JP3733374B2 - 情報検索装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、検索語が与えられた場合に、複数の異なる分類方法で分類された概念の語句を検索結果として出力する情報検索方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の情報検索装置で検索を行う場合、使用者が与えた検索語を持つデータを収集してこれを出力していた。また、この他にも、一般的なシソーラスを用いて、検索語に関連した語についても検索範囲を広げ、データを収集するシステムも存在する。例えば、このような従来の技術として、第49回情報処理学会全国大会「情報処理用語のJIS規格における関連語検索」といったものがあった。この技術は、情報処理用語のJIS規格を実験材料として、見出し語の関連語を自動的に選定する手法と、見出し語間の意味的関連の自動的体系化の方法を開示したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の技術では、情報処理用語において、登録語、上位概念、下位概念を使用することはできるが、一つの登録語に多様な上位概念や下位概念が考えられることが想定されていなかった。
【0004】
このような点から、登録語に対して多様な分類方法で分類したデータを出力することのできる情報検索方法および装置の実現が望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前述の課題を解決するため次の構成を採用する。
〈請求項1の構成〉
検索語及び検索要求を入力する入力部と、共通の下位語を含みながら異なった分類をそれぞれ示す異なった複数の上位語に対し前記共通の下位語を含む複数の下位語をそれぞれ対応させると共に、異なった分類に対しそれぞれ同一の複数の上位語を対応させ、かつ該同一の各上位語に対し各分類に基づく複数の下位語をそれぞれ対応させた分類情報テーブルと、入力された前記検索要求が上位語であると、前記分類情報テーブルから前記入力された検索語を下位語として含む一以上の上位語を検索し、前記検索要求が類義語であると、前記分類情報テーブルから更に前記検索した上位語に対応する全ての下位語を検索し、前記検索要求が下位語であると、前記分類情報テーブルから前記入力された検索語と同一の一以上の上位語を判定し、該判定した上位語に対応する全ての下位語を検索する関連語提示処理部と、前記検索された上位語又は下位語を出力するための出力部と、を含むことを特徴とする情報検索装置である。
【0006】
〈請求項1の説明〉
検索語とは、主として日本語や英語といった自然言語の単語であるが、これに限定されるものではない。例えば、これ以外にも、記号や画像や音声等、ある概念の集合であれば、言語だけでなく種々のものが対象となる。この場合、記号の類義語とは、同一の分類に属する記号であればどんなものであっても適用でき、また、画像や音声といった類義語では、例えば、ある画像として「犬」を考えた場合に、分類を犬科の動物として、狐や狼といった画像が考えられる。音声の場合も同様に、例えば犬や狼の鳴き声といったものにも適用することができる。
【0007】
異なる分類方法で分類した概念の類義語集合とは、例えば、「犬」に対して、犬科の動物で分類したり、干支の種類で分類するといった、概念の異なる集合をいう。そして、ある検索語に対して検索を行う場合は、その検索語を含む類義語集合を出力する。これにより、ある検索語に対して多様な分類方法で分類したデータを得ることができる。
【0009】
位語とは、任意の分類における類義語集合の上位概念を示す語である。また、下位語とは、ある語に対する下位概念を示す語である。従って、下位語は、検索語を上位語とした場合の類義語集合の語となる。これにより、ある検索語の下位語を出力する場合は、その語を上位語とする類義語集合を出力する。その結果、ある検索語に対して類義語集合だけでなく、その上位語や下位語も得ることができる。
【0026】
〈請求項の構成〉
請求項記載の情報検索装置において、前記分類情報テーブルから取り込んだ前記異なった上位語及び前記同一の上位語を横方向に配列すると共に、前記分類情報テーブルから取り込んだ前記全ての下位語を縦方向に配列し、前記各上位語と前記各下位語との交差位置に該上位語に属するか否かを示す属性情報を設定して表形式分類情報を生成する分類情報変換処理部を有し、前記関連語提示処理部は、前記表形式分類情報を参照して前記上位語、類義語及び下位語を検索することを特徴とする情報検索装置である。
