JP3732593B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3732593B2
JP3732593B2 JP26003096A JP26003096A JP3732593B2 JP 3732593 B2 JP3732593 B2 JP 3732593B2 JP 26003096 A JP26003096 A JP 26003096A JP 26003096 A JP26003096 A JP 26003096A JP 3732593 B2 JP3732593 B2 JP 3732593B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
image memory
banks
value data
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP26003096A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10105367A (ja
Inventor
泉 友 弘 小
中 康 晴 竹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP26003096A priority Critical patent/JP3732593B2/ja
Priority to US08/943,102 priority patent/US6005592A/en
Publication of JPH10105367A publication Critical patent/JPH10105367A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3732593B2 publication Critical patent/JP3732593B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
    • G09G5/36Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators characterised by the display of a graphic pattern, e.g. using an all-points-addressable [APA] memory
    • G09G5/39Control of the bit-mapped memory
    • G09G5/399Control of the bit-mapped memory using two or more bit-mapped memories, the operations of which are switched in time, e.g. ping-pong buffers
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2340/00Aspects of display data processing
    • G09G2340/10Mixing of images, i.e. displayed pixel being the result of an operation, e.g. adding, on the corresponding input pixels
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2360/00Aspects of the architecture of display systems
    • G09G2360/12Frame memory handling
    • G09G2360/122Tiling
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
    • G09G5/36Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators characterised by the display of a graphic pattern, e.g. using an all-points-addressable [APA] memory
    • G09G5/363Graphics controllers

