JP3731208B2 - Icタグを利用した扉付き収納キャビネット - Google Patents

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Description

本発明は、扉付きの収納キャビネット内に保管された非接触ICタグが装着された保管物と扉開閉者を特定可能なIDカードを、キャビネット扉に装着されたアンテナやアンテナとの通信制御を行う通信制御装置を用いて認識し、コンピュータにより一括で保管物管理を行える、扉付き収納キャビネットに関するものである。
収納キャビネットにおいて書類バインダーや書籍を含む複数の物品や、書類保管箱を含む複数の物品保管箱が保管物として保管され、従来その管理を行う場合は、どのキャビネットにどのような保管物が保管されているか及び、だれがどのような保管物を出し入れしたかなどをコンピュータの管理システムや、管理簿に手作業で入力又は記入することにより管理を行っていた。また、保管物をキャビネットから出し入れした場合、管理責任者などを配置し、管理簿やコンピュータの管理システムに常に記入や入力を、保管物移動の都度必ず行わないと、管理簿の価値が著しく低下し管理の維持を行うことができなくなる場合がある。
しかしながら従来の技術では、管理責任者を配置し、人手を掛けて直接キャビネットの監視を行ったりして、保管物の出し入れの確認を行い、常にコンピュータや管理簿への出し入れの履歴を入力、又は記入しなくてはならず、多大な稼働を必要としていた。従って現実的に管理簿を維持することが非常に難しかった。
また従来の非接触ICタグを利用した管理では、書類自身にタグを装着するものがあるが、非接触ICタグの数量が多大となり費用的に難しく、又、非接触ICタグを読み取る為のハンディー端末についても人手を介して読み取りを行わなくてはならず自動的に管理することができなかった。
更に収納キャビネット自身へのアンテナの装着についてはアンテナからの電波が他のシステムに影響を与えたり、キャビネットの外にある非接触ICタグを認識してしまう場合があり、又いろいろな位置に非接触ICタグを装着すると非接触ICタグの認識率が低下し、信頼性を得ることができなかった。従って低コストで高い認識率をもって特定の非接触ICタグを読み取ることが難しく、又キャビネットからの出し入れ者を特定したりすることがキャビネット自身でできなかったり、既存のキャビネットに簡単に非接触ICタグの認識用アンテナを装着することができなかった。
本発明の課題は、収納キャビネット内の保管物に添付された非接触ICタグの認識率を費用を抑えて大幅に向上させることと、保管物を頻繁に出し入れしても人手を介さずに自動的に個々のキャビネット内にどのような保管物が保管されているかを任意の時点で把握することと、扉開閉者を特定し、だれが保管物の出し入れを行ったかを半自動的に管理することである。
特にキャビネット内の非接触ICタグの認識率の向上を図るための非接触ICタグとデータの送受信を行うアンテナ位置や方向や数量に関しては、キャビネットの上面又は下面及び左側面又は右側面及び背面又は前面の3方面にアンテナを装着する方法があった。しかしながら大幅な認識率の向上が望めないにもかかわらずキャビネットの生産コスト及び取り付けコストが非常に高価となることが判明した。更に他システムへの電波の影響を無くしたり、キャビネットの外にある保管物の非接触ICタグを認識しないようにしなくてはならない。
本発明は、図1に示すような扉付き収納キャビネットにおいて、保管物を特定することができる識別情報が記憶された非接触ICタグを、キャビネット扉が閉じられた状態で全てキャビネット扉裏面に対向して保管物に装着し、前記対向して装着された非接触ICタグをキャビネット扉裏面に装着された1個又は、図1に示すような観音開き扉や引き戸型キャビネット扉(図示せず)の場合は、左右2個又は、広指向性のアンテナを利用する場合は1個の請求項1記載の収納キャビネット内部認識用アンテナで、個別に読み出し書き込みを可能としたことで、認識率の向上が可能となり、生産コスト及び取り付けコストをも低減化することができ、同様に請求項5記載の扉開閉識別兼キャビネット識別用非接触ICタグをよみとることで、任意の時点で、どのキャビネットにどのような保管物があるか、キャビネット内の保管状況をコンピュータで把握することができる。
又、キャビネット扉を開く時に、扉開閉者を特定するための識別情報が記憶された非接触ICタグが内蔵されたIDカードを、請求項4記載のIDカード認識用アンテナにかざすことで、キャビネット扉開閉者を特定し、キャビネット扉を開く直前及び閉じた直後に認識されたキャビネット内の保管物の差異を扉開閉者が行った行為とすることで、だれが保管物の出し入れを行ったかをコンピュータで管理可能とする。
更に、扉開閉者を特定するためのIDカードを、請求項4記載のIDカード認識用アンテナにかざす行為を支援するために、IDカード認識用アンテナを介してIDカードを読み取って扉が開けられた場合は、正常認識の識別音を発し、IDカードをIDカード認識用アンテナを介して読みとらず扉が開かれた場合は、異常認識の音を発し、扉開閉者の注意を喚起する。又同時にコンピュータで正常、異常の監視を可能とする。
キャビネットにおいて、扉裏面の素材及び扉前面の一部分は、アンテナで送受信される電波を吸収又は遮断しない素材で構成され、前記以外は鋼板製又は、電波を遮断もしくは吸収可能な素材を利用又は装着し認識してはならない非接触ICタグの認識を行わないようにした。
更にキャビネット配置フロアー図面をコンピュータに記憶されておくことで、コンピュータから表示されるフロアー図面上に各キャビネットの保管物の情報を表示し、又は、保管物を特定できる情報をコンピュータに入力することで、特定された保管物がどのキャビネットに保管されているかをコンピュータ上のフロアー図面で表示が可能となる。
読み取り効率を向上させる方法としては保管物のタイトル、概要等が記入された保管物の1面を扉裏面に対向して向けられて保管されることを利用し、その1面に非接触ICタグを装着することにより実現することができる。
非接触ICタグとの通信用アンテナや、通信制御装置や電磁波シールド材がパネル状又はシート状に形成され、コンピュータと有線又は無線で電気的に繋ぐことができるキャビネットに対し、取り付け及び取り外し可能な通信装置も利用可能とする。
本扉付き収納キャビネットの効果としては、保管物の概要等を記憶させた非接触ICタグを装着して当該非接触ICタグの装着面をキャビネット扉裏面に対向して保管しておけば特に管理者を置くこと無くどこにどのような保管物が保管されているかを自動的に任意の時点で保管物表示が可能となる。又、保管物の出し入れの管理についてもIDカード認識用アンテナを扉に装着することにより特に出し入れの管理者を置くことなく、半自動的にだれがどのような保管物を出し入れしたかが分かる効果がある。
次にキャビネット内の非接触ICタグの認識率の向上については、非接触ICタグの装着面を扉裏面に対向することにより扉に1方向にアンテナを装着するだけで読み取り効率の向上が実現でき、更にほとんどの場合において保管物の背表紙又は、1面にタイトル、概要等を記入してキャビネットに保管されるが、保管物は、キャビネット内での目視検索の効率上、常にタイトル、概要等が記入された1面を扉裏面に対向してむけられて保管されることを利用し、その1面に非接触ICタグを装着することにより、運用面で特に意識をすることなく非接触ICタグの読み取り効率を飛躍的に向上させることができる。又キャビネットの素材を考慮したことにより、他システムへの電波の影響を無くしたり、キャビネットの外にあるIDカード以外の非接触ICタグを認識しないようにすることが可能となる。一方着脱式の通信装置を利用すれば任意の場所に通信装置を装着することができ、既存のキャビネットへも後付することが可能である。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明をする。尚、以下の実施の形態は本発明を具体化した一例であり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
本発明では、図1に示すように扉付き収納キャビネット内に保管された各保管物2a、2b、2cのタイトルが記入されている一面に、キャビネット扉裏面に対向する向きで非接触ICタグ3a、3b、3cが装着されている。
これらの保管物添付用の非接触ICタグは、電波により、非接触で読み取り、書き込みが可能なデバイスで、図1の12に示されたキャビネット内部認識用アンテナから発せられた質問電波を受信して駆動用電力に変換し、又、質問電波を受信し、応答電波を返信するときの送受信用アンテナとこれら一連の処理を行うICが図4のように樹脂基板上に形成されたものである。又前記樹脂基板に限らずアンテナやICを含む一連の回路が形成できるものであればよい。
これらの保管物添付用の非接触ICタグは、あらかじめ固有のID番号が記憶されていて、更に保管物に添付する場合は、保管物の内容が識別できる情報が非接触ICタグ情報書き込み機又は、請求項1記載の収納キャビネットで記憶されている。更に非接触ICタグ個々には目視できるように前記ID番号が印刷されている。又、非接触ICタグ裏面に粘着材を塗布することにより保管物に貼り付けることも可能である。
キャビネットは、オフィスのフロアーの壁面に取り付け可能であったり、自立してフロアー上に設置されたりし、図2のように複数を横一列に設置したり、上下2段もしくは複数段の設置も可能で、これら全てのキャビネット及び他フロアー又は、他ビルの別の場所に設置されたキャビネットであっても有線又は、無線でコンピュータに信号を送ることで、全て一括で管理することができる。又各キャビネットには通信制御装置や識別音発生装置を駆動するための電力が有線で送られている。
又、キャビネットにおいてキャビネット扉は、図1に示すように左右に扉が付いたものあるいは、1枚扉(図示せず)や引き戸(図示せず)や引き出し(図示せず)やシート状(図示せず)やシャッター状(図示せず)のもので、キャビネット開口部を覆えるものであれば良い。又キャビネットはキャビネット扉及び引き出しにおける前板以外は全て電波を吸収又は遮断する素材で構成もしくは、吸収又は遮断する素材でシールドされた物である。更に、扉部分以外に開口部が無いか、ある場合でも電磁波シールド材で覆われている。
次に、キャビネット扉は、図3に示すように多重構造とし、収納キャビネット扉裏面部品11bの素材は、キャビネット内部認識用アンテナ12からの電波を吸収又は遮断しない素材で構成され、11cは、アンテナ12の電波を扉前面方向に対して遮断し、アンテナ13の電波を扉裏面方向に対して遮断する電磁波シールド材とし、キャビネット扉前面の一部分であるIDカード認識用アンテナ前面部品18はキャビネット扉前面に装着されたIDカード認識用アンテナ13で送受信される電波を吸収又は、遮断しない素材で構成され、識別音発生装置19と併せて収納キャビネット扉前面部品11aに装着されている。この場合、識別音発生装置19と通信制御装置15を一体としたものを装着することも可能である。又、収納キャビネット扉前面部品11aは、鋼板製又は、電波を吸収や遮断する素材で構成もしくは、吸収や遮断する素材でシールドされた物である。
これにより、キャビネット外にある保管物装着の非接触ICタグや認識してはならない非接触ICタグの認識を防止することができる。一方アンテナや通信制御装置部分や電磁波シールド材をパネル状又は、シート状に形成された通信装置を利用すれば、簡易に既存収納キャビネットなどに取り付けをすることができる。又取り付けについては、粘着材や、ねじ止めや、はめ込みや、磁石や、吸盤などの取り付け器具での装着が考えられる。
図1に示すキャビネット内には、扉開閉識別兼キャビネット識別用非接触ICタグ14が扉裏面に対向して取り付けられている。又キャビネット内の保管物は、全てキャビネット扉裏面に対向した非接触ICタグを取り付け可能な面を持ったものとし、これらの保管物を特定又は表現可能な情報があらかじめ記憶された非接触ICタグが前記取り付け可能な面に装着されている。
図5は本実施の形態で用いる非接触ICタグとの通信の方法の全体を示したブロック図である。図中左下側にはキャビネット側の読み取り、書き込み制御装置である通信制御装置15があり、キャビネット管理を行うコンピュータ16があり、通信制御装置及び識別音発生装置19に対して電源を供給する電源ユニット20がある。又同じく右側に各保管物に装着される非接触ICタグ3a、3b、3c及び扉開閉識別兼キャビネット識別用ICタグ14があり、左側には非接触ICタグが内蔵されたIDカード17があり、各非接触ICタグとはキャビネット内部認識用アンテナ12又は、IDカード認識用アンテナ13を介して通信を行う。又アンテナ12及び13の間には電磁波シールド材11Cがある。
図1のキャビネットにおいて図5のブロック図で説明すると、通信制御装置から微小間隔で発せられた質問信号は、アンテナ12、13を介してキャビネット内の保管物に装着された非接触ICタグ3a、3b、3c及び扉開閉識別兼キャビネット識別用ICタグ14と、非接触ICタグが内蔵されたIDカード17を読みに行く。
まず、キャビネット内の保管物の認識について、扉が閉じた状態で扉開閉識別兼キャビネット識別用ICタグ14を認識し、この情報を送信されたコンピュータがキャビネット扉が閉じられていると判断した場合において、保管物に装着された非接触ICタグ3a、3b、3cの内容と、キャビネット識別情報が記憶されている扉開閉識別兼キャビネット識別用ICタグ14とを読み取り、アンテナ12及び通信制御装置を介して認識された信号が返却される。この信号は、コンピュータが識別可能なデータに通信制御装置内で変換されコンピュータ16に送信される。
一方前記のデータを受信したコンピュータ側では、認識された保管物情報と扉開閉識別兼キャビネット識別用ICタグ14のキャビネット識別情報とを関連付け、どのような保管物がどのキャビネットに保管されているかを表示する。さらにキャビネットが設置されているフロアー図がコンピュータに記憶されている場合で、事前にキャビネット識別情報とフロアー図面とをコンピュータ内で関連付けておくことにより、保管物が保管されているキャビネットの設置位置もフロアー図に表示することが可能となる。
更に、コンピュータに保管物を特定するためのキーワードを入力することによりキャビネット内で認識されている全ての保管物に対して指定する保管物がどのキャビネットに存在するかを検索・表示することができる。
次に、キャビネット内の保管物の出し入れの管理について図6、図7のフローチャートに従って説明すると、まずキャビネット内部認識用アンテナ12により、扉開閉識別兼キャビネット識別用ICタグ14を認識し、コンピュータがキャビネット扉閉と判断した場合において、非接触ICタグが内蔵されたIDカード17をIDカード認識用アンテナ13を介して認識された場合は、IDカード認識情報が通信制御装置を介してコンピュータに送られる。又同時にキャビネット内に保管されている保管物に装着された非接触ICタグの固有のID番号を含む扉開直前データもキャビネット内部認識用アンテナ12にて認識され、通信制御装置を介し、コンピュータに送信される。ここでコンピュータは、扉開直前データを記憶して正常識別音を識別音発生装置から鳴動させる。この場合、IDカードを認識せずに扉が開かれた場合は、異常識別の音を発し、扉開閉者の注意を喚起すると同時にコンピュータで異常の表示を行う。
更に厳重な管理システムとして扉錠と連動し、前記識別信号を利用し、扉錠の開閉を行うことも可能である。又、一つの閉じられた空間に管理対象となるキャビネットが設置されている場合、空間への入退出時のみIDカード認識を行い、個々のキャビネット扉開閉時は、IDカードを認識させないことも可能である。この場合各キャビネット扉のIDカード認識用アンテナは、不要となる。
次にIDカードを認識してキャビネット扉が開かれた場合には、扉開閉識別タグ14を認識しなくなり、この認識をしなくなったという情報をコンピュータは、扉開として判断し、通信制御装置に質問信号長間隔化などの電波発射抑制を行う。又、この場合キャビネット扉にスイッチを設け、質問電波を中断することも可能である。
その後IDカードで特定された扉開閉者がキャビネットに対して出し入れを実行した場合も実行しなかった場合も同じフローチャートとなる。
次に再び扉が閉じられて、扉開閉識別兼キャビネット識別用ICタグ14がキャビネット内部認識用アンテナ12により再び認識されたとき、この情報をコンピュータは、扉閉と判断すると同時に電波発射抑制を解除する。これによりキャビネット内部認識用アンテナ12にて再び認識された、キャビネット内に保管されている保管物に装着された非接触ICタグの固有のID番号を含む扉閉直後データも通信制御装置を介し、コンピュータに送信され扉閉直後データとして内容を記憶する。
この後、コンピュータは、扉開直前データと扉閉直後データとの差異を求め、即ち扉開直前データに含まれる全ての非接触ICタグのID番号と扉閉直後データに含まれる全ての非接触ICタグのID番号の差異を求める。この処理の結果、扉開直前データに含まれるID番号が残れば、IDカード認識情報と関連付け扉開閉者が当該ID番号を持つ非接触ICタグが装着された保管物を収納キャビネットより持ち出したことがわかる。逆に扉閉直後データに含まれるID番号が残ればIDカード認識情報と関連付け扉開閉者が当該ID番号を持つ非接触ICタグが装着された保管物を収納キャビネットへ持ち込んだことがわかる。又処理の結果、差異が無かった場合は、出し入れが行われなかったことや、扉開直前データに含まれるID番号及び扉閉直後データに含まれるID番号の両方が残った場合は、当該ID番号を持つ非接触ICタグが装着された保管物の出し入れが同時に行われたことがわかる。以上一連の情報をコンピュータで表示し履歴を記憶しておくことで管理を行う。更に一度キャビネットから取り出された保管物がキャビネットに戻されていない場合、当該保管物取り出し時のIDカードで特定された扉開閉者にコンピュータから注意メールを送信することも可能である。
本発明のICタグを利用した扉付き収納キャビネットの一実施形態を示すキャビネット斜視図 同じく収納キャビネットの設置正面図 同じく収納キャビネット扉に関する部材構成図 非接触ICタグの平面図 同じく非接触通信システ厶の全体を示すブロック図 同じく保管物の出し入れ管理を行う動作フローチャート前半部分 同じく保管物の出し入れ管理を行う動作フローチャート後半部分
符号の説明
1 扉付き収納キャビネット
2a、2b、2c 保管物
3a、3b、3c 保管物装着非接触ICタグ
11 収納キャビネット扉
11a 収納キャビネット扉前面部品
11b、収納キャビネット扉裏面部品
11c 電磁波シールド材
12 キャビネット内部認識用アンテナ
13 IDカード認識用アンテナ
14 扉開閉識別兼キャビネット識別用ICタグ
15 通信制御装置
16 コンピュータ
17 IDカード
18 IDカード認識用アンテナ前面板
19 識別音発生装置
20 電源ユニット

Claims (8)

  1. 書類バインダーや書籍を含む複数の物品や、書類保管箱を含む複数の物品保管箱が保管物として保管される扉付き収納キャビネットは、前記保管物に前記扉が閉じた状態の扉裏面に対向して装着された、前記保管物を特定することができる識別情報が記憶された非接触ICタグに対し、前記収納キャビネット扉が閉じられた状態の時に、扉裏面から非接触方式でデータの送受信が可能な、収納キャビネット内部認識用アンテナと前記収納キャビネット内部認識用アンテナとの通信制御を行う通信制御装置を備え、前記保管物は、目視検索上、保管物のタイトル又は概要等が記入された前記保管物の1面を扉裏面に対向して保管されることにより、その1面に前記非接触ICタグを装着することで、前記収納キャビネット内部認識用アンテナと前記保管物に装着された前記非接触ICタグが、前記収納キャビネット扉が閉じられた状態の時に、常に向き合うようにする為に、前記収納キャビネット内部認識用アンテナを前記収納キャビネット扉裏面へ装着し、通信が不安定なものを安定化することを特徴とした、扉付き収納キャビネット。
  2. 前記収納キャビネットにおいて、前記収納キャビネット扉の扉開閉者を特定するための識別情報が記憶された非接触ICタグが内蔵されたIDカードとの間で、非接触方式でデータの送受信が可能な通信装置を前記収納キャビネットに備えた請求項1記載の収納キャビネット。
  3. 前記収納キャビネットにおいて、前記扉が閉じた状態で前記扉を開く直前に、前記IDカードを前記通信装置にかざすことで前記IDカードを認識することにより、得られたIDカード認識情報と、前記IDカードを読み取った直後に前記収納キャビネット内部認識用アンテナから認識された、前記収納キャビネット内の前記保管物に装着された前記非接触ICタグの扉開直前データと、前記扉が開かれ、再び前記扉が閉じられた直後に前記収納キャビネット内部認識用アンテナから認識された、前記収納キャビネット内の前記保管物に装着された前記非接触ICタグの扉閉直後データをコンピュータと通信し、前記扉開直前データと、前記扉閉直後データとの差異を求める処理をコンピュータに実行させ、前記差異を前記IDカード認識情報と関連付けることで、前記扉開閉者が前記収納キャビネット内の前記保管物に、増減を行っていないかコンピュータで管理可能なことを特徴とした、請求項2記載の収納キャビネット。
  4. 前記収納キャビネットにおいて、前記通信装置は、前記扉が閉じた状態で前記扉を開く時にかざす前記IDカードとの間で、非接触方式でデータの送受信が前記扉を閉じた状態で扉前面から収納キャビネット前部に対して可能なIDカード認識用アンテナと前記IDカード認識用アンテナとの通信制御を行う通信制御装置であり、前記IDカード認識用アンテナは前記収納キャビネット扉に装着した、請求項2記載の収納キャビネット。
  5. 前記扉が閉まった状態では、前記扉に装着された前記収納キャビネット内部認識用アンテナより認識可能で、前記扉が開かれた状態では、認識不能となる通信距離が短く、指向性の強い収納キャビネットを特定することができる識別情報を記憶した非接触ICタグによる、扉開閉識別兼キャビネット識別用非接触ICタグが装着された請求項1記載の収納キャビネット。
  6. 前記収納キャビネットにおいて、前記収納キャビネット扉裏面の素材は、前記収納キャビネット内部認識用アンテナで送受信される電波を吸収又は遮断しない素材で構成されたものとし、前記扉前面の一部分は、前記IDカード認識用アンテナで送受信される電波を吸収又は遮断しない素材で構成され、前記一部分以外は鋼板製又は、電波を遮断もしくは吸収可能な素材を利用又は装着し、前記収納キャビネット内部認識用アンテナと前記IDカード認識用アンテナで送受信される電波が相互に干渉しないように電磁波シールドを施した、請求項4記載の収納キャビネット。
  7. 前記収納キャビネットにおいて、コンピュータと接続された前記通信制御装置又は、コンピュータからの信号と連動し、前記収納キャビネットの扉を施錠、開錠可能な扉錠を装着した請求項1記載の収納キャビネット。
  8. 前記収納キャビネットにおいて、前記収納キャビネット内部認識用アンテナ又は、前記収納キャビネット内部認識用アンテナと前記通信制御装置がパネル状又はシート状に形成され、着脱可能なことを特徴とする通信装置を装着した、請求項1記載の収納キャビネット。
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