【0027】
求項の発明は、テキスト形式の分類情報から表形式の分類情報に変換する機能を備えたものである。このような構成により、分類情報の編集の容易性と、情報の収集の高速性とを両立させた装置を構築することができる。
【0032】
〈請求項の構成〉
請求項1又は2に記載の情報検索装置において、前記検索語に関連するデータが格納されているデータベースと、前記関連語提示処理部から検索した語が供給されると該語を検索語として前記データベースを検索し、関連するデータを出力する検索処理部と、を含むことを特徴とする情報検索装置である。
【0033】
〈請求項の説明〉
請求項の発明は、関連語提示処理部で取り出した類義語や上位語といった関連語を、そのまま出力するのではなく、関連語に対する情報を付加して出力するようにしたものである。このように構成することにより、使用者がもう一度、類義語や上位語に対して検索要求を行うといった必要がなく、検索作業を効率的に行うことができる。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて詳細に説明する。
《具体例1》
〈構成〉
図1は本発明の情報検索装置の具体例1を示す構成図である。
図の装置は、例えばマイクロコンピュータで構成され、入力部1、出力部2、検索処理部3、データベース4、関連語提示処理部5、分類情報格納部6からなる。
【0035】
入力部1は、キーボードやポインティングデバイス等からなり、検索要求やその検索語1aを入力すると共に、分類情報の編集処理等を行うための入力部である。出力部2は、ディスプレイやプリンタ等からなり、検索処理部3で取り出された検索語関連語群データ2aや検索語データ2bおよび関連語提示処理部5で取り出された検索語関連語群2c、あるいは使用者からの要求によって、分類情報格納部6の分類情報を出力する装置である。
【0036】
ここで、検索語関連語群2cは、関連語提示処理部5によって取り出された分類情報格納部6の語句の集合であり、検索語関連語群データ2aは、検索処理部3によって、この検索語関連語群2cに相当する語句の情報をデータベース4より収集し、これを備えたデータである。また、検索語データ2bは、検索処理部3によって、データベース4から収集された検索語1aに関するデータである。
【0037】
検索処理部3は、入力部1より検索語が与えられた場合、あるいは関連語提示処理部5より検索語関連語群が与えられた場合、データベース4をアクセスし、これらの語を含むデータを収集して、検索語データ2bあるいは検索語関連語群データ2aを出力する機能を有している。また、データベース4は、検索対象となるデータの集合体であり、任意の検索語に関する種々のデータを格納している。
【0038】
関連語提示処理部5は、入力部1より検索要求と検索語1aが与えられた場合、分類情報格納部6を検索し、この検索語1aに対する類義語や上位語あるいは下位語といった関連語を出力する機能を有している。また、分類情報格納部6は、任意の検索語について、関連している語の集合と、その上位概念についての情報を格納している。
【0039】
図2は、分類情報格納部6の検索語関連情報の格納形式の説明図である。
この分類情報格納部6では、図示のように、検索語関連情報は、分類を単位とし、この分類名と上位語と類義語集合とをテキスト形式で記述して構成されている。即ち、この分類情報格納部6は、ある観点による分類について、その分類における類義語を集め、類義語集合を構成する。そして、この類義語集合を代表するような検索語が存在する場合は、上位語として記述するようにしたものである。尚、ここで、少なくとも、異なる分類による複数の類義語集合があれば、上位語や分類名は省略することも可能である。
【0040】
〈動作〉
ここでは、検索語の一例として、これを「犬」とした場合について説明する。使用者は、先ず入力部1より「犬」という語を検索語1aとして与える。この検索語1aは、検索処理部3に渡されると共に、関連語提示処理部5に渡される。
【0041】
検索処理部3では、与えられた検索語1aを検索語として持つデータをデータベース4から収集し、検索語データ2bとして出力する。出力部2はこれを表示したり、印刷出力を行う。尚、この処理は、検索語1aが与えられ次第直ちに行ってもよいし、また、使用者からの検索依頼の指令が入力部1に対して与えられるまで待っていてもよい。
【0042】
