JP3727471B2 - 警報装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車に利用する。本発明は、車両が交通渋滞により一時的に停車しているとき、定期バスが乗客を乗降させるために停留所に停車しているときなどに、運転者の操作によらずに、一定の条件が成立していることにより自動的に内燃機関の運転を停止させる、エンジンの自動停止装置を備えた車両に実施するための警報装置に関する。本発明は大気汚染を減少させるための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
大気汚染の減少および燃料消費量の減少をはかることを主な理由として、エンジンの自動停止装置が開発され利用されるようになった。主たる用途は定期バス用の車両であり、停留所で乗客の乗り降りを行うために停車すると、運転者が特別の操作を行わなくとも自動的に内燃機関を停止させ、さらに特別な操作を行わなくとも内燃機関を自動起動させる装置である。
【0003】
一例を示すと、サービスブレーキが作動状態にあり、車速が所定速度を越えた値から減速して零になった時点からt秒後に、運転者が内燃機関停止のための特別の操作をしなくとも自動的に内燃機関を停止させるものである。このような装置では、乗客の乗り降りが終わり、変速ギヤがニュートラル位置になっている状態で運転者がクラッチペダルを踏むと、内燃機関は自動的に再起動するように構成されている。クラッチペダルのないオートマチック車では、運転者が左足で踏む操作スイッチを設けておき、その操作スイッチを踏んでいて、変速ギヤがニュートラル位置になったときに、内燃機関が自動的に起動するようになっている。本願出願人はこのような装置を研究し実用的な装置として特許出願した(特願平9−306025号、本願出願時において未公開)。
【0004】
このような装置では、内燃機関の自動停止装置の制御により内燃機関が自動停止したときにも、運転者がブレーキペダルを離す、運転者がパーキングブレーキの操作を行う、運転者がエンジンキースイッチをオフにするなどの操作により、内燃機関の自動停止装置を自動的にリセットして、内燃機関の再始動機能が作動しなくなるように構成されている。これにより、内燃機関が自動停止した状態のまま運転者が運転席を離れるなどの事態が発生しないように安全性がはかられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本願発明者は、この装置の試験を繰り返したところ次のような問題に遭遇した。
【0006】
すなわち、内燃機関の潤滑油の圧力は、内燃機関の回転中は上昇し停止すると低下する。内燃機関回転中に何らかの原因で潤滑油の圧力が低下すると、ピストンの焼付けなどの不具合を生じるので、潤滑油の圧力が規定値より低下した場合には、圧力低下を検出し運転席に警報ランプを点灯させるとともに、ブザーなどの音響警報を発生させて運転者に内燃機関の潤滑油の圧力低下を知らせる警報装置が広く普及している。
【0007】
このような警報装置は、車両が停車し内燃機関を停止した場合にも潤滑油の圧力が低下するので作動するが、この場合にはパーキングブレーキ(図示せず)を操作すると、音響警報はオフされ警報ランプのみの警報に切替わるようになっている。したがって、音響警報がオフ状態になっても警報ランプにより運転者は油圧低下を認識できるようになっている。このような警報装置は大型車両ではごく一般的になっていて、大型車両の運転者は、この音響警報を内燃機関の潤滑油圧力低下警報として認識する習慣になっている。
【0008】
上述のように、一定の条件により運転者が特別の操作を行わなくとも内燃機関を自動的に停止させる内燃機関の自動停止装置を備えた車両では、この自動停止装置の制御により内燃機関が自動的に停止したときにはパーキングブレーキを操作しなくとも音響警報を発生させることがないように設定されている。これは、停留所や道路渋滞などで停車するたびに音響警報が鳴ることはわずらわしいからである。しかし、音響警報はオフ状態にしても上述のように油圧異常を示す警報ランプが点灯しているので運転者はこれを認識することができるようになっている。
【0009】
このような装置で、内燃機関が自動停止装置の制御により自動的に停止しているときは、ブレーキが作動していてしかも車両速度が零であることなどが内燃機関の自動停止の条件であるが、それが偶然に勾配のある路面であるなど別な条件により、また内燃機関の自動停止が行われた後にブレーキが緩むなどにより、車両がゆるやかに動きはじめる場合が考えられる。この場合には、内燃機関の回転がないことからパワーステアリング装置が働かない。したがって大きな力を出さないと操舵ができないことになる。このような場合には運転者はすみやかにこれに気付き、ブレーキペダルを強く踏むなどの適正な措置をとらないと安全上問題が生じる。
【0010】
本発明はこのような背景に行われたものであって、内燃機関の自動停止装置が作動した後の安全性を向上することを目的とする。本発明は、内燃機関の自動停止装置が作動した後に、予想外の条件発生により車両がゆるやかに動きだしたときに運転者に注意を促す装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、内燃機関の自動停止装置を装備した車両が自動停止状態で空走をはじめたときに、自動的に警報を発生し運転者に注意を促すことを特徴とする。
