JP3733915B2 - プロジェクタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スクリーンに画像を投影するプロジェクタに係わり、特に、プレゼンテーションに好適なポインタを合成して投影するプロジェクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、プロジェクタは、スクリーンに文字やグラフなどの画像を拡大投影するので、多人数に対するプレゼンテーションなどに広く用いられている。このプレゼンテーションの際に、プレゼンター(使用者)が説明を判りやすくするために、スクリーンに投影された画像を、レーザーポインタなどを用いて指し示すことは、通常、広く実行されている行為である。
ただし、レーザーポインタで投影画像を直接的に指し示すのは、手振れによって見にくいし、単色であるがゆえにメリハリもないので、近年では、特開平11−271675号公報に記載されているように、使用者がレーザーポインタによって照射した地点を、プロジェクタに内蔵されたCCD(Charge Coupled Device)カメラが検知し、この照射地点と同じ地点にポインタ(マーキング)画像を表示する、という技術が開発されている。
【0003】
ところで、プロジェクタは、その機動性ゆえに、スクリーンに対して直交する軸上に常に配置されるとは限らない。例えば使用場所によっては、スクリーンに対して斜め方向から画像を投影せざるを得ない場合もあるし、プロジェクタを固定的に用いるにしても、天井から吊り下げる場合もある。このような配置でプロジェクタを用いると、投影される画像は歪む。このように投影画像が歪んでいても、その程度が小さければ、これを許容して用いることもあるが、近年では、歪み方向とは逆方向に予め歪ませた画像を生成することによって、投影された画像が結果的に正しく長方形となるような補正技術も提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報記載の技術では、投影される画像が正しく長方形であることを前提としてレーザーポインタの照射地点を算出するために、投影される画像に歪みが生じた場合や、上記補正技術が施された場合のように上記前提が崩れると、当然に、照射地点に対してポインタを表示する位置の精度が低下する、といった欠点があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、投影画像に歪みなどが発生していても、使用者によって指し示された地点に精度良くポインタを表示することが可能なプロジェクタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係るプロジェクタは、画像をスクリーンに投影するプロジェクタであって、当該画像領域の座標を規定するために基準となる基準点を、当該画像と合成して前記スクリーンに投影する基準点投影手段と、前記基準点投影手段によって投影された基準点、および、前記スクリーンに投影された画像領域に対しポインティングされた光ビームの照射点を撮像する撮像手段と、前記撮像手段による撮画像から、投影された画像領域おける照射点の座標値を算出する算出手段と、投影すべき画像に対し、算出された座標値に相当する位置にポインタを合成する合成手段とを具備し、前記合成手段は、ポインタを合成する前に、当該ポインタの替わりとしてガイドマークを合成し、前記撮像手段は、基準点および照射点とともにガイドマークも撮像し、前記算出手段は、照射点の座標値とともにガイドマークの座標値も算出し、前記合成手段は、算出された照射点の座標値とガイドマークの座標値との差が小さくなる方向に、ガイドマークを移動させるとともに、当該差が予め設定されたしきい値以内となったときに、ポインタを合成することを特徴とする。
本発明によれば、実際に投影する画像に基準点が含まれる一方、投影された基準点とポインティグされた光ビームの照射点を撮像し、その位置関係から照射点の座標値を算出して、当該座標値に相当する位置にポインタを合成して投影するので、投影画像が歪んだとしても、算出される座標は当該歪みを考慮して算出される結果、合成されるポインタの位置精度を高めることが可能となる。さらに、この構成によれば、照射点の座標値とガイドマークの座標値とが相違したとしても、しきい値以内に収まるように修正された後にポインタが合成されるので、ポインタの位置精度をさらに高めることが可能となる。
