JP2010041987A - ルアー - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、従来のルアーの色・模様・形・アクション・飛距離など、いままでの機能は失わず、ルアー本体、とくに腹部のアピール力を上げ、従来のルアーよりも魚やイカなどのフィシング獲物の活性を上げ、食いつき良好にし、これによって釣果を上げることを目的としたものである。
【解決手段】 ルアー本体の腹部に複数の薄い板からなる可動片を設けることにより、昼間は太陽の光、夜は月明かりや港の近くにある常夜灯などの光を反射することで腹部のアピール力を上げ、上下左右のアクションの変化に関係なく、ルアーが水を切って前に進んでいる状態であれば水の抵抗をうけ、音を常時発生させ、アピール力の強いルアーを可能にするものである。
【選択図】図3
【解決手段】 ルアー本体の腹部に複数の薄い板からなる可動片を設けることにより、昼間は太陽の光、夜は月明かりや港の近くにある常夜灯などの光を反射することで腹部のアピール力を上げ、上下左右のアクションの変化に関係なく、ルアーが水を切って前に進んでいる状態であれば水の抵抗をうけ、音を常時発生させ、アピール力の強いルアーを可能にするものである。
【選択図】図3
Description
本発明は、フィッシングで疑似餌として用いられるルアーに関するものである。
従来のルアーは、ルアー本体の腹部に足様体を設けたルアーがある。(例えば特許文献1参照)
従来のルアーは、ルアー本体の内部にガラス製のラトルボールという玉とウエイトオシレート機構の中にあるタングステンの玉がルアー本体の内部に入っており、ルアーにアクションをくわえたとき、ルアー本体の中を移動して、ルアー本体の内部ボディーやラトルボール同士がぶつかり、音を発生させアピールするルアーがある。(例えば非特許文献1参照)(例えば非特許文献2参照)
魚が小魚などの餌を捕食するときは、小魚の背後下から小魚を捕食することが多い。従って、従来のルアーは、腹部のアピール力が弱いと言える。(例えば非特許文献3参照)(例えば非特許文献4参照)
特開平2003−265073号 公報 Lure Fishing Handbook 2007 P23 ダイワ精工株式会社 DVD 釣れる日中エギング Eging Evolution THE MOVIE 餌木の選び方 DVD SEABASS DAY GAME 水中で見るバイトシーン ダイワ精工株式会社 近江卓 成澤哲夫編著者 「釣り魚図典」小学館 1998年9月10日 日初版第2刷発行 P14
従来のルアーは、ルアー本体の内部にガラス製のラトルボールという玉とウエイトオシレート機構の中にあるタングステンの玉がルアー本体の内部に入っており、ルアーにアクションをくわえたとき、ルアー本体の中を移動して、ルアー本体の内部ボディーやラトルボール同士がぶつかり、音を発生させアピールするルアーがある。(例えば非特許文献1参照)(例えば非特許文献2参照)
魚が小魚などの餌を捕食するときは、小魚の背後下から小魚を捕食することが多い。従って、従来のルアーは、腹部のアピール力が弱いと言える。(例えば非特許文献3参照)(例えば非特許文献4参照)
以上の述べた従来のルアーは、ルアー本体の上下左右の動きの変化が起こったとき、ルアー本体の内部にある玉が転がり音を発生させている。
従来のルアーは、腹部に足様体を設けているが、アピール効果としては見た目だけである。
従来のルアーは、ルアー腹部のアピール力が弱く、前後に可動し、光を反射して光る、薄い板からなる可動片を設けたものはない。
本発明は、このような従来の問題を解決しようとするものであり、従来のルアーよりも魚やイカなどフィシング獲物の活性を上げ、食いつきを良好にし、これによって、釣果を上げることができるルアーを提供することを目的とするものである。
課題解決手段による作用は次の通りである。すなわち、ルアー本体の腹部に薄い板からなる可動片を複数設けることにより、腹部のアピール力が上がり、上下左右のアクションの変化に関係なく、ルアーが水を切って前に進んでいる状態であれば、リング状のフックと薄い板が擦りあわさり音を常時発生させることが可能である。
リング状のフックと薄い板が擦りあわさり音が発生するため、天候や水質や時間など、ルアーを発見しにくい状況でも、魚やイカなどのフィシング獲物の聴覚器官に対してアピールすることで、ルアーを発見しやすくしている。
腹部に設けた薄い板は、昼間は太陽の光、夜は月明かりや港の近くにある常夜灯などの光を反射してキラキラと光り、魚やイカなどのフィシング獲物の視覚器官に対してアピールする。したがって、魚やイカなどのフィシング獲物の活性を上げることが可能である。
本発明は、ルアーの腹部に薄い板からなる可動片を複数設けることにより、色や模様や形やアクションや飛距離など、従来のルアーの機能を失わず、天候や水質や時間など、魚やイカなどのフィシング獲物の視覚でルアーが発見しにくい状況でも、音を常時発生させているため、従来のルアーよりも魚やイカなどのフィシング獲物がルアーの泳いでいる位置を発見しやすくなっている。また、薄い板は、昼間は太陽の光、夜は月明かりや港の近くにある常夜灯などの光を反射してキラキラと光りアピールする。したがって、薄い板からなる可動片を複数設けることで、光の反射によるアピールと音によるアピ−ルがくわわり、従来のルアーよりもアピール力の強いルアーが可能である。
従来のルアーの音の発声方法は、ルアー本体の内部にあるガラス製のラトルボールという玉とウエイトオシレート機構の中にあるタングステンの玉がルアーの上下左右のアクションの変化が起こった瞬間、玉が転がり、ルアー本体の内部や玉同士がぶつかりあって音を発生させており、原理はマラカスで音を発生させるやり方と同じである。したがって、上下左右の動きがなく、水平に前へ進む、ただ引きやズル引きの状態では、玉が転がらないため音は発生しません。しかし、本発明の音の鳴る原理は、薄い板がルアー本体の外部にあり、上下左右のアクションに関係なく、ルアーが水を切って前に進んでいる状態であれば、薄い板が水の抵抗をうけ、前後に可動し、ルアー本体と薄い板を接続しているリング状のフックと、薄い板が擦りあわさり、音を常時発生させることが可能である。
本発明の薄い板からなる可動片は、ミノープラグやトップウォータープラグなど、プラグの腹部に設けることが可能であり、魚を釣るときに使用するルアーの腹部に設けた場合、例えば大型の魚が小魚を捕食するとき、小魚の背後下から小魚を捕食することが多く、大型の魚が小魚を見ている目線は、ルアーの腹部もしくは、横が多いと考えられる。したがって、本発明の薄い板からなる可動片を設けることにより、腹部に設けた薄い板がキラキラと光りながら音を常時発生させるため、従来のルアーよりも魚の活性を上げ、食いつきを良好にし、釣果を上げることが可能である。
本発明の薄い板からなる可動片を餌木本体の腹部に設けた場合、餌木は海老の姿に似せた疑似餌である。したがって、餌木の腹部に薄い板からなる可動片を複数設けることにより、海老にも足があるように、餌木にも足があるように見え、見た目でも従来の餌木よりも海老の姿に似た餌木が可能である。
薄い板には、ホログラフシールやアワビシールや夜光のシールなどのシールを板に貼ることが可能である。したがって、昼間や夜の釣りにおいて、よりアピール力を上げることが可能である。
図1は、本発明に係るルアー1の実施形態を示す正面図であり、図3は、その切欠断面図である。まず図1で示すように、ルアー1は、流線型に形状設定されたルアー本体1aで、このルアー本体1aの最先端位置に釣り竿から出た釣り糸を結ぶためのラインアイ7を設け、頭部の下部には重心位置が前方側に偏り、これによってルアー本体1aが水中で沈められた状態で頭部を下方に向けて沈降していき、フィシング獲物が捕食する餌の動きに似せるためのシンカー4を設け、後端部にはフィシング獲物が食い付いたときに獲物を引っ掛けるためのフック5を設け、同腹部には、本発明の薄い板からなる可動片を複数設けることにより、薄い板2が前後に可動し、光の反射によるアピールと、音を常時発生させるアピールを備えた基本構成を有している。
つぎにルアー本体1aの腹部に設ける薄い板からなる可動片について説明する。図2の(20)〜(25)で示すように本実施形態においては、薄い板からなる可動片は、リング状のフック9に穴11が開いた薄い板2を通すことにより、図5の(イ)〜(ホ)で示すように、薄い板2が前後に倒れ可動する。したがって、図1や図3で示すように、ルアー本体1aと薄い板2は直接、繋がっておらず、リング状のフック9がルアー本体1aと薄い板2を繋ぐ役目をはたしているため、薄い板2が、どの様な堅い材質の板であっても前後に倒れ可動する。
図3は、図2の(20)〜(25)で示した薄い板からなる可動片をルアー本体1aの腹部に複数設けた図であり、図3の(20a)〜(25a)で示している。
つぎにルアー本体1aの腹部に設ける薄い板からなる可動片の接続方法について説明する。従来のルアーを製造する場合、プラモデルのように左右対称のルアー本体1aの方面側にラインアイ7やシンカー4やフック5を所定の場所に固定し、接着剤で取り付け重ね合わせることでルアー1を形成している。したがって、図3の(20a)や(21a)や(23a)や(24a)示すように、従来同様、ラインアイ7やシンカー4やフック5などを所定の場所に固定し、図2の(20)や(21)や(23)や(24)で示した薄い板からなる可動片をルアー本体1a腹部の固定するため、一定の間隔をあけ、ルアー本体1aの腹部内部に、リング状のフック9を設置固定スペース10設け、薄い板2を外部に出すため、リング状のフック9の太さの半円の穴をルアー本体1aの腹部の両側にあけ、そこに、図2の(20)や(21)や(23)や(24)で示した、薄い板からなる可動片を設置固定し、接着剤を取り付け、重ね合わせることにより、図1で示すように、ルアー1を形成する。
また、図2の(22)と(25)は、リング状のフック9の形状が穴に差し込むことができる構造になっているため、従来のルアーを形成後、一定の間隔をあけ、ルアー本体1aの腹部にリング状のフック9の太さの穴をあけ、接着剤をつけ、穴に取り付けることにより、図1で示すように、本発明のルアー1を形成するやり方もある。
前記、一定の間隔とは、図5の(イ)や(ホ)で示すように、腹部に対して薄い板が180度倒れる間隔幅のことである。また、薄い板2が図5の(イ)や(ホ)で示した状態のとき、薄い板2同士が重なり合っていても特に問題はない。
図1で示すように、ルアー1には、頭部の下部にシンカー4が設けられている。そのため、シンカー4に一番近い薄い板2が、シンカー4に近すぎると、図5の(イ)や(ロ)で示すように、シンカー4の方向に倒れたとき、薄い板2がシンカー4にぶつかり、薄い板2が腹部に対して180度倒れない。したがって、シンカー4に一番近い薄い板2の間隔は、図5の(イ)で示した状態のとき、ぶつからない程度の間隔をあけた方が良い。
つぎに、薄い板2とルアー本体1aを接続しているリング状のフック9について説明する。図2の(20)〜(25)で示すように、リング状のフック9は、穴11が開いた薄い板2が通せるような構造であり、図3の(20a)〜(25a)で示すように、リング状のフック9は、ルアー本体1a腹部の外部あり、薄い板2を前後に可動させる部分と、ルアー本体1a腹部の内部にあり、ルアー本体1aとを固定するための部分がある。
つぎに、ルアー本体1a腹部の外部あり、薄い板2を前後に可動させるリング状のフック9の部分の形は、図3の(20a)や(21a)や(22a)のように、アルファベットのOのようなリングの形のものや、図3の(23a)や(24a)や(25a)のように、アルファベットのUのように半円のリングの形をしたものがあるが、どちらも、薄い板を前後に可動させ、機能としては同じである。
本実施形態においては、薄い板2の材質は、適度な重たさがあり、光の反射率が良い、金属の板が採用している。
前記適度な重たさとは、ルアー1を水中で水平にした状態で、薄い板2の重さ、すなわち、重力の力で下の方向に引っ張られ、図5の(ハ)で示すような状態になる重たさのことである。
本発明の音の鳴る原理は、薄い板2に開いている穴11の内円とリング状のフック9が擦りあわさり音を発生させている。したがって、ルアー1のアクションの変化によって薄い板2が可動し、音が発生するのはもちろん、上下左右の動きがなく、水平に前へ進むただ引きやズル引きの状態であっても、図5で示すように、重力の力で(ハ)の方向へ引っ張られる力と、水の抵抗すなわち、水流の力で(ニ)や(ホ)の方向へ流され引っ張られる力が常に働くため、ルアー本体1aの腹部に設けた薄い板2が上下左右のアクションに関係なく、ルアー1が水を切って前に進んでいる状態であれば水の抵抗をうけ、リング状のフック9と、薄い板2に開いている穴11の内円が擦りあわさり、音を常時発生させることが可能である。
リング状のフック9と、薄い板2に開いている穴11の内円が擦りあわさり、音を常時発生させている。そのため、リング状のフック9と薄い板2の材質の種類によって、様々な音質や音域の変化が可能である。
また、薄い板2に関しては、薄い板2に開いた穴11の内円がリング状のフック9と擦りあわさり、音を常時発生させているため、内円の材質によって音が異なる。例えばプラスチックの板に開いた穴の内円を金属でコウティングなどをすることにより、プラスチックの板で光を反射し、音は金属音を発生させるプラスチックの板などが可能である。
図5で示すように、薄い板2が水の抵抗すなわち、水流の力で(二)や(ホ)で示すように、後側に流され引っ張られる力と、薄い板2の重さすなわち、重力の力で(ハ)で示すように、下の方向へ引っ張られる力は、ルアー1の進む速度によって水の抵抗が異なるため、薄い板2が倒れる角度が異なります。しかし、ルアー本体1aの腹部に設ける薄い板2の面積や重さを変えることによって、同じ速度でも、倒れる角度を調節することが可能である。薄い板2の面積を広くすることによって、水の抵抗をうける部分が増えるため、薄い板2は倒れやすくなり、対して、薄い板2の面積が狭くすることによって、水の抵抗をうける部分が少なくなるため、薄い板2は倒れにくくなる。また、薄い板2を軽くすることによって、重力の力で下の方向へ引っ張られる力が弱くなるため、薄い板2は倒れやすくなり、対して、薄い板2を重くすることによって、重力の力で下の方向へ引っ張られる力が強くなるため、薄い板2は倒れにくくなる。したがって、ルアーの用途に合わせて調節することが可能である。
また、倒れにくくするやり方の一つに、リング状のフック9を通す穴11とは別に、薄い板2に穴を開けるやり方がある。これによって、水が薄い板2を通りぬけるため、薄い板2にあたる水の抵抗が少なり、薄い板2は倒れにくくなる。
薄い板2は、薄い金属の板を用いることで、光の反射によるアピールを可能にしている。しかし、光の反射率の弱い材質のものを用いたとしても、ホログラフシールやアワビシールやなどのシールを薄い板2に貼ることで、光の反射率を上げることが可能であり、夜光のシールを貼れば、夜の釣りにおいて、薄い板2が発光するため、よりアピール力が上がり、魚やイカなどのフィシング獲物の活性を上げることが可能である。
ルアー1は、淡水や海水などの水中で使用し、ボトムや障害物などにぶつかることも多いため、リング状のフック9は、強度もあり、錆びにくい材質のものを使用した方が良い。例えばステンレスなど。
図4は、本実施形態の薄い板2の左右にひねりの作用を説明するため説明図であり、薄い板2の左右にひねった状態を(ワ)と(ヲ)示している。
図4で示すように、リング状のフック9と薄い板2に開いている穴11の太さを変えることで左右にひねりを大きくすることも小さくすることも可能である。穴11が開いた薄い板2とリング状のフック9の太さが同じであれば、薄い板2に開いた穴11にリング状のフック9を通すと、薄い板2に開いた穴11に余分なスペースがないため、左右のひねりはうまれない。対して、薄い板2に開いた穴11よりも、リング状のフック9の太さが細くすれば、薄い板2に開いた穴11に余分なスペースができ、左右のひねりはうまれる。したがって、光をあらゆる方向に反射させ、少しでも魚やイカなどのフィシング獲物に対して光のアピールを強めるため、本発明では、薄い板2に開いた穴11より、リング状のフック9の太さを細くすることで、(ワ)と(ヲ)示すように、より薄い板2を左右にひねらせ、アピール力を上げている。
図4の(ワ)と(ヲ)示すように、薄い板2は、真っ平なものであっても左右にひねりながら倒れるが、より左右のひねりを大きくさせるため、薄い板2を人間が食べ物を食べるときに用いるスプーンのすくう部分の形のように、片面がへこんでいて、もう反対の面をふくらんでいる形に薄い板2を形成することで、薄い板にあたる水の抵抗が異なり、より左右のひねりを大きくさせることが可能である。例えばスピナーベイトなどに用いるブレイドなどである。
図4の(ワ)や(ヲ)で示すように、薄い板が左右のひねりながら倒れるため、ルアー1に対いて、左右からの水流をうけ流す効果や、トゥイッチングやジャキングなど、釣り人の竿さばきによって、ルアー1を左右にスライドさせ進むアクションをスムーズにさせる効果がある。
図5は、本実施形態の薄い板2の作用を説明するため説明図であり、薄い板2が前後に倒れる状態を(イ)〜(ホ)で示している。
図4で示すように、左右にひねりながら、図5で示すように、前後に倒れるため、ルアー1が飛んでいるときの空気抵抗を少なくし、水面に着弾するときの衝撃を軽減させる効果がある。
図6で示すように、イカはルアー1に興味を示し、ルアー1の頭部(ヤ)や腹部(ユ)や尻部(ヨ)のいずれかの場所を触腕や腕部で抱きます。そのため、あわせをいれても針がかりしないことも多く、イカはルアー1を離してしまいます。しかし、ルアー1に違和感を覚えなければ、またイカは、ルアー1を抱きに来てくれます。したがって、図6の(ユ)で示すように、ルアー1の腹部を触腕や腕部で抱いたとき、薄い板2が図5の(イ)〜(ホ)で示すように前後に倒れることによって、違和感を軽減させる役目がある。
図7で示すようにルアー50は、魚を釣るときに用いるルアーである。その腹部に薄い板からなる可動片を複数設けた場合、薄い板2が前後に可動しながら光を反射し、音を常時発生させるため、目が上を向いているヒラメやマゴチなどの魚や、やや上を向いているカツオやスズキ(シーバス)に有効であり、また、ブラックバスやシイラやロウニンアジなどトップウォータープラグに反応する魚にも有効である。
図7で示すようにルアー50は、腹部にフック5が設けられている。したがって、薄い板2とフック5の関係は、フック5の方が薄い板2よりの下、腹部から離れていている状態の方が良い。これによって、魚がバイトしてきたとき、フック5の方が先に魚の口にあたるため、薄い板からなる可動片を設けたルアー50でも、従来のルアー同様、魚をフッキングさせることが可能であり、薄い板からなる可動片を設けたからと言って、フッキング力が下がることはない。
図7で示すようにルアー50は、ルアー50の様々なアクションによって、フック5と薄い板2が接触することがある。しかし、薄い板2が図4で示すように、左右にひねりながら、図5で示すように、前後に可動するため、ルアー50本来のアクションや魚がバイトしてきたときのフッキング力を下げることはない。
図7のルアー50で示すように、背中部分が水面から出ている状態あっても、ルアー50の腹部に設けた、薄い板2とリング状のフック9が水中に浸かっている状態であれば、光の反射によるアピールはもちろん、音を常時発生させるアピ−ルも可能である。例えばトップウォータープラグなどである。
上記の実施形態のおいては、ルアー1は、海老に模した餌木の腹部に、薄い板からなる可動片を設けていますが、本発明は、虫や魚類や甲殻類や両生類などの形を摸したルアーに設けることが可能であり、1つルアーに限定するものではない。
上記の実施形態のおいては、薄い板2は楕円形の形をしていますが、楕円形の形に限定するものではなく、三角や四角など様々な形をした薄い板2を用いることが可能である。
上記の実施形態のおいては、薄い板2は、1つの材質に限定されるものではなく、金属の板・ガラスの板・プラスチックの板・アクリルの板・木の板など様々な材質の板を用いることも可能である。
上記の実施形態のおいては、薄い板からなる可動片は、ルアー本体1a腹部の中心に一列に連なることに限定するものではなく、ルアー本体1aの腹部の横幅の広さや薄い板2の大きさによっては、二列・三列もしくは、左右交互に設けることが可能である。
図1および図3は、ルアー本体1aの腹部に、複数の薄い板からなる可動片を設けた図であり、図1はルアー本体1a腹部に複数の薄い板からなる可動片を設けた正面図であり、図3はルアー本体1aの腹部に複数の薄い板からなる可動片を設けた切欠断面図である。
図2は、ルアー本体1aの腹部の設ける薄い板からなる可動片である。
図4および図5は、薄い板からなる可動片の作用を説明するための説明図あり、図4は、薄い板2が左右にひねった状態を(ワ)と(ヲ)示した図であり、図5は、薄い板2が前後に倒れる状態を(イ)〜(ホ)で示した図である。
図6は、薄い板からなる可動片を設けたルアー1に、イカなどのフィシング獲物が触腕や腕部で抱いたときの状態を示した図である。
図7は、薄い板からなる可動片を腹部にフックがあるルアー50に設けた図である。
本発明は、従来のアピール効果である色や模様や形やアクションや飛距離などの機能は失うことはなく、新たに音を常時発生するアピールと光を反射させて光るアピールがくわわり、従来のルアーよりもアピールの幅が広がっている。
本発明の腹部に設ける薄い板には様々な形や色があります。したがって、ルアーを買うとき、どの様なアクションをするかなど機能も大切ですが、色や模様も重要視されていて、本発明が可能になることで、色や模様が同じルアーであっても、薄い板の形が楕円形や涙型などの形をしたものや、薄い板の色が金色や銀色や赤色や青色など、様々なバリエーションが可能になり、今までよりもアピールの幅や選ぶ種類が増えると考えられる。
本発明の腹部に設ける薄い板には、ホログラフシールやアワビシールや夜光シールなどのシールを貼ることが可能であり、よりアピール力を上げることや自分オリジナルのルアーにすることが可能である。
1 ルアー
1a ルアー本体
2 薄い板
3 羽根
4 シンカー
5 フック
6 内部空間
7 ラインアイ
8 アイ
9 リング状のフック
10 固定設置スペース
11 穴
50 ルアー
1a ルアー本体
2 薄い板
3 羽根
4 シンカー
5 フック
6 内部空間
7 ラインアイ
8 アイ
9 リング状のフック
10 固定設置スペース
11 穴
50 ルアー
Claims (2)
- フィシングで疑似餌として用いられるルアーであって、ルアー本体の腹部に複数の薄い板からなる可動片を設けることにより、左右にひねりながら前後に倒れ、光の反射によるアピールと音を常時発生させるアピールを特徴としるルアー。
- ルアー本体にリング状のフックを設け、このフックを前記可動片に開口する穴に通してなる請求項1記載のルアー
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- 2008-08-08 JP JP2008227594A patent/JP2010041987A/ja active Pending
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