JP3741873B2 - Ramの診断装置 - Google Patents

Ramの診断装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3741873B2
JP3741873B2 JP24222198A JP24222198A JP3741873B2 JP 3741873 B2 JP3741873 B2 JP 3741873B2 JP 24222198 A JP24222198 A JP 24222198A JP 24222198 A JP24222198 A JP 24222198A JP 3741873 B2 JP3741873 B2 JP 3741873B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ram
diagnosis
flag
address
failure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP24222198A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000076142A (ja
Inventor
憲一 町田
達司 大久保
正浩 入山
健一 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Nissan Motor Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP24222198A priority Critical patent/JP3741873B2/ja
Priority to US09/384,403 priority patent/US6490697B1/en
Priority to DE19940871A priority patent/DE19940871A1/de
Publication of JP2000076142A publication Critical patent/JP2000076142A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3741873B2 publication Critical patent/JP3741873B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車用エンジンなどにおいて各種電子制御機器の制御用マイコンに使用されるRAMの診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、自動車用エンジンの制御装置においては、制御用マイコンのCPUの自己診断の他、CPUによるROM、RAM等の診断を行っている。
RAM診断は、所定診断タイミング毎に、例えば4バイト分ずつの診断対象RAMに対し、リード・ライトチェックを行い、故障(NG)を検出した場合に、診断結果を、フラグとして、RAMの所定のアドレスに書込んでいる。
【0003】
そして、この診断結果のフラグを読込んで、故障有りのフラグのときに、制御対象機器の電源OFF等のフェイルセーフ処理を行わせるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のRAMの診断装置にあっては、診断結果のフラグ自身が故障した場合、RAM診断で故障を検出しても、フェイルセーフ処理に移行できないという問題点があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、RAM診断で故障を検出した場合に、確実にフェイルセーフ処理に移行できるようにすることを目的とする。
【0005】
このため、請求項1に係る発明では、図1に示すように、RAMの全アドレスに対し診断を行うRAM診断手段と、RAM診断の診断結果をフラグとして、当該診断を行ったRAMの互いに異なる2つのアドレスに2重に書込む診断結果書込み手段と、2重に書込まれた診断結果のフラグを読込んで少なくとも一方が故障有りのフラグのときにフェイルセーフ処理を行わせるフェイルセーフ処理手段と、を設けて、RAMの診断装置を構成する。
【0006】
また、ビット線故障に対応するため、2重に持つフラグのビット割付けは別々にするのがよい。このため、前記診断結果書込み手段は、RAMの互いに異なる2つのアドレスで、互いに異なる位置のビットに2重に書込むことを特徴とする。
また、ワード線故障に対応するため、2重に持つフラグのアドレス割付けは所定間隔ずらして配置するのがよい。このため、前記診断結果書込み手段は、RAMの互いに異なる2つのアドレスで、かつワード線のアドレス間隔以外の間隔を有するアドレス、言い換えれば、RAMの互いに異なる2つのアドレスで、かつワード線が異なるアドレスに2重に書込むことを特徴とする。
【0007】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、RAM診断の診断結果を2重に持ち、2重に持った診断結果のORによってフェイルセーフ処理に移行するようにしたため、RAM診断で故障を検出した場合に、確実にフェイルセーフ処理に移行することができるという効果が得られる。
【0008】
また、診断結果をフラグとして、RAMの互いに異なる2つのアドレスであって、かつワード線が異なるアドレスの、互いに異なる位置のビットに2重に書込むため、ビット線故障に対応できると共に、ワード線故障にも対応できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の一実施形態について説明する。
図2は制御用マイコンのCPUにより実行されるRAM診断のフローチャートであり、例えば4バイト分ずつの診断対象RAMに対して行う診断内容を示している。本フローがRAM診断手段に相当する。
【0010】
ステップ1(図にはS1と記す。以下同様)では、診断対象RAMアドレスを参照する。尚、診断対象RAMアドレスは、1フロー毎に、4バイト分ずつの診断対象RAMに対して診断を行って、最終的にRAMの全アドレスに対して診断を行うように、別途設定される(初期設定後は、1フロー毎にインクリメントされる)。
【0011】
ステップ2では、診断対象RAMアドレスに基づく診断対象RAMのデータをバッファに退避する。
ステップ3では、診断対象RAMに例えばAAAAAAAAh(4バイトデータ)を格納する。
ステップ4では、診断対象RAMのデータをテンポラリ(CPU側の一時レジスタ)にコピーする。
【0012】
ステップ5では、テンポラリのデータをビット反転する。これにより、AAAAAAAAhの場合、55555555hとなる。
ステップ6では、診断対象RAMにテンポラリのデータを再格納する。
ステップ7では、診断対象RAMのデータとテンポラリのデータとの比較を行う。
【0013】
この比較の結果、相違があった場合に、RAM診断NGとして、ステップ8で、RAMの第1の所定アドレスにNGフラグ1(=1)をセットし、また、ステップ9で、RAMの第2の所定アドレスにNGフラグ2(=1)をセットする。
ステップ10では、診断対象RAMにバッファのデータを復帰する。
ステップ11では、診断対象RAMのデータとバッファのデータとの比較を行う。
【0014】
この比較の結果、相違があった場合に、RAM診断NGとして、ステップ12で、RAMの第1の所定アドレスにNGフラグ1(=1)をセットし、また、ステップ13で、RAMの第2の所定アドレスにNGフラグ2(=1)をセットする。
ここで、特にステップ8,9,12,13の部分が診断結果書込み手段に相当する。
【0015】
図3は制御用マイコンのCPUにより実行されるフェイルセーフ処理のフローチャートである。本フローがフェイルセーフ処理手段に相当する。
ステップ21では、RAMの第1の所定アドレスからNGフラグ1を読込む。
ステップ22では、RAMの第2の所定アドレスからNGフラグ2を読込む。
ステップ23では、NGフラグ1=1(故障有り)か否かを判定する。
【0016】
ステップ24では、NGフラグ2=1(故障有り)か否かを判定する。
これらの判定の結果、NGフラグ1及びNGフラグ2の少なくとも一方が1(故障有りのフラグ)のときに、ステップ25へ進んで、フェイルセーフ処理を行わせる。
フェイルセーフ処理としては、制御対象機器の電源OFF等を行う。例えば、自動車用エンジンの制御装置で、電制スロットル弁を制御している場合は、電制スロットル弁のモータに対する電源回路のリレーをOFFにする。リレーOFFにより、電制スロットル弁はリターンスプリングの作用で、比較的低開度側のフェイルセーフ開度に固定され、エンジン出力が規制されるものの、最低限のリンプホーム運転が可能となる。
【0017】
以上のように、RAM診断の診断結果をフラグとしてRAMの互いに異なる2つのアドレス(第1及び第2の所定アドレス)に2重に書込むようにし、2重に書込まれた診断結果のフラグを読込んで、少なくとも一方が故障有りのフラグのときにフェイルセーフ処理を行わせるため、RAM診断でNGを検出した場合に、確実にフェイルセーフ処理に移行することができる。
【0018】
ここで、ビット線故障に対応するため、2重に持つフラグのビット割付けは別々にする。すなわち、RAM診断の診断結果をフラグとしてRAMの互いに異なる2つのアドレスで、互いに異なる位置のビットに2重に書込む。
具体的には、図4を参照し、NGフラグ1(=1)を例えばアドレス0000hのbit1に配置する場合、NGフラグ2(=1)を他のアドレスに配置したとしても、同じbit1ではビット線故障の場合に同時に故障する可能性が高いので、他のアドレスの異なるビット、例えはbit7に配置する。
【0019】
また、ワード線故障に対応するため、2重の持つフラグのアドレス割付けは所定間隔ずらして配置する。すなわち、RAM診断の診断結果をフラグとしてRAMの互いに異なる2つのアドレスで、かつワード線のアドレス間隔(ワード線故障の場合に同じ故障の発生するアドレス間隔)以外の間隔を有するアドレスに2重に書込む。
【0020】
具体的には、図4を参照し、NGフラグ1(=1)を例えばアドレス0000hに配置する場合、NGフラグ2(=1)を他のアドレスに配置したとしても、そのアドレス間隔が、ワード線のアドレス間隔(マイコンにより異なるが、例えば80h)に一致していると、ワード線故障の場合に同時に故障する可能性が高いので、ワード線のアドレス間隔以外の間隔になるように、ワード線のアドレス間隔が80hの場合、アドレス0002h、0082hなどに配置する。
【0021】
尚、RAM診断の方式自体については、図2の方式に限るものではなく、例えば、ステップ3を省略したリード・ライトチェックとしてもよい。すなわち、診断対象RAMアドレスを参照し(S1)、そのアドレスに基づく診断対象RAMのデータをバッファに退避し(S2)、診断対象RAMのデータをテンポラリにコピーし(S4)、テンポラリのデータをビット反転し(S5)、診断対象RAMにテンポラリのデータを格納し(S6)、診断対象RAMのデータとテンポラリのデータとの比較を行って(S7)、相違があった場合に、RAM診断NGとして、NGフラグ1及びNGフラグ2をセットし(S8,S9)、診断対象RAMにバッファのデータを復帰し(S10)、診断対象RAMのデータとバッファのデータとの比較を行って(S11)、相違があった場合に、RAM診断NGとして、NGフラグ1及びNGフラグ2をセットする(S12,S13)ようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の構成を示す機能ブロック図
【図2】 本発明の一実施形態のRAM診断のフローチャート
【図3】 同上実施形態のフェイルセーフ処理のフローチャート
【図4】 NGフラグのセット位置を説明するための図

Claims (1)

  1. RAMの全アドレスに対し診断を行うRAM診断手段と、
    RAM診断の診断結果をフラグとして、当該診断を行ったRAMの互いに異なる2つのアドレスであって、かつワード線が異なるアドレスの、互いに異なる位置のビットに2重に書込む診断結果書込み手段と、
    2重に書込まれた診断結果のフラグを読込んで少なくとも一方が故障有りのフラグのときにフェイルセーフ処理を行わせるフェイルセーフ処理手段と、
    を含んで構成されるRAMの診断装置。
JP24222198A 1998-08-27 1998-08-27 Ramの診断装置 Expired - Fee Related JP3741873B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24222198A JP3741873B2 (ja) 1998-08-27 1998-08-27 Ramの診断装置
US09/384,403 US6490697B1 (en) 1998-08-27 1999-08-27 Diagnosing apparatus and method for RAM
DE19940871A DE19940871A1 (de) 1998-08-27 1999-08-27 Diagnosevorrichtung und Verfahren für RAM

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24222198A JP3741873B2 (ja) 1998-08-27 1998-08-27 Ramの診断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000076142A JP2000076142A (ja) 2000-03-14
JP3741873B2 true JP3741873B2 (ja) 2006-02-01

Family

ID=17086047

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24222198A Expired - Fee Related JP3741873B2 (ja) 1998-08-27 1998-08-27 Ramの診断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3741873B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4639920B2 (ja) * 2005-04-08 2011-02-23 株式会社デンソー 電子制御装置
JP5073515B2 (ja) * 2008-01-24 2012-11-14 ラピスセミコンダクタ株式会社 地震防災システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000076142A (ja) 2000-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6430709B1 (en) Apparatus and method for diagnosing microcomputer memory
EP1261973B1 (en) Fault-tolerant data transfer
US4621322A (en) CPU self-test system including the capability of disconnecting a faulty CPU from the common bus of a plural CPU system
JP3741873B2 (ja) Ramの診断装置
KR20060110359A (ko) 자동차내의 임계 안전 컴퓨터 시스템을 위한 통합형시스템용 디바이스 및 방법
JP3296043B2 (ja) 車両用電子制御装置
US6490697B1 (en) Diagnosing apparatus and method for RAM
JP4422076B2 (ja) データ処理装置、電子制御ユニット、ならびに自動車
JPH11141391A (ja) 自動車用制御装置
JP7029366B2 (ja) 自動車用電子制御装置
US6125456A (en) Microcomputer with self-diagnostic unit
US6295589B1 (en) Apparatus and method prohibiting RAM diagnosis when other units may access RAM
JP2000137501A (ja) Ramの診断装置
JP4748871B2 (ja) ワンチップマイクロコントローラシステム
JPH1196082A (ja) 車両用メモリ書換え装置
JP3785284B2 (ja) Ramの診断装置
US7366970B2 (en) Method and test device for detecting addressing errors in control units
JP2000123594A (ja) Romの診断装置
JPS61234401A (ja) 車両用制御装置
JP3912447B2 (ja) メモリシステムおよび外部不揮発メモリの使用方法
JPH0342747A (ja) メモリ試験方式
JP2002149432A (ja) 車輌制御装置の制御データ更新管理装置
JP2583326Y2 (ja) データ・バスの診断装置
JP2808983B2 (ja) メモリ診断方法
JP2023009818A (ja) 車両用電子制御装置及び車両用電子制御装置による制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040312

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040406

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040603

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20041217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050222

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050420

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050607

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050805

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20050902

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051109

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081118

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081118

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091118

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101118

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111118

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121118

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121118

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131118

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees