JP3729648B2 - 空気圧縮装置の制御装置および制御方法 - Google Patents

空気圧縮装置の制御装置および制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気圧縮装置の制御装置および制御方法に係わり、特に、負荷機器から検出した末端圧力に基づいて目標圧力を補正し空気圧縮装置からの吐出圧力を制御する空気圧縮装置の制御装置および制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の空気圧縮装置の制御装置の一例を図10に示す。これは4台の空気圧縮装置を用いて複数の負荷機器を制御するものであり、同図において、1−1〜1−4は電動機M1〜M4を制御する電動機制御装置、2−1〜2−4は空気圧縮機C1〜C4のバルブを制御するロード/アンロードバルブ制御装置、3はレシーバータンクR1から元圧圧力を検出する圧力変換装置、4は目標圧力と検出された元圧圧力とに基づいて空気圧縮装置を制御する圧縮空気制御装置、L1〜Lnは負荷機器、P1は集合管、P2は吐出空気管、P3は末端配管である。さらに、圧縮空気制御装置4は、目標圧力を出力する目標圧力指令手段11と、目標圧力と元圧圧力との偏差値を演算する偏差圧力演算手段12と、前記偏差値に基づいてロード/アンロードバルブ制御装置2−1〜2−4を制御するための制御圧力信号を出力する圧力制御手段13と、前記偏差値に基づいて電動機制御装置1−1〜1−4を制御して電動機M1〜M4の稼働台数を制御する台数制御手段14と、入出力装置(I/O)15とから構成されている。
【0003】
この従来装置では、レシーバーータンクR1出口から負荷L1〜Lnまでの配管系統損失を考慮して目標圧力指令手段11において設定される吐出圧力の目標値と、レシーバーータンクR1出口から圧力変換器3により検出する元圧圧力信号を入力して両者の偏差を演算し、元圧圧力が目標圧力下限値以下の場合は、圧縮空気制御装置4は電動機制御手段1−1〜1−4およびロード/アンロードバルブ制御装置2−1〜2−4に制御信号を出力して、ロード状態にして圧縮空気を出すことによりレシーバーータンクR1の圧力を上げる。この際、並列運転中の4台の空気圧縮機C1〜C4のうち、負荷に供給する圧縮空気を発生するのに必要な全台、例えば、3台をロード状態とした後、所定の時間経過しても元圧圧力が目標圧力下限値以下の場合は4台目の空気圧縮機を始動する。また、元圧圧力が目標圧力上限値以上の場合はロード状態の運転とは逆に不要となる空気圧縮機をアンロード状態とし圧縮空気を止めレシーバーータンクR1の圧力を下げる。この時、1台の空気圧縮機をアンロード状態とした後、所定の時間経過しても元圧圧力が目標圧力上限値以上の場合は次の空気圧縮機を停止する。
【0004】
一般に電動機M1〜M4の始動、停止は4台の空気圧縮機C1〜C4の運転時間を均一化するために所定の順序でローテーションさせる。また、ロード、アンロードも空気圧縮機C1〜C4の容量調整機構の寿命を延ばすため所定の順序でローテーションさせる。この代表的なものとして、特開昭55−15638号公報には、複数台の空気圧縮機を所定の順序で始動、停止、ロード、アンロードさせながら負荷の要求する圧縮空気を不足させることなく制御すると共に、空気圧縮装置の運転台数の過不足を防ぐ制御を行う空気圧縮装置の自動制御装置が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術のように、圧縮空気を負荷の変化に応じ必要とする圧縮空気を発生させる装置では、図11(a)に示すように、目標圧力に対して元圧圧力は所定の範囲内に制御されるが、使用空気量が減少して空気圧縮機C1〜C4と負荷機器L1〜Ln間の配管系統P1〜P3の圧力損失が減少すると、図11(b)に示すように、負荷機器L1〜Lnにおける末端目標圧力に対する末端圧力が必要以上に上昇した場合、空気圧縮機C1〜C4には動力源として無効となる余剰圧力が発生する問題点があった。
【0006】
