JP2000172968A - チャープ音及び警報音発生制御方法 - Google Patents

チャープ音及び警報音発生制御方法

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JP2000172968A
JP2000172968A JP34824798A JP34824798A JP2000172968A JP 2000172968 A JP2000172968 A JP 2000172968A JP 34824798 A JP34824798 A JP 34824798A JP 34824798 A JP34824798 A JP 34824798A JP 2000172968 A JP2000172968 A JP 2000172968A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 規制時間帯ではチャープ音や警報音を鳴らさ
ないようにし、あるいは、規制時間帯で、かつ、住宅密
集地においてのみチャープ音や警報音を鳴らさないよう
にする。 【解決手段】 チャープ音及び又は警報音の発生を禁止
する時間帯を設定し、セキュリティコントローラ45は
該禁止時間帯においてセキュリティの開始操作及び終了
操作があっても、あるいは異常を検出してもチャープ音
の発生あるいは警報音の発生を禁止する。又、チャープ
音及び又は警報音の発生を禁止する時間帯を設定し、セ
キュリティの開始操作及び終了操作があったとき、ある
いは、セキュリティ動作中に異常検出したとき、セキュ
リティコントローラ45は操作あるいは検出時刻が前記
禁止時間帯であり、かつ、車両が住宅密集地内に存在す
るときのみチャープ音の発生あるいは警報音の発生を禁
止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はセキュリティ装置の
チャープ音及び警報音発生制御方法に係わり、特に、セ
キュリティの開始操作時及び終了操作時にチャープ音を
発生すると共に、セキュリティ動作中の異常検出により
警報音(サイレン等)を発生するセキュリティ装置のチ
ャープ音及び警報音発生制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車両盗難事件が頻発しており、対
抗手段としてのカーセキュリティシステムが普及してき
ている。図8は従来のカーセキュリティシステムの構成
図であり、1は車両側の適所に設けられたセキュリティ
本体(セキュリティ装置)、2はユーザが所持するリモ
コンである。かかるカーセキュリティシステムでは、運
転者が車両を降り、ドアを閉めたあとリモコン装置2の
アーミング/ディスアーミングキー(TX/PANIC)2aを押
圧すると、リモコン装置はIDコードやアーミングを指
示するコマンドコード等により所定周波数の搬送波をデ
ジタル変調して送信する。送信信号はセキュリティ本体
のアンテナでキャッチされ、受信機4に入力されて受
信、復調される。しかる後、セキュリティ制御部3は受
信IDコードが予め登録されているIDコードと一致す
るかチェックし、一致すれば、ドア開閉機構7を制御し
てドアロックすると共にアーミング動作(セキュリティ
動作)を開始し、かつ、チャープ音を発生する。チャー
プ音はサイレンを小鳥のさえずりのように鳴らした時の
音である。
【0003】セキュリティ制御部3はアーミング中、ド
アセンサー5a、トランクセンサー5b、フード(ボン
ネット)センサー5c、その他ショックセンサー、ガラ
スセンサ等の各種異常検出センサ出力を監視し、所定の
センサーが動作した時アラーム発生する。例えば、アー
ミング中に、ドアセンサ5aがドアのオープンを検知し
たとき、セキュリティ制御装置3は警報発生ユニット6
に異常発生を通知し、警報発生ユニット6はサイレンを
駆動すると共に、ヘッドランプの点滅制御を行ったり,
スタータカットして賊の退治を行う。
【0004】一方、車両に戻った運転者がリモコン装置
2のアーミング/ディスアーミングキー2aを押圧する
と、リモコン装置はIDコードやディスアーミングを指
示するコマンドコード等により搬送波をデジタル変調し
て送信する。送信信号はセキュリティ本体のアンテナで
キャッチされ、受信機4に入力されて受信、復調され
る。しかる後、セキュリティ制御部3は受信IDコード
が予め登録されているIDコードと一致するかチェック
し、一致すればチャープ音を発生すると共にアーミング
