JP3733322B2 - マルチモーダル文書受信装置及びマルチモーダル文書送信装置、マルチモーダル文書送受信システム及びそれらの制御方法、プログラム - Google Patents

マルチモーダル文書受信装置及びマルチモーダル文書送信装置、マルチモーダル文書送受信システム及びそれらの制御方法、プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP3733322B2
JP3733322B2 JP2001356487A JP2001356487A JP3733322B2 JP 3733322 B2 JP3733322 B2 JP 3733322B2 JP 2001356487 A JP2001356487 A JP 2001356487A JP 2001356487 A JP2001356487 A JP 2001356487A JP 3733322 B2 JP3733322 B2 JP 3733322B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
multimodal document
multimodal
document
data
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001356487A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003157167A (ja
Inventor
桂一 酒井
哲夫 小坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2001356487A priority Critical patent/JP3733322B2/ja
Priority to US10/291,722 priority patent/US7174509B2/en
Publication of JP2003157167A publication Critical patent/JP2003157167A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3733322B2 publication Critical patent/JP3733322B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/42Systems providing special services or facilities to subscribers
    • H04M3/487Arrangements for providing information services, e.g. recorded voice services or time announcements
    • H04M3/493Interactive information services, e.g. directory enquiries ; Arrangements therefor, e.g. interactive voice response [IVR] systems or voice portals
    • H04M3/4938Interactive information services, e.g. directory enquiries ; Arrangements therefor, e.g. interactive voice response [IVR] systems or voice portals comprising a voice browser which renders and interprets, e.g. VoiceXML
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/16Sound input; Sound output
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS TECHNIQUES OR SPEECH SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING TECHNIQUES; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L13/00Speech synthesis; Text to speech systems