本発明の目的は、上記の問題点に鑑みて、空気圧縮装置の制御装置を安定的に制御すると共に、負荷機器への圧縮空気の供給を過不足なく制御して省エネルギー効果を発揮することのできる空気圧縮装置の制御装置および制御方法を提供することにある。
【0007】
【発明が解決するための手段】
本発明は、上記の目的を達成するために、次のような手段を採用した。
【0008】
並列運転する複数台の空気圧縮機を備える空気圧縮装置と、該空気圧縮装置から出力される圧縮空気をレシーバータンクを介して複数の配管にそれぞれ接続される負荷機器に供給する圧縮空気供給部と、目標圧力と前記レシーバーータンクから検出される元圧圧力とに基づいて前記空気圧縮装置から出力する圧縮空気を制御する圧縮空気制御部とを備える空気圧縮装置の制御装置において、前記圧縮空気制御部に、各所定時限における前記各負荷機器に供給される末端圧力中の最低末端圧力を検出し、該最低末端圧力とそれぞれの末端目標圧力との圧力偏差中の最小の末端圧力偏差を選択し、該末端圧力偏差を所定の割合で逓減または逓増する補正圧力を所定期間出力し、該補正圧力によって前記目標圧力を補正する目標圧力補正手段を設けたことを特徴とする。
【0009】
また、並列運転する複数台の空気圧縮機を備える空気圧縮装置と、該空気圧縮装置から出力される圧縮空気をレシーバータンクを介して複数の配管にそれぞれ接続される負荷機器に供給する圧縮空気供給部と、目標圧力と前記レシーバーータンクから検出される元圧圧力とに基づいて前記空気圧縮装置から出力する圧縮空気を制御する圧縮空気制御部とを備える空気圧縮装置の制御装置において、前記圧縮空気制御部に、各所定時限における前記各負荷機器に供給される末端圧力中の最低末端圧力を検出する最低末端圧力検出手段と、前記各最低末端圧力とそれぞれの末端目標圧力との圧力偏差を演算する末端圧力偏差演算手段と、前記圧力偏差中の最小の圧力偏差を選択する最小圧力偏差選択手段と、前記最小の圧力偏差を所定の割合で逓減または逓増する補正圧力を所定期間出力する補正演算手段とからなる目標圧力補正手段とを設け、前記補正圧力によって前記目標圧力を補正することを特徴とする。
【0010】
また、請求項2に記載の空気圧縮装置の制御装置において、前記補正演算手段は、前記補正圧力によって前記目標圧力の補正中において、当該補正中の最小圧力偏差より小さい最小圧力偏差が検出されたときは、検出された最小の圧力偏差を所定の割合で逓減または逓増する補正圧力を所定期間出力することを特徴とする。
【0011】
また、請求項2に記載の空気圧縮装置の制御装置において、前記補正演算手段は、前記最小偏差選択手段によって選択された最小の圧力偏差を所定の係数を乗じて減じた圧力偏差を所定の割合で逓減または逓増する補正圧力を所定期間出力する補正演算手段とからなることを特徴とする。
また、並列運転する複数台の空気圧縮機を備える第1の空気圧縮装置と、前記空気圧縮機と並列運転する第2の空気圧縮装置と、前記第1および第2の空気圧縮装置から出力される圧縮空気をレシーバータンクを介して複数の配管にそれぞれ接続される負荷機器に供給する圧縮空気供給部と、目標圧力と前記レシーバータンクから検出される元圧圧力とに基づいて前記第1の空気圧縮装置から出力する圧縮空気を制御する圧縮空気制御部とを備える空気圧縮装置の制御装置において、前記圧縮空気制御部に、各所定時限における前記各負荷機器に供給される末端圧力中の最低末端圧力を検出し、該最低末端圧力とそれぞれの末端目標圧力との圧力偏差中において所定の圧力偏差以上であってかつ最小の末端圧力偏差を選択し、該末端圧力偏差を所定の割合で逓減または逓増する補正圧力を所定期間出力し、該補正圧力によって前記目標圧力を補正する目標圧力補正手段を設けたことを特徴とする。
【0012】
また、並列運転する複数台の空気圧縮機から出力される圧縮空気をレシーバータンクを介して複数の配管にそれぞれ接続される負荷機器に供給し、目標圧力と前記レシーバーータンクから検出される元圧圧力とに基づいて前記空気圧縮機から出力する圧縮空気を制御する空気圧縮装置の制御方法において、各所定時限における前記各負荷機器に供給される末端圧力中の最低末端圧力を検出するステップと、該最低末端圧力とそれぞれの末端目標圧力との圧力偏差中の最小の末端圧力偏差を選択するステップと、該末端圧力偏差を所定の割合で逓減または逓増する補正圧力を所定期間出力し、該補正圧力によって前記目標圧力を補正するステップとからなることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
はじめに、本発明の一実施形態を図1から図8を用いて説明する。
【0014】
図1は、本実施形態に係わる空気圧縮装置の制御装置の全体構成を示すブロック図である。
【0015】
同図において、20は各負荷機器L1〜Lnから検出される末端圧力信号ps1〜psnに基づいて目標圧力補正信号を出力する目標圧力補正手段、21は目標圧力指令手段11から出力される目標圧力信号と目標圧力補正信号とを加算する目標圧力補正信号加算器、22−1〜22−nは各負荷機器L1〜Lnの末端圧力を検出して末端圧力信号ps1〜psnを出力する圧力変換器である。
【0016】
なお、同図において、図10に示す符号と同符号の箇所は同一箇所を示すので説明を省略する。
【0017】
図2は、図1に示す目標圧力補正手段20の詳細な構成を示すブロック図である。
【0018】
同図において、201−1〜201−nは圧力変換器22−1〜22−nにおいて検出された末端圧力信号ps1〜psnの所定期間毎にそれぞれの最低圧力信号ps1’〜psn’を検出する最低圧力検出手段、202は各負荷機器L1〜Lnにおける最適な末端目標圧力pref1〜prefnが設定される末端目標圧力設定手段、203−1〜203−nは最低圧力検出手段201−1〜201−nから出力される最低圧力信号ps1’〜psn’と末端目標圧力設定手段202から出力される末端目標圧力pref1〜prefnのそれぞれとを対比して、末端圧力偏差値ps1’−pref1〜psn’−prefnを算出する末端圧力偏差検出手段、204は演算された末端圧力偏差値ps1’−pref1〜psn’−prefnの中から最も末端圧力偏差値の小さい最小末端圧力偏差値を選定する最小圧力偏差選定手段、205は補正圧力信号を作成するために使用する各末端別の下降レートa1〜an(例えば0.02KPa/秒)が設定可能に設けられた末端別下降レート選択手段、206は補正圧力信号を作成するために使用する各末端別の上昇レートb1〜bn(例えば0.05Kpa/秒)が設定可能に設けられた末端別上昇レート選択手段、207は最小圧力偏差選択手段204から入力した最小末端圧力偏差値に基づいて補正圧力信号を形成し目標圧力補正信号加算手段21に出力する補正演算手段である。
【0019】
ここで、最低圧力検出手段201−1〜201−nは、周期的(例えば1サイクル150ms毎)にそれぞれの末端圧力信号ps1〜psnにおける前回測定時の各末端圧力信号と今回測定時の各末端圧力信号を比較し、末端圧力信号の小さい方を最低圧力値として採用する。これを計測時間タイムアップ(例えば120sec)まで行い、それぞれの最低圧力検出手段201−1〜201nのそれぞれの最低圧力値を決定する。最低圧力値は、末端圧力偏差検出手段203−1〜203−nにおいて、それぞれの系統別に末端圧力目標設定手段202により設定された目標圧力信号pref1〜prefnと比較され、最低圧力偏差選定手段204により、いずれの系統の最小末端圧力偏差値として採用するかが選択される。
【0020】
このとき、すべての最小末端圧力偏差値ps1’−pref1〜psn’−prefnが正の場合には、圧力の補正は、目標圧力を下げる方向に加算されるが、末端圧力偏差値ps1’−pref1〜psn’−prefnのうちのいずれかが負の場合は、目標圧力を上げる方向に加算される。
次に、本実施形態に係わる空気圧縮装置の制御装置の動作を図1および図2を用いて説明する。
【0021】
図1に示すように、目標圧力補正手段20は、負荷機器L1〜Lnまでの空気圧系統の末端に設けた圧力変換器22ー1〜22ーnによって検出した末端圧力ps1〜psnと各々の末端目標圧力pref1〜prefnとの各々の圧力偏差に基づいて補正圧力信号を演算して目標圧力補正信号加算手段21に出力する。目標圧力補正信号加算手段21では、目標圧力信号に補正圧力信号を加算して目標圧力を補正する。目標圧力補正手段20は、末端圧力ps1〜psnと各々の末端目標圧力pref1〜prefnとの差が所定の値になるまで、補正圧力信号を繰り返し出力し、空気圧縮機C1〜Cnの吐出圧力を低減して無駄な余剰動力を減らす。
【0022】
通常、圧縮空気を多数の配管を経由して多数の負荷機器に供給する系統では、各々の負荷機器により配管等の構成が異なるため、配管P2、P3から各々の負荷機器L1〜Ln末端までに空気圧損に差が生じ、また、各負荷機器L1〜Ln間では空気の圧縮、膨張により元圧の変化から末端圧の変化までの時間遅れ(例えば数10秒から数分)に差が生じる。このため末端圧力ps1〜psnと各々の末端目標圧力pref1〜prefnとの圧力差をそのまま補正圧力信号として採用して、空気圧縮機C1〜C4の吐出圧力を変化しようとすると圧縮空気系統の制御が不安定となる。
【0023】
そのため、本実施形態では、この不安定現象を防止するため、末端圧力ps1〜psnと末端目標圧力pref1〜prefn間に差が生じた時、目標圧力信号に所定の時間をかけて段階的に補正圧力信号を加える。即ち、補正圧力信号の印加後所定時間、補正圧力信号の出力を停止する間欠制御方式を用いる。さらに、所定の時刻毎に各負荷機器L1〜Lnの末端圧力ps1〜psnの測定を行い、各計測時刻における偏差の最も小さな系統の最小圧力偏差値psx’−prefxに基づいて補正圧力信号を作成する。従って、ある負荷機器Lxの末端圧力偏差値psx’−prefxに基づく補正圧力信号による補正中においても、ある計測時点で、他の負荷機器Lyの末端圧力偏差値psy’−prefyが負荷機器Lxの末端圧力偏差値より少なくなる現象が生じた場合は、その最小圧力偏差値psy’−prefyに基づいた新たな補正圧力信号を作成して、目標圧力を補正し制御系の安定を図る。
【0024】
次に、図2に示す目標圧力補正手段20における処理手順を図3および図4に示すフローチャートを用いて説明する。
【0025】
はじめに、ステップ1−1〜1−nでは、最低圧力検出手段201−1〜201−nにおいて、それぞれの系統毎の所定期間(例えば、120sec)中に検出された末端圧力信号ps1〜psnの中の最低末端圧力信号ps1’〜psn’を検出する。次に、ステップ2−1〜2−nでは、末端圧力偏差検出手段203−1〜203−nにおいて、末端圧力偏差値ps1’−pref1〜psn’−prefnを演算する。次に、ステップ3において、最小圧力偏差選定手段204では、全ての末端圧力偏差値ps1’−pref1〜psn’−prefnが正か否かを判断する。全てが正の場合は、ステップ4で、演算された末端圧力偏差値ps1’−pref1〜psn’−prefnの中から最小末端圧力偏差値prx(=psx’−prefx)を選択する。次いで、ステップ5で、補正演算手段207において、選択された最小末端圧力偏差値prxに所定の値(例えば、末端空気圧変動の時定数が短い場合には最小末端圧力偏差値prxの80%、あるいは末端空気圧変動の時定数が長い場合には最小末端圧力偏差値prxの90%等)を乗算して、補正量prx’を求める。さらに、ステップ6において、所定の周期△t(例えば、150ms)毎の補正圧力値△sdxを用いて前記所定の周期△t毎に何回(N1回)補正することにより補正量prx’を補正することができるかをN1=prx’/△sdxから求める。なお、ここで、△sdxは、各末端別下降レート選択手段205の各系統毎に設定された所定の下降レートa1〜anのうち、当該系統の下降レートをaxとすると、前記の所定の周期△tから、△sdxは△sdx=ax/△tにより当該系統の既知の値として求められる。次に、ステップ7において求めたN1に基づいて、N1回の補正を行ったか否かを判断し、回数N1に達していない場合は、ステップ8において、目標圧力補正信号加算手段21において目標圧力値からn・△sdxを減算すべく補正圧力信号として出力する。次いで、ステップ9において、補正回数nに1を加算する。次いで、ステップ11において、この時点で演算された末端圧力偏差値ps1’−pref1〜psn’−prefnの中から最小末端圧力偏差値prpを求め、これに基づく補正量prp’が現在補正中の補正量prx”より小さいか否かを判断する。小さい場合はステップ3に戻り、新たな系統に係わる補正処理を行うために、ステップ3からの処理を行う。小さくない場合は、ステップ7に戻って当該系統に係わる補正処理を続行する。ステップ7において、計算された補正回数N1に達した場合は、ステップ5で求めた補正量prx’の補正処理を終えたのでステップ10において処理を終了する。
【0026】
一方、ステップ3において、いずれかが負の場合は、ステップ12で、最小偏差選択手段204において、演算された負の末端圧力偏差値ps1’−pref1〜psn’−prefnの中から最小末端圧力偏差値pryを選択する。さらに、ステップ13において、選択された最小末端圧力偏差値prz”に所定の値を乗算して、補正量pry’を求める。次に、ステップ14において、所定の周期△t(例えば、150ms)毎の補正圧力値△sdyを用いて所定の周期△t毎に何回(N2回)補正することにより補正量pry’を補正することができるかをN2=pry’/△sdyから求める。ここで、△sdyは、各末端別上昇レート選択手段206の各系統毎に設定された所定の上昇レートb1〜bnのうち、当該系統の下降レートをbxとすると、所定の周期△tから、△sdyは△sdy=ay/△tにより当該系統の既知の値として求められる。次に、ステップ15において求められたN2に基づいて、N2回の補正を行ったか否かを判断し、回数N2に達していない場合は、ステップ16において、目標圧力補正信号加算手段21に目標圧力値にn・△sdyを加算すべく補正圧力値として出力する。次いで、ステップ17において、補正回数nに1を加算し、次いで、ステップ18において、この時点で演算された負の末端圧力偏差値ps1’−pref1〜psn’−prefnの中から最小末端圧力偏差値prqを求め、これに基づく補正量prq’が現在補正中の補正量pry”より小さいか否かを判断しする。小さい場合はステップ3に戻り、新たな系統に係わる補正処理を行うために、ステップ3からの補正処理を行う。小さくない場合は、ステップ15に戻って、当該系統に係わる補正処理を続行する。ステップ15において、計算された補正回数N2に達した場合は、ステップ13で求めた補正量pry’の補正処理を終了したのでステップ10において処理を終了する。
【0027】
なお、ステップ5およびステップ13において、乗算される所定の値は、補正値が元圧配管から末端までの空気圧損の差、さらに空気の圧縮、膨張により元圧の変化から末端空気圧の変化までの時間遅れが生じるための効果がでる時間待ちを考慮して設定される。
【0028】
次に、本実施形態の空気圧縮装置の制御装置における負荷機器L1および負荷機器Lnの末端圧力の変化に対する目標圧力の補正の様子を図5から図7を用いて説明する。
【0029】
図5(c)において、今、負荷L1の末端圧力ps1が時刻t10で末端目標圧力pref1より低下した時、図5(a)に示すように、期間traにわたって負荷機器L1の所定の上昇レートb1で逐次段階的に補正され、補正量pra’に達するまで目標圧力に加えられる。また、通常、末端圧力の変動は図6に示すごとく、大周期の変動と小周期の変動の組み合わせとして生じるため、末端圧力の選定は所定の周期n×Twa(例えば3回目)の経過後の周期(時刻t13〜t14)における最低末端圧力が選定される。例えば、末端圧力ps1が図5(c)のごとく時刻t13から順次増加している場合には、このときの末端圧力prbは時刻t13の時の圧力偏差値prb=ps1−pref1とすると、この圧力偏差値prbが他の末端の圧力偏差に較べて最小の時には目標圧力の補正はこのときの補正量prb’を用いて、目標圧力を低下させる方向に加算する補正が行われる。この目標圧力への加算は負荷機器L1の所定の下降レートa1で、順次目標圧力を低減して行く。
