JP3730575B2 - マスクの取り付け方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、プリント基板にはんだペーストを所定のパターンに印刷するスクリーン印刷装置及びマスクの取り付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、プリント基板に多数の電子部品を一度に実装するために、リフローハンダ付け方法が広く用いられている。このリフローハンダ付け方法は、前記プリント基板に予めはんだペーストを供給しておき、この供給されたはんだペーストに、電極を接触させた状態で、前述した各電子部品を前記プリント基板に載置する。
【0003】
その後、各電子部品が載置された状態のプリント基板を、リフロー炉内に挿入する。前記はんだペーストを再溶融させ、前記プリント基板上に載置された各電子部品を、前記プリント基板に一括的にはんだ付け(表面実装)する。
【0004】
このようなリフローハンダ付け方法を行うために、例えば、図19に示すマスク100を用いたスクリーン印刷を行うことがある。前記マスク100は、図19に示すように、スクリーン状の薄板に前記プリント基板の各配線パターンに対応する貫通孔101を設けたものである。印刷時には、まず、マスク100をプリント基板に重ねる。マスク100の表面上にはんだペーストを塗る。
【0005】
スキージで、マスク100をプリント基板に近づける方向に加圧して、該マスク100をプリント基板に押しつけるとともに、スキージではんだペーストをマスク100の表面上を移動させる。このことによって、前記貫通孔101内にはんだペーストが押し込まれ、プリント基板の表面上に所定のパターンにしたがってはんだペーストが置かれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前述したリフローハンダ付け方法を行った後、特に、BGA(Ball Grid Array)実装方法でプリント基板に取り付けられた電子部品には、プリント基板への取り付け不良が生じることがある。このとき、取り付け不良の電子部品をプリント基板から取り外した後、前述したマスク100を用いて、再度スクリーン印刷を行うことは、前述したマスク100が大きいため困難であった。
【0007】
このため、本発明の出願人は、一つの電子部品を実装するために必要なはんだペーストのみをプリント基板の表面に印刷・供給する小型なマスクを用いることを提案している。このマスクは、小型・軽量であるため、剛性が比較的低くなる傾向であった。
【0008】
このため、前述した小型なマスクをスクリーン印刷装置に取り付ける際に、該マスクが歪むことが考えられる。マスクが歪むと、はんだペーストをプリント基板の所望の位置に確実に印刷することが困難となり、はんだペーストの印刷精度が悪化することが考えられる。
【0009】
したがって、本発明の目的は、はんだペーストの印刷精度を向上できるマスクの取り付け方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明のマスクの取り付け方法は、はんだペーストを印刷する所定のパターンに対応する形状の貫通孔を有するマスクと、前記マスクを支持するマスク支持部材と、前記マスク支持部材を取り付けて該マスク支持部材に支持された前記マスクをプリント基板に重ねて該マスク上から貫通孔内にはんだペーストを押し込んで、前記プリント基板に所定のパターンではんだペーストを印刷する印刷ヘッドと、を備え、前記プリント基板に取り付けられた取り付け不良の電子部品を前記プリント基板に取り付ける際に前記プリント基板に所定のパターンで前記はんだペーストを印刷するスクリーン印刷装置において、前記マスク支持部材に前記マスクを取り付けるマスクの取り付け方法であって、前記マスクは、前記貫通孔が形成されたマスク部と、前記マスク部の外縁から立設しかつ互いに相対する一対の周壁と、これら一対の周壁それぞれに取り付けられた螺合受け部材と、を備え、前記螺合受け部材に螺合部材がねじ込まれて前記マスク支持部材に支持されるとともに、前記マスク支持部材は、互いに相対するとともに前記螺合受け部材それぞれと重ねられる一対の固定板と、前記螺合部材が螺合受け部材に螺合することを許容するとともに前記固定板と螺合受け部材との相対的な位置を変更可能とする許容手段と、前記印刷ヘッドに取り付けられる取付部と、を備え、前記マスク支持部材の取付部に固定される固定部と、前記固定部と間隔をあけかつ前記マスク部を置くことが可能な平坦な表面を有するマスク支持部と、前記固定部とマスク支持部とを連結する連結部と、を備えた治具を用いるとともに、前記治具の固定部を取付部に固定し、前記マスク支持部の表面にマスク部を重ねて、前記螺合部材を前記螺合受け部材にねじ込んで、前記マスクを前記マスク支持部材に取り付けることを特徴としている。
【0018】
請求項に記載した本発明によれば、治具の固定部をマスク支持部材の取付部に固定し、治具のマスク支持部の表面にマスクのマスク部を重ねる。こうして、マスクの螺合受け部材とマスク支持部材の固定板との相対的な位置を調整する。そして、螺合部材を螺合受け部材にねじ込んで、マスクをマスク支持部材に取り付ける。マスク支持部の表面にマスク部を重ねて、マスクとマスク支持部材とを固定するため、特にマスク部が歪まないようにマスクをマスク支持部材に取り付けることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を図1ないし図16を参照して説明する。
周知のスクリーン印刷装置によって、プリント基板2(図6などに示す)の表面に所定のパターンにしたがってはんだペースト5(図4に示す)を印刷・供給して、電子部品3(図3に示す)が前記プリント基板2に取り付けられる。このとき、電子部品3のなかに、プリント基板2への取り付け状態が不良なものが生じることがある。
【0020】
図1などに示す本発明の一実施形態にかかるスクリーン印刷装置としてのリペア装置1は、図2などに示すマスク4を用いて、取り付け不良の電子部品3を再度プリント基板2に取り付ける際に用いられる。
【0021】
図3に示す電子部品3は、BGA(Ball Grid Array)実装方法でプリント基板2に取り付けられる所謂BGA型電子部品である。電子部品3は、図3及び図4に示すように、積層構造の基板6と、該基板6に取り付けられた図示しないLSIチップと、前記基板6の下面に設けられた複数の電極7と、前記LSIチップの端子と電極7とを電気的に接続する図示しない配線部とを備えている。前記電極7は、前記下面に平面状にかつ格子状に配置されている。電極7は所謂2次元のマトリックス状に配されている。
【0022】
前記プリント基板2は、図4などに示すように、絶縁性の合成樹脂からなる基板8と、基板8の表面に形成された複数のパッド9と、これらのパッド9に接続された図示しない導体パターンと、を備えている。プリント基板2の質量は、マスク4の質量より十分に大きい。基板8の表面は、平坦に形成されている。パッド9は、導電性を有している。パッド9は、平面状にかつ格子状に配置されている。パッド9は所謂2次元のマトリックス状に配されている。パッド9は、プリント基板2の表面と電子部品3の基板6の下面とが相対すると、電極7と相対する。
【0023】
導体パターンは、例えば、銅などの導電性の金属などからなりかつ薄い膜状に形成されている。導体パターンは、基板8の表面に貼り付けられている。導体パターンは、予め定められるパターンにしたがって、パッド9などを相互に電気的に接続している。
【0024】
前述した構成の電子部品3は、図4に一部断面で示すように、リペア装置1によってパッド9上に供給されたはんだペースト5によって、電極7がパッド9と電気的に接続した状態で、プリント基板2に取り付けられる。
【0025】
取り付け不良の電子部品3を、再度プリント基板2に取り付ける際には、まず、該電子部品3をプリント基板2から取り外す。その後、リペア装置1は、マスク4を用いて、電子部品3を駆動するために必要となる所定のパターンにしたがって、はんだペースト5を前記パッド9上に印刷・供給する。即ち、リペア装置1は、はんだペースト5を電子部品3の取り付け箇所のプリント基板2の表面に、所定のパターンで印刷・供給する装置である。
【0026】
リペア装置1は、図1に示すように、マスク4と、ベース20と、プリント基板2を載置して位置決めする支持台21と、変位手段としての変位機構22と、前記マスク4を取り付ける印刷ヘッド23と、付勢手段としてのコイルばね24と、マスク支持部材40と、を備えている。
【0027】
マスク4は、図2に示すように、マスク部11と、互いに相対する一対の周壁12と、互いに相対する一対の第2の周壁37と、螺合受け部材としての固定部材36(図10ないし図12に示す)と、を備えている。マスク部11は、平坦な薄い板金などからなる。マスク部11は、電子部品3より若干大きな矩形状に形成されている。マスク部11は、電子部品3の基板6などと相似形に形成されている。
【0028】
マスク部11には、貫通孔13が複数形成されている。貫通孔13は、マスク部11を構成する母材を貫通して形成されている。貫通孔13は、従来より周知のエッチングなどによって形成される。貫通孔13は、平面状にかつ格子状に配置されている。貫通孔13は、所謂2次元のマトリックス状に配されている。貫通孔13は、マスク部11がプリント基板2に重ねられると、パッド9が侵入する。こうして、貫通孔13は、はんだペースト5を印刷する所定のパターンにしたがって形成されている。
【0029】
一対の周壁12は、平坦な薄い板金などからなる。それぞれの周壁12は、マスク部11の外縁に連なっている。一対の周壁12は、マスク部11から同方向に立設している。一対の周壁12は、マスク部11の幅方向に沿って互いに相対する。一対の周壁12の内面14aと、マスク部11の表面15とは互いに直交している。なお、周壁12の内面14aは、マスク4の内側に位置する周壁12の表面である。マスク部11の表面15は、周壁12の内面14aに連なっている。
【0030】
一対の第2の周壁37は、平坦な薄い板金などからなる。それぞれの第2の周壁37は、マスク部11の外縁に連なっている。一対の第2の周壁37は、マスク部11から同方向に立設している。一対の第2の周壁37は、マスク部11の長手方向に沿って互いに相対する。
【0031】
一対の第2の周壁37のうち図2中奥に位置する一方の第2の周壁37(以下符号37aで示す)の内面38(以下符号38aで示す)は、マスク部11の表面15に対して直交している。他方の第2の周壁37の内面38は、マスク部11の表面15に対して交差している。マスク部11から離れるのにしたがって前記内面38が一方の第2の周壁37aから徐々に離れるように、前記他方の第2の周壁37は傾斜している。なお、第2の周壁37の内面38は、マスク4の内側に位置する第2の周壁37の表面である。
【0032】
また、前記一方の第2の周壁37aの内面38aのマスク部11から離れた側の端部16(図2中に密な平行斜線で示す)には、前記はんだペースト5が供給される(塗られる)。この一方の第2の周壁37aの内面38aの端部16は、ペースト載置部をなしている。
【0033】
固定部材36は、板状に形成されている。固定部材36の厚みは、周壁12,37の厚みより十分に厚い。このため、固定部材36の剛性は高い。固定部材36は、一対設けられている。固定部材36は、周壁12の外面14bに重ねられて、該周壁12と融接法、圧接法、ろう付法などの周知の溶接法によって固定される。それぞれの固定部材36には、図12に示すように、螺合部材としてのボルト41の軸部42がねじ込まれる(螺合する)ねじ孔39が複数設けられている。
【0034】
前述した構成のマスク4は、融接法、圧接法、ろう付法などの周知の溶接法によって、前記マスク部11と周壁12,37とが互いに固定されるとともに、周壁12の外面14bに固定部材36が取り付けられて組み立てられる。そして、マスク4は、固定部材36を介して周壁12がマスク支持部材40の後述の固定板45に重ねられて、ボルト41によって固定部材36がマスク支持部材40に固定(支持)される。そして、マスク支持部材40が印刷ヘッド23に取り付けられて、マスク4は前記リペア装置1に取り付けられる。
【0035】
ベース20は、工場などに設置される。支持台21は、平板状に形成されている。支持台21は、平面形状が矩形状に形成されている。支持台21は、上面にプリント基板2を位置決めして固定する。支持台21の質量は、マスク4の質量より十分に大きい。支持台21の剛性は高い。支持台21には、回転軸25が取り付けられている。
【0036】
回転軸25の軸芯は、支持台21の一つの外縁部26に沿って延びている。回転軸25は、前記一つの外縁部26に位置する支持台21の図1中の下面に取り付けられている。即ち、回転軸25は、支持台21の一つの外縁部26に設けられている。回転軸25は、その軸芯を中心として回転自在にベース20に支持されている。
【0037】
前述した構成によって、支持台21は、前記回転軸25を中心として回転自在にベース20に支持されている。また、上面が水平方向に沿う位置と、上面が鉛直方向と水平方向との双方に傾斜する位置とに亘って、支持台21は、ベース20に対して回転軸25を中心として、図1中の矢印Kに沿って回転自在となっている。
【0038】
変位機構22は、エアシリンダ27と、ローラ28と、スライド部材29とを備えている。エアシリンダ27は、ベース20に固定されたシリンダ本体30と、このシリンダ本体30から伸縮自在に設けられた伸縮ロッド31と、を備えている。伸縮ロッド31は、シリンダ本体30から伸縮すると、支持台21に近づいたり支持台21から離れたりする。
【0039】
ローラ28は、円柱状に形成されている。ローラ28の軸芯は、回転軸25の軸芯と平行であるとともに、支持台21の前記一つの外縁部26の逆側の他の外縁部32に沿っている。ローラ28は、前記他の外縁部32に取り付けられている。ローラ28は、その軸芯を中心として回転自在に支持台21に取り付けられている。
【0040】
スライド部材29は、伸縮ロッド31に取り付けられているとともに、ベース20にスライド自在に設けられている。スライド部材29は、カム面33を備えている。カム面33は、水平方向と鉛直方向との双方に対して傾いている。このため、カム面33は、伸縮ロッド31の伸縮方向即ちスライド部材29のスライド方向に対して傾いている。カム面33は、支持台21上に置かれるプリント基板2とマスク4とが重なる方向に対して傾いている。なお、プリント基板2とマスク4とが重なる方向は、支持台21の上面に対して直交する方向であり、プリント基板2の表面に対して直交する方向である。カム面33の上にはローラ28が乗る。
【0041】
前述した構成によって、変位機構22は、伸縮ロッド31を伸縮させて、スライド部材29をスライドさせることにより、カム面33上にローラ28を転がす。すると、カム面33が前述したように傾いているので、支持台21即ち支持台21上に位置決めされたプリント基板2が、回転軸25を中心とした回転方向に変位する。変位機構22は、伸縮ロッド31を伸縮させて、スライド部材29をスライドさせることにより、支持台21即ち支持台21上に位置決めされたプリント基板2を回転させる。
【0042】
印刷ヘッド23は、図10ないし図12に示すように、前記マスク支持部材40を取り付けるヘッド本体34と、スキージ35(図11及び図12に示す)と、図示しないスキージ駆動部などを備えている。ヘッド本体34は、マスク支持部材40の後述する第2のねじ孔48と重なるねじ孔43(図12に示す)を備えている。ねじ孔43にはボルト44(図12に示す)が螺合可能である。ヘッド本体34は、鉛直方向に沿いかつ前記支持台21上に位置決めされたプリント基板2に対し接離する方向と、水平方向に沿いかつスライド部材29がスライドする方向と、水平方向に沿いかつスライド部材29がスライドする方向に対し直交する方向と、に沿って移動自在に設けられている。
【0043】
スキージ35は板状に形成されている。スキージ駆動部は、ヘッド本体34に取り付けられており、該ヘッド本体34とともに前述した三方向に沿って移動する。スキージ駆動部は、スキージ35をマスク4の一方の第2の周壁37aの内面38aとマスク部11の表面15とに沿って移動させる。前述した構成によって、印刷ヘッド23は、マスク支持部材40を取り付けて該マスク支持部材40に支持されたマスク4をプリント基板2に重ねて該マスク4上から貫通孔13内にはんだペースト5を押し込んで、前記プリント基板2に所定のパターンではんだペースト5を印刷する。
【0044】
コイルばね24は、支持台21とベース20とに掛け渡されている。コイルばね24は、支持台21を他の外縁部32が印刷ヘッド23から離れる方向に付勢している。即ち、コイルばね24は、他の外縁部32がマスク4のマスク部11から離れる方向に支持台21を付勢している。
【0045】
マスク支持部材40は、図11及び図12に示すように、互いに間隔をあけて相対する一対の固定板45と、これらの固定板45を互いに連結する連結板46とを一体に備えている。固定板45と連結板46とのそれぞれの剛性は、マスク4の剛性より十分に高い。一対の固定板45間の間隔は、マスク4の一対の固定部材36の外面相互間の間隔と等しい。
【0046】
一対の固定板45には、図12に示すように、それぞれ許容手段としての孔47が複数設けられている。このため、マスク支持部材40は、勿論孔47を備えている。孔47の内径は、前述したボルト41の軸部42の外径より十分に大きい。孔47は、固定板45と固定部材36とが互いに重なる格好で、一対の固定板45間にマスク4が位置すると、固定部材36のねじ孔39と重なる。内径がボルト41の軸部42の外径より大きいので、マスク4をマスク支持部材40に取り付ける際に、孔47は、固定板45と固定部材36即ち周壁12との相対的な位置が変更することを許容する。また、孔47の内側をボルト41の軸部42が通って、固定部材36のねじ孔39に螺合するので、孔47は、ボルト41が固定部材36のねじ孔39に螺合することを許容する。
【0047】
また、固定板45には、それぞれ、取付部としての第2のねじ孔48が設けられている。第2のねじ孔48には、ボルト44が螺合可能であるとともに、ヘッド本体34のねじ孔43と重なる。第2のねじ孔48とヘッド本体34のねじ孔43とにボルト44がねじ込まれて、マスク支持部材40はヘッド本体34に取り付けられる。こうして、第2のねじ孔48は、固定板45即ちマスク支持部材40をヘッド本体34即ち印刷ヘッド23に取り付ける。
【0048】
固定板45と固定部材36とを重ねかつ、一対の固定板45間にマスク4を位置させた状態で、ボルト41を孔47に通してねじ孔39にねじ込む。こうして、前述した構成のマスク支持部材40は、マスク4を固定(支持)する。そして、第2のねじ孔48を印刷ヘッド23のねじ孔43に重ねて、これらのねじ孔48,43にボルト44をねじ込んで、マスク4が取り付けられたマスク支持部材40は印刷ヘッド23に取り付けられる。
【0049】
前述した構成のリペア装置1を用いて、プリント基板2のパッド9上にはんだペースト5を印刷・供給する際には、まず、リペア装置1の支持台21上にプリント基板2を載置・位置決めする。そして、リペア装置1の印刷ヘッド23にマスク4を以下のように取り付ける。なお、このとき、伸縮ロッド31が伸長して、支持台21の上面が水平方向に沿っている。そして、図1及び図5に示すように、プリント基板2の所定箇所にマスク4のマスク部11を重ねる。
【0050】
マスク4を印刷ヘッド23に取り付ける際には、まず、マスク4をマスク支持部材40に取り付ける。マスク4をマスク支持部材40に取り付ける際には、図13ないし図16に示す治具50を用いる。治具50は、固定部としての固定片51と、該固定片51と間隔をあけて相対するマスク支持部としてのマスク支持片52と、これらの固定片51とマスク支持片52とを互いに連結する連結部としての連結片53とを一体に備えて、コ字状に形成されている。
【0051】
固定片51には、第2のねじ孔48と重なるねじ孔54が設けられている。ねじ孔54は、固定片51のマスク支持片52と相対する表面に開口している。ねじ孔54には、ボルト44が螺合可能である。第2のねじ孔48とねじ孔54とにボルト44が螺合して、固定片51は、固定板45即ちマスク支持部材40に取り付けられる(固定される)。マスク支持片52の固定片51と相対する表面55は、平坦である。
【0052】
前述した治具50を用いて、マスク4をマスク支持部材40に取り付ける場合には、まず、固定片51をマスク支持部材40の固定板45に重ねて、第2のねじ孔48とねじ孔54とにボルト44を螺合させる。こうして、図13に示すように、まず、治具50をマスク支持部材40に取り付ける。
【0053】
その後、図14に示すように、マスク支持片52の表面55にマスク部11を重ね、かつ固定板45に固定部材36を重ねた状態で、一対の固定板45間にマスク4を位置させる。図15に示すように、マスク部11をマスク支持片52の表面55に重ねて、該マスク部11が歪まないように、孔47を通して、固定部材36のねじ孔39にボルト41の軸部42を徐々に螺合させる。
【0054】
こうして、図16に示すように、ボルト41によって、マスク部11が歪まない状態で、マスク4をマスク支持部材40に取り付ける。その後、ボルト44を外して、治具50をマスク支持部材40から取り外す。その後、第2のねじ孔48とヘッド本体34のねじ孔43とを重ねて、これらのねじ孔48,43にボルト44を螺合させて、マスク4が取り付けられたマスク支持部材40をヘッド本体34即ち印刷ヘッド23に取り付ける。
【0055】
その後、図6に示すように、マスク4の周壁37aの内面38aの端部16にはんだペースト5を供給する。そして、図7に示すように、スキージ35を周壁37aの内面38aに沿って移動させて、スキージ35ではんだペースト5をマスク部11に近づける。すると、図8に示すようにスキージ35の先端がマスク部11の外縁に位置する。なお、図8に示すように、スキージ35の先端がマスク部11の外縁に位置すると、はんだぺースト5とスキージ35との間と、はんだペースト5とマスク部11の表面15の外縁との間に隙間がなくなる。
【0056】
その後、図9に示すように、スキージ35をマスク部11の表面15に沿って移動させる。すると、はんだペースト5が前記貫通孔13内に侵入するとともに、プリント基板2のパッド9上に印刷・供給される。こうして、はんだペースト5の印刷が終了する。
【0057】
その後、印刷ヘッド23がマスク4をプリント基板2に重なった状態で固定する。そして、エアシリンダ27の伸縮ロッド31を、図1中の矢印Sに沿って徐々に縮小する。すると、ローラ28がカム面33上を転がるとともに、コイルばね24の付勢力によって、支持台21の他の外縁部32が徐々に下方に変位する。そして、回転軸25を中心として、支持台21が図1中の矢印Kに沿って徐々に回転する。このように、プリント基板2が回転軸25を中心として回転してマスク4のマスク部11から徐々に離れる。
【0058】
すると、複数の貫通孔13内からパッド9即ちプリント基板2上に印刷されたはんだペースト5が抜け出る。このとき、他の外縁部32寄りの貫通孔13から一つの外縁部26寄りの貫通孔13に向かって順にはんだペースト5が抜け出る。さらに、伸縮ロッド31が縮小していくと、プリント基板2がマスク4のマスク部11から完全に離れて、全ての貫通孔13からパッド9上に印刷されたはんだペースト5が抜け出る。
【0059】
このとき、プリント基板2が回転軸25を中心として回転するので、パッド9上のはんだペースト5の隅が削れる。しかしながら、前記支持台21とプリント基板2とを合わせた質量がマスク4の質量より大きくかつ支持台21が高剛性であるとともにコイルばね24によって支持台21が付勢されている。このため、回転軸25を中心として回転する際に、前記支持台21などが振動しにくくなっている。このため、パッド9上に印刷されたはんだペースト5が、にじみにくくなっている。
【0060】
こうして、リペア装置1は、プリント基板2のパッド9上にはんだペースト5を所定のパターンにしたがって印刷・供給する。なお、はんだペースト5とは、はんだ粉末をフラックスなどと混練して構成されている。
【0061】
本実施形態によれば、孔47の内径がボルト41の軸部42の外径より大きい。このため、マスク支持部材40の固定板45と、マスク4の固定部材36との相対的な位置が変更可能である。治具50の固定片51をマスク支持部材40の第2のねじ孔48に固定し、治具50のマスク支持片52の表面55にマスク部11を重ねて、マスク1とマスク支持部材40とを固定する。
【0062】
このため、マスク4をマスク支持部材40に取り付ける際に、マスク部11をマスク支持片52の表面55に重ねて、固定板45と固定部材36との相対的な位置を位置決めすることによって、特にマスク部11が歪まないようにマスク支持部材40にマスク4を取り付けることができる。したがって、はんだペースト5の印刷精度を向上できる。
【0063】
また、孔47が、ボルト41の軸部42が固定部材36のねじ孔39に螺合することを妨げない。このため、マスク4をマスク支持部材40に確実に取り付けることができる。
【0064】
また、印刷ヘッド23がマスク4を固定して、変位機構22がプリント基板2をマスク4から離す方向に移動させる。プリント基板2と支持台21とを合わせた質量がマスク4より大きい。また、コイルばね24が、支持台21を付勢している。
【0065】
このため、プリント基板2をマスク4から離す際に、プリント基板2と支持台21がマスク4より振動しにくい。このため、プリント基板2に所定のパターンにしたがって印刷されたはんだペースト5がにじみにくくなる。したがって、はんだペースト5の印刷精度を向上できる。
【0066】
また、プリント基板2をマスク4のマスク部11から離す際に、他の外縁部32寄りのはんだペースト5から一つの外縁部26寄りのはんだペースト5に向かって順に貫通孔13から抜け出る。このため、パッド9上に印刷されたはんだペースト5がマスク4のマスク部11から確実に分離して、はんだペースト5をプリント基板2に所定のパターンにしたがって確実に印刷できる。
【0067】
さらに、回転軸25を中心として支持台21を回転移動させてプリント基板2をマスク4のマスク部11から離すので、前記支持台21をマスク4から離れる方向に直線的に移動させる場合と比較して、コストを抑制できる。
【0068】
また、変位機構22が、支持台21の他の外縁部32に回転自在に設けられたローラ28と、ベース20にスライド自在でかつ前記ローラ28が乗るカム面33を備えたスライド部材29とを備えている。このため、スライド部材29がスライドすると、ローラ28がカム面33上を確実に転がって、支持台21の自重とコイルばね24の付勢力などによって、回転軸25を中心として支持台21が回転移動する。したがって、プリント基板2をマスク4のマスク部11から確実に離すことができ、プリント基板2にはんだペースト5を確実に印刷できる。
【0069】
また、マスク部11から立設した複数の周壁12,37のうち一つの周壁37aの内面38aの端部16にはんだペースト5が塗られる。スキージ35で、前記内面38aの端部16に塗られたはんだペースト5をマスク部11に近づけた後、マスク部11の表面15に沿って移動させる。そして、はんだペースト5を、貫通孔13内に押し込んで、パッド9上に印刷・供給する。
【0070】
このため、スキージ35をマスク部11の外縁に位置させた際に、はんだペースト5とスキージ35との間と、はんだペースト5とマスク部11の表面15の外縁との間に隙間が生じにくくなっている。したがって、最もマスク部11の外縁寄りの貫通孔13とマスク部11の外縁との間隔D(図6などに示す)を狭くできる。したがって、マスク4の小型化を図ることが可能となり、取り付け不良の電子部品3を容易に再度プリント基板2に取り付けることができる。
【0071】
さらに、前記マスク部11と周壁12,37とが溶接によって固定されている。このため、これらのマスク部11と周壁12,37との相対的な位置などが高精度に保たれている。したがって、はんだペースト5の印刷精度を向上できる。
【0072】
また、前述した実施形態では、許容手段として孔47を用いている。しかしながら、本発明では、図17及び図18に示すように、許容手段として固定板45を構成する母材を切り欠きかつボルト41の軸部42の外径より大きな切欠き56を用いても良い。この場合も、固定板45と固定部材36との相対的な位置を調整することによって、特にマスク部11が歪まないようにマスク4をマスク支持部材に確実に取り付けることができる。したがって、はんだペースト5の印刷精度を向上できる。
【0073】
さらに、前述した実施形態では、螺合受け部材としてねじ孔39を有する板状の固定部材36を用いている。しかしながら、本発明では、螺合受け部材としてボルト41の軸部42が螺合する周知のナットを用いても良いことは勿論である。
【0074】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に記載の本発明は、治具の固定部をマスク支持部材の取付部に固定し、治具のマスク支持部の表面にマスク部を重ねて、マスクとマスク支持部材とを固定するため、特にマスク部が歪まないようにマスクをマスク支持部材に取り付けることができる。したがって、はんだペーストの印刷精度をより確実に向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるスクリーン印刷装置を示す正面図である。
【図2】図1に示されたスクリーン印刷装置に用いられるマスクを示す斜視図である。
【図3】図1に示されたスクリーン印刷装置でプリント基板に取り付けられる電子部品を下面側からみた平面図である。
【図4】図3に示された電子部品のプリント基板への取り付け箇所の一部を断面にして示す図である。
【図5】図2に示されたマスクを用いてプリント基板にスクリーン印刷を施す状態を示す斜視図である。
【図6】図5中のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】図6に示す状態からスキージではんだペーストをマスク部に近づけた状態を示す断面図である。
【図8】図7に示す状態からスキージの先端をマスク部の外縁に位置させた状態を示す断面図である。
【図9】図8に示す状態からスキージをマスク部の表面に沿って移動させた状態を示す断面図である。
【図10】図1に示されたスクリーン印刷装置の印刷ヘッドに取り付けられたマスクとマスク支持部材とを示す正面図である。
【図11】図10中の矢印XI方向からみた側面図である。
【図12】図10中のXII−XII線に沿う断面図である。
【図13】図12に示されたマスク支持部材に治具を取り付けた状態を示す説明図である。
【図14】図13に示されたマスク支持部材の固定片間にマスクを位置させた状態を示す説明図である。
【図15】図14に示されたマスクの固定部材のねじ孔にボルトを螺合させ始めた状態を示す説明図である。
【図16】図15に示されたマスクの固定部材のねじ孔にボルトを螺合させて、マスクをマスク支持部材に固定した状態を示す説明図である。
【図17】本発明のスクリーン印刷装置のマスク支持部材の変形例を示す正面図である。
【図18】図17中のXVIII−XVIII線に沿う断面図である。
【図19】従来のマスクの斜視図である。
【符号の説明】
1 リペア装置(スクリーン印刷装置)
2 プリント基板
3 電子部品
4 マスク
5 はんだペースト
11 マスク部
12 周壁
13 貫通孔
23 印刷ヘッド
36 固定部材(螺合受け部材)
40 マスク支持部材
41 ボルト(螺合部材)
42 軸部
45 固定板
47 孔(許容手段)
48 第2のねじ孔(取付部)
50 治具
51 固定片(固定部)
52 マスク支持片(マスク支持部)
53 連結片(連結部)
55 表面
56 切欠き(許容手段)

Claims (1)

  1. はんだペーストを印刷する所定のパターンに対応する形状の貫通孔を有するマスクと、前記マスクを支持するマスク支持部材と、前記マスク支持部材を取り付けて該マスク支持部材に支持された前記マスクをプリント基板に重ねて該マスク上から貫通孔内にはんだペーストを押し込んで、前記プリント基板に所定のパターンではんだペーストを印刷する印刷ヘッドと、を備え、前記プリント基板に取り付けられた取り付け不良の電子部品を前記プリント基板に取り付ける際に前記プリント基板に所定のパターンで前記はんだペーストを印刷するスクリーン印刷装置において、前記マスク支持部材に前記マスクを取り付けるマスクの取り付け方法であって、
    前記マスクは、前記貫通孔が形成されたマスク部と、前記マスク部の外縁から立設しかつ互いに相対する一対の周壁と、これら一対の周壁それぞれに取り付けられた螺合受け部材と、を備え、前記螺合受け部材に螺合部材がねじ込まれて前記マスク支持部材に支持されるとともに、
    前記マスク支持部材は、互いに相対するとともに前記螺合受け部材それぞれと重ねられる一対の固定板と、前記螺合部材が螺合受け部材に螺合することを許容するとともに前記固定板と螺合受け部材との相対的な位置を変更可能とする許容手段と、前記印刷ヘッドに取り付けられる取付部と、を備え、
    前記マスク支持部材の取付部に固定される固定部と、前記固定部と間隔をあけかつ前記マスク部を置くことが可能な平坦な表面を有するマスク支持部と、前記固定部とマスク支持部とを連結する連結部と、を備えた治具を用いるとともに、
    前記治具の固定部を取付部に固定し、前記マスク支持部の表面にマスク部を重ねて、前記螺合部材を前記螺合受け部材にねじ込んで、前記マスクを前記マスク支持部材に取り付けることを特徴とするマスクの取り付け方法。
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