状態を解除し、ドアロック開閉装置7に対しドアアンロ
ック制御を行う。以上のように、カーセキュリティシス
テムでは、単に、ドアロック、アンロックをリモコン操
作で行えるという便利さ以外に、賊が車両を牽引しよう
としたり、ハンマー等でボディを破壊しようとしたり、
ガラスを破ろうとしたとき、警報を発して退治できると
いう優れた機能を有している。
【0005】又、リモコン装置はセキュリティ動作に関
係するデータを適宜設定できるようになっている。例え
ば、(a) 盗人の侵入により異常が発生した時に自動車の
サイレンを鳴らすか否かを指示するデータ(サイレンオ
ン/オフデータ)、(b) アーミング/ディスアーミング
キーによりセキュリティ開始、終了操作があたっとき、
チャープ音を発生するか否かを指示するデータ(チャー
プ(chirp)オン/オフデータ)等を設定でき、該設定デ
ータに従ってセキュリティ本体2はセキュリティ動作を
実行する。これは、状況に応じて無闇にサイレンを鳴ら
すのを防止するためである。
【0006】サイレンオン/オフ設定は、図8の表示部
を有しないリモコン2であれば、キー2a、2bの同時
長押しでトグル形式でオン/オフ設定し、又、チャープ
音のオン/オフ設定はキー2a、2bの同時短押しでト
グル形式で設定する。又、表示部を有するリモコンであ
ればサイレンオン/オフ設定は、リモコンをプログラム
モードにし、所定のキー操作により行う。
【0007】図9は表示部を備えたリモコン装置2の外
観図であり、21はLCD表示部、22はキー部であ
る。LCD表示部21はリモコン装置の表面上部に配設
され、(1)時刻/日時を表示するタイム/デ−トインジ
ケ−タ21a、(2) 午前/午後の識別表示部21b、(3)
14セグメント構成の5桁の文字表示部21c、(4)
4台の自動車のうち第何番目の自動車のセキュリティ本
体を遠隔制御するかを示す第1〜第4カ−インジケ−タ
21d、(5)異常時にサイレンを鳴らすか否かを示すサ
イレンオン/オフインジケ−タ21e、(6) チャープ音
を鳴らすか否かを示すチャープ(Chirp)オン/オフイン
ジケ−タ21f、(7)センサスキャンオン/オフインジ
ケ−タ21g、(8) ア−ミングタイマ−のオン/オフ
(オンはセキュリティ起動後の経過時間カウント中)を
表示するア−ミングタイマ−インジケ−タ21h、(9)
プログラム・ワン・タイムモード/プログラムメモリモ
ードインジケ−タ21i、(10) EXT出力インジケ−タ2
1jを有している。
【0008】キー部22は、(1) ア−ミング/ディスア
−ミングを交互に指令するTX/PANICキー22a、(2) 第
1〜第3拡張キー(EXT1〜EXT4)22b〜22d、メニ
ューキー22e、短押し毎に順次タイム/デ−トインジ
ケ−タ21aに時刻→日付→セキュリティ動作経過時間
の順で表示するデート/タイマ−キー22f、短押毎に
制御する車両番号を1→2→3→4→1・・・の順に切
り替えるカ−NO.キー22gを有している。メニュー
キー22eは短押しによりタイムモードからプログラム
モードにするものであり、このプログラムモードにおい
て、第1拡張キー22bを押す毎にサイレンのオン/オ
フを切り替えることができ、第2拡張キー22cを押す
毎にセンサースキャンのオン/オフを切り替えることが
でき、第3拡張キー22dを押す毎にチャープ音のオン
/オフを切り替えることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】サイレンやチャープ音
は非常に大きく、夜間や早朝、住宅地で鳴らすと他人に
多大な迷惑を掛ける。このため、ドライバの判断によ
り、夜間や早朝及び住宅地でのサイレン、チャープ音の
発生(オン/オフ)を適宜禁止している。。サイレンや
チャープ音のオン/オフ設定は、前述のようにリモコン
のキー操作が必要になる。かかる設定操作の頻度が低く
ければユーザは何ら煩わしさを感じず、問題はない。し
かし、住宅密集地に住んでいて、毎日朝早く出勤して帰
りが深夜になるユーザが、昼間は基本的にセキュリティ
動作確認手段としてのチャープ機能を使う場合、夜間及
び早朝においてチャープ音のオン/オフの設定をその都
度切り換えなければならず、非常に煩わしくなる問題が
ある。又、昼間は異常発生によりサイレンを鳴らし、夜
間は鳴らさないようにする場合も同様にそのオン/オフ
設定が煩わしい問題がある。
【0010】 以上より、本発明の目的は、チャープ音
