JP3732898B2 - 手帳 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一年の月日が予め順番に記載してあり、その余白部分に予定や、当日の出来事等を日記風に書き込む形式の手帳に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
年末年始にかけて上記した形式の手帳が、銀行や各種企業からの粗品として配布されたり、或いは、書店や文房具屋等で販売されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが従来の手帳は、一年毎に交換することを想定して粗末に作られているので、愛着が湧かないことは勿論、一年経過後には特に表紙がぼろぼろになり、新しい手帳を使い始める頃には、捨てられているのが現状である。しかしながら自己の過去の記録が克明に記載された各用紙を一纏に綴った手帳の中身は、足跡を辿るには最適なものであり、これを捨ててしまうのは誠に勿体ないばかりか、自己の貴重な資料の損失とも言える。
【0004】
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、使用済みの中身を本棚に並べて整理することができ、そのうえ愛着が湧き、長年使用する価値のある手帳を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の手帳は、一年間分の予定兼日記書込み用紙を、上下一組の綴じ具によって背側を差し替え不能に綴った中身と、その中身を着脱自在に取り付ける反復利用可能な表紙とから構成され、中身は、前記両綴じ具によって、背側の縁部の上下二箇所をその中間部に間隔を開けた状態で綴られると共に、該間隔で中身が湾曲可能になっており、表紙は、その背表紙部の上下両端部に、前記各綴じ具を係止する係止具を、綴じ具の内部に向かって突設してあることを特徴とするものである。
【0006】
また、前記両綴じ具は、中身の背側に対面する樋状に湾曲する背面部を有すると共に、該背面部の湾曲両端部間に、中身の各綴り穴に挿通する半円状の保持部を、連結状態で設けたものであっても良い。
【0007】
さらに、前記両綴じ具の背面部を、西暦、年号の記載箇所としたものであっても良い。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の手帳は、表紙1に、一年間分の用紙2を一纏に綴った中身3を着脱自在に取り付けるものである。
【0009】
中身3は、一組の上下綴じ具4a,4bによって用紙2を差し替え不能に綴ると共に、綴った用紙2を背側の縁部沿いにおける中間部で湾曲可能に形成したものである。
【0010】
各用紙2は、多数の綴り穴5を、背側の縁部に沿って等間隔を保って形成してあり、例えば月日及び曜日等の記載部分21を上中2カ所に設け、その間に引いた罫線の余白部分22に予定や当日の出来事を日記風に記載するものである。また、中身3の巻末部分に綴じる用紙2には、罫線のみが記載されているもの、或いは白紙のものを用いることもある。
【0011】
上記した用紙2の綴り方は、綴り穴5を形成した縁部沿いの上下二箇所、具体的には中間箇所より上側の綴り穴群5aを綴じ具4aによって、また中間箇所よりも下側の綴り穴群5bを綴じ具4bによって綴り、両綴じ具4a,4bの隔離部分、即ち両綴り穴群5a,5bの離れた間隔W内で綴った中身3が湾曲可能になっている。
【0012】
上下の綴じ具4a,4bは同一形態のものであり、用紙2を綴じる前は図2に示すように方形状の背面部41を設けると共に、背面部41の図示右端部に、右方向に帯状に延設し且つ綴り穴5へ挿通する保持部42を、等間隔を保って櫛歯状に設けてあり、保持部42を綴り穴5に通すと共に(図6参照)、保持部42の右端部が背面部41の左端部内面側に当接するように、全体を筒状に丸めることによって、図3に示すように背面部41を樋状に、保持部42を半円状に湾曲し、中身3を構成する各用紙2を差し替え不能に且つ捲り易いように綴るようにしたものである。尚、綴じ具4a,4bの材質としては、プラスチック、又は金属を使用する。
【0013】
表紙1は、反復利用可能なように耐久性に優れ且つ高級感のある素材、例えば皮革を用い、図1に示すように表紙部11、背表紙部12、裏表紙部13を折曲可能に連続し、背表紙部12の上下両端部に、前記綴じ具4a,4bを係止する係止具14a,14bを有するものである。
【0014】
