JP3732692B2 - シート包装体の製造装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、酸素吸収シート等のシート状物品を包装したシート包装体の製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、食品等の製品を密封する包装材中には、製品の保存のために酸素吸収剤が封入されている。この酸素吸収剤は、粉粒体である場合、これを包装する袋の密封が不完全であると袋からこぼれて製品中に混入し易いこと、酸素吸収を行った表面部の酸素吸収剤が硬化して内部の酸素吸収剤が機能を発揮し難くなった場合、その影響が大きいこと、製品の包装材中において嵩張ること等の問題点を有している。
【0003】
一方、このような問題点を解決しているものとして、シート状に加工された酸素吸収剤、即ち酸素吸収シートが知られている。この酸素吸収シートは、例えば、特開昭55−116436号あるいは特開昭62−234544号に開示されているように、袋状に形成された被覆シートにより覆われている。
【0004】
上記のような例えば酸素吸収シートを被覆シートによって覆った製品、即ちシート包装体を製造する場合には、粉粒体状の例えば酸素吸収剤を袋に充填した製品を製造する場合とは異なった装置が必要となる。
【0005】
即ち、上記粉粒体を袋に充填した製品の製造装置は、例えば特開昭59−163175号に開示されているように、両側から供給される被覆シート間に粉粒体を充填し、この粉粒体を包むように被覆シートをシールした後、被覆シートを分断して製品を得るという簡単かつ一般的な構成でよい。
【0006】
これに対し、シート包装体の製造装置の場合には、包装されるのがシート状被包装体であるため、これに適した搬送、包装および分断といった処理のための構成が求められる。
【0007】
この種のシート包装体の製造装置としては、特開平8−26223号に開示されたものが開発されている。このシート包装体の製造装置は、図14(上記出願公開公報の図8)に示すように、酸素吸収シートチップ101を下被覆材102と上被覆材103との間に配するために、第1〜第3の吸着ベルト装置104〜105を備えている。これら第1〜第3吸着ベルト装置104〜105は、空気の吸引によって吸着するものである。これらの吸着搬送面は、第1および第3吸着ベルト装置104が上方を向いており、第2吸着ベルト装置105が下方を向いている。
【0008】
上記シート包装体の製造装置において、帯状酸素吸収シート107から打ち抜かれた酸素吸収シートチップ101は、まず第1吸着ベルト装置104に吸着されて搬送され、その後、第2吸着ベルト装置105に渡され、さらに第3吸着ベルト装置106に渡される。このとき、第3吸着ベルト装置106上には、下被覆材102が先に吸着されており、酸素吸収シートチップ101はこの下被覆材102上に載置される。その後、下被覆材102上の酸素吸収シートチップ101の上に上被覆材103が配され、酸素吸収シートチップ101が下被覆材102と上被覆材103との間に配された状態となる。その後、下被覆材102と上被覆材103とが酸素吸収シートチップ101の周りにおいてシールされ、さらに下被覆材102および上被覆材103が上記シール部において打ち抜かれることにより、酸素吸収シートチップ101を下被覆材102と上被覆材103とによって包装したシート包装体が得られる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来のシート包装体の製造装置では、酸素吸収シートチップ101を下被覆材102と上被覆材103との間に配するために、第3吸着ベルト装置106にまず下被覆材102を配し、この上に酸素吸収シートチップ101を載置している。このため、下被覆材102がたとえ通気性シートであっても、下被覆材102上の酸素吸収シートチップ101には空気の吸引による吸着力が作用し難く、下被覆材102上において酸素吸収シートチップ101が移動し易くなっている。これにより、装置の処理速度、即ち下被覆材102の移動速度を高速にした場合に、酸素吸収シートチップ101の位置ずれが生じ易くなる。
【0010】
したがって、上記従来のシート包装体の製造装置では、処理速度(例えば40枚/分程度)が低速である場合には、不良品の発生率が低いものの、処理速度を高速(例えば100枚/分程度)にした場合に不良品の発生率が増大し、装置の信頼性が著しく低下することになる。この結果、高速での処理を行なうことができないという問題点を有している。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明のシート包装体の製造装置は、帯状の第1被覆材、例えば帯状通気層シートを磁力吸着搬送路の搬送面上に供給し、かつ所定の搬送方向へ移動させる第1被覆材供給手段と、帯状の第2被覆材、例えば帯状カバーフィルムを前記磁力吸着搬送路上におけるシート状被包装体チップの上に供給し、かつ前記搬送方向へ移動させる第2被覆材供給手段と、磁性を示す材料を含むシート状被包装体チップ、例えば酸素吸収シートチップを前記磁力吸着搬送路の搬送面上における第1被覆材上に供給するシート状被包装体チップ供給手段と、前記シート状被包装体チップを、第1被覆材と共に移動可能な状態で、磁力により搬送面に吸着する磁力吸着搬送路と、前記磁力吸着搬送路の搬送方向側に設けられ、第1被覆材と第2被覆材とをシート状被包装体チップが包装されるようにシールするシール手段と、このシール手段によるシール部分から第1および第2被覆材を分断して、シート状被包装体チップの包装体であるシート包装体を得るシート包装体分断形成手段とを備えていることを特徴としている。
【0012】
上記の構成によれば、第1被覆材供給手段の動作により、帯状の第1被覆材が磁力吸着搬送路の搬送面上に供給され、かつこの第1被覆材が所定の搬送方向へ移動する。また、シート状被包装体チップ供給手段により、磁性を示す材料を含むシート状被包装体チップが磁力吸着搬送路の搬送面上における第1被覆材上に供給される。さらに、第2被覆材供給手段の動作により、帯状の第2被覆材が磁力吸着搬送路上におけるシート状被包装体チップの上に供給され、かつこの第2被覆材が前記搬送方向へ移動する。
【0013】
第1被覆材上に供給されたシート状被包装体チップは、磁力吸着搬送路の搬送面に磁力により吸着された状態で第1被覆材と共に移動し、シール手段に搬送される。
【0014】
その後、シール手段は、第1被覆材と第2被覆材とをシート状被包装体チップが包装されるようにシールし、シート包装体分断形成手段は、シール手段によるシール部分から上および下被覆材を分断して、シート状被包装体チップの包装体であるシート包装体を得る。