【0007】
本発明において、前記光ビームは、複数の形状のなかから選択された形状にてポインティングされ、前記撮像手段による撮画像から、ポインティングされた光ビームの形状を特定する形状特定手段をさらに備え、前記合成手段は、特定された光ビームの形状毎に、合成するポインタの形状を異ならせる構成が好ましい。
この構成によれば、合成するポインタの形状を、ポインティグされた光ビームの形状に応じて変化させることができるので、プレゼンテーションの演出効果をより高めることが可能となる。
【0008】
本発明において、前記光ビームは、複数の形状のなかから選択された形状にてポインティングされ、前記撮像手段による撮画像から、ポインティングされた光ビームの形状を特定する形状特定手段をさらに備え、前記合成手段は、特定された光ビームの形状に応じて、ポインタを合成または消去する構成が好ましい。
この構成によれば、プレゼンテーションにおいて不要な場合には、ポインタを、ポインティングされた光ビームの形状に応じて消去させることができる。
【0009】
なお、本発明において、基準点およびガイドマークは、使用者等に視認される必要はない。このため、前記基準点投影手段は、前記基準点および前記ガイドマークについては、それぞれ不可視光、例えば赤外光にて投影することが望ましい。
【0010】
本発明において、前記撮像手段による撮画像から、スクリーンに投影すべき画像を制御する投影画像制御手段を備えると、例えば、投影画像の明るさを制御する機能や、投影画像の歪みを補正する機能、投影画像のピントを自動調整する機能が実現可能となる。いずれも、投影された基準点および光ビームの照射点を撮像する撮像手段が、各種機能のために用いられるので、別途の撮像手段を必要としない結果、構成の複雑化が避けられる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0012】
<全体構成>
図1は、実施形態に係るプロジェクタの光学的な構成を示す平面図である。この図に示されるように、プロジェクタ100の内部には、ハロゲンランプ等のような白色光を発する白色光源102が設けられている。この白色光源102から出射された白色光は、内部に配置された3枚のミラー106および2枚のダイクロイックミラー108によってR(赤)、G(緑)、B(青)の3原色に分離され、このうち、R色光は、LCD(Liquid Crystal Display:液晶表示)パネル10−Rに導かれ、同様にG色光およびB色光の各々は、それぞれLCDパネル10−Gおよび10−Bに導かれる。
【0013】
ここで、LCDパネル10−Rは、Rの原色画像を生成する光変調器として機能し、同様に、LCDパネル10−Gおよび10−Bの各々は、それぞれGおよびBの原色画像を生成する光変調器として機能する。
なお、B色光は、他のR色光やG色光と比較すると、光路が長いので、その損失を防ぐために、入射レンズ132、リレーレンズ134および出射レンズ136からなるリレーレンズ系130を介して導かれる。
【0014】
LCDパネル10−R、10−Gおよび10−Bによってそれぞれ変調された光、すなわち各原色画像は、ダイクロイックプリズム112に対して、3方向から入射する。そして、このダイクロイックプリズム112において、RおよびB色光は90度屈折する一方、G色光は直進するので、各原色画像が合成されてカラー画像となる。このカラー画像は、ダイクロイックプリズム118に入射する。
【0015】
プロジェクタ100には、通常の白色光源102に加えて赤外光を発する赤外光源116が設けられて、当該赤外光が、LCDパネル10−IRに導かれる。LCDパネル10−IRは、LCDパネル10−R、10−Gおよび10−Bと解像度およびサイズが同一であり、基準線やガイドマークを含む画像を実際に生成する。
【0016】
LCDパネル10−IRによって変調された赤外光は、ダイクロイックプリズム118に入射して90度屈折する一方、ダイクロイックプリズム112からの出射光は、ダイクロイックプリズム118を直進する。
したがって、プロジェクタ100では、基準線やガイドマークを示す赤外画像が、各原色画像を合成したカラー画像に合成されて、当該合成画像が、レンズ群120によって、スクリーン200に投影される。
【0017】
