JP3730180B2 - 流体圧縮装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は圧縮装置に係り、さらに詳しくはピストンの直線往復動を用いて流体を圧縮したりポンピングして排出させる流体圧縮装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般の流体圧縮装置の典型的な一例を図1及び図2に示し、これを簡単に説明する。図1及び図2は従来の一般の流体圧縮装置の構造及び作用を概略的に示した断面図であって、10はシリンダブロック、20はピストン、30はバルブプレート、40はシリンダヘッドである。
【0003】
図1及び図2に示した通り、シリンダブロック10にはその長手方向に沿って一定直径のシリンダボア11が貫通して形成されている。ピストン20はシリンダブロック10のシリンダボア11に直線往復動自在に設けられ、バルブプレート30はシリンダブロック10に設けられる。バルブプレート30には流体吸込穴/吐出穴31、32が形成され、また流体吸込穴/吐出穴31、32を開閉する吸込バルブ/吐出バルブ33、34が設けられる。そして、シリンダヘッド40は前記バルブプレート30が設けられた側のシリンダブロック10に設けられ、シリンダヘッド40にはバルブプレート30の流体吸込穴/吐出穴31、32と連通される流体吸込室/吐出室41、42が形成される。また、シリンダヘッド40にはその流体吸込室/吐出室41、42と連通される流体吸込マニフォルド/吐出マニフォルド43、44がそれぞれ連結される。
【0004】
以上のように構成された一般の流体圧縮装置は、ピストン駆動源(図示せず)から伝達される動力によりピストン20がシリンダブロック10のシリンダボア11で直線往復動することにより流体が吸込まれ圧縮され吐出される。
【0005】
言い換えれば、ピストン20がシリンダボア11の上死点Tから下死点Bへ移動すれば、シリンダボア11の内外間の圧力差により図2に示した通り、吸込バルブ33がバルブプレート30の吸込穴31を開放し、よって流体が吸込マニフォルド43、シリンダヘッド40の吸込室41及びバルブプレート30の吸込穴31を介してシリンダブロック10のシリンダボア11の内部に吸込まれる。この際、吐出バルブ34はシリンダヘッド40の吐出室42の圧力がシリンダボア11の内部の圧力より高いため、吐出穴32を閉鎖したまま維持される。
【0006】
一方、ピストン20が下死点Bを頂点にして進行方向が変って上死点Tに移動すれば、シリンダボア11の内部に吸込まれた流体は次第に圧縮される。最終的にピストン20が図1に示した通り上死点Tに至れば、シリンダボア11の内部の圧力がシリンダヘッド40の吐出室42の圧力より高まり、吐出バルブ34がバルブプレート30の吐出穴32を開放するようになり、これにより圧縮された流体はバルブプレート30の吐出穴32、シリンダヘッド40の吐出室42及び吐出マニフォルド44を通して排出される。この際、吸込バルブ33はシリンダヘッド40の吸込室41の圧力がシリンダボア11の内部の圧力より低いため、吸込穴31を閉鎖したまま維持される。
【0007】
そして、ピストン20が再び下死点Bに移動すれば、吸込バルブ33により吸込穴31が開放され、吐出バルブ34により吐出穴32が閉鎖され流体の吸込がなされ、追ってピストン20が再び上死点Tに移動する際、吸込まれた流体が圧縮され吐出穴32に吐出される前記の過程を繰り返しながら流体を圧縮して排出させる。
【0008】
しかし、前述したような一般の流体圧縮装置においては、ピストン20により圧縮された流体が全て吐出されずバルブプレート30の吐出穴32に一部が残存し、このためピストン20が上死点Tから下死点Bに移動する流体吸込過程において前記高圧の残存流体がピストン20の移動により再膨張する。このように再膨張する高圧の残存流体のため、ピストン20が下死点B方向に移動する流体吸込過程の初期にはシリンダボア11の内部の圧力がシリンダヘッド40の吐出室42の圧力より低い状態であるが、吸込室41の圧力よりは高い状態になって、ピストン20が下死点に移動し始める時点で直ちに吸込行程が行われず、ピストン20が下死点B方向に十分移動してシリンダボア11の内部の圧力が吸込室41の圧力より低い圧力に至ってようやく吸込バルブ33が開きながら新たな流体が吸込まれる。結局、一般の流体圧縮装置は、流体圧縮及び吐出過程において残った高圧の残留流体が各行程毎にシリンダボア11の空間一部を無効化する無効空間として働くので、吸込まれる流体の量がやむをえず少なくなり、これによる効率低下の問題が必然的にある。
【0009】
また、従来の流体圧縮装置は流体吸込穴31及び吐出穴32を開閉するための複雑な構造の吸込バルブ33及び吐出バルブ34を必ず有すべき為、組立性及び生産性面において望ましくなく、作製コストがアップする問題もある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は前述した問題点を解決するために案出されたもので、その目的は圧縮された流体が全て吐出されることにより従来のようなシリンダボア内部の無効空間を排除して効率を向上させうる流体圧縮装置を提供するところにある。
【0011】
本発明の他の目的は、別の吸込バルブ装置を必要とせずピストン自体が流体吸引口を開閉するよう構成されると共に、単純な構造の吐出バルブ装置が採用されることにより構造が簡単なので組立性及び生産性を改善させることができ、作製コストを低減させうる流体圧縮装置を提供するところにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するための本発明に係る流体圧縮装置は、長手方向に沿って貫通された一定直径のシリンダボアと、該シリンダボアと直交する方向に貫通された少なくとも一つの流体吸引口及びシリンダボアの端部両側に一側が開口されたスロット状に形成される少なくとも一対の流体吐出口を備えたシリンダブロックと、シリンダブロックのシリンダボア内で直線往復動するよう設けられたピストンと、シリンダブロックの流体吐出口を選択的に開閉するようシリンダボアに流動自在に設けられ、その流動制限のためのフランジが備えられたバルブピストンを含む吐出バルブ組立体と、シリンダブロックに結合されシリンダブロックの流体吐出口と連通する吐出室を形成し、該吐出室の流体排出経路になる流体排出通路を備えたシリンダヘッドとを備えることを特徴とする。
【0013】
このような本発明に係る流体圧縮装置は、シリンダブロックのシリンダボア内で直線往復動するピストンにより流体吸引口が選択的に開放しつつ流体吸込がなされ、シリンダボア内の流体圧が増大することによりバルブピストンが流動することにより開放される流体吐出口を通して流体吐出がなされる。従って、従来のような複雑な構造の吸込バルブが除去されると共に、吐出バルブの構造が単純になされるため組立性及び生産性を改善させることができ、またその作製コストを大幅に節減できる。そして、シリンダボアで圧縮された高圧の流体が全て流体吐出口を通して排出されるため、従来のような残留流体によるシリンダボア内の無効空間を排除できるので圧縮効率を向上させうる。
【0014】
本発明の望ましい実施例によれば、流体圧縮装置はピストンの上死点位置がシリンダボアの端部よりやや突出する位置に設定される。これにより、上死点でピストンとバルブピストンが接触しつつシリンダボア内で圧縮された流体が完全に吐出することができる。
【0015】
また、流体吸引口はピストンの最大後進位置である下死点直前に位置するよう配され、これによりピストンが下死点に至る時流体吸引口が瞬間的に開放されながら流体がシリンダボア内の真空により迅速に流入されうる。
【0016】
吐出バルブ組立体は、シリンダブロックのシリンダボアで流動するよう設けられ、シリンダボアの端部壁に接触することにより流動を制限するフランジが一側面に形成され、該フランジの略中央部には第1ボスが形成されたバルブピストンと、バルブピストンと一定間隔離隔されるようシリンダヘッドに設けられ、一側面にはバルブピストンの第1ボスに対応する第2ボスが形成され、該第1ボスを中心に多数の流体経路が放射状に形成された支持プレートと、バルブピストンと支持プレートとの間に介されバルブピストンを該バルブピストンが流体吐出口を閉鎖させる方向に流動するよう弾持する弾性体とを備えて構成されうる。
【0017】
そして、シリンダブロックは円形の外観構造を有するよう形成されることができ、また四角形の外観構造を有するよう形成されることもできる。
【0018】
流体吸引口はシリンダブロックの向かい合う位置に二つが配されることができ、それ以上の個数がシリンダブロックに一定間隔を隔てて配されることもできる。
【0019】
流体吸引口はテーパ状、一定直径の穴形態及び大径部と小径部を有する2段構造で形成でき、これら形態の組合わせで形成することもできる。
【0020】
また、流体吸引口はシリンダブロックの少なくとも一部を切り取ることにより一層拡張された吸込面積を有する形態に形成されることができ、この場合流体吸引口の面積が大きくなるので流体吸込を一層円滑にできる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、添付した図面に基づき本発明の望ましい実施例を詳述する。図3は本発明の一実施例による流体圧縮装置を示した分解斜視図であり、図4ないし図6は図3に示した本発明の一実施例による流体圧縮装置の構造及び作用を説明するための断面図である。
【0022】
図3ないし図6に示した通り、本発明の一実施例による流体圧縮装置は、シリンダブロック100と、ピストン200と、吐出バルブ組立体300、及びシリンダヘッド400とを備える。
【0023】
シリンダブロック100は、その長手方向に沿って貫通して形成された一定直径のシリンダボア110と、シリンダボア110と直交する方向に貫通された少なくとも一つの流体吸引口130と、シリンダボア110の端部両側に一側が開口されたスロット状に形成される少なくとも一対の流体吐出口150とを備える。また、シリンダブロック100は後述するシリンダヘッド400を結合するための結合ボス170を備える。
【0024】
このようなシリンダブロック100は、図7Aないし図7Gに示した通り、円形の外観構造を有するよう構成されることができ、図8に示した通り、四角形の外観構造を有するよう構成されることもでき、その他のいずれの形態のシリンダブロック100も理論的に可能である。従って、シリンダブロック100の外観形態は必ずしも図示例の形態に限らない。
【0025】
また、流体吸引口130が図示例ではシリンダボア110と直交する方向に形成された例を示しているがこれに限らず、流体の流れや構造面において有利であれば、シリンダボア110について一定角度に傾斜して(鈍角と鋭角を全て含む)形成されうる。
【0026】
ピストン200は、シリンダブロック100のシリンダボア110の内部で直線往復動するよう設けられ、別の駆動源(図示せず)から動力を伝達されシリンダボア110の内部で直線往復動しつつ流体を吸込、圧縮する。このピストン200はその負荷を減らすために内部を中空状に形成することが望ましく、同じ理由から重さ軽減のためにアルミニウム合金で形成することが良い。
【0027】
吐出バルブ組立体300は、シリンダブロック100の流体吐出口150を選択的に開閉するようシリンダボア110に流動自在に設けられるバルブピストン310を備える。
【0028】
バルブピストン310は、シリンダボア110の内径とほぼ同直径を有する円筒体よりなり、一側にはシリンダボア110の端部壁に接触することによりバルブピストン310の流動を制限するフランジ311が形成されている。これにより、バルブピストン310はシリンダボア110の内部に完全に入れず与えられたストローク内で流動しつつ流体吐出口150を開閉する。また、フランジ311の略中央部には第1ボス312が形成されている。また、吐出バルブ組立体300はバルブピストン310と一定間隔離隔されるようシリンダヘッド400に設けられる支持プレート320と、バルブピストン310と支持プレート320との間に介されバルブピストン310を、バルブピストン310が流体吐出口150を閉鎖させる方向に流動するよう弾持する弾性体330を備える。これによりバルブピストン310はシリンダボア110に圧力が加えられない、例えば流体吸込過程では弾性体330により初期状態を維持することにより流体吐出口150を閉鎖し、シリンダボア110の圧力が大きくなれば、すなわち流体圧縮過程ではシリンダボア110内の高い流体圧により弾性体330の弾力を抗して押されながら流体吐出口150を開放することにより流体を吐出させる。支持プレート320はその前面の略中央部にバルブピストン310の第1ボス312に対応する第2ボス321が形成され、第2ボス321の外側に三つまたはそれ以上の流体経路322が任意の間隔または一定間隔を維持して放射状に形成される。ここで、支持プレート320は図4ないし図5に示した通り、シリンダブロック100の結合ボス170の端部に置かれたまま結合ボス170にシリンダヘッド400が結合されることにより固設できるが、その取付け方向を図示例に限定されない。支持プレート320は溶接などにより結合されうる。一方、弾性体330としては圧縮コイルバネが使用され、この場合前記圧縮コイルバネはバルブピストン310及び支持プレート320にそれぞれ形成された第1及び第2ボス312、321に支えられ設けられる。また、弾性体330としては前記圧縮コイルバネ以外も板バネを用いられるなどいずれの弾性体を使用しても構わない。