【0015】
上記のように、本製造装置では、磁力吸着搬送路上の第1被覆材上に供給されたシート状被包装体チップが、磁力吸着搬送路の搬送面に磁力により吸着された状態で第1被覆材と共に移動する。したがって、シート状被包装体チップは、第1被覆材の移動速度を速くした場合であっても、第1被覆材上において位置ずれを生じ難くなっている。これにより、本シート包装体の製造装置は、処理速度を高速化し、シート包装体の生産能力を高めることができる。
【0016】
また、本シート包装体の製造装置において、シート状被包装体チップの搬送手段として磁力吸着搬送路を使用しているので、非常に簡単かつ小型の構成とすることができる。これにより、本シート包装体の製造装置は、長さが短く、かつ小型の構成とすることができる。
【0017】
また、本発明のシート包装体の製造装置は、分断用ベッドを有し、この分断用ベッドに供給されたシート状被包装体を分断してシート状被包装体チップ、例えば酸素吸収シートチップを形成するシート状被包装体チップ分断形成手段と、磁性を示す材料を含む帯状の前記シート状被包装体を前記分断用ベッド上に供給するとともに、供給するシート状被包装体により分断用ベッド上のシート状被包装体チップを搬送方向へ押し出すシート状被包装体供給手段と、前記分断用ベッドの搬送方向側に設けられ、搬送面が前記分断用ベッドの分断面との対向方向を向き、かつ分断用ベッド上のシート状被包装体チップを搬送面に貰い受け可能な状態に配され、前記シート状被包装体供給手段によるシート状被包装体の供給動作によりシート状被包装体チップが搬送方向へ移動可能な状態で、シート状被包装体チップを磁力により搬送面に吸着する第1磁力吸着搬送路と、帯状の第1被覆材、例えば帯状通気層シートを第2磁力吸着搬送路の搬送面上に供給し、かつ所定の搬送方向へ移動させる第1被覆材供給手段と、帯状の第2被覆材、例えば帯状カバーフィルムを第2磁力吸着搬送路上におけるシート状被包装体チップの上に供給し、かつ前記搬送方向へ移動させる第2被覆材供給手段と、前記第1磁力吸着搬送路の搬送方向側に設けられ、搬送面が第1磁力吸着搬送路の搬送面との対向方向を向き、かつ第1磁力吸着搬送路のシート状被包装体チップを搬送面に貰い受け可能な状態に配され、シート状被包装体チップを、第1被覆材と共に移動可能な状態で、磁力により搬送面に吸着する第2磁力吸着搬送路と、第2磁力吸着搬送路の搬送方向側に設けられ、第1被覆材と第2被覆材とをシート状被包装体チップが包装されるようにシールするシール手段と、このシール手段によるシール部分から第1および第2被覆材を分断して、シート状被包装体チップの包装体であるシート包装体を得るシート包装体分断形成手段とを備えていることを特徴としている。
【0018】
上記の構成によれば、シート状被包装体供給手段により、磁性を示す材料を含む帯状のシート状被包装体が、シート状被包装体チップ分断形成手段の分断用ベッド上に供給される。このシート状被包装体は、シート状被包装体チップ分断形成手段により分断され、シート状被包装体チップが形成される。このシート状被包装体チップは、シート状被包装体供給手段によりさらに供給されるシート状被包装体に押されて、所定の搬送方向へ移動する。
【0019】
次に、分断用ベッド上のシート状被包装体チップは、第1磁力吸着搬送路に渡され、この第1磁力吸着搬送路の搬送面に吸着された状態で、同様にシート状被包装体供給手段によるシート状被包装体の供給動作により、即ちシート状被包装体に押されて所定の搬送方向へ搬送される。
【0020】
その後、第1磁力吸着搬送路のシート状被包装体チップは、第2磁力吸着搬送路上の第1被覆材上に渡される。帯状の第1被覆材は、第1被覆材供給手段の動作により第2磁力吸着搬送路の搬送面上に供給され、かつ所定の搬送方向へ移動する。また、帯状の第2被覆材は、第2被覆材供給手段の動作により第2磁力吸着搬送路上におけるシート状被包装体チップの上に供給され、かつ前記搬送方向へ移動する。
【0021】
第1被覆材上に供給されたシート状被包装体チップは、第2磁力吸着搬送路の搬送面に磁力により吸着された状態で第1被覆材と共に移動し、シール手段に搬送される。
【0022】
その後、シール手段は、第1被覆材と第2被覆材とをシート状被包装体チップが包装されるようにシールし、シート包装体分断形成手段は、シール手段によるシール部分から上および下被覆材を分断して、シート状被包装体チップの包装体であるシート包装体を得る。
【0023】
上記のように、本シート包装体の製造装置では、第2磁力吸着搬送路上の第1被覆材上に供給されたシート状被包装体チップが、第2磁力吸着搬送路の搬送面に磁力により吸着された状態で第1被覆材と共に移動する。したがって、シート状被包装体チップは、第1被覆材の移動速度を速くした場合であっても、第1被覆材上において位置ずれを生じ難くなっている。これにより、本シート包装体の製造装置は、処理速度を高速化し、シート包装体の生産能力を高めることができる。
【0024】
また、本シート包装体の製造装置において、シート状被包装体チップの搬送手段として磁力吸着搬送路を使用しているので、非常に簡単かつ小型の構成とすることができる。これにより、本シート包装体の製造装置は、長さが短く、かつ小型の構成とすることができる。
【0025】
また、本製造装置においては、シート状被包装体チップ分断形成手段の分断用ベッドから第2磁力吸着搬送路上の第1被覆材上にシート状被包装体チップを載せ替えるために、第1磁力吸着搬送路により分断用ベッド上のシート状被包装体チップを磁力により吸着して搬送し、第2磁力吸着搬送路上に載せ替える構成を採用している。したがって、簡単な構成により、分断用ベッドから第1被覆材上にシート状被包装体チップを供給することができるようになっている。
【0026】
上記のシート包装体の製造装置において、前記の磁力吸着搬送路は、所定間隔をおいて互いに平行に、かつ対向する部分同士の極性が互いに異なるように配された第1磁石と第2磁石とからなり、前記シート状被包装体チップが、第1磁石と第2磁石とに跨がる状態で吸着される構成としてもよい。
【0027】
上記の構成によれば、磁力によりシート状被包装体チップを吸着搬送する場合において、シート状被包装体チップを安定に搬送することができる。
【0028】
上記のシート包装体の製造装置において、前記の第1磁石と第2磁石とは、それぞれ、異なる極性の磁石を交互に一列状に配して形成されている構成としてもよい。
【0029】
上記の構成によれば、磁力吸着搬送路を構成する第1磁石と第2磁石とが、異なる極性の磁石を交互に一列状に配して形成されているので、市販の磁石を使用して任意の長さの磁力吸着搬送路を低コストにて形成することもでき、かつ補修も容易である。
