体 - Google Patents

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Description

本発明は、照明機や標識等の所定の物体を支持する際に用いられる三脚等の支持体に関し、特に、建設・土木工事現場やイベント催場などの夜間照明用に使用されるバルーン照明機の支持用として好適な折りたたみ脚付き支持体に関する。
従来、道路等の新設、修復工事等の現場やイベント催場において、目に優しい照明光が得られる照明バルーンを備えたバルーン照明機が使用されている。バルーン照明機に用いられる照明バルーンは、LEDや電球等の光源を内部に有する伸縮自在なバルーンを有して構成され、光源からの光をバルーンに照射、透過させることによって発光するようになっている。光源からの光がバルーンを透過する際に拡散されるため、眩しさが抑えられた目に優しい照明を行うことができる(例えば、下記特許文献1を参照)。
このようなバルーン照明機を所望の位置に設置するために、複数の脚部を備えた支持体(以下「脚付き支持体」と称する)が用いられている。この脚付き支持体には、バルーン照明機を安定して支持し得るように、使用時(設置時)においては複数の脚部を大きく伸展し得るとともに、未使用時には容易に運搬できるようにコンパクトに収納し得ることが求められる。このため、従来の脚付き支持体は、各脚部を取り外せたり折りたたんだり伸縮させたりできるように構成されている。
特開2006−120514号公報
しかしながら、各脚部を取り外せるようにしたものは、取り外した脚部や取り付け用の部品を紛失しないように管理しなければならないという煩雑さを有しており、また、設置時に各脚部を取り付けるのに時間を要するため、バルーン照明機を緊急に設置する必要があるような場合には不向きであった。
一方、各脚部を折りたたんだり伸縮させたりできるようにしたものは、収納時に取り外す部品が少ないので部品管理は容易となる。しかし、これまでの折りたたみ式または伸縮式の脚付き支持体は、各脚部を開閉する作業(伸展・縮退作業)や、各脚部を所定長または所定角度において固定する作業を、脚部ごとに別々に行う必要があり、作業性の面において改善の余地があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、各脚部を容易に折りたたみ、伸展させることが可能な折りたたみ脚付き支持体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明に係る折りたたみ脚付き支持体は、以下の特徴を備えている。なお、以下の特徴構成の説明では、後述する実施形態において対応する構成の一例を括弧書きで示しているが、具体的な態様がそれに限定されるものではない。
本発明に係る折りたたみ脚付き支持体は、支柱部(例えば、スタンド基部2)と、支柱部に開閉可能に設けられた複数の脚部と、支柱部の軸方向に沿って移動可能に設けられた移動部(例えば、スライドリング5)と、移動部と各々の脚部とを連結する複数の連結杆部(例えば、連結リンク杆6A〜6C)と、を備え、各々の脚部は、長さ方向の一端部が支柱部に軸支され、支柱部の中心軸を含む平面に沿って支柱部に対し揺動可能な第1脚部と、長さ方向の一端部が第1脚部の他端部に軸支され、前記平面に沿って第1脚部の揺動方向とは逆向きに第1脚部に対し揺動可能な第2脚部と、を有し、支柱部と、移動部と、連結杆部と、各々の脚部における第1脚部および第2脚部とによりリンク機構を構成し、支柱部に沿って移動部を移動させることにより、複数の脚部が、移動部の移動に従って、閉脚位置と開脚位置との間を変位するように構成したことを特徴とする。
このような特徴構成を有する折りたたみ脚付き支持体によれば、支柱部に沿って移動部を移動させることにより、支柱部、移動部および連結杆部と共にリンク機構を構成する複数の脚部を、一度に、開脚位置と閉脚位置との間で変位させることができる。したがって、複数の脚部の開閉作業(伸展・折りたたみ作業)を容易かつ短時間で行うことが可能となる。
また、上述の折りたたみ脚付き支持体において、各々の連結杆部は、長さ方向の一端部が移動部に軸支され、長さ方向の中間部が第1脚部における第2脚部との軸支点から所定長離れた位置に軸支された、前記平面に沿って変位可能な第1連結杆部(例えば、第1リンクバー61)と、長さ方向の一端部が第2脚部における第1脚部との軸支点から所定長離れた位置に軸支された、前記平面に沿って変位可能な第2連結杆部(例えば、第2リンクバー62)と、を有し、第1連結杆部の長さ方向の他端部と第2連結杆部の長さ方向の他端部とが、相対的に回転可能に連結されてなるように構成することが好ましい。
この態様の折りたたみ脚付き支持体によれば、連結杆部の構成を簡易化することが可能となる。
さらに、上述の折りたたみ脚付き支持体において、各々の脚部が前記閉脚位置と前記開脚位置との間を変位する際に、第1連結杆部の前記他端部と第2連結杆部の前記他端部との連結点の位置が、第1連結杆部の長さ方向および第2連結杆部の長さ方向のいずれかの方向に沿ってスライド移動可能に構成されていることが好ましい。
この態様の折りたたみ脚付き支持体によれば、移動部の移動に従動して、第1脚部および第2脚部が開脚位置と閉脚位置との間で変位する際に、第1連結杆部の、第2連結杆部との連結点から第1脚部との軸支点までの距離、または第2連結杆部の、第1連結杆部との連結点から第2脚部との軸支点までの距離を変化させることができる。したがって、開脚位置と閉脚位置との間を変位する際の第1脚部および第2脚部の各揺動角度範囲を十分に確保しつつ、第1脚部および第2脚部をスムーズに変位させることが可能となる。
また、上述の折りたたみ脚付き支持体において、各々の脚部が開脚する際に、第2脚部が第1脚部に対し平行に伸展するときの揺動角度を超えて第1脚部に対し揺動することを規制する揺動規制部が、第1脚部および第2脚部の少なくとも一方に設けられている、とすることが好ましい。
この態様の折りたたみ脚付き支持体によれば、揺動規制部より第2脚部が第1脚部に対し平行に伸展した状態を維持しつつ、第1脚部の支柱部に対する揺動角度を変化させることができるので、第1脚部の支柱部に対する揺動角度に応じて開脚状態の形態を変化させる(開脚位置を複数設定する)ことが可能となる。
さらに、上述の折りたたみ脚付き支持体において、前記閉脚位置は、第1脚部が支柱部の中心軸に対し平行となり、かつ第2脚部が第1脚部に対し平行に屈曲する位置であり、前記開脚位置は、第1脚部が支柱部の中心軸に対し所定の角度をなして開き、かつ第2脚部が第1脚部に対し平行に伸展する位置である、とすることが好ましい。
この態様の折りたたみ脚付き支持体によれば、開脚位置においては、各々の脚部を大きく伸展させることが可能となり、閉脚位置においては、各々の脚部をコンパクトに折りたたむことが可能となる。
さらに、上述の折りたたみ脚付き支持体において、各々の脚部が閉脚位置に変位したときに、第1脚部および第2脚部の一方の内側に他方が収納されるように構成することが好ましい。
この態様の折りたたみ脚付き支持体によれば、閉脚位置において、各々の脚部をさらにコンパクトに折りたたむことが可能となる。
本発明に係る折りたたみ脚付き支持体によれば、上述の特徴構成を備えていることにより、各脚部を容易に折りたたみ、伸展させることが可能となる。
本発明の一実施形態に係る折りたたみ脚付き支持体(折りたたみ式三脚)の全体構成を示す図である。 上記折りたたみ脚付き支持体において、各脚部が閉脚位置に位置する状態を示す図である。 上記折りたたみ脚付き支持体において、各脚部が閉脚位置から開脚位置に変位する過程の第1の位置に位置する状態を示す図である。 上記折りたたみ脚付き支持体において、各脚部が閉脚位置から開脚位置に変位する過程の第2の位置に位置する状態を示す図である。 上記折りたたみ脚付き支持体において、各脚部が閉脚位置から開脚位置に変位する過程の第3の位置に位置する状態を示す図である。 上記折りたたみ脚付き支持体において、各脚部が開脚位置に位置する状態を示す図である。
以下、本発明の実施形態について上記図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る折りたたみ脚付き支持体を、バルーン照明機を支持する折りたたみ式三脚1として構成した場合の実施形態を示している。
図1に示す折りたたみ式三脚1は、円筒状に形成されたスタンド基部2と、スタンド基部2の図中下端部に固設された脚支持部3と、スタンド基部2の周方向に所定角度(本実施形態では120度)をおいて配置された、複数(本実施形態では3本)の折りたたみ可能な脚部4A,4B,4Cと、スタンド基部2に対しスタンド基部2の軸方向(図中上下方向)に移動可能に取り付けられたスライドリング5と、各脚部4A,4B,4Cとスライドリング5とをそれぞれ連結する連結リンク杆6A,6B,6Cと、を主体として構成される。
一方、図1に示すバルーン照明機7は、照明バルーン8とポール部9とを主体に構成される。照明バルーン8は、薄い可撓性の材料からなる膨張可能なバルーン80と、このバルーン80内の中央に配設された照明装置(図示略)と、バルーン80を膨張、収縮させるバルーン膨張・収縮装置(図示略)とを備えてなる。バルーン80内の照明装置は、LED等の光源を有してなり、電気ケーブル81、スイッチボックス82等を介して、発電機等の電源部(図示略)に接続されている。
上記ポール部9は、第1ポール91と、第1ポール91内に出入り自在に挿嵌された第2ポールと、第2ポール92内に出入り自在に挿嵌された第3ポール93とを主体に構成され、この第3ポール93の図中上端部に、上述の照明バルーン8が連結されるように構成されている。
第1ポール91は、上述のスタンド基部2と同じ径寸法を有しており、スタンド基部2の上端部に固設された連結環部11を介して、スタンド基部2の上端部に連結されるように構成されている。詳細構成の説明は省略するが、連結環部11は、スタンド基部2の外径と同じ内径寸法を有するとともに、一部分が弾性変形して、連結環部11内に挿嵌された第1ポール91の外周面と当接し得るように構成されている(以下、この弾性変形可能な部分を「変形当接部」と称する)。また、変形当接部には、当該変形当接部を弾性変形させるために操作されるクランプ具12が設けられている。第1ポール91は、その下端部が連結環部11内に挿嵌されることにより、スタンド基部2の上端部により下方側より支持され、さらに、クランプ具12によって弾性変形した変形当接部により、外周面が径方向外側から当接されることによって、連結環部11に固定保持されるようになっている。
第2ポール92は、第1ポール91の上端部に設けられたロックネジ94を緩めることにより、第1ポール91内からの自身の突出長を変更し得るとともに、任意の突出長においてロックネジ94を締めることにより、第1ポール91に対して固定されるように構成されている。同様に、第3ポール93は、第2ポール92の上端部に設けられたロックネジ95を緩めることにより、第2ポール92内からの自身の突出長を変更し得るとともに、任意の突出長においてロックネジ95を締めることにより、第2ポール92に対して固定されるように構成されている。
以下、主に図2〜6を参照して、上述した折りたたみ式三脚1の詳細構成および脚部4A,4B,4Cの開閉動作について説明する。なお、脚部4A,4B,4Cは、互いに同じ構成を有しており、連結リンク杆6A,6B,6Cも、互いに同じ構成を有している。このため、以下の説明においては、脚部4A,4B,4Cを区別せず、これらを総称して、適宜「脚部4」と称することとする。同様に、連結リンク杆6A,6B,6Cを区別せず、これらを総称して、適宜「連結リンク杆6」と称することとする。なお、図2〜6には、脚部4A,4B,4Cのうち、脚部4Aと脚部4Cのみを図示しており、スタンド基部2、脚支持部3、脚部4Aおよびスライドリング5は、それらの断面を図示している。
