JP3732175B2 - シート状物の同時二軸延伸機 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シート状物、例えば熱可塑性樹脂フィルム等を縦方向及び横方向に同時に連続的に延伸するシート状物の同時二軸延伸機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、連続したフィルムを縦方向(MD方向)及び横方向(TD方向)の両軸に同時でかつ連続的に延伸するための装置は公知とされている。一般にかかる公知の装置は、シート状物の端部を把持する複数の掴み装置をシート状物の両側端に具備し、折尺状に形成された複数個の等長リンク装置より構成された無端リンク装置を設け、該無端リンク装置をシート状物の入口側スプロケットより駆動することにより運動方向に末広がり状に配置されたガイドレールに案内されて掴みピッチを徐々に拡大してシート状物を縦横二方向に同時に延伸し、該延伸した後シート状物を掴み装置から外して上記無端リンク装置を出口側スプロケットにより駆動して入口側スプロケットに戻るように構成される。
【0003】
このようなガイドレール内を等長リンクが角度を変化させて進む延伸法は、転がり軸受けの摩擦係数μ、各摺動部の摩擦抵抗と延伸区間あるいはガイドレールによって拘束される区間のリンク数nにより荷重が決められ、延伸速度等によりその寿命が決定される。例えば、軸受け外径を小さくし、最初の掴みピッチを小さくすることはリンク数増加による荷重の増大、軸受け円周長さの減少による回転数の増大、及び、軸受けの負荷容量の減少等、悪循環を来たす。
【0004】
一方、延伸された製品のシート状物(以下、製品フィルムと記す)は、掴み装置に支持されていない端面がくびれ、弓形のしわが形成される。このようなしわは製品フィルムに厚さむらを生じさせ、かつ製品としての歩留りを低下させる等、非常に不経済である。このため、掴み装置の最初のピッチは製品フィルムの仕上りに大変重要な因子となり、掴みピッチを小さくすることが製品フィルムの生産性向上に寄与すると考える。
【0005】
このように、従来の公知例では掴みピッチに関して相反関係が成立し、機械側並びに製品フィルム側の両面の経済性を確保させるためには、ハード及びプロセスの両面から見た好適設計や十分なテスト期間を含めたノウハウの蓄積が必要不可欠となる。
【0006】
また、上記課題を解決するための公知例として、特公昭44−7155号公報に、既存の掴み装置(既存のリンク装置を総称して親リンクと記載)とは別に、等長リンクを連結するリンクプレートに掴み装置(総称して子リンクと記載)を配設することが開示されている。この公知例によれば、上記転がり軸受けの外径に依存することなく、掴みピッチを小さくでき、製品フィルムの生産性向上に寄与するものと考えるが、構成部材の増加に伴うメンテナンス性やコストの増加、及び、更なる高速化のための軽量化に際し、課題を有すると考える。
【0007】
【特許文献1】
特公昭44−7155号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上記課題に対し、転がり軸受けの外径に依存することなく製品フィルムの生産性を向上させ、かつ、省メンテナンス、低コストで、更なる高速化を実現できるシート状物の同時二軸延伸機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、熱可塑性樹脂のシート状物の端部を把持する複数の掴み装置を前記シート状物の両側端に具備し、折尺状に形成された複数個の等長リンク装置より構成された無端リンク装置を設け、該無端リンク装置をシート状物の入口側スプロケットより駆動することにより進行方向に末広がり状に配置されたガイドレールに案内されて前記掴み装置の掴みピッチを徐々に拡大させて前記端部が把持されたシート状物を縦横二方向に同時に延伸し、さらに該延伸後前記シート状物の端部を前記掴み装置から外して前記無端リンク装置を出口側スプロケットにより駆動して前記入口側スプロケットに戻るように構成したシート状物の同時二軸延伸機であって、前記掴み装置の前記シート状物の端部と面接触して把持する把持部の形状を、前記シート状物の進行方向に対して該進行方向に直角な方向に比べて長くして少なくとも前記シート状物中央側に位置する角部を曲線で形成したことを特徴とする。
【0010】
また、本発明は、前記シート状物の同時二軸延伸機において、前記把持部の形状を、楕円形状または近似楕円形状に形成したことを特徴とする。また、本発明は、前記シート状物の同時二軸延伸機において、前記楕円形状または近似楕円形状の長径を前記シート状物の進行方向にほぼ平行にしたことを特徴とする。また、本発明は、前記シート状物の同時二軸延伸機において、前記楕円形状または近似楕円形状の短径/長径の比率を0.5〜1.0未満としたことを特徴とする。
【0011】
また、本発明は、前記シート状物の同時二軸延伸機において、前記把持部の形状を、前記シート状物の進行方向にほぼ平行な方向を長辺とする矩形を基本形状にして該矩形の少なくとも前記シート状物中央側に位置する角部を曲線で形成したことを特徴とする。また、本発明は、前記シート状物の同時二軸延伸機において、前記把持部の形状を、前記シート状物の進行方向にほぼ平行な方向を長辺とする矩形を基本形状にして該矩形の4つの角部を曲線で形成したことを特徴とする。
【0012】
また、本発明は、前記シート状物の同時二軸延伸機における前記把持部の形状において、シート状物の進行方向にほぼ平行な方向における最大長さを、前記掴み装置の最初のピッチP1で除した値として0.4〜1.0未満とし、好ましくは0.4〜0.8とすることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明に係るシート状物、例えば熱可塑性樹脂フィルム等を縦方向及び横方向に同時に連続的に延伸するシート状物の同時二軸延伸機の実施の形態を図面を用いて説明する。
【0014】
図1は本発明に係る同時二軸延伸機の一実施の形態を示す平面図、図2は図1に示す等長リンク31の断面図で、その構成及び動作は以下の通りである。
【0015】
即ち、同時二軸延伸機は、例えば熱可塑性樹脂フィルム等のシート状物1の端部を把持する複数の掴み装置2をシート状物1の両側端に具備し、折尺状に形成された複数個の等長リンク装置31より構成された無端リンク装置(図中リンクの一部並びに片側の無端リンクは省略)3を設け、該無端リンク装置3をシート状物1の入口側スプロケット4で駆動することにより進行方向に末広がり状に配置されたガイドレール5、6および7に案内されて上記掴み装置2の掴みピッチをP1からP2に徐々に拡大させて前記端部が把持されたシート状物1を縦横二方向に同時に延伸させ、さらに該延伸後上記シート状物1の端部を前記掴み装置2から外して上記無端リンク装置3を出口側スプロケット8により駆動して上記入口側スプロケット4に戻るように構成される。
【0016】
前記ガイドレール5、6、7は一対の組になった案内溝を有するもので、シート状物1に近いほうのシート側ガイド5と中間ガイド6との間に形成される案内溝にはシート状物1を把持する掴み装置2が連結された一対のシート側リンクプレート15上に設けられたリンク軸10(図2)が転がり軸受けローラ9を介して保持され、他方の反シート側ガイド7と中間ガイド6との間に形成された案内溝には掴み装置を有さない一対の反シート側リンクプレート12上に設けられたリンク軸11(図2)が転がり軸受けローラ9を介して保持され、上記リンク軸10と上記リンク軸11との間は例えば上記シート側リンクプレート15により連結される。そして、上記シート側リンクプレート15に掴み装置2が一体的に設けられている。このため、掴み装置2はリンクの折尺部に一つおきに連結する構成となり、シート状物1を掴む最初のピッチP1は案内溝に保持される転がり軸受けローラ9の外径によって決定される。
【0017】
このようなガイドレール内を等長リンク31が角度を変化させて進む延伸法は、転がり軸受けの摩擦係数μ、各摺動部の摩擦抵抗と延伸区間あるいはガイドレールによって拘束される区間のリンク数nにより荷重が決められ、延伸速度等によりその寿命が決定される。例えば、軸受けローラ9の外径を小さくし、最初の掴みピッチP1を小さくすることはリンク数増加による荷重の増大、軸受け円周長さの減少による回転数の増大、及び、軸受けの負荷容量の減少等、悪循環を来たすので、本発明においては最初の掴みピッチP1を小さくすることを避けたい。
【0018】
一方、延伸された製品のシート状物1(以下、製品フィルムと記す)は、図3に示すように未延伸シート状物1を延伸することで、掴み装置2の把持部21に支持されていない端面がくびれ、弓形変形部13が形成されることになる。このような弓形変形部13のしわ(波紋)14は厚さむらを生じさせ、製品フィルムとして利用できる有効TD長(製品フィルムの中央からフィルム端部における製品として利用可能なTD方向の長さ)を減少させ、歩留りを低下させることになる。このため、掴み装置2の最初のピッチP1は製品のシート状物1の歩留り向上に大変重要な因子となるが、従来の技術に記述した通り、ハード及びプロセスの両面から見た好適設計が必要不可欠となる。
【0019】
ところで、弓形変形部13の変形量は掴み装置2の把持部21の面積に依存することは容易に類推できるため、本発明者らは未延伸シート状物1を掴み装置2の把持部21の数Ncとその把持部21の形状及び面積を因子とし、どの因子が有効TD長に影響を与えるか研究し、図4に示す結果を得た。
【0020】
横軸は所定長さ当りの把持数×把持部1個当りの面積を、縦軸はその把持部形態下における有効TD長さを、各々、公知例(特公昭44−7155号公報)記載の親子リンクを具備したリンク装置を基準値として無次元化し整理したものである。本結果より、マクロ的には把持部面積比の増加により、有効TD比は増加傾向となり、予想された通りの結果を得たが、有効TD長を左右する因子として、把持部21の形状が影響を与え、その中でも、本発明に係る把持部21の形状の第1の実施例として、楕円形状または近似楕円形状、特に長径を、ほぼMD方向(シート状物1の進行方向にほぼ平行な方向)にした楕円形状または近似楕円形状が優れることを見出した。
【0021】
即ち、図5(a)に示すように把持部21が円形状211の場合、弓形形状13のしわ14は、円形状211の輪郭に依存し、把持部ピッチP2間に発生するため、面積の増加はTD方向への把持長さの増大を意味し、面積増加における有効TD長の増加を相殺する結果となるものと考える。
【0022】
また、単純に面積を確保するため図5(b)のように把持部21の形状をTD方向に短辺の矩形212とした場合、MD方向に垂直な辺の影響で弓形形状13の弧の高さが円形状と比較し小さくなる。従って、弓形部での応力緩和効果が減退する分TD方向の応力分布が発達する方向となり、3形状で最も有効TD長が悪化する結果になったものと推察される。
【0023】
その点、図5(c)に示すように、本発明に係る把持部21の形状の第1の実施例である楕円形状213はTD方向への把持長さを抑制でき、把持面積を増加できる矩形の利点と、弓形部での応力緩和効果が高い円形状の利点を併せ持つため、3形状で比較的有効TD長が優れたものと考える。
【0024】
以上説明したように、本発明に係る把持部21の形状の第1の実施例を、楕円形状213、好ましくは楕円形状213の長径を該シート状物1の進行方向にほぼ平行(楕円形状213の長径方向が、シート状物1の進行方向に対してある程度傾きを持ってもよい。)とし、更に好ましくは楕円形状213の短径/長径の比率を0.5〜1.0未満とすることで、軸受けローラ9の外径に依存することなく製品フィルムのしわ、即ち歩留りを改善でき、生産性を向上できる。更に、上記第1の実施例によれば、親子リンクを具備した従来技術に対し、部品点数を増加させることなく同程度の性能が確保できるため、省メンテナンス性、低コスト化がはかれるとともに、軽量化に伴う更なる高速化が実現できる。
【0025】
次に、本発明に係る把持部21の形状の第2の実施例について図6を用いて説明する。図6は、上記把持部の形状の第2の実施例を説明するための図である。本第2の実施例は、シート状物1と面接触する掴み装置2の把持部21の形状を、シート状物1の進行方向にほぼ平行な方向を長辺とする矩形の基本形状に対して該矩形の4つの角部を曲線形状300とした平行部分を有する近似楕円形状214にしたことにある。要するに矩形の頂角部分を曲線形状300にして第1の実施例である楕円形状213に近似させた近似楕円形状214にしたことにある。その結果、本第2の実施例の特有な効果としては加工が簡単な点にある。性能面は曲線形状300の曲率を増加させることで、第1の実施例である楕円形状の効果に近似させることが可能である。
【0026】
次に、本発明に係る把持部21の形状の第3の実施例について図7を用いて説明する。図7は、上記把持部の形状の第3の実施例を説明するための図である。本第3の実施例は、図6に示す曲線形状300を少なくともシート状物中央側に位置する長辺の2つの角部に施した矩形形状を基本形状とする片側(シート状物中央側)の2つの角部を曲線とする形状(片側角部に曲線部を有する矩形形状)215にしたことにある。特に、図5から明らかなように、シート状物1の外側に位置する長辺の2つの角部の形状は、弓形部での応力緩和効果にあまり影響しないことが予測されるので、必ずしも曲線形状にする必要はなく、把持部の面積を増大させることが可能となる。その結果、本第3の実施例の効果は上記第2の実施例と同等になる。
【0027】
尚、本発明に係る把持部21の形状の第1〜第3の実施例213〜215の全般において、把持されていない区間の距離(実質は面積)が短いと、その間のシート状物1に過剰な応力が働き、シート状物1の強度物性によっては破断する恐れがある。従って、掴み装置2の最初のピッチをP1とし、該ピッチ(シート状物1の進行方向)に平行な把持部21の最大長さ(長径)を、上記P1で除した値として、0.4〜1.0未満、好ましくは0.4〜0.8とすることが望ましい。
【0028】
例えば、掴み装置2の最初のピッチP1が50mm程度で、把持部21の形状を楕円形状213、近似楕円形状214または片側角部に曲線部を有する矩形形状215とした場合、楕円形状213、近似楕円形状214または片側角部に曲線部を有する矩形形状215の最大長さ(例えば長径)は上記より20mm程度から40mm程度の範囲であることが好ましい。また、楕円形状213、近似楕円形状214または片側角部に曲線部を有する矩形形状215の短径(TD方向の最大幅)と長径(MDの最大長さ)の関係より、長径が20mm程度〜40mm程度の範囲の場合、短径は8mm程度〜32mm程度の範囲であることが好ましい。
【0029】
【発明の効果】
本発明によれば、従来技術に比べて、軸受けローラの外径に依存することなく製品フィルムのしわ、即ち歩留りを改善でき、生産性を向上できる同時二軸延伸機を実現することができる効果を奏する。
【0030】
また、本発明によれば、親子リンクを具備した従来技術に比べて、部品点数を増加させることなく同程度の性能が確保できるため、省メンテナンス性、低コスト化がはかれるとともに、軽量化に伴う更なる高速化が実現できる同時二軸延伸機を提供することができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る同時二軸延伸機の一実施の形態を示す平面図である。
【図2】図1に示す等長リンクの断面図である。
【図3】掴みピッチと弓形変形部の一例を示す図である。
【図4】各種把持部の形状における有効TD比の比較図である。
【図5】各種把持部の形状と弓形変形部の関係を示す図で、(a)は把持部の形状が円形形状の場合、(b)は把持部の形状が矩形形状の場合、(c)は本発明に係る把持部の形状の第1の実施例である楕円形状の場合を示す図である。
【図6】本発明に係る把持部の形状の第2の実施例である近似楕円形状を示す図である。
【図7】本発明に係る把持部の形状の第3の実施例である片側角部に曲線部を有する矩形形状を示す図である。
【符号の説明】
1…シート状物、2…掴み装置、3…無端リンク装置、4…入口スプロケット、5…シート側ガイド、6…中間ガイド、7…反シート側ガイド、8…出口スプロケット、9…軸受けローラ、10…リンク軸、11…リンク軸、12…反シート側リンクプレート、15…シート側リンクプレート、21…把持部、31…等長リンク装置。

Claims (6)

  1. 熱可塑性樹脂のシート状物の端部を把持する複数の掴み装置を前記シート状物の両側端に具備し、折尺状に形成された複数個の等長リンク装置より構成された無端リンク装置を設け、該無端リンク装置をシート状物の入口側スプロケットより駆動することにより進行方向に末広がり状に配置されたガイドレールに案内されて前記掴み装置の掴みピッチを徐々に拡大させて前記端部が把持されたシート状物を縦横二方向に同時に延伸し、さらに該延伸後前記シート状物の端部を前記掴み装置から外して前記無端リンク装置を出口側スプロケットにより駆動して前記入口側スプロケットに戻るように構成したシート状物の同時二軸延伸機であって、
    前記掴み装置の前記シート状物の端部と面接触して把持する把持部の形状を、前記シート状物の進行方向に対して該進行方向に直角な方向に比べて長くして少なくとも前記シート状物中央側に位置する角部を曲線で形成したことを特徴とするシート状物の同時二軸延伸機。
  2. 前記把持部の形状を、楕円形状または近似楕円形状に形成したことを特徴とする請求項1記載のシート状物の同時二軸延伸機。
  3. 前記楕円形状または近似楕円形状の長径を前記シート状物の進行方向に対してほぼ平行にしたことを特徴とする請求項2記載のシート状物の同時二軸延伸機。
  4. 前記楕円形状または近似楕円形状の短径/長径の比率を0.5〜1.0未満としたことを特徴とする請求項2または3記載のシート状物の同時二軸延伸機。
  5. 前記把持部の形状を、前記シート状物の進行方向にほぼ平行な方向を長辺とする矩形を基本形状にして該矩形の少なくとも前記シート状物中央側に位置する角部を曲線で形成したことを特徴とする請求項1記載のシート状物の同時二軸延伸機。
  6. 前記把持部の形状において、シート状物の進行方向にほぼ平行な方向における最大長さを、前記掴み装置の最初のピッチP1で除した値として0.4〜1.0未満としたことを特徴とする請求項1乃至5の何れか一つに記載のシート状物の同時二軸延伸機。
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