【0030】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態を図1ないし図13に基づいて以下に説明する。
本実施の形態のシート包装体の製造装置は、図13(a)(b)に示すように、酸素吸収シートチップ23を包装したシート包装体25の製造装置として適用されている。このシート包装体の製造装置は、図2に示すように、酸素吸収シート繰出し軸1、通気層シート繰出し軸2、カバーフィルム繰出し軸3、使用済被覆シート巻取り軸4を備えている。酸素吸収シート繰出し軸1、通気層シート繰出し軸2およびカバーフィルム繰出し軸3は、矢印方向へ回転自在である。
【0031】
酸素吸収シート繰出し軸1、通気層シート繰出し軸2、カバーフィルム繰出し軸3には、それぞれロール状に巻かれた、シート状被包装体としての帯状酸素吸収シート5、第1被覆材としての帯状通気層シート6、第2被覆材としての帯状カバーフィルム7が個別に取り付けられる。
【0032】
帯状酸素吸収シート5は、例えば、粉末状の鉄系酸素吸収剤と樹脂材料とが混練され、これが帯状のシート状に形成されたものである。製品化された酸素吸収シート、即ち酸素吸収シートを含むシート包装体25の用途による種類としては、水分依存型と自力反応型とがある。水分依存型は、水分の存在下で酸素を吸収するタイプである(例えば特開平5−237380号および特開平5−318574号参照)。自力反応型は、例えば水分依存型のものに含水給水シートが貼着されたものとなっており、自ら水分を保持するタイプである(例えば特開平2−203937号参照)。尚、本実施の形態のシート包装体の製造装置は、水分依存型のものを製造するものとなっている。
【0033】
帯状通気層シート6は、シート状被包装体となる酸素吸収シートが使用時に酸素を吸収することができるようにするため、通気性を有している。一方、帯状カバーフィルム7は、非通気性のフィルムである。
【0034】
使用済被覆シート巻取り軸4は、使用済となった上記帯状通気層シート6と帯状カバーフィルム7とを巻き取るものである。使用済被覆シート巻取り軸4は、図示しないメインモータとなるサーボモータに駆動されて矢印方向へ回転する。この回転は間欠動作である。
【0035】
本シート包装体の製造装置では、第1磁力吸着搬送路8と第2磁力吸着搬送路(磁力吸着搬送路)9との2個の磁力吸着搬送路、および1個の吸着ベルト装置10によって直線状の1本の搬送路が形成され、この1本の搬送路によって、酸素吸収シートの供給からシート包装体25の完成までの製造ラインが形成されている。第1および第2磁力吸着搬送路8、9は製造ライン方向において前後位置に設けられ、吸着ベルト装置10は最後段に設けられている。
【0036】
第1磁力吸着搬送路8の前段には酸素吸収シート切断装置11(シート状被包装体チップ分断形成手段)が設けられ、第2磁力吸着搬送路9の後段には、シール装置12(シール手段)と、製品打抜き装置13(シート包装体分断形成手段)とがこの順序に設けられている。
【0037】
酸素吸収シート繰出し軸1、通気層シート繰出し軸2、カバーフィルム繰出し軸3に取り付けられた帯状酸素吸収シート5、帯状通気層シート6、帯状カバーフィルム7は、図1に示すように、それぞれ送出しベルト装置14…によって送り出される。なお、これら送出しベルト装置14…の代わりに軸トルク調整装置を備えてもよい。
【0038】
上記の送出しベルト装置14は、ベルト15およびプーリ16・17を備え、矢印方向への各ベルト15の移動によって、それぞれ、ロール状をなす帯状酸素吸収シート5、帯状通気層シート6および帯状カバーフィルム7を送り出すものである。この場合、送出しベルト装置14は、各ロールに対する圧接状態を維持するため、上記送り出し動作による各ロールの小径化に伴い、駆動側である例えばプーリ16側を中心として対応するロール方向へ回転可能となっている。送出しベルト装置14は、例えば、上記サーボモータに駆動され、使用済被覆シート巻取り軸4と同期した動作を行う。
【0039】
酸素吸収シート繰出し軸1は、送出しベルト装置14およびニップローラ19と共にシート状被包装体供給手段を構成し、通気層シート繰出し軸2は、使用済被覆シート巻取り軸4、送出しベルト装置14およびローラ18と共に第1被覆材供給手段を構成し、カバーフィルム繰出し軸3は、使用済被覆シート巻取り軸4、送出しベルト装置14およびローラ18と共に第2被覆材供給手段を構成している。また、酸素吸収シート繰出し軸1、送出しベルト装置14およびニップローラ19は、酸素吸収シート切断装置11と共にシート状被包装体チップ供給手段を構成している。
【0040】
帯状酸素吸収シート5は、酸素吸収シート繰出し軸1から巻癖修正装置21、ローラ18、ニップローラ19およびテンション付与装置22を介して酸素吸収シート切断装置11に供給される。
【0041】
上記の巻癖修正装置21は、ロール状に巻かれている帯状酸素吸収シート5の巻癖を修正して、帯状酸素吸収シート5を直状にするものである。この巻癖修正装置21は、図3(a)(側面図)、図3(b)(正面図)、図3(c)(底面図)に示すように、本製造装置の前面パネル20と平行に設けられた平板状の支持パネル31に対して、これと直交する方向に5個のローラ32〜36が互いに平行に設けられている。このうち、ローラ32・34・36とローラ33・35とは、各々別の列となって左右方向にそれぞれ1列をなし、ローラ33はローラ32・34間の上方に設けられ、ローラ35はローラ34・36間の上方に設けられている。また、ローラ33・35はローラ32・34・36の列に対する離接方向に位置調整可能である。これらローラ32〜36に対しては、この順に、酸素吸収シート繰出し軸1から引き出された帯状酸素吸収シート5が、半周程度ずつ巻き付けられた状態で通される。また、最後部のローラ36の軸部36aは、支持パネル31の背面方向へ延びており、カプラ37を介して図示しないモータと接続されている。
【0042】
テンション付与装置22は、図4(a)(b)に示すように、上下方向に延びる2本の案内軸41・41に案内されて昇降自在の昇降部42を有している。この昇降部42は、上記巻癖修正装置21の各ローラ32〜36と平行、かつこれら各ローラ32〜36と前面パネル20に対する前後方向の位置が同位置に設定された回転自在のローラ43を有している。このローラ43に対しては、上記巻癖修正装置21を経た帯状酸素吸収シート5が、下側を通過した後、酸素吸収シート切断装置11方向に延びている。
【0043】
上記案内軸41・41の上方位置における前面パネル20の前面にはプーリ45が設けられ、背面にはプーリ46が設けられている。上記昇降部42の上端部にはワイヤ44の一端部が接続され、このワイヤ44の他端部は、上記プーリ45を経て前面パネルを貫通し、上記プーリ46を経た後、テンション調整錘47と接続されている。このテンション調整錘47は帯状酸素吸収シート5に加わるテンションを緩和する方向に作用するものであり、上記昇降部42の重量に対して適当な重量のテンション調整錘47を選択することにより、帯状酸素吸収シート5に加えるテンションが調整される。このようなテンション付与装置22は、シートの移動距離が長かったり、シートが間欠的に移動するような場合に設けると有効である。
【0044】
上記の送出しベルト装置14、軸トルク調整装置およびテンション付与装置22と各繰出し軸1〜3との対応関係は、これらに限定されるものではなく、配置スペース等を勘案して適宜選択される。
【0045】
上記のニップローラ19は、サーボ駆動される一対のローラからなり、テンション付与装置22を経た帯状酸素吸収シート5を酸素吸収シート切断装置11のベッド(分断用ベッド)66上へ供給するようになっている。この供給動作は、酸素吸収シート切断装置11の切断動作に同期し、帯状酸素吸収シート5を所定ピッチ(酸素吸収シートチップ23の製品長さ)で送り出す間欠動作によるものである。酸素吸収シート切断装置11により帯状酸素吸収シート5を切断することにより形成された酸素吸収シートチップ23は、図5に示すように、後側の酸素吸収シートチップ23あるいは帯状酸素吸収シート5によって前方へ押し出される。
【0046】
また、帯状通気層シート6は、図1に示すように、通気層シート繰出し軸2からローラ18、テンション付与装置22およびローラ18を介して第2磁力吸着搬送路9上に供給され、さらに、シール装置12、製品打抜き装置13、吸着ベルト装置10、ローラ18およびニップローラ24を経て使用済被覆シート巻取り軸4により巻き取られる。
【0047】
また、帯状カバーフィルム7は、ローラ18、テンション付与装置22、3個のローラ18…を介して第2磁力吸着搬送路9上の酸素吸収シートチップ23の上に供給され、さらに、帯状通気層シート6と同様、シール装置12、製品打抜き装置13、吸着ベルト装置10、ローラ18およびニップローラ24を経て使用済被覆シート巻取り軸4により巻き取られる。
【0048】
使用済被覆シート巻取り軸4による帯状通気層シート6および帯状カバーフィルム7の巻き取りピッチは、図5に示すように、第1磁力吸着搬送路8から第2磁力吸着搬送路9上の帯状通気層シート6上に渡された隣合う酸素吸収シートチップ23間に、シール装置12での帯状通気層シート6と帯状カバーフィルム7とのシール部を確保する間隔を与えるように、ニップローラ19による帯状酸素吸収シート5の送りピッチよりも大きくなっている。
【0049】
酸素吸収シート切断装置11は、帯状酸素吸収シート5を切断して、図5に示す酸素吸収シートチップ23を形成するものであり、偏心カム61により切断刃63を上下動させる周知の構成のものである。
【0050】
即ち、酸素吸収シート切断装置11は、図1に示すように、回転する偏心カム61に駆動されてスライド軸62が上下動し、このスライド軸62の下端部に取り付けられた切断刃63により、帯状酸素吸収シート5を切断する。この場合、帯状酸素吸収シート5の幅が酸素吸収シートチップ23の幅に設定されているので、酸素吸収シート切断装置11は、切断刃63として帯状酸素吸収シート5の幅以上の長さの直線形状のものを有し、帯状酸素吸収シート5を所定長さに切断するのみである。
【0051】
なお、切断刃63の周りには、図6(a)に示すように、切断刃63により帯状酸素吸収シート5を切断したときに、帯状酸素吸収シート5や酸素吸収シートチップ23が切断刃63の上昇に伴って上昇しないようにするためのシート押さえ64が設けれている。このシート押さえ64は、例えば退行可能にスライド軸62に弾性支持された周知の構成からなる。
【0052】
上記切断刃63の下方には、図6(a)(b)に示すように、下部機構部65が設けられている。この下部機構部65は、切断刃63による切断動作の際の支持台となる受け部材としてのベッド66を有している。このベッド66は、切断刃63よりも柔らかい例えば樹脂材料により形成されている。ベッド66は、上記切断刃63の中心との対向位置に対しずれた位置を中心として、回転可能に設けられている。ベッド66の回転中心には中心軸67が設けられ、この中心軸67に対して、モータ68の動力がこのモータ68に設けられた図示しないプーリ、プーリ69・70およびベルト71を介して伝達されることにより、ベッド66が回転する。
【0053】
上記モータ68は、切断刃63による切断動作毎にベッド66が所定角度だけ回転するように制御される。また、上記中心軸67は、ブラケット72の支持板72aにより支持され、この支持板72aとベッド66との間における上記切断刃63との対向位置には、間装部材73が設けられている。この間装部材73は、切断刃63による切断動作時に、ベッド66を支持板72aにて支持させるためのものであり、例えばアクリル樹脂、ポリエチレン樹脂あるいはポリプロピレン樹脂により形成されている。
【0054】
第1磁力吸着搬送路8および第2磁力吸着搬送路9は、図7に示すように、所定の間隔おいて平行に配された第1および第2磁石列51、52からなる。これら、第1および第2磁石列51、52は、それぞれ、複数個の磁石53を搬送方向へ一列に並べることにより形成されている。同図において、各磁石53に実線で付した「S」、「N」は表面(搬送側面)の磁極であり、破線で付した「S」、「N」は裏面の磁極である。
【0055】
第1磁石列51と第2磁石列52との対向位置の磁石53同士は、極性の互いに異なるものが配置されている。また、第1および第2磁石列51、52の各磁石53は、搬送面側において、隣り合う磁石53同士で磁極が異なるように、即ちN極の磁石53aとS極の磁石53bとが交互位置となるように並べられている。
【0056】
また、第1磁力吸着搬送路8においては、第1および第2磁石列51、52における矢印で示す搬送方向の終端部に、磁石53ではなく、例えば磁石53と同形状の金属片54が設けられている。そして、図5に示すように、第1磁力吸着搬送路8は搬送面を下向きとし、第2磁力吸着搬送路9は搬送面を上向きとして配され、これら両搬送路8、9は、第1磁力吸着搬送路8の終端部に位置する金属片54と第2磁力吸着搬送路9の始端部とが上下方向において重合している。また、第1磁力吸着搬送路8の始端部はベッド66の終端部と上下方向において重合している。
【0057】
第1磁力吸着搬送路8において、酸素吸収シートチップ23は、図8に示すように、第1および第2磁石列51、52に跨がる状態に配され、後続の酸素吸収シートチップ23あるいは帯状酸素吸収シート5に押されることにより、第1および第2磁石列51、52に吸着されながら搬送される。即ち、第1磁力吸着搬送路8による酸素吸収シートチップ23の吸着力は、酸素吸収シートチップ23が、第1磁力吸着搬送路8に吸着されて第1磁力吸着搬送路8から落下することなく、ニップローラ19による帯状酸素吸収シート5の押し出し力によって移動できるように設定されている。
【0058】
また、第2磁力吸着搬送路9において、酸素吸収シートチップ23は、同様に第1および第2磁石列51、52に跨がる状態に配されるものの、第2磁力吸着搬送路9に吸着されながら、図5に示すように、帯状通気層シート6と共に移動する。この場合、帯状通気層シート6上における酸素吸収シートチップ23の位置は変化しない。即ち、第2磁力吸着搬送路9による酸素吸収シートチップ23の吸着力は、酸素吸収シートチップ23が、第2磁力吸着搬送路9に吸着されながら、かつ帯状通気層シート6の移動に伴って帯状通気層シート6上での所定位置を維持しながら移動できるように設定されている。
【0059】
ここで、図9に示す単列磁力吸着搬送路55では、各部において磁力の強弱の変化が大きくなる。このため、酸素吸収シートチップ23をこの単列磁力吸着搬送路55にて搬送する場合、酸素吸収シートチップ23の間欠移動において、酸素吸収シートチップ23は、停止した位置によっては、特に次の移動開始時に同図に矢印で示す方向に回転してずれることがある。このずれは、単列磁力吸着搬送路55を第2磁力吸着搬送路9の位置に使用した場合、即ち酸素吸収シートチップ23が帯状通気層シート6上において所定の間隔をおいて配された状態で搬送される場合に、特に顕著となる。
【0060】
そこで、酸素吸収シートチップ23を安定に搬送することができる磁力吸着搬送方式についての研究を重ねた結果、2列の磁力吸着搬送路、即ち第1および第2磁力吸着搬送路8、9を採用するに至った。
【0061】
これら第1および第2磁力吸着搬送路8、9では、第1および第2磁石列21、22の間隔Dが狭いと、図8に示すように、単列磁力吸着搬送路55と同様、各部において磁力の強弱の変化が大きくなる。しかしながら、上記の間隔Dを適当に設定してやれば、各部における上記磁力の強弱の変化を小さくでき、酸素吸収シートチップ23の安定な搬送が可能となる。
【0062】
なお、酸素吸収シートチップ23を安定に搬送するための酸素吸収シートチップ23に対する適当な吸引力(磁力)を作用させる構成としては、図10に示すように、例えば第2磁力吸着搬送路9において、第2磁力吸着搬送路9と帯状通気層シート6との間にシート状の非磁性材56を配し、この非磁性材56の厚さを調整することにより、酸素吸収シートチップ23に作用する磁力の強さを調整するものとしてもよい。このような構成は、搬送面が下向きの第1磁力吸着搬送路8に対しても、第1磁力吸着搬送路8の搬送面に上記非磁性材56を貼着することにより当然適用可能である。
【0063】
シール装置12は、帯状通気層シート6と帯状カバーフィルム7とを、これらの内方に酸素吸収シートチップ23が挟み込まれた状態で帯状通気層シート6と帯状カバーフィルム7との熱溶着により貼り合わせるものである。このシール装置12は、切断刃63がない前記酸素吸収シート切断装置11と略同様の構成となり、上記貼り合わせ動作は、前記シート押さえ64によって行われる。この場合、シート押さえ64は、図11に示すように、帯状通気層シート6と帯状カバーフィルム7とのシール領域に対応した枠形状部74aを有するシート押さえ74となり、このシート押さえ74とベッド66との間に帯状通気層シート6と帯状カバーフィルム7が挟み込まれ、これら両者が熱溶着される。
【0064】
なお、帯状通気層シート6と帯状カバーフィルム7との貼着は、上記熱溶着に限らず、例えば帯状通気層シート6と帯状カバーフィルム7との少なくとも一方に粘着層を設け、この粘着層により両者を貼着する構成としてもよい。この場合、上記粘着層にはこれを覆う剥離紙が予め貼着されており、粘着層が設けられた状通気層シート6または帯状カバーフィルム7を装置に供給する際に、上記剥離紙を例えば巻き取って剥離する簡単な構成を周知の技術を用いて追加すればよい。
【0065】
製品打抜き装置13は、酸素吸収シート切断装置11と略同様の構成を有するものの、図12に示すように、スライド軸62に切断刃63に代えて、打抜き刃支持体75を介して打抜き刃76が設けられたものとなっている。製品打抜き装置13は、上記シール装置12にて貼り合わされ、内方に酸素吸収シートチップ23を挟み込んだ状態の帯状通気層シート6と帯状カバーフィルム7とを、図11に示すように、シール部から上記打抜き刃76により打ち抜き、シート包装体25とする。
【0066】
打抜き刃76の内方には、シート包装体押さえ77が設けられている。このシート包装体押さえ77は、打抜き刃76によりシート包装体25を打ち抜いたときに、このシート包装体25が打抜き刃76の上昇に伴って上昇しないようにするためのものである。シート包装体押さえ77は、打抜き刃支持体75により、上方へ退行可能に弾性支持されている。
【0067】
吸着ベルト装置10は、図1に示すように、3個のベルト支持ローラ81…、およびこれらベルト支持ローラ81…に掛けられた搬送ベルト82を備えている。この搬送ベルト82には吸引用の多数の小孔が形成され、図示しない吸引装置により、上記小孔を通じて搬送ベルト82の表面が負圧とされる。これにより、吸着ベルト装置10は搬送ベルト82の表面にシート包装体25を吸着しながら搬送するようになっている。
【0068】
ニップローラ24は、一対のローラからなり、使用済被覆シート巻取り軸4での使用済の帯状通気層シート6および帯状カバーフィルム7の巻き取り動作に負荷をかけ、この巻取り軸4での巻き取り動作を良好に行わせるためのものである。
【0069】
上記の構成において、酸素吸収シート繰出し軸1から送出しベルト装置14によって送り出された帯状酸素吸収シート5は、巻癖修正装置21にて巻癖が修正された後、テンション付与装置22によってテンションが加えられ、ニップローラ19により酸素吸収シート切断装置11に送られる。
【0070】
酸素吸収シート切断装置11では、図5に示すように、ベッド66上において帯状酸素吸収シート5が所定長さに切断され、酸素吸収シートチップ23が形成される。この酸素吸収シート切断装置11での切断処理においては、切断動作後の切断刃63の上昇に伴う帯状酸素吸収シート5および酸素吸収シートチップ23の上昇や位置ずれが、図6(a)に示したシート押さえ64により防止される。したがって、切断により形成された酸素吸収シートチップ23は、酸素吸収シート切断装置11のベッド66上において、一列に並んだ状態を維持し易くなる。また、下部機構部65の動作により、1回の打ち抜き動作毎に上記ベッド66が所定角度だけ回転する。なお、切断により形成された酸素吸収シートチップ23は、図8に示すように、第1磁力吸着搬送路8に吸着されるので、ベッド66の回転により搬送方向に並んだ状態を乱されることがない。
【0071】
上記ベッド66上の酸素吸収シートチップ23は、ニップローラ19によって搬送方向へ押し出される帯状酸素吸収シート5に押されて第1磁力吸着搬送路8方向へ移動する。
【0072】
第1磁力吸着搬送路8に到達した酸素吸収シートチップ23は、第1磁力吸着搬送路8の下面、即ち搬送面に、図8に示したように、第1および第2磁石列51、52に跨がった状態で吸着される。
【0073】
第1磁力吸着搬送路8に吸着された酸素吸収シートチップ23は、後方側の酸素吸収シートチップ23に押されて前方へ移動し、金属片54の位置に到達すると、第1磁力吸着搬送路8の吸着力が弱まりあるいは解除されること、および第2磁力吸着搬送路9の吸着力が働くことにより、第2磁力吸着搬送路9に移る。このとき、第2磁力吸着搬送路9上には帯状通気層シート6が供給されており、酸素吸収シートチップ23は帯状通気層シート6に配される。
【0074】
第2磁力吸着搬送路9に移った酸素吸収シートチップ23は、第1磁力吸着搬送路8に吸着されていた場合と同様、第2磁力吸着搬送路9の第1および第2磁石列51、52に跨がった状態で第2磁力吸着搬送路9に吸着される。
【0075】
そして、帯状通気層シート6が使用済被覆シート巻取り軸4に巻き取られて移動すると、酸素吸収シートチップ23は、第2磁力吸着搬送路9の吸着力により帯状通気層シート6上において所定の位置を維持しながら、帯状通気層シート6と共に移動する。
【0076】
この場合、帯状通気層シート6、即ち第2磁力吸着搬送路9上での酸素吸収シートチップ23の移動ピッチは、第1磁力吸着搬送路8での酸素吸収シートチップ23よりも大きくなっており、帯状通気層シート6上において隣り合う酸素吸収シートチップ23同士には、図5に示すように、シール装置12でのシールに必要な所定の間隔が与えられる。
【0077】
また、第2磁力吸着搬送路9の中途位置において、酸素吸収シートチップ23上には帯状カバーフィルム7が供給され、その位置から、酸素吸収シートチップ23は帯状カバーフィルム7と帯状通気層シート6とにより上下面が覆われた状態となる。帯状カバーフィルム7は帯状通気層シート6と同様、使用済被覆シート巻取り軸4に巻き取られ、帯状通気層シート6と共に移動する。使用済被覆シート巻取り軸4による帯状通気層シート6と帯状カバーフィルム7との巻き取り動作は、ニップローラ24によて加えられる負荷により良好に行われる。
【0078】
次に、帯状カバーフィルム7と酸素吸収シートチップ23と帯状通気層シート6との3層体は、シール装置12に送られ、酸素吸収シートチップ23の外周側における帯状カバーフィルム7と帯状通気層シート6とが熱溶着により貼着される。
【0079】
次に、上記3層体は、帯状カバーフィルム7と帯状通気層シート6とのシール部から、製品打抜き装置13にて打ち抜かれ、シート包装体25が得られる。このとき、製品打抜き装置13での打抜き処理においては、打抜き動作後の打抜き刃76の上昇に伴う酸素吸収シートチップ23の上昇が、シート包装体押さえ77にて阻止される。また、製品打抜き装置13のベッド66も1回の打抜き動作毎に所定角度回転する。
【0080】
次に、打ち抜かれたシート包装体25は、使用済み被覆シート、即ち帯状通気層シート6および帯状カバーフィルム7と共に、吸着ベルト装置10の搬送ベルト82に吸着された状態で搬送される。
【0081】
その後、上記使用済み被覆シートは、吸着ベルト装置10の終端部付近に設けられたローラ18、およびニップローラ24を経て使用済被覆シート巻取り軸4に巻き取られる。一方、シート包装体25は、上記ローラ18の位置で、上記使用済み被覆シートと分離され、さらに吸着ベルト装置10により搬送された後、例えばエア吹き出しによる搬送にて、図示しない製品受け箱内に収容される。
【0082】
上記のように、シート包装体の製造装置では、直線状の1本の搬送路によって、酸素吸収シートチップ23の形成からシート包装体25の完成までの製造ラインが形成されているので、酸素吸収シートチップ23を別の搬送路により別の方向から移送してシート包装体25を形成するような構成と比較して、装置に必要なスペースを小さくすることができ、装置の小型化が可能である。
【0083】
上記のような1本の搬送路による製造ラインを実現するために、本製造装置においては、酸素吸収シート切断装置11のベッド66から帯状通気層シート6が配された第2磁力吸着搬送路9へ酸素吸収シートチップ23を所定方向へ搬送しながら載せ替えている。そして、この載せ替えを行うために、第1磁力吸着搬送路8により上記ベッド66上の酸素吸収シートチップ23を磁力により吸着して搬送し、第2磁力吸着搬送路9上に載せ替える構成を採用している。したがって、簡単な構成により、帯状通気層シート6上に酸素吸収シートチップ23を供給することができるようになっている。
【0084】
また、第2磁力吸着搬送路9上の帯状通気層シート6上に供給された酸素吸収シートチップ23は、第2磁力吸着搬送路9の磁力による吸着作用により、帯状通気層シート6上において所定位置を維持しながら、移動する帯状通気層シート6と共に搬送される。したがって、帯状通気層シート6の移動速度を速くした場合であっても、帯状通気層シート6上において酸素吸収シートチップ23は位置ずれを生じ難くなっている。これにより、本シート包装体の製造装置は、処理速度を高速化し、シート包装体25の生産能力を高めることができる。
【0085】
このシート包装体25の生産能力に関し、先述の従来のシート包装体の製造装置(特開平8−26223号に開示のもの)では、40枚/分程度であったが、本シート包装体の製造装置では、100枚/分程度まで高めることができた。
【0086】
また、本シート包装体の製造装置において、酸素吸収シートチップ23の搬送手段は、磁石からなる第1および第2磁力吸着搬送路8、9により形成されているので、非常に簡単かつ小型の構成となっている。これにより、シート包装体の製造装置は、長さが短く、かつ小型の構成とすることができる。
【0087】
また、帯状酸素吸収シート5の幅は予め酸素吸収シートチップ23の幅に設定されており、酸素吸収シートチップ23は帯状酸素吸収シート5を単に切断することによって形成することができるので、帯状酸素吸収シート5を打ち抜いて酸素吸収シートチップ23を形成する場合と比較して、ロスがなく、シート包装体25の材料コストを低減することができる。
【0088】
また、上記のように、第2磁力吸着搬送路9上の帯状通気層シート6上において、酸素吸収シートチップ23は帯状通気層シート6に対してすべり等によるずれを生じ難くなっているので、少なくとも使用済被覆シート巻取り軸4による帯状通気層シート6および帯状カバーフィルム7の巻き取り動作と、シール装置12および製品打抜き装置13の動作とを同期させることができる。これにより、本製造装置は、多数のセンサ等を使用した複雑な制御を必要とする構成とは異なり、部品点数の減少および制御の簡略化を図ることができ、低コストの構成とすることができる。
【0089】
また、第1磁力吸着搬送路8においては、搬送方向の終端部に、磁石53ではなく、金属片54が設けられている。したがって、このような簡単な構成により、第1磁力吸着搬送路8から第2磁力吸着搬送路9の酸素吸収シートチップ23の移載を容易に行い得るようになっている。
【0090】
なお、本実施の形態においては、水分依存型の帯状酸素吸収シート5を使用した例について説明したが、自力反応型の帯状酸素吸収シート5を使用する場合には、水分を保持可能な含水シートを帯状酸素吸収シート5と共に第2磁力吸着搬送路9上に供給し、帯状カバーフィルム7の供給位置の前段側に上記含水シートに水分を供給する手段を設ければよい。
【0091】
また、本シート包装体の製造装置においては、少なくとも第2磁力吸着搬送路9が磁力吸引式のものであればよく、第1磁力吸着搬送路8に代えて、例えば空気吸引式の搬送装置を設けた場合にも、装置の生産能力を高めることが可能である。
【0092】
また、第1および第2磁力吸着搬送路8、9は、第1および第2磁石列51、52を複数個の分割された磁石53ではなく、第1および第2磁力吸着搬送路8、9としての長さの各1本の磁石によって形成することも可能である。しかしながら、複数個の磁石53で形成しているので、市販の磁石を使用して任意の長さの第1および第2磁力吸着搬送路8、9を低コストにて形成することもでき、かつ補修も容易である。
【0093】
【発明の効果】
本発明のシート包装体の製造装置は、帯状の第1被覆材を磁力吸着搬送路の搬送面上に供給し、かつ所定の搬送方向へ移動させる第1被覆材供給手段と、帯状の第2被覆材を前記磁力吸着搬送路上におけるシート状被包装体チップの上に供給し、かつ前記搬送方向へ移動させる第2被覆材供給手段と、磁性を示す材料を含むシート状被包装体チップを前記磁力吸着搬送路の搬送面上における第1被覆材上に供給するシート状被包装体チップ供給手段と、前記シート状被包装体チップを、第1被覆材と共に移動可能な状態で、磁力により搬送面に吸着する磁力吸着搬送路と、前記磁力吸着搬送路の搬送方向側に設けられ、第1被覆材と第2被覆材とをシート状被包装体チップが包装されるようにシールするシール手段と、このシール手段によるシール部分から第1および第2被覆材を分断して、シート状被包装体チップの包装体であるシート包装体を得るシート包装体分断形成手段とを備えている構成である。
【0094】
上記の構成によれば、本シート包装体の製造装置では、磁力吸着搬送路上の第1被覆材上に供給されたシート状被包装体チップが、磁力吸着搬送路の搬送面に磁力により吸着された状態で第1被覆材と共に移動する。したがって、シート状被包装体チップは、第1被覆材の移動速度を速くした場合であっても、第1被覆材上において位置ずれを生じ難くなっている。これにより、本シート包装体の製造装置は、処理速度を高速化し、シート包装体の生産能力を高めることができる。
【0095】
また、本シート包装体の製造装置において、シート状被包装体チップの搬送手段として磁力吸着搬送路を使用しているので、非常に簡単かつ小型の構成とすることができる。これにより、本シート包装体の製造装置は、長さが短く、かつ小型の構成とすることができる。
【0096】
また、本発明の他のシート包装体の製造装置は、分断用ベッドを有し、この分断用ベッドに供給されたシート状被包装体を分断してシート状被包装体チップを形成するシート状被包装体チップ分断形成手段と、磁性を示す材料を含む帯状の前記シート状被包装体を前記分断用ベッド上に供給するとともに、供給するシート状被包装体により分断用ベッド上のシート状被包装体チップを搬送方向へ押し出すシート状被包装体供給手段と、前記分断用ベッドの搬送方向側に設けられ、搬送面が前記分断用ベッドの分断面との対向方向を向き、かつ分断用ベッド上のシート状被包装体チップを搬送面に貰い受け可能な状態に配され、前記シート状被包装体供給手段によるシート状被包装体の供給動作によりシート状被包装体チップが搬送方向へ移動可能な状態で、シート状被包装体チップを磁力により搬送面に吸着する第1磁力吸着搬送路と、帯状の第1被覆材を第2磁力吸着搬送路の搬送面上に供給し、かつ所定の搬送方向へ移動させる第1被覆材供給手段と、帯状の第2被覆材を第2磁力吸着搬送路上におけるシート状被包装体チップの上に供給し、かつ前記搬送方向へ移動させる第2被覆材供給手段と、前記第1磁力吸着搬送路の搬送方向側に設けられ、搬送面が第1磁力吸着搬送路の搬送面との対向方向を向き、かつ第1磁力吸着搬送路のシート状被包装体チップを搬送面に貰い受け可能な状態に配され、シート状被包装体チップを、第1被覆材と共に移動可能な状態で、磁力により搬送面に吸着する第2磁力吸着搬送路と、第2磁力吸着搬送路の搬送方向側に設けられ、第1被覆材と第2被覆材とをシート状被包装体チップが包装されるようにシールするシール手段と、このシール手段によるシール部分から第1および第2被覆材を分断して、シート状被包装体チップの包装体であるシート包装体を得るシート包装体分断形成手段とを備えている構成である。
【0097】
上記の構成によれば、本シート包装体の製造装置では、磁力吸着搬送路上の第1被覆材上に供給されたシート状被包装体チップが、磁力吸着搬送路の搬送面に磁力により吸着された状態で第1被覆材と共に移動する。したがって、シート状被包装体チップは、第1被覆材の移動速度を速くした場合であっても、第1被覆材上において位置ずれを生じ難くなっている。これにより、本シート包装体の製造装置は、処理速度を高速化し、シート包装体の生産能力を高めることができる。
【0098】
また、本シート包装体の製造装置において、シート状被包装体チップの搬送手段として磁力吸着搬送路を使用しているので、非常に簡単かつ小型の構成とすることができる。これにより、本シート包装体の製造装置は、長さが短く、かつ小型の構成とすることができる。
【0099】
また、本製造装置においては、シート状被包装体チップ分断形成手段の分断用ベッドから第2磁力吸着搬送路上の第1被覆材上にシート状被包装体チップを載せ替えるために、第1磁力吸着搬送路により分断用ベッド上のシート状被包装体チップを磁力により吸着して搬送し、第2磁力吸着搬送路上に載せ替える構成を採用している。したがって、簡単な構成により、分断用ベッドから第1被覆材上にシート状被包装体チップを供給することができるようになっている。
【0100】
上記のシート包装体の製造装置において、前記の磁力吸着搬送路は、所定間隔をおいて互いに平行に、かつ対向する部分同士の極性が互いに異なるように配された第1磁石と第2磁石とからなり、前記シート状被包装体チップが、第1磁石と第2磁石とに跨がる状態で吸着される構成としてもよい。
【0101】
上記の構成によれば、磁力によりシート状被包装体チップを吸着搬送する場合において、シート状被包装体チップを安定に搬送することができる。
【0102】
上記のシート包装体の製造装置において、前記の第1磁石と第2磁石とは、それぞれ、異なる極性の磁石を交互に一列状に配して形成されている構成としてもよい。
【0103】
上記の構成によれば、磁力吸着搬送路を構成する第1磁石と第2磁石とが、異なる極性の磁石を交互に一列状に配して形成されているので、市販の磁石を使用して任意の長さの磁力吸着搬送路を低コストにて形成することもでき、かつ補修も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態におけるシート包装体の製造装置の要部を示す正面図である。
【図2】図1に示したシート包装体の製造装置の全体構成を示す正面図である。
【図3】図3(a)は図1に示した巻癖修正装置の側面図、図3(b)は同正面、図3(c)は底面図である。
【図4】図4(a)は図1に示したテンション付与装置の側面図、図4(b)は同正面図である。
【図5】図5は、図1に示した第1および第2磁力吸着搬送路付近の拡大図である。
【図6】図6(a)は図1に示した酸素吸収シート切断装置を示す概略の正面図、図6(b)は同側面図である。
【図7】図1に示した第1および第2磁力吸着搬送路の構成の説明図である。
【図8】図7に示した第1および第2磁力吸着搬送路による酸素吸収シートチップの搬送動作を示す説明図である。
【図9】単列磁力吸着搬送路の例とそれによる酸素吸収シートチップの搬送動作を示す説明図である。
【図10】図7に示した第2磁力吸着搬送路において酸素吸収シートチップに作用する磁力の強さを調整するための構成を示す説明図である。
【図11】図1に示したシール装置によるシール動作と製品打抜き装置による打ち抜き動作との説明図である。
【図12】図1に示した製品打抜き装置の打抜き刃を示す縦断面図である。
【図13】図13(a)は図1に示したシート包装体の製造装置が製造するシート包装体の平面図、図13(b)は同断面図である。
【図14】従来のシート包装体の製造装置における酸素吸収シートチップの搬送動作の説明図である。
【符号の説明】
1 酸素吸収シート繰出し軸(シート状被包装体供給手段)
2 通気層シート繰出し軸(第1被覆材供給手段)
3 カバーフィルム繰出し軸(第2被覆材供給手段)
4 使用済被覆シート巻取り軸(第1被覆材供給手段、第2被覆材供給手段) 5 帯状酸素吸収シート(シート状被包装体)
6 帯状通気層シート(第1被覆材)
7 帯状カバーフィルム(第2被覆材)
8 第1磁力吸着搬送路(シート状被包装体チップ供給手段)
9 第2磁力吸着搬送路(磁力吸着搬送路)
10 吸着ベルト装置
11 酸素吸収シート切断装置(シート状被包装体チップ分断形成手段、シート状被包装体チップ供給手段)
12 シール装置(シール手段)
13 製品打抜き装置(シート包装体分断形成手段)
14 送出しベルト装置(シート状被包装体供給手段、第1被覆材供給手段、第2被覆材供給手段)
18 ローラ(第1被覆材供給手段、第2被覆材供給手段)
19 ニップローラ(シート状被包装体供給手段、シート状被包装体チップ供給手段)
23 酸素吸収シートチップ(シート状被包装体チップ)
25 シート包装体
51 第1磁石列(第1磁石)
52 第2磁石列(第2磁石)
66 ベッド(分断用ベッド)

Claims (3)

  1. 分断用ベッドを有し、この分断用ベッドに供給されたシート状被包装体を分断してシート状被包装体チップを形成するシート状被包装体チップ分断形成手段と、
    磁性を示す材料を含む帯状の前記シート状被包装体を前記分断用ベッド上に供給するとともに、供給するシート状被包装体により分断用ベッド上のシート状被包装体チップを搬送方向へ押し出すシート状被包装体供給手段と、
    前記分断用ベッドの搬送方向側に設けられ、搬送面が前記分断用ベッドの分断面との対向方向を向き、かつ分断用ベッド上のシート状被包装体チップを搬送面に貰い受け可能な状態に配され、前記シート状被包装体供給手段によるシート状被包装体の供給動作によりシート状被包装体チップが搬送方向へ移動可能な状態で、シート状被包装体チップを磁力により搬送面に吸着する第1磁力吸着搬送路と、
    帯状の第1被覆材を第2磁力吸着搬送路の搬送面上に供給し、かつ所定の搬送方向へ移動させる第1被覆材供給手段と、
    帯状の第2被覆材を第2磁力吸着搬送路上におけるシート状被包装体チップの上に供給し、かつ前記搬送方向へ移動させる第2被覆材供給手段と、
    前記第1磁力吸着搬送路の搬送方向側に設けられ、搬送面が第1磁力吸着搬送路の搬送面との対向方向を向き、かつ第1磁力吸着搬送路のシート状被包装体チップを搬送面に貰い受け可能な状態に配され、シート状被包装体チップを、第1被覆材と共に移動可能な状態で、磁力により搬送面に吸着する第2磁力吸着搬送路と、
    第2磁力吸着搬送路の搬送方向側に設けられ、第1被覆材と第2被覆材とをシート状被包装体チップが包装されるようにシールするシール手段と、
    このシール手段によるシール部分から第1および第2被覆材を分断して、シート状被包装体チップの包装体であるシート包装体を得るシート包装体分断形成手段とを備えていることを特徴とするシート包装体の製造装置。
  2. 前記の磁力吸着搬送路は、所定間隔をおいて互いに平行に、かつ対向する部分同士の極性が互いに異なるように配された第1磁石と第2磁石とからなり、前記シート状被包装体チップは、第1磁石と第2磁石とに跨がる状態で吸着されることを特徴とする請求項1に記載のシート包装体の製造装置。
  3. 前記の第1磁石と第2磁石とは、それぞれ、異なる極性の磁石を交互に一列状に配して形成されていることを特徴とする請求項2に記載のシート包装体の製造装置。
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