や警報音の禁止時間帯を設定しておき、該時間帯は自動
的にチャープ音や警報音を鳴らさないようにすることで
ある。本発明の別の目的は、チャープ音や警報音の禁止
時間帯を設定しておき、該時間帯で、かつ、住宅密集地
において自動的にチャープ音や警報音を鳴らさないよう
にすることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では、チャープ音
及び又は警報音を発生しても良い時間帯あるいはチャー
プ音及び又は警報音の発生を禁止する時間帯を設定し、
禁止時間帯においてセキュリティの開始操作及び終了操
作があっても、あるいは異常を検出してもチャープ音の
発生あるいは警報音の発生をしない。又、本発明では、
チャープ音及び又は警報音を発生しても良い時間帯ある
いはチャープ音及び又は警報音の発生を禁止する時間帯
を設定し、セキュリティの開始操作及び終了操作があっ
たとき、あるいは、セキュリティ動作中に異常検出した
とき、該操作時刻あるいは検出時刻が前記禁止時間帯で
あり、かつ、車両位置が住宅密集地であれば、チャープ
音の発生あるいは警報音の発生をしない。
【0012】
【発明の実施の形態】(a)第1実施例 図1は本発明の第1実施例のセキュリティ装置の構成図
であり、31はリモコン装置、41は車両内に設けられ
たセキュリティ本体、51は異常検出センサー、61は
警報ユニット、71はドア開閉機構である。リモコン装
置31において、32は操作部であり、各種表示を行う
表示部32aとアーミング/ディスアーミングをはじめ
とする種々のキーを備えたキー部32bを備えている
(例えば図9参照)。33はマイコン構成のリモコン処
理部であり、操作部32のキー操作に応じた処理、送信
データの作成処理、送信データのマンチェスターコード
化処理等を行うと共に、セキュリティ本体41より送ら
れてきたマンチェスターコード化された応答データの復
元、該応答データに応じた処理等を行う。34はIDコ
ードなどを記憶する不揮発性のE2PROM、35はタイマ
ー、36は送信データに基づいて搬送波をFSK変調等
の所定の変調方式によりデジタル変調して送信する送信
部、37は送受信兼用のアンテナ、38はセキュリティ
装置本体側から送信されたデータを受信、復調する受信
部である。
【0013】セキュリティ本体41において、42は送
受信兼用のアンテナ、43は高周波増幅、周波数変換、
デジタル復調等を行いリモコン装置31から送られてく
るデータの受信、復調を行う受信部、44は後述するセ
キュリティコントローラから入力されたデータに基づい
て搬送波をFSK変調等の所定の変調方式によりデジタ
ル変調して送信する送信部、45はマイコン構成のセキ
ュリティコントローラであり、リモコン装置31からの
コマンドに基づいてセキュリティの起動/停止制御、セ
キュリティ監視制御、チャープ音/サイレンの規制制御
等を行うと共に、適宜応答データを作成して送信部44
に入力する。45aはメモリであり、チャープ音/サイ
レンの規制モードオン/オフを記憶する規制フラグF
r、規制開始時間Trs、規制終了時間Tre等を記憶す
る。46は内蔵のタイマーである。
【0014】異常検出センサー51において、51aは
ドアの開閉状態を検出するドアセンサ、51bは自車フ
ード(ボンネット)/トランクの開閉を検出するフード
/トランクセンサ、51cは車両に加えられたショック
を検出するショックセンサ、51dはフロントガラス等
のガラスが破壊されるのを検出するガラスセンサであ
る。車両に加えられた異常を検出するためのセンサーは
図示のものに限らずモーションセンサ、その他のセンサ
ーを設けることができる。又、警報ユニット61におい
て、61aはサイレン駆動回路、61bはヘッドライト
点滅回路である。
【0015】リモコン装置31のキー操作によりチャー
プ音/サイレン音の規制モードにすると、リモコン装置
は規制コマンドをセキュリティ本体41に送信し、セキ
ュリティコントローラ45は該規制コマンドの受信によ
りメモリ45aの規制フラグFrをオンする。ついで、
同様にキー操作でチャープ音/サイレン音の規制時間帯
(規制開始時刻Trs、規制終了時刻Tre)を入力すると、
リモコン装置31は該規制開始時刻Trs、規制終了時刻
Treをセキュリティ本体41に送信し、セキュリティコ
ントローラ45は該時刻Trs,Treをそれぞれメモリ4
5aに記憶する。これにより、以後、チャープ音/サイ
レン音の規制制御が可能になる。尚、時間設定は上記の
他、種々の方法により設定が可能である。
【0016】図2は第1実施例のチャープ音規制処理フ
ローである。セキュリティ本体のコントローラ45はリ
モコン装置31のアーミング/ディスアーミングキーが
操作されてセキュリティ開始/終了が指示されたかチェ
ックし(ステップ101)、指示されるとメモリ45a
に記憶されている規制フラグFrのオン/オフを判断する
(ステップ102)。規制フラグFrがオフ(="0")であ
れば、すなわち、チャープ音の出力が規制されていなけ
れば、サイレン駆動回路61aにチャープ音発生を指示
してチャープ音を発生する(ステップ103)。しか
し、規制フラグFrがオン(="1")であれば、すなわ
ち、チャープ音の出力が規制されていれば、現時刻がチ
ャープ音規制時間帯であるか判断し(ステップ10
4)、規制時間帯でなければチャープ音を発生する(ス
テップ103)。一方、現時刻が規制時間帯であれば、
チャープ音を出力しない(ステップ105)。
【0017】図3は第1実施例のサイレン規制処理フロ
ーである。セキュリティ本体のコントローラ45はセキ
ュリティ動作中、異常が検出されたかチェックし(ステ
ップ201)、異常が検出されるとメモリ45aに記憶
されている規制フラグFrのオン/オフを判断する(ステ
ップ202)。規制フラグFrがオフ(="0")であれば、
すなわち、サイレン音の出力が規制されていなければ、
サイレン駆動回路61aにサイレン発生を指示してサイ
レン音を発生すると共に、ヘッドライト点滅回路61b
にヘッドライトの点滅を指示しその点滅を行う(ステッ
プ203)。しかし、規制フラグFrがオン(="1")であ
れば、すなわち、サイレン音の出力が規制されていれ
ば、現時刻がサイレン規制時間帯であるか判断し(ステ
ップ204)、規制時間帯でなければサイレンの発生、
ヘッドライトの点滅を行う(ステップ203)。一方、
現時刻が規制時間帯であれば、サイレン音を出力せず、
ヘッドライトの点滅のみを行う(ステップ205)。
【0018】(b)第2実施例 図4は本発明の第2実施例のセキュリティシステムの構
成図であり、図1の第1実施例と同一部分には同一符号
を付している。第2実施例において、第1実施例と異な
る点は、・セキュリティ本体41に通信インタフェース
47を設け、該通信インタフェースを介して通信可能に
ナビゲーション装置81に接続した点、・セキュリティ
コントローラ45はナビゲーション装置81より車両が
住宅密集地内に存在するか否かの情報を入手し、規制時
間帯で、かつ、住宅密集地内に自動車が存在する時のみ
チャープ音、サイレンの発生を規制する点である。
【0019】図5はナビゲーション装置の構成図であ
る。図中、81aは地図情報やタウンページ情報を記憶
する地図記憶媒体で、例えばCD−ROM、81bはC
D−ROMからの地図情報等の読み取りを制御するCD
−ROM制御部、81cは車両現在位置を測定する位置
測定装置であり、移動距離を検出する車速センサー、移
動方位を検出するジャイロ、GPS、位置計算用CPU
等で構成されている。81dは、CD−ROMから読出
した地図情報を記憶する地図情報メモリ、81eはCD
−ROMから読出したタウンページデータを記憶するタ
ウンページデータ記憶メモリ、81fはメニュー選択操
作、拡大/縮小操作、手動地図スクロール等を行うリモ
コン、81gはリモコンインタフェースである。81h
はナビゲーション装置全体を制御するプロセッサ(CP
U)、81iは各種処理(誘導経路探索処理、ピンポイ
ント検索処理、マップマッチング処理、住宅密集地判別
処理等)を実行するためのプログラムを記憶するRO
M、81jは処理結果を記憶するRAM、81kは地図
画像を発生するディスプレイコントローラ、81mはデ
ィスプレイコントローラが発生した地図画像を記憶する
ビデオRAM、81nは地図/誘導経路/自動車マーク
等を表示する表示装置、81pはセキュリティ本体41
との間でバス通信によりデータ送受を行う通信インタフ
ェース部である。
【0020】タウンページデータ記憶メモリ81eに記
憶されるタウンページデータベースとしては、電話番号
データベースTNDや施設データベースBLDなどがあ
る。電話番号データベースTNDは、電話番号と施設
(各種店舗、会社、銀行等)の所在地(経緯度)との対
応を保持するもので電話番号より施設の位置を求めてそ
の周辺の地図を表示するためのものである。又、施設デ
ータベースBLDは施設毎にその名称、職業区分、経緯
度位置等を網羅し、施設名より施設の位置を求めてその
周辺の地図を表示するためのものである。住宅密集地で
あるか否かは一定範囲内(例えば半径50m)の中に電
話番号データベースTNDに収録されている電話番号の
登録件数が所定件数(例えば10件)以上存在するか否
かにより判断する。住宅密集地には各種施設、店舗があ
り、半径50mの範囲を考えると該範囲内の10件以上
の施設が電話番号データベースTNDに登録されている
のが普通である。従って、プロセッサ81hはセキュリ
ティコントローラ45から現自動車位置が住宅密集地内
に存在するかの問い合わせがあれば、電話番号データベ
ースTNDを参照し、上記基準に従って住宅密集地であ
るか否かの判断を行い、判断結果をセキュリティコント
ローラ45に通知する。
【0021】図6は第2実施例のチャープ音規制処理フ
ローである。セキュリティ本体のコントローラ45はリ
モコン装置31のアーミング/ディスアーミングキーが
操作されてセキュリティ開始/終了が指示されたかチェ
ックし(ステップ301)、指示されるとメモリ45a
に記憶されている規制フラグFrのオン/オフを判断する
(ステップ302)。規制フラグFrがオフであれば、す
なわち、チャープ音の出力が規制されていなければ、サ
イレン駆動回路61aにチャープ音発生を指示してチャ
ープ音を発生する(ステップ303)。しかし、規制フ
ラグFrがオンであれば、すなわち、チャープ音の出力
が規制されていれば、現時刻がチャープ音規制時間帯で
あるか判断し(ステップ304)、規制時間帯でなけれ
ばチャープ音を発生する(ステップ303)。現時刻が
規制時間帯であれば、セキュリティコントローラ45は
ナビゲーション装置81に現自動車位置が住宅密集地内
に存在するか問い合わせる(ステップ305)。ナビゲ
ーション装置81は該問い合わせに対して住宅密集地か
否かの判断を行って判定結果をセキュリティコントロー
ラ45に通知する。セキュリティコントローラ45は該
通知を参照して現車両位置が住宅密集地でなければチャ
ープ音を発生し(ステップ303)、住宅密集地であれ
ば、チャープ音を出力しない(ステップ306)。
【0022】図7は第2実施例のサイレン規制処理フロ
ーである。セキュリティ本体41のセキュリティコント
ローラ45はセキュリティ動作中、異常が検出されたチ
ェックし(ステップ401)、異常が検出されるとメモ
リ45aに記憶されている規制フラグFrのオン/オフを
判断する(ステップ402)。規制フラグFrがオフであ
れば、すなわち、サイレンの出力が規制されていなけれ
ば、サイレン駆動回路61aにサイレン発生を指示して
サイレン音を発生すると共に、ヘッドライト点滅回路6
1bにヘッドライトの点滅を指示しその点滅を行う(ス
テップ403)。しかし、規制フラグFrがオンであれ
ば、すなわち、サイレンの出力が規制されていれば、現
時刻がサイレン規制時間帯であるか判断し(ステップ4
04)、規制時間帯でなければサイレンの発生、ヘッド
ライトの点滅を行う(ステップ403)。一方、現時刻
が規制時間帯であれば、セキュリティコントローラ45
はナビゲーション装置81に現自動車位置が住宅密集地
内に存在するか問い合わせる(ステップ405)。ナビ
ゲーション装置81は該問い合わせに対して住宅密集地
か否かの判断を行って判定結果をセキュリティコントロ
ーラ45に通知する。セキュリティコントローラ45は
該通知を参照して現車両位置が住宅密集地でなければサ
イレンの発生、ヘッドライトの点滅を行い(ステップ4
03)、住宅密集地であれば、サイレン音を出力せず、
ヘッドライトの点滅のみを行う(ステップ406)。
【0023】(c)変形例 以上では、チャープ音とサイレンオンの発生を同時に規
制する場合について説明したが、それぞれ独立に規制
し、かつ、独立に規制時間を設定するように構成するこ
ともできる。以上では、セキュリティコントローラとナ
ビゲーションコントローラを別々に設けたが1つのコン
トローラで両方の制御を行うように構成することもでき
る。以上では警報音としてサイレンを用いたが、ブザ
ー、ホーン等を警報音として使用することができる。以
上では、電話番号データベースTNDに基づいて住宅密
集地であるか否かを判断したが、別の方法によって判断
しても良い。例えば、地図情報の交差点データに住宅密
集地の別を含ませておき、自動車位置から最近の交差点
の該情報を用いて住宅密集地であるか否かを判断する。
【0024】尚、規制時間帯の設定は、 ・バスライン接続により、オーディオの内蔵時計で設定
を行い、あるいは、 ・キーレス/セキュリティ装置内蔵時計を利用し、キー
レス/セキュリティ装置専用の外部ディスプレイユニッ
トを見ながら設定を行い、あるいは、、 ・キーレス/セキュリティ装置内蔵時計を利用し、キー
レス/セキュリティ装置の双方向リモコンの液晶表示装
置の表示を見ながら設定を行う。又、位置条件の設定
は、 ・バスライン接続された、ナビゲーションディスプレイ
ユニットを使用して行い、あるいは、 ・バスライン接続された、オーディオディスプレイユニ
ットを使用して行い、あるいは、 ・キーレス/セキュリティ装置専用の外部でディスプレ
イユニットを見ながら設定を行い、あるいは、 ・キーレス/セキュリティ装置の双方向リモコンの液晶
表示装置を見ながら設定を行う。 以上、本発明を実施例により説明したが、本発明は請求
の範囲に記載した本発明の主旨に従い種々の変形が可能
であり、本発明はこれらを排除するものではない。
【0025】
【発明の効果】以上本発明によれば、チャープ音のオン
/オフ切換やサイレンのオン/オフ切換を頻繁に利用す
るユーザーであっても、夜間や早朝時にリモコン操作を
する必要がなくなり、切換操作の煩わしさを無くせ、操
作性能を向上できる。又、本発明によれば、チャープ音
のオン/オフやサイレンのオン/オフの設定を自動的に
確実に行うことができる又、本発明によれば、時間条件
に加えて、場所条件も加えることにより、深夜、音を出
しても全く問題ない場所ではチャープ音による快適な動
作確認を行うことができ、又、サイレンにより賊を撃退
することができる。又、本発明によれば、チャープ音、
サイレン音が一般化していない日本市場などにおいて、
深夜の近所迷惑を有効に解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のセキュリティシステムの構成図で
ある。
【図2】第1実施例のチャープ音規制処理フローであ
る。
【図3】第1実施例のサイレン規制処理フローである。
【図4】第2実施例のセキュリティシステムの構成図で
ある。
【図5】ナビゲーション装置の構成図である。
【図6】第2実施例のチャープ音規制処理フローであ
る。
【図7】第2実施例のサイレン規制処理フローである。
【図8】従来のセキュリティ装置の構成図である。
【図9】表示部を備えたリモコンの外観及びサイレンオ
ン/オフ及びチャープ音オン/オフ説明図である。
【符号の説明】
31・・リモコン装置 41・・セキュリティ本体 42・・送受信兼用のアンテナ 43・・受信部 44・・送信部 45・・セキュリティコントローラ 51・・異常検出センサー 51a・・ドアセンサ 51b・・フード/トランクセンサ 51c・・ショックセンサ 51d・・ガラスセンサ 61・・警報ユニット 61a・・サイレン駆動回路 61b・・ヘッドライト点滅回路 71・・ドア開閉機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セキュリティの開始操作時及び終了操作
    時にチャープ音を発生すると共に、セキュリティ動作中
    の異常検出により警報音を発生するセキュリティ装置の
    チャープ音及び警報音発生制御方法において、 チャープ音及び又は警報音の発生を禁止する時間帯を設
    定し、 該禁止時間帯においてセキュリティの開始操作及び終了
    操作があっても、あるいは異常を検出してもチャープ音
    の発生あるいは警報音の発生をしないこと、を特徴とす
    るチャープ音及び警報音発生制御方法。
  2. 【請求項2】 セキュリティの開始操作時及び終了操作
    時にチャープ音を発生すると共に、セキュリティ動作中
    の異常検出により警報音を発生するセキュリティ装置の
    チャープ音及び警報音発生制御方法において、 チャープ音及び又は警報音の発生を禁止する時間帯を設
    定し、 セキュリティの開始操作及び終了操作があったとき、あ
    るいは、セキュリティ動作中に異常検出したとき、該操
    作時刻あるいは検出時刻が前記禁止時間帯であり、か
    つ、車両位置が住宅密集地であれば、チャープ音の発生
    あるいは警報音の発生をしないこと、を特徴とするチャ
    ープ音及び警報音発生制御方法。
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