ここで、基準線とは、LCDパネル10−IRにおいてマトリクス状に配列する画素のうち、最外周に位置する画素だけをオン状態(透過状態)として生成される画像である。したがって、図4に示されるように、スクリーンにおいて赤外光にて投影される基準線12pは、カラー画像の輪郭線10pと常に一致する。
また、ガイドマークとは、図4において符号192で示されるように、プロジェクタ100がポインタを合成する際に用いる位置制御用のマークであり、詳細には後述するように、使用者がレーザーポインタ300によって指し示された照射点302に近づくように制御されるとともに、両者の距離が誤差範囲内(予め設定されたしきい値以内)となったとき、スクリーン投影画像において指し示される位置を示すポインタに切り替わる。
【0018】
なお、本実施形態にあって、レーザーポインタ300の光ビームの形状は、例えば図8(a)、(b)、(c)に示される3種類のうちいずれ1つが使用者によって選択されて出射される。このうち、図8(a)に示される形状は、例えば図9(a)に示されるようなパターンのポインタ194を表示することを指示する。同様に、図8(b)に示される形状は、例えば図9(b)に示されるようなパターンのポインタ194を表示することを指示する。ただし、図8(c)に示されるような形状は、表示されたポインタ194を消去することを指示するものとする。
【0019】
一方、プロジェクタ100には、CCDカメラ140が設けられ、スクリーン200に対し、基準線を含めて投影された画像を、使用者がレーザーポインタ300によって指し示した照射点302とともに、撮像する。
なお、CCDカメラ140は、スクリーン200に投影された画像を全波長域にわたって撮像するのではなく、レーザーポインタ300のレーザ波長、および、赤外光源116による赤外光の波長だけを透過するフィルタを介して撮像する。
【0020】
次に、プロジェクタ100の電気的な構成について図2を参照して説明する。図2において、画像解析部152は、CCDカメラ140による撮画像を解析するものである。ビーム形状特定部154は、画像解析部152によって解析された撮画像から、第1に、レーザーポインタ300が照射されて、スクリーン200に照射点302が形成されているか否かを判別し、第2に、スクリーン200に照射点302が形成されていると判別した場合には、さらに、その照射点302の形状について特定する。
【0021】
一方、座標算出部156は、画像解析部152によって解析された撮画像から、スクリーン200に投影された画像に対する照射点302の座標値S(x、y)およびガイドマーク192(ポインタ)の座標値GP(x、y)をそれぞれ算出する。ここで、座標算出部156は、投影画像が歪んだ場合であっても、当該画像上における座標値が正しくなるように、座標値GP(x、y)および座標値S(x、y)を例えば次のようにして求める。
すなわち、座標算出部156は、図5に示されるように、第1に、スクリーン200に投影された基準線12pを特定し、第2に、当該基準線12pによって規定される四角形の対辺同士を等分比率で分割することによって、仮想的にメッシュ14pを作成し、第3に、当該メッシュ14pで規定される交点のうち、照射点302に最も近い交点の座標値をS(x、y)とし、同様に、当該メッシュ14pで規定される交点のうち、投影されたガイドマーク192に最も近い交点の座標値をGP(x、y)とする。
【0022】
ここで図5では、メッシュ14pとして、基準線12pによって規定される四角形を8×8分割する例を示したが、この例はあくまでも説明の便宜のためであり、実際には、より細かく分割される。分割数が多くなるにつれて座標値の精度が向上するからである。
なお、後述するフローチャートで説明するように、ガイドマーク192は、照射点302に近づくように制御されるが、電源投入直後にはじめて使用者がレーザーポインタ300を用いてビームを照射した場合などでは、ガイドマーク192の位置が不定となるときがあるので、この場合、座標算出部156は、座標値GP(x、y)として、予め定められた定点(例えば、頂点P1)の座標値を出力するものとする。
【0023】
また、座標算出部156は、投影画像が正しく長方形に表示されているのであれば、座標値GP(x、y)および座標値S(x、y)を簡易的にそれぞれ次のようにして算出しても良い。すなわち、座標算出部156は、図4に示されるように、第1に、スクリーン200に投影された基準線12pを特定し、第2に、当該基準線12pによって規定される四角形の頂点P1、P2、P3およびP4のうち、照射点302に近い3点を基準点として座標値S(x、y)を算出し、同様に、ガイドマーク192についても近接する3点を基準点として座標値GP(x、y)を算出しても良い。