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像処理装置に係り、特に3次元画像情報を高速で描画するための画像メモリの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
3次元画像処理装置は、3次元空間上で定義された立体の頂点をスクリーン空間に投影し、投影後の頂点情報を基にラスタライズ処理を行い、画素の色情報であるフレームデータや奥行き情報であるZ値データを生成する。
【0003】
これらの情報は、画像処理装置の演算処理の過程で一時的に画像メモリ上に蓄積される。この場合、フレーム、Z値はそれぞれに用意されたメモリ上に格納されることになる。
【0004】
さて、フレームデータの格納方式としては、一般に、ラインバッファ方式とフレームバッファ方式とがあるが、3次元画像処理においては、メモリへのアクセス時間がラインバッファ方式よりも多く取れるという利点から、フレームバッファ方式を採用するのが一般的である。また、このフレームバッファ方式も、場合によっては、ダブルバッファで用いられることが多い。ダブルバッファ方式は、1画面分のデータを格納できるフレームバッファを2つ用意し、片方を画像表示用に、他方を画像データの書き込み用に、それぞれ使用し、画面のリフレッシュレートに合わせてこれらを切り替えて使用する方式である。
【0005】
3次元画像処理装置において、そのポリゴンレート、つまり単位時間内に表示できるポリゴンの数を向上するために必要なことは、1つのメモリとのデータ転送速度を上げることである。このために考えられることのひとつが、メモリデータバスのビット幅を広げることである。
【0006】
メモリのカラムにスクリーン上の1領域を割り当てるとすると、バンド幅が広がることにより、1回にアクセスできる領域が広がるので、データの転送速度が高まり、結果としてピクセルレートが向上する。
【0007】
しかしながら、ポリゴンエッジ付近では、ポリゴン領域外のエリアが、アクセス領域に含まれることがあり、この時は、データバスの一部を無駄に使用することになってしまう。このような無駄を低減するためには、アクセスできる領域の形をフレキシブルに変えることができるようにするなどの対応が必要になってくる。
【0008】
従来から、画像メモリとしてバースト転送モードを持ったDRAMを使用することがあった。このDRAMをインターリーブ方式で使用すると、バースト転送により、メモリ上の一定方向のカラムに連続アクセスしながら、同時に次にアクセスするバンクをRASアクティブにしておくことによって、アクセスするページが切り替わる際にも、バンクが切り替わるという条件付きながら、連続アクセスすることが可能になる。しかしながら、従来は、ロウ系と、カラム系のアドレス入力が1系統でしか行えなかったため、連続しないカラムにアクセスする場合には、次のバンクのアクティブが不可能になってしまうという問題がある。つまり、スクリーンをいくつかに区切った場合に、それぞれの領域とカラムを、1対1に対応させた場合には、スクリーン上での、ある一方向への連続アクセスには都合がよいが、反面で、他方向へはオーバーヘッドをもったアクセスになってしまう。
【0009】
従来、Zバッファリングを行うことができる画像処理装置においては、画素ごとのフレームデータやZ値データを、それぞれ専用のマクロに格納するのが一般的であった。しかしながら、この方式では、フレームおよびZ値のそれぞれに使用できるメモリ容量が、それぞれのマクロ容量により制限を受けることになる。例えば、一方は、容量を多く必要とし、他方がそれほど容量を必要としない場合、必要としない側の余った容量を他方に配分できれば、限られたメモリ容量を有効に活用できるにもかかわらず、メモリの専用化により、このような利用方法が制限を受けることになってしまう。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
以上述べたように、従来の画像処理装置は、ポリゴンエッジ付近の領域でのデータ転送効率が悪く、ロウ系、カラム系のアドレス入力を一系統でしか行わないため、オーバーヘッドを持ったアクセスが避けられず、またフレームとZ値のメモリをそれぞれに専用に割り当てるために、メモリの利用効率が悪くなるなど、解決すべき問題点が多かった。
【0011】
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解消し、メモリのアドレス制御やアクセス方式を改善することにより、画像メモリと、他のユニットとのデータ転送速度を向上させ、3次元高速画像処理に適した画像処理装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
以上述べたような目的を達成するために、本発明は、画素ごとのフレームデータと奥行きを示すZ値データを生成するデータ生成手段と、ロウアドレスおよびカラムアドレスをそれぞれ別々の系統で入力できる画像メモリであって、それ自体でデータの書き込み、読み出しが可能な1つのメモリ装置ユニットとしてのマクロの複数を有し、この各マクロはそれぞれ複数のバンクを有するものとして構成されており、フレームデータとZ値データを共用のデータバスを介してアクセスされる、画像メモリと、前記各データに基づいて表示が行われるスクリーンを複数の矩形領域に分割し、この各矩形領域はそれのフレームデータとZ値データのそれぞれが前記画像メモリにおけるある大きさをもったひとつのページに収まるように設定され、スクリーンにおける同一の前記矩形領域に対応するフレームデータとZ値データをそれぞれ異なるマクロにおけるバンクに配分して格納すると共に、フレームデータに関してはスクリーンにおける隣り合う矩形領域のフレームデータは前記画像メモリにおける同一のマクロにおける異なるバンクに又は異なるマクロにおけるバンクに格納し、且つ、Z値データに関してはスクリーンにおける隣り合う矩形領域のZ値データは前記画像メモリにおける同一のマクロにおける異なるバンクに又は異なるマクロにおけるバンクに格納し、さらにフレームデータとZ値データの関係についてみた場合には、スクリーンにおけるある矩形領域のフレームデータとそれと隣り合う矩形領域のZ値データを、前記画像メモリにおける同一マクロにおける異なるバンクに又は異なるマクロにおけるバンクに格納し、加えて、前記画像メモリにおける前記各マクロ及び前記各バンクをその使用頻度が平均的となるように使用する、コントローラ手段と、を備えることを特徴とする画像処理装置を提供するものである。
【0013】
以上述べたような目的を達成するために、本発明は、更に、上記の画像処理装置として、前記コントローラ手段が、前記バンクにアクセスする場合に、アドレスを連続的に入力し、同一ページ内の任意のアドレスに連続アクセスするようにし、このカラムアドレス入力と並行して、次にアクセスするバンクを前もってロウアクティブにしておくことにより、アクセスするバンクが切り替わった際に連続的にアクセスさせるように制御する画像処理装置を提供するものである。
【0014】
【実施例】
以下、図面を参照しながら本発明の実施例を説明する。
実施例1.
図1は、本発明の実施例1に対応する画像処理プロセッサの構成図である。
【0015】
図において示すように、画像処理プロセッサ23において、各画素ごとのフレームデータを生成する役割を果たすのが、ピクセル生成ユニット1である。画像メモリ2は、ピクセル生成ユニット1で生成された画素データを格納するためのもので、1マクロ分を示している。バンク3、4は画像メモリ2において複数が設定される。DRAMコントローラ5は画像メモリ2を制御するためにピクセル生成ユニット1と画像メモリ2の間に配置されるもので、画像メモリ2に対するロウアドレス入力系6とカラムアドレス入力系7を有し、データと共にそれぞれのアドレスを与える。なお、ロウアドレスおよびカラムアドレスは、別々のバンク3、4に対して、それぞれ同時に与えることができる。なお、DRAMコントローラ5において、画像メモリ2をアクセスする場合のアドレスの順序は、予めアドレス順序予測回路8により予測されるようになっている。そして、以上の構成要素は1つのLSI上に混載されている。
【0016】
なお、ピクセル生成ユニット1に対しては、図示しないCPUから制御信号及び画像データが与えられ、DRAMコントローラ5からは、図示しないディスプレイに対して表示信号が送出される。
【0017】
以上述べたような構成において、次にその作用を、図2の説明図にしたがって説明する。ちなみに、図2は、スクリーンを第1の矩形領域に分割した時の矩形領域のフレームのバンク割り付けの概念図である。
【0018】
さて、ピクセル生成ユニット1において生成した、スクリーンに表示すべきフレームは、DRAMコントローラ5において、図2に示すように第1の矩形領域に分割されるが、その際に、隣り合う矩形領域のデータは異なるバンクに図示のように、チェス板模様状に割りつけられる。
【0019】
さて、スクリーンの第1の矩形領域分割と、それぞれの矩形領域のフレームデータのバンク割りつけにおいては、図2の場合、画像メモリ2のバンクを、バンク3、4と、2つ使用するケースを例示している。この場合、各矩形領域全体のフレームデータのメモリ容量が、画像メモリ2の1ページ以内に収まるように領域分割し、バンクと矩形領域の割り付けを行う。
【0020】
そして、画像メモリ2のバンク3、バンク4に、それぞれ隣接する第1の矩形領域を割り当て、スクリーンの水平方向、つまりX方向および、垂直方向、つまりY方向に関して、カラムアドレスおよび、ロウアドレスを個別に与えることにより、任意の方向に向かって、任意の画素を連続アクセスする。
【0021】
この場合、画像メモリ2にアドレスを与える系統が、DRAMコントローラ5において、ロウアドレス入力系6とカラムアドレス入力系7がそれぞれ分離しているため、同一ページ、つまりスクリーン上の第1の矩形領域内の任意の画素にカラムアドレスを連続入力して連続アクセスしながら、次にアクセスするバンク3、4のロウアドレスを、アドレス順序予測回路8により予見し、このロウアドレスを、予めアクティブにしておくことが可能になる。つまり、直ちに次のバンクのカラムアドレスの入力が可能となり、ページブレークのオーバーヘッドをなくすことができるからである。
【0022】
以上述べたように、DRAMコントローラ5から画像メモリ2に対するロウアドレス入力系6とカラムアドレス入力系7を分離しておくことにより、それぞれが1系統で構成される場合に比較して、アクセス方向の制約が緩和されることになり、効率的な画像メモリ2のアクセスが可能となる。
実施例2.
図3は、本発明の実施例2の画像処理装置の部分ブロック図である。
【0023】
図3は、図1の画像メモリ2において、カラムとは無関係にアクセスできる小単位を持った構成を示すものであり、そのひとつの単位としてマクロ9が設定されている。マクロ9において、バンク3、4は、それぞれ小領域11、12と、小領域13、14というように、分割されている。一方、マクロ9には、データバス10が接続されているが、データバス10そのものも、バンク3、4の分割数に合わせて、いくつかのブロックに分割されており、バンク3、4のそれぞれ分割された小領域11、12および小領域13、14に対応している。
【0024】
カラムは、バンク3、4内の小領域11、12および小領域13、14の単位数に均等に分割され、それぞれの小単位に分散して配置されている。このため、カラムが異なっていても、分割されたデータバス10が異なる同一ページ内の小単位どうしは同時にアクセスできることになる。
【0025】
図4は、このマクロ9を、図1の画像メモリ2に適用した場合の、スクリーン上の画素と、画像メモリ2のカラムおよび、それぞれバンク3、4を構成する小単位の対応関係を示す説明図である。
【0026】
図4に、太線で囲って示すように、カラムの小単位に、領域Aと領域Bを割り当てた場合、カラム内のある小単位に対応する第3の矩形領域が完全にポリゴン領域外である場合、これにアクセスせず、一方で、対応づけられたデータバス10が前記の小単位と同じで、その第3の矩形領域がポリゴン内部に含まれるような同一ページ内の別のカラムの小単位にはアクセスすることを可能にすることができる。
【0027】
その結果、小単位がない場合に比較して、データの転送密度が向上し、バス幅を広げることなく、実効的なデータ転送速度を上げることができる。
実施例3.
マクロ9を複数配置した構成とする。つまり、スクリーン上の画素とマクロの割り付け方において、スクリーン上の第1の矩形領域を、更に複数の第2の矩形領域に分割して、これをページ内のカラムに1対1で対応させ、隣接する第2の矩形領域のフレームデータを別マクロに書き込み、読み込むようにする。
【0028】
その結果、同時に処理する画素は、通常隣接していることが多いので、隣接するカラム矩形領域のデータを、互いに別のマクロに割りつけるようにしておくことで、処理を効率化することができる。
実施例4.
図5は、本発明の実施例4の画像処理装置の部分ブロック図である。
【0029】
図5は、フレームデータとZ値データを扱うシステムの場合の構成であり、マクロ15、16と2個をペアで使用する。マクロ15は、領域Aに対応するバンク17、領域Bに対応するバンク18に分割されており、マクロ16は、領域Cに対応するバンク19、領域Dに対応するバンク20に分割されている。
【0030】
以上のような構成において、フレームデータおよびZ値データのそれぞれが、画像メモリ2の1ページ以内に収まるように、スクリーンを矩形領域に分割し、隣接する矩形領域のデータは、バンク17、18、19、20のそれぞれ別のバンク又はマクロに格納し、かつ同一矩形領域に対応するフレームデータとZ値データは、ペアマクロ15、16の別々のマクロに分散格納するようにする。
【0031】
つまり、図6の説明図に示すように、フレームデータについては、同図(A)に示すように、分散格納し、Z値データについては、同図(B)に示すように分散格納することにより、ペアのマクロ15、16を均等に使用することが可能となり、画像メモリ2を効率的に運用することができる。
実施例5.
なお、図1、図5のような構成において、バンク17、18、19、20にアクセスする場合に、カラムアドレスを連続的に入力して同一ページ内の任意のアドレスに連続アクセスしながら、このアクセスと並行して、次にアクセスするバンクを前もって、RASアクティブにしておくことにより、アクセスするバンクが切り替わった際にも、連続的にアクセスすることが可能になるが、このような機能をDRAMコントローラ5およびアドレス順序予測回路8に持たせておく。
【0032】
つまり、DRAMコントローラ5は、ロウアドレス入力系6とカラムアドレス入力系7を別々に入力可能なため、上記のように、ロウ系とカラム系を同時入力することが可能であり、カラム入力を行いながら、次にアクセスするバンクをアクティブにし、ページブレークのペナルティを軽減したりなくしたりすることが可能となり、画像メモリ2のアクセス効率を向上することができる。
実施例6.
図7は、本発明の実施例6の画像処理装置の部分ブロック図である。
【0033】
図7の構成では、対応する画素が同一であるフレームデータとZ値データを、別々のマクロ15、16に書き込み、また、それぞれのマクロ15、16からこれらを読み出すように、DRAMコントローラ5により画像メモリ2を制御し、同じ画素に対応するフレームデータとZ値データが、それぞれ格納されているマクロ15、16に対して、1つのデータバスから交互にアクセスできるようにしている。
【0034】
つまり、スクリーン上の画素とメモリの記憶領域を、図6にあるように割りつけるに当たり、その上で、ある画素データを画像メモリ2に書き込んだり、読み出したりする時に、その画素に対応するフレームデータとZ値データのそれぞれが格納されているマクロ15、16に対して、DRAMコントローラ5から交互にカラムアドレスを発行してアクセスすることにより、ペアのマクロ15、16を交互にアクセスする。
実施例7.
図8は、本発明の実施例7の画像処理装置の部分ブロック図である。
【0035】
図8の構成では、対応する画素が同一であるフレームデータとZ値データを、マクロ15と16に別々に書き込み、また、それぞれのマクロ15、16からこれらを読み込む機能を、DRAMコントローラ5に与えており、画素が対応するフレームデータとZ値データを格納するマクロ15、16に対して、データバスから同時にアクセスし、画素の対応するフレームデータとZ値データを同時に読み出しまたは書き込みすることを可能としている。
【0036】
つまり、マクロ15とマクロ16は、それぞれ同じ画素が対応するフレームデータとZ値データを格納するペアマクロを構成しており、DRAMコントローラ5には、それぞれフレームデータとZ値データ用に、フレームデータバッファ21とZ値データバッファ22を持たせている。そして、DRAMコントローラ5はある画素データにアクセスする時に、そのフレームデータおよびZ値データを格納するそれぞれのマクロ15、16にカラムアドレスを同時発行し、同データのやりとりを両方のマクロ15、16から同時に行う。
【0037】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
実施形1.
図9は、本発明の実施形1の画像処理装置のブロック図である。
【0038】
図において示すように、画像処理装置本体23は、ポリゴン頂点情報を生成するCPUなどに接続するための外部バスインターフェース25、この頂点情報からポリゴン内部の画素データを生成するためのDDA(ディジタルディファレンシャルアナライザ)24、1つのマクロ9を含むDRAMで構成される画像メモリ2、画像メモリ2の制御を行うメモリインターフェース27および図示しないディスプレイに画像データを送出するバッファ26で構成されている。一方、メモリインターフェース27は、アドレスバッファ29と、データバッファ30と未来にアクセスするロウアドレスを内部にバッファリングするアドレス先読み回路28で構成される。ちなみに、メモリインターフェース27は1つのマクロ9に対してロウ系とカラム系の両アドレスを同時に入力できる。なお、図中のメモリインターフェース27およびバッファ26は、図1のDRAMコントローラ5に対応する作用を有するものであり、DDA24および外部バスインターフェース25は図1のピクセル生成ユニット1に対応するものである。
【0039】
以上述べたような構成において、次にその動作を説明する。
【0040】
まず、連続アクセスの場合を考える。
【0041】
画像メモリ2の構成として、ここでは以下のようなものを考える。
【0042】
メモリデータバス幅 128ビット
マクロ数 1
バンク数 2
ページサイズ 32カラム
カラムサイズ 128ビット
小単位 なし
ピクセルビット数 16ビット/ピクセル
シンクロナスインターフェース あり
この条件の下では、1カラムに8画素分のデータを格納することができる。この時、図10の説明図に示すように、スクリーンを4X2列の画素からなる矩形領域に分割し、それぞれの矩形領域を画像メモリ2のカラムに1対1で割りつけることができる。また、画像メモリ2の1ページは、32カラム構成となっているため、図10の矩形領域を、図11の説明図に示すように、8X4列ごとに画像メモリ2の1ページに対応づけることができる。この場合、隣接するページの矩形領域のデータは互いに別のバンクに格納する。なお、図11では、ハッチングで示した領域と、網点で示した領域がそれぞれ別々のバンクに対応する。
【0043】
このようなアドレッシングを行うとして、図11の矢印の方向、つまりY方向に添って、DDA24が発生させた画素データを画像メモリ2に格納する場合のことを考える。
【0044】
メモリインターフェース27は、DDA24から送り込まれた画素データとそのアドレスデータを受け取り、データバッファ30およびアドレスバッファ29にバッファリングする。これとは別に、アドレス先読み回路28は、未来にアクセスするロウアドレスを、内部に持っているロウアドレスバッファにバッファリングし、これをモニタして、どのような順番で、どのバンクの、どのロウアドレスにアクセスするかを予見する。
【0045】
ここで、画像メモリ2のアクセスのタイミング例を、バンクA、Bのふたつのバンクにアクセスする場合を例にとって、図12のタイミングチャートに示す。図において、(A)はバンクAに対するロウアドレスAのタイミング、(B)はバンクBに対するロウアドレスBのタイミング、(C)はバンクAに対するカラムアドレスAのタイミング、(D)はバンクBに対するカラムアドレスBのタイミングをそれぞれ示すものである。
【0046】
図12の例では、タイムフレームt1にロウアドレスRA0を、タイムフレームt3にカラムアドレスCA0を、タイムフレームt4にカラムアドレスCA1を、タイムフレームt5にロウアドレスRA1とカラムアドレスCA2を、タイムフレームt6にカラムアドレスCA3を、タイムフレームt7にカラムアドレスCA4を、タイムフレームt8にカラムアドレスCA5を、タイムフレームt9にロウアドレスRA3とカラムアドレスCA6を、タイムフレームt10にカラムアドレスCA7を、タイムフレームt11にカラムアドレスCA8を、タイムフレームt12にカラムアドレスCA9を、タイムフレームt13にカラムアドレスCA10を、タイムフレームt14にカラムアドレスCA11を、それぞれ与えている。つまり、タイムフレームt5、t9の場合にも示すように、1つのマクロ9に対して、ロウ系とカラム形のアドレスを別系統で入力できるため、2つあるバンクのうちの一方に、カラムアドレスを入力しながら、アドレス先読み回路28によって得た情報から、次のバンクへのアクセスを先読みして、これに基づきロウアドレスをアクティブにしておき、実際のアクセスを高速化している。つまり、予めロウアドレスをアクティブにしておくことで、アクセスページが切り替わった際に発生するページブレイクペナルティをなくせるか、または軽減することができる。また、ロウアクティブ動作を行うために、カラム系の入力を中断する必要がないので、同一ページ内の任意のカラム間での連続アクセスが保証される。このことは、図11のようなメモリ構成におけるスキャンの方向がスクリーンの上下左右のいずれの方向であっても連続アクセスが可能であることを示している。
【0047】
次に、カラム分割の場合を考える。
【0048】
連続アクセスの場合の条件に付加して、カラムを複数の小単位に分割して、これら小単位がカラムとは独立してアクセス可能な画像メモリ2を使用する場合を考える。ここでは、図13の説明図に示すように、各カラムが4つずつの小単位に分割されている場合を考える。この時、各小単位は、32ビットで構成される。したがって、各小単位には2画素分のデータを格納することが可能である。画像メモリ2のデータバスは、カラムの分割数、つまりカラム内の小単位数と同数分だけブロック分割され、それぞれのバスブロックは、カラムごとに小単位と1対1に対応し、それぞれの小単位のデータバスとなる。この例では、画像メモリ2の128ビットデータバスが32ビットごとの4ブロックに分割され、それぞれの小単位に対応づけられる。
【0049】
このような形で画像メモリ2を使用する時、メモリインターフェース27はDDA24から受け取ったデータをバッファリングし、4つの小単位(この場合所属するカラムが異なっていても対応するデータバスが異なっていればよい)分のデータがそろったところでパッキングして画像メモリ2に送り込むように制御することができる。
【0050】
図14の説明図に、以上のような画像メモリ2に対するアドレッシングの一例を示す。つまり、図面では、縦ハッチングで塗られた画素、斜ハッチングで塗られた画素、濃い網点で塗られた画素、薄い網点で塗られた画素の4種類の画素単位が示されているが、同じ塗りで示された2つのペアの画素でひとつの小単位が形成されている。そして、異なる塗りどうしの小単位を4つ集めて1つのカラムが構成される。
【0051】
図15は、図14のようにアドレッシングされたスクリーン上の実際のポリゴンデータのパッキング例を示す説明図である。図面では、細線の三角形で示されるポリゴンに対して、太線で囲まれた凸型の領域が1回にアクセスされる様子を示している。
【0052】
図示のように、小単位を設けることにより、1回にアクセスする領域の形を、凸型などのように、フレキシブルに変えることができるので、特に、ポリゴンエッジにおける無駄なアクセスを低減することが可能である。
【0053】
つまり、無駄なアクセスの低減によって、実効的なデータ転送密度が向上し、バス幅を広げることなく、データ転送速度を上げることができるようになる。
【0054】
次に、複数マクロの場合を考えるに、基本的にスクリーン上の隣り合うカラム矩形領域のデータは、異なるマクロに格納するようにメモリインターフェース27により画像メモリ2を制御することにより、複数マクロの効率的な運用が可能となる。
実施形2
図16は、本発明の実施形2の画像処理装置のブロック図である。
【0055】
図において示すように、画像処理装置本体23には、アルファブレンディングを行うためのブレンディングユニット34、Z比較を行うためのZ比較器33が付加されており、2つ以上のポリゴンが一部または全体で重なり合う時に、重なり合う画素でそれぞれの色を混ぜ合わせるアルファブレンディング処理と、奥行き値を比較して手前側のポリゴンを描写するZバッファリング処理を行えるようになっている。このために、アドレス先読み回路28には、フレーム用バッファ(F用バッファ)31とZ用バッファ32が付加されている。なお、画像メモリ2は、マクロ15、16と2つのマクロを有しており、これに対応して、アドレス先読み回路28内のロウアドレスバッファは、各マクロに対として2個を有する。ちなみに、図中のメモリインターフェース27およびバッファ26は、図1のDRAMコントローラ5に対応する作用を有するものであり、DDA24、外部バスインターフェース25、Z比較器33、ブレンディングユニット34は図1のピクセル生成ユニット1に対応するものである。
【0056】
画像メモリ2の構成として、ここでは以下のようなものを考える。
【0057】
マクロデータバス幅 256ビット(I/O分離型)
マクロ数 2
バンク数 2(1マクロ当たり)
ページサイズ 32カラム
カラムサイズ 256ビット
ピクセルビット数(フレーム) 32ビット/ピクセル
ピクセルビット数(Z) 32ビット/ピクセル
シンクロナスインターフェース あり
ここで、1画素あたりのフレームデータは、R(赤)、G(緑)、B(青)の各8ビットと、透明度を表すアルファ値の8ビットの計32ビットで構成されるものとする。
【0058】
以上のような画像メモリ2の構成を採用した場合、フレームデータとZ値データのそれぞれにおいて、1カラムあたり8画素分のデータを格納することができる。したがって、スクリーンを4x2画素ごとの矩形領域に分割してそれぞれの領域にフレームデータ用とZ値データ用として、2つのカラムを割り当てることができる。ただし、このふたつのカラムが、それぞれ異なるマクロ15、16に属しているようにする。
【0059】
つまり、スクリーンを横32画素、縦8画素ごとの領域に区切ると、この領域のフレームデータおよびZ値データは、それぞれ画像メモリ2の1ページ分のデータ量に相当することになる。この領域のフレームデータとZ値データは、別のマクロ15、16に格納するようにする。更に、隣り合うページの矩形領域のデータは、別バンク又は別マクロに格納する。
【0060】
一方、フレームデータとZ値データは、両マクロ15、16に均等に配分するように割り当てる。
【0061】
以上のような条件でアドレッシングを行った場合、そのスクリーンに対するページ割りつけは、図6に示すようになり、カラム割りつけは、図17に示すようになる。ちなみに、図17(A)はカラムに対する画素の配置を示しており、同図(B)はページに対するカラムの配置を示している。このようなアドレッシングにより、各マクロ15、16で均等にメモリ容量を使用することができる。このため、フレームとZで、1画素当たりに要するビット数が異なる場合に、効率よくメモリ資源を活用することができる。
【0062】
マクロ15、16へのロウ系とカラム系のアドレス入力は、2系統に分かれているので、ページ内の任意のカラムへのアクセスは、ロウ系の入力に依存せず、連続アクセスすることができる。
【0063】
図16のアドレス先読み回路28は、内部に持つロウアドレスバッファにキューイングされたロウアドレス情報から、以降にアクセスするロウアドレスを監視し、同マクロ内でアクセスするバンクが変わることが予測された場合は、現在のバンクにアクセスしながら予め次にアクセスするバンクをロウアクティブにする。こうしておくことにより、アクセスするページが変わった際のオーバーヘッドをなくせるかまたは軽減することができる。
【0064】
以上説明したようなアドレッシングの実効と、画像メモリ2の使用は、特にスクリーンの水平方向および垂直方向に向かってアクセスする時に、これを連続アクセスする上で有効である。この際に、ロウ系とカラム系が一系統である場合に比較して、そのアクセス方向にかかわらず、連続アクセスすることが可能になる。
【0065】
次に、フレームデータおよびZ値データの交互アクセスを考える。このとき、画像メモリ2とメモリインターフェース27間のデータバスを256ビットにすることができる。
【0066】
さて、アルファブレンディングとZバッファリングの処理は、一部または全てが重なり合う2つのポリゴンが存在し、これらのポリゴンのデータが順番にDDA24によって生成され、画像メモリ2側に送り込まれる場合に、重なり合う部分に対して行われるが、これらの両方の処理が行われる場合について以下に説明する。
【0067】
この時の処理サイクルは、次のようになる。
【0068】
まず、先に画像メモリ2に格納された側のポリゴンの画素データを画像メモリ2からブレンディングユニット34およびZ比較器33に読み出す。ここで、新たにDDA24から送り込まれてきたポリゴンのデータと画素ごとに各処理を行う。その結果を、画像メモリ2の元の位置に書き込む。
【0069】
画像メモリ2のアクセスは、フレームとZの交互のアクセスとした場合、前記のアルファブレンディング及びZバッファリングを行うとき一例として、フレームリード、Zリード、フレームライトおよびZライトの繰り返しサイクルになる。
【0070】
このサイクルを実行する場合のタイミングの関係を図18に示す。ちなみに、同図(A)は基本クロック、同図(B)はバンクAに対するロウアドレスAのタイミングであり、アドレスA0およびプリチャージPCのタイミングを示し、同図(C)はバンクBに対するロウアドレスBのタイミングであり、アドレスA1のタイミングを示し、同図(D)はバンクAに対するカラムアドレスAのタイミングであり、読み出しのためのカラムアクティブRA0、RA1、RA2、RA3および書き込みのためのカラムアクティブWA0、WA1、WA2、WA3のタイミングを示し、(E)はバンクBに対するカラムアドレスBのタイミングであり、読み出しのためのカラムアクティブRA4、RA5、RA6、RA7のタイミングを示し、(F)はデータ入力I0、I1、I2、I3、I4のタイミング、(G)はデータ出力O0、O1、O2、O3、O4、O5、O6、O7のタイミングをそれぞれ示すものである。