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Audiology, Speech & Language Pathology (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Computational Linguistics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Document Processing Apparatus (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、少なくともテキストデータの出力形態の記述を含むマルチモーダル文書を、ネットワークを介してマルチモーダル文書送信装置から受信するマルチモーダル文書受信装置と、マルチモーダル文書を生成して、ネットワークを介してマルチモーダル文書受信装置へ送信するマルチモーダル文書送信装置と、そのマルチモーダル文書受信装置とマルチモーダル文書送信装置とがネットワークを介して接続されて構成されるマルチモーダル文書送受信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
インターネットの普及により、インターネットに接続されたサーバに保持され、ハイパーテキストマークアップ言語(HTML:Hyper Text Markup Language)で記述された文書を、インターネットを介してパソコン上のブラウザに表示するウェブブラウジングの世界は、拡大の一途をたどっている。
【0003】
HTML文書は、歴史的な事情から、文書構造を記述する部分と表現形式を記述する部分が混在しており、その両者を分離するものとして、表現形式を構造から括り出したCSS(Cascading Style Sheet)も普及している。
【0004】
HTML(文書構造+表現形式)からCSS(表現形式)を分離しても、HTMLの文書構造は、表現形式を意識したものであるため、さらに、文書の内容のツリー構造のみを表すXML(eXtensible Markup Language)と、ツリー構造を表現したい表現形式に変換するXSL(eXtensible Stylesheet Language)で記述する方法も普及しつつある。
【0005】
また、HTMLでの操作を記述するスクリプト言語としては、Java Script、VBScriptなどがあり、HTMLファイル内に記述したり、外部ファイルを挿入したりすることができる。
【0006】
XMLおよびXSLを用いて記述された文書の例を図32、33に示し、その両者により生成されるHTML文書、およびCSSファイルの例、JavaScriptファイルの例、ブラウザでの表示例をそれぞれ図34〜図37に示す。
【0007】
尚、このブラウザは、例えば、パーソナルコンピュータ等の汎用コンピュータにインストールされ、マウスやキーボード等の入力装置によるユーザの操作に応じて、ブラウザが起動されると、ディスプレイ上にそのブラウザ画面が表示される。
【0008】
図37中のブラウザ画面2500上の「反転」ボタン2501を押すと、図34中ウのonClickの中身が呼び出され、図36に示すJavaScriptで記述した関数(reverseColor())により、ブラウザ画面2500内の背景と文字の色が反転する。
【0009】
上記のように、CSSやXSLというスタイルシートをいろいろと用意し、適宜切り替えることで、文書の内容のツリー構造のみを表す単一のXML文書を用途に応じて切り替えることができるようになってきている。また、スクリプト言語により、ボタンなどを押すことによるアクションも記述できる。
【0010】
その一方で、パーソナルコンピュータだけでなく、ユーザが日常で持ち歩く携帯電話やPHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assintant:携帯情報端末)といったモバイル端末の性能も向上し、ハイエンドのモバイル端末は、一世代前のパソコンと遜色ない処理能力を持つようになってきた。
【0011】
そうしたハイエンドのモバイル端末は、以下の特徴が挙げられる。
【0012】
(1)公衆回線や無線LANなどを経由して、ホストコンピュータと接続し、データ通信を行うことができる。
【0013】
(2)音声入出力のデバイス(マイク、スピーカなど)を装備していることが多い。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記ハイエンドのモバイル端末では、一般に、GUI(Graphic User Interface:グラフィックユーザインタフェース)画面が小さく、GUI情報を表示する能力が低い。また、市場に存在するモバイル端末は、ハイエンドのものだけではなく、ハイエンドでないモバイル端末も数多く存在し、そうしたモバイル端末には、GUI情報を表示できないものもある。
【0015】
そのようなモバイル端末の現状において、操作及び応答の一部またはすべてを音声で行えるマルチモーダルインタフェースを実現することは有意義なことである。
【0016】
また、マルチモーダル文書を扱うに当たって、一部のハイエンドのモバイル端末では、音声認識、音声合成を行うことが可能である。しかしながら、多くのモバイル端末では、音声認識、音声合成を行うことができない、もしくは貧弱な音声認識、音声合成しか行うことができない。
【0017】
しかしながら、ハードウェアの高性能化、小型化に伴い、これまで音声処理を行えなかった機種に、音声処理が可能になることも多く起こるであろう。また、モバイル端末においては、その携帯性の利点から、画面が小さいことが多かったが、画面の高精細度化、ハードウェアの軽量化に伴い、モバイル端末においても画面に表示できる情報が増大してきている。
【0018】
さらに、音声、GUI双方のモダリティを持ったモバイル端末においても、GUI操作をしにくい状況で、音声のみで処理したいといった状況や、逆に、音声を使いづらいような環境で、GUIのみによって操作したいといった状況も存在する。
【0019】
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、複数種類のモダリティを有する端末個々のモダリティやユーザが使用したいモダリティに応じて、最適なモダリティを有するインタフェースを提供することができるマルチモーダル文書受信装置及びマルチモーダル文書送信装置、マルチモーダル文書送受信システム及びそれらの制御方法、プログラムを提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本発明によるマルチモーダル文書受信装置は以下の構成を備える。即ち、
少なくともテキストデータの出力形態の記述を含むマルチモーダル文書を、ネットワークを介してマルチモーダル文書送信装置から受信するマルチモーダル文書受信装置であって、
当該マルチモーダル文書受信装置の各種機能を示すモダリティ情報を前記マルチモーダル文書送信装置に送信し、該モダリティ情報に基づいて該マルチモーダル文書送信装置が生成したマルチモーダル文書を受信する通信手段と、
前記マルチモーダル文書中の音声出力対象のテキストデータを音声合成する音声合成手段と、
前記音声合成手段で合成した出力音声を出力する音声出力手段と、
前記マルチモーダル文書中の表示対象のテキストデータを表示する表示手段と
を備える。
【0021】
また、好ましくは、前記モダリティ情報を変更する変更手段と
を更に備える。
【0022】
また、好ましくは、前記表示手段は、前記マルチモーダル文書中の記述に基づいて、前記表示対象のテキストデータの表示形態を制御する。
【0023】
上記の目的を達成するための本発明によるマルチモーダル文書受信装置は以下の構成を備える。即ち、
少なくともテキストデータの出力形態の記述を含むマルチモーダル文書を生成して、ネットワークを介してマルチモーダル文書受信装置へ送信するマルチモーダル文書送信装置であって、
前記マルチモーダル文書受信装置の各種機能を示すモダリティ情報を受信する受信手段と、
前記モダリティ情報に基づいて、前記マルチモーダル文書を生成する生成手段と、
前記マルチモーダル文書を前記マルチモーダル文書受信装置へ送信する送信手段と
を備える。
【0024】
また、好ましくは、前記モダリティ情報に基づいて、前記マルチモーダル文書受信装置が要求する原文書を編集/操作するための編集/操作ファイルを判定する判定手段とを更に備え、
前記生成手段は、前記判定手段で判定された編集/操作ファイルを用いて、前記原文書を編集して前記マルチモーダル文書を生成する。
【0025】
また、好ましくは、前記操作ファイルは、前記表示対象のテキストデータの一部を表示/非表示を制御するためのファイルである。
【0026】
また、好ましくは、前記操作ファイルは、前記音声出力対象のテキストデータの音声出力の実行の有無を制御するためのファイルである。
【0027】
上記の目的を達成するための本発明によるマルチモーダル文書送受信システムは以下の構成を備える。即ち、
少なくともテキストデータの出力形態の記述を含むマルチモーダル文書を生成するマルチモーダル文書送信装置と該マルチモーダル文書を受信するマルチモーダル文書受信装置とがネットワークを介して接続されて構成されるマルチモーダル文書送受信システムであって、
前記マルチモーダル文書受信装置は、
当該マルチモーダル文書受信装置の各種機能を示すモダリティ情報を前記マルチモーダル文書送信装置に送信し、該モダリティ情報に基づいて該マルチモーダル文書送信装置が生成したマルチモーダル文書を受信する通信手段と、
前記マルチモーダル文書中の音声出力対象のテキストデータを音声合成する音声合成手段と、
前記音声合成手段で合成した出力音声を出力する音声出力手段と、
前記マルチモーダル文書中の表示対象のテキストデータを表示する表示手段とを備え、
前記マルチモーダル文書送信装置は、
前記マルチモーダル文書受信装置から前記モダリティ情報を受信する受信手段と、
前記モダリティ情報に基づいて、前記マルチモーダル文書を生成する生成手段と、
前記マルチモーダル文書を前記マルチモーダル文書受信装置へ送信する送信手段と
を備える。
【0028】
上記の目的を達成するための本発明によるマルチモーダル文書受信装置は以下の構成を備える。即ち、
少なくともテキストデータの出力形態の記述を含むマルチモーダル文書を、ネットワークを介してマルチモーダル文書送信装置から受信するマルチモーダル文書受信装置であって、
音声を入力する音声入力手段と、
前記音声入力手段から入力された音声の符号化を行い、符号化入力音声データを生成する符号化手段と、
ユーザ設定情報を設定する設定手段と、
当該マルチモーダル文書受信装置の各種機能を示すモダリティ情報、前記ユーザ設定情報、前記符号化入力音声データを前記マルチモーダル文書送信装置へ送信する送信手段と、
前記モダリティ情報、前記ユーザ設定情報及び前記符号化入力音声データに基づいて前記マルチモーダル文書送信装置が生成したマルチモーダル文書及びそのマルチモーダル文書中の音声出力対象のテキストデータに対応する符号化出力音声データを受信する受信手段と、
前記符号化出力音声データを復号する復号化手段と、
前記復号化手段で復号化された出力音声を出力する音声出力手段と、
前記マルチモーダル文書中の表示対象のテキストデータを表示する表示手段と
を備える。
【0029】
また、好ましくは、前記送信手段は、前記設定手段によって前記ユーザ設定情報が変更された変更ユーザ設定情報が生成された場合、前記変更ユーザ設定情報を前記マルチモーダル文書送信装置へ送信する。
【0030】
また、好ましくは、前記受信手段は、更に、前記符号化入力音声データに対応する音声認識結果を前記マルチモーダル文書送信装置から受信する。
【0031】
上記の目的を達成するための本発明によるマルチモーダル文書送信装置は以下の構成を備える。即ち、
少なくともテキストデータの出力形態の記述を含むマルチモーダル文書を生成して、ネットワークを介してマルチモーダル文書受信装置へ送信するマルチモーダル文書送信装置であって、
前記マルチモーダル文書受信装置の各種機能を示すモダリティ情報及びユーザ設定情報、符号化入力音声データを受信する受信手段と、
前記符号化入力音声データを音声認識する音声認識手段と、
前記音声認識手段による音声認識結果、前記モダリティ情報及び前記ユーザ設定情報に基づいて、前記マルチモーダル文書を生成する生成手段と、
前記マルチモーダル文書中の音声合成対象のテキストデータを音声合成して符号化出力音声データを生成する音声合成手段と、
前記マルチモーダル文書及び前記符号化出力音声データを前記マルチモーダル文書受信装置へ送信する送信手段と
を備える。
【0032】
また、好ましくは、前記モダリティ情報に基づいて、前記マルチモーダル文書受信装置が要求する原文書を編集するための編集ファイルを判定する判定手段とを更に備え、
前記生成手段は、前記判定手段で判定された編集ファイルを用いて、前記原文書を編集して前記マルチモーダル文書を生成する。
【0033】
また、好ましくは、前記受信手段が前記ユーザ設定情報が変更された変更ユーザ設定情報を受信した場合、前記生成手段は直前に生成した前記マルチモーダル文書を、前記変更ユーザ設定情報に基づいて、該マルチモーダル文書を編集する。
【0034】
また、好ましくは、前記送信手段は、更に、前記音声認識結果を前記マルチモーダル文書受信装置へ送信する。