【0030】
また、図5(d)に示すように、例えば、時刻tn6においては負荷Lnの末端の圧力偏差値prc=psn−prefnが最小偏差値として検出されたときは、負荷機器Lnの所定の下降レートanに従って低減される。上記各補正によって空気圧縮機C1〜C4からの吐出圧力は図5(b)のように変化する。
【0031】
また、図7に示すように、当初、例えば、負荷機器L1の末端圧力ps1と末端目標圧力pref1との圧力偏差pr1に基づいて作成された補正量pr1’による目標圧力の補正中において、時刻taにおいて負荷機器L2末端の末端圧力ps2と末端目標圧力pref2との圧力偏差pr2に基づく補正量pr2’が補正中の圧力偏差pr1’より小さい場合には圧力目標値の補正を補正量pr2’による補正に切り換え補正処理を行う。
【0032】
なお、本実施形態では、目標圧力補正値が大きすぎて過補正となることを防ぐために末端目標圧力設定手段202による末端目標圧力pref1〜prefnに較べ目標圧力補正値を小さくし、両者間に不感帯(バンド)を設け、例えば、空気圧縮装置容量220Kw〜900Kwが26台の場合、4.9(KPa)を減算した値を目標圧力補正値としている。
【0033】
図8に本実施形態に係わる空気圧縮装置の制御装置における末端圧力の変化および余剰圧力の変化の状況を示す。
【0034】
本実施形態の元圧一定制御系に末端圧力制御を付加した場合は、図8(a)に示すように、図11(a)の従来技術に比べて、改善領域に示されるように目標圧力が変化するために、図8(b)に示すように、末端圧力と末端目標圧力との差が小さくなり、かつ圧力の変動幅も小さくなり、負荷機器に無駄な余剰圧力を加えることがなくなる。
【0035】
図9は、他の実施形態に係わる空気圧縮装置の制御装置の全体構成を示すブロック図である。
【0036】
本実施形態は、先の実施形態に比べて、空気圧縮装置4によって制御されない、電動機M5、電動機制御装置1−5、空気圧縮機C5、空気圧縮装置C5を制御するロード/アンロードバルブ制御装置2−5が付加されていると共に、目標圧力補正手段20’における補正制御が先の実施形態における目標圧力補正手段20と異なる点で相違する。その他の構成は図1に示すものと同一であるので説明を省略する。
【0037】
図示するように、電動機制御装置1−5およびロード/アンロードバルブ制御装置2−5は、圧縮空気制御装置4によって制御されず、単独でレシーバーータンクR1へ所定の圧縮空気を供給し、圧縮空気系統のベース運転を行っている。
【0038】
そのため、圧縮空気制御装置4によって制御される空気圧縮装置と圧縮空気制御装置4によって制御されない空気圧縮装置との並列運転時において、負荷機器L1〜Lnのいずれかにおいて圧縮空気の使用量が減少し、末端圧力に余剰圧力が発生した場合は、先の実施形態と同様に目標圧力を下げる方向に補正圧力信号が与えられる。このとき、負荷機器が必要とする圧縮空気量が、運転中の空気圧縮装置の出力より少ない場合には、目標圧力を下げる方向に補正制御が継続して行われるため、空気圧縮装置の空気圧縮機C1〜C4は順次停止し、全台数が停止しても未だ負荷機器の末端圧力が低下しない現象が発生することがある。このとき、目標圧力の補正を継続すると圧縮空気制御装置への制御指令信号が異常に低下し、その後の負荷機器における負荷の増加に伴って圧縮空気の発生量を増加させる必要が出てきたとき、圧縮空気制御装置への制御指令信号を目標圧力まで回復させるために大きな遅れが発生したり、また必要とする末端圧力が確認できない問題が生じることがある。
【0039】
本実施形態では、このような問題を回避するために、目標圧力補正手段20’では、選択された最小圧力偏差が所定の最小圧力偏差以下では補正圧力信号を出力しないようにする。具体的には、目標圧力補正手段20’において、前記各負荷機器L1〜Lnに供給される末端圧力ps1〜psn中の最低末端圧力ps1’〜psn’を検出し、この最低末端圧力とそれぞれの末端目標圧力との圧力偏差ps1’−pref1〜psn’−prefnの中から下限制限値以上であってかつ最小の末端圧力偏差を選択し、この末端圧力偏差を所定の下降レートで出力するように分割された補正圧力信号を目標圧力補正信号加算手段21に出力して、目標圧力を補正する。その結果、前記選択された最小末端圧力偏差が前記所定の圧力以下の場合は、補正圧力信号が出力されなくなるため、圧縮空気制御装置への制御指令信号を異常に低下させることがなくなる。
【0040】
本実施形態では、上記下限制限値としては、ベース運転中の総風量と設備使用最低風量の差に応じた圧力(例えば、ベース運転中の空気圧縮機の出力が900Kw4台の場合、制限値は、例えば68.6KPa)を用いる。
【0041】
【発明の効果】
上記のごとく、本発明によれば、圧縮空気制御部に、各所定時限における各負荷機器に供給される末端圧力中の最低末端圧力を検出し、該最低末端圧力とそれぞれの末端目標圧力との圧力偏差中の最小の末端圧力偏差を選択し、該末端圧力偏差を所定の割合で逓減または逓増する補正圧力を所定期間出力し、該補正圧力によって前記目標圧力を補正する目標圧力補正手段を設けたので、空気圧縮装置を安定的に制御すると共に、負荷機器への圧縮空気の供給を過不足なく制御して省エネルギー効果を果たすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わる空気圧縮装置の制御装置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示す目標圧力補正手段20の詳細な構成を示すブロック図である。
【図3】 図2に示す目標圧力補正手段20における処理手順を示すフローチャートである。
【図4】 図2に示す目標圧力補正手段20における処理手順を示すフローチャートである。
【図5】本実施形態における負荷機器の末端圧力の変化に対する目標圧力の補正の様子を説明するための図である。
【図6】本実施形態における負荷機器における末端圧力の変化の様子を説明するための図である。
【図7】本実施形態における補正量pr1’に基づいて目標圧力の補正中において、時刻taにおいて計測された最小圧力偏差に基づく補正量pr2’が補正量pr1’より小さくなった場合の補正の切り換え処理を説明する図である。
【図8】本実施形態における元圧圧力の変化および末端圧力の変化の状況を示す図である。
【図9】本発明の他の実施形態に係わる空気圧縮装置の制御装置の全体構成を示すブロック図である。
【図10】従来技術に係わる空気圧縮装置の制御装置の全体構成を示すブロック図である。
【図11】従来技術における元圧圧力の変化および末端圧力の変化の状況を示す図である。
【符号の説明】
M1〜M4 電動機、
C1〜C4 空気圧縮機
P1 集合管
P2 吐出空気管
P3 末端配管
R1 レシーバーータンク
L〜Ln 負荷機器
1−1〜1−4 電動機制御装置
2−1〜2−4 ロード/アンロードバルブ制御装置
3 圧力変換器
4 圧縮空気制御装置
11 目標圧力指令設定器
12 偏差圧力演算手段
13 圧力制御手段
14 台数制御手段
15 入出力装置
20、20’ 目標圧力補正手段
21 目標圧力補正信号加算手段
22−1〜22−n 圧力変換器
201−1〜201−n 最低圧力検出手段
202 末端圧力目標設定手段
203−1〜203−n 末端圧力偏差検出手段
204 最低圧力偏差選定手段
205 末端別下降レート選定手段
206 末端別上昇レート選定手段
207 補正値演算手段

Claims (6)

  1. 並列運転する複数台の空気圧縮機を備える空気圧縮装置と、該空気圧縮装置から出力される圧縮空気をレシーバータンクを介して複数の配管にそれぞれ接続される負荷機器に供給する圧縮空気供給部と、目標圧力と前記レシーバーータンクから検出される元圧圧力とに基づいて前記空気圧縮装置から出力する圧縮空気を制御する圧縮空気制御部とを備える空気圧縮装置の制御装置において、
    前記圧縮空気制御部に、各所定時限における前記各負荷機器に供給される末端圧力中の最低末端圧力を検出し、該最低末端圧力とそれぞれの末端目標圧力との圧力偏差中の最小の末端圧力偏差を選択し、該末端圧力偏差を所定の割合で逓減または逓増する補正圧力を所定期間出力し、該補正圧力によって前記目標圧力を補正する目標圧力補正手段を設けたことを特徴とする空気圧縮装置の制御装置。
  2. 並列運転する複数台の空気圧縮機を備える空気圧縮装置と、該空気圧縮装置から出力される圧縮空気をレシーバータンクを介して複数の配管にそれぞれ接続される負荷機器に供給する圧縮空気供給部と、目標圧力と前記レシーバーータンクから検出される元圧圧力とに基づいて前記空気圧縮装置から出力する圧縮空気を制御する圧縮空気制御部とを備える空気圧縮装置の制御装置において、
    前記圧縮空気制御部に、各所定時限における前記各負荷機器に供給される末端圧力中の最低末端圧力を検出する最低末端圧力検出手段と、前記各最低末端圧力とそれぞれの末端目標圧力との圧力偏差を演算する末端圧力偏差演算手段と、前記圧力偏差中の最小の圧力偏差を選択する最小圧力偏差選択手段と、前記最小の圧力偏差を所定の割合で逓減または逓増する補正圧力を所定期間出力する補正演算手段とからなる目標圧力補正手段とを設け、前記補正圧力によって前記目標圧力を補正することを特徴とする空気圧縮装置の制御装置。
  3. 請求項2において、前記補正演算手段は、前記補正圧力によって前記目標圧力の補正中において、当該補正中の最小圧力偏差より小さい最小圧力偏差が検出されたときは、検出された最小の圧力偏差を所定の割合で逓減または逓増する補正圧力を所定期間出力することを特徴とする空気圧縮装置の制御装置。
  4. 請求項2において、前記補正演算手段は、前記最小偏差選択手段によって選択された最小の圧力偏差を所定の係数を乗じて減じた圧力偏差を所定の割合で逓減または逓増する補正圧力を所定期間出力する補正演算手段とからなることを特徴とする空気圧縮装置の制御装置。
  5. 並列運転する複数台の空気圧縮機を備える第1の空気圧縮装置と、前記空気圧縮機と並列運転する第2の空気圧縮装置と、前記第1および第2の空気圧縮装置から出力される圧縮空気をレシーバータンクを介して複数の配管にそれぞれ接続される負荷機器に供給する圧縮空気供給部と、目標圧力と前記レシーバーータンクから検出される元圧圧力とに基づいて前記第1の空気圧縮装置から出力する圧縮空気を制御する圧縮空気制御部とを備える空気圧縮装置の制御装置において、
    前記圧縮空気制御部に、各所定時限における前記各負荷機器に供給される末端圧力中の最低末端圧力を検出し、該最低末端圧力とそれぞれの末端目標圧力との圧力偏差中において所定の圧力偏差以上であつてかつ最小の末端圧力偏差を選択し、該末端圧力偏差を所定の割合で逓減または逓増する補正圧力を所定期間出力し、該補正圧力によって前記目標圧力を補正する目標圧力補正手段を設けたことを特徴とする空気圧縮装置の制御装置。
  6. 並列運転する複数台の空気圧縮機から出力される圧縮空気をレシーバータンクを介して複数の配管にそれぞれ接続される負荷機器に供給し、目標圧力と前記レシーバーータンクから検出される元圧圧力とに基づいて前記空気圧縮機から出力する圧縮空気を制御する空気圧縮装置の制御方法において、
    各所定時限における前記各負荷機器に供給される末端圧力中の最低末端圧力を検出するステップと、該最低末端圧力とそれぞれの末端目標圧力との圧力偏差中の最小の末端圧力偏差を選択するステップと、該末端圧力偏差を所定の割合で逓減または逓増する補正圧力を所定期間出力し、該補正圧力によって前記目標圧力を補正するステップとからなることを特徴とする空気圧縮装置の制御方法。
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