【0012】
すなわち、本発明は、ブレーキが作動していることおよび車速が零であることを含む所定条件が成立しているときに運転者の操作によることなく内燃機関を自動的に停止させる論理手段と、この論理手段の制御により前記内燃機関が自動停止したときにはその内燃機関の潤滑油の圧力低下を警報する音響警報手段を自動的にオフ状態とする制御手段とを備えた警報装置において、前記論理手段の制御により前記内燃機関が自動停止した状態で車速が第一の所定値v1 を越えたときに運転席に音響警報を発生させる手段を備えたことを特徴とする。前記音響警報を発生させる手段は、前記制御手段のオフ状態を解除する手段を含むことが望ましい。
【0013】
前記音響警報を発生させる手段は車速が第二の所定値v2 (v2 <v1 )を下まわるとき前記音響警報を停止させる手段を含むことができる。
【0014】
車両が所定速度を越える車速を経験し、ブレーキ操作によって車速が最初に零値になり、引き続きt秒間にわたり車速が零値であることが成立したときに、内燃機関は操作によることなく自動的に停止する。
【0015】
この内燃機関の自動停止により潤滑油の圧力が低下するが、正常な停車状態が維持されているときには、圧力低下を音響によって警報する必要はなく、さらに、その音響発生による不快感を与えないために音響警報手段を自動的にオフ状態にし警報ランプのみを点灯させる。
【0016】
内燃機関がこのような自動停止状態にあるときに、何らかの原因で車両がゆるやかに動きだすような事態が発生すると、そのときの車速vを取込み第一の所定値v1 (例えば3km/h)と比較し、車速vが第一の所定値v1 を越えていれば、直ちに運転席に音響警報を発生し異常停車状態にあることを通報する。
【0017】
音響警報手段は自動停車時には自動的にオフ状態に設定されるので、第一の所定値v1 を越える車速vを検出したときは、ただちに音響警報手段のオフ状態を解除し音響による警報を発生できるようにする。
【0018】
音響警報が発生されたことにより、運転者がブレーキペダルを踏むと車両の移動速度は小さくなる。その車速が第二の所定値(例えば2km/h)を下回っていれば、車両は停車状態に移行しているものとして音響警報の発生を停止する。
【0019】
これにより、停車中に予想外の条件が発生し車両が空走するようなことがあっても、その事態をすみやかに音響警報により通報することができ、運転者に適正な措置をとることを促すことができる。さらに、その措置により車両が停車したときには、自動的に音響警報がオフされランプ表示による点灯警報のみとなり音響発生によるわずらわしさをなくすことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
【0021】
【実施例】
次に、本発明実施例を図面に基づいて説明する。
【0022】
(第一実施例)
図1は本発明第一実施例装置の要部の構成を示すブロック図、図2は本発明第一実施例装置に備えられた再始動スイッチの運転室内の配置位置を示す図である。
【0023】
本発明第一実施例装置は、運転席に運転者がその左足で操作するスイッチとして再始動スイッチ1が設けられ、制御情報を取込み内燃機関の自動停止および自動始動を制御する制御回路10が備えられる。
【0024】
制御回路10には、ブレーキセンサ2の出力がブレーキ作動状態にあり車速が零値になった時点を基点としt1 秒(例えば1.5秒)を経過するまでひきつづき零値であるときに運転者の操作によることなく内燃機関を自動的に停止させる手段、内燃機関が自動停止した状態で再始動スイッチ1が操作されたときにその内燃機関を自動的に始動させる手段、および左足で操作する再始動スイッチ1が操作されたときにその内燃機関を自動的に始動させる手段を含む論理手段11と、変速レバー3の設定位置にかかわらず論理手段11により内燃機関が停止する前に変速ギヤを自動的にニュートラル位置に設定する手段と、内燃機関の始動後に変速ギヤを変速レバー3の設定位置に自動的に設定する手段と、左足で操作する再始動スイッチ1が車速が零になる時点で操作されているときには内燃機関の自動停止を禁止する手段とが含まれる。
【0025】
さらに、内燃機関の潤滑油の圧力低下を警報する点灯警報手段12および音響警報手段13と、制御回路10の制御にしたがってこの点灯警報手段12と音響警報手段13を同時に作動させるか、音響警報手段13をオフし点灯警報手段12のみを作動させるための切替えを行う切替手段14とが備えられる。
【0026】
制御回路10には、論理手段11の制御により内燃機関が自動的に停止したときには切替手段14に切替信号を送出し音響警報手段13を自動的にオフ状態にし点灯警報手段12をオンにする手段と、論理手段11の制御により内燃機関が自動停止した状態で車速vが第一の所定値v1 (例えば3km/h)を越えたときに切替手段14により音響警報手段13のオフ状態を解除し音響警報と点灯警報を発生させる手段とが備えられ、この音響警報を発生させる手段には車速vが第二の所定値(例えば2km/h)を下まわったときに音響警報を停止させる手段が含まれる。