【0035】
上記の目的を達成するための本発明によるマルチモーダル文書送受信システムは以下の構成を備える。即ち、
少なくともテキストデータの出力形態の記述を含むマルチモーダル文書を生成するマルチモーダル文書送信装置と該マルチモーダル文書を受信するマルチモーダル文書受信装置とがネットワークを介して接続されて構成されるマルチモーダル文書送受信システムであって、
前記マルチモーダル文書受信装置は、
音声を入力する音声入力手段と、
前記音声入力手段から入力された音声の符号化を行い、符号化入力音声データを生成する符号化手段と、
ユーザ設定情報を設定する設定手段と、
当該マルチモーダル文書受信装置の各種機能を示すモダリティ情報、前記ユーザ設定情報、前記符号化入力音声データを前記マルチモーダル文書送信装置へ送信する第1送信手段と、
前記モダリティ情報、前記ユーザ設定情報及び前記符号化入力音声データに基づいて前記マルチモーダル文書送信装置が生成したマルチモーダル文書及びそのマルチモーダル文書中の音声出力対象のテキストデータに対応する符号化出力音声データを受信する第1受信手段と、
前記符号化出力音声データを復号する復号化手段と、
前記復号化手段で復号化された出力音声を出力する音声出力手段と、
前記マルチモーダル文書中の表示対象のテキストデータを表示する表示手段とを備え、
前記マルチモーダル文書送信装置は、
前記マルチモーダル文書受信装置から前記モダリティ情報及び前記ユーザ設定情報、前記符号化入力音声データを受信する第2受信手段と、
前記符号化入力音声データを音声認識する音声認識手段と、
前記音声認識手段による音声認識結果、前記モダリティ情報及び前記ユーザ設定情報に基づいて、前記マルチモーダル文書を生成する生成手段と、
前記マルチモーダル文書中の音声合成対象のテキストデータを音声合成して符号化出力音声データを生成する音声合成手段と、
前記マルチモーダル文書及び前記符号化出力音声データを前記マルチモーダル文書受信装置へ送信する第2送信手段と
を備える。
【0036】
上記の目的を達成するための本発明によるマルチモーダル文書受信装置の制御方法は以下の構成を備える。即ち、
少なくともテキストデータの出力形態の記述を含むマルチモーダル文書を、ネットワークを介してマルチモーダル文書送信装置から受信するマルチモーダル文書受信装置の制御方法であって、
当該マルチモーダル文書受信装置の各種機能を示すモダリティ情報を前記マルチモーダル文書送信装置に送信し、該モダリティ情報に基づいて該マルチモーダル文書送信装置が生成したマルチモーダル文書を受信する通信工程と、
前記マルチモーダル文書中の音声出力対象のテキストデータを音声合成する音声合成工程と、
前記音声合成工程で合成した出力音声を出力する音声出力工程と、
前記マルチモーダル文書中の表示対象のテキストデータを表示する表示工程と
を備える。
【0037】
上記の目的を達成するための本発明によるマルチモーダル文書送信装置の制御方法は以下の構成を備える。即ち、
少なくともテキストデータの出力形態の記述を含むマルチモーダル文書を生成して、ネットワークを介してマルチモーダル文書受信装置へ送信するマルチモーダル文書送信装置の制御方法であって、
前記マルチモーダル文書受信装置の各種機能を示すモダリティ情報を受信する受信工程と、
前記モダリティ情報に基づいて、前記マルチモーダル文書を生成する生成工程と、
前記マルチモーダル文書を前記マルチモーダル文書受信装置へ送信する送信工程と
を備える。
【0038】
上記の目的を達成するための本発明によるマルチモーダル文書送受信システムの制御方法は以下の構成を備える。即ち、
少なくともテキストデータの出力形態の記述を含むマルチモーダル文書を生成するマルチモーダル送信装置と該マルチモーダル文書を受信するマルチモーダル文書受信装置とがネットワークを介して接続されて構成されるマルチモーダル文書送受信システムの制御方法であって、
前記マルチモーダル文書受信装置は、
当該マルチモーダル文書受信装置の各種機能を示すモダリティ情報を前記マルチモーダル文書送信装置に送信し、該モダリティ情報に基づいて該マルチモーダル文書送信装置が生成したマルチモーダル文書を受信する通信工程と、
前記マルチモーダル文書中の音声出力対象のテキストデータを音声合成する音声合成工程と、
前記音声合成工程で合成した出力音声を出力する音声出力工程と、
前記マルチモーダル文書中の表示対象のテキストデータを表示する表示工程とを備え、
前記マルチモーダル文書送信装置は、
前記マルチモーダル文書受信装置から前記モダリティ情報を受信する受信工程と、
前記モダリティ情報に基づいて、前記マルチモーダル文書を生成する生成工程と、
前記マルチモーダル文書を前記マルチモーダル文書受信装置へ送信する送信工程と
を備える。
【0039】
上記の目的を達成するための本発明によるマルチモーダル文書受信装置の制御方法は以下の構成を備える。即ち、
少なくともテキストデータの出力形態の記述を含むマルチモーダル文書を、ネットワークを介してマルチモーダル文書送信装置から受信するマルチモーダル文書受信装置の制御方法であって、
音声を入力する音声入力工程と、
前記音声入力工程から入力された音声の符号化を行い、符号化入力音声データを生成する符号化工程と、
ユーザ設定情報を設定する設定工程と、
当該マルチモーダル文書受信装置の各種機能を示すモダリティ情報、前記ユーザ設定情報、前記符号化入力音声データを前記マルチモーダル文書送信装置へ送信する送信工程と、
前記モダリティ情報、前記ユーザ設定情報及び前記符号化入力音声データに基づいて前記マルチモーダル文書送信装置が生成したマルチモーダル文書及びそのマルチモーダル文書中の音声出力対象のテキストデータに対応する符号化出力音声データを受信する受信工程と、
前記符号化出力音声データを復号する復号化工程と、
前記復号化工程で復号化された出力音声を出力する音声出力工程と、
前記マルチモーダル文書中の表示対象のテキストデータを表示する表示工程と
を備える。
【0040】
上記の目的を達成するための本発明によるマルチモーダル文書送信装置の制御方法は以下の構成を備える。即ち、
少なくともテキストデータの出力形態の記述を含むマルチモーダル文書を生成して、ネットワークを介してマルチモーダル文書受信装置へ送信するマルチモーダル文書送信装置の制御方法であって、
前記マルチモーダル文書受信装置の各種機能を示すモダリティ情報及びユーザ設定情報、符号化入力音声データを受信する受信工程と、
前記符号化入力音声データを音声認識する音声認識工程と、
前記音声認識工程による音声認識結果、前記モダリティ情報及び前記ユーザ設定情報に基づいて、前記マルチモーダル文書を生成する生成工程と、
前記マルチモーダル文書中の音声合成対象のテキストデータを音声合成して符号化出力音声データを生成する音声合成工程と、
前記マルチモーダル文書及び前記符号化出力音声データを前記マルチモーダル文書受信装置へ送信する送信工程と
を備える。
【0041】
上記の目的を達成するための本発明によるマルチモーダル文書送受信システムの制御方法は以下の構成を備える。即ち、
少なくともテキストデータの出力形態の記述を含むマルチモーダル文書を生成するマルチモーダル送信装置と該マルチモーダル文書を受信するマルチモーダル文書受信装置とがネットワークを介して接続されて構成されるマルチモーダル文書送受信システムの制御方法であって、
前記マルチモーダル文書受信装置は、
音声を入力する音声入力工程と、
前記音声入力工程から入力された音声の符号化を行い、符号化入力音声データを生成する符号化工程と、
ユーザ設定情報を設定する設定工程と、
当該マルチモーダル文書受信装置の各種機能を示すモダリティ情報、前記ユーザ設定情報、前記符号化入力音声データを前記マルチモーダル文書送信装置へ送信する第1送信工程と、
前記モダリティ情報、前記ユーザ設定情報及び前記符号化入力音声データに基づいて前記マルチモーダル文書送信装置が生成したマルチモーダル文書及びそのマルチモーダル文書中の音声出力対象のテキストデータに対応する符号化出力音声データを受信する第1受信工程と、
前記符号化出力音声データを復号する復号化工程と、
前記復号化工程で復号化された出力音声を出力する音声出力工程と、
前記マルチモーダル文書中の表示対象のテキストデータを表示する表示工程とを備え、
前記マルチモーダル文書送信装置は、
前記マルチモーダル文書受信装置から前記モダリティ情報及び前記ユーザ設定情報、前記符号化入力音声データを受信する第2受信工程と、
前記符号化入力音声データを音声認識する音声認識工程と、
前記音声認識工程による音声認識結果、前記モダリティ情報及び前記ユーザ設定情報に基づいて、前記マルチモーダル文書を生成する生成工程と、
前記マルチモーダル文書中の音声合成対象のテキストデータを音声合成して符号化出力音声データを生成する音声合成工程と、
前記マルチモーダル文書及び前記符号化出力音声データを前記マルチモーダル文書受信装置へ送信する第2送信工程と
を備える。
【0042】
上記の目的を達成するための本発明によるプログラムは以下の構成を備える。即ち、
少なくともテキストデータの出力形態の記述を含むマルチモーダル文書を、ネットワークを介してマルチモーダル文書送信装置から受信するマルチモーダル文書受信装置の制御をコンピュータに機能させるためのプログラムであって、
当該マルチモーダル文書受信装置の各種機能を示すモダリティ情報を前記マルチモーダル文書送信装置に送信し、該モダリティ情報に基づいて該マルチモーダル文書送信装置が生成したマルチモーダル文書を受信する通信工程のプログラムコードと、
前記マルチモーダル文書中の音声出力対象のテキストデータを音声合成する音声合成工程のプログラムコードと、
前記音声合成工程で合成した出力音声を出力する音声出力工程のプログラムコードと、
前記マルチモーダル文書中の表示対象のテキストデータを表示する表示工程のプログラムコードと
を備える。
【0043】
上記の目的を達成するための本発明によるプログラムは以下の構成を備える。即ち、
少なくともテキストデータの出力形態の記述を含むマルチモーダル文書を生成して、ネットワークを介してマルチモーダル文書受信装置へ送信するマルチモーダル文書送信装置の制御をコンピュータに機能させるためのプログラムであって、
前記マルチモーダル文書受信装置の各種機能を示すモダリティ情報を受信する受信工程のプログラムコードと、
前記モダリティ情報に基づいて、前記マルチモーダル文書を生成する生成工程のプログラムコードと、
前記マルチモーダル文書を前記マルチモーダル文書受信装置へ送信する送信工程のプログラムコードと
を備える。
【0044】
上記の目的を達成するための本発明によるプログラムは以下の構成を備える。即ち、
少なくともテキストデータの出力形態の記述を含むマルチモーダル文書を、ネットワークを介してマルチモーダル文書送信装置から受信するマルチモーダル文書受信装置の制御をコンピュータに機能させるためのプログラムであって、
音声を入力する音声入力工程のプログラムコードと、
前記音声入力工程から入力された音声の符号化を行い、符号化入力音声データを生成する符号化工程のプログラムコードと、
ユーザ設定情報を設定する設定工程のプログラムコードと、
当該マルチモーダル文書受信装置の各種機能を示すモダリティ情報、前記ユーザ設定情報、前記符号化入力音声データを前記マルチモーダル文書送信装置へ送信する送信工程のプログラムコードと、
前記モダリティ情報、前記ユーザ設定情報及び前記符号化入力音声データに基づいて前記マルチモーダル文書送信装置が生成したマルチモーダル文書及びそのマルチモーダル文書中の音声出力対象のテキストデータに対応する符号化出力音声データを受信する受信工程のプログラムコードと、
前記符号化出力音声データを復号する復号化工程のプログラムコードと、
前記復号化工程で復号化された出力音声を出力する音声出力工程のプログラムコードと、
前記マルチモーダル文書中の表示対象のテキストデータを表示する表示工程のプログラムコードと
を備える。
【0045】
上記の目的を達成するための本発明によるプログラムは以下の構成を備える。即ち、
少なくともテキストデータの出力形態の記述を含むマルチモーダル文書を生成して、ネットワークを介してマルチモーダル文書受信装置へ送信するマルチモーダル文書送信装置の制御をコンピュータに機能させるためのプログラムであって、
前記マルチモーダル文書受信装置の各種機能を示すモダリティ情報及びユーザ設定情報、符号化入力音声データを受信する受信工程のプログラムコードと、
前記符号化入力音声データを音声認識する音声認識工程のプログラムコードと、
前記音声認識工程による音声認識結果、前記モダリティ情報及び前記ユーザ設定情報に基づいて、前記マルチモーダル文書を生成する生成工程のプログラムコードと、
前記マルチモーダル文書中の音声合成対象のテキストデータを音声合成して符号化出力音声データを生成する音声合成工程のプログラムコードと、
前記マルチモーダル文書及び前記符号化出力音声データを前記マルチモーダル文書受信装置へ送信する送信工程のプログラムコードと
を備える。
【0046】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。
<実施形態1>
図1は本発明の実施形態1のマルチモーダル文書送受信システムの構成図である。
【0047】
図1において、101は携帯電話(a〜c)や、PHS(a〜c)、PDA(a〜c)等のモバイル端末からなり、マルチモーダル文書(文書構造+表現形式)を受信して出力するマルチモーダル文書受信処理装置群であり、その詳細については、図2を用いて後述する。