例えば、投影画像が図4に示されるように長方形に表示されて、さらに当該投影画像内に照射点302が位置する場合、座標算出部156は、頂点P1、P2およびP3を基準点として、そのx成分(横方向成分)およびy成分(縦方向成分)の座標を算出する。
【0024】
次に、位置制御部158は、座標値GP(x、y)が座標値S(x、y)となるように修正した座標値情報を出力する。現時点において求められたガイドマーク192の位置は、座標値GP(x、y)で示されるので、位置制御部158は、当該座標値GP(x、y)を起点として、照射点302の座標値S(x、y)方向に、一定距離(例えば、座標値GP(x、y)および座標値S(x、y)の距離の半分)だけ移動させた地点の座標値を、座標値情報として出力する。
【0025】
一方、G/P切替指示部160は、座標算出部156によって算出された座標値GP(x、y)および座標値S(x、y)の距離がしきい値以内であるか否かを判別して、当該判別結果が肯定的であればポインタ表示を、当該判別結果が否定的であればガイドマーク表示を、それぞれ指示する。
セレクタ162は、位置制御部158によって出力される座標値情報を、G/P切替指示部160がポインタ表示を指示していれば、次に説明するGm画像生成部164に供給する一方、G/P切替指示部160がガイドマーク表示を指示していれば、後述するP画像生成部174に供給する。
【0026】
Gm画像生成部164は、セレクタ162によって、位置制御部158による座標値情報が供給された場合には、当該座標値情報で示される地点に例えば「+」字状のガイドマークを配置した画像を示す画像信号を生成する一方、セレクタ162によって、位置制御部158による座標値が供給されない場合には、画像信号をなんら生成しない。
一方、基準線生成部166は、有効画像領域の周縁に一致した長方形の画像を示す画像信号を生成する。
【0027】
スーパーインポーズ部168は、Gm画像生成部164によって生成された画像信号に、基準線生成部166によって生成された画像信号を重ねて出力する。
スーパーインポーズ部168によって重ねられた画像信号は、LCDパネル10−IRを駆動する駆動回路180−IRに供給され、これによって、LCDパネル10−IRでは、ガイドマークと基準線とを含む画像が実際に生成される。
【0028】
ポインタ記憶部172は、ポインタとなるべき表示パターンを予め複数記憶する一方、ビーム形状特定部154によって特定された照射点302の形状に対応したパターンを読み出す。
P画像生成部174は、セレクタ162を介して位置制御部158から供給された座標値に相当する地点に、ポインタ記憶部172から読み出されたパターンのポインタを配置した画像を示す画像信号を生成する。ただし、ビーム形状特定部154によって、照射点302の形状がポインタの消去を指示する形状(図8(c)参照)であると特定された場合、または、セレクタ162によって、位置制御部158の座標値情報が供給されない場合、P画像生成部174は、画像信号をなんら生成しない。
一方、投影画像入力部176は、プロジェクタ100で拡大投影すべき画像を示す画像信号DVinを入力する。
【0029】
スーパーインポーズ部178は、P画像生成部174によって生成された画像信号に、投影画像入力部176に入力された画像信号DVinを重ねて出力する。
スーパーインポーズ部178によって重ねられた画像信号は、RGBの各原色成分を示す画像信号に分離された後、Rの画像信号は、LCDパネル10−Rを駆動する駆動回路180−Rに供給され、Gの画像信号は、LCDパネル10−Gを駆動する駆動回路180−Gに供給され、Bの画像信号は、LCDパネル10−Bを駆動する駆動回路180−Bに供給される。
これによって、LCDパネル10−R、10−Gおよび10−Bでは、画像信号DVinで示されるカラー画像に、P画像生成部174がポインタを配置した画像を示す画像信号を生成していれば、当該ポインタが合成された画像が実際に生成されることになる。
なお、LCDパネル10−R、10−Gおよび10−Bによって合成されたカラー画像に、さらにLCDパネル10−IRによって生成された赤外画像が、合成されてスクリーン200に投影される点は、上述した通りである。
【0030】
<ポインタの表示動作>
