JP3738105B2 - 釣り用ルアー - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、偽装して魚を誘うために使用される釣り用ルアーに関する。
【0002】
【従来の技術】
ルアーは、そのタイプが様々であって、カラーリングのバリエイションを加えると、数千種にも及ぶと言われるが、スプーン、プラグ、スピナー、ジグ、プラスチックルアーの5種類に大別される。そのうち、プラグは、英語で酒樽等の口の栓を意味するが、ルアーとしては小魚に似せている最も基本的な擬似餌である。
【0003】
また、ルアーは、魚を誘うという目的をより有効に発揮するために、水の抵抗を受けて変化ある遊泳をなす形状になされる他、表面にメッキや塗装を施して遊泳中に反射光が動きに応じてきらきら輝くようになされる。また、プラグの場合であると、多様な動きが得られ難いことから、リップや板等を装着する手段が採られることがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の釣り用ルアーによれば、その表面のきらめきは、遊泳により動く変化の回数に同じに比例し、それ以上のきらめきは望めない。殊に動きが比較的に単調となるプラグの場合であると、表面のきらめきの効果が薄いという問題があった。
【0005】
ルアーに板等を固着させた場合には、光のきらめく回数が増えるが、ルアーの餌と似た自然の動きを阻害することがあり、そうなると、魚が興味を持たなく却って釣果に期待が持てなくなることがある。また、リップや板等が外部に付いている関係で、釣糸がそれに絡むトラブルが生じ、釣糸が傷むこともある等の問題もあった。
【0006】
この不都合を防止するために、ルアーを透明なプラスチックにより中空に形成し、プラスチック板にメッキが施された反射板が内装されるが、それが固定されていたので、光のきらめきに欠け、効果が余りなかった。また、夜光塗料を塗られた板が固定して内装されることもあったが、魚の興味を誘う要因としてのきらめきがないため、これも効果に乏しかった。
【0007】
この発明は、上記のような実情に鑑みて、ルアーのきらめきが大幅に増大し、しかも、釣糸が絡んだり傷んだりしない釣り用ルアーを提供することを目的とした。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この発明は、ルアーを透明なプラスチックにより中空に形成し、その内部に衝突により音を発する板等の薄片の反射体を、反転する遊動形態となるように収納してあることを特徴とする釣り用ルアーを構成した。
【0009】
上記の反射体としての薄片の反射板に加えて、さらに、球等の粒状反射体を加え、多数において群れの遊動形態となるようにしてあると、より一層目的の達成に有効である( 求項2)。
【0010】
【作 用】
釣り用ルアーを上記のように構成したので、これを泳がせたときに、水の抵抗により多様に運動すると、水とルアーとの屈折率の違いから、ルアー自身もきらめきを見せる。これに加えて、内部の反射体がその運動に応じて多様に遊動し、反射光が透明なルアーの壁を透けて見えるので、ルアーの反射と加えて反射の回数が増加する。しかも、ルアーの動きと、反射体のきらめきと、衝突の音とが時間的にばらばらとなり、これが魚の興味を誘うことになる。
【0011】
殊に、反射体が反射板であるので、反転動作によりあたかも遊泳中の魚がひるがえるような錯覚を覚えることになる。また、多数で群れをなしてきらめく反射体が加わるときには、魚が関心を寄せやすい圧倒的な輝きとなる。なお、上記薄片反射板にさらに加えられる球等の粒状反射体としては、この形状に限られることがなく、サイコロ状、三角錐状、リベット状等であっても良い。
【0012】
【実施例】
次に、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0013】
図1および図2は、一実施例を示したもので、その釣り用ルアーは、透明なプラスチックで成形された左右半部片1,1で組み立てられ、内部が全体的に一つの空間となった中空の小魚擬似餌であって、その空間に一枚の反射板4が遊動自在に内装されている。
【0014】
反射板4は、弓形にやゝ湾曲した金属の薄い反り板に亜鉛メッキしたもので、反転して(図2に示す如く実線と二点鎖線というように)動作すると、魚がひるがえる時に発するような白光が強く発する。特に、凹曲面10では光の集合により反射の刺激が強く感じられる。また、凸面には、鈑金加工により浅い湾曲した凹面11,11,・・が散在して形成されているので、この面においてうろこ模様のきらめきが発せられるので、この点においても、魚を誘う機能を高めてある。なお、13は転倒可能な重りである。
【0015】
また、この実施例では反射板4を空間内で完全なフリーな状態で内装したが、反射板4の上辺の一部又は中央部を軸支したり、極端なブレを防止するための突起を相対向して一対設け、その突起間に反射板4の上辺の一部を嵌合させたりして、最適な遊動または振子状態が得られるように構成してもよい(図示は省略)。
【0016】
図3および図4は、別の釣り用ルアーを説明した図で、ルアーの内部は、この実施例の場合であると、背部室5と、腹部室6と、頭部室7と、尻部室8とに分けられており、そのうち、背部室5に金色の反射球3が、腹部室6と尻部室8とに銀色の反射球3が入っているが、色彩の異なる反射球3を混入しても良い。また、透明プラスチック玉の半反射球3も混入されている。なお、これも反射光がやゝ薄いが感じられる。
【0017】
また、頭部室7には、球形の重り10を固定して内装した。これは、ルアーが水中に潜行しやすくするためである。反射球3も重りの役目を果たすので、その移動位置との関係もあって、ルアーが多様な運動をする。しかし、反射球3が多すぎると、ルアーの動きが阻害されるので、適量となす必要がある。また、背部室5よりも下の腹部室6に多く反射球3を入れることが重心との関係から望ましい。なお、金色の反射球3は、真鍮のメッキにより、銀色の反射球3は、亜鉛のメッキによりそれぞれ表出した。
【0018】
ルアーの動きがあると、その動きに重力で従うために反射球3の動きが遅れる。また、反射球3が遊動すると、反射球3どうしの摩擦や衝突、反射球3とルアーの内壁との摩擦や衝突の音が発するが、これはルアーの動きに遅れて生じ、殊に衝突音が遅れることになる。
【0019】
ルアーの側面には、僅かに浮き上がる突条の線によりウロコ模様9が形成されており、このウロコ模様9の凹凸で反射光が乱射するので、反射球3が転がる光がさらにきらきらとする。このことから、ルアーの表面には何らかの凹凸模様9を形成することが望ましい。
【0020】
そこで、図1及び図2に示した実施例と、図3及び図4で示した実施例とを組合せ、反射板4と反射球3とを適宜に内装させた場合には、両者の利点が相乗的に発揮されるルアーを得ることができる。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明の釣り用ルアーによれば、単に反射するきらめきが増加するだけでなく、遊泳中にルアー自体が発する反射光と、反射体の光と、反射体が衝突する音とが、時間的にまばらに発せられるために、魚の関心が強力に寄せつけられるために、魚を誘う効果が一段と増加し、また、反射体がルアー内に遊動可能に内装されているため、これに釣糸が絡んだり、これに掛かって傷んだりするというような不都合がないという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の釣り用ルアーを一部破断して示す斜視図である。
【図2】 図1のB−B線矢視の断面図である。
【図3】 別の釣り用ルアーを一部破断して示す斜視図である。
【図4】 図3のA−A線矢視の断面図である。
【符号の説明】
3 反射体としての反射球
4 反射体としての反射板

Claims (2)

  1. ルアーを透明なプラスチックにより中空に形成し、その内部に衝突により音を発する板等の薄片の反射体を、反転する遊動形態となるように収納してあることを特徴とする釣り用ルアー。
  2. 反射体が、板等の薄片に加えて球等の粒状反射体にて構成されていることを特徴とする請求項1記載の釣り用ルアー。
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