【0048】
102はマルチモーダル文書受信処理装置101と通信を行うとともに、インターネット104を介して、外部のWebサーバ群103a〜103cから編集する原文書(例えば、Webサーバが管理するWebサイト/FTPサイト上のHTML文書、XML文書やファイル等の各種文書データ)を取得して、マルチモーダル文書を生成するマルチモーダル文書編集送信装置であり、その詳細については、図3を用いて後述する。
【0049】
尚、マルチモーダル文書受信処理装置群101とマルチモーダル文書編集送信装置102は、公衆回線や無線LAN等とのネットワークを介して、データ通信を行うことができる。また、マルチモーダル文書受信処理装置群101及びマルチモーダル文書編集送信装置102は、汎用コンピュータや携帯端末に搭載される標準的な構成要素(例えば、CPU、RAM、ROM、ハードディスク、外部記憶装置、ネットワークインタフェース、ディスプレイ、キーボード、マウス等)を有している。更に、後述するマルチモーダル文書受信処理装置群101及びマルチモーダル文書編集送信装置102それぞれで実現される各種機能は、各装置内部のROMや外部記憶装置に記憶されるプログラムがCPUによって実行されることによって実現されても良いし、専用のハードウェアで実現されても良い。
【0050】
また、Webサーバ群103a〜103cの機能をマルチモーダル文書編集送信装置102に統合して構成されても良く、この場合、マルチモーダル文書編集送信装置102自身で管理している原文書に基づいて、マルチモーダル文書を生成する。
【0051】
次に、マルチモーダル文書受信処理装置群101の内の1つの詳細構成について、図2を用いて説明する。
【0052】
図2は本発明の実施形態1のマルチモーダル文書受信処理装置の詳細構成図である。
【0053】
図2において、201はユーザがマイクロフォンから音声を入力する音声入力部である。202は、音声入力部201から入力された音声の認識処理を行う音声認識部であり、その音声認識結果は、GUI入力による文字入力と同等に扱われる。
【0054】
203は、スタイラスなどのポインティングデバイスやテンキーなどのボタンによるGUI操作を入力するGUI操作入力部である。
【0055】
尚、GUI操作には、インターネット104上のWebサーバ103a〜103cで管理されるWebサイトへのアクセス操作、後述するモダリティ情報の変更操作等の各種操作がある。
【0056】
204は、当該マルチモーダル文書受信処理装置101で使用する音声認識機能、音声合成機能、GUI表示機能等の各種機能を示すモダリティ情報を保持するモダリティ情報保持部である。
【0057】
205は、入力されたGUI操作、かつモダリティ情報保持部204に保持されたモダリティ情報をマルチモーダル文書編集送信装置102に送信し、マルチモーダル文書編集送信装置102から、テキストデータの入出力形態(例えば、表示、音声入出力、印刷等)を記述しているマルチモーダル文書やスクリプトファイルを受信するデータ通信部である。
【0058】
206は、データ通信部205より受信したマルチモーダル文書中の音声出力対象のテキストデータを合成する音声合成部である。207は、音声合成部207で合成した出力音声をスピーカやイヤホンから出力する音声出力部である。
【0059】
208は、データ通信部205が受信したマルチモーダル文書中のGUI表示データを表示するWebブラウザ等のGUI表示部である。
【0060】
209は、当該マルチモーダル文書受信処理装置101の各構成要素201〜208を相互に接続するバスである。
【0061】
次に、マルチモーダル文書編集送信装置102の詳細構成について、図3を用いて説明する。
【0062】
図3は本発明の実施形態1のマルチモーダル文書編集送信装置の詳細構成図である。
【0063】
図3において、301は、インターネット104を介して外部のWebサーバ(例えば、103a)より原文書を受信するインターネット通信部である。
【0064】
302は、インターネット通信部301が取得した原文書を保持する原文書保持部である。303は、原文書保持部302に保持された原文書を編集するためのスタイルシート群や原文書の操作を記述したスクリプトファイル群からなる編集/操作ファイルを保持するスタイルシート・スクリプト保持部である。
【0065】
304は、マルチモーダル文書受信処理装置101から、GUI操作情報及びモダリティ情報を受信し、マルチモーダル文書やスタイルシートやスクリプトファイルをマルチモーダル文書受信処理装置101に送信するデータ通信部である。
【0066】
305は、データ通信部304が受信したマルチモーダル文書受信処理装置101を特定するための端末情報及びモダリティ情報を、個々のマルチモーダル文書受信処理装置101ごとに保持する端末情報保持部である。尚、端末情報保持部305では、公衆回線で接続されている場合には電話番号で、無線LANなどなどで接続されている場合には、IPアドレスでマルチモーダル文書受信処理装置101の特定を行い、個々のマルチモーダル文書受信処理装置101の端末情報を保持する。
【0067】
306は、端末情報保持部305に保持された現在通信中のマルチモーダル文書受信処理装置101のモダリティ情報に基づいて、送信対象の原文書に適用するスタイルシートや添付するスクリプトファイルを判定するスタイルシート・スクリプト判定部である。
【0068】
307は、データ通信部305が受信した操作入力に基づいて得られた、原文書保持部302に保持された原文書に、スタイルシート・スクリプト判定部306で判定されたやスクリプトファイルを適用して編集し、マルチモーダル文書を生成する送信文書編集部である。
【0069】
308は、当該マルチモーダル文書編集処理装置101の各構成要素301〜307を相互に接続するバスである。
【0070】
次に、マルチモーダル文書受信処理装置101の動作について、図4を用いて説明する。
【0071】
図4は本発明の実施形態1のマルチモーダル文書受信処理装置の動作フローを示すフローチャートである。
【0072】
まず、ステップS401で、データ通信部205にて、モダリティ情報保持部204に保持されたモダリティ情報をマルチモーダル文書送信編集送信装置102に送信する。
【0073】
次に、ステップS402で、ユーザからの入力を待機する。ユーザからの入力がある場合(ステップS402でYES)、ステップS403に進む。
【0074】
ステップS403で、ユーザからの入力が音声入力であるか否かを判定する。音声入力である場合(ステップS403でYES)、ステップS404に進み、音声認識部202にて、入力された音声の認識を行い、その音声認識結果をユーザからのGUI操作として、ステップS405に進む。一方、音声入力でない場合(ステップS403でNO)、ステップS405に進む。
【0075】
尚、ステップS403の判定は、この判定は、音声入力部201からの入力の有無に基づいて判定する。
【0076】
ステップS405で、ユーザからの入力がモダリティ情報の変更であるか否かを判定する。モダリティ情報の変更である場合(ステップS405でYES)、ステップS401に戻る。一方、モダリティ情報の変更でない場合(ステップS405でNO)、ステップS406に進む。
【0077】
ステップS406で、データ通信部205にて、ユーザからの入力(例えば、マルチモーダル文書の要求)をマルチモーダル文書編集送信装置102に送信する。ステップS407で、データ通信部205にて、マルチモーダル文書編集送信装置102からマルチモーダル文書を受信する。
【0078】
ステップS408で、受信したMM文書中に音声合成対象のテキストデータがあるかないかを判定する。音声合成対象のテキストデータがある場合(ステップS408でYES)、ステップS409に進み、音声合成部206にて、音声合成対象のテキストデータの音声合成を行う。そして、ステップS410で、音声出力部207にて、その音声合成された音声データを出力する。
【0079】
尚、ステップS408の判定は、例えば、モダリティ情報保持部204に保持されているモダリティ情報として音声合成機能があり、かつ、マルチモーダル文書編集送信装置102から受信したマルチモーダル文書中に音声合成対象用の所定タグ(例えば、後述する”<voice>”タグ)が含まれている否かに基づいて行う。
【0080】
一方、ステップS408において、受信したマルチモーダル文書中に音声合成対象のテキストデータがない場合(ステップS408でNO)、ステップS411に進み、GUI表示部208にて、受信したマルチモーダル文書中のGUI表示データに基づくGUI表示を行って、ステップS402に戻る。
【0081】
次に、マルチモーダル文書編集送信装置102の動作について、図5を用いて説明する。
【0082】
図5は本発明の実施形態1のマルチモーダル文書編集送信装置の動作フローを示すフローチャートである。
【0083】
まず、ステップS501で、データ通信部304にて、マルチモーダル文書受信処理装置101からの入力を待機する。入力がある場合(ステップS501でYES)、ステップS502に進む。
【0084】
ステップS502で、マルチモーダル文書受信処理装置101からの入力がモダリティ情報であるか否かを判定する。モダリティ情報でない場合(ステップS502でNO)、ステップS505に進む。一方、モダリティ情報である場合(ステップS502でYES)、ステップS503に進み、端末情報保持部305にて、そのモダリティ情報とマルチモーダル文書受信処理装置101の端末情報を保持する。続く、ステップS504で、スタイルシート・スクリプト判定部306にて、受信したモダリティ情報に基づいて、送信対象の原文書に適用するスタイルシート、スクリプトの判定を行う。
【0085】
ステップS505で、マルチモーダル文書受信処理装置101からの入力に基づいて、インターネット通信部301にて、インターネット104を介して原文書を取得し、原文書保持部302に保持する。続く、ステップS506で、送信文書編集部307にて、原文書保持部302に保持された原文書に、使用スタイルシート・スクリプト判定部303で判定されたスタイルシートを適用する送信文書編集処理を行い、マルチモーダル文書を生成する。
【0086】
ステップS507で、データ通信部304にて、送信文書編集部307で生成集されたマルチモーダル文書をマルチモーダル文書受信処理装置101に送信し、ステップS501に戻る。
【0087】
次に、マルチモーダル文書編集送信装置102からマルチモーダル文書処理装置群101それぞれに送信されるマルチモーダル文書の例について、図6を用いて説明する。
【0088】
図6は本発明の実施形態1のマルチモーダル文書の例を示す図である。
【0089】
図6において、”<voice>”〜”</voice>”タグで括られた部分のテキストデータは、音声出力対象のテキストデータであり、これは音声合成部206が音声合成し、音声出力部207から出力する。また、”<h1>”〜”</h1>”タグや”<h2>”〜”</h2>”タグで括られた部分のテキストデータは、表示対象のテキストデータ(GUI表示データ)であり、GUI表示部208には、図7に示すような表示が行われる。
【0090】
尚、原文書の例及びその原文書に適用するスタイルシート例は、図8及び図9に示され、この原文書とこのスタイルシートに基づいて、送信文書編集部307は、例えば、図6に示したマルチモーダル文書を生成する。
【0091】
この例では、マルチモーダル文書編集送信装置102が、マルチモーダル文書処理装置群101のモダリティ情報からマルチモーダル文書処理装置群101が音声合成機能及びGUI表示機能を有していることを判定した場合であり、図9は、図8の原文書中の”<pageTitle>”〜”</pageTitle>”タグ、”<aTitle>”〜”</aTitle>”タグ及び”<abstract>”〜”</abstract>”タグで括られた部分のテキストデータはGUI表示データとし、”<details>”〜”</details>”タグで括られた部分のテキストデータは音声出力対象のテキストデータとするスタイルシートである。
【0092】
以上説明したように、実施形態1によれば、まず、マルチモーダル文書受信処理装置101から自身の使用するモダリティ情報をマルチモーダル文書編集送信装置102に送信する。次に、マルチモーダル文書編集送信装置102にて、そのモダリティ情報に基づいて、送信対象の原文書に適用するスタイルシートやスクリプトファイルを判定し、その判定結果に基づいて、原文書を編集したマルチモーダル文書や必要であればスクリプトファイルをマルチモーダル文書受信処理装置101に返信する。そして、マルチモーダル文書受信処理装置101では、受信したマルチモーダル文書及びスクリプトファイルに基づいて、マルチモーダル出力を行うことができる。
【0093】
つまり、公衆回線や無線LANなどを経由してホストコンピュータ(マルチモーダル文書編集送信装置102)とデータ通信を行える様々なモダリティを持った端末(マルチモーダル文書受信処理装置101)において、その端末個々の持つモダリティやユーザが使用したいモダリティに応じて、端末に対して最適なユーザインタフェース環境を提供することができる。
<実施形態2>
