JP3730364B2 - 壁紙貼着用下地材 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、壁紙貼着用下地材、および壁体やパネル部材などの基体に壁紙を貼着する方法に関する。より詳細には、本発明は、展示会場などの仕切壁、ディスプレイ用パネル、オフィスや住宅の内壁、仕切壁などからなる基体上に壁紙を貼着したり、壁紙の張り替えを行う際に用いる壁紙貼着用下地材、および前記の壁紙貼着用下地材を使用する基体への壁紙の貼着方法に関するものである。本発明による場合は、前記した種々の基体上への壁紙の貼着や張り替えを、良好な作業性で、簡単に且つ美麗に、経済的なコストで行うことができ、しかも壁紙を貼着するパネル部材などの基体を多数回にわたって繰り返して再利用することができる。
【0002】
【従来の技術】
従来より、展示会場の仕切壁、ディスプレイ用パネルなどの基体では、それに壁紙やポスターなどを貼着して装飾パネルの形態にして多く利用されている。その場合のパネル部材(基体)としては、合板、パーティクルボードなどの木質系板材のほか、板紙、石膏ボード、ポリスチレンボードなどの板材が用いられ、通常、水性接着剤を用いて壁紙の貼着が行われている。パネル部材は、ディスプレイ用、内壁用など、その使用目的に応じて、種々のデザインや色彩を有する壁紙で装飾されるが、使用後にデザイン変更等の必要が生じた場合には、壁紙を剥がした後、パネル部材に新たな壁紙を貼って再利用される。その際に、壁紙がパネル部材に直接貼着されていると、壁紙を剥がす作業に手間や時間を要し、しかも壁紙や接着剤を完全に剥がすことが困難であり、剥がし残りが生じ易い。パネル部材上に壁紙や接着剤の剥がし残りがあると、その上に新たに貼った壁紙に凹凸ができて美装性が著しく損なわれるため、そのような剥がし残りの生じたパネル部材は再利用ができず、廃棄せざるを得ないという問題があった。
【0003】
上記した問題を改良してパネル部材の再利用を可能にすることを目的として、従来、(1)パネル部材の壁紙を貼着する表面にプラスチックフイルムや金属箔を積層したり又はプラスチックをコーティングして、鏡面状の平滑面を形成し、その平滑面上に剥離性を示す接着剤層を介してシート(壁紙)を貼着する方法(特開平6−212768号公報)、(2)壁紙に対して接着適性に欠ける可撓性基材シートの裏面に粘着剤層を設けて壁紙貼着用下地材を形成し、その壁紙貼着用下地材を壁に貼着して下地とし、その上に接着力の低い接着剤を用いて壁紙を貼着する方法(特開平8−93172号公報)が提案されている。
【0004】
しかしながら、上記(1)の従来法による場合は、パネル部材へのプラスチックフイルムや金属箔のスムーズな接着が難しく、それらの貼着を時間をかけて慎重に行わないと鏡面状の平滑面をパネル部材表面に形成することができず、その貼着に熟練や手間および時間を要し、またコーティングによる平滑面の形成は大掛りな設備が必要である。そのため、この(1)の従来法による場合は、作業の迅速性、容易性、経済性が求められることの多い、展示会場などにおけるパネル設置現場等での壁紙の貼着作業、家屋やオフィスの内壁などへの壁紙の貼着には適していない。
【0005】
また、上記(2)の従来法による場合は、壁紙を貼着するための接着剤として安価で汎用性の高い澱粉糊のみを使用すると、壁紙貼着用下地材と壁紙との間の接着性が低く壁紙の貼着が円滑に行えず、そのために澱粉糊にアクリル系接着剤を一定割合で配合した特殊な接着剤を使用する必要があり、手数がかかり、コスト高になるという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、熟練や手間および時間を必要とせず、大掛りな設備などを要せずに、展示会場、住宅、オフィス、その他の作業現場において、壁紙の貼着作業を、良好な作業性で、迅速に且つ容易に、美麗に行うことを可能にする壁紙貼着用下地材およびそれを用いる壁紙の貼着方法を提供することである。
そして、本発明の目的は、必要な期間の間は壁紙がパネル部材や壁面などの基体に対して良好に接着していて剥がれたりせず実用性に優れ、その一方で壁紙の剥離が必要になったときには、基体上での壁紙の剥がれ残りや接着剤の剥がれ残りを生ずることなく、壁紙を基体から簡単に且つ良好に剥がすことができて、パネル部材などの基体を繰り返して再利用することのできる壁紙貼着用下地材およびそれを用いる壁紙の貼着方法を提供することである。
さらに、本発明の目的は、従来から汎用されている安価な澱粉糊を用いた場合にも、基体への壁紙の良好な貼着作業性や接着強度を有し、その一方で壁紙を剥がしたい場合は壁紙や接着剤の剥がれ残りを生じず、壁紙を良好に剥がすことのできる壁紙貼着用下地材およびそれを用いる壁紙の貼着方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記の課題を解決するために鋭意検討を重ねてきた。その結果、特定の形状および寸法を有する雲母粉末を、特定の割合でオレフィン系重合体中に配合してシートをつくり、そのオレフィン系重合体シートを壁紙貼着用下地材として用いて、該壁紙貼着用下地材を介してパネル部材や壁体などの基体に壁紙を貼着すると、壁紙の貼着作業に熟練を要せず、良好な作業性で、迅速に且つ容易に壁紙を基体に貼着できること、基体に貼着した壁紙は必要な期間の間は十分な接着強度を有していて基体から剥離せず実用性に優れ、その一方で壁紙の基体からの剥離が必要になったときには、剥がれ残しを生ずることなく基体から簡単に且つきれいに剥がすことができて、基体が特にパネル部材などである場合は多数回にわたって繰り返し再利用できることを見出した。
さらに、本発明者らは、上記特定の雲母粉末を含有するオレフィン系重合体シートからなる壁紙貼着用下地材を用いる場合は、壁紙貼着用の接着剤として従来から汎用されている安価な澱粉糊を用いた場合にも、前記した優れた効果が得られることを見出し、それらの知見に基づいて本発明を完成した。
【0008】
すなわち、本発明は、重量平均フレーク径が10〜1000μmで且つ重量平均アスペクト比が10以上の雲母粉末を20〜70重量%の割合で含有するオレフィン系重合体シートよりなることを特徴とする壁紙貼着用下地材である。
【0009】
そして、本発明は、重量平均フレーク径が10〜1000μmで且つ重量平均アスペクト比が10以上の雲母粉末を20〜70重量%の割合で含有するオレフィン系重合体シートよりなる壁紙貼着用下地材で基体の表面を被覆し、該壁紙貼着用下地材上に接着剤を用いて壁紙を貼着することを特徴とする基体への壁紙の貼着方法である。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に本発明について詳細に説明する。
まず、本発明でいう「壁紙貼着用下地材」とは、パネル部材、壁体、その他の基体上に、典型的な壁紙、ポスター、布帛材料、シート材料、フイルム材料などのような壁紙(広義の壁紙)を貼着する際に、基体と壁紙との間に介在して壁紙を貼着するための下地材として作用する材をいう。
本発明の壁紙貼着用下地材においては、壁紙貼着用下地材を構成するオレフィン系重合体シートが、重量平均フレーク径が10〜1000μmで且つ重量平均アスペクト比が10以上である雲母粉末を含有していることが必要であり、重量平均フレーク径が20〜300μmで且つ重量平均アスペクト比が15以上の雲母粉末を含有していることが好ましい。
【0011】
雲母粉末の重量平均フレーク径が10μm未満であると、それを含有するオレフィン系重合体シートの平滑度が高くなり過ぎて、壁紙貼着用下地材(オレフィン系重合体シート)への壁紙の接着性が不良になり、壁紙を良好に接着させることができない。一方、雲母粉末の重量平均フレーク径が1000μmを超えると、それを含有するオレフィン系重合体シートの表面荒れが大きくなり過ぎて、薄いシートの生産が困難になるなどの製造上の問題が生じたり、壁紙の貼着・剥離を繰り返すと壁紙貼着用下地材上への壁紙の剥がれ残りや接着剤の剥がれ残りが生ずるようになってその剥離性が徐々に低下し、パネル部材などの基体の多数回にわたっての繰り返し利用ができなくなる。
また、雲母粉末の重量平均アスペクト比が10未満であると、オレフィン系重合体シートが、壁紙貼着用下地材に要求される剛性を持たなくなり、基体への壁紙貼着用下地材の接着作業など行いにくくなる。
【0012】
ここで、本明細書における雲母粉末の重量平均フレーク径および重量平均アスペクト比は次のようにして求められる。
【0013】
[雲母粉末の重量平均フレーク径]
各種目開きの標準篩またはマイクロシーブを用いて雲母粉末を分級した後、各篩上の雲母粉末の重量分率を求め、その結果をRosin−Rammlar線図にプロットし、積算篩上50重量%径に相当する目開きL50の値を用いて、標準篩を使用した場合は下記の数式(1)にしたがって、またマイクロシーブを使用した場合は下記の数式(2)にしたがって、雲母粉末の重量平均フレーク径(L)を求める。
【0014】
【数1】
L=21/250 (1) (標準篩を使用した場合)
L=L50 (2) (マイクロシーブを使用した場合)
【0015】
[雲母粉末の重量平均アスペクト比]
雲母粉末の重量平均フレーク径Lと、雲母粉末の平均厚さTを用いて、下記の数式(3)にしたがって雲母粉末の重量平均アスペクト比(a)を求める。
【0016】
【数2】
a=L/T (3)
ただし、上記の数式(3)における雲母粉末の平均厚さTは、「材料」 Vol.27,第696頁(1978)に記載されている西野らによる“水面粒子膜法”により測定される雲母粉末の単位重量当たりの粒子膜面積(S)から、下記の数式(4)を用いて算出される。
【0017】
【数3】
T=1/{S(1−ε)ρ} (4)
[式中、(1−ε)は水面上の雲母粒子膜内の雲母粒子充填率、ρは雲母の密度を表す。]
【0018】
オレフィン系重合体シート中に含有させる雲母粉末としては、重量平均フレーク径が10〜1000μmで且つ重量平均アスペクト比が10以上の雲母粉末であればいずれも使用することができ、雲母の種類は特に制限されず、例えば、白雲母(マスコバイト)、金雲母(フロゴバイト)、黒雲母、合成フロロゴバイトやその他の合成雲母などを挙げることができる。本発明の壁紙貼着用下地材を構成するオレフィン系重合体シートは、前記した雲母粉末の1種類のみを含有していても、または2種以上を含有していてもよい。そのうちでも、白雲母からなる雲母粉末が、色調および価格の点から好ましく用いられる。
【0019】
本発明の壁紙貼着用下地材では、該下地材を構成するオレフィン系重合体シート中における雲母粉末の含有量が、オレフィン系重合体シートを構成する全成分の合計重量に基づいて、20〜70重量%であることが必要であり、25〜60重量%であることが好ましい。
オレフィン系重合体シートにおける雲母粉末の含有量が20重量%未満であると、オレフィン系重合体シートからなる壁紙貼着用下地材への壁紙の接着性が不良になり、基体に接着した壁紙貼着用下地材上に壁体を強固に貼着することができなくなる。一方、オレフィン系重合体シートにおける雲母粉末の含有量が70重量%を超えると、雲母粉末を含有するオレフィン系重合体組成物の溶融混練性が低下して、シートへの成形が困難になる。
【0020】
本発明の壁紙貼着用下地材を構成するオレフィン系重合体シートでは、オレフィン系重合体としては、エチレン、プロピレン、ブテン−1、イソブチレン、ペンテン−1、4−メチルペンテン−1などの炭素数1〜6の脂肪族オレフィン化合物の単独重合体、ランダム共重合体、ブロック共重合体、グラフト共重合体、イソプレンやブタジエンなどの共役ジエン系化合物よりなる重合体または共重合体の水素添加物、前記した脂肪族オレフィン化合物に由来する構造単位から主としてなり他の共重合性単量体(例えば酢酸ビニル、塩化ビニル、スチレン、アクリル系モノマーなど)に由来する構造単位を少量成分として含むオレフィン共重合体、不飽和カルボン酸や有機シラン化合物などで変性された前記した各種のオレフィン系重合体などを使用することができる。具体例としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、プロピレン−エチレンブロック共重合体、プロピレン−エチレンランダム共重合体、プロピレン−ブテン−1ブロック共重合体などを挙げることができる。それらのうちでも、剛性および耐傷性に優れていることから、オレフィン系重合体シートを形成するオレフィン系重合体として、結晶性のポリオレフィン樹脂が好ましく用いられ、それに該当するものとしては、例えば、アイソタクチックポリプロピレン、高密度ポリエチレン、結晶性プロピレン−エチレンブロック共重合体などを挙げることができる。
【0021】
本発明の壁紙貼着用下地材を構成するオレフィン系重合体シートは、必要に応じて、雲母粉末以外の無機充填剤(例えば炭酸カルシウム、タルク、ワラストナイト、ガラス繊維、二酸化チタン、カーボンブラック、黒鉛など)、有機充填剤(例えば木粉、パルプ、合成繊維、天然繊維など)、着色剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、銅害防止剤、シラン系カップリング剤、チタネート系カップリング剤、滑剤、帯電防止剤、難燃剤、造核剤などの他の成分の1種または2種以上を含有していてもよい。
【0022】
さらに、オレフィン系重合体シートの厚さは、それが貼着される基体や壁紙の種類、用途、形状、物性などに応じて異なり得るが、一般的には、0.2〜3mmであることが、オレフィン系重合体シートの製造の容易性、オレフィン系重合体シートの力学的特性や取り扱い性、基体へのオレフィン系重合体シート(壁紙貼着用下地材)の接着容易性、オレフィン系重合体シート(壁紙貼着用下地材)上への壁紙の貼着性などの点から好ましく、0.3〜2mmであることが好ましい。オレフィン系重合体シートの厚さが0.2mm未満であると、オレフィン系重合体シートの製造が困難になったり、壁紙貼着用下地材に要求される剛性が不足するなどの問題が生ずる場合がある。一方、オレフィン系重合体シートの厚さが3mmを超えると、壁紙貼着用下地材(オレフィン系重合体シート)の重量が大きくなって、取り扱い性が劣ったものになったり、それを接着してなる基体(パネル部材など)の重量が重くなり、軽量性が損なわれる。
【0023】
また、壁紙貼着用下地材を構成するオレフィン系重合体シートが基体に良好に接着するようにするために、オレフィン系重合体シートの基体への接着面を、サンドブラスト、バフがけなどによって粗面化しておいたり、コロナ処理、薬剤処理などによって極性にしておいたり、または前記の粗面化と極性化処理の両方を行っておいてもよい。
【0024】
オレフィン系重合体シートの製造方法は特に制限されず、雲母粉末がオレフィン系重合体中に均一に混合分散されていて、しかもシート特性(例えば平坦性、均一厚、均一幅など)や力学的特性などに優れるオレフィン系重合体シートを製造し得る方法であればいずれの方法で製造してもよい。何ら限定されるものではないが、本発明の壁紙貼着用下地材として用いるオレフィン系重合体シートの製造法としては、例えば、オレフィン系重合体、雲母粉末および必要に応じて他の成分を押出成形機やカレンダー成形装置に供給して溶融混練し、そのまま直接シートに成形する方法、オレフィン系重合体、雲母粉末および必要に応じて他の成分を溶融混練して単軸押出機や二軸押出機などを用いて一旦ペレットを形成し、そのペレットを押出成形やその他のシート成形装置に供給してシートを製造する方法などによって製造することができる。
そして、上記方法で得られるオレフィン系重合体シートの基体への接着面を必要に応じて粗面化したり、極性化する。
【0025】
本発明では、上記したオレフィン系重合体シートをそのまま壁紙貼着用下地材として、粘着剤層や接着剤層を設けない状態で流通、販売、使用することができる。その場合には、接着剤、粘着剤、両面粘着テープなどを用いたり、熱溶着方法などを用いて、壁紙貼着用下地材(オレフィン系重合体シート)を、パネル部材、住宅やオフィスの壁、その他の基体上に接着させる。
また、本発明の壁紙貼着用下地材は、上記したオレフィン系重合体シートの基体への接着面側に、粘着剤層または接着剤層を予め形成した形態にして、流通、販売することができる。そしてその場合には、接着剤、粘着剤、両面粘着テープなどを別途準備したり使用することなく、壁紙貼着用下地材に設けられている上記の粘着剤層または接着剤層を介して、壁紙貼着用下地材をパネル部材やその他の基体にそのまま貼着することができる。オレフィン系重合体シートの基体への接着面側に粘着剤層などを予め形成しておく場合は、壁紙貼着用下地材を基体に貼着する前はその粘着剤層を離型紙で被覆して粘着を防止するようにしておくとよい。
【0026】
本発明の壁紙貼着用下地材を基体に接着するに当たっては、基体の種類や素材などは特に制限されず、壁紙の貼着が必要な基体、壁紙を貼着しようとする基体であればいずれでもよい。限定されるものではないが、基体の種類としては、例えば、展示会場などの仕切壁;ディスプレイ用パネル;オフィスや住宅の内壁、仕切壁、天井;家具類や事務用機器の側壁;掲示ボード;サインパネルなどからなる基体を挙げることができる。また、基体の素材としては、例えば、合板、パーティクルボード、天然木材などの木質系材料;板紙;石膏、コンクリート、ガラス、金属類などの無機材料;プラスチックなどのいずれであってもよい。
【0027】
そして、壁紙貼着用下地材を接着した基体(壁紙貼着用下地材で被覆された基体)上に、壁紙を貼着する。基体に接着された壁紙貼着用下地材上に壁紙を貼着する際の接着剤としては、壁紙を壁紙貼着用下地材上に良好な接着性で貼着することができ、且つ壁紙の剥離が必要な場合に剥がれ残しを生ずることなく壁紙を壁紙貼着用下地材から円滑に剥がすことのできる接着剤や糊剤のいずれもが使用可能であり、例えば、澱粉糊、水性重合体エマルジョン(例えばアクリル樹脂系エマルジョン、酢酸ビニル重合体系エマルジョン、ポリビニルアルコール系水性接着剤など)、澱粉糊と水性重合体エマルジョンやポリビニルアルコール系水性接着剤の混合物などの接着剤(糊剤)を挙げることができる。
特に、本発明の壁紙貼着用下地材を接着したパネル部材やその他の基体では、安価で汎用性のある澱粉糊を単独で使用した場合にも、必要な期間の間は壁紙が壁面などの基体(基体上の壁紙貼着用下地材)に良好に接着していて剥がれたりせず、しかも壁紙の剥離が必要になったときには壁紙を基体(基体上の壁紙貼着用下地材)から壁紙の剥がれ残りや接着の剥がれ残りを生ずることなく、簡単に且つ良好に剥がすことができて、パネル部材などの基体を多数回に亙って繰り返して再利用することができる。
【0028】
本発明の壁紙貼着用下地材上に貼着する壁紙の種類は特に制限されず、従来から汎用されている壁紙のいずれもが使用でき、例えば、木材パルプから主としてなる加工紙、和紙、合成パルプや合成繊維から主としてなる合成紙、合成樹脂シートの延伸・フィブリルなどにより形成された合成紙、木材パルプと合成パルプおよび/または合成繊維との混合物からなる混合紙、布帛製の壁紙、場合によってはプラスチックフイルムやシートなどを挙げることができる。
そのうちでも、本発明の壁紙貼着用下地材は、加工紙、和紙、布帛などからなる壁紙を澱粉糊を用いて貼着するのに特に適している。
【0029】
【実施例】
以下に本発明を実施例などにより具体的に説明するが、本発明は以下の例により何ら制限されるものではない。
【0030】
《実施例1》
(1) プロピレン−エチレンブロック共重合体(エチレン含量5重量%、メルトフローレイト1g/10分)60重量部と、白雲母粉末(重量平均フレーク径90μm、重量平均アスペクト比50;株式会社クラレ製「クラライトマイカ200−D」)40重量部を混合し、単軸押出機で溶融混練した後、押し出し、切断して、プロピレン−エチレンブロック共重合体と白雲母粉末を含有するペレットを製造した。
(2) 上記(1)で得られたペレットを用いて押出成形を行って、厚さ0.8mmの雲母粉末含有プロピレン−エチレンブロック共重合体シート(オレフィン系重合体シート)を製造した。
(3) 市販のラワン合板(厚さ12mm)の片面にエチレン−酢酸ビニル共重合体エマルジョン接着剤(株式会社クラレ製「パンフレックスOM−3100」)を塗布し、その面に上記(2)で得られたオレフィン系重合体シートを接着させて、オレフィン系重合体シートからなる壁紙貼着用下地材で片面を被覆した合板製パネル部材を作製した。
【0031】
(4) 澱粉糊(山口糊商店製「壁装スターチ」)1kgを水1kgに混合して希釈澱粉糊液を調製し、その希釈澱粉糊液を壁紙(加工紙;ニップコーポレーション社製「Y808」)の裏面に約150g/m2の塗布量で塗布した後、その壁紙を、上記(3)で得られたパネル部材の壁紙貼着用下地材上に貼着した。これにより得られた壁紙を貼着したパネル部材は、実用上十分な壁紙の接着強さを有し、且つ貼りジワなども生じておらず、美粧性に優れていた。
(5) 上記(4)の壁紙の貼着作業から1週間経過した後に、壁紙のみを剥離したところ、壁紙貼着用下地材上には壁紙や澱粉糊が全く残らずきれいに剥離することができた。
(6) 上記(5)で壁紙を剥離した後の、壁紙貼着用下地材で被覆されているパネル部材を用いて、上記(4)および(5)と同じ作業を10回繰り返して行ったところ、壁紙の貼着および剥離を10回繰り返して行った後でも、パネル部材を被覆している壁紙貼着用下地材上には壁紙や澱粉糊が全く残らずきれいに剥離することができ、パネル部材の多数回にわたる再利用が可能であった。
【0032】
《実施例2》
(1) ポリプロピレン樹脂(メルトフローレイト0.8g/10分)75重量部と、白雲母粉末(重量平均フレーク径340μm、重量平均アスペクト比80;株式会社クラレ製「クラライトマイカ60−C」)25重量部を混合し、実施例1の(1)と同様にしてペレットを製造し、そのペレットを用いて押出成形を行って、厚さ0.8mmの雲母粉末含有ポリプロピレン樹脂シート(オレフィン系重合体シート)を製造した。
(2) 上記の(1)で得られたオレフィン系重合体シートを用いて、実施例1の(3)と同様にしてオレフィン系重合体シートからなる壁紙貼着用下地材を片面に接着した合板製パネル部材を作製した。
(3) 上記の(2)で得られた合板製パネル部材の壁紙貼着用下地材上に、実施例1の(4)と同様にして壁紙を貼着した。これにより得られた壁紙を貼着したパネル部材は、実用上十分な壁紙の接着強さを有し、しかも貼りジワなども生じておらず、美粧性に優れていた。
(4) 上記(3)の壁紙の貼着作業から1週間経過した後に、壁紙のみを剥離したところ、壁紙貼着用下地材上には壁紙や澱粉糊が全く残らずきれいに剥離することができた。
(5) 上記の(4)で壁紙を剥離した後の、壁紙貼着用下地材で被覆されているパネル部材を用いて、上記(3)および(4)と同じ作業を10回繰り返して行ったところ、壁紙の貼着および剥離を10回繰り返して行った後でもパネル部材を被覆している壁紙貼着用下地材上には壁紙や澱粉糊が全く残らずきれいに剥離することができ、パネル部材の多数回にわたる繰り返し利用が可能であった。
【0033】
《実施例3》
(1) 高密度ポリエチレン(メルトインデックス2g/10分)70重量部と、白雲母粉末(重量平均フレーク90μm、重量平均アスペクト比50;株式会社クラレ製「クラライトマイカ200−D」)30重量部を混合し、実施例1の(1)と同様にしてペレットを製造し、そのペレットを用いて押出成形を行って、厚さ0.8mmの雲母粉末含有高密度ポリエチレンシート(オレフィン系重合体シート)を製造した。
(2) 上記の(1)で得られたオレフィン系重合体シートを用いて、実施例1の(3)と同様にしてオレフィン系重合体シートからなる壁紙貼着用下地材を片面に接着した合板製パネル部材を作製した。
(3) 上記の(2)で得られた合板製パネル部材の壁紙貼着用下地材上に、実施例1の(4)と同様にして壁紙を貼着した。これにより得られた壁紙を貼着したパネル部材は、実用上十分な壁紙の接着強さを有し、しかも貼りジワなども生じておらず、美粧性に優れていた。
(4) 上記(3)の壁紙の貼着作業から1週間経過後に、壁紙のみを剥離したところ、壁紙貼着用下地材上には壁紙や澱粉糊が全く残らずきれいに剥離することができた。
(5) 上記の(4)で壁紙を剥離した後の、壁紙貼着用下地材で被覆したパネル部材を用いて、上記(3)および(4)と同じ作業を10回繰り返して行ったところ、壁紙の貼着および剥離を10回繰り返して行った後でも、パネル部材を被覆している壁紙貼着用下地材上には壁紙や澱粉糊が全く残らずきれいに剥離することができ、パネル部材の多数回にわたる再利用が可能であった。
【0034】
《比較例1》
(1) 実施例1の(1)において、プロピレン−エチレンブロック共重合体と白雲母粉末を用いてオレフィン系重合体シートを製造する代わりに、プロピレン−エチレンブロック共重合体を単独で用いてオレフィン系重合体シートを製造して、それを壁紙貼着用下地材として用いて、実施例1の(1)〜(3)と同様にして、オレフィン系重合体シートからなる壁紙貼着用下地材を片面に接着した合板製パネル部材を作製した。
(2) 上記の(1)で得られた合板製パネル部材の壁紙貼着用下地材上に、実施例1の(4)と同様にして壁紙を貼着したところ、澱粉糊の乾燥が進行するのに伴ってパネル部材の端部より壁紙の剥離が生じた。そして、澱粉糊が乾燥した後に、そのパネル部材を垂直に立てたところ、壁紙が自重でパネル部材から剥離して脱落し、実用上使用可能な壁紙貼着パネルを得ることができなかった。
【0035】
《比較例2》
(1) 実施例2の(1)において、ポリプロピレン樹脂75重量部と白雲母粉末25重量部を用いてオレフィン系重合体シートを製造する代わりに、同じポリプロピレン樹脂90重量部と白雲母粉末10重量部を用いて雲母粉末含有ポリプロピレン樹脂シート(オレフィン系重合体シート)を製造し、それを壁紙貼着用下地材として用いて、実施例2の(2)と同様にして、オレフィン系重合体シートからなる壁紙貼着用下地材を片面に接着した合板製パネル部材を作製した。
(2) 上記の(1)で得られた合板製パネル部材の壁紙貼着用下地材上に、実施例1の(4)と同様にして壁紙を貼着したところ、澱粉糊の乾燥が進行するのに伴ってパネル部材の端部より壁紙が剥離し、実用的に使用可能な壁紙貼着パネルを得ることができなかった。
【0036】
《比較例3》
(1) プロピレン−エチレンブロック共重合体(エチレン含量5重量%、メルトフローレイト1g/10分)60重量部と、白雲母粉末(重量平均フレーク径1400μm、重量平均アスペクト比90)40重量部を混合し、実施例1の(1)と同様にしてペレットを製造し、そのペレットを用いて押出成形を行って、厚さ0.8mmの雲母粉末含有プロピレン−エチレンブロック共重合体シート(オレフィン系重合体シート)を製造した。
(2) 上記の(1)で得られたオレフィン系重合体シートを用いて、実施例1の(3)と同様にしてオレフィン系重合体シートからなる壁紙貼着用下地材を片面に接着した合板製パネル部材を作製した。
(3) 上記の(2)で得られた合板製パネル部材の壁紙貼着用下地材上に、実施例1の(4)と同様にして壁紙を貼着した。これにより得られた壁紙を貼着したパネル部材では、壁紙のパネル部材への接着強さは実用上使用可能であり、また貼りジワなども生じていなかった。
(4) 上記(3)の壁紙の貼着作業から1週間経過後に、壁紙のみを剥離したところ、壁紙貼着用下地材上には壁紙や澱粉糊が全く残らずきれいに剥離することができた。
(5) 上記の(4)で壁紙を剥離した後の壁紙貼着用下地材で被覆したパネル部材を用いて、上記(3)および(4)と同じ作業を繰り返して行ったところ、その5回目に、壁紙貼着用下地材上に壁紙の剥がれ残りおよび澱粉糊の残留が生じ、壁紙および澱粉糊を壁紙貼着用下地材からきれいに剥がすことができず、パネル部材の以後の再利用ができなかった。
【0037】
《比較例4》
(1) プロピレン−エチレンブロック共重合体(エチレン含量5重量%、メルトフローレイト1g/10分)60重量部と、白雲母粉末(重量平均フレーク径7μm、重量平均アスペクト比7)40重量部を混合し、実施例1の(1)と同様にしてペレットを製造し、そのペレットを用いて押出成形を行って、厚さ0.8mmの雲母粉末含有プロピレン−エチレンブロック共重合体シート(オレフィン系重合体シート)を製造した。
(2) 上記の(1)で得られたオレフィン系重合体シートを用いて、実施例1の(3)と同様にしてオレフィン系重合体シートからなる壁紙貼着用下地材を片面に接着した合板製パネル部材を作製した。
(3) 上記の(2)で得られた合板製パネル部材の壁紙貼着用下地材上に、実施例1の(4)と同様にして壁紙を貼着した。これにより得られた壁紙を貼着したパネル部材では、澱粉糊の乾燥が進行するのに伴って、壁紙の部分剥離によるシワがパネル部材の周辺に多く発生し、美粧性が損なわれ、実用価値のないものであった。
【0038】
【発明の効果】
本発明の壁紙貼着用下地材をパネル部材、壁体、その他の基体上に接着し、そして該下地材上に壁紙を貼着する場合は、壁紙の貼着作業に熟練を要せず、良好な作業性で、迅速に且つ容易に壁紙を基体に貼着できることができる。
しかも、貼着した壁紙は、必要な期間の間は十分な接着強度を有していて基体から剥離せず実用性に優れており、その一方で壁紙を基体から剥離することが必要になったときには、壁紙や接着剤の壁紙貼着用下地材上への剥がれ残しを生ずることなく簡単に且つきれいに剥がすことができて、基体が特にパネル部材などである場合は、本発明の壁紙貼着用下地材を接着したパネル部材を、多数回にわたって繰り返し再利用することができる。
特に、本発明の壁紙貼着用下地材を基体上に接着して、該下地材上に壁紙を貼着する場合は、壁紙貼着用の接着剤として従来から汎用されている安価な澱粉糊を用いた場合にも、必要な期間の間は壁紙が壁面などの基体(基体上の壁紙貼着用下地材)に良好に接着していて剥がれたりせず、しかも壁紙の剥離が必要になったときには壁紙を基体(基体上の壁紙貼着用下地材)から壁紙の剥がれ残りや接着の剥がれ残りを生ずることなく、簡単に且つ良好に剥がすことができて、パネル部材などの基体を多数回に亙って繰り返して再利用することができる。

Claims (5)

  1. 重量平均フレーク径が10〜1000μmで且つ重量平均アスペクト比が10以上の雲母粉末を20〜70重量%の割合で含有するオレフィン系重合体シートよりなることを特徴とする壁紙貼着用下地材。
  2. 壁紙貼着用下地材の基材への接着面が、粗面化処理してあるか、および/または極性化処理してある請求項1の壁紙貼着用下地材。
  3. 壁紙貼着用下地材の基材への接着面上に、壁紙貼着用下地材を基体に貼着するための粘着剤層または接着剤層を有している請求項1または2の壁紙貼着用下地材。
  4. 重量平均フレーク径が10〜1000μmで且つ重量平均アスペクト比が10以上の雲母粉末を20〜70重量%の割合で含有するオレフィン系重合体シートよりなる壁紙貼着用下地材で基体の表面を被覆し、該壁紙貼着用下地材上に接着剤を用いて壁紙を貼着することを特徴とする基体への壁紙の貼着方法。
  5. 接着剤が澱粉を主体とする接着剤である請求項4の貼着方法。
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