JP3732327B2 - 蝶番付き容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は蝶番を介して蓋体を容器体へ枢支させた化粧用コンパクト等の蝶番付き容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
容器体から第3軸受部を突設すると共に、蓋体から左右一対の第1及び第2軸受部を突設して、第3軸受部を第1及び第2軸受部間に配置し、第3軸受部と第1軸受部とを第1ピン軸で、第3軸受部と第2軸受部とを第2ピン軸でそれぞれ連結させることにより蓋体を容器体へ枢着させた化粧用コンパクト等の合成樹脂材製の蝶番付き容器は周知である。
このような容器では一般にピン軸の摩擦抵抗を利用して蓋体を容器体に対して任意の開放角度に保持させるべく、第1及び第2ピン軸の頭部に切れ目を穿設して割溝を形成し、割溝付きの頭部外面へ第1及び第2軸受部を嵌合させている。
そして、従来、ピン軸として金属製のものが一般に使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、金属製のピン軸はコスト高であるうえ、合成樹脂材製の容器に金属製のピン軸を使用すると分別回収が困難となることがあった。
そこで、頭部に割溝を形成した上記のようなピン軸として合成樹脂材製のものを使用したものもあるが、合成樹脂材製のピン軸は磨耗しやすく、このため一定の摩擦抵抗が得られないことがあった。
【0004】
請求項1記載の蝶番付き容器は、第1及び第2ピン軸のそれぞれに弾性片を設けると共に、第1及び第2軸受部の端面を弾性片へ圧接させることにより、第1及び第2ピン軸の磨耗を吸収させ、これによって安定した摩擦抵抗を得ると共に、併せて第1、第2及び第3軸受部の寸法誤差を吸収しようとするものである。
【0005】
請求項2記載の蝶番付き容器は、上記請求項1記載の蝶番付き容器が有する解決課題を有するほか、弾性片を第1及び第2ピン軸と別体に形成することにより、形状の簡素化を図ると共に、弾性片を既存のピン軸へ嵌合可能とすることによってコスト低減を図るものである。
【0007】
請求項記載の蝶番付き容器は、第1及び第2ピン軸のそれぞれから弾性フランジを突設すると共に、第1及び第2軸受部の端面を弾性フランジへ圧接させることにより、第1及び第2ピン軸の磨耗を吸収させ、これによって安定した摩擦抵抗を得ると共に、併せて第1、第2及び第3軸受部の寸法誤差を吸収しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
第1の手段として、容器体Aと、該容器体上面を閉塞する蓋体Bとの各後壁の一方から左右方向の軸孔を有する左右一対の第1及び第2軸受部10、11を、かつ、他方から該第1及び第2軸受部間に位置した、左右方向の軸孔を有する第3軸受部6を、それぞれ突設し、第1軸受部10と第3軸受部6とを第1ピン軸Cを介して、かつ、第2軸受部11と第3軸受部6とを第2ピン軸Dを介して、それぞれ連結させて、上記蓋体Bを容器体Aへ枢支させた蝶番付き容器において、上記第1ピン軸Cの左部から第1弾性片16を左斜め外方向へ拡開突設して、第1ピン軸C右部分を上記第3軸受部6の軸孔の左端面から嵌挿させて該軸孔内へ嵌着させ、上記第2ピン軸Dの右部から第2弾性片18を右斜め外方向へ拡開突設して、第2ピン軸D左部分を上記第3軸受部6の軸孔の右端面から嵌挿させて該軸孔内へ嵌着させ、上記第1軸受部10の軸孔を、上記第3軸受部6から左方突出する第1ピン軸C外面へ回動自在に嵌合させて、第1軸受部10の右端面を上記第1弾性片16の先端部へ圧接させ、上記第2軸受部11の軸孔を上記第3軸受部6から右方突出する第2ピン軸D外面へ回動自在に嵌合させて、第2軸受部Dの左端面を上記第2弾性片18の先端部へ圧接させ、更に、上記第1及び第2弾性片16、18の第1軸受部10及び第2軸受部11に対する摩擦抵抗を、上記蓋体Bを任意の開放位置に保持させる範囲に定めた。
【0009】
第2の手段として、上記第1の手段を有すると共に、上記第1弾性片16を、上記第1ピン軸C外面へ嵌着させた第1短筒を介して該第1ピン軸C左部から突設し、
上記第2弾性片18を、上記第2ピン軸D外面へ嵌着させた第2短筒を介して該第2ピン軸D右部から突設した。
【0011】
の手段として、容器体Aと、該容器体上面を閉塞する蓋体Bとの各後壁の一方から左右方向の軸孔を有する左右一対の第1及び第2軸受部10、11を、かつ、他方から該第1及び第2軸受部間に位置した、左右方向の軸孔を有する第3軸受部6を、それぞれ突設し、第1軸受部10と第3軸受部6とを第5ピン軸Gを介して、かつ、第2軸受部11と第3軸受部6とを第6ピン軸Hを介して、それぞれ連結させて、上記蓋体Bを容器体Aへ枢支させた蝶番付き容器において、上記第5ピン軸Gの左端部から第1弾性フランジ21を突設して、該第5ピン軸G右部を、上記第3軸受部6の軸孔の左端面から嵌挿させて該軸孔内へ嵌着させ、上記第6ピン軸Hの右端部から第2弾性フランジ22を突設して、該第6ピン軸H左部を、上記第3軸受部6の軸孔の右端面から嵌挿させて該軸孔内へ嵌着させ、上記第1軸受部10の軸孔を、上記第3軸受部6から左方突出する第5ピン軸G外面へ回動自在に嵌合させて、第1軸受部10の右端面を上記第1弾性フランジ21の左端面へ圧接させ、上記第2軸受部11の軸孔を、上記第3軸受部6から右方突出する第6ピン軸H外面へ回動自在に嵌合させて、第2軸受部11の左端面を上記第2弾性フランジ22の右端面へ圧接させ、更に上記第1及び第2弾性フランジ21、22の第1軸受部及び第2軸受部10、11に対する摩擦抵抗を、上記蓋体Bを任意の開放位置に保持させる範囲に定めた。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。図1乃至図4は本発明の第1の実施形態に係る蝶番付き容器を示す。Aは容器体で、前後両壁1、2と左右両壁3、4とからなる四角形状の周壁下面を閉塞して筐体5を形成し、さらに、後壁2外面中央部から左右に長い第3軸受部6を突設して、該第3軸受部の左右両部に第1軸孔6aと第2軸孔6bとを形成し、第1軸孔6aを第3軸受部6の左端面に、また、第2軸孔部6bを第3軸受部6の右端面に、それぞれ開口させる。なお、7は周壁上面から突設した第1係合突条、8は前壁1の上部外面中央部に形成した切欠部、9は切欠部8の前面中央部から突設した左右方向の第2係合突条である。
【0013】
Bは蓋体で、四角形状の板体の下面後部の左右両端から、左右方向の軸孔を有する第1軸受部10と第2軸受部11とを突設する。
なお、12は板体下面に形成した凹部で、第1係合突条7へ係合させる。13は板体の下面前部の中央部から突設した係合板で、切欠部8内へ嵌合させる。14は係合板13の下端部前面に形成した左右方向の係合長孔で、該係合長孔内へ第2係合突条9を係合させている。
【0014】
Cは第1ピン軸で、軸棒15の右部を第1軸孔6a内へ嵌着させると共に、第1軸孔6aから突出する軸棒15部分から第1弾性片16を左斜め外方向へ拡開突設する。該第1弾性片は図示するように4枚設け、かつ、各弾性片の先端部が周方向に等間隔をおいて配列されるように形成する。
【0015】
図示例では第1弾性片16は軸棒15と一体で、軸棒15から直接突設するが、これに限らず請求項2記載のように、第3軸受部6から突出する軸棒部分を小径に形成して、該小径部外面に短筒を嵌着させ、該短筒から第1弾性片16を突設してもよい。なお、第1弾性片16の数は1枚にすることもできる。
第3軸受部6から左方突出する軸棒15外面へ第1軸受部10の軸孔を回動自在に嵌合させて、第1軸受部10の右端面を第1弾性片16の先端部へ圧接させる。
【0016】
Dは第2ピン軸で、軸棒17の左部を第2軸孔6b内へ嵌着させると共に、第2軸孔6bから突出する軸棒17部分から第2弾性片18を右斜め外方向へ拡開突設する。該第2弾性片は、第1弾性片16と同様に4枚設け、かつ、各弾性片の先端部は周方向に等間隔をおいて配列されるように形成する。
【0017】
しかし、これに限らず請求項2記載のように、第3軸受部6から突出する軸棒17部分を小径に形成して、該小径部外面に短筒を嵌着させ、該短筒から第2弾性片18を突設してもよいこと第1弾性片16の場合と同様である。また、第2弾性片18の数を1枚にすることができることも第1弾性片16の場合と同様である。
第3軸受部6から右方突出する軸棒17外面へ第2軸受部11の軸孔を回動自在に嵌合させて、第2軸受部11の左端面を第2弾性片18の先端部へ圧接させる。
【0018】
次に本実施形態の作用について説明する。
第1軸受部10は第1ピン軸Cに対して回動自在であり、また、第2軸受部11は第2ピン軸Dに対して回動自在であり、従って、図1に示す閉蓋状態から蓋体Bを上方へ回動させることが可能であるが、第1軸受部10の右端面は第1弾性片16に、また、第2軸受部11の左端面は第2弾性片18に、それぞれ圧接させられているため、摩擦抵抗により蓋体Bから手を離しても蓋体は自重により下方へ回動することなく、手を離した時点での任意の回動角度に保持される。
【0019】
図5及び図6は本発明の第2の実施形態に係る蝶番付き容器を示す。ここでは請求項1記載の発明に係る蝶番付き容器と異なる点についてのみ説明する。なお、請求項1記載の発明に係る蝶番付き容器と同一構成要素については同一符号を使用する。容器体Aの後壁から突設した第3軸受部6に軸孔を形成することなく、第3軸受部6の左端面から軸棒を左方突設して、該軸棒の基部外面へ第1弾性摩擦円板19を嵌着させて、第3ピン軸Eを形成する。一方、第3軸受部6の右端面から軸棒を右方突設して、該軸棒の基部外面へ第2弾性摩擦円板20を嵌着させて、第4ピン軸Fを形成する。
【0020】
そして、第1軸受部10の軸孔を第3ピン軸Eの先端部外面へ回動自在に嵌合させて、第1軸受部10の右端面を第1弾性摩擦円板19の左端面へ圧接させる。また、第2軸受部11の軸孔を第4ピン軸Fの先端部外面へ回動自在に嵌合させて、第2軸受部11の左端面を第2弾性摩擦円板20の右端面へ圧接させる。
【0021】
次に本実施形態の作用について説明する。
蓋体Bを上方へ回動させると、第1軸受部10の右端面は第1弾性摩擦円板19に、また、第2軸受部11の左端面は第2弾性摩擦円板20に、それぞれ圧接させられているため、摩擦抵抗により蓋体Bから手を離しても蓋体は自重により下方へ回動することなく、手を離した時点での任意の回動角度に保持される。
【0022】
図7及び図8は本発明の第3の実施形態に係る蝶番付き容器を示す。なお、請求項1記載の発明に係る蝶番付き容器と同一構成要素については同一符号を使用する。請求項1記載の発明と同様に第3軸受部6の左右両部に第1軸孔と第2軸孔とを形成し、第5ピン軸Gの軸棒右部を第1軸孔内へ、また、第6ピン軸Hの軸棒左部を第2軸孔内へ、それぞれ嵌着させ、第1軸孔から突出する軸棒から第1弾性フランジ21を突設すると共に、第2軸孔から突出する軸棒から第2弾性フランジ22を突設する。そして、第1軸受部10の右端面を第1弾性フランジ21の左端面へ圧接させると共に、第2軸受部11の左端面を第2弾性フランジ22の右端面へ圧接させる。
【0023】
次に本実施形態の作用について説明する。
蓋体Bを上方へ回動させると、第1軸受部10の右端面は第1弾性フランジ21に、また、第2軸受部11の左端面は第2弾性フランジ22に、それぞれ圧接させられているため、摩擦抵抗により蓋体Bから手を離しても蓋体は自重により下方へ回動することなく、手を離した時点での任意の回動角度に保持される。
【0024】
【発明の効果】本発明の第1の手段に係る蝶番付き容器は、第1及び第2ピン軸のそれぞれに第1及び第2弾性片を設けると共に、第1及び第2軸受部端面を第1及び第2弾性片へそれぞれ圧接させたので、蓋体の多数回の開閉により第1及び第2軸受部端面と第1及び第2弾性片とのそれぞれが磨耗してもその磨耗分は吸収されるため、従来のように軸受部とピン軸との間にゆるみやガタが生ずることがなく、常に一定の摩擦抵抗が得られる。
【0025】
また、上記のように第1及び第2軸受部は第1及び第2弾性片のそれぞれへ圧接されているため、第1、第2及び第3軸受部のそれぞれの左右方向長さや位置に製造上の誤差が生じても該誤差を吸収することができ、従って、製品不良の発生といった問題が生ずるおそれがない。
【0026】
又、本発明の第2の手段に係る蝶番付き容器は、第1及び第2弾性片を第1及び第2ピン軸の軸棒とは別体に形成するため、第1及び第2ピン軸の形状が簡素化されると共に、別体に製造した弾性片を既存の軸棒へ嵌合させることによっ既存の軸棒の有効利用を図ることができ、従って、コスト低減が可能になる。
【0028】
本発明の第3の手段に係る蝶番付き容器は、第1及び第2ピン軸のそれぞれから第1及び第2弾性フランジを突設すると共に、第1及び第2軸受部の端面を第1及び第2弾性フランジへ圧接させたので、上記同様に、常に一定の摩擦抵抗が得られると共に、ゆるみやガタが生ずることがないと共に、製品不良の発生といった問題が生ずるおそれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る蝶番付き容器を示す図2のX−X線に沿う断面図。
【図2】同じく、側面図。
【図3】同じく、全体構成を示す分解斜視図。
【図4】同じく、ピン軸の斜視図。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る蝶番付き容器を示す分解斜視図。
【図6】同じく、弾性摩擦円板の斜視図。
【図7】本発明の第3の実施形態に係る蝶番付き容器を示す分解斜視図。
【図8】同じく、ピン軸の斜視図。
【符号の説明】
1、2 前後壁
3、4 左右壁
5 蓋体
6 第3軸受部
10 第1軸受部
11 第2軸受部
16 第1弾性片
18 第2弾性片
19 第1弾性摩擦円板
20 第2弾性摩擦円板
21 第1弾性フランジ
22 第2弾性フランジ
A 容器体
B 蓋体
C 第1ピン軸
D 第2ピン軸
E 第3ピン軸
F 第4ピン軸
G 第5ピン軸
H 第6ピン軸

Claims (3)

  1. 容器体Aと、該容器体上面を閉塞する蓋体Bとの各後壁の一方から左右方向の軸孔を有する左右一対の第1及び第2軸受部10、11を、かつ、他方から該第1及び第2軸受部間に位置した、左右方向の軸孔を有する第3軸受部6を、それぞれ突設し、第1軸受部10と第3軸受部6とを第1ピン軸Cを介して、かつ、第2軸受部11と第3軸受部6とを第2ピン軸Dを介して、それぞれ連結させて、上記蓋体Bを容器体Aへ枢支させた蝶番付き容器において、上記第1ピン軸Cの左部から第1弾性片16を左斜め外方向へ拡開突設して、第1ピン軸C右部分を上記第3軸受部6の軸孔の左端面から嵌挿させて該軸孔内へ嵌着させ、上記第2ピン軸Dの右部から第2弾性片18を右斜め外方向へ拡開突設して、第2ピン軸D左部分を上記第3軸受部6の軸孔の右端面から嵌挿させて該軸孔内へ嵌着させ、上記第1軸受部10の軸孔を、上記第3軸受部6から左方突出する第1ピン軸C外面へ回動自在に嵌合させて、第1軸受部10の右端面を上記第1弾性片16の先端部へ圧接させ、上記第2軸受部11の軸孔を上記第3軸受部6から右方突出する第2ピン軸D外面へ回動自在に嵌合させて、第2軸受部Dの左端面を上記第2弾性片18の先端部へ圧接させ、更に、上記第1及び第2弾性片16、18の第1軸受部10及び第2軸受部11に対する摩擦抵抗を、上記蓋体Bを任意の開放位置に保持させる範囲に定めた、ことを特徴とする蝶番付き容器。
  2. 上記第1弾性片16を、上記第1ピン軸C外面へ嵌着させた第1短筒を介して該第1ピン軸C左部から突設し、上記第2弾性片18を、上記第2ピン軸D外面へ嵌着させた第2短筒を介して該第2ピン軸D右部から突設した、ことを特徴とする請求項1記載の蝶番付き容器。
  3. 容器体Aと、該容器体上面を閉塞する蓋体Bとの各後壁の一方から左右方向の軸孔を有する左右一対の第1及び第2軸受部10、11を、かつ、他方から該第1及び第2軸受部間に位置した、左右方向の軸孔を有する第3軸受部6を、それぞれ突設し、第1軸受部10と第3軸受部6とを第5ピン軸Gを介して、かつ、第2軸受部11と第3軸受部6とを第6ピン軸Hを介して、それぞれ連結させて、上記蓋体Bを容器体Aへ枢支させた蝶番付き容器において、上記第5ピン軸Gの左端部から第1弾性フランジ21を突設して、該第5ピン軸G右部を、上記第3軸受部6の軸孔の左端面から嵌挿させて該軸孔内へ嵌着させ、上記第6ピン軸Hの右端部から第2弾性フランジ22を突設して、該第6ピン軸H左部を、上記第3軸受部6の軸孔の右端面から嵌挿させて該軸孔内へ嵌着させ、上記第1軸受部10の軸孔を、上記第3軸受部6から左方突出する第5ピン軸G外面へ回動自在に嵌合させて、第1軸受部10の右端面を上記第1弾性フランジ21の左端面へ圧接させ、上記第2軸受部11の軸孔を、上記第3軸受部6から右方突出する第6ピン軸H外面へ回動自在に嵌合させて、第2軸受部11の左端面を上記第2弾性フランジ22の右端面へ圧接させ、更に上記第1及び第2弾性フランジ21、22の第1軸受部及び第2軸受部10、11に対する摩擦抵抗を、上記蓋体Bを任意の開放位置に保持させる範囲に定めた、ことを特徴とする蝶番付き容器。
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