実施形態1では、マルチモーダル文書受信処理装置101が音声合成機能とGUI表示機能を有するモダリティ情報を有している場合を説明しているが、音声合成機能を有さないマルチモーダル文書受信処理装置101については、例えば、図10に示すようなHTMLファイルと、図11に示すようなスクリプトファイルから、図12に示すようなGUI表示を行うことができる。この場合、図10のHTMLファイル中の各タグで括られる部分のテキストデータはすべてGUI表示データとし、図11のスクリプトファイルは、図12に示すGUI表示と、ユーザが図12のGUI表示中のメニュー「概要」から「詳細」に変更することで、図13に示すようなGUI表示を行うようなスクリプトファイルとなっている。
<実施形態3>
マルチモーダル文書受信処理装置101が、携帯端末のような表示画面が小さいものである場合には、例えば、図11に示すようなスクリプトファイルと、図14に示すようなHTMLファイルから、図15に示すようなGUI表示を行うことができる。この場合、ユーザが図15のGUI表示中のメニュー「見出」から「概要」、「詳細」とたどっていくことで、図16、図17に示すようなGUI表示を行うようなことができる。つまり、表示するテキストデータ中の一部の表示/非表示を制御するメニューやボタン等のコントロールをGUI表示データに構成する。
<実施形態4>
実施形態1では、音声合成部206を有するマルチモーダル文書受信処理装置101に対して、マルチモーダル文書を出力する場合に、そのマルチモーダル文書中のGUI表示データと音声合成対象のテキストデータをそれぞれ出力する構成としている。しかしながら、GUI表示データと音声合成対象のテキストデータの出力形態は、これに限定されない。例えば、実施形態2、3に示した手法と同様の手法で、最初のマルチモーダル文書の出力時には、音声合成対象のテキストデータの音声合成を行わず、音声合成の実行の有無を制御する音声合成実行ボタン(コントロール)をGUI表示して、ユーザがGUI表示上の音声合成実行ボタンを押したときのみ、その音声合成対象のテキストデータを音声合成するようにしても構わない。
<実施形態5>
マルチモーダル文書受信処理装置101における音声認識部202の有無については、音声認識部202がない場合には、例えば、図18に示すようなGUI表示となるが、音声認識部202がある場合には、例えば、図19に示すように、音声認識が可能な箇所にその旨を示すボタン(例えば、マイクをかたどっているアイコン)を表示するようにして、ユーザに音声合成が可能な旨を提示するような構成にすることもできる。
<実施形態6>
実施形態1〜5では、マルチモーダル文書受信処理装置101に音声認識機能や音声合成機能を有している場合に実現されるマルチモーダル文書送受信システムについて説明した。しかしながら、マルチモーダル文書受信処理装置101が音声入力機能を有しているものの音声認識機能、音声合成機能を持たないあるいは貧弱な場合や、加えて、このようなマルチモーダル文書受信処理装置101で音声入出力によるGUI操作を実現したい場合がある。
【0094】
そこで、実施形態6では、実施形態1の応用例として、特に、音声認識、音声合成をマルチモーダル文書編集送信装置102で行う構成とすることで、マルチモーダル文書受信処理装置101が音声入力機能を有しているものの音声認識機能、音声合成機能を持たないあるいは貧弱な場合や、加えて、このようなマルチモーダル文書受信処理装置101で音声入出力によるGUI操作を実現したい場合でも、実施形態1と同等の効果を期待できるマルチモーダル文書送受信システムについて説明する。
【0095】
また、実施形態6のマルチモーダル文書送受信システムでは、マルチモーダル文書受信処理装置101とマルチモーダル文書編集送信装置102間の音声データの送受信を、符号化されたデジタル音声で行う。これにより、データの安全性を確保することができる。
【0096】
まず、マルチモーダル文書受信処理装置群101の内の1つの詳細構成について、図20を用いて説明する。
【0097】
図20は本発明の実施形態6のマルチモーダル文書受信処理装置の詳細構成図である。
【0098】
図20において、401はユーザがマイクロフォンから音声を入力する音声入力部である。402は、音声入力部402から入力された音声の符号化を行う入力音声符号化部である。
【0099】
403は、スタイラスなどのポインティングデバイスやテンキーなどのボタンによるGUI操作を入力するGUI操作入力部である。404は、当該マルチモーダル文書受信処理装置101の有効な各種機能を示すモダリティ情報を保持するモダリティ情報保持部である。
【0100】
ここで、マルチモーダル文書受信処理装置101が携帯電話、PHS、PDAそれぞれである場合のモダリティ情報の例をそれぞれ図24〜図26に示す。
【0101】
例えば、図24は、マルチモーダル文書受信処理装置101が携帯電話である場合のモダリティ情報であり、ここでは、マルチモーダル文書受信処理装置101の機能としてその入力機能及び出力機能がXML文書で構成されている。
【0102】
2410は入力機能を示す記述であり、この記述2410中の各行2411〜2416のタグで括られた部分がその具体的な入力機能の詳細記述である。ここでは、記述2410は、マイクによる音声入力(2410)、テンキーによる文字入力(2412)、ボタンによる項目の選択などのポインティング(2413)、4方向ボタンによるフォーカスの移動(2414)、2方向ボタンによる垂直方向の画面スクロール(2416)の入力機能を有する記述と、水平方向の画面スクロールは行えない(2415)ことを示す記述で構成されている。
【0103】
一方、2420は出力機能を示す記述であり、この記述2420中の各行2421〜2425のタグで括られた部分がその具体的な出力機能の詳細記述である。ここでは、記述2420は、スピーカによる音声出力(2421)とイヤホンによる音声出力(2422)、画面のタイプがビットマップ(2423)、画面サイズが100ドット×120ドット(2424)、RGBそれぞれ16階調のカラー(2425)の出力機能を有する記述で構成されている。
【0104】
同様に、図25、図26の記述も図24の説明に準じて説明することができ、ここでは、その詳細については省略する。
【0105】
図20の説明に戻る。
【0106】
405は、音声入力部401及びGUI操作入力部403から後述する音声出力部409より出力される音声出力形態やGUI表示部410で表示されるGUI表示形態をユーザごとに設定するユーザ設定部である。406はユーザ設定部405により設定されたユーザ設定情報を保持するユーザ設定保持部である。
【0107】
ここで、ユーザ設定保持部406に保持されるユーザ設定情報の初期値例を図27に、そのユーザ設定情報をユーザが変更した場合の例を図28に示す。
【0108】
図27のユーザ設定情報の初期値例において、2710は入力機能を示す記述であり、この記述2710中の各行2711〜2715のタグで括られた部分がその具体的な入力機能の詳細記述である。ここでは、記述2710は、マイクがon(2711)、文字入力が音声(2712)、ポインティングが音声とボタン(2713)、フォーカス移動が4方向ボタン(2714)、垂直方向のスクロールが2方向ボタン(2715)であることを示す記述で構成されている。
【0109】
一方、2720は出力機能を示す記述であり、この記述2720中の各行〜2721〜2725のタグで括られた部分がその具体的な出力機能の詳細記述である。ここでは、記述2710は、スピーカがon(2721)、イヤホンがoff(2722)、大きい文字は表示(2723)、中くらいの文字は表示及び音声出力(2724)、小さい文字は音声出力(2725)であることを示す記述で構成されている。
【0110】
これに対し、図28のユーザ設定情報の変更例では、図27のユーザ設定情報の入力/出力に係る記述をすべて音声で行う記述に変更されている。
【0111】
図20の説明に戻る。
【0112】
407は、入力音声符号化部402によって生成した符号化入力音声データ、GUI操作入力部403により入力されたGUI操作情報、モダリティ情報保持部404に保持されたモダリティ情報、及びユーザ設定保持部406に保持されたユーザ設定情報をマルチモーダル文書編集送信装置102に送信し、マルチモーダル文書編集送信装置102から、符号化出力音声データやGUI表示データを含むマルチモーダル文書を受信するデータ通信部である。
【0113】
408は、データ通信部407が受信した符号化出力音声データを復号化する出力音声復号化部である。409は、出力音声復号化部408で復号化された出力音声をスピーカやイヤホンから出力する音声出力部である。
【0114】
410は、データ通信部407が受信したマルチモーダル文書中のGUI表示データを表示するWebブラウザ等のGUI表示部である。
【0115】
411は、当該マルチモーダル文書処理装置101の各構成要素401〜410を相互に接続するバスである。
【0116】
次に、マルチモーダル文書編集送信装置102の詳細構成について、図21を用いて説明する。
【0117】
図21は本発明の実施形態6のマルチモーダル文書編集送信装置の詳細構成図である。
【0118】
図21において、501はインターネット104を介して外部のWebサーバ(例えば、103a)より原文書を受信するインターネット通信部である。
【0119】
502は、インターネット通信部501が取得した原文書を保持する原文書保持部である。503は、原文書保持部502に保持された原文書を編集するためのスタイルシート群を保持するスタイルシート保持部である。
【0120】
504は、マルチモーダル文書受信処理装置101から、符号化入力音声データ、GUI操作情報、モダリティ情報、及びユーザ設定情報を受信し、後述する符号化出力音声データやGUI表示データをマルチモーダル文書受信処理装置101に送信するデータ通信部である。
【0121】
505は、データ通信部504が受信したマルチモーダル文書受信処理装置101を特定するためのモダリティ情報及びユーザ設定情報を、個々のマルチモーダル文書受信処理装置101ごとに保持する端末情報保持部である。更に、端末情報保持部505では、公衆回線で接続されている場合には、電話番号で、無線LANで接続されている場合には、IPアドレスでマルチモーダル文書受信処理装置101の特定を行い、個々のマルチモーダル文書受信処理装置101の端末情報を保持する。
【0122】
506は、端末情報保持部505に保持された現在通信中のマルチモーダル文書受信処理装置101のモダリティ情報及びユーザ設定情報に基づいて、送信対象の原文書に適用するスタイルシートを判定するスタイルシート判定部である。
【0123】
507は、データ通信部505が受信した符号化入力音声データを音声認識する音声認識部である。508は、音声認識部507で音声認識した認識音声及びデータ通信部505が受信したGUI操作情報に基づいて得られた送信対象の原文書に、スタイルシート判定部506で判定されたスタイルシートスタイルシートを適用して編集し、マルチモーダル文書を生成する送信文書編集部である。
【0124】
509は、送信文書編集部508で編集されたマルチモーダル文書中の音声出力対象のテキストデータを符号化出力音声データとして生成する音声合成部である。
【0125】
510は、当該マルチモーダル文書編集装置装置102の各構成要素501〜509を相互に接続するバスである。
【0126】
次に、マルチモーダル文書受信処理装置101の動作について、図22を用いて説明する。
【0127】
図22は本発明の実施形態6のマルチモーダル文書受信処理装置の動作フローを示すフローチャートである。
【0128】
まず、ステップS901で、データ通信部407にて、モダリティ情報保持部404に保持されたモダリティ情報及びユーザ設定保持部406に保持されたユーザ設定情報をマルチモーダル文書編集送信装置102に送信する。
【0129】
ステップS902で、データ通信部407にて、マルチモーダル文書編集送信装置102からマルチモーダル文書及びそのマルチモーダル文書中の音声出力対象のテキストデータに対応する符号化出力音声データ、あるいは音声認識結果を受信する。続いて、ステップS903で、GUI表示部410にて、マルチモーダル文書中のGUI表示データに基づくGUI表示を行う。更に、ステップS904で、出力音声復号化部408にて、符号化出力音声データを復号し、音声出力部409にて、出力音声データの音声出力を行う。
【0130】
ステップS905で、マルチモーダル文書編集送信装置102から音声認識結果を受信しているか否かを判定する。音声認識結果を受信している場合(ステップS905でYES)、ステップS907に進み、音声認識結果を受信していない場合(ステップS905でNO)、ステップS906に進み、ユーザからの入力を待機する(ステップS906でNO)。一方、ユーザからの入力がある場合(ステップS906でYES)、ステップS907に進む。
【0131】
ステップS907で、ユーザからの入力がユーザ設定情報の変更であるか否かを判定する。ユーザ設定情報の変更である場合(ステップS907でYES)、ステップS908に進み、変更保持処理として、ユーザが変更したユーザ設定情報をユーザ設定保持部406に保持し、ステップS901に戻る。一方、ユーザ設定情報の変更でない場合(ステップS907でNO)、ステップS909に進む。
【0132】