関連語提示処理部5では、検索語1aの上位語、類義語、下位語といった関連情報を分類情報格納部6から得て、これを検索語関連語群2cとして出力部2に出力したり、検索処理部3に出力する。尚、この検索の詳細については後述する。検索処理部3に出力した場合、検索処理部3は、関連情報のデータをデータベース4から収集して、検索語関連語群データ2aとして出力する。このように、検索処理部3で処理してから使用者に出力した場合は、検索作業が効率的に行われる利点がある。
【0043】
上記の関連語提示処理部5における処理は以下のように行われる。先ず、検索語1aの上位語を出力する場合、使用者は、入力部1より、その検索語「犬」と共に、上位語を収集する旨の指令を行う。ここで、分類情報格納部6が図2の構成であった場合、関連語提示処理部5は、その類義語集合に検索語「犬」を持つ分類を収集する。その結果、以下のような情報が収集される。
【0044】
図3に、その収集された分類を示す。
そして、このような分類の情報から上位語を収集する。尚、上位語がない分類についてはこれを無視する。
図4は、このようにして収集された上位語の一例である。
【0045】
図示のように、収集された「犬」に対する上位語は“愛玩動物、犬科、干支”であり、異なる概念の上位語が収集されている。尚、ここで、対応する分類名を併せて出力するようにしてもよい。そして、このような上位語が、出力部2によって表示または印刷される。
【0046】
次に、検索語1aの類義語を出力する場合を説明する。使用者は入力部1より、その検索語「犬」と共に、類義語を収集する旨の指令を行う。これにより、関連語提示処理部5は、分類情報格納部6において、類義語集合に、検索語「犬」を持つ分類を収集する。その結果は、図3に示した内容と同様であり、関連語提示処理部5は、これを出力部2に出力する。ここで、類義語集合は一度に全て出力してもよいし、何らかの評価基準、例えば、過去の情報の使用頻度の高い順といったように、集合に順位を付けて順番に出力するようにしてもよい。この場合、分類の使用頻度を基準に順番付けを行うと、使用頻度は容易に得られる上、使用者の指向に沿った順番付けができるという長所がある。また、各類義語集合について、構成する語のデータベース中の頻度を算出し、頻度を基準に順番付けを行ってもよい。この方法によると、利用者が初めて検索を行う場合でも順番付けができるという長所がある。
【0047】
また、検索語1aの下位語は以下の手順で出力することができる。先ず、関連語提示処理部5は、図2の形式で記述された分類情報格納部6から、上位語がその検索語「犬」である分類を収集する。その結果、以下の情報が収集される。
図5は、「犬」を上位語に持つ分類を示す図である。
【0048】
このような分類の情報が収集されると、関連語提示処理部5は、図5中の右欄の類義語情報を出力する。ここで、類義語集合は一度に全て出力してもよいし、例えば、過去の情報の使用頻度の高い順といったように、何らかの評価基準で集合に順位をつけて順番に出力するようにしてもよい。
【0049】
尚、上記の上位語検索要求、類義語検索要求および下位語検索要求は、その都度、入力部1より指定するようにしてもよいし、検索要求時に特に指定がない場合は、上位語、類義語、下位語を全て出力するといったように構成してもよい。
【0050】
そして、本装置では、分類情報格納部6の分類情報を作成、編集することもできる。即ち、入力部1より編集要求を行うと、図示省略した制御部により分類情報格納部6の内容が出力部2に出力され、使用者はこれに対して変更、追加等の編集を行う。
【0051】
〈効果〉
以上のように、具体例1によれば、検索語に関連した異なる分類の類義語、上位概念語、下位概念語を取得することが可能となる。また、分類情報格納部6においては、テキスト形式で記述しているため、分類情報の作成、編集が容易であるという効果がある。
【0052】
《具体例2》
〈構成〉
本具体例では、図面上の構成は、具体例1と同様であるため、図1を援用して説明する。
具体例2においては、分類情報格納部6の内部構成が具体例1と異なっており、従って、関連語提示処理部5の情報出力方法も異なる点に特徴を有するものである。
【0053】
図6は、具体例2における分類情報格納部6の内容構成の説明図である。
この分類情報格納部6は、図示のように、検索語と分類を項目とする表形式で表現される。そして、検索語項目と分類項目により特定される情報格納部を交差セルと呼ぶ。図示の表では、検索語を縦に、分類を横に並べている。また、交差セルは縦方向は検索語により、横方向は分類により特定される桝目として表されている。例えば、図において、C1は検索語「猫」と「愛玩動物」の交差セルとなっている。
【0054】
交差セルの中には、その交差セルにより特定される検索語と分類の関係が記述される。ここでは、検索語が分類に属する場合には1、属さない場合は0を記している。例えば、「猫」は「愛玩動物」の分類に属するため、交差セルC1の項目には1が記されている。尚、このような所属関係を表すための情報としては、検索語と分類の関係が表現できれば、1/0の情報でなくてもよい。但し、1/0として記述すると表の情報量が少なくなる上、計算機で実行した場合にビット演算により情報を収集することができるため、高速に動作させることができるという利点がある。
また、この具体例2の分類情報格納部6においても、具体例1と同様に、分類に適切な分類名、上位語がない場合は、これを省略してもよい。
【0055】
〈動作〉
この具体例2においても、検索語1aとして「犬」が与えられ、この検索語1aに対して、関連語提示処理部5がその上位語、類義語、下位語の情報を出力する場合を説明する。
【0056】
先ず、検索語1aの上位語は以下の手順で出力することができる。図6に示す分類情報格納部6において、その検索語の項目から「犬」を探索する。そして、「犬」の項目の各分類について交差セルの値を調べ、値が1である分類を収集する。収集された分類は図3に示す通りである。更に、収集した分類から上位語と分類名を取り出し、上位語に関する情報として出力する。この場合は、(愛玩動物,愛玩動物)、(犬科の動物,犬科)、(干支の種類,干支)という分類名、上位語の組が取り出せる。
【0057】
次に、検索語1aの類義語は以下の手順で出力する。図6に示す分類情報格納部6の検索語の項目から、検索語「犬」を探索する。そして、各分類について交差セルの値を調べ、値が1である分類を収集する。検索語が「犬」の場合、「愛玩動物」「犬の種類」「干支の種類」が相当する。次いで、収集された分類の類義語集合を出力する。ここで収集された分類の類義語集合は図3に示す通りである。この場合も、具体例1と同様に類義語集合は一度に出力してもよいし、何らかの評価基準で集合に順位を付けて順番に出力してもよい。
【0058】
また、検索語1aの下位語は以下の手順で出力することができる。先ず、図6の分類情報格納部6において、上位語に検索語「犬」を持つ分類を探索する。そして、各分類について交差セルの値を調べ、値が1である分類を収集することで、下位語集合を獲得する。この場合、獲得された下位語集合は図5の右欄に示す通りである。この場合も、下位語集合は一度に出力してもよいし、具体例1と同様に、過去の情報の使用頻度の高い順等、何らかの評価基準で集合に順位を付けて順番に出力してもよい。
【0059】
〈効果〉
以上のように、具体例2では、上記具体例1と同様の効果を奏すると共に、本具体例では、検索語と分類との関係を、表型分類情報とし、かつ、その関係を1ビットで表現しているため、分類情報格納部6に必要な記憶量が少なくて良い効果がある。例えば、具体例1では、図2に示すように、その類義語集合に「犬」という語が3個必要であるが、具体例2の表型分類情報では、その類義語に対応する検索語の項目は、「犬」は1個で済むといった違いがある。また、計算機で実行する場合には、情報の収集はビット演算により行われるため、高速に動作させることができるという利点がある。
【0060】
《具体例3》
具体例3は、上述した具体例1のテキスト形式の分類情報から具体例2の表型分類情報に変換する機能を備えた点を特徴とするものである。
【0061】
〈構成〉
図7は、具体例3の構成図である。
図において、60は分類情報格納部であり、本具体例では、テキスト型分類情報60aを表型分類情報60bに変換する分類情報変換処理部61を備えている。ここで、テキスト型分類情報60aは、具体例1で説明した分類情報格納部6におけるテキスト型分類情報と同様であり、表型分類情報60bは、具体例2で説明した分類情報格納部6における表型分類情報と同様である。そして、分類情報変換処理部61は、テキスト型分類情報60aが与えられると、これを表型分類情報60bの形式に変換する機能を有している。他の各構成は、上記具体例1、2と同様であるため、対応する部分に同一符号を付してその説明を省略する。
【0062】
〈動作〉
使用者は、分類に関する情報を具体例1と同様の方法でテキスト型分類情報60aに記述する。即ち、入力部1を用いて、テキスト型分類情報60aの編集作業を行う。これにより、分類情報格納部60の分類情報変換処理部61では、以下の手順でテキスト型分類情報60aから表型分類情報60bへの変換処理を行う。
【0063】
先ず、テキスト型分類情報60aから分類の数と検索語の数を算出し、表の作成に必要な記憶領域を確保する。例えば、図2に示す場合では、縦の項目数を数えれば分類数が算出できる。また、検索語は上位語と類義語集合の中にある語を重複することなく数えれば分類数が算出できる。尚、表の記憶領域に関しては、その形態は問わない。例えばこれを計算機の主メモリ上に確保してもよいし、HDD等の2次記憶に確保してもよい。
【0064】
次に、各分類の上位語と分類名を収集し、表型分類情報60bの上位語と分類名の欄に項目名として記述する。次いで、各分類とそれに属する類義語集合である検索語との交差項目には1を記入する。一方、属さない検索語の項目には0を記入する。ここで、分類情報変換処理部61における変換処理を行うタイミングは任意である。例えば、装置の利用時に行ってもよいし、テキスト型分類情報60aが更新された時に行ってもよい。特に、装置が検索作業を行っていない空き時間を利用して行うようにすれば、装置全体の効率が向上する。
【0065】
そして、関連語提示処理部5は、表型分類情報60bを用いて、具体例2と同様の処理により検索語1aに関する上位語、類義語、下位語を出力する。
【0066】
〈効果〉
以上のように具体例3によれば、上述した具体例1、2の効果を併せ持つことが可能となる。即ち、具体例1が備えている分類情報の編集の容易性と、具体例2が備える情報の収集の高速性とを両立させた装置を構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報検索装置の具体例1、2を示す構成図である。
【図2】本発明の情報検索装置の具体例1における分類情報格納部6の検索語関連情報の格納形式の説明図である。
【図3】本発明の情報検索装置の具体例1における収集された分類を示す説明図である。
【図4】本発明の情報検索装置の具体例1における収集された上位語の説明図である。
【図5】本発明の情報検索装置の具体例1における「犬」を上位語に持つ分類を示す説明図である。
【図6】本発明の情報検索装置の具体例2における分類情報格納部の内容構成の説明図である。
【図7】本発明の情報検索装置の具体例3を示す構成図である。
【符号の説明】
1 入力部
1a 検索語
2 出力部
2a 検索語関連語群データ
2b 検索語データ
2c 検索語関連語群
3 検索処理部
4 データベース
5 関連語提示処理部
6、60 分類情報格納部
60a テキスト型分類情報
60b 表型分類情報
61 分類情報変換処理部

Claims (3)

  1. 検索語及び検索要求を入力する入力部と、
    共通の下位語を含みながら異なった分類をそれぞれ示す異なった複数の上位語に対し前記共通の下位語を含む複数の下位語をそれぞれ対応させると共に、異なった分類に対しそれぞれ同一の複数の上位語を対応させ、かつ該同一の各上位語に対し各分類に基づく複数の下位語をそれぞれ対応させた分類情報テーブルと、
    入力された前記検索要求が上位語であると、前記分類情報テーブルから前記入力された検索語を下位語として含む一以上の上位語を検索し、前記検索要求が類義語であると、前記分類情報テーブルから更に前記検索した上位語に対応する全ての下位語を検索し、前記検索要求が下位語であると、前記分類情報テーブルから前記入力された検索語と同一の一以上の上位語を判定し、該判定した上位語に対応する全ての下位語を検索する関連語提示処理部と、
    前記検索された上位語又は下位語を出力するための出力部と、
    を含むことを特徴とする情報検索装置。
  2. 請求項1記載の情報検索装置において、
    前記分類情報テーブルから取り込んだ前記異なった上位語及び前記同一の上位語を横方向に配列すると共に、前記分類情報テーブルから取り込んだ前記全ての下位語を縦方向に配列し、前記各上位語と前記各下位語との交差位置に該上位語に属するか否かを示す属性情報を設定して表形式分類情報を生成する分類情報変換処理部を有し、
    前記関連語提示処理部は、前記表形式分類情報を参照して前記上位語、類義語及び下位語を検索することを特徴とする情報検索装置。
  3. 請求項1又は2記載の情報検索装置において、
    前記検索語に関連するデータが格納されているデータベースと、
    前記関連語提示処理部から検索した語が供給されると該語を検索語として前記データベースを検索し、関連するデータを出力する検索処理部と、
    を含むことを特徴とする情報検索装置。
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