JP3737641B2 - チャープ音及び警報音発生制御方法 - Google Patents

チャープ音及び警報音発生制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はセキュリティ装置のチャープ音及び警報音発生制御方法に係わり、特に、セキュリティの開始操作時及び終了操作時にチャープ音を発生すると共に、セキュリティ動作中の異常検出により警報音(サイレン等)を発生するセキュリティ装置のチャープ音及び警報音発生制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、車両盗難事件が頻発しており、対抗手段としてのカーセキュリティシステムが普及してきている。図8は従来のカーセキュリティシステムの構成図であり、1は車両側の適所に設けられたセキュリティ本体(セキュリティ装置)、2はユーザが所持するリモコンである。かかるカーセキュリティシステムでは、運転者が車両を降り、ドアを閉めたあとリモコン装置2のアーミング/ディスアーミングキー(TX/PANIC)2aを押圧すると、リモコン装置はIDコードやアーミングを指示するコマンドコード等により所定周波数の搬送波をデジタル変調して送信する。送信信号はセキュリティ本体のアンテナでキャッチされ、受信機4に入力されて受信、復調される。しかる後、セキュリティ制御部3は受信IDコードが予め登録されているIDコードと一致するかチェックし、一致すれば、ドア開閉機構7を制御してドアロックすると共にアーミング動作(セキュリティ動作)を開始し、かつ、チャープ音を発生する。チャープ音はサイレンを小鳥のさえずりのように鳴らした時の音である。
【0003】
セキュリティ制御部3はアーミング中、ドアセンサー5a、トランクセンサー5b、フード(ボンネット)センサー5c、その他ショックセンサー、ガラスセンサ等の各種異常検出センサ出力を監視し、所定のセンサーが動作した時アラーム発生する。例えば、アーミング中に、ドアセンサ5aがドアのオープンを検知したとき、セキュリティ制御装置3は警報発生ユニット6に異常発生を通知し、警報発生ユニット6はサイレンを駆動すると共に、ヘッドランプの点滅制御を行ったり,スタータカットして賊の退治を行う。
【0004】
一方、車両に戻った運転者がリモコン装置2のアーミング/ディスアーミングキー2aを押圧すると、リモコン装置はIDコードやディスアーミングを指示するコマンドコード等により搬送波をデジタル変調して送信する。送信信号はセキュリティ本体のアンテナでキャッチされ、受信機4に入力されて受信、復調される。しかる後、セキュリティ制御部3は受信IDコードが予め登録されているIDコードと一致するかチェックし、一致すればチャープ音を発生すると共にアーミング状態を解除し、ドアロック開閉装置7に対しドアアンロック制御を行う。以上のように、カーセキュリティシステムでは、単に、ドアロック、アンロックをリモコン操作で行えるという便利さ以外に、賊が車両を牽引しようとしたり、ハンマー等でボディを破壊しようとしたり、ガラスを破ろうとしたとき、警報を発して退治できるという優れた機能を有している。
【0005】
又、リモコン装置はセキュリティ動作に関係するデータを適宜設定できるようになっている。例えば、
(a) 盗人の侵入により異常が発生した時に自動車のサイレンを鳴らすか否かを指示するデータ(サイレンオン/オフデータ)、
(b) アーミング/ディスアーミングキーによりセキュリティ開始、終了操作があたっとき、チャープ音を発生するか否かを指示するデータ(チャープ(chirp)オン/オフデータ)
等を設定でき、該設定データに従ってセキュリティ本体2はセキュリティ動作を実行する。これは、状況に応じて無闇にサイレンを鳴らすのを防止するためである。
【0006】
サイレンオン/オフ設定は、図8の表示部を有しないリモコン2であれば、キー2a、2bの同時長押しでトグル形式でオン/オフ設定し、又、チャープ音のオン/オフ設定はキー2a、2bの同時短押しでトグル形式で設定する。
又、表示部を有するリモコンであればサイレンオン/オフ設定は、リモコンをプログラムモードにし、所定のキー操作により行う。
【0007】
図9は表示部を備えたリモコン装置2の外観図であり、21はLCD表示部、22はキー部である。LCD表示部21はリモコン装置の表面上部に配設され、(1)時刻/日時を表示するタイム/デ−トインジケ−タ21a、(2) 午前/午後の識別表示部21b、(3) 14セグメント構成の5桁の文字表示部21c、(4) 4台の自動車のうち第何番目の自動車のセキュリティ本体を遠隔制御するかを示す第1〜第4カ−インジケ−タ21d、(5)異常時にサイレンを鳴らすか否かを示すサイレンオン/オフインジケ−タ21e、(6) チャープ音を鳴らすか否かを示すチャープ(Chirp)オン/オフインジケ−タ21f、(7)センサスキャンオン/オフインジケ−タ21g、(8) ア−ミングタイマ−のオン/オフ(オンはセキュリティ起動後の経過時間カウント中)を表示するア−ミングタイマ−インジケ−タ21h、(9) プログラム・ワン・タイムモード/プログラムメモリモードインジケ−タ21i、(10) EXT出力インジケ−タ21jを有している。
【0008】
キー部22は、(1) ア−ミング/ディスア−ミングを交互に指令するTX/PANICキー22a、(2) 第1〜第3拡張キー(EXT1〜EXT4)22b〜22d、メニューキー22e、短押し毎に順次タイム/デ−トインジケ−タ21aに時刻→日付→セキュリティ動作経過時間の順で表示するデート/タイマ−キー22f、短押毎に制御する車両番号を1→2→3→4→1・・・の順に切り替えるカ−NO.キー22gを有している。
メニューキー22eは短押しによりタイムモードからプログラムモードにするものであり、このプログラムモードにおいて、第1拡張キー22bを押す毎にサイレンのオン/オフを切り替えることができ、第2拡張キー22cを押す毎にセンサースキャンのオン/オフを切り替えることができ、第3拡張キー22dを押す毎にチャープ音のオン/オフを切り替えることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
サイレンやチャープ音は非常に大きく、夜間や早朝、住宅地で鳴らすと他人に多大な迷惑を掛ける。このため、ドライバの判断により、夜間や早朝及び住宅地でのサイレン、チャープ音の発生(オン/オフ)を適宜禁止している。。
サイレンやチャープ音のオン/オフ設定は、前述のようにリモコンのキー操作が必要になる。かかる設定操作の頻度が低くければユーザは何ら煩わしさを感じず、問題はない。しかし、住宅密集地に住んでいて、毎日朝早く出勤して帰りが深夜になるユーザが、昼間は基本的にセキュリティ動作確認手段としてのチャープ機能を使う場合、夜間及び早朝においてチャープ音のオン/オフの設定をその都度切り換えなければならず、非常に煩わしくなる問題がある。又、昼間は異常発生によりサイレンを鳴らし、夜間は鳴らさないようにする場合も同様にそのオン/オフ設定が煩わしい問題がある。
【0010】 以上より、本発明の目的は、チャープ音や警報音の禁止時間帯を設定しておき、該時間帯は自動的にチャープ音や警報音を鳴らさないようにすることである。
本発明の別の目的は、チャープ音や警報音の禁止時間帯を設定しておき、該時間帯で、かつ、住宅密集地において自動的にチャープ音や警報音を鳴らさないようにすることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明では、チャープ音及び又は警報音を発生しても良い時間帯あるいはチャープ音及び又は警報音の発生を禁止する時間帯を設定し、セキュリティの開始操作及び終了操作があったとき、あるいは、セキュリティ動作中に異常検出したとき、該操作時刻あるいは検出時刻が前記禁止時間帯であり、かつ、車両位置が住宅密集地であれば、チャープ音の発生あるいは警報音の発生をしない。
【0012】
【発明の実施の形態】
(a)第1実施例
図1は本発明の第1実施例のセキュリティ装置の構成図であり、31はリモコン装置、41は車両内に設けられたセキュリティ本体、51は異常検出センサー、61は警報ユニット、71はドア開閉機構である。
リモコン装置31において、32は操作部であり、各種表示を行う表示部32aとアーミング/ディスアーミングをはじめとする種々のキーを備えたキー部32bを備えている(例えば図9参照)。33はマイコン構成のリモコン処理部であり、操作部32のキー操作に応じた処理、送信データの作成処理、送信データのマンチェスターコード化処理等を行うと共に、セキュリティ本体41より送られてきたマンチェスターコード化された応答データの復元、該応答データに応じた処理等を行う。34はIDコードなどを記憶する不揮発性のE2PROM、35はタイマー、36は送信データに基づいて搬送波をFSK変調等の所定の変調方式によりデジタル変調して送信する送信部、37は送受信兼用のアンテナ、38はセキュリティ装置本体側から送信されたデータを受信、復調する受信部である。
【0013】
セキュリティ本体41において、42は送受信兼用のアンテナ、43は高周波増幅、周波数変換、デジタル復調等を行いリモコン装置31から送られてくるデータの受信、復調を行う受信部、44は後述するセキュリティコントローラから入力されたデータに基づいて搬送波をFSK変調等の所定の変調方式によりデジタル変調して送信する送信部、45はマイコン構成のセキュリティコントローラであり、リモコン装置31からのコマンドに基づいてセキュリティの起動/停止制御、セキュリティ監視制御、チャープ音/サイレンの規制制御等を行うと共に、適宜応答データを作成して送信部44に入力する。45aはメモリであり、チャープ音/サイレンの規制モードオン/オフを記憶する規制フラグFr、規制開始時間Trs、規制終了時間Tre等を記憶する。46は内蔵のタイマーである。
【0014】
異常検出センサー51において、51aはドアの開閉状態を検出するドアセンサ、51bは自車フード(ボンネット)/トランクの開閉を検出するフード/トランクセンサ、51cは車両に加えられたショックを検出するショックセンサ、51dはフロントガラス等のガラスが破壊されるのを検出するガラスセンサである。車両に加えられた異常を検出するためのセンサーは図示のものに限らずモーションセンサ、その他のセンサーを設けることができる。又、警報ユニット61において、61aはサイレン駆動回路、61bはヘッドライト点滅回路である。
【0015】
リモコン装置31のキー操作によりチャープ音/サイレン音の規制モードにすると、リモコン装置は規制コマンドをセキュリティ本体41に送信し、セキュリティコントローラ45は該規制コマンドの受信によりメモリ45aの規制フラグFrをオンする。ついで、同様にキー操作でチャープ音/サイレン音の規制時間帯(規制開始時刻Trs、規制終了時刻Tre)を入力すると、リモコン装置31は該規制開始時刻Trs、規制終了時刻Treをセキュリティ本体41に送信し、セキュリティコントローラ45は該時刻Trs,Treをそれぞれメモリ45aに記憶する。これにより、以後、チャープ音/サイレン音の規制制御が可能になる。尚、時間設定は上記の他、種々の方法により設定が可能である。
【0016】
図2は第1実施例のチャープ音規制処理フローである。
セキュリティ本体のコントローラ45はリモコン装置31のアーミング/ディスアーミングキーが操作されてセキュリティ開始/終了が指示されたかチェックし(ステップ101)、指示されるとメモリ45aに記憶されている規制フラグFrのオン/オフを判断する(ステップ102)。規制フラグFrがオフ(="0")であれば、すなわち、チャープ音の出力が規制されていなければ、サイレン駆動回路61aにチャープ音発生を指示してチャープ音を発生する(ステップ103)。しかし、規制フラグFrがオン(="1")であれば、すなわち、チャープ音の出力が規制されていれば、現時刻がチャープ音規制時間帯であるか判断し(ステップ104)、規制時間帯でなければチャープ音を発生する(ステップ103)。一方、現時刻が規制時間帯であれば、チャープ音を出力しない(ステップ105)。
【0017】
図3は第1実施例のサイレン規制処理フローである。
セキュリティ本体のコントローラ45はセキュリティ動作中、異常が検出されたかチェックし(ステップ201)、異常が検出されるとメモリ45aに記憶されている規制フラグFrのオン/オフを判断する(ステップ202)。規制フラグFrがオフ(="0")であれば、すなわち、サイレン音の出力が規制されていなければ、サイレン駆動回路61aにサイレン発生を指示してサイレン音を発生すると共に、ヘッドライト点滅回路61bにヘッドライトの点滅を指示しその点滅を行う(ステップ203)。
しかし、規制フラグFrがオン(="1")であれば、すなわち、サイレン音の出力が規制されていれば、現時刻がサイレン規制時間帯であるか判断し(ステップ204)、規制時間帯でなければサイレンの発生、ヘッドライトの点滅を行う(ステップ203)。一方、現時刻が規制時間帯であれば、サイレン音を出力せず、ヘッドライトの点滅のみを行う(ステップ205)。
【0018】
(b)第2実施例
図4は本発明の第2実施例のセキュリティシステムの構成図であり、図1の第1実施例と同一部分には同一符号を付している。第2実施例において、第1実施例と異なる点は、
・セキュリティ本体41に通信インタフェース47を設け、該通信インタフェースを介して通信可能にナビゲーション装置81に接続した点、
・セキュリティコントローラ45はナビゲーション装置81より車両が住宅密集地内に存在するか否かの情報を入手し、規制時間帯で、かつ、住宅密集地内に自動車が存在する時のみチャープ音、サイレンの発生を規制する点である。
【0019】
図5はナビゲーション装置の構成図である。図中、81aは地図情報やタウンページ情報を記憶する地図記憶媒体で、例えばCD−ROM、81bはCD−ROMからの地図情報等の読み取りを制御するCD−ROM制御部、81cは車両現在位置を測定する位置測定装置であり、移動距離を検出する車速センサー、移動方位を検出するジャイロ、GPS、位置計算用CPU等で構成されている。81dは、CD−ROMから読出した地図情報を記憶する地図情報メモリ、81eはCD−ROMから読出したタウンページデータを記憶するタウンページデータ記憶メモリ、81fはメニュー選択操作、拡大/縮小操作、手動地図スクロール等を行うリモコン、81gはリモコンインタフェースである。
81hはナビゲーション装置全体を制御するプロセッサ(CPU)、81iは各種処理(誘導経路探索処理、ピンポイント検索処理、マップマッチング処理、住宅密集地判別処理等)を実行するためのプログラムを記憶するROM、81jは処理結果を記憶するRAM、81kは地図画像を発生するディスプレイコントローラ、81mはディスプレイコントローラが発生した地図画像を記憶するビデオRAM、81nは地図/誘導経路/自動車マーク等を表示する表示装置、81pはセキュリティ本体41との間でバス通信によりデータ送受を行う通信インタフェース部である。
【0020】
タウンページデータ記憶メモリ81eに記憶されるタウンページデータベースとしては、電話番号データベースTNDや施設データベースBLDなどがある。電話番号データベースTNDは、電話番号と施設(各種店舗、会社、銀行等)の所在地(経緯度)との対応を保持するもので電話番号より施設の位置を求めてその周辺の地図を表示するためのものである。又、施設データベースBLDは施設毎にその名称、職業区分、経緯度位置等を網羅し、施設名より施設の位置を求めてその周辺の地図を表示するためのものである。
住宅密集地であるか否かは一定範囲内(例えば半径50m)の中に電話番号データベースTNDに収録されている電話番号の登録件数が所定件数(例えば10件)以上存在するか否かにより判断する。住宅密集地には各種施設、店舗があり、半径50mの範囲を考えると該範囲内の10件以上の施設が電話番号データベースTNDに登録されているのが普通である。従って、プロセッサ81hはセキュリティコントローラ45から現自動車位置が住宅密集地内に存在するかの問い合わせがあれば、電話番号データベースTNDを参照し、上記基準に従って住宅密集地であるか否かの判断を行い、判断結果をセキュリティコントローラ45に通知する。
【0021】
図6は第2実施例のチャープ音規制処理フローである。
セキュリティ本体のコントローラ45はリモコン装置31のアーミング/ディスアーミングキーが操作されてセキュリティ開始/終了が指示されたかチェックし(ステップ301)、指示されるとメモリ45aに記憶されている規制フラグFrのオン/オフを判断する(ステップ302)。規制フラグFrがオフであれば、すなわち、チャープ音の出力が規制されていなければ、サイレン駆動回路61aにチャープ音発生を指示してチャープ音を発生する(ステップ303)。
しかし、規制フラグFrがオンであれば、すなわち、チャープ音の出力が規制されていれば、現時刻がチャープ音規制時間帯であるか判断し(ステップ304)、規制時間帯でなければチャープ音を発生する(ステップ303)。
現時刻が規制時間帯であれば、セキュリティコントローラ45はナビゲーション装置81に現自動車位置が住宅密集地内に存在するか問い合わせる(ステップ305)。ナビゲーション装置81は該問い合わせに対して住宅密集地か否かの判断を行って判定結果をセキュリティコントローラ45に通知する。セキュリティコントローラ45は該通知を参照して現車両位置が住宅密集地でなければチャープ音を発生し(ステップ303)、住宅密集地であれば、チャープ音を出力しない(ステップ306)。
【0022】
図7は第2実施例のサイレン規制処理フローである。
セキュリティ本体41のセキュリティコントローラ45はセキュリティ動作中、異常が検出されたチェックし(ステップ401)、異常が検出されるとメモリ45aに記憶されている規制フラグFrのオン/オフを判断する(ステップ402)。規制フラグFrがオフであれば、すなわち、サイレンの出力が規制されていなければ、サイレン駆動回路61aにサイレン発生を指示してサイレン音を発生すると共に、ヘッドライト点滅回路61bにヘッドライトの点滅を指示しその点滅を行う(ステップ403)。
しかし、規制フラグFrがオンであれば、すなわち、サイレンの出力が規制されていれば、現時刻がサイレン規制時間帯であるか判断し(ステップ404)、規制時間帯でなければサイレンの発生、ヘッドライトの点滅を行う(ステップ403)。一方、現時刻が規制時間帯であれば、セキュリティコントローラ45はナビゲーション装置81に現自動車位置が住宅密集地内に存在するか問い合わせる(ステップ405)。ナビゲーション装置81は該問い合わせに対して住宅密集地か否かの判断を行って判定結果をセキュリティコントローラ45に通知する。セキュリティコントローラ45は該通知を参照して現車両位置が住宅密集地でなければサイレンの発生、ヘッドライトの点滅を行い(ステップ403)、住宅密集地であれば、サイレン音を出力せず、ヘッドライトの点滅のみを行う(ステップ406)。
【0023】
(c)変形例
以上では、チャープ音とサイレンオンの発生を同時に規制する場合について説明したが、それぞれ独立に規制し、かつ、独立に規制時間を設定するように構成することもできる。
以上では、セキュリティコントローラとナビゲーションコントローラを別々に設けたが1つのコントローラで両方の制御を行うように構成することもできる。
以上では警報音としてサイレンを用いたが、ブザー、ホーン等を警報音として使用することができる。
以上では、電話番号データベースTNDに基づいて住宅密集地であるか否かを判断したが、別の方法によって判断しても良い。例えば、地図情報の交差点データに住宅密集地の別を含ませておき、自動車位置から最近の交差点の該情報を用いて住宅密集地であるか否かを判断する。
【0024】
尚、規制時間帯の設定は、
・バスライン接続により、オーディオの内蔵時計で設定を行い、あるいは、
・キーレス/セキュリティ装置内蔵時計を利用し、キーレス/セキュリティ装置専用の外部ディスプレイユニットを見ながら設定を行い、あるいは、、
・キーレス/セキュリティ装置内蔵時計を利用し、キーレス/セキュリティ装置の双方向リモコンの液晶表示装置の表示を見ながら設定を行う。
又、位置条件の設定は、
・バスライン接続された、ナビゲーションディスプレイユニットを使用して行い、あるいは、
・バスライン接続された、オーディオディスプレイユニットを使用して行い、あるいは、
・キーレス/セキュリティ装置専用の外部でディスプレイユニットを見ながら設定を行い、あるいは、
・キーレス/セキュリティ装置の双方向リモコンの液晶表示装置を見ながら設定を行う。
以上、本発明を実施例により説明したが、本発明は請求の範囲に記載した本発明の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明はこれらを排除するものではない。
【0025】
【発明の効果】
以上本発明によれば、チャープ音のオン/オフ切換やサイレンのオン/オフ切換を頻繁に利用するユーザーであっても、夜間や早朝時にリモコン操作をする必要がなくなり、切換操作の煩わしさを無くせ、操作性能を向上できる。
又、本発明によれば、チャープ音のオン/オフやサイレンのオン/オフの設定を自動的に確実に行うことができる
又、本発明によれば、時間条件に加えて、場所条件も加えることにより、深夜、音を出しても全く問題ない場所ではチャープ音による快適な動作確認を行うことができ、又、サイレンにより賊を撃退することができる。
又、本発明によれば、チャープ音、サイレン音が一般化していない日本市場などにおいて、深夜の近所迷惑を有効に解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のセキュリティシステムの構成図である。
【図2】第1実施例のチャープ音規制処理フローである。
【図3】第1実施例のサイレン規制処理フローである。
【図4】第2実施例のセキュリティシステムの構成図である。
【図5】ナビゲーション装置の構成図である。
【図6】第2実施例のチャープ音規制処理フローである。
【図7】第2実施例のサイレン規制処理フローである。
【図8】従来のセキュリティ装置の構成図である。
【図9】表示部を備えたリモコンの外観及びサイレンオン/オフ及びチャープ音オン/オフ説明図である。
【符号の説明】
31・・リモコン装置
41・・セキュリティ本体
42・・送受信兼用のアンテナ
43・・受信部
44・・送信部
45・・セキュリティコントローラ
51・・異常検出センサー
51a・・ドアセンサ
51b・・フード/トランクセンサ
51c・・ショックセンサ
51d・・ガラスセンサ
61・・警報ユニット
61a・・サイレン駆動回路
61b・・ヘッドライト点滅回路
71・・ドア開閉機構

Claims (1)

  1. セキュリティの開始操作時及び終了操作時にチャープ音を発生すると共に、セキュリティ動作中の異常検出により警報音を発生するセキュリティ装置のチャープ音及び警報音発生制御方法において、
    チャープ音及び又は警報音の発生を禁止する時間帯を設定し、
    セキュリティの開始操作及び終了操作があったとき、あるいは、セキュリティ動作中に異常検出したとき、該操作時刻あるいは検出時刻が前記禁止時間帯であり、かつ、車両位置が住宅密集地であれば、チャープ音の発生あるいは警報音の発生をしないこと、
    を特徴とするチャープ音及び警報音発生制御方法。
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