次に、プロジェクタ100におけるポインタの表示動作の詳細について説明する。図3は、プロジェクタの処理動作を示すフローチャートである。
まず、投影画像入力部176によって入力された画像DVinがRGBの原色成分に分離されて、駆動回路180−R、180−Gおよび180−Bに供給されるとともに、基準線生成部166によって生成された画像が駆動回路180−IRに供給される(ステップS11)。これによって、入力された画像DVinに、当該画像の輪郭線10pに一致する基準線12pが赤外線にて重ね合わされて、スクリーン200に拡大投影される。一方、拡大投影された画像は、CCDカメラ140によって撮像されるとともに、その撮画像は、画像解析部152によって解析される。
【0031】
続いて、使用者がスクリーン200に投影された画像に対し、レーザーポインタ300を用いてビームを照射しているか否かについて、ビーム形状特定部154が画像解析部152による画像解析の結果から判別する(ステップS12)。
この判別結果が否定的であれば、このプロジェクタ100は、ポインタの表示に関して何ら処理を実行する必要がないので、待機状態となる。
判別結果が肯定的になったとき、ビーム形状特定部154は、当該ビームによってスクリーン200に照射された照射点302の形状を特定し(ステップS13)、特定した形状がポインタの消去を指示する形状(■)であるか否かを判別する(ステップS14)。
【0032】
ここで、ビーム形状特定部154は、照射点302の形状がポインタの消去を指示する形状であると判別すると、P画像生成部174は、ポインタを配置した画像を生成しないので、それまでポインタが表示されていれば、結果的に消去される(ステップS15)。
反対に、ビーム形状特定部154は、照射点302の形状がポインタの消去を指示する形状ではないと判別すると、さらに、当該照射点302の形状が、図8(a)に示される形状Aであるか否かを判別する(ステップS16)。
【0033】
この判別結果が肯定的であるとき、ポインタ記憶部172からは、形状Aに対応したポインタのパターン(図9(a)参照)が読み出され(ステップS17)、また、判別結果が否定的であるとき、ポインタ記憶部172からは、形状Bに対応したポインタのパターン(図9(b)参照)が読み出される(ステップS18)。
【0034】
一方、座標算出部156は、画像解析部152による画像解析の結果から、ガイドマーク192(またはポインタ194)の座標値GP(x、y)と、照射点302の座標値S(x、y)とを、上述したようにしてそれぞれ求める(ステップS19)。
これによって、位置制御部158は、当該座標値GP(x、y)を起点として、照射点302の座標値S(x、y)方向に、一定距離(例えば、座標値GP(x、y)および座標値S(x、y)の距離の半分)だけシフトさせた座標値を示す座標値情報を出力する(ステップS20)。
【0035】
一方、両座標値が求められると、G/P切替指示部160は、両座標値で示される座標間の距離が誤差範囲内(予め設定されたしきい値以内)であるか否かを判別する(ステップS21)。
この判別結果が否定的であるとき、セレクタ162は、位置制御部158による座標値情報をGm画像生成部164に供給する(ステップS22)。これによって、Gm画像生成部164は、当該座標値情報で示される地点に「+」字状のガイドマークを配置した画像を生成する。
【0036】
したがって、例えば図6に示されるように、直前まで、ガイドマークが符号Gの地点に位置し、かつ、照射点302が移動していなければ、ガイドマーク192は、当該地点から照射点302の方向に、かつ、半分の距離だけ移動することになる。また、照射点302が使用者によって移動したならば、ガイドマーク192は、元の表示地点から現時点(移動後の)照射点302の方向に、かつ、半分の距離だけ移動する(図示省略)。
いずれにしても、ステップS19からS22までの処理が繰り返されることによって、ガイドマーク192は、照射点302に徐々に近づくことになる。
【0037】
そして、ガイドマーク192が照射点302に徐々に近づいて、その距離が誤差範囲内になって、ステップS21の判別結果が肯定的となると、セレクタ162は、位置制御部158による座標値情報をP画像生成部174に供給する(ステップS23)。これによって、P画像生成部174は、当該座標値情報で示される地点に、ステップS17またはS18にて読み出されたパターンのポインタを配置した画像信号を生成する。
【0038】
したがって、例えば照射点302が図8(a)に示される形状であったために、図9(a)に示されるパターンのポインタが読み出された場合、図7に示されるように、当該照射点302に近接した誤差範囲内の位置に、ポインタ194がガイドマーク192から切り替わって表示される。
【0039】
なお、ポインタ194が表示されている状態から、照射点302が移動した場合に、その距離が誤差範囲を超えると、ステップS21の判別結果が否定的となるので、当該ポインタ194の替わりにガイドマーク192が再び表示されて、照射点302に近づく制御が実行されることになる。
また、照射点302の形状A(図8(a)参照)または形状B(図8(B)参照)の一方に応じたポインタ194が表示されている状態において、照射点302の形状が他方に変化したとき、ステップS16の判別によって読み出されるパターンも変化するので、ポインタ194も他方の形状に対応したパターンに変更される。
さらに、照射点302が図8(c)の形状に変化したとき、ステップS14によって、当該ポインタ194が消去される。ポインタ194が消去された後であっても、照射点302が図8(a)または同図(b)の形状となって、かつ、当該照射点302とガイドマーク192との距離が誤差範囲内になれば、当該照射点302に応じたパターンのポインタ194が表示されることになる。
【0040】
このように、本実施形態によれば、画像の輪郭に一致する基準線12pから、レーザーポインタ300を用いて指し示された照射点302の座標を検出して、当該座標に近づくようにガイドマーク192の位置を繰り返し修正するとともに、照射点302とガイドマーク192との距離が誤差範囲内になったときに、ガイドマーク192からポインタ194へと表示が切り替わるので、スクリーンに投影された画像がたとえ歪んでいたとしても、歪んだ画像に対して指し示された位置に近接してポインタ194を表示することが可能となる。
さらに、照射点302の形状に応じて、表示すべきポインタを変化させること、および、表示させたポインタを消去させること、をそれぞれ指示することができるので、使用者の意志を細かく反映させたプレゼンテーションを実現することが可能となる。
くわえて、基準線12pやガイドマーク192は不可視光の赤外線で表示されるので、使用者を含めて視認されることはなく、したがって、プレゼンテーションの演出効果の妨げとなることはない。
【0041】
なお、本発明において、照射点302の形状は、CCDカメラ140による撮画像を解析する画像解析部140が区別可能であれば、図8に示される形状以外であっても当然に良い。同様に、照射点302の形状に対応するポインタ194も、図9に限られないし、アニメーションポインタのように動きを伴うものでも良い。
また、実施形態にあっては、スクリーン200に投影する画像の輪郭に一致するように基準線12pを表示させたが、要は、投影画像が歪んだとしても、当該画像の座標を正しく検出するための基準となれば良い。このため、例えば、投影画像の頂点だけであっても良いし、図5におけるメッシュ14pを仮想的ではなく、実際に表示させたものでも良い。
【0042】
くわえて、実施形態にあっては、照射点302の形状に応じて、表示すべきポインタの変化や消去を指示したが、例えばパーソナルコンピュータ(PC)の表示画像を投影するのであれば、マウスのように投影画像に対するクリック操作を指示する構成としても良い。したがって、このような構成においては、照射点302をなぞったポインタ194の軌跡をPC側にて認識すれば、いわゆる手書き文字入力を実現することも可能となる。
さらに、実施形態においては、LCDパネル10−R、10−G、10−Bおよび10−IRを用いて画像形成し、当該画像を投影する構成としたが、いわゆるミラーデバイスを用いて、画像形成する構成としても良い。
【0043】
また、実施形態において、CCDカメラ140による撮画像については、照射点302の有無、形状、座標値算出およびガイドマークの座標値算出のためだけに用いたが、それ以外に用いて、スクリーンに投影すべき画像を制御しても良い。例えば、CCDカメラ140によって、スクリーンに投影された画像の明るさや、投影画像の歪み、ピントなどを検出して、当該検出結果に応じて、投影すべき画像を制御することによって、CCDカメラ140以外の撮像手段を別途に必要とすることなく、プロジェクタの付加価値を高めることができる。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、画像を投影するプロジェクタにおいて、投影画像に歪みなどが発生していても、使用者によって指し示された位置に精度良くポインタを表示することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係るプロジェクタの光学的な構成を示す平面図である。
【図2】 同プロジェクタの電気的な構成を示すブロック図である。
【図3】 同プロジェクタにおけるポインタの表示動作を示すフローチャートである。
【図4】 同プロジェクタの使用状態等を説明するための図である。
【図5】 同プロジェクタにおいて投影される画面の一例を示す図である。
【図6】 同プロジェクタにおいて投影される画面の一例を示す図である。
【図7】 同プロジェクタにおいて投影される画面の一例を示す図である。
【図8】 使用者によってポインティングされた光ビームの形状の一例を示す図である。
【図9】 同プロジェクタにおいて合成されるポインタの例を示す図である。
【符号の説明】
10−R、10−G、10−B、10−IR…LCDパネル
12p…基準線
100…プロジェクタ
116…赤外光源
140…CCDカメラ
152…画像解析部
154…ビーム形状特定部
156…座標算出部
164…Gm画像生成部
174…P画像生成部

Claims (6)

  1. 画像をスクリーンに投影するプロジェクタであって、
    当該画像領域の座標を規定するために基準となる基準点を、当該画像と合成して前記スクリーンに投影する基準点投影手段と、
    前記基準点投影手段によって投影された基準点、および、前記スクリーンに投影された画像領域に対しポインティングされた光ビームの照射点を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段による撮画像から、投影された画像領域おける照射点の座標値を算出する算出手段と、
    投影すべき画像に対し、算出された座標値に相当する位置にポインタを合成する合成手段と
    を具備し、
    前記合成手段は、ポインタを合成する前に、当該ポインタの替わりとしてガイドマークを合成し、
    前記撮像手段は、基準点および照射点とともにガイドマークも撮像し、
    前記算出手段は、照射点の座標値とともにガイドマークの座標値も算出し、
    前記合成手段は、算出された照射点の座標値とガイドマークの座標値との差が小さくなる方向に、ガイドマークを移動させるとともに、当該差が予め設定されたしきい値以内となったときに、ポインタを合成する
    ことを特徴とするプロジェクタ。
  2. 前記光ビームは、複数の形状のなかから使用者によって選択された形状にてポインティングされ、
    前記撮像手段による撮画像から、ポインティングされた光ビームの形状を特定する形状特定手段をさらに備え、
    前記合成手段は、特定された光ビームの形状毎に、合成するポインタの形状を異ならせることを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ。
  3. 前記光ビームは、複数の形状のなかから使用者によって選択された形状にてポインティングされ、前記撮像手段による撮画像から、ポインティングされた光ビームの形状を特定する形状特定手段をさらに備え、前記合成手段は、特定された光ビームの形状に応じて、ポインタを合成または消去することを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ。
  4. 前記基準点投影手段は、前記基準点を不可視光にて投影する
    ことを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ。
  5. 前記基準点投影手段は、前記ガイドマークを不可視光にて投影する
    ことを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ。
  6. 前記撮像手段による撮画像から、スクリーンに投影すべき画像を制御する投影画像制御手段を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ。
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