【0071】
図6からも明らかなように、同じ画素に対応するフレームとZは、別々のマクロに格納するので、画像メモリ2のアクセスサイクルにおいて画像メモリ2とメモリーインターフェース27間のデータバスを共用してペアのマクロに交互にアクセスすることになる。
【0072】
即ち、タイミングT0でバンクAのロウがアドレスA0によって活性化される。この後に、バンクAのリードができるようになる。つまり、タイミングT2において、バンクAにおけるカラムAのアドレスRA0が加えられ、2クロック後のタイミングT4において出力される。この遅延時間はメモリ性能に依存する。このようにしてのバンクAについてのリード中のタイミングT4でバンクBのロウを活性化するアドレスA1が加えられる。これにより、バンクBのロウが活性化される。バンクAのリードが終了すると、タイミングT6においてバンクBからリードするためのアドレスRA4が加えられる。これに対応するリードの出力O4は、タイミングT8で出力される。また、ライトは、先に読み出したデータO0に対してブレンディング処理又はZ処理を施した後タイミングT10において、バンクAについてカラムアドレスWA0が加えられると、直ちにデータI0として処理結果がライトされる。なお、ここでは、データバスはI/O分離となっている。
【0073】
さて、読み出しステップの後に、アルファブレンディング処理やZバッファリング処理を行うとすると、そこで一時的にメモリアクセスが中断してしまうが、各ステップを複数回のアクセスで構成し、リードした画素データから順に、次の画素データのリードと並行して、アルファブレンディング処理やZバッファリング処理を行うことにより、かつ、前記のプリロウアクティブ動作をとり入れることにより一連のサイクルを連続アクセスで行うことが可能となる。
【0074】
ところで、アルファブレンディング処理やZバッファリング処理を行った結果、もとのデータになんらの変更がない場合がある。例えば、画像メモリ2から読み出したZ値が新たにZ比較器33に送り込まれてきたZ値に対して、スクリーンの手前側にあると判定され、かつ画像メモリ2から読み出してきた側のポリゴンの画素が完全に不透明であるような場合、フレームデータの混ぜ合わせがまったく不要であり、データの変更は生じない。したがって、メモリアクセスの前記の1サイクルで処理される全ての画素データについて、このような結果になった場合、メモリインターフェース27では、Zライトのステップをキャンセルし、このステップに次のサイクルの画素のフレームデータリードを行うようにする。その結果、画像メモリ2のアクセス回数が低減し、その分の高速化が可能である。
【0075】
次に、アルファブレンディングとZバッファリングの処理のうち、Zバッファリングの処理のみが行われる場合について以下に説明する。
【0076】
この場合には、フレームリード、Zリード、フレームライト、Zライトの4つのステップのうちのフレームリードが不要になる。この時、メモリインターフェース27は画像メモリ2に対して、Zリード、フレームライト、Zライトの3つのステップの繰り返しによるサイクルでメモリアクセスを行う。また、Zバッファリング処理の結果、全ての画素についてデータの入れ替えの必要がないと判断された場合は、Zライトのステップをスキップして、Zリードとフレームライトの2つのステップでサイクルを完結させ、次の画素のZ値のリードを行う。
【0077】
次に、フレームデータおよびZ値データの同時アクセスを考える。
【0078】
このような同時アクセスは、重なり合うポリゴンどうしのブレンディング処理とZバッファリング処理を行う場合に、フレームデータとZ値データのメモリアクセスとして、画素が対応するフレームとZが格納されているマクロに同時アクセスすることによって行うことができる。この場合には、1つのデータバスから2つのマクロにアクセスするため、各マクロのデータバスを128ビットにすると画像メモリ2とメモリーインターフェース27間のデータバスを256ビットにできる。この時、アドレスバッファ29にはフレームデータとZ値データのアドレスが並列で格納され、アクセス時にペアのマクロにアドレスを同時発行し、同一データバスから両方のデータを同時アクセスする。
【0079】
以上のように、フレームデータとZ値データの交互アクセスの場合、および同時アクセスの場合について、画像メモリ2のアクセスの方式について説明してきたが、さまざまな場合に応じて、画像メモリ2へのアクセス回数を低減することにより、画像メモリ2の運用効率を高め、結果として高速アクセスを実現することができる。
【0080】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の画像処理装置は、画像メモリの効率的な利用と、実効的なデータ転送速度の向上と、オーバーヘッドの軽減ができるように構成したので、比較的安価な構成で、高速処理が可能な3次元グラフィックスシステムを実現できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の画像処理LSIのブロック図である。
【図2】図1の構成における矩形領域のバンク割りつけの説明図である。
【図3】本発明の実施例2の画像処理LSIの部分ブロック図であり、小単位を設ける場合のメモリ構成を示すものである。
【図4】カラムと小単位のスクリーン領域への割りつけの説明図である。
【図5】本発明の実施例4の画像処理LSIの部分ブロック図であり、フレームデータとZ値データを格納する構成を示すものである。
【図6】フレームデータとZ値データのメモリへの格納の説明図である。
【図7】本発明の実施例6の画像処理LSIの部分ブロック図であり、フレームデータとZ値データの交互アクセスの構成を例示するものである。
【図8】本発明の実施例7の画像処理LSIの部分ブロック図であり、フレームデータとZ値データの同時アクセスの構成を例示するものである。
【図9】本発明の実施形1の画像処理LSIのブロック図である。
【図10】実施形1における矩形部分のカラムの構成の説明図である。
【図11】実施形1における画像メモリのページおよびカラムの割りつけの説明図である。
【図12】実施形1において連続アクセスを行う場合の一例を示すタイミングチャートである。
【図13】実施形1における小単位構成の説明図である。
【図14】実施形1におけるカラムと小単位のアドレッシングの説明図である。
【図15】実施形1におけるポリゴンデータのパッキングの一例の説明図である。
【図16】本発明の実施形2の画像処理LSIのブロック図である。
【図17】実施形2におけるページとカラムの矩形領域の対応の説明図である。
【図18】アルファブレンディングおよびZバッファリングを行う場合の一例を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 ピクセル生成ユニット
2 画像メモリ
3、4、17、18、19、20 バンク
5 DRAMコントローラ
6 ロウアドレス入力系
7 カラムアドレス入力系
8 アドレス順序予測回路
9、15、16 マクロ
10 データバス
11、12、13、14 小領域
21 フレームデータバッファ
22 Z値データバッファ
23 画像処理LSI本体
24 DDA
25 外部バスインターフェース
26 バッファ
27 メモリインターフェース
28 アドレス先読み回路
29 アドレスバッファ
30 データバッファ
31 Fバッファ
32 Zバッファ
33 Z比較器
34 ブレンディングユニット

Claims (4)

  1. 画素ごとのフレームデータと奥行きを示すZ値データを生成するデータ生成手段と、
    ロウアドレスおよびカラムアドレスをそれぞれ別々の系統で入力できる画像メモリであって、それ自体でデータの書き込み、読み出しが可能な1つのメモリ装置ユニットとしてのマクロの複数を有し、この各マクロはそれぞれ複数のバンクを有するものとして構成されており、フレームデータとZ値データを共用のデータバスを介してアクセスされる、画像メモリと、
    前記各データに基づいて表示が行われるスクリーンを複数の矩形領域に分割し、この各矩形領域はそれのフレームデータとZ値データのそれぞれが前記画像メモリにおけるある大きさをもったひとつのページに収まるように設定され、スクリーンにおける同一の前記矩形領域に対応するフレームデータとZ値データをそれぞれ異なるマクロにおけるバンクに配分して格納すると共に、フレームデータに関してはスクリーンにおける隣り合う矩形領域のフレームデータは前記画像メモリにおける同一のマクロにおける異なるバンクに又は異なるマクロにおけるバンクに格納し、且つ、Z値データに関してはスクリーンにおける隣り合う矩形領域のZ値データは前記画像メモリにおける同一のマクロにおける異なるバンクに又は異なるマクロにおけるバンクに格納し、さらにフレームデータとZ値データの関係についてみた場合には、スクリーンにおけるある矩形領域のフレームデータとそれと隣り合う矩形領域のZ値データを、前記画像メモリにおける同一マクロにおける異なるバンクに又は異なるマクロにおけるバンクに格納し、加えて、前記画像メモリにおける前記各マクロ及び前記各バンクをその使用頻度が平均的となるように使用する、コントローラ手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記コントローラ手段が、前記バンクにアクセスする場合に、アドレスを連続的に入力し、同一ページ内の任意のアドレスに連続アクセスするようにし、このカラムアドレス入力と並行して、次にアクセスするバンクを前もってロウアクティブにしておくことにより、アクセスするバンクが切り替わった際に連続的にアクセスさせるように制御する、請求項の画像処理装置。
  3. 前記コントローラ手段によって、同一の画素に対応するフレームデータとZ値データを別々のマクロに、1つのデータバスから交互にアクセスする、請求項の画像処理装置。
  4. 前記コントローラ手段によって、同一の画素に対応するフレームデータとZ値データを別々のマクロに同時にアクセスすることにより、これらのフレームデータとZ値データを別々のマクロから同時にリードまたはライトする、請求項の画像処理装置。
JP26003096A 1996-09-30 1996-09-30 画像処理装置 Expired - Fee Related JP3732593B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26003096A JP3732593B2 (ja) 1996-09-30 1996-09-30 画像処理装置
US08/943,102 US6005592A (en) 1996-09-30 1997-09-30 Image processing apparatus having improved memory access for high speed 3-dimensional image processing

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26003096A JP3732593B2 (ja) 1996-09-30 1996-09-30 画像処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10105367A JPH10105367A (ja) 1998-04-24
JP3732593B2 true JP3732593B2 (ja) 2006-01-05

Family

ID=17342336

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26003096A Expired - Fee Related JP3732593B2 (ja) 1996-09-30 1996-09-30 画像処理装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6005592A (ja)
JP (1) JP3732593B2 (ja)

Families Citing this family (40)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5959929A (en) * 1997-12-29 1999-09-28 Micron Technology, Inc. Method for writing to multiple banks of a memory device
JP2000250528A (ja) * 1998-12-28 2000-09-14 Namco Ltd 画像メモリ装置
US6401180B1 (en) * 1999-01-04 2002-06-04 Advanced Micro Devices, Inc. Bank history table for improved pre-charge scheduling of random access memory banks
GB9921777D0 (en) * 1999-09-16 1999-11-17 Koninkl Philips Electronics Nv Method and apparatus for handling translucency in 3d graphics
US6370413B1 (en) * 1999-11-02 2002-04-09 Siemens Medical Solutions Usa, Inc. Ultrasound imaging system and method to archive and review 3-D ultrasound data
US6694421B2 (en) * 1999-12-29 2004-02-17 Intel Corporation Cache memory bank access prediction
US6828977B2 (en) * 2001-02-15 2004-12-07 Sony Corporation Dynamic buffer pages
US6795079B2 (en) * 2001-02-15 2004-09-21 Sony Corporation Two-dimensional buffer pages
US6765580B2 (en) * 2001-02-15 2004-07-20 Sony Corporation Pixel pages optimized for GLV
US6831651B2 (en) * 2001-02-15 2004-12-14 Sony Corporation Checkerboard buffer
US6803917B2 (en) * 2001-02-15 2004-10-12 Sony Corporation Checkerboard buffer using memory bank alternation
US6765579B2 (en) * 2001-02-15 2004-07-20 Sony Corporation Pixel pages using combined addressing
US6831650B2 (en) * 2001-02-15 2004-12-14 Sony Corporation Checkerboard buffer using sequential memory locations
US6801204B2 (en) * 2001-02-15 2004-10-05 Sony Corporation, A Japanese Corporation Checkerboard buffer using memory blocks
US7205993B2 (en) * 2001-02-15 2007-04-17 Sony Corporation Checkerboard buffer using two-dimensional buffer pages and using memory bank alternation
US7379069B2 (en) * 2001-02-15 2008-05-27 Sony Corporation Checkerboard buffer using two-dimensional buffer pages
US6791557B2 (en) * 2001-02-15 2004-09-14 Sony Corporation Two-dimensional buffer pages using bit-field addressing
US6992674B2 (en) * 2001-02-15 2006-01-31 Sony Corporation Checkerboard buffer using two-dimensional buffer pages and using state addressing
US6831649B2 (en) * 2001-02-15 2004-12-14 Sony Corporation Two-dimensional buffer pages using state addressing
US6850241B2 (en) * 2001-02-15 2005-02-01 Sony Corporation Swapped pixel pages
US7038691B2 (en) * 2001-02-15 2006-05-02 Sony Corporation Two-dimensional buffer pages using memory bank alternation
US7088369B2 (en) * 2001-02-15 2006-08-08 Sony Corporation Checkerboard buffer using two-dimensional buffer pages and using bit-field addressing
US6768490B2 (en) * 2001-02-15 2004-07-27 Sony Corporation Checkerboard buffer using more than two memory devices
US20030058368A1 (en) * 2001-09-24 2003-03-27 Mark Champion Image warping using pixel pages
US6965980B2 (en) * 2002-02-14 2005-11-15 Sony Corporation Multi-sequence burst accessing for SDRAM
US6836272B2 (en) * 2002-03-12 2004-12-28 Sun Microsystems, Inc. Frame buffer addressing scheme
US7036908B2 (en) * 2003-11-14 2006-05-02 Randall Don Briggs Method and apparatus for color formatting in a color printer
JP4586627B2 (ja) * 2005-05-18 2010-11-24 ソニー株式会社 データアクセス装置、データアクセス方法、プログラムおよび記録媒体
JP5018074B2 (ja) * 2006-12-22 2012-09-05 富士通セミコンダクター株式会社 メモリ装置,メモリコントローラ及びメモリシステム
US20080151670A1 (en) 2006-12-22 2008-06-26 Tomohiro Kawakubo Memory device, memory controller and memory system
US7668040B2 (en) 2006-12-22 2010-02-23 Fujitsu Microelectronics Limited Memory device, memory controller and memory system
US8307190B2 (en) 2006-12-25 2012-11-06 Panasonic Corporation Memory control device, memory device, and memory control method
JP5115548B2 (ja) * 2007-03-15 2013-01-09 日本電気株式会社 半導体集積回路装置
US8045828B2 (en) 2007-07-09 2011-10-25 Kabushiki Kaisha Toshiba Apparatus for processing images, and method and computer program product for detecting image updates
JP4852012B2 (ja) * 2007-07-09 2012-01-11 株式会社東芝 画像を処理する装置、画像の更新を検出する方法およびプログラム
JP4982347B2 (ja) 2007-12-11 2012-07-25 株式会社東芝 画像情報の更新を検出するプログラム、方法および画像処理装置
JP5010492B2 (ja) 2008-01-31 2012-08-29 株式会社東芝 通信装置、方法及びプログラム
WO2009130888A1 (ja) 2008-04-22 2009-10-29 パナソニック株式会社 メモリ制御装置、メモリシステム、半導体集積回路およびメモリ制御方法
JP5298625B2 (ja) * 2008-05-02 2013-09-25 コニカミノルタ株式会社 メモリ方法およびメモリ装置
CN110703998B (zh) 2019-09-29 2021-11-09 百度在线网络技术(北京)有限公司 存储器的控制方法、控制器、芯片及电子设备

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2947664B2 (ja) * 1992-03-30 1999-09-13 株式会社東芝 画像専用半導体記憶装置
US5440713A (en) * 1992-05-29 1995-08-08 Industrial Technology Research Institute M-way N-port paged-interleaved memory system
JPH06251166A (ja) * 1993-02-25 1994-09-09 Toshiba Corp 画像処理装置
US5815456A (en) * 1996-06-19 1998-09-29 Cirrus Logic, Inc. Multibank -- multiport memories and systems and methods using the same

Also Published As

Publication number Publication date
US6005592A (en) 1999-12-21
JPH10105367A (ja) 1998-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3732593B2 (ja) 画像処理装置
JP4511638B2 (ja) 内部メモリ及び外部メモリコントロールを具備したコンピュータシステムコントローラ
US5781201A (en) Method for providing improved graphics performance through atypical pixel storage in video memory
US6057862A (en) Computer system having a common display memory and main memory
US5815169A (en) Frame memory device for graphics allowing simultaneous selection of adjacent horizontal and vertical addresses
JPH02208690A (ja) 表示メモリとそれを備えた画像処理装置
US5877770A (en) Texture pattern memory circuit for providing plural texel data in response to a single access operation
JPH09245179A (ja) コンピュータグラフィックス装置
EP1800257B1 (en) Memory control method of graphic processor
US20070016732A1 (en) Data transfer arbitration apparatus and data transfer arbitration method
US20080307115A1 (en) Command Transfer Controlling Apparatus and Command Transfer Controlling Method
JPH05189549A (ja) マルチプロセッサによる画像データ処理装置
JP2006209651A (ja) グラフィクスハードウェア
US5265234A (en) Integrated memory circuit and function unit with selective storage of logic functions
US5113487A (en) Memory circuit with logic functions
US5548744A (en) Memory circuit and method for setting an operation mode
JPH01108689A (ja) 多角形ぬりつぶし制御装置
JP4232234B2 (ja) 画像処理装置
JPS63156291A (ja) 画像メモリ
JP2551045B2 (ja) 画像メモリデータ処理制御装置
JPH0369090A (ja) 画像用デュアルポートram
JP2004317536A (ja) 表示制御システム
JPS6235394A (ja) 汎用グラフイツクデイスプレイ装置
JPH05257793A (ja) 計算機システム
JPH04313795A (ja) 画像表示制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040305

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040506

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051004

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051013

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081021

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091021

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101021

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111021

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111021

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121021

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees