JP3738921B2 - 蓄圧式燃料噴射装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、一種のサージタンクである蓄圧配管(以下コモンレールと称する)に高圧燃料を蓄圧し、この蓄圧された高圧燃料を電磁弁制御式のインジェクタから噴射するようにした燃料噴射装置に関し、特に通常の燃料噴射の前あるいは後で少量噴射する畜圧式燃料噴射装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、インジェクタのニードル弁の反噴孔側に高圧燃料が導入される圧力制御室を設け、この圧力制御室と低圧側とを電磁弁で断続制御することにより燃料噴射量を調量するものが知られている。
このような燃料噴射装置では、燃料噴射量は電磁弁の開弁時間の長短により制御される。電磁弁の弁部材はフルリフトするとストッパ等に衝突してバウンドするので、通電時間を増加しても噴射量が単調増加せず、噴射量の調量制御が不安定になるという問題がある。特開平1−253562号公報に示されるものでは、弾性体により弁部材のバウンドを低減させることにより、通電時間の増加に伴い噴射量が単調増加する特性を有し、噴射量の調量制御を安定させようとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前述したように弾性体を用いる以外にも通電時間の増加に伴い噴射量を単調増加させることは可能である。例えば、圧力制御室の容積を増加させたり、圧力制御室と低圧側との間に設けられる絞りの径を小さくしたりすることにより、電磁弁の開弁による圧力制御室の圧力低下速度を緩和させ、弁部材のバウンドが減衰してから燃料噴射を行うことができる。したがって、通電時間の増加に伴い噴射量が単調増加するので、噴射量の調量制御が安定する。
【0004】
ここで、ディーゼルエンジンの騒音低減や排ガス浄化のためにはエンジン気筒内への燃料主噴射の直前に、微少量の噴射を行うパイロット噴射や燃料主噴射の後で微少量噴射を行う後噴射が有効である。しかし、図7に示すように供給燃料圧力が100MPa を越えるような高圧時には、噴射量/通電時間の傾きが非常に大きくなるので、僅かな通電時間の違いにより燃料噴射量が大きく違ってくる。また、例えば4気筒用エンジンに適用する場合、図7に示す噴射量特性であれば、図8に示すように気筒間に特性のズレがあった場合、各気筒に同量の少量噴射を行おうとすると、気筒毎に通電時間を変更しなければならないという問題がある。
【0005】
本発明はこのような問題を解決するためになされたものであり、前噴射または後噴射における微少量噴射制御を容易に行い、かつ気筒間の噴射量調整も容易に実現できる燃料噴射装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1または2記載の蓄圧式燃料噴射装置によると、電磁弁への通電時間を増加して弁部材がフルリフトする通電時間に達したときに、フルリフトにより弁部材をバウンドさせて反発力を形成し、この反発力により電磁弁の閉弁速度を増加させ、弁部材をフルリフトさせないときよりもフルリフトさせるときの電磁弁の開弁時間を短くする。これにより、電磁弁への通電時間の増加に対して噴射量が略一定もしくは減少する特性期間を形成する。そして、この特性期間における噴射を前噴射もしくは後噴射とするように電磁弁への通電時間を制御している。したがって、燃料供給圧が高圧であっても通電時間の変化に伴う噴射量の変化量が僅かであるため、微少量噴射における燃料の調量制御を容易に行うことができる。また、各気筒間に特性の違いがあっても、噴射量の差が僅かであるため、気筒毎に電磁弁への通電時間を変更しなくても前噴射や後噴射において各気筒からほぼ同量の燃料噴射を行うことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を示す実施例について説明する。
本発明の蓄圧式燃料噴射装置の一実施例を図1および図2を用いて説明する。図1に示すインジェクタ1には、図示しないコモンレールで蓄圧された一定圧の高圧燃料が図示しない燃料配管を介して燃料フィルタ60を通って供給されている。
【0008】
インジェクタ1の噴孔側に設けられた噴射ノズル10のノズルボディ11には、噴孔11aを開閉するニードル弁20が往復移動可能に収容されている。ノズルボディ11およびインジェクタボディ13はパッキンチップ12を挟んでリテーニングナット14で結合されている。ニードル弁20の反噴孔側にはプレッシャピン21が配設されており、プレッシャピン21の反噴孔側にはプレッシャピン21に接触あるいは連結する制御ピストン22が配設されている。プレッシャピン21はスプリング23内に貫挿されており、スプリング23はプレッシャピン21を図1の下方、つまり噴孔閉塞方向に付勢している。制御ピストン22の反噴孔側には圧力制御室61が設けられている。
【0009】
燃料フィルタ60から導入された高圧燃料は、高圧燃料通路62と高圧燃料通路63に分岐する。高圧燃料通路62に分岐した高圧燃料はニードル弁20の周囲に環状に形成された燃料溜まり24に供給され、高圧燃料通路62に分岐した高圧燃料は圧力制御室61に供給されている。燃料溜まり24内の高圧燃料の圧力は図1の上方、つまり燃料溜まり24と噴孔11aとが連通するリフト方向にニードル弁20を付勢し、圧力制御室61内の高圧燃料の圧力は図1の下方に制御ピストン22を付勢する。高圧燃料通路63と圧力制御室61とは高圧燃料通路63から圧力制御室61への流入燃料量を規制する第1の絞り部としての第1の絞り孔65で連通されている。平板プレート53には平板プレート53を軸方向に貫通し第1の絞り孔65よりも通路抵抗の小さい連通路としての第2の絞り部としての第2の絞り孔66が形成されている。
【0010】
低圧燃料通路64は制御ピストン22およびニードル弁20の摺動クリアランスからのリーク燃料を回収するための燃料通路であり、低圧燃料室67に連通している。
電磁弁30は、圧力制御室61と低圧燃料室67とを断続する電磁二方弁であり、リーテーニングナット51とインジェクタボディ13との間に配設されている。電磁コイル32はコア31内に巻装されており、コネクタ33から電力が供給される。弁部材40はシャフト41、支持部材42、球状部材43およびプッシュロッド44からなり、シャフト41の電磁コイル32側にはアーマチャ34が固定されている。
【0011】
図2に示すように、シャフト41の先端部には円筒状に形成された支持部材42が圧入等で固定されている。支持部材42と球状部材43との間には数μmのクリアランスが形成されており、球状部材43はシャフト41の先端に形成された円錐状凹面41aと支持部材42の内壁によりシャフト41に対し回動自在に組み付けられている。支持部材42の先端部をかしめることにより球状部材43はシャフト41からの脱落を防止されている。球状部材43は鋼球の一部を後加工で切断したものであるが、本発明では、切削により成形することも可能である。
【0012】
電磁コイル32への通電オフ時、スプリング45の付勢力によりプッシュロッド44が図1の下方に押下され、球状部材43が平板プレート53に着座する。図2に示す球状部材43の端面43aが平板プレート53の端面53aに当接することにより、圧力制御室61と低圧燃料室67との連通が遮断される。
電磁コイル32への通電オン時、電磁コイル32に発生する磁力によりアーマチャ34が電磁コイル32に吸引されシャフト41が図1の上方にリフトすることにより球状部材43が平板プレート53から離座する。シャフト41および球状部材43からなる弁部材40が平板プレート53から離座すると、第2の絞り孔66と低圧燃料室67とが連通し、第2の絞り孔66、低圧燃料室67、低圧燃料通路68、封止部材52に形成された燃料回収通路52aを経て圧力制御室61内の高圧燃料がインジェクタ1から排出される。スペーサ54の軸長を変更することにより弁部材40のリフト量を調整できる。
【0013】
本実施例における各寸法の具体例を次に示す。球状部材43の端面43aの径D1 を1.43mm、第1の絞り孔65の径をφ0.2mm、第2の絞り孔66の径D2 をφ0.32mm、圧力制御室61の容積を70mm3 、弁部材40のリフト量を0.12mm、スプリング44のセット荷重を65N、スプリング23のセット荷重を40N、制御ピストン22の径をφ5mm、ニードル弁20の最外径をφ4.0mm、ニードル弁20のシート径をφ2.25mmとしている。これにより、制御ピストン22の受圧面積は噴孔閉塞時のニードル弁20の受圧面積よりも約11mm2 大きくなっている。
【0014】
本実施例は、図3に示すように前噴射としてのパイロット噴射を行ってから主噴射を行っている。次に、前噴射におけるインジェクタ1の作動を説明する。
(1) 電磁コイル32への通電オフ時、スプリング23の付勢力と圧力制御室61の燃料圧力から制御ピストン22が受ける力との和からニードル弁20が噴孔閉塞方向に受ける力は、燃料溜まり24の燃料からニードル弁20がリフト方向に受ける力よりも大きい。したがって、ニードル弁20は噴孔11aを閉塞し、燃料噴射は行われない。これは、前述したように制御ピストン22の受圧面積とニードル弁20の受圧面積とに差があり、前者の方が大きいためであり、さらに、スプリング23の付勢力はニードル弁20が噴孔11aを閉塞する方向であるためである。
【0015】
(2) 電磁コイル32への通電をオンすると、電磁コイル32に発生する磁力によりアーマチャ34および弁部材40が図1の上方に吸引される。この弁部材40のリフトにより球状部材43が平板プレート53から離座すると、圧力制御室61は第2の絞り孔66を介して低圧燃料室67と連通する。したがって、圧力制御室61の燃料圧力が低下する。しかし、前噴射のような微少量噴射の場合、電磁コイル32への通電オン中は、ニードル弁20がリフトする程度に圧力制御室61の圧力が低下しない。
【0016】
(3) 再び電磁コイル32への通電をオフすると、スプリング45の付勢力により弁部材40が押下されるため、球状部材43は開弁方向にオーバシュートした後平板プレート53に着座する方向に動きだす。電磁コイル32への通電がオフされて以降も、二方弁のリフト量がある程度以下になるまでは、圧力制御室61の圧力が低下し続け、圧力制御室61の燃料圧力から制御ピストン22が受ける力とスプリング23の付勢力との和からニードル弁20が噴孔閉塞方向に受ける力が、燃料溜まり24の燃料圧力からニードル弁20がリフト方向に受ける力よりも小さくなり、ニードル弁20がリフトし、噴孔11aから燃料が噴射される。
【0017】
球状部材43と平板プレート53との距離、つまり二方弁のリフト量がある程度以下になり、圧力制御室61と低圧燃料室67との通路抵抗が大きくなると、圧力制御室61の燃料圧力が上昇する。圧力制御室61の圧力が上昇し、圧力制御室61の燃料圧力から制御ピストン22が受ける力とスプリング23の付勢力との和からニードル弁20が噴孔閉塞方向に受ける力が、燃料溜まり24の燃料圧力からニードル弁20が開弁方向に受ける力よりも大きくなると、ニードル弁20が下降し、噴孔11aが閉塞され、燃料噴射が終了する。ただし、このとき、ニードル弁20が燃料溜まり24から受ける受圧面積は、噴孔閉塞時とは異なり、φ4.0mmの円となっている。
【0018】
本実施例では、前述したような数値によりインジェクタ1を形成したことにより、0.4ms近辺の極短い時間通電をオンしても、制御圧力室61の燃料圧力が低下してニードル弁20がリフトし、噴孔11aから燃料が噴射される。図4に示すように、通電時間が0.32msではフルリフトしてストッパ等に衝突する前に弁部材40は下降を開始する。どちらの通電オン時間においても、電磁コイル32への通電は燃料噴射開始前にオフされ、弁部材40がフルリフトしなくても燃料が噴射される。通電オン時間を徐々に長くして弁部材40のフルリフト直後に通電をオフすると、弁部材40がストッパ等に衝突してバウンドし、電磁弁30の開弁時間が短くなる現象が生ずる。この現象により、図5の実測データに示すように、噴射量/通電時間の関係は単調増加ではなくなり、通電時間を増加しても、噴射量が減少するという特性となる。
【0019】
次に、比較例と比較することにより本実施例の効果を説明する。
比較例では、インジェクタの各寸法を次のように設定している。第1の絞り孔65の径をφ0.2mm、第2の絞り孔66の径をφ0.30mm、圧力制御室61の容積を100mm3 、弁部材40のリフト量を0.12mm、スプリング44のセット荷重を65N、スプリング23によるニードル弁20のセット荷重を40N、制御ピストン22の径をφ5mm、ニードル弁20の最外径をφ4.0mm、ニードル弁20のシート径をφ2.25mmとする。つまり、比較例は本実施例に比べ、第2の絞り孔66の径が小さくなって通路抵抗が大きくなるとともに圧力制御室61の容積が増加しているので、電磁コイル32への通電をオンしても本実施例に比較して圧力制御室61の圧力の低下速度が遅くなり、ニードル弁20のリフト時期が遅れる。したがって、弁部材40がバウンドする時間領域では噴孔11aから噴射せずバウンドが減衰してから噴射が開始されるので、従来技術で述べたように、図7に示すように通電時間が増加するにしたがって燃料噴射量が単調増加する特性になる。このような特性は、燃料供給圧が低い場合には燃料噴射量の調整を制御しやすいという利点がある反面、燃料供給圧が高く、かつパイロット噴射時のように微少噴射量を制御しなければならない場合、噴射量/通電時間の傾きが大きくなるので、却って燃料噴射量の調整が困難になる。また、図8に示すように各気筒インジェクタの経年変化等により各気筒間に噴射量/通電時間の特性変化がある場合には、通電時間を同じにすると燃料噴射量がばらつくので、特性に応じて通電時間を調整しなければならず、制御が複雑になってしまう。
【0020】
このような比較例に比べ本実施例では、パイロット噴射時のように電磁コイル32への通電オン時間が極短く弁部材40がフルリフトしないときにも噴孔11aからの燃料噴射を可能にしている。そして、弁部材40がフルリフトしたときのバウンドを利用し、電磁コイル32への通電オン時間が増加しても燃料噴射量が逆に減少する、あるいは殆ど変化しないという特性を有している。したがって、パイロット噴射時のように通電オン時間が極短い範囲内において、燃料供給圧が例えば100MPa を超えるような高圧であっても、噴射量/通電時間の変化量が小さいので微少燃料の噴射量を制御しやすい。本実施例では、通電オン時間が0.4ms近辺の微少噴射領域の噴射量はパイロット噴射で要求される2.0mm3 /stに設定されている。この領域では、通電時間に対する噴射量変化はほとんどなく非常に安定して微少量噴射を行うことができる。また、例えば4気筒用エンジンに適用する場合、図5に示す噴射量特性であれば、図6に示すように気筒間の特性のずれがあった場合でも、高精度を要求される微少量噴射を各気筒に通電時間を変更することなく同一の通電時間で実現することができる。
【0021】
以上説明した本実施例では、前噴射としてのパイロット噴射について説明したが、微少量噴射における本実施例の噴射特性は後噴射においても同じである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるインジェクタを示す断面図である。
【図2】本実施例の電磁弁の弁部材先端の構造を示す斜視図である。
【図3】本実施例のパイロット噴射および主噴射を示す特性図である。
【図4】本実施例の電磁コイルへ通電パルスと弁部材のリフト量の関係を示す特性図である。
【図5】本実施例の電磁コイルへの通電時間と噴射量との関係を示す特性図である。
【図6】本実施例の各気筒毎における電磁コイルへの通電時間と噴射量との関係を示す特性図である。
【図7】比較例の電磁コイルへの通電時間と噴射量との関係を示す特性図である。
【図8】比較例の各気筒毎における電磁コイルへの通電時間と噴射量との関係を示す特性図である。
【符号の説明】
10 インジェクタ
11a 噴孔
20 ニードル弁
22 制御ピストン
30 電磁弁
61 圧力制御室
62 高圧燃料通路
65 第1の絞り孔
66 第2の絞り孔
67 低圧燃料室
68 低圧燃料通路
Claims (2)
- 蓄圧配管で蓄圧された高圧燃料をディーゼル内燃機関の各気筒毎に設けられたインジェクタに供給し、このインジェクタの噴射ノズルから各気筒に燃料を噴射し、主噴射に対して前噴射および後噴射の少なくともいずれかを行う蓄圧式燃料噴射装置であって、
前記噴射ノズルの噴孔に高圧燃料を供給可能な高圧燃料通路と前記噴孔とを断続するニードル弁と、
前記ニードル弁の反噴孔側に前記ニードル弁とともに往復移動可能に設けられた制御ピストンと、
前記制御ピストンの反噴孔側に設けられ前記高圧燃料通路から供給される燃料圧力により前記制御ピストンを前記噴孔閉塞方向に付勢する圧力制御室と低圧燃料通路または低圧燃料室とを断続することにより、前記噴孔からの燃料噴射量を制御する電磁弁とを備え、
前記高圧燃料通路と前記圧力制御室との間に前記圧力制御室への導入燃料量を制限する第1の絞り部を設け、前記圧力制御室と前記低圧燃料通路または前記低圧燃料室との間に前記第1の絞り部より通路抵抗の小さい第2の絞り部を設け、
前記電磁弁は、前記電磁弁への通電をオンすることにより発生する磁力により吸引されてリフトし前記圧力制御室と前記低圧燃料通路または前記低圧燃料室とを連通する弁部材を有し、
前記電磁弁への通電時間が短く前記弁部材がフルリフトしない場合にも燃料噴射が行われ、前記電磁弁への通電時間を増加して前記弁部材がフルリフトする通電時間に達したときにフルリフトにより前記弁部材をバウンドさせて反発力を形成し、この反発力により前記電磁弁の閉弁速度を増加させ、前記弁部材をバウンドさせないときよりもバウンドさせるときの前記電磁弁の開弁時間を短くすることで、前記電磁弁への通電時間の増加に対し噴射量が略一定もしくは減少する特性期間を形成し、この特性期間における噴射を前記前噴射もしくは前記後噴射となるように前記電磁弁への通電時間を制御することを特徴とする蓄圧式燃料噴射装置。 - 前噴射または後噴射する場合、前記電磁弁への通電オフタイミングは燃料噴射よりも前であることを特徴とする請求項1記載の蓄圧式燃料噴射装置。
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JP17476096A Expired - Lifetime JP3738921B2 (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 蓄圧式燃料噴射装置 |
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