JP3741940B2 - コネクタ支持機構 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、コネクタ支持機構に関し、さらに詳しくは、コネクタを被取付け部に簡単に装着することができるコネクタ支持機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、一対のカムレバーが回動自在に取り付けられた一方のコネクタを、インパネの被取付部であるパネルに前記カムレバーを仮係止させるようにして前記インパネに取り付け、その一方のコネクタに他方のコネクタを嵌合させて合体させるようにしたレバー付コネクタが提案されている。
【0003】
カムレバー付のコネクタをインパネのパネルに仮係止させるには、例えば図7及び図8に示すような構成が採られている。例えば、図7に示すように、コネクタ本体101に支持軸102を介して一対のカムレバー103、103を回動自在に取り付けた一方のコネクタ104を用い、インパネ105には、カムレバー103、103を臨ませる長孔形状としたレバー挿入孔107とカムレバー103、103に設けられた前係当突起108と後係当突起109を挿入させる切欠き部110、111をパネル106に形成したものを用いる。
【0004】
一方のコネクタ104をパネル106に仮係止させるには、前係当突起108と後係当突起109をそれぞれに対応する切欠き部110、111に臨ませ、これら前係当突起108と後係当突起109の隙間に前記パネル106を挟み込むようにして、コネクタ104を図8に示すように矢印A方向にスライドさせる。そして、切欠き部110、111の無い位置までコネクタ104をスライドさせておき、このコネクタ104と嵌合する他方のコネクタの合体を待つ。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した構成では、図8に示すように、コネクタ104をパネル106に対してスライドさせる必要があるため、コネクタ104の取り付け作業性が悪い。また、インパネ105に複数のレバー挿入孔107や切欠き部110、111が形成されてパネル106自体が細長い桟形状となるために、インパネ105の強度が低下する。
【0006】
そこで本発明は、コネクタの組付け性の向上並びにコネクタを装着する被取付部の機械的強度の向上を実現するコネクタ支持機構の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、第1コネクタ本体に対して回動自在に取り付けられた一対の係合用レバーを被取付け部のパネルに取り付けた第1コネクタに、この第1コネクタと嵌合する第2コネクタを組み付けて、前記第1コネクタと前記第2コネクタを電気的に接続するコネクタ支持機構であって、前記係合用レバーに切欠部を形成すると共に、前記パネルに前記係合用レバーを挿入させるレバー挿入孔と、このレバー挿入孔に連接し該レバー挿入孔の開口幅よりも狭いレバースライド孔を設け、前記係合用レバーを前記レバー挿入孔に挿入した後、前記切欠部に前記レバー挿入孔と前記レバースライド孔の連接部分における前記パネルのガイド部を挿入させて、前記ガイド部をガイドとして前記係合用レバーを前記レバースライド孔方向へとスライドさせることにより、前記第1コネクタを前記被取付け部に組み付けたことを特徴とする。
【0008】
請求項1記載の発明によれば、係合用レバーに形成した切欠部に、パネルに形成したレバー挿入孔とレバースライド孔の連接部分における該パネルのガイド部を挿入させて、該ガイド部をガイドとして前記係合用レバーをレバースライド孔方向へスライドさせることの簡単な操作で、第1コネクタを被取付け部に組み付けることができる。
【0009】
また、係合用レバーには、レバー挿入孔とレバースライド孔の連接部におけるパネルのガイド部を挿入させる切欠部を形成したことから、この切欠部にパネルの一部であるガイド部が入り込むことで、パネルに開設される孔部分の占める割合が少なくて済み、当該パネル自体の強度を確保することができる。
【0010】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のコネクタ支持機構であって、前記係合用レバーに、前記切欠部を挟んで前係当突起と後係当突起が設けられ、これら前係当突起と後係当突起とで、前記ガイド部を把持したことを特徴とする。
【0011】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、係合用レバーに形成した切欠部を挟んで前係当突起と後係当突起とを設けたことから、切欠部に入り込んだガイド部に対して前記前係当突起と後係当突起とを係止させることができる。
【0012】
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2の何れかに記載のコネクタ支持機構において、第1コネクタを自重でスライドさせたことを特徴とする。
【0013】
請求項3記載の発明によれば、自重によって第1コネクタをスライドさせることができるため、作業者がわざわざ手作業で第1コネクタをスライド操作させる必要がなく、簡単に第1コネクタを被取付部に取り付けることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るコネクタ支持機構の詳細を図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0015】
<コネクタ支持機構の構成>
図1〜図6は、本発明に係るコネクタ支持機構の実施形態を示している。本実施形態のコネクタ支持機構は、図1に示すように、例えば自動車のインパネである被取付け部20と、この被取付け部20に取り付けられる第1コネクタ30と、第1コネクタ30に取り付けられる第2コネクタ50とから大略構成されている。
【0016】
まず、被取付け部20の構成について図2を用いて説明する。図2は被取付け部20の前面側の斜視図であり、第1コネクタ30を挿入する前の状態を示している。
【0017】
図2に示すように、被取付け部20は、略矩形状の前面パネル21と、前面パネル21に形成された矩形状の開口部21Aより所定距離を置いて後方に設けられた背面パネル22とを有する。背面パネル22には、後述する係合用レバー32、32を挿入させるレバー挿入孔23と、このレバー挿入孔23に連接し該レバー挿入孔23の開口幅よりも狭いレバースライド孔60とが形成されている。
【0018】
レバー挿入孔23は、第1コネクタ本体31に対して仮止め状態にある係合用レバー32、32(図2の示す状態)を、コネクタ挿入側から背面パネル22の裏面側へと挿入させるに足る大きさの開口として形成されている。本実施形態では、前記レバー挿入孔23は、図2に示すように、長方形状をなす開口として形成されている。レバースライド孔60は、上記レバー挿入孔23に連接して形成されており、前記レバー挿入孔23の開口幅よりも狭い矩形孔とされている。これらレバー挿入孔23とレバースライド孔60は、背面パネル22の略中央に形成され、平面形状が略T字状とされている。
【0019】
そして、上記レバー挿入孔23とレバースライド孔60の連接部分であるパネル部は、後述する係合用レバー32、32をレバースライド孔60方向へとスライドさせるときのガイドとして機能するガイド部61とされている。また、前面パネル21の長手方向には、後方へ向けて互いに平行をなすように延在された下補強パネル24と上補強パネル25が形成され、前面パネル21の短編方向には、第1横補強パネル26と第2横補強パネル27が同様に後方に向けて互いに平行をなすように延在して形成されている。
【0020】
次に、第1コネクタ30の構成を図1〜図3を用いて説明する。第1コネクタ30は、略直方体形状の第1コネクタ本体31と、この第1コネクタ本体31にそれぞれ枢支された一対の係合用レバー32、32とから大略構成されている。なお、この第1コネクタ30は、上記した被取付け部20に対して、係合用レバー32、32が突出する後端面側から挿入嵌合するようになっている。
【0021】
図3は第1コネクタ本体31に係合用レバー32、32を装着していない状態を示している。図3(b)に示すように、第1コネクタ本体31は、雌端子金具33がそれぞれ収納される複数の端子収容室34を有している。これら雌端子金具33は、第1コネクタ本体31の前端側で後述する第2コネクタ50側の雄端子金具51と電気的に接続されるようになっている。
【0022】
第1コネクタ本体31の前端の上面両側には、上方へ突出する案内用突部35、35が形成されている。また、第1コネクタ本体31の前端の上下面のそれぞれには、左右に所定間隔を置いて案内用突堤部36、36が形成されている。さらに、第1コネクタ本体31の上下面のそれぞれ後縁部中央には、上記した係合用レバー32、32の逆回り動作を規制するとともに、第2コネクタ50の前端を係当させるための、突起状のストッパ37が形成されている。
【0023】
また、第1コネクタ本体31の上下面それぞれの後縁部近傍には、上記した係合用レバー32、32をそれぞれ枢支するための、枢支軸38、38が所定間隔を置いて左右に配置・突設されている。さらに、第1コネクタ本体31の上下面それぞれに突設された枢支軸38、38同士の内側には、それぞれ枢支軸38、38に枢支される係合用レバー32、32を仮止めするための仮止め用突起39、39が所定間隔を置いて突設されている。
【0024】
係合用レバー32は、図1に示すように、同一形状の2枚のレバープレート部32A、32Aと、これらレバープレート部32A、32Aを連結する連結プレート部32Bと、この連結プレート部32Bの上に設けられる突起保持片部32Cとからなる。それぞれの係合用レバー32は、図1に示すように、第1コネクタ本体31の上下面に形成された枢支軸38、38にレバープレート部32A、32Aが枢支されて回動可能となっている。
【0025】
上記突起保持片部32Cの両側面には、外方へ突出する後係当突起40がそれぞれ突設されている。この後係当突起40の前面側(枢支軸38が嵌合する軸孔側)には、側面よりスリット40Bが切り込まれるように形成されたことにより、前後方向(パネル圧接方向)に反発力をもってわずかに前後移動が可能な圧接用係当部40Aが形成されている。圧接用係当部40Aは、第1コネクタ30を被取付け部20に取り付けた際に、背面パネル22を圧接するようになっている。
【0026】
また、レバープレート部32A、32Aにおける圧接用係当部40Aと枢支軸38とを結ぶ線の一方の側方領域には、後係当突起40とによってガイド部61を挟み込む前係当突起42が突設されている。この前係当突起42の高さ寸法は、後係当突起40の高さ寸法と略同一に設定されている。そして、この前係当突起42の後面は、第1コネクタ30を被取付け部20に取り付けた際に、背面パネル22に係当するようになっている。
【0027】
さらに、レバープレート部32Aにおける後係当突起40と枢支軸38とを結ぶ線の他方の側方領域でかつ枢支軸38を中心として後係当突起40と略直角をなす位置には、レバープレート部32Aの周縁より枢支軸38へ向けて切り欠かれた形状の仮止め用切欠き部43が形成されている。
【0028】
この仮止め用切欠き部43には、第1コネクタ本体31の上下面に突設された仮止め用突起39が臨んで係合するようになっている。また、この仮止め用切欠き部43より自由端へわずかに近い周縁部には、枢支軸38から離れる方向へわずかに延在されたストッパ係当部44が形成されている。
【0029】
図1および図2は、仮止め用突起39が仮止め用切欠き部43に係合された状態、すなわち係合用レバー32が回転不可能とされた仮止め状態を示している。この係合用レバー32の仮止め状態では、第1コネクタ本体31の上下面にそれぞれ形成されたストッパ37にそれぞれの係合用レバー32のストッパ係当部44が係当している。
【0030】
このため、一対の係合用レバー32、32同士が接近する方向へそれぞれの係合用レバー32が回動するのを上記ストッパ37で阻止される。また、係合用レバー32、32が第1コネクタ本体31に仮止め状態にあるときは、係合用レバー32、32が、背面パネル22に形成されたレバー挿入孔23に挿入できるようになっている。
【0031】
また、仮止め用切欠き部43の枢支軸38側の端部には、レバープレート部32Aより突出するレバー回動用突起45が突設されている。このレバー回動用突起45は、第2コネクタ50の端部が当接して当該第2コネクタ50の押圧力により係合用レバー32を回動させる作用を有する。さらに、レバープレート部32Aにおける枢支軸38を中心として自由端と反対側に位置する端部には、第2コネクタ50の中に案内されて第2コネクタ50の抜け止めとして機能する係合突起46が突設されている。
【0032】
そして、上記構成の係合用レバー32には、図1に示すように、切欠部62が形成されている。この切欠部62は、連結プレート部32Bと突起保持片部32C間に形成されており、背面パネル22がこの切欠部62に挿入されたときに若干の隙間が開く程度の切り欠き幅とされている。
【0033】
次に、第2コネクタ50の構成を説明する。第2コネクタ50は、図1に示すように、略角筒形状であり、第1コネクタ30を内部に挿入することにより、第1コネクタ30内に配置された雌端子金具33と結合する、雄端子金具51を複数有している。また、第2コネクタ50の上部内壁面の両側には、第1コネクタ本体31に形成された案内用突部35に対応する案内用溝部52が形成されている。また、これら上下内壁面のそれぞれには、第1コネクタ30側の係合突起46が係合する係合受け部53が左右に配置・形成されている。
【0034】
そして、これら係合受け部53の外側には、係合突起46を導入する係合用溝部54が形成されている。この係合用溝部54から導入される係合突起46は、係合受け部53の周面に沿って移動して、係合受け部53に形成された突起係合部53Aに係当する動作を行う。
【0035】
<コネクタの合体動作>
次に、本実施形態の被取付け部20、第1コネクタ30、第2コネクタ50の組み付け操作方法、ならびに作用・動作について、図1、図2および図4〜図6を用いて説明する。
【0036】
まず、図2および図4に示すように、第1コネクタ30の係合用レバー32、32を前記したように、仮止めした状態で被取付け部20へ挿入する。第1コネクタ30における係合用レバー32の仮止め状態とは、上記したように、それぞれの係合用レバー32のレバープレート部32Aに形成された仮止め用切欠き部43内に、第1コネクタ本体31の上下面に突設された仮止め用突起39が臨んで係合されている状態である。
【0037】
第1コネクタ30を被取付け部20へ挿入するには、係合用レバー32、32が仮止めされた状態の第1コネクタ30を、図2に示すように、被取付け部20の背面パネル22に形成されたレバー挿入孔23に挿入する。そして、係合用レバー32、32の先端側を背面パネル22の裏面側へ臨ませた後、前記ガイド部61、61と係合用レバー32、32に形成された切欠部62、62とを相対向させる。
【0038】
なお、係合用レバー32、32が仮止め状態でない場合(仮止めが外れてしまった場合など)には、係合用レバー32、32の先端側部がレバー挿入孔23の開口周縁部にぶつかって当該レバー挿入孔23を通過できない。このため、第1コネクタ30が被取付け部20における適正でない箇所に装着されることを防止できる。
【0039】
次に、前記切欠部62、62に入り込むガイド部61、61をガイドとして、第1コネクタ30をレバースライド孔60方向(図2中下方)へとスライドさせる。すると、第1コネクタ30は、その自重によって前記ガイド部61、61をガイドとして案内され、下方へ落とし込まれる。このように、自重によって第1コネクタ30をスライドさせることができるため、作業者がわざわざ手作業で第1コネクタ30をスライドさせる必要がない。そして、第1コネクタ30が下方に落とし込まれると、図4に示すように、前記ガイド部61、61がそれぞれの係合用レバー32、32に形成された圧接用係当部40Aと前係当突起42とによって挟み込まれる。このとき、圧接用係当部40Aとガイド部61との間には、多少の隙間が設けられる。
【0040】
次に、図4に示すように、第2コネクタ50を第1コネクタ30に向けて近づけ、第1コネクタ本体31の前端上面両側に形成された案内用突部35(図1参照)が、第2コネクタ50の上部内壁面両側に形成された案内用溝部52に嵌まるように、第2コネクタ50を第1コネクタ30に嵌合させる。このとき、係合用レバー32の前端部に形成された係合突起46は、第2コネクタ50の上下内壁面に形成された係合用溝部54内に入り込む。
【0041】
その後、図5に示すように、第2コネクタ50をさらに第1コネクタ30と嵌合するように前記仮止め状態を解除し得る力で押し込むと、第2コネクタ50の係合受け部53の端面53bが、係合用レバー32のレバー回動用突起45を後方へ押すため、一対の係合用レバー32、32は互いの後係当突起40同士が離れる方向へ回転駆動される。
【0042】
このため、レバープレート部32Aに形成された仮止め用切欠き部43から上記仮止め用突起39が外れる。これによって、係合用レバー32は、第1コネクタ本体31に対してその仮止め状態が解除される。そしてさらに、第2コネクタ50を第1コネクタ30側へ押し込むと、図5に示すように、後係当突起40同士が離れる方向に係合用レバー32、32が回動すると共にガイド部61を前係当突起42と後係当突起40とで挟持する。これで、第1コネクタ30は被取付け部20に固定されることになる。このとき、切欠部62、62の大きさは充分に確保してあることから、係合用レバー32、32がガイド部61に接触することなく回動する。
【0043】
そして、図6に示すように、第2コネクタ50の端面が、第1コネクタ本体31に形成されたストッパ37に係当するまで押し込むことにより、第2コネクタ50は第1コネクタ30に完全に接続された状態となる。このとき、第1コネクタ30の係合用レバー32の前端に形成された係合突起46は、係合受け部53の裏側を回り込むように回動して、図1に示す突起係合部53Aの後ろに位置し、第2コネクタ50の抜け止め機能を果たす。以上の操作により、被取付け部20へ第1コネクタ30および第2コネクタ50を接続した状態での装着が終了する。
【0044】
本実施形態おいては、後係当突起40の圧接用係当部40Aは、係合用レバー32が回動されたことにより、図6に示すように、背面パネル22のガイド部61に反発力を持って当接する。この結果、後係当突起40と前係当突起42とでパネルを強固に挟持することが可能となり、第1コネクタ30にたつきなどが発生するのを防止することができる。
【0045】
以上、実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明構成の要旨に付随する各種の設計変更が可能である。
【0046】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、請求項1記載の発明によれば、係合用レバーに形成した切欠部に、パネルに形成したレバー挿入孔とレバースライド孔の連接部分における該パネルのガイド部を挿入させて、該ガイド部をガイドとして前記係合用レバーをレバースライド孔方向へスライドさせることの簡単な操作で、誰にでも簡単に第1コネクタを被取付け部に組み付けることができる。
【0047】
また、係合用レバーには、レバー挿入孔とレバースライド孔の連接部におけるパネルのガイド部を挿入させる切欠部を形成したことから、この切欠部にパネルの一部であるガイド部が入り込むことで、パネルに開設される孔部分の占める割合が少なくて済み、当該パネル自体の強度を充分に確保することができる。
【0048】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、係合用レバーに形成した切欠部を挟んで前係当突起と後係当突起とを設けたことから、切欠部に入り込んだガイド部に対して前記前係当突起と後係当突起とを係止させることができる。
【0049】
請求項3記載の発明によれば、自重によって第1コネクタをスライドさせることができるため、作業者がわざわざ手作業で第1コネクタをスライド操作させる必要がなく、簡単に第1コネクタを被取付部に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコネクタ支持機構の実施形態を示す斜視図である。
【図2】実施形態における第1コネクタを被取付け部へ組み付ける状態を示す斜視図である。
【図3】(a)は実施形態における第1コネクタ本体の平面図、(b)は同正面図である。
【図4】実施形態における、被取付け部に仮止めされた第1コネクタへ第2コネクタを取付ける状態を示す断面図である。
【図5】実施形態における、第1コネクタへ第2コネクタを取付けた中間状態を示す断面図である。
【図6】実施形態における、第1コネクタへ第2コネクタを完全に取付けた状態を示す断面図である。
【図7】従来のコネクタ支持機構を示すもので、コネクタをインパネに取り付ける前の状態を示す斜視図である。
【図8】従来のコネクタ支持機構を示すもので、コネクタをインパネに取り付ける途中の状態を示す断面図である。
【符号の説明】
20 被取付け部
23 レバー挿入孔
30 第1コネクタ
31 第1コネクタ本体
32 係合用レバー
38 枢支軸
39 仮止め用突起
40 後係当突起
42 前係当突起
43 仮止め用切欠き部
60 レバースライド孔
61 ガイド部
62 切欠部

Claims (3)

  1. 第1コネクタ本体に対して回動自在に取り付けられた一対の係合用レバーを被取付け部のパネルに取り付けた第1コネクタに、この第1コネクタと嵌合する第2コネクタを組み付けて、前記第1コネクタと前記第2コネクタを電気的に接続するコネクタ支持機構であって、
    前記係合用レバーに切欠部を形成すると共に、前記パネルに前記係合用レバーを挿入させるレバー挿入孔と、このレバー挿入孔に連接し該レバー挿入孔の開口幅よりも狭いレバースライド孔を設け、
    前記係合用レバーを前記レバー挿入孔に挿入した後、前記切欠部に前記レバー挿入孔と前記レバースライド孔の連接部分における前記パネルのガイド部を挿入させて、前記ガイド部をガイドとして前記係合用レバーを前記レバースライド孔方向へとスライドさせることにより、前記第1コネクタを前記被取付け部に組み付けた
    ことを特徴とするコネクタ支持機構。
  2. 請求項1記載のコネクタ支持機構において、
    前記係合用レバーに、前記切欠部を挟んで前係当突起と後係当突起が設けられ、これら前係当突起と後係当突起とで、前記ガイド部を把持したことを特徴とするコネクタ支持機構。
  3. 請求項1又は請求項2の何れかに記載のコネクタ支持機構において、
    前記第1コネクタを自重でスライドさせたことを特徴とするコネクタ支持機構。
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