両係止具14a,14bは、背表紙部12の長手方向に沿って内蔵された棒状体15の両端部から、前記綴じ具4a,4b内に突入する方向に屈曲したフックである。また、下側の係止具14bの屈折部分16bを、表紙1の最下端部よりやや上側位置にすることによって、表紙1に取り付けた中身3が、表紙1の下側から食み出ないようにしてある。さらに、両係止具14a,14b先端間の間隔Lと、両係止具屈折部16a,16b間の間隔Mとの範囲内に、前記両綴じ具4a,4bにおける上下両端間の間隔Kが入るように、各間隔を設定することによって、表紙1に中身3を確実に取り付けられるようにしてある。
【0015】
上記した手帳は、以下のようにして使用する。表紙1に中身3を取り付ける場合は、まず中身3を両綴じ具間の間隔Wで山型に湾曲して、上綴じ具4aの上端と、下綴じ具4bの下端から各内部に両係止具14a,14bの先部をそれぞれ挿入し(図7参照)、湾曲させた力を放すと、中身3は元の状態に復元することによって、図4に示すように、上下の各綴じ具4a,4bに係止具14a,14bがそれぞれ係止して表紙1に中身3が取り付けられる。反対に中身3を表紙1から取り外す場合は、上記した手順と逆の要領で行えば良い。また、中身3は両綴じ具4a,4bの背面部41に、西暦、年号を記載するように構成しておけば、一年ごとに取り外した使用済みの中身3を、図5に示すように、順番に本棚6に並べておくことによって、見やすい状態で整理することが可能である。
【0016】
【発明の効果】
本発明の手帳は、中身が一年間分の用紙を上下一組の綴じ具によって背側の縁部の上下二カ所をその中間部に間隔を開けた状態で綴られた構造であることに加えて、表紙がその背表紙部の上下両端部に、綴じ具を係止する係止具を綴じ具の内部に向かって突設した構造なので、綴った用紙をその間隔を利用して山型に湾曲することにより、中身を表紙に着脱することができ、また、湾曲させた力を放せば用紙が元の状態に復元し、係止具と綴じ具が強固に係止した状態になるので中身を表紙に確実に取り付けることができる。また、一年ごとに中身を交換すれば、反復利用可能な表紙を長期間に亘って使用することができるので、その使用期間が長くなるにつれて愛着が強くなると共に、取り外した中身自体が製本化された状態なので、本棚に整理して並べるのに好都合である。
【0017】
請求項2記載の手帳は、前記両綴じ具が、中身の背側に対面する樋状に湾曲する背面部を有すると共に、該背面部の湾曲両端部間に、中身の各綴り穴に挿通する半円状の保持部を、連結状態で設けてある構造なので、各用紙が捲り易く、しかも、綴った用紙が差し替え不能であり、使用上便利であると共に、用紙を紛失する恐れもない。
【0018】
請求項3記載の手帳は、両綴じ具の背面部に西暦又は年号を記載してあるのでその綴じ具が手前側となるように使用済みの中身を順番に本棚に並べることによって、自身の足跡を長期間にわたって整理された状態で保存することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による手帳の実施形態を示す分解斜視図である
【図2】用紙を綴じる前の綴じ具を示す斜視図である。
【図3】用紙を綴じた後の綴じ具を示す斜視図である。
【図4】表紙に中身を取り付けた状態を示す一部拡大断面図である。
【図5】本棚に中身を並べた状態を示す斜視図である。
【図6】用紙の綴り穴に、綴じ具の保持部を挿入する状態を示す斜視図である。
【図7】中身を山型に湾曲して表紙に取り付ける状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 表紙
2 用紙
3 中身
4a,4b 綴じ具
5 綴り穴
12 背表紙部
14a,14b 係止具
41 背面部
42 保持部

Claims (3)

  1. 一年間分の予定兼日記書込み用紙(2)を、上下一組の綴じ具(4a,4b)によって背側を差し替え不能に綴った中身(3)と、その中身(3)を着脱自在に取り付ける反復利用可能な表紙(1)とから構成され、
    中身(3)は、前記両綴じ具(4a,4b)によって、背側の縁部の上下二箇所をその中間部に間隔(W)を開けた状態で綴られると共に、該間隔(W)で中身(3)が湾曲可能になっており、
    表紙(1)は、その背表紙部(12)の上下両端部に、前記各綴じ具(4a,4b)を係止する係止具(14a,14b)を、綴じ具(4a,4b)の内部に向かって突設してあることを特徴とする手帳。
  2. 前記両綴じ具(4a,4b)は、中身(3)の背側に対面する樋状に湾曲する背面部(41)を有すると共に、該背面部(41)の湾曲両端部間に、中身(3)の各綴り穴(5)に挿通する半円状の保持部(42)を、連結状態で設けてあることを特徴とする請求項1記載の手帳。
  3. 前記両綴じ具(4a,4b)の背面部(41)を、西暦、年号の記載箇所としてあることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の手帳。
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