【0029】
シリンダヘッド400は、シリンダブロック100の結合ボス170に結合され設けられ、これによりシリンダヘッド400の内部には流体吐出口150と連通される吐出室410が形成される。また、シリンダヘッド400には吐出室410と連通される流体排出通路420が形成されている。シリンダヘッド400の取付構造も別に限られないが、図示例では螺合方式で設けられる例を図示している。
【0030】
図3ないし図6において500は流体吸込マニフォルドである。
【0031】
以上のように構成される本発明に係る流体圧縮装置は、シリンダボア110内で直線往復動するピストン200により流体吸引口130が選択的に開放されながらシリンダボア110の内部の真空により流体が極めて迅速に吸込まれ、シリンダボア110に形成された高圧の流体圧によりバルブピストン310が押されながら流体吐出口150が開放され流体が完全に吐出される。
【0032】
このような本発明の特徴及びこれにより得られる著しい効果のための構造は、第1に図4ないし図6に示した通り、ピストン200の上死点Tの位置がシリンダボア110の端部よりやや突出する位置に設定される点である。これにより前記上死点でピストン200とバルブピストン310が接触しつつシリンダボア110内で圧縮された流体が完全に吐出することができる。すなわち、従来のように吐出されず残った高圧の残留流体が、本発明の構造ではシリンダボアの内部で留まる箇所がないため、従来のような無効空間を効率よく排除できる。
【0033】
本発明の特徴及びこれにより得られる著しい効果のための構造の二番目は、流体吸引口130がピストン200の最大後進位置である下死点直前に置かれるよう配され、このような流体吸引口130を開閉するための別の吸込バルブ装置が備えられず、ピストン200それ自体がシリンダボア110内で直線往復動しつつ流体吸引口130を選択的に開閉させるという点である。これにより、ピストン200が下死点に至る時、流体吸引口130が瞬間的に開放されながら流体がシリンダボア110内の真空吸引力により迅速に流入され、また従来のような別の複雑な構造の吸込バルブ装置を必要としないため構造的な単純化がなされる。かつ、前述したような流体の迅速な吸込によるシリンダブロックの冷却効果もある程度期することができる。
【0034】
一方、本発明に係る流体圧縮装置は、前述したような流体吸引口130を通した流体の吸込時ピストン200の移動により極めて瞬間的に流体吸引口130が開きながら流体が吸込まれるため、流体吸込量が多くない場合があるところ、 これを勘案して本発明では図7Aないし図7Gに示した通り、少なくとも二つの流体吸引口130、130'をシリンダブロック100の対面位置に形成して一層多量の流体が迅速に吸込まれうるよう構成する他の変形例を提供する。
【0035】
本発明の他の変形例によれば、流体吸引口130、130'は、図7Aに示した通り、シリンダブロック100の外側から内側に行くほど直径が次第に縮小するテーパ状に形成することができ、図7Bに示した通り、大径部と小径部を有する2段構造で形成されることもできる。また、流体吸引口130、130'は図7Cに示した通り、二つの流体吸引口のうちいずれか一つの流体吸引口130は大径部と小径部を有する2段構造に、それからもう一つの流体吸引口130'は一定直径を有する穴形態に形成されることができ、図7Dに示した通り、二つの流体吸引口130、130'が全て一定直径を有する穴形態に形成されることもできる。
【0036】
また、本発明の他の変形例によれば、流体吸引口130、130'は、図7Gに示した通り、一層大きい流体吸込面積を確保するため、シリンダブロック100の外周面の全体にかけて複数の流体吸引口を形成して構成したり、図7Eに示した通り、シリンダブロック100の一部またはそれ以上の部分をその内部のシリンダボア110と連通するよう切り取ることにより形成されることもできる。図7Fに示した例はシリンダブロック100の流体吸引口形成部位にその外周面に沿って一定幅及び深さを有する切取部を形成し、該切取部に多数の流体吸引口を一定間隔を隔てて配置して構成した例を示す。
【0037】
また、図8は本発明のさらに他の変形例を示したもので、示した通り、本発明のさらに他の変形例はシリンダブロック100が四角形の外観構造を有し、この四角形シリンダブロック100のいずれか片面または両面にその内部のシリンダボア110と連通する切取部を形成して流体吸引口130、130'を構成したことを特徴とする。この場合も流体吸引口の面積を大きくすることができるため、流体の吸込を円滑になされうる。
【0038】
以下、前述したように構成された本発明に係る流体圧縮装置の作用を図4ないし図6に基づき説明する。
【0039】
図4はピストン200がシリンダボア110から下死点Bに完全に移動した状態を示す。示した通り、ピストン200が下死点Bに完全に移動されるにつれピストン200により閉鎖されていた流体吸引口130が開放され流体が流体吸引口130を通してシリンダボア110に流入される。この際、ピストン200が上死点Tから下死点Bに移動し始める際、バルブピストン310によりシリンダボア110の流体吐出口150は閉鎖状態であり、ピストン200により流体吸引口130も閉鎖されたままピストン200が外部の動力源により下死点に強制移動されるため、シリンダボア110の内部には真空がかかる。ピストン200が次第にさらに移動して下死点Bに近くなるほど前記真空力はさらに大きくなり、最終的にピストン200が下死点Bに至って自分が塞いでいた流体吸引口130を開放すれば、流体吸引口130を通した流体吸込が極めて迅速になされる。
【0040】
前述したような流体の吸込がなされれば、ピストン200は下死点Bを頂点に上死点Tに向けて移動しつつ吸込まれた流体を圧縮し始めるが、この際ピストン200の移動により流体吸引口130は自然に閉鎖され、バルブピストン310はその外側の弾性体330及び吐出室410の圧力により初期状態の維持しつつ流体吐出口150を閉鎖する。従って、外部の駆動源によりピストン200が強いて上死点Tに向けて移動するので、その内部に存する流体は次第に圧縮される。
【0041】
図5は上死点Tに向けて移動していたピストン200が最終的に上死点Tに至る状態を示した図である。ピストン200が上死点Tに向けて次第にさらに移動するにつれ流体はさらに圧縮され、ピストン200が一定位置まで移動すれば、流体の圧力とバルブピストン310を弾持している弾性体330の弾性力のバランスが崩れながら(流体圧力)弾性体弾性力)バルブピストン310が押されて流体吐出口150が開放されることにより圧縮された高圧の流体が吐出室410に吐出される。その後、ピストン200は引き続き上死点Tに向けてさらに前進しつつシリンダボア110内の流体が完全に排出されるようにする。この過程においてピストン200とバルブピストン310が接触されるが、ピストン200とバルブピストン310との間に存した流体が完全に抜け出る瞬間とほぼ同時に接触がなされるので、その間に存していた高圧流体の緩衝作用によりピストン200とバルブピストン310は衝突せず柔らかく接触する。以上のようにピストン200がシリンダボア110の端部を越えて設定された上死点Tまで移動するので、シリンダボア110には圧縮された流体が残留せず、よって無効空間は0になる。
【0042】
図6は上死点Tまで移動して圧縮過程を終えたピストン200が前記上死点を頂点にして下死点B方向に移動する流体吸込過程を示した図である。示した通り、ピストン200は下死点Bに向けて移動するが、ここでピストン200が上死点Tから下死点Bに向けて移動すると同時に、バルブピストン310は弾性体330により初期位置に復帰しつつ流体吐出口150を閉鎖し、流体吸引口130はピストン200により閉鎖される。ピストン200が下死点Bに向けて移動するにつれシリンダボア110の内部の真空度は次第にさらに高まり、このような状態がさらに進んでピストン200が図4に示した通り、下死点Bに至れば、流体吸引口130が開放されながらシリンダボア110の内部の真空吸引力により流体が流体吸引口130を介してシリンダボア110内に迅速に流入される。追って、前述した圧縮及び吸込過程が行われるが、このような過程を連続的に繰り返しながら流体を吸込、圧縮、排出する。
【0043】
一方、以上では流体、特に気体を吸込んで高圧に圧縮して吐出する圧縮装置について示しかつ説明したが、本発明は液体をポンピングする装置、例えばポンプにも有利に適用できることは当業者ならよく分かるだろう。
【0044】
【発明の効果】
以上述べた通り、本発明によれば圧縮空間、すなわちシリンダボア内に圧縮された高圧の流体が残留しないため、残留流体の再膨張により発生する従来のような無効空間を排除できるので圧縮効率の向上が図れ、このことから特に冷蔵庫や空気調和機向け冷凍サイクルに本発明の構造を採用した圧縮機が適用されれば、冷凍および冷房能力を大幅にアップさせうる。
【0045】
また、本発明によれば、複雑な構造の吸込バルブが除去され吐出バルブも単純な構造よりなるので、圧縮機の全体的な構造が簡単化し全部品の自動組立が可能になるため、組立性および生産性を大幅に向上でき、作製コストも著しく低減できる。
【0046】
そして、本発明によれば、既存の吸込バルブが除去され吐出バルブの作動が改善されたため、従来のバルブ作動によるバルブの挙動損失が減ることにより入力の低減効果を期することができるのみならず、バルブ接触音による騒音の影響が無くなって一層静かに稼働する圧縮機を提供することができる。
【0047】
つまり、本発明によれば、高い圧縮効率及び信頼性を有しながらも構造が簡単なので組立及び生産が優秀な低コストの圧縮機やポンプを提供できる。
【0048】
以上、本発明を本発明の原理を例示するのに望ましい実施例について示しかつ説明したが、本発明はそのように示しかつ説明されたままの構成及び作用に限定されない。かえって特許請求の範囲の思想及び範疇を逸脱せず本発明に対する多数の変形及び修正が可能なことを当業者はよく理解できる。従って、そのような全ての適切な変形及び修正と均等物も本発明の範疇に属することと見做すべきであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の一般の流体圧縮装置の構造及び作用を概略的に示した断面図である。
【図2】従来の一般の流体圧縮装置の構造及び作用を概略的に示した断面図である。
【図3】本発明の一実施例による流体圧縮装置を示した分解斜視図である。
【図4】図3に示した本発明の一実施例による流体圧縮装置の構造及び作用を説明するための断面図である。
【図5】図3に示した本発明の一実施例による流体圧縮装置の構造及び作用を説明するための断面図である。
【図6】図3に示した本発明の一実施例による流体圧縮装置の構造及び作用を説明するための断面図である。
【図7A】本発明に係る流体圧縮装置のシリンダブロック及び流体吸引口の他の変形例を示した図である。
【図7B】本発明に係る流体圧縮装置のシリンダブロック及び流体吸引口の他の変形例を示した図である。
【図7C】本発明に係る流体圧縮装置のシリンダブロック及び流体吸引口の他の変形例を示した図である。
【図7D】本発明に係る流体圧縮装置のシリンダブロック及び流体吸引口の他の変形例を示した図である。
【図7E】本発明に係る流体圧縮装置のシリンダブロック及び流体吸引口の他の変形例を示した図である。
【図7F】本発明に係る流体圧縮装置のシリンダブロック及び流体吸引口の他の変形例を示した図である。
【図7G】本発明に係る流体圧縮装置のシリンダブロック及び流体吸引口の他の変形例を示した図である。
【図8】本発明に係る流体圧縮装置のシリンダブロック及び流体吸引口のさらに他の変形例を示した斜視図である。
【符号の説明】
100 シリンダブロック
110 シリンダボア
130、130’ 流体吸引口
150 流体吐出口
170 結合ボス
200 ピストン
300 吐出バルブ組立体
310 バルブピストン
311 フランジ
312 第1ボス
320 支持プレート
321 第2ボス
322 流体経路
330 弾性体
400 シリンダヘッド
410 吐出室
420 流体排出通路
500 流体吸込マニフォルド
Claims (18)
- 流体を吸込んで圧縮、排出する装置であって、
長手方向に沿って貫通して形成された一定直径のシリンダボアと、
該シリンダボアと直交する方向に貫通された少なくとも一つの流体吸引口及び前記シリンダボアの端部両側に一側が開口されたスロット状に形成される少なくとも一対の流体吐出口を備えたシリンダブロックと、
該シリンダブロックのシリンダボア内で直線往復動するよう設けられ、上死点位置が前記シリンダボアの端部よりやや突出する位置に設定されたピストンと、
前記シリンダブロックの流体吐出口を選択的に開閉するよう前記シリンダボアに流動自在に設けられ、その流動制限のためのフランジが備えられたバルブピストンを含む吐出バルブ組立体と、
前記シリンダブロックに結合されシリンダブロックの流体吐出口と連通する吐出室を形成し、前記吐出室の流体排出経路になる流体排出通路を備えたシリンダヘッドとを備えて構成され、
前記シリンダボア内で直線往復動するピストンにより前記流体吸引口が選択的に開放しつつ流体吸込がなされ、前記シリンダボア内の流体圧が増大することによりバルブピストンが流動することにより開放される前記流体吐出口を通して流体吐出がなされ、
前記上死点で前記ピストンと前記バルブピストンが接触しながらシリンダボア内で圧縮された流体が完全に吐出される、ことを特徴とする流体圧縮装置。 - 前記流体吸引口は、ピストンの最大後進位置である下死点直前に位置するよう配され、これによりピストンが下死点に至る時流体吸引口が瞬間的に開放されながら流体がシリンダボア内の真空により迅速に流入される、
ことを特徴とする請求項1に記載の流体圧縮装置。 - 前記吐出バルブ組立体は、前記シリンダブロックのシリンダボアで流動するよう設けられ、前記シリンダボアの端部壁に接触することにより流動を制限するフランジが一側面に形成され、該フランジの略中央部には第1ボスが形成されたバルブピストンと、
該バルブピストンと一定間隔に離隔されるよう前記シリンダヘッドに設けられ、一側面には前記第1ボスに対応する第2ボスが形成され、該第1ボスを中心に多数の流体経路が放射状に形成された支持プレートと、
前記バルブピストンと前記支持プレートとの間に介され前記バルブピストンを該バルブピストンが前記流体吐出口を閉鎖させる方向に流動するよう弾持する弾性体と、
を備えて構成されることを特徴とする請求項1に記載の流体圧縮装置。 - 前記バルブピストンは、内部が中空状に形成されることを特徴とする請求項3に記載の流体圧縮装置。
- 前記弾性体は、圧縮コイルバネで構成されることを特徴とする請求項3に記載の流体圧縮装置。
- 前記シリンダブロックは、円形の外観構造を有することを特徴とする請求項2に記載の流体圧縮装置。
- 少なくとも二つの前記流体吸引口がシリンダブロックの向かい合う位置にそれぞれ配されることを特徴とする請求項6に記載の流体圧縮装置。
- 前記流体吸引口は、シリンダブロックの外側から内側に行くほど直径が縮小するテーパ状に形成されることを特徴とする請求項7に記載の流体圧縮装置。
- 前記流体吸引口は、大径部と小径部を有する2段構造で形成されることを特徴とする請求項7に記載の流体圧縮装置。
- 前記二つの流体吸引口のうち一つは大径部と小径部を有する2段構造に、それからもう一つは外側から内側に行くほど直径が次第に縮小するテーパ状または一定直径の穴で形成されることを特徴とする請求項7に記載の流体圧縮装置。
- 複数個の前記流体吸引口がシリンダブロックの外周面に沿って一定間隔を隔てて配されることを特徴とする請求項6に記載の流体圧縮装置。
- 前記流体吸引口は、一定直径を有する穴で形成されることを特徴とする請求項11に記載の流体圧縮装置。
- 前記シリンダブロックの流体吸引口形成部位に一定幅及び深さを有する切取部がシリンダブロックの外周面に沿って形成され、該切取部に一定直径を有する穴よりなる複数の流体吸引口が一定間隔を隔てて配されることを特徴とする請求項6に記載の流体圧縮装置。
- 前記流体吸引口は、前記シリンダブロックの一部を切り取ることにより一層拡張された吸込面積を有する形態に形成されることを特徴とする請求項6に記載の流体圧縮装置。
- 少なくとも二つの前記流体吸引口がシリンダブロックの両側に向かい合うよう形成されることを特徴とする請求項14に記載の流体圧縮装置。
- 前記シリンダブロックは、四角形の外観構造を有することを特徴とする請求項2に記載の流体圧縮装置。
- 前記流体吸引口は、シリンダブロックの少なくともいずれか片面を切取することにより一層拡張された吸込面積を有する形態に形成されることを特徴とする請求項16に記載の流体圧縮装置。
- 少なくとも二つの前記流体吸引口がシリンダブロックの向かい合う面にそれぞれ形成されることを特徴とする請求項17に記載の流体圧縮装置。
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