〈折りたたみ式三脚の詳細構成〉
まず、主に図3を参照して、折りたたみ式三脚1の詳細構成を説明する。図3に示すように、折りたたみ式三脚1の各脚部4は、第1脚部41と第2脚部42とを有してなる。第1脚部41は、その長さ方向の一端部(基端部)が(詳しくはこの一端部に形成された軸支片41aにおいて)ピン13Aを介して脚支持部3に軸支されており、この軸支点を中心として、スタンド基部2の中心軸Cを含む平面(図示略)に沿って揺動可能に構成されている。一方、第2脚部42は、その長さ方向の一端部がピン13Bを介して第1脚部41の他端部に軸支されており、この軸支点を中心として、第1脚部41の揺動方向とは逆向きに(第1脚部41が時計方向に揺動するときは反時計方向に、第1脚部41が反時計方向に揺動するときは時計方向に)、上記平面に沿って揺動可能に構成されている。
また、第1脚部41はその長さ方向全長に亘って断面コ字状に形成されており、その図中上側の側面には、脚部4が開閉する際に、連結リンク杆6が通過する孔部41b(幅が狭い部分と広い部分とからなる)が形成されている。さらに、第1脚部41の長さ方向の他端部(第2脚部42との軸支点を越えて延設された部分)は、第2脚部42が所定角度(第2脚部42が第1脚部41に対し平行に伸展するときの揺動角度(180度))を超えて第1脚部41に対し揺動することを規制する揺動規制部41dとして構成されている。
一方、第2脚部42はその長さ方向全長のうち、先端から所定長の部分は強度を増すために断面ロ字状に形成され、他の部分は断面コ字状に形成されている。また、脚部4が折りたたまれた状態においては、第1脚部41の内側に第2脚部42が収納されるように構成されている(図2参照)。
各連結リンク杆6は、図3に示すように、第1リンクバー61と第2リンクバー62とを有してなる。第1リンクバー61は、その長さ方向の一端部がピン13Cを介してスライドリング5(詳しくはスライドリング5の軸支片52)に軸支され、その長さ方向の中間部が第1脚部41の長さ方向の中央近傍部に(詳しくはこの中央近傍部に形成された軸支片41cにおいて)、ピン13Dを介して軸支されている。
一方、第2リンクバー62は、その一端部が第2脚部42の長さ方向の所定位置(第1脚部41に対する第2脚部42の軸支点から所定長離れた位置)に、ピン13Eを介して軸支されている。また、第2リンクバー62は、その長さ方向の中間部(先端から全長の1/3程度の距離をおいた位置)において、先端側の部分が基端側の部分に対して第1脚部41の方へ少し屈曲しており、この先端側の部分に、長孔62aが形成されている。そして、第1リンクバー61の先端部と第2リンクバー62の先端側の部分とは、長孔62aに係合するピン13Fを介して相対的に回転可能に、かつピン13Fの位置が長孔62aに沿って移動可能に連結されている。なお、ピン13Fは、長孔62aに対して基本的には摺動するように構成されているが、自身が回転することも許容されている。
スライドリング5は、図3に示すように、円環状に形成されたリング基部51と、リング基部51の周方向に所定角度(120度)をおいて配置された3つの軸支片52(1つのみを図示)と、リング基部51の周面の所定位置において径方向に突出するように形成された円筒状の係止レバー支持部53と、係止レバー支持部53により支持される係止レバー54と、を備えて構成される。係止レバー54は、係止レバー支持部53内に挿通される円柱状のピン部54aと、ピン部54aの基端部においてピン部54aの軸方向に対して垂直に配されたレバー部54bとを有してなる。係止レバー54のピン部54aは、係止レバー支持部53内において当該ピン部54aと係止レバー支持部53との間に配置されたコイルバネ等の付勢手段(図示略)によって、係止レバー支持部53内に進入する方向に付勢されており、後述する、スタンド基部2に形成された係止孔21a〜21dの位置にスライドリング5を移動させると、上記付勢手段による付勢力によって、ピン部54aの先端部が係止孔21a〜21d内に進入するように構成されている。
スライドリング5は、リング基部51内に挿通されるスタンド基部2の軸方向(図中上下方向)に移動し得るように、スタンド基部2に装着される。スタンド基部2の周面の所定位置には、複数(本実施形態では4個)の係止孔21a〜21dが形成されており、スライドリング5を係止孔21a〜21dのいずれかの位置に移動させ、係止レバー54のピン部54aの先端部を係止孔21a〜21d内に進入させることにより、スライドリング5をその位置において係止(固定)し得るように構成されている。
本実施形態の折りたたみ式三脚1においては、スタンド基部2と、脚支持部3を介してスタンド基部2に軸支された各脚部4(第1脚部41および第2脚部42)と、スタンド基部2の軸方向に移動可能なスライドリング5と、各脚部4とスライドリング5とを連結する連結リンク杆6(第1リンクバー61および第2リンクバー62)とによりリンク機構が構成されており、スタンド基部2の軸方向に沿ってスライドリング5を移動させることにより、各脚部4が、スライドリング5の移動に従って、閉脚位置と開脚位置との間を変位するようになっている。以下、この折りたたみ式三脚1による作用(脚部4の開閉動作)について説明する。
〈折りたたみ式三脚の脚部の開閉動作〉
図2は、折りたたみ式三脚1の各脚部4が閉脚位置にあるときの状態(各脚部4が折りたたまれて折りたたみ式三脚1が最もコンパクトになる状態)を示している。このとき、スライドリング5は、スタンド基部2の上端部に位置し、各脚部4の第1脚部41は、スタンド基部2の中心軸Cと略平行となる(厳密には、第1脚部41の先端側が僅かにスタンド基部2の径方向外側に傾く)姿勢をとる。また、第2脚部42は、第1脚部41に対し略平行となる(厳密には、第2脚部42の先端側が僅かに第1脚部41よりも外側に開く)ように屈曲して第1脚部41の内側に収納される姿勢をとる。
さらに、このとき、各連結リンク杆6の第1リンクバー61は、スタンド基部2に対する脚部4(第1脚部41および第2脚部42)の位置よりもスタンド基部2に近い位置において、スタンド基部2の中心軸Cと略平行となる(厳密には、第1リンクバー61の先端側が僅かにスタンド基部2の径方向外側に傾く)姿勢をとる。また、第2リンクバー62は、その基端側の部分が、第1脚部41と重なる第2脚部42の内側に収納されるとともに、その先端側の部分が、第1脚部41の孔部41bを通って、第1脚部41および第2脚部42の内側からスタンド基部2が位置する側へと延出する姿勢をとる。また、第1リンクバー61と第2リンクバー62との連結点(ピン13F)は、第2リンクバー62の長孔62a内の先端部に位置する。
なお、スライドリング5をスタンド基部2の上端部に位置させた際に、係止レバー54のピン部54aの先端部を係止孔21a内に進入させることにより、各脚部4を図2に示す閉脚位置に保持することができる。この状態は、折りたたみ式三脚1を収納、運搬するときの標準状態となる。
図2に示す状態から、係止レバー54を操作して、そのピン部54aの先端部を係止孔21aから退出させ、さらに、スライドリング5をスタンド基部2の下端側に移動させることにより、各脚部4を、図3、4、5に示すように、徐々に開脚・伸展させながら、図6に示す開脚位置まで変位させることができる。その際、第1脚部41、第2脚部42、第1リンクバー61および第2リンクバー62は概ね次のように動作する。
すなわち、第1リンクバー61は、スライドリング5の下方への移動に従って、スライドリング5との軸支点(ピン13C)を下方に移動させつつ、この軸支点を中心として、徐々にスタンド基部2に対する揺動角度を増大させていく。そして、この第1リンクバー61の変位に応じて第1脚部41は、スタンド基部2との軸支点(ピン13A)を中心として、徐々にスタンド基部2に対する揺動角度を増大させスタンド基部2に対し開脚していく。また、第2リンクバー62は、スライドリング5に従動する第1リンクバー61および第1脚部41の変位に応じて、第1脚部41に対する相対位置および第1リンクバー61に対する揺動角度を変えながら徐々に変位する。
すなわち、図2に示す状態では、第1脚部41の孔部41bを通って、第1脚部41の内側からスタンド基部2が位置する側へと延出していた第2リンクバー62の先端部は、図3に示す状態に移る間に、孔部41bを通って、第1脚部41を挟んでスタンド基部2が位置する側とは反対側に移動する(この間に、第1リンクバー61の先端側の部分も同様に移動する)。また、スタンド基部2に対する第1リンクバー61および第1脚部41の揺動角度の増大に応じて、第1リンクバー61に対する第2リンクバー62の揺動角度が増大する。
さらに、第2脚部42は、第1リンクバー61、第1脚部41および第2リンクバー62の変位に応じて、第1脚部41との軸支点(ピン13B)を中心に、第1脚部41に対する揺動角度を変えながら、第1脚部41に対し平行に屈曲した状態(図2参照)から、第1脚部41に対し平行に伸展した状態(図6参照)まで変位する。
なお、スライドリング5、第1脚部41、第2脚部42、第1リンクバー61および第2リンクバー62が上述のように変位する際に、第1リンクバー61と第2リンクバー62との連結点(ピン13F)は、第2リンクバー62の長孔62a内を移動し、この移動に応じて、第2リンクバー62の、第1リンクバー61との連結点(ピン13F)から、第2脚部62との連結点(ピン13E)までの距離(以下、適宜「第2リンクバー62の有効長」と称する)が変化する。
すなわち、第1リンクバー61と第2リンクバー62との連結点(ピン13F)は、図2に示す状態から図3に示す状態を経て図4に示す状態に至るまでは、長孔62aの先端側から基端側へと移動し、この間、第2リンクバー62の有効長は徐々に短くなる。また、上記連結点(ピン13F)は、図4に示す状態から図5に示す状態を経て図6に示す状態に至るまでは、長孔62aの基端端側から先端側の方へと若干移動し、この間、第2リンクバー62の有効長は徐々に長くなる。
また、このように第2リンクバー62の有効長が変化することにより、図2に示す状態から図6に示す状態に至るまで第1脚部41および第2脚部42をスムーズに変位させることが可能となるとともに、スタンド基部2に対する第1リンクバー61の揺動角度範囲に比して、スタンド基部2に対する第1脚部41の揺動角度範囲および第1脚部41に対する第2脚部42の揺動角度範囲を大きくすることが可能となっている。
スライドリング5を、図6に実線で示す位置、すなわち、スライドリング5の係止レバー支持部53がスタンド基部2の下から3番目の係止孔21bと対向する位置に移動させると、各脚部4は、スタンド基部2に対する第1脚部41の揺動角度(開き角度)が90度を超える状態となるとともに、第1脚部41に対する第2脚部42の揺動角度が180度となって、第2脚部42が第1脚部41に対し平行に伸展する状態となる(この状態の第1脚部41および第2脚部42の位置を「第1開脚位置」と称する)。このとき、第2脚部42は第1脚部41の揺動規制部41dに当接し、これにより、第1脚部41に対しそれ以上揺動することが規制される。
スライドリング5を、さらに、係止レバー支持部53がスタンド基部2の下から2番目の係止孔21cと対向する位置に移動させると、各脚部4は、第1脚部41に対する第2脚部42の揺動角度が180度となる状態を維持したまま、スタンド基部2に対する第1脚部41の揺動角度が、上記第1開脚位置のときよりも大きくなる状態(図6において2点鎖線により概略位置を示す)に変位する(この状態の第1脚部41および第2脚部42の位置を「第2開脚位置」と称する)。このとき、第1リンクバー61と第2リンクバー62との連結点(ピン13F)は、上記第1開脚位置のときよりも長孔62aの基端側に移動し、これに伴い、第2リンクバー62が、上記第1開脚位置のときよりも第1脚部41に近づく位置に変位する。
