JP3730347B2 - 束状製品結束装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は書籍、雑誌等を束ねてなる束状製品を結束するための束状製品結束装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より束状製品結束装置として、書籍、雑誌等の束状製品を搬送する搬送ラインと、この搬送ラインの下流側に設けられ束状製品を結束する結束部とを備えたものが知られている。
【0003】
この場合、搬送ラインは複数のラインからなり、一方のラインから他方へのラインの連結部分には、束状製品を停止させるストッパ、あるいは一方のラインから他方のラインへ束状製品を移送するプッシャ等が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、従来の束状製品結束装置において、生産する品目が変わり、束状製品の大きさ、即ち天地方向の寸法、小口方向の寸法及び高さが異なる場合はストッパの位置、高さ、プッシャの位置、高さ、突き揃え装置の高さ、移載装置の高さ、ロータリクランプの高さ、ターンクランプの高さを調節して対応させている。
【0005】
しかしながら、ストッパ、プッシャ等の位置、および高さは、現在手動で調節しているのが実状であり、これらの位置及び高さの調節に時間がかかっている。本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、搬送ラインに設けられたストッパ、プッシャ等の位置及び高さ、突き揃え装置、移載装置、ロータリクランプ、ターンクランプの高さの調節を容易かつ適切に行うことができる束状製品結束装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、束状製品を搬送する第1搬送ラインと第1搬送ラインの下流端に略直交して配置された第2搬送ラインと、第1搬送ラインの下流端に設けられたストッパと、第1搬送ラインの下流端に第2搬送ライン側に突出自在に設けられ、第1搬送ラインの束状製品を第2搬送ラインヘ移送するプッシャと、第2搬送ラインに第2搬送ラインに直行する方向に進退自在に設けられ、プッシャとの間で束状製品を揃える突き揃え装置と、第2搬送ラインの下流端に設けられ、束状製品を結束する結束部と、第2搬送ラインと結束部との間に設けられ、第2搬送ライン上の束状製品を結束部まで移載する移載装置とを備え、結束部は、束状製品を上下から把持して搬送するロータリクランプと、束状製品を上下から把持して束状製品を90度水平面上で回転させるターンクランプとを有し、ストッパ、プッシャは、各々本体部分と、可動部分と、可動部分の駆動機構とを有し、その位置、および高さを調整できるようになっていることを特徴とする束状製品結束装置である。
【0007】
本発明によれば、生産する品目が変わり、束状製品の天地方向、小口方向、及び高さが変わった場合、ストッパ、プッシャ、突き揃え装置、及び移載装置の各々において駆動機構により可動部分を本体部分に対して可動させることにより、容易にかつ適切に各々の位置及び高さを調節することができ、更に、ロータリクランプとターンクランプにおいては高さ方向の調節が不要となったため、短時問で新しい品目への対応が可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1および図2は本発明による束状製品結束装置の一実施例を示す図である。
【0009】
図1および図2に示すように、束状製品結束装置は書籍、雑誌等を束ねてなる束状製品10を搬送する第1搬送ライン11と、第1搬送ライン11の下流側に第1搬送ライン11に対して略直行して配置された第2搬送ライン12とを備えている。
【0010】
また第1搬送ライン11の下流端にストッパ30が設けられるとともに、第1搬送ライン11の下流側の第2搬送ライン12に対抗する位置にプッシャ20が設けられている。
【0011】
このプッシャ20は、第1搬送ライン11上の束状製品10を第2搬送ライン12側へ移送するものである。
【0012】
また第2搬送ライン12の両側に、第2搬送ライン12に直行する方向に進退する一対の突き揃え装置40が設けられている。この一対の突き揃え装置40は、プッシャ20との間で束状製品10を挟持して束状製品10の側面を揃えるようになっている。
【0013】
また第2搬送ライン12の下流側には、束状製品10を結束する結束部60が設けられ、更に第2搬送ライン12と結束部60の間には第2搬送ライン12上の束状製品10を結束部60まで移載する移載装置50が設けられている。さらにまた、結束部60の下流端には、結束された束状製品10を排出する排出ライン75が配置されている。
【0014】
次に各部の構造について詳述する。まず図1に示すように、プッシャ20は一対の脚21aを有する本体部分21と、一対の脚21aの内側に一対の脚21aに対して上下方向に摺動自在に設けられた一対のプッシャ可動部22とを有している。一対のプッシャ可動部22にはラック22aが形成され、このラック22aはプッシャ本体部分21に設けられた駆動部24により回転駆動されるピニオン23に係合している。またプッシャ本体部分21は、べース25に対して可動となっており、駆動機構26によって第2搬送ライン12方向へ進退するようになっている。即ち、プッシャ本体部分21は可動体23aを有し、可動体23aに形成されたラック26eはピニオン26dに係合しており、駆動モータ26aの回転がウオームギア26b、26cを介してピニオン26dに伝えられる。そしてピニオン26dの回転により、ラック26eとともに、プッシャ本体部分21が第2搬送ライン12方向に移動するようになっている。そしてこれとは別に、プッシャ20は駆動シリンダ27により、ベース25ごと第2搬送ライン12方向へ進退するようにもなっている。
【0015】
またストッパ30は図2に示すように、ストッパ本体部分31と、ストッパ本体部分31の上端縁にヒンジ37を介して揺動自在に取り付けられたストッパ可動部分32とを有し、ストッパ可動部分32はストッパ本体部分31に設けられた駆動シリンダ34により進退する駆動ロッド33により駆動される。またストッパ本体部分31はベース35に対して可動となっており、駆動機構36によって第1搬送ライン11方向へ進退するようになっている。即ち、ストッパ本体部分31は可動体38を有し、可動体38に形成されたラック36eはピニオン36dに係合しており、駆動モータ36aの回転がウォームギア36b、36cを介しピニオン36dに伝えられる。そしてピニオン36dの回転により、ラック36eとともに、ストッパ本体部分31が第1搬送ライン11方向に移動するようになっている。
【0016】
さらに、各突き揃え装置40は突き揃え本体部分41と、突き揃え本体部分41に対して上下方向に摺動自在に設けられた突き揃え可動部分42とを有し、突き揃え可動部分42は、突き揃え部分42と突き揃え本体部分41との間に連結された駆動シリンダ43により上下方向に摺動するようになっている。また突き揃え本体部分41はベース45に設けられた駆動シリンダ46によって第2搬送ライン12に直行する方向に進退するようになっている。
【0017】
さらに移載装置50は第2搬送ライン12の下流の一側に設けられこの第2搬送ライン12方向へ移動する本体部分51と、この本体部分51に設けられた第1および第2駆動シリンダ52,53とを有している。また第2駆動シリンダ53の下端には上方把持部55が取り付けられており、さらに上方把持部55の下方には上方把持部55との間で束状製品10を把持する下方把持部56が、第2搬送ライン12方向へ移動可能に設けられている。
【0018】
次に結束部60について述べる。図1に示すように、結束部60は複数の上方把持部67と、各上方把持部67に対向して設けられた円盤状の下方把持部68とからなるロータリクランプ70を有している。またロータリクランプ70の外周に、第1結束機61、ターンクランプ63および第2結束機62が順次配置されている。このうちロータリクランプ70の上方把持部67と下方把持部68は、束状製品10を把持するとともに、ロータリクランプ70の回転に伴って水平面上で回転し、束状製品10を第1結束機61、ターンクランプ63、第2結束機62および排出ライン75へ順次移送するものである。またターンクランプ63は本体部分64と本体部分64に設けられた駆動シリンダ65と、駆動シリンダ65の下端に設けられた上方把持部65aと、上方把持部65aの下方に配置され上方把持部65aとの間で束状製品10を把持して束状製品10を回転させる下方把持部64とを有している。
【0019】
次にこのような構成からなる本実施例の作用について説明する。束状製品10は通常第1搬送ライン11の進行方向が天地方向に、第2搬送ライン12の進行方向が小口方向になっている一種類の書籍や雑誌等を積み重ねた状態で搬送される。そして、束状製品10は生産する品目ごとに、天地寸法、小口寸法および高さが異なっている。図1および図2において束状製品10は、第1搬送ライン11によって搬送され、ストッパ30のストッパ本体31に当接して停止する。
【0020】
次に、プッシャ20がベース25ごと駆動シリンダ27に第2搬送ライン12方向に駆動されることにより、脚21aおよびプッシャ可動部22によって束状製品10が第2搬送ライン12へ移送される。この間、各突き揃え装置40の突き揃え本体部分41と突き揃え可動部分42は駆動シリンダ46によって第2搬送ライン12の内側へ向かって移動し、一対の突き揃え装置40は第2搬送ライン12上に配置される。このように一対の突き揃え装置40が第2搬送ライン12上に配置されているので、プッシャ20のプッシャ本体部分21とプッシャ可動部分22とによって第2搬送ライン12上に移送された束状製品10は、一対の突き揃え装置40とプッシャ20との間でその側面が揃えられる。
【0021】
その後、一対の突き揃え装置40が第2搬送ライン12の外側へ後退し、側面が揃えられた束状製品10は第2搬送ライン12によって移載装置50側へ搬送される。第2搬送ライン12の下流端で束状製品10には上部フレーム81によって搬送された当て紙80が束状製品10の上面に、また図示していない下部コンベアによって搬送された当て紙が出口82から束状製品10の下面に供給され、束状製品10を上下の当て紙で挟む形態となる。
【0022】
移載装置50へ搬送された束状製品10は移載装置50の上方把持部55と下方把持部56との間で把持される。次に移載装置50の本体部分51および下方把持部56が結束部60側へ移動して束状製品10をロータリクランプ70の上方把持部67と下方把持部68側へ移載する。
【0023】
ロータリクランプ70の上方把持部67と下方把持部68の間で把持された束状製品10は、ロータリクランプ70の回転に伴って第1結束機61側へ送られ、個々で上方把持部67と下方把持部68に把持されたまま第1(天地)方向に沿ってひも(図示せず)により結束される。次に束状製品10はロータリクランプ70の回転に伴ってターンクランプ63側へ送られ、ロータリクランプ70の上方把持部67と下方把持部68との間から、ターンクランプ63の上方把持部65aと下方把持部66との間に受け渡される。
【0024】
次に束状製品10はターンクランプ63の上方把持部65aと下方把持部66によって水平面上で90度回転し、その後再びロータリクランプ70の上方把持部67と下方把持部68へと受け渡される。次に束状製品10はロータリクランプ70の回転に伴って第2結束機62側へ送られ、ここで上方把持部67と下方把持部68との間で挟持されたまま、第1方向のひもに直行する第2(小口)方向に沿って別のひも(図示せず)により結束される。
【0025】
その後、束状製品10はロータリクランプ70の回転に伴って排出ライン75側へ送られ、この排出ライン75から外方へ排出される。
【0026】
この装置において、束状製品10の寸法が変わる場合に必要な調節項目は次の通りとなる。まず、当て紙80を供給する上部フレーム81の高さは束状製品10の高さに合わせて調節されなければならない。なぜなら、上部フレーム81の高さが束状製品10に比ベ高すぎると、当て紙80が上手く供給できず、逆に上部フレーム81の高さが束状製品10に比べ低すぎると第1搬送ライン11で搬送中に束状製品10が上部フレーム81に当たり、束状製品10が荷崩れを起こすからである。この上部フレーム81は通常ラック溝が形成された支柱によって支えられており、このラック溝に接合するようなピニオンギアの軸をハンドルで回転させることにより、高さを調節しているが、このハンドル部分にモータを設けて容易に調節できるようにしても良い。
【0027】
束状製品10は第1搬送ライン11によりストッパ30に当接するまで搬送される。束状製品10がストッパ本体31の高さ(例えぱ260ミリメートル)より低い場合、ストッパ可動部分32はヒンジ37を介してストッパ本体31に対して駆動シリンダ34側(ストッパ30の裏側)へ揺動させる。このため束状製品10はストッパ本体31のみに当接して停止する。もし、束状製品10がストッパ本体31の高さ以上の場合は、駆動シリンダ34を駆動させ、駆動ロッド33によりストッパ可動部分32をヒンジ37を介して揺動させ、ストッパ可動部分32をストッパ本体31に対して起こす。このようにしてストッパ本体31とストッパ可動部分32を略同一垂直面上に配置することができ(図2の位置)、ストッパ本体31とストッパ可動部分32が束状製品10に当接することができる。このようにストッパ可動部分32を揺動させるのは、上部フレーム81の高さが低く調節された場合にストッパ可動部分32が上部フレーム81に接触するのを防ぐためである。
【0028】
また束状製品10の天地方向(第1搬送ライン11の進行方向)の中心が、第2搬送ライン12の第1搬送ライン11進行方向の中心に合うように、駆動機構36によってベース35に対して予め位置を調節しておく。これは、結束部60の第2結束機62で結束する際、ひもが常に束状製品10の中心を通るようにするためである。例えば前の品目より、天地方向が10ミリメートル長い束状製品10を結束する場合、ストッパ本体31およびストッパ可動部分32がベース35に対して今までより、5ミリメートルだけ駆動シリンダ34側(ストッパ30の裏側)に移動するように駆動機構36で調節する。駆動機構で用いられるアクチュエータは位置決め制御が比較的簡単にできるサーボモータや、ステッピングモータを用いてもよく、さらにエンコーダと正逆回転のできるレバーシブルモータと、位置決めを行うための、近接スイッチ等を用いた原点スイッチを組み合わせた機構でも良い。
【0029】
また、束状製品10が脚21aの高さ(例えぱ260ミリメートル)より低い場合、プッシャ可動部分22は駆動部24が駆動することでピニオン23を介して脚21aと同じ高さにする。このため束状製品10は同じ高さにある脚21aおよびプッシャ可動部分22に当接して第2搬送ライン12上に移送され、一対の突き揃え装置40とプッシャ20との間でその側面が揃えられる。なおこの場合、各突き揃え装置40の突き揃え可動部分42は突き揃え本体部分41に対して降下しており、突き揃え可動部分42の上端は突き揃え本体部分41の上端に略一致している。もし、束状製品10が脚21aの高さ以上の場合は、プッシャ可動部分22は駆動部24が駆動することでピニオン23を介して上へ摺動させる。このため束状製品10は脚21aおよびプッシャ可動部分22に当接して第2搬送ライン12上に移送され、一対の突き揃え装置40とプッシャ20との間でその側面が揃えられる。なお、この場合、各突き揃え装置40の突き揃え可動部分42は突き揃え本体部分41に対して上昇しており、突き揃え可動部分42の上端はプッシャ可動部分22の上端に略一致している。このようにプッシャ可動部分22および突き揃え可動部分42を摺動させるのは、上部フレーム81の高さが低く調節された場合にプッシャ可動部分22および突き揃え可動部分42が上部フレーム81に接触するのを防ぐためである。
【0030】
また束状製品10の小口方向(第2搬送ライン12の進行方向)をプッシャ20と突き揃え装置40で挟むため、プッシャ20がベース25ごと駆動シリンダ27により第2搬送ライン12の方向へ駆動されたとき、プッシャ20と突き揃え装置40の間が束状製品10の小口寸法に略一致するように、駆動機構26によってベース25に対して予め位置を調節しておく。例えぱ前の品目より、小口方向が10ミリメートル長い束状製品10を結束する場合、プッシャ本体部分21、プッシャ可動部分22がベース25に対して今までより、10ミリメートルだけ駆動シリンダ27側(突き揃え装置40の反対方向)に移動するように駆動機構26で調節する。駆動機構で用いられるアクチュエータは位置決め制御が比較的簡単にできるサーボモータや、ステッピングモータを用いてもよく、さらにエンコーダと正逆回転のできるレバーシブルモータと、位置決めを行うための、近接スイッチ等を用いた原点スイッチを組み合わせた機構でも良い。このようにして、束状製品10は小口方向(第2搬送ライン12の進行方向)に関して、その側面が揃えられる。
【0031】
移載装置50は本体部分51に設けられた第1駆動シリンダ52と、第1駆動シリンダ52に設けられた第2駆動シリンダ53とを有している。もし束状製品10がある一定の高さ(例えぱ260ミリメートル)より低い場合、第1駆動シリンダ52のロッドが下方に駆動し、それに伴い第2駆動シリンダ53が下方に移動し、高さの低い束状製品10を把持することができる。もし、束状製品10がある一定の高さ以上であれば、第1駆動シリンダ52のロッドが上方に駆動し、それに伴い第2駆動シリンダ53が上方に移動し、高さの高い束状製品10を把持することができる。これも生産する品目が変わる際に予め設定する。
【0032】
これら、ストッパ30、プッシャ20、突き揃え装置40、移載装置50の調節は、生産する品目が変わる際に、例えば、束状製品10の天地寸法、小口寸法、高さをコンピュータに入力し、コンピュータに予め入力されている演算式により、モータであれぱ駆動量、シリンダであれば、押し・引きの演算・判断し、その結果をコンピュータに接続されたドライバに出力し、その結果に基づいて、モータ、およびシリンダを駆動するようなシステムを構築することができる。また、例えぱ高さ方向の調節に関しては、2ポジションのセレクトスイッチを用いて、ある一定の高さ(例えぱ260ミリメートル)以上の場合は、高いを選択し、ある一定の高さより低い場合は低いを選択する。高いを選択した場合は、プッシャ20、ストッパ30、突き揃え装置40、移載装置50の高さが高くなり、低いを選択した場合は、プッシャ20、ストッパ30、突き揃え装置40、移載装置50の高さが低くなるように調節してもよい。またプッシャ20とストッパ30の位置決めについては、代表的な寸法(例えば、A4判、B5判、AB判等)を記憶させておいて、セレクトスイッチで選択するとその選択した天地・小口寸法に合うように調節するようにして、機脇に押しボタンスイッチを設け微調整できるようにしても良い。
【0033】
ロータリクランプ70は、従来駆動シリンダ72のストロークが短かったため、把持できる最下限73を束状製品10の高さによって調節していたが、駆動シリンダ72のストロークを長くしたため、調節が不要となった。
【0034】
ターンクランプ63も、従来駆動シリンダ65のストロークが短かったため、アーム63aを支柱63に対して摺動させることで、把持できる最下限を調節していたが、駆動シリンダ65のストロークを長くしたため、調節が不要となった。
【0035】
このように本実施の形態によれば、プッシャ20、ストッパ30の位置および高さ、突き揃え装置40、移載装置50の高さを容易にかつ適切に調整することができ、ロータリクランプ70、ターンクランプ63の高さ調整が不要となることで、天地寸法、小口寸法、高さが異なる束状製品10に対して適切に搬送および位置決めを行って、結束部において確実に結束することができる。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ストッパ、プッシャおよび突き揃え装置の高さを容易かつ簡単に調整することができる。このため、形状、大きさが異なる束状製品10に対して適切に搬送を行なって結束部において確実に結束することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による束状製品結束装置の一実施の形態を示す全体図。
【図2】ストッパの詳細を示す斜視図。
【符号の説明】
10 束状製品
11 第1搬送ライン
12 第2搬送ライン
20 プッシャ
21 プッシャ本体部分
22 プッシャ可動部分
22a ラック
23 ピニオン
24 駆動部
30 ストッパ
31 ストッパ本体部分
32 ストッパ可動部分
34,43 駆動シリンダ
40 突き揃え装置
41 突き揃え本体部分
42 突き揃え可動部分
50 移載装置
60 結束部

Claims (4)

  1. 束状製品を搬送する第1搬送ラインと
    第1搬送ラインの下流端に略直交して配置された第2搬送ラインと、
    第1搬送ラインの下流端に設けられたストッパと、
    第1搬送ラインの下流端に第2搬送ライン側に突出自在に設けられ、第1搬送ラインの束状製品を第2搬送ラインヘ移送するプッシャと、
    第2搬送ラインに第2搬送ラインに直行する方向に進退自在に設けられ、プッシャとの間で束状製品を揃える突き揃え装置と、
    第2搬送ラインの下流端に設けられ、束状製品を結束する結束部と、
    第2搬送ラインと結束部との間に設けられ、第2搬送ライン上の束状製品を結束部まで移載する移載装置とを備え、
    結束部は、束状製品を上下から把持して搬送するロータリクランプと、束状製品を上下から把持して束状製品を90度水平面上で回転させるターンクランプとを有し、
    ストッパ、プッシャは、各々本体部分と、可動部分と、可動部分の駆動機構とを有し、その位置、および高さを調整できるようになっていることを特徴とする束状製品結束装置。
  2. 突き揃え装置は、本体部分と、可動部分と、可動部分の駆動機構とを有し、その高さを調整できるようになっていることを特徴とする請求項1の束状製品結束装置。
  3. 移載装置は少なくとも2つの駆動用シリンダを有することを特徴とする請求項1、2記載の束状製品結束装置。
  4. 結束部のロータリクランプ、およびターンクランプは全ての束状製品の高さに対応できるようなシリンダのストロークを持つことを特徴とした請求項1、2、3記載の束状製品結束装置。
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