ステップS909で、ユーザからの入力が音声入力であるか否かを判定する。音声入力である場合(ステップS909でYES)、ステップS910に進み、入力された音声の符号化を行い、ステップS911に進む。一方、音声入力でない場合(ステップS909でNO)、ステップS911に進む。
【0133】
ステップS911で、データ通信部407にて、ユーザからの入力をマルチモーダル文書編集送信装置102に送信し、ステップS902に戻る。
【0134】
次に、マルチモーダル文書編集送信装置102の動作について、図23を用いて説明する。
【0135】
図23は本発明の実施形態6のマルチモーダル文書編集送信装置の動作フローを示すフローチャートである。
【0136】
まず、ステップS1001で、データ通信部504にて、マルチモーダル文書受信処理装置101からの入力を待機する。入力がある場合(ステップS1001でYES)、ステップS1002に進む。
【0137】
ステップS1002で、マルチモーダル文書受信処理装置101からの入力がモダリティ情報もしくはユーザ設定情報であるか否かを判定する。モダリティ情報もしくはユーザ設定情報である場合(ステップS1002でYES)、ステップS1003に進み、ステップS1003で、端末情報保持部505にて、マルチモーダル文書受信処理装置101の端末情報とともに、モダリティ情報もしくはユーザ設定情報を保持し、ステップS1004に進む。
【0138】
ステップS1004で、インターネット通信部501にて、インターネット104を介してマルチモーダル文書受信処理装置101から要求された原文書を取得し、原文書保持部502に保持する。
【0139】
ステップS1005で、スタイルシート判定部506にて、端末情報保持部505に保持されたモダリティ情報もしくはユーザ設定情報から使用するスタイルシートを判定する。ステップS1006で、送信文書編集部508にて、原文書保持部502に保持された原文書に、スタイルシート判定部506で判定されたスタイルシートを適用する送信文書編集を行い、マルチモーダル文書を生成する。
【0140】
ステップS1007で、音声合成部509にて、送信文書編集部508にて編集されたマルチモーダル文書中の音声合成対象のテキストデータ(例えば、後述する”<text-to-speech>”タグが付与されたデータ)の音声合成を行い、符号化出力音声データを生成する。そして、ステップS1008で、データ通信部504にて、送信文書編集部508で編集されたマルチモーダル文書と符号化出力音声データをマルチモーダル文書受信処理装置101に送信し、ステップS1001に戻る。
【0141】
一方、ステップS1002において、モダリティ情報もしくはユーザ設定情報でない場合(ステップS1002でNO)、ステップS1009に進み、マルチモーダル文書受信処理装置101からの入力が音声入力であるか否かを判定する。音声入力である場合(ステップS1009でYES)、ステップS1010に進み、音声認識部507にて、符号化入力音声データを認識する音声認識を行う。続く、ステップS1011で、データ通信部504にて、音声認識結果をマルチモーダル文書受信処理装置101に送信して、ステップS1001に戻る。
【0142】
一方、ステップS1009において、音声入力でない場合(ステップS1009でNO)、つまり、GUI操作情報の場合は、ステップ1012に進む。そして、ステップS1012で、そのGUI操作情報に応じて、インターネット通信部501、インターネット104を介して原文書に対するリンク文書を取得し、原文書保持部502に保持して、ステップS1005に進む。
【0143】
次に、送信文書編集部508で生成するマルチモーダル文書の具体例について、図29〜図31を用いて説明する。
【0144】
図29は原文書の例を示し、図30は図24のモダリティ情報及び図27のユーザ設定情報に基づいて判定されたスタイルシートの例を示し、図31は、これらの原文書及びスタイルシートに基づいて生成されたマルチモーダル文書中のGUI表示データの表示例を示している。
【0145】
図31において、GUI表示データを表示するマルチモーダル文書受信処理装置1010のユーザ設定情報に従えば、GUI表示データ中の大きい文字(例えば、都心の桜、満開に・・・)と中くらいの文字(例えば、3日の関東地方・・・)は画面に表示し、中くらいの文字と小さい文字は音声合成で読み上げる設定になっている。
【0146】
そのため、スタイルシート判定部506では、図29の原文書中の”<aTitle>”及び”</aTitle>”タグと”<abstract>”及び”</abstract>”を、それぞれ”<h1>”及び”</h1>”タグと”<h2>”及び”</h2>”タグに変換する。また、”<abstract>”及び”</abstract>”タグと”<details>”及び”</details>”タグを、それぞれ”<text-to-speech>”及び”</text-to-speech>”タグに変換するスタイルシート(図30)を判定する。
【0147】
また、音声合成部509で、”<text-to-speech>”及び”</text-to-speech>”タグに変換された”<abstract>”及び”</abstract>”タグと”<details>”及び”</details>”タグで括られたでキスとデータは、音声合成部509で符号化出力音声データとして生成され、マルチモーダル文書受信処理装置102で生成される。
【0148】
そして、この符号化出力音声データを含み、かつ図29の原文書及び図30のスタイルシートから得られるマルチモーダル文書がマルチモーダル文書受信処理装置101へ送信されると、符号化出力音声データは、出力音声復号化部408を介して音声出力部409より音声出力される。また、マルチモーダル文書中のGUI表示データに基づいて、GUI表示部410に図31に示すようなGUI表示が表示される。尚、図30中の”<text-to-speech>”タグは、”<!-- 〜 -->”タグ(コメントアウトを示すタグ)で囲まれているため、GUI表示されない。
【0149】
以上説明したように、実施形態6によれば、音声認識、音声合成をマルチモーダル文書編集送信装置102で行う構成とすることで、マルチモーダル文書受信処理装置101が音声入力機能を有しているものの音声認識機能、音声合成機能を持たないあるいは貧弱な場合や、加えて、このようなマルチモーダル文書受信処理装置101で音声入出力によるGUI操作を実現したい場合でも、実施形態1と同等の効果を得ることができる。
<実施形態7>
実施形態6では、図24のモダリティ情報、図27のユーザ設定情報を例に挙げて説明したが、それ以外のモダリティ情報やユーザ設定情報の場合でも、それに応じたスタイルシートを用意すれば、同様の処理が可能なことは明らかである。
<実施形態8>
実施形態6では、説明を簡略化するため、原文書に適用するスタイルシートを1つにまとめたものを用いたが、タグごとにスタイルシートを用意し、複数のスタイルシートを適用するものとしても構わない。
<実施形態9>
実施形態6では、図29の原文書に対する図30のスタイルシートでは、マルチモーダル文書中の”<text-to-speech>”タグ内をGUI表示データとしない記述を含んだままマルチモーダル文書受信処理装置101に送信しているが、マルチモーダル文書自体のデータ量を削減するために、”text-to-speech”タグ内を削除したマルチモーダル文書をマルチモーダル文書受信処理装置101に送信する構成としても構わない。
【0150】
尚、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。その場合、プログラムの機能を有していれば、形態は、プログラムである必要はない。
【0151】
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
【0152】
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
【0153】
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
【0154】
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
【0155】
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
【0156】
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
【0157】
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
【0158】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、複数種類のモダリティを有する端末個々のモダリティやユーザが使用したいモダリティに応じて、最適なモダリティを有するインタフェースを提供することができるマルチモーダル文書受信装置及びマルチモーダル文書送信装置、マルチモーダル文書送受信システム及びそれらの制御方法、プログラムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1のマルチモーダル文書送受信システムの構成図である。
【図2】本発明の実施形態1のマルチモーダル文書受信処理装置の詳細構成図である。
【図3】本発明の実施形態1のマルチモーダル文書編集送信装置の詳細構成図である。
【図4】本発明の実施形態1のマルチモーダル文書受信処理装置の動作フローを示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施形態1のマルチモーダル文書編集送信装置の動作フローを示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施形態1のマルチモーダル文書の例を示す図である。
【図7】本発明の実施形態1のGUI表示例を示す図である。
【図8】本発明の実施形態1の原文書の例を示す図である。
【図9】本発明の実施形態1のスタイルシートの例を示す図である。
【図10】本発明の実施形態2のHTMLファイルの例を示す図である。
【図11】本発明の実施形態2のスクリプトファイルの例を示す図である。
【図12】本発明の実施形態2のGUI表示例を示す図である。
【図13】本発明の実施形態2の別のGUI表示例を示す図である。
【図14】本発明の実施形態3のHTMLファイルの例を示す図である。
【図15】本発明の実施形態3のGUI表示例を示す図である。
【図16】本発明の実施形態3の別のGUI表示例を示す図である。
【図17】本発明の実施形態3の更に別のGUI表示例を示す図である。
【図18】本発明の実施形態5のGUI表示例を示す図である。
【図19】本発明の実施形態5の別のGUI表示例を示す図である。
【図20】本発明の実施形態6のマルチモーダル文書受信処理装置の詳細構成図である。
【図21】本発明の実施形態6のマルチモーダル文書編集送信装置の詳細構成図である。
【図22】本発明の実施形態6のマルチモーダル文書受信処理装置の動作フローを示すフローチャートである。
【図23】本発明の実施形態6のマルチモーダル文書編集送信装置の動作フローを示すフローチャートである。
【図24】本発明の実施形態6のモダリティ情報の例を示す図である。
【図25】本発明の実施形態6の別のモダリティ情報の例を示す図である。
【図26】本発明の実施形態6の更に別のモダリティ情報の例を示す図である。
【図27】本発明の実施形態6のユーザ設定情報の例を示す図である。
【図28】本発明の実施形態6のユーザ設定情報の変更例を示す図である。
【図29】本発明の実施形態6の原文書の例を示す図である。
【図30】本発明の実施形態6のスタイルシートの例を示す図である。
【図31】本発明の実施形態6のGUI表示例を示す図である。
【図32】従来技術を説明するための図である。
【図33】従来技術を説明するための図である。
【図34】従来技術を説明するための図である。
【図35】従来技術を説明するための図である。
【図36】従来技術を説明するための図である。
【図37】従来技術を説明するための図である。
【符号の説明】
101 マルチモーダル文書受信処理装置群
102 マルチモーダル文書編集送信装置
103a〜103b Webサーバ
104 インターネット
201 音声入力部
202 音声認識部
203 GUI操作入力部
204 モダリティ情報保持部
205 データ通信部
206 音声合成部
207 音声出力部
208 GUI表示部
209 バス
301 インターネット通信部
302 原文書保持部
303 スタイルシート・スクリプト保持部
304 データ通信部
305 端末情報保持部
306 スタイルシート・スクリプト判定部
307 送信文書編集部
308 バス
401 音声入力部
402 入力音声符号化部
403 GUI操作入力部
404 モダリティ情報保持部
405 ユーザ設定部
406 ユーザ設定保持部
407 データ通信部
408 出力音声復号化部
409 音声出力部
410 GUI表示部
411 バス
501 インターネット通信部
502 原文書保持部
503 スタイルシート保持部
504 データ通信部
505 端末情報保持部
506 スタイルシート判定部
507 音声認識部
508 送信文書編集部
509 音声合成部

Claims (18)

  1. 少なくともテキストデータの出力形態の記述を含むマルチモーダル文書を、ネットワークを介してマルチモーダル文書送信装置から受信するマルチモーダル文書受信装置であって、
    音声データを入力する音声入力手段と、
    ユーザ設定情報を設定する設定手段と、
    当該マルチモーダル文書受信装置の各種機能を示すモダリティ情報、前記ユーザ設定情報、前記音声入力手段で入力された入力音声データを前記マルチモーダル文書送信装置へ送信する送信手段と、
    前記モダリティ情報、前記ユーザ設定情報及び前記入力音声データに基づいて前記マルチモーダル文書送信装置が生成したマルチモーダル文書及びそのマルチモーダル文書中の音声出力対象のテキストデータに対応する出力音声データを受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した出力音声データを出力する音声出力手段と、
    前記マルチモーダル文書中の表示対象のテキストデータを表示するよう制御する表示制御手段と
    を備えることを特徴とするマルチモーダル文書受信装置。
  2. 前記音声入力手段で入力された入力音声データの符号化を行い、符号化入力音声データを生成する符号化手段を更に備え、
    前記送信手段は、前記音声入力手段で入力された入力音声データとして、前記符号化手段で符号化した符号化入力音声データを送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載のマルチモーダル文書受信装置。
  3. 前記受信手段は、前記マルチモーダル文書中の音声出力対象のテキストデータに対応する出力音声データとして符号化された符号化出力音声データを受信し、
    前記符号化出力音声データを復号化する復号化手段を更に備え、
    前記音声出力手段は、前記復号化手段で復号化された出力音声データを出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載のマルチモーダル文書受信装置。
  4. 前記送信手段は、前記設定手段によって前記ユーザ設定情報が変更された変更ユーザ設定情報が生成された場合、前記変更ユーザ設定情報を前記マルチモーダル文書送信装置へ送信する
    ことを特徴とする請求項に記載のマルチモーダル文書受信装置。
  5. 前記受信手段は、更に、前記入力音声データに対応する音声認識結果を前記マルチモーダル文書送信装置から受信する
    ことを特徴とする請求項に記載のマルチモーダル文書受信装置。
  6. 少なくともテキストデータの出力形態の記述を含むマルチモーダル文書を生成して、ネットワークを介してマルチモーダル文書受信装置へ送信するマルチモーダル文書送信装置であって、
    前記マルチモーダル文書受信装置の各種機能を示すモダリティ情報及びユーザ設定情報、入力音声データを受信する受信手段と、
    前記入力音声データを音声認識する音声認識手段と、
    前記音声認識手段による音声認識結果、前記モダリティ情報及び前記ユーザ設定情報に基づいて、前記マルチモーダル文書を生成する生成手段と、
    前記マルチモーダル文書中の音声合成対象のテキストデータを音声合成して出力音声データを生成する音声合成手段と、
    前記マルチモーダル文書及び前記出力音声データを前記マルチモーダル文書受信装置へ送信する送信手段と
    を備えること特徴とするマルチモーダル文書送信装置。
  7. 前記受信手段は、入力音声データとして符号化された符号化入力音声データを受信する
    ことを特徴とする請求項6に記載のマルチモーダル送信装置。
  8. 前記音声合成手段は、前記出力音声データとして符号化出力音声デー タを生成し、
    前記送信手段は、出力音声データとして、前記符号化出力音声データを送信する
    ことを特徴とする請求項6に記載のマルチモーダル送信装置。
  9. 前記モダリティ情報に基づいて、前記マルチモーダル文書受信装置が要求する原文書を編集するための編集ファイルを判定する判定手段とを更に備え、
    前記生成手段は、前記判定手段で判定された編集ファイルを用いて、前記原文書を編集して前記マルチモーダル文書を生成する
    ことを特徴とする請求項に記載のマルチモーダル文書送信装置。
  10. 前記受信手段が前記ユーザ設定情報が変更された変更ユーザ設定情報を受信した場合、前記生成手段は直前に生成した前記マルチモーダル文書を、前記変更ユーザ設定情報に基づいて、該マルチモーダル文書を編集する
    ことを特徴とする請求項に記載のマルチモーダル文書送信装置。
  11. 前記送信手段は、更に、前記音声認識結果を前記マルチモーダル文書受信装置へ送信する
    ことを特徴とする請求項に記載のマルチモーダル文書送信装置。
  12. 少なくともテキストデータの出力形態の記述を含むマルチモーダル文書を生成するマルチモーダル文書送信装置と該マルチモーダル文書を受信するマルチモーダル文書受信装置とがネットワークを介して接続されて構成されるマルチモーダル文書送受信システムであって、
    前記マルチモーダル文書受信装置は、
    音声データを入力する音声入力手段と、
    ユーザ設定情報を設定する設定手段と、
    当該マルチモーダル文書受信装置の各種機能を示すモダリティ情報、前記ユーザ設定情報、前記音声入力手段で入力された入力音声データを前記マルチモーダル文書送信装置へ送信する第1送信手段と、
    前記モダリティ情報、前記ユーザ設定情報及び前記入力音声データに基づいて前記マルチモーダル文書送信装置が生成したマルチモーダル文書及びそのマルチモーダル文書中の音声出力対象のテキストデータに対応する出力音声データを受信する第1受信手段と、
    前記第1受信手段で受信した出力音声データを出力する音声出力手段と、
    前記マルチモーダル文書中の表示対象のテキストデータを表示するよう制御する表示制御手段とを備え、
    前記マルチモーダル文書送信装置は、
    前記マルチモーダル文書受信装置から前記モダリティ情報及び前記ユーザ設定情報、前記入力音声データを受信する第2受信手段と、
    前記入力音声データを音声認識する音声認識手段と、
    前記音声認識手段による音声認識結果、前記モダリティ情報及び前記ユーザ設定情報に基づいて、前記マルチモーダル文書を生成する生成手段と、
    前記マルチモーダル文書中の音声合成対象のテキストデータを音声合成して出力音声データを生成する音声合成手段と、
    前記マルチモーダル文書及び前記出力音声データを前記マルチモーダル文書受信装置へ送信する第2送信手段と
    を備えることを特徴とするマルチモーダル文書送受信システム。
  13. 少なくともテキストデータの出力形態の記述を含むマルチモーダル文書を、ネットワークを介してマルチモーダル文書送信装置から受信するマルチモーダル文書受信装置の制御方法であって、
    入力音声データを受信する音声受信工程と、
    ユーザ設定情報を設定する設定工程と、
    当該マルチモーダル文書受信装置の各種機能を示すモダリティ情報、前記ユーザ設定情報、前記音声受信工程で受信した入力音声データを前記マルチモーダル文書送信装置へ送信する送信工程と、
    前記モダリティ情報、前記ユーザ設定情報及び前記入力音声データに基づいて前記マルチモーダル文書送信装置が生成したマルチモーダル文書及びそのマルチモーダル文書中の音声出力対象のテキストデータに対応する出力音声データを受信する受信工程と、
    前記受信工程で受信した出力音声データを出力する音声出力工程と、
    前記マルチモーダル文書中の表示対象のテキストデータを表示するよう制御する表示制御工程と
    を備えることを特徴とするマルチモーダル文書受信装置の制御方法。
  14. 少なくともテキストデータの出力形態の記述を含むマルチモーダル文書を生成して、ネットワークを介してマルチモーダル文書受信装置へ送信するマルチモーダル文書送信装置の制御方法であって、
    前記マルチモーダル文書受信装置の各種機能を示すモダリティ情報及びユーザ設定情報、入力音声データを受信する受信工程と、
    前記入力音声データを音声認識する音声認識工程と、
    前記音声認識工程による音声認識結果、前記モダリティ情報及び前記ユーザ設定情報に基づいて、前記マルチモーダル文書を生成する生成工程と、
    前記マルチモーダル文書中の音声合成対象のテキストデータを音声合成して出力音声データを生成する音声合成工程と、
    前記マルチモーダル文書及び前記出力音声データを前記マルチモーダル文書受信装置へ送信する送信工程と
    を備えること特徴とするマルチモーダル文書送信装置の制御方法。
  15. 少なくともテキストデータの出力形態の記述を含むマルチモーダル文書を生成するマルチモーダル送信装置と該マルチモーダル文書を受信するマルチモーダル文書受信装置とがネットワークを介して接続されて構成されるマルチモーダル文書送受信システムの制御方法であって、
    前記マルチモーダル文書受信装置は、
    入力音声データを受信する音声受信工程と、
    ユーザ設定情報を設定する設定工程と、
    当該マルチモーダル文書受信装置の各種機能を示すモダリティ情報、前記ユーザ設定情報、前記音声受信工程で受信した入力音声データを前記マルチモーダル文書送信装置へ送信する第1送信工程と、
    前記モダリティ情報、前記ユーザ設定情報及び前記入力音声データに基づいて前記マルチモーダル文書送信装置が生成したマルチモーダル文書及びそのマルチモーダル文書中の音声出力対象のテキストデータに対応する出力音声データを受信する第1受信工程と、
    前記第1受信工程で受信した出力音声データを出力する音声出力工程と、
    前記マルチモーダル文書中の表示対象のテキストデータを表示するよう制御する表示制御工程とを備え、
    前記マルチモーダル文書送信装置は、
    前記マルチモーダル文書受信装置から前記モダリティ情報及び前記ユーザ設定情報、前記入力音声データを受信する第2受信工程と、
    前記入力音声データを音声認識する音声認識工程と、
    前記音声認識工程による音声認識結果、前記モダリティ情報及び前記ユーザ設定情報に基づいて、前記マルチモーダル文書を生成する生成工程と、
    前記マルチモーダル文書中の音声合成対象のテキストデータを音声合成して出力音声データを生成する音声合成工程と、
    前記マルチモーダル文書及び前記出力音声データを前記マルチモーダル文書受信装置へ送信する第2送信工程と
    を備えることを特徴とするマルチモーダル文書送受信システムの制御方法。
  16. 少なくともテキストデータの出力形態の記述を含むマルチモーダル文書を、ネットワークを介してマルチモーダル文書送信装置から受信するマルチモーダル文書受信装置の制御をコンピュータに機能させるためのプログラムであって、
    入力音声データを受信する音声受信工程のプログラムコードと、
    ユーザ設定情報を設定する設定工程のプログラムコードと、
    当該マルチモーダル文書受信装置の各種機能を示すモダリティ情報、前記ユーザ設定情報、前記音声受信工程で受信した入力音声データを前記マルチモーダル文書送信装置へ送信する送信工程のプログラムコードと、
    前記モダリティ情報、前記ユーザ設定情報及び前記入力音声データに基づいて前記マルチモーダル文書送信装置が生成したマルチモーダル文書及びそのマルチモーダル文書中の音声出力対象のテキストデータに対応する出力音声データを受信する受信工程のプログラムコードと、
    前記受信工程で受信した出力音声データを出力する音声出力工程のプログラムコードと、
    前記マルチモーダル文書中の表示対象のテキストデータを表示するよう制御する表示制御工程のプログラムコードと
    を備えることを特徴とするプログラム。
  17. 少なくともテキストデータの出力形態の記述を含むマルチモーダル文書を生成して、ネットワークを介してマルチモーダル文書受信装置へ送信するマルチモーダル文書送信装置の制御をコンピュータに機能させるためのプログラムであって、
    前記マルチモーダル文書受信装置の各種機能を示すモダリティ情報及びユーザ設定情報、入力音声データを受信する受信工程のプログラムコードと、
    前記入力音声データを音声認識する音声認識工程のプログラムコードと、
    前記音声認識工程による音声認識結果、前記モダリティ情報及び前記ユーザ設定情報に基づいて、前記マルチモーダル文書を生成する生成工程のプログラムコードと、
    前記マルチモーダル文書中の音声合成対象のテキストデータを音声合成して出力音声データを生成する音声合成工程のプログラムコードと、
    前記マルチモーダル文書及び前記出力音声データを前記マルチモーダル文書受信装置へ送信する送信工程のプログラムコードと
    を備えること特徴とするプログラム。
  18. 請求項16または請求項17に記載のプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
JP2001356487A 2001-11-21 2001-11-21 マルチモーダル文書受信装置及びマルチモーダル文書送信装置、マルチモーダル文書送受信システム及びそれらの制御方法、プログラム Expired - Fee Related JP3733322B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001356487A JP3733322B2 (ja) 2001-11-21 2001-11-21 マルチモーダル文書受信装置及びマルチモーダル文書送信装置、マルチモーダル文書送受信システム及びそれらの制御方法、プログラム
US10/291,722 US7174509B2 (en) 2001-11-21 2002-11-12 Multimodal document reception apparatus and multimodal document transmission apparatus, multimodal document transmission/reception system, their control method, and program

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001356487A JP3733322B2 (ja) 2001-11-21 2001-11-21 マルチモーダル文書受信装置及びマルチモーダル文書送信装置、マルチモーダル文書送受信システム及びそれらの制御方法、プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003157167A JP2003157167A (ja) 2003-05-30
JP3733322B2 true JP3733322B2 (ja) 2006-01-11

Family

ID=19167997

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001356487A Expired - Fee Related JP3733322B2 (ja) 2001-11-21 2001-11-21 マルチモーダル文書受信装置及びマルチモーダル文書送信装置、マルチモーダル文書送受信システム及びそれらの制御方法、プログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7174509B2 (ja)
JP (1) JP3733322B2 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20050075884A1 (en) * 2003-10-01 2005-04-07 Badt Sig Harold Multi-modal input form with dictionary and grammar
US7920681B2 (en) * 2004-11-05 2011-04-05 International Business Machines Corporation System, apparatus, and methods for creating alternate-mode applications
JP4723511B2 (ja) * 2004-11-12 2011-07-13 株式会社ジャストシステム 文書処理装置及び文書処理方法
US9123343B2 (en) * 2006-04-27 2015-09-01 Mobiter Dicta Oy Method, and a device for converting speech by replacing inarticulate portions of the speech before the conversion
US20100031168A1 (en) * 2006-07-18 2010-02-04 Internatiional Business Machines Corporation Displaying Menu Options Related to Objects Included in Web Pages
US20100030557A1 (en) * 2006-07-31 2010-02-04 Stephen Molloy Voice and text communication system, method and apparatus
US9087507B2 (en) * 2006-09-15 2015-07-21 Yahoo! Inc. Aural skimming and scrolling
US7680816B2 (en) * 2006-12-22 2010-03-16 Verizon Patent And Licensing Inc. Method, system, and computer program product providing for multimodal content management
US7962963B2 (en) * 2006-12-22 2011-06-14 Verizon Patent And Licensing Inc. Multimodal resource management system
US9230549B1 (en) 2011-05-18 2016-01-05 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force Multi-modal communications (MMC)
CN102915188B (zh) * 2011-08-01 2015-07-29 中国移动通信集团公司 一种控制终端屏幕的显示状态的方法及装置
US9159313B2 (en) * 2012-04-03 2015-10-13 Sony Corporation Playback control apparatus, playback control method, and medium for playing a program including segments generated using speech synthesis and segments not generated using speech synthesis
EP3112982A4 (en) * 2014-02-24 2017-07-12 Mitsubishi Electric Corporation Multimodal information processing device
US10102848B2 (en) 2014-02-28 2018-10-16 Google Llc Hotwords presentation framework
WO2016157658A1 (ja) * 2015-03-31 2016-10-06 ソニー株式会社 情報処理装置、制御方法、およびプログラム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10326244A (ja) 1997-05-27 1998-12-08 Toyota Motor Corp データ送出方法及びそれに用いるサーバ
JPH11250009A (ja) 1998-03-04 1999-09-17 Uniden Corp サーバ装置及びウェブデータ変換方式
JP2003521061A (ja) * 2000-01-25 2003-07-08 オートデスク,インコーポレイテッド インターネット上で建築図面へのアクセスを提供し、処理する方法および装置
US7062437B2 (en) * 2001-02-13 2006-06-13 International Business Machines Corporation Audio renderings for expressing non-audio nuances
US7020841B2 (en) * 2001-06-07 2006-03-28 International Business Machines Corporation System and method for generating and presenting multi-modal applications from intent-based markup scripts

Also Published As

Publication number Publication date
US20030097265A1 (en) 2003-05-22
JP2003157167A (ja) 2003-05-30
US7174509B2 (en) 2007-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7158779B2 (en) Sequential multimodal input
JP3733322B2 (ja) マルチモーダル文書受信装置及びマルチモーダル文書送信装置、マルチモーダル文書送受信システム及びそれらの制御方法、プログラム
RU2355045C2 (ru) Последовательный мультимодальный ввод
JP4072900B2 (ja) 端末装置
JP2006216045A (ja) 移動通信端末機のユーザインターフェース処理方法
CN100426827C (zh) 便携式无线通信终端及其表现风格的处理方法
JP2012084948A (ja) 携帯端末装置、その情報選択支援プログラム及び情報選択支援方法
KR100784263B1 (ko) 클립보드를 이용한 메시지 전송 방법 및 이를 위한 장치
JP2002169750A (ja) ブラウザ搭載装置
JP4586063B2 (ja) 端末装置
JP2002073466A (ja) 小型端末用掲示板システムおよび掲示方法
JP2002202935A (ja) サーバ装置
JP3884951B2 (ja) 情報処理装置及びその方法、プログラム
JP3805928B2 (ja) 地図表示方法及び経路案内方法
JP3987172B2 (ja) 対話型コミュニケーション端末装置
JP4047323B2 (ja) 情報処理装置及びその方法、プログラム
JP3749713B2 (ja) 移動端末、移動端末制御方法および移動端末制御プログラム
JP4689488B2 (ja) 情報付加装置、情報付加方法、情報付加プログラム、情報付加システム、情報付加管理サーバ、情報付加管理方法、および、情報付加管理プログラム
JP2002312278A (ja) 携帯電話用のホームページサービスシステム
JP2002014894A (ja) 通信システム
JP2013127761A (ja) 情報通信システム、端末、及び、サーバ
JP2001337949A (ja) 文書作成方法、マルチメディア文書作成システムおよび文書作成プログラムを記録した記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040618

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040625

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040823

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050930

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051017

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091021

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091021

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101021

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101021

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111021

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111021

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121021

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131021

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees