JP3738684B2 - 車両のホーンスイッチ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車のステアリングホイールに設けられた車両のホーンスイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種のホーンスイッチ装置としては、例えば特開平6−191414号公報に記載されたものが公知である。
【0003】
前記公報のホーンスイッチ装置は、接点を有する第1・第2コンタクトプレートと、これらコンタクトプレートを離間方向へ付勢するコイルばねと、第1・第2コンタクトプレートに嵌挿されて、これらコンタクトプレートの接離方向の移動をガイドするガイドピンとより構成されている。
【0004】
また第2コンタクトプレートとガイドピンを電気的に絶縁するため、ガイドピンには絶縁性のスペーサが嵌挿されていて、このスペーサの外周部に第2コンタクトプレートの挿通孔が嵌合されていると共に、前記スペーサはばね座を兼ねていて、第2コンタクトプレートを上方へ付勢するコイルばねの上端が下方より当接されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし前記公報のホーンスイッチ装置のように、ガイドピンに嵌挿されたスペーサを介して第2コンタクトプレートを上下摺動自在に支承すると共に、ガイドピンに嵌挿したコイルばねにより第2コンタクトプレートを上方へ付勢するようにしたものでは、部品点数が多いため、部品を製作したり、部品を組立てるのに多くの工数を必要として作業能率が悪いと共に、ホーンスイッチ装置が高価となるなどの問題がある。
【0006】
本発明はかかる従来の問題点を改善するためになされたもので、部品の製作や組立て作業が容易な車両のホーンスイッチ装置を安価にを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため本発明の車両のホーンスイッチ装置は、ホーンユニットを介してステアリングホイールに取付けられたパッドを押圧することにより、ホーンユニットに設けられた可動接点を、ステアリングホイール側に設けられた固定接点に接触させて、ホーンを鳴らすようにした車両のホーンスイッチ装置であって、ホーンユニットを、一面が開口する角筒状のポケットを有する絶縁部材と、ポケット内に絶縁部材に接離自在に取付けられ、かつ可動接点が突設されたホーンプレートと、絶縁部材と前記ホーンプレートの間に介在され、かつホーンプレートを絶縁部材と離間する方向へ付勢する付勢部材とより構成すると共に、ホーンユニットの両端部を、ステアリングホイール側に形成され、ホーンプレートの作動方向に交差するように一側から断面略L字状に延設された延設部を有する保持部に、ホーンプレートの作動方向と交差する方向より嵌挿することにより、ステアリングホイールに対してホーンユニットを取付けたことを特徴とする
【0008】
前記構成により、絶縁部材と付勢部材及びホーンプレートの3点でホーンユニットが構成できるため、従来のホーンスイッチ装置に比べて部品点数を削減でき、これによって部品の製作工数や組立て工数の削減と、ホーンスイッチ装置のコスト低減が図れるようになる。
【0009】
またステアリングホイール側に形成された保持部に、ホーンユニットの両端部を嵌挿することにより、ステアリングホイールに対してホーンユニットを取付けるようにしたことから、ホーンユニットの取付けが短時間で容易に行えると共に、ホーンプレートの作動方向と交差する方向より保持部へホーンユニットの両端部を嵌挿するようにしたことから、パッドによりホーンプレートが強く押圧されても、保持部よりホーンユニットが抜け出すことがない。
【0010】
前記目的を達成するため本発明の車両のホーンスイッチ装置は、ステアリングホイール側に形成された保持部と、この保持部に嵌挿するホーンユニットの両端部の間に、互いに係合する凹溝及び突条を形成したものである。
【0011】
前記構成により、ステアリングホイールに対してホーンユニットを精度よく取付けることができると共に、予めステアリングホイールにホーンユニットを取付けてステアリングホイールを移送したり、ステアリングホイールをステアリング軸に取付ける際、ホーンユニットの取付け位置がずれたり、ステアリングホイールよりホーンユニットが抜けはずれることがないので、作業性が大変よい。
【0012】
前記目的を達成するため本発明の車両のホーンスイッチは、絶縁部材の両端部に、対向面が開口する角筒状のポケットを形成し、かつこれらポケットにホーンプレートの両端側を嵌挿すると共に、絶縁部材とホーンプレートの間に、板ばねよりなる付勢部材を介在させたものである。
【0013】
前記構成により、付勢部材とホーンプレートの両端をポケット内に嵌挿するだけで、付勢部材とホーンプレートを絶縁部材に組み込むことができるため、ホーンユニットの組立て作業が容易となる。
【0014】
前記目的を達成するため本発明の車両のホーンスイッチ装置は、絶縁部材の両端部に、対向面が開口する角筒状のポケットを形成し、かつこれらポケットにホーンプレートの両端側を嵌挿すると共に、ポケットの内底面とホーンプレートの両端側下面の間に、コイルばねよりなる付勢部材を介在させたものである。
【0015】
前記構成により、付勢部材をポケット内に組み込むことができるため、ホーンユニットをコンパクトに構成することができる。
【0016】
前記目的を達成するため本発明の車両のホーンスイッチ装置は、ステアリングホイール側に形成された保持部の互いに対向する面側より、ホーンユニットの両端部を保持部に嵌挿すると共に、ホーンプレートより突設されたブラケットの間に、パッドを取付けたものである。
【0017】
前記構成により、パッドを容易かつ確実にホーンユニットに取付けることができると共に、パッドによってホーンユニットが保持部より抜け出すのを阻止できるため、抜け出し防止手段を別に設ける必要がなく、これによってパッドの取付け構造を簡素化することもできる。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図1ないし図5に示す図面を参照して詳述する。
【0019】
図1はホーンスイッチ装置が設けられたステアリングホイールの一部省略平面図、図2は図1のA−A線に沿う断面図、図3は図1のB−B線に沿う断面図、図4はホーンスイッチ装置の一部切欠斜視図、図5はホーンスイッチの分解斜視図である。
【0020】
図1において1はステアリングホイールで、中央部にボスプレート1aが設けられており、ボスプレート1aより放射方向に突設された複数のスポーク部1bの先端に円環状のリム部1cが設けられている。
【0021】
互いに隣接するスポーク部1b間には、後述するホーンユニット3を取り付けるための一対のブリッジ部1dが互いに平行するよう設けられており、各スポーク部1bの先端は、円環状のリム部1cにより互いに連接されていると共に、このリム部1cとスポーク部1bの先端部は、ウレタンなどの軟質材料よりなる被覆体1fにより被覆されている。
【0022】
ボスプレート1aの中央部には、ステアリングホイール1をステアリングシャフト(図示せず)に取付けるためのボス1eと、その両側に、ステアリングホイール1をステアリングシャフトより引き抜く際に工具を螺挿するプラーホール1gが設けられており、ボスプレート1aの上面には、図示しないエアバッグ装置が内装されたパッド2が一対のホーンユニット3を介して取付けられている。
【0023】
ホーンユニット3は図2ないし図5に示すように、細長い絶縁部材4を有している。
【0024】
絶縁部材4は、例えばナイロン樹脂を射出成形することにより形成されていて、両端部に対向面が開口する角筒状のポケット4aを有しており、これらポケット4aの底面間は板状のベース部4bにより一体に連結されている。
【0025】
ベース部4bの両端側には、ボスプレート1aの上面に突設さた位置決め突起1hに嵌合することにより、ボスプレート1aに対しホーンユニット3を位置決めする位置決め孔4cが開口されていると共に、ベース部4bの上面中央には位置決めピン4kが突設されていて、この位置決めピン4kに付勢部材5の中央部に穿設された位置決め孔5aが嵌合されている。
【0026】
付勢部材5は細長い板ばねにより形成されており、中央部と両端部に平坦部5b,5cが形成され、これら平坦部5b,5cの間は、中央側が低く、かつ両端側へ順次高くなるように傾斜された傾斜部5dにより連接されている。
【0027】
そして中央の平坦部5bが絶縁部材4のベース部4b上面に密着するよう、絶縁部材4上に載置されていると共に、両端側の平坦部5cは、ホーンプレート6の両端とともに絶縁部材4のポケット4a内に挿入されている。
【0028】
ホーンプレート6は細長い金属板により形成されていて,両端側下面が付勢部材5の両端側平坦部5cの上面に密着されており、平坦部5cの先端部に形成されたU字状のスリット5eが、ホーンプレート6の両端側下面に突設された可動接点7に嵌挿されていると共に、ホーンプレート6の先端部はポケット4aの内側端面に突設された一対のリブ4d間に、下端側の切欠き部4eより嵌挿されている。
【0029】
付勢部材5の中央平坦部5bには端子5fが突設されていて、この端子5fに図示しないホーンに一端側が接続されたハーネス8の他端に設けられたコネクタ8aが接続されていると共に、ホーンプレート6の両端側下面に突設された可動接点7の下方には、ブリッジ部1dの両端側に埋設された固定接点9が設けられていて、この固定接点9に可動接点7を接触させることにより、図示しないホーンスイッチ回路が閉成されてホーンが鳴るように構成されている。
【0030】
またホーンプレート6の中央部側縁には、ブラケット6aが上方へほぼ直角に折り曲げ形成されている。
【0031】
このブラケット6aは、エアバッグ装置が内装されたパッド2をホーンユニット3上に固定するもので、上端の角部には、パッド2の側面に突設された図示しない位置決め突起を嵌合することにより、パッド2の位置決めを行う切欠き6bが形成され、そして上縁には、左右ホーンユニット3のブラケット6a間にパッド2を嵌挿する際、パッド2の両側面をガイドするガイド突起6cが斜めに突設されており、ブラケット6aのほぼ中央には、ブラケット6aにパッド2を固定するための固着具10を挿入する取付け孔6dが穿設されている。
【0032】
一方絶縁部材4のポケット4a上面には、段部4f,4gが2段に亘って形成され、ポケット4aの底面には、固定接点9が突出するU字状の切欠き4hが形成されている。
【0033】
ポケット4aの上面に形成された段部4f、4gは、ボスプレート1aに一体形成され、かつ互いに対向する面が開口するフック状、即ちホーンプレートの作動方向に交差するように一側から断面略L字状に延設された延設部を有する保持部1jに、ホーンプレート6の作動方向と交差する方向より嵌合することにより、ボスプレート1aに対してホーンユニット3を位置決め固定するためのもので、保持部1j側にはポケット4aの上面に形成された段部4f、4gに嵌合する段部1kと、ポケット4aの段部4fに形成された凹溝4iに嵌合する突条1mが形成されている。
【0034】
なお図4及び図5中12は、ハーネス8を固定するクリップで、ポケット4aの側面下部に突設されている。
【0035】
次に前記構成されたホーンスイッチ装置の作用を説明する。
【0036】
ステアリングホイール1にホーンユニット3を組付ける前に、ホーンユニット3を組立てる。
【0037】
ホーンユニット3の組立ては、付勢部材5の両端側平坦部5cにホーンプレート6の両端側を載置した状態で、まず付勢部材5とホーンプレート6の一端側を絶縁部材4の一方のポケット4a内に挿入し、ホーンプレート6の先端をポケット4aの内側に突設されたリブ4dの切欠き4eまで押し下げて、ホーンプレート6の先端を各リブ4dの間に嵌挿する。
【0038】
次に絶縁部材4のベース部4bを弓形に弾性変形させて、付勢部材5とホーンプレート6の他端側を他方のポケット4a内に挿入し、前記と同様に、ホーンプレート6の先端をポケット4a内のリブ4d間に嵌挿するもので、このとき付勢部材5の中央に穿設された位置決め孔5aを,ベース部4bの上面に突設された位置決めピン4kに嵌合することにより、絶縁部材4に対して付勢部材5が位置決めされると同時に、付勢部材5がずれるのを防止している。
【0039】
以上のようにしてホーンユニット3を組立てたら、絶縁部材4のポケット4aを、ボスプレート1aより突設された保持部1jに、ホーンプレート6の作動方向と交差する方向、すなわち図4の矢印イに示す方向から嵌挿する。
【0040】
このときボスプレート1aの上面に突設された固定接点9は、ポケット4aの底面に形成された切欠き4hに嵌挿され、また絶縁部材4のベース部4bに開口された位置決め孔4cがボスプレート1aの上面に突設された位置決め突起1hに嵌合されて、ボスプレート1aに対してホーンユニット3が位置決めされると共に、保持部1jに形成された段部1kがポケット4aの上面に形成された段部4f,4gに嵌合され、さらに保持部1jに突設された突条1mが段部4fの上面に形成された凹溝4iに嵌合されることにより、ボスプレート1aに対しホーンユニット3が位置決め固定される。
【0041】
以上のようにして左右のホーンユニット3をボスプレート1aに固定したら、各ホーンユニット3のホーンプレート6より突設されたブラケット6a間に,エアバッグ装置の内装されたパッド2を上方より嵌合して、パッド2の底面に突設された複数、例えば4個のゴムよりなる脚部2aを図3に示すようにホーンプレート6上に載置し、この状態でブラケット6aの取付け孔6dより挿入した固着具10をパッド2の両側面に螺挿して、パッド2をホーンプレート6に取付けるもので、これによってホーンユニット3のポケット4aが保持部1jより抜け出すことがなくなると共に、ホーンプレート6は付勢部材5によりポケット4aの内側上面に両端が当接するよう下方より付勢されているため、可動接点7と固定接点9間に適当な隙間を保持することができる。
【0042】
またこの状態で付勢部材5の付勢力に抗してパッド2の上面を押圧すると、ホーンプレート6が下降されて、ホーンプレート6の下面に突設された可動接点7が固定接点9に接触され、ホーンスイッチ回路が閉成されるため、ホーンを鳴らすことができるようになる。
【0043】
なお図6及び図7は付勢部材5の変形例を示すもので、次にこれを説明する。
【0044】
なお前記実施の形態と同一部分は同一符号を付してその説明は省略する。
【0045】
この変形例では、付勢部材5にコイルばね5Aを使用して、ホーンプレート6を上方に付勢するようにしたもので、2つの部材をベース部4bのほぼ中央で互いに連結することにより構成された絶縁部材4のポケット4a内に収容されたコイルばね5Aの下端は、固定接点9を囲むようにポケット4aの内底面に当接されており、またコイルばね5Aの上端は可動接点7を囲むようにホーンプレート6の下面に当接されている。
【0046】
これによってホーンプレート6の両端側上面がポケット4aの上部内面に当接するよう、コイルばね5Aによりホーンプレート6が上方へ付勢されており、パッド2を押圧すると、コイルばね5Aに抗してホーンプレート6が押し下げられ、ホーンプレート6の下面に突設された可動接点7が固定接点9に接触されるため、ホーンを鳴らすことができる。
【0047】
また図8及び図9は絶縁部材4に設けられたポケット4aの変形例を示すもので、ポケット4a内に衝撃を吸収する緩衝リブ13がポケット4aと一体に突設されている。
【0048】
これら緩衝リブ13は、図8に示すようにポケット4aの内底面より立設された複数の突条13aの両側面に、多数の凹溝13bを水平方向に形成して、突条13aの先端に衝撃が加わった場合に各突条13aが座屈して衝撃を吸収するようにしたもので、図9に示すように突条13aを鉤状に形成して、衝撃を吸収するようにしてもよく、突条13aの先端を鉤条にすることにより、図8に示す突条12aの高さH1に比べて高さH2を低くすることができる。
【0049】
以上のようにポケット4a内に衝撃を吸収する緩衝リブ13を設けることにより、パッド2内に収容されたエアバッグ装置が作動しない程度の衝撃で乗員がパッド2に衝突しても、緩衝リブ13が衝撃を吸収するため、衝撃より乗員を保護できるなどの効果が得られる。
【0050】
【発明の効果】
本発明は以上詳述したように、絶縁部材と、絶縁部材に接離自在に取付けられ、かつ可動接点が突設されたホーンプレートと、絶縁部材とホーンプレートの間に介在され、かつホーンプレートを絶縁部材と離間する方向へ付勢する付勢部材とより構成されたホーンユニットの両端部を、ステアリングホイール側に形成された保持部に、ホーンプレートの作動方向と交差する方向より嵌挿することにより、ステアリングホイールに対してホーンユニットを取付けるようにしたもので、絶縁部材と付勢部材及びホーンプレートの3点でホーンユニットが構成できるため、従来のホーンスイッチ装置に比べて部品点数が大幅に削減でき、これによって部品の製作工数や組立て工数の削減と、ホーンスイッチ装置のコスト低減が図れるようになる。
【0051】
またステアリングホイール側に形成された保持部にホーンユニットの両端部を嵌挿することにより、ステアリングホイールに対してホーンユニットを取付けるようにしたことから、ホーンユニットの取付けが短時間で容易に行えると共に、ホーンプレートの作動方向と交差する方向より保持部へホーンユニットの両端部を嵌挿するようにしたことにより、パッドによりホーンプレートが強く押圧されても、保持部よりホーンユニットが抜け出すこともない。
【0052】
さらにステアリングホイール側に形成された保持部と、この保持部に嵌挿するホーンユニットの両端部の間に、互いに係合する凹溝及び突条を形成したことから、ステアリングホイールに対してホーンユニットを精度よく取付けることができると共に、予めステアリングホイールにホーンユニットを取付けてステアリングホイールを移送したり、ステアリングホイールをステアリング軸に取付ける際、ホーンユニットの取付け位置がずれたり、ステアリングホイールよりホーンユニットが抜け外れることがないので、作業性が大変よい。
【0053】
しかもステアリングホイール側に形成された保持部の互いに対向する面側より、ホーンユニットの両端部を保持部に嵌挿すると共に、ホーンプレートより突設されたブラケットの間にパッドを取付けるようにしたことから、パッドを容易かかつ確実にホーンユニットに取付けることができる上、パッドによってホーンユニットが保持部より抜け出すのを阻止できるため、抜け出し防止手段を別に設ける必要がなく、これによってパッドの取付け構造を簡素化することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態になる車両のホーンスイッチ装置を取付けたステアリングホイールを示す平面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】図1のB−B線に沿う断面図である。
【図4】本発明の実施の形態になる車両のホーンスイッチ装置を示す一部切欠斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態になる車両のホーンスイッチ装置を構成するホーンユニットの分解斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態になる車両のホーンスイッチ装置を構成する付勢部材の変形例を示す斜視図である。
【図7】図6のC−C線に沿う断面図である。
【図8】本発明の実施の形態になる車両のホーンッスイッチ装置を構成する絶縁部材の変形例を示す斜視図である。
【図9】本発明の実施の形態になる車両のホーンッスイッチ装置を構成する絶縁部材の変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ステアリングホイール
1j 保持部
1m 突条
2 パッド
3 ホーンユニット
4 絶縁部材
4a ポケット
4i 凹溝
5 付勢部材
5A コイルばね
6 ホーンプレート
6a ブラケット
7 可動接点
9 固定接点

Claims (5)

  1. ホーンユニットを介してステアリングホイールに取付けられたパッドを押圧することにより、前記ホーンユニットに設けられた可動接点を、前記ステアリングホイール側に設けられた固定接点に接触させて、ホーンを鳴らすようにした車両のホーンスイッチ装置であって、前記ホーンユニットを、一面が開口する角筒状のポケットを有する絶縁部材と、前記ポケット内に前記絶縁部材に接離自在に取付けられ、かつ前記可動接点が突設されたホーンプレートと、前記絶縁部材と前記ホーンプレートの間に介在され、かつ前記ホーンプレートを前記絶縁部材と離間する方向へ付勢する付勢部材とより構成すると共に、前記ホーンユニットの両端部を、前記ステアリングホイール側に形成され、前記ホーンプレートの作動方向に交差するように一側から断面略L字状に延設された延設部を有する保持部に、前記ホーンプレートの作動方向と交差する方向より嵌挿することにより、前記ステアリングホイールに対して前記ホーンユニットを取付けたことを特徴とする車両のホーンスイッチ装置。
  2. 前記ステアリングホイール側に形成された保持部と、この保持部に嵌挿する前記ホーンユニットの両端部の間に、互いに係合する凹溝及び突条を形成してなる請求項1に記載の車両のホーンスイッチ装置。
  3. 前記絶縁部材の両端部に、対向面が開口する角筒状のポケットを形成し、かつこれらポケットに前記ホーンプレートの両端側を嵌挿すると共に、前記絶縁部材と前記ホーンプレートの間に、板ばねよりなる付勢部材を介在させてなる請求項1または2に記載の車両のホーンスイッチ装置。
  4. 前記絶縁部材の両端部に、対向面が開口する角筒状のポケットを形成し、かつこれらポケットに前記ホーンプレートの両端側を嵌挿すると共に、前記ポケットの内底面と前記ホーンプレートの両端側下面の間に、コイルばねよりなる付勢部材を介在させてなる請求項1または2に記載の車両のホーンスイッチ装置。
  5. 前記ステアリングホイール側に形成された保持部の互いに対向する面側より、前記ホーンユニットの両端を前記保持部に嵌挿すると共に、前記ホーンプレートより突設されたブラケットの間に、前記パッドを取付けてなる請求項1ないし4の何れか1項に記載の車両のホーンスイッチ装置。
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