スライドリング5を、さらに、係止レバー支持部53がスタンド基部2の一番下の係止孔21dと対向する位置に移動させると、各脚部4は、第1脚部41に対する第2脚部42の揺動角度が180度となる状態を維持したまま、スタンド基部2に対する第1脚部41の揺動角度が、上記第2開脚位置のときよりも大きくなる状態(図6において2点鎖線により概略位置を示す)に変位する(この状態の第1脚部41および第2脚部42の位置を「第3開脚位置」と称する)。このとき、第1リンクバー61と第2リンクバー62との連結点(ピン13F)は、上記第2開脚位置のときよりもさらに長孔62aの基端側に移動し、これに伴い、第2リンクバー62が、上記第2開脚位置のときよりも第1脚部41に近づく位置に変位する。
なお、各脚部4を上述の第1開脚位置乃至第3開脚位置のいずれかに変位させた際に、スライドリング5における係止レバー54のピン部54aの先端部を係止孔21b〜21d内に進入させることにより、各脚部4を第1開脚位置乃至第3開脚位置のいずれかに保持することができる。この状態は、折りたたみ式三脚1を設置し、上述のバルーン照明機7を支持するときの標準状態となる(第1開脚位置乃至第3開脚位置は、設置面の状況やバルーン照明機7の設置高さ等に応じて適宜選択することが可能)。
各脚部4を第1開脚位置乃至第3開脚位置のいずれかから閉脚位置に変位させる場合は、係止レバー54によるスライドリング5のスタンド基部2への係止を解除して、スライドリング5をスタンド基部2の上端部へ移動させればよい。その際の各脚部4および各連結リンク杆6の動作は上述の開脚時の説明から明らかであるので、詳細説明は省略する。
以上のような構成の折りたたみ式三脚1によれば、各脚部4を、閉脚位置から開脚位置までスムーズに変位させることができるので、各脚部4を、容易かつ短時間で折りたたみ、伸展させることができる。また、第1脚部41および第2脚部42の揺動角度範囲を大きくとることができるので、閉脚位置においては、各脚部4をコンパクトに折りたたむことが可能となるとともに、開脚位置においては、各脚部4をスタンド基部2に対して大きく伸展させることが可能となる。このため、この折りたたみ式三脚1は、設置時および収納時における作業性に優れるとともに、持ち運びもし易く、かつバルーン照明機7を安定して支持することが可能である。
なお、上述の実施形態においては、本発明の折りたたみ脚付き支持体を、3本の脚部4を有する折りたたみ式三脚1として構成しているが、折りたたみ脚の数は2以上であれば任意に設定し得る。例えば、2本の折りたたみ脚を有し、支柱部の下端部を固定式の第3の脚として利用する態様が挙げられる(使用時は、2本の折りたたみ脚を開脚・伸展し、支柱部を鉛直方向に対し少し傾けた状態で設置する)。
また、上述の実施形態では、各脚部4が第1脚部41と第2脚部42とにより構成されているが、第2脚部42の先端部に第2脚部42の揺動方向とは逆向きに揺動する第3脚部を設けるとともに、この第3脚部と第2脚部42とを別のリンクバーにより連結し、スライドリング5の動作に応じて、第1乃至第3脚部が連動して開閉するように構成してもよい。
また、上述の実施形態では、第2リンクバー62に長孔62aを形成し、第1リンクバー61と第2リンクバー62との連結点(ピン13F)が第2リンクバー62の長さ方向に移動し得るように構成しているが、第1リンクバー61に長孔を形成し、第1リンクバー61と第2リンクバー62との連結点が第1リンクバー61の長さ方向に移動し得るように構成してもよい。
また、上述の実施形態では、第2脚部42の揺動を規制する揺動規制部41dが第1脚部41に設けられているが、揺動規制部を第2脚部42に設けることや、第1脚部41と第2脚部42の両方に設けることも可能である。
また、本発明の折りたたみ脚付き支持体は、バルーン照明機以外の種々の物体を支持する支持体として構成することができる。例えば、バルーン照明機以外の照明機、案内板や交通標識、カメラや測量機等の光学機器を支持するように構成したり、自転車を整備する際のバイクスタンドとして構成したりすることが挙げられる。
また、上述した実施形態や変更態様における各構成および従来の技術として述べた各構成は、適宜組み合わせて用いることが可能である。
1 折りたたみ式三脚(折りたたみ脚付き支持体)
2 スタンド基部
4(4A,4B,4C) 脚部
5 スライドリング
6(6A,6B,6C) 連結リンク杆
7 バルーン照明機
13A〜13F ピン
41 第1脚部
41d 揺動規制部
42 第2脚部
61 第1リンクバー
62 第2リンクバー
62a 長孔

Claims (6)

  1. 支柱部と、
    前記支柱部に開閉可能に設けられた複数の脚部と、
    前記支柱部の軸方向に沿って移動可能に設けられた移動部と、
    前記移動部と各々の前記脚部とを連結する複数の連結杆部と、を備え、
    各々の前記脚部は、
    長さ方向の一端部が前記支柱部に軸支され、前記支柱部の中心軸を含む平面に沿って前記支柱部に対し揺動可能な第1脚部と、
    長さ方向の一端部が前記第1脚部の他端部に軸支され、前記平面に沿って前記第1脚部の揺動方向とは逆向きに前記第1脚部に対し揺動可能な第2脚部と、を有し、
    前記支柱部と、前記移動部と、前記連結杆部と、各々の前記脚部における前記第1脚部および前記第2脚部とによりリンク機構を構成し、前記支柱部に沿って前記移動部を移動させることにより、前記複数の脚部が、前記移動部の移動に従って、閉脚位置と開脚位置との間を変位するように構成したことを特徴とする折りたたみ脚付き支持体。
  2. 各々の前記連結杆部は、
    長さ方向の一端部が前記移動部に軸支され、長さ方向の中間部が前記第1脚部における前記第2脚部との軸支点から所定長離れた位置に軸支された、前記平面に沿って変位可能な第1連結杆部と、
    長さ方向の一端部が前記第2脚部における前記第1脚部との軸支点から所定長離れた位置に軸支された、前記平面に沿って変位可能な第2連結杆部と、を有し、
    前記第1連結杆部の長さ方向の他端部と前記第2連結杆部の長さ方向の他端部とが、相対的に回転可能に連結されてなる、ことを特徴とする請求項1に記載の折りたたみ脚付き支持体。
  3. 各々の前記脚部が前記閉脚位置と前記開脚位置との間を変位する際に、前記第1連結杆部の前記他端部と前記第2連結杆部の前記他端部との連結点の位置が、前記第1連結杆部の長さ方向および前記第2連結杆部の長さ方向のいずれかの方向に沿ってスライド移動可能に構成されていることを特徴とする請求項2に記載の折りたたみ脚付き支持体。
  4. 各々の前記脚部が開脚する際に、前記第2脚部が前記第1脚部に対し平行に伸展するときの揺動角度を超えて前記第1脚部に対し揺動することを規制する揺動規制部が、前記第1脚部および前記第2脚部の少なくとも一方に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の折りたたみ脚付き支持体。
  5. 前記閉脚位置は、前記第1脚部が前記支柱部の中心軸に対し平行となり、かつ前記第2脚部が前記第1脚部に対し平行に屈曲する位置であり、
    前記開脚位置は、前記第1脚部が前記支柱部の中心軸に対し所定の角度をなして開き、かつ前記第2脚部が前記第1脚部に対し平行に伸展する位置である、ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の折りたたみ脚付き支持体。
  6. 各々の前記脚部が前記閉脚位置に変位したときに、前記第1脚部および前記第2脚部の一方の内側に他方が収納されるように構成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の折りたたみ脚付き支持体。
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