【0027】
制御回路10には、運転者が左足で操作する再始動スイッチ1、ブレーキの作動状態を検出するブレーキセンサ2、変速位置を設定する変速レバー3、車両の走行速度を検出する車速センサ4、アイドル・ストップ・システムの起動または停止を行うアイドル・ストップ・スイッチ5、および内燃機関が停止したときにオン状態となる油圧スイッチ15の出力が接続される。アイドル・ストップ・スイッチ5は運転席のダッシュボードに設けられた手動のスイッチであり、このシステム全体をオン・オフするために利用される。
【0028】
また、制御回路10からは、内燃機関への燃料供給を遮断する燃料遮断バルブ6、内燃機関の始動を行う始動電動機7、および変速機8を操作して自動変速を行う自動変速制御手段9に制御信号が送出される。
【0029】
次に、このように構成された本発明第一実施例の動作について説明する。まず、本発明実施例装置による内燃機関の自動停止動作について説明する。図3は本発明第一実施例装置による内燃機関の自動停止動作の流れを示すフローチャートである。
【0030】
制御回路10の論理手段11はブレーキセンサ2、車速センサ4および再始動スイッチ1の出力を取込み、ブレーキが作動状態にあることを示すオン信号が出力され、車両が停車状態にあることを示す停車信号が出力され、かつ再始動スイッチ1が踏まれていない状態を示すオフ信号が出力されて、車速が所定値v0 から最初に零値になった時点後にt1 秒(例えば1.5秒)経過したときは、運転者が停車を意図してブレーキ操作を行ったものとして、自動変速制御手段9に制御信号を送出し、変速レバー3の位置(1、2、D、R)にかかわらず変速機8の変速ギヤをニュートラルの位置に自動的に設定し、燃料遮断バルブ6に制御信号を送出し燃料供給を遮断して内燃機関を停止する。この燃料遮断バルブ6は自動停止後に自動的に解放される。これにより運転者が手動操作により始動を行うことを妨げないようにする。
【0031】
再始動スイッチ1が車速が零値になる時点、すなわち車速が零値を示す前からすでに操作されているときには、車速センサ4が停車状態を示す信号が出力されていても、再始動スイッチ1の出力がオン信号を示しているので、燃料遮断バルブ6への制御信号の出力は行われず内燃機関の自動停止は禁止される。
【0032】
このような操作は、例えば路線バスで1人あるいは2人程度の乗降客があるきわめて短い停車の場合に行われ、この操作が行われることによって、内燃機関の自動停止後にただちに自動始動を行うような無益な操作を避けることができる。
【0033】
次に、本発明第一実施例装置による内燃機関の自動始動動作について説明する。図4は本発明第一実施例装置による内燃機関の自動始動動作の流れを示すフローチャートである。運転席に設けられたアイドル・ストップ・スイッチ5が操作されて自動変速モードを設定するオン信号が出力されているときには、ブレーキ・ペダルが踏まれブレーキが作動して内燃機関が停止した状態にあるときに、再始動スイッチ1が操作されると、論理手段11は燃料遮断バルブ6および始動電動機7に制御信号を送出して、燃料遮断バルブ6を開状態にするとともに、始動電動機を駆動して内燃機関を自動的に始動する。
【0034】
内燃機関が自動始動すると自動変速制御手段9に制御信号を送出し、変速ギヤをニュートラル位置からレバー設定位置に自動的に設定する。
【0035】
ここで、本発明の特徴とする車両停車後の内燃機関自動停止時における音響警報発生動作について説明する。図5は本発明第一実施例装置による音響警報発生動作の流れを示すフローチャート、図6は本発明第一実施例装置による音響警報発生のタイミングチャート、図7は本発明第一実施例装置による停車後の内燃機関自動停止時の車速検出と警報装置の切替えを説明する図である。
【0036】
制御回路10は、前述したように車両の停車時に必要とされる条件が満たされると内燃機関を自動停止し、切替手段14に切替信号を送出して図1の破線で示すように点灯警報手段12および音響警報手段13側から点灯警報手段12側への切替えを行う。これにより音響警報手段13はオフ状態となり、音響警報は消滅して点灯警報手段12が点灯し警報を表示する。
【0037】
この状態にあるときに、制御回路10は車速センサ4の出力を取込み車速vが零を示していれば、内燃機関が始動されるまで点灯警報を継続する。内燃機関が自動停止したときに運転者はブレーキペダルから足を離す。この状態のときに何らかの原因で車両が動き出し、車速センサ4がその車速vを検出すると、制御回路10はこの検出された車速vを取込み、あらかじめ設定された第一の所定値v1 (本実施例では3km/h)との比較を行う。検出された車速vが第一の所定値v1 を越えていれば車両は空走状態にあるものとして、切替手段14に切替信号を送出し、図1の実線で示すように点灯警報手段12側から点灯警報手段12と音響警報手段13側への切替えを行い音響警報手段13をオン状態にする。これにより音響警報手段13から音響警報が発生される。
【0038】
この音響警報の発生により運転者がブレーキペダルを踏むと車速vの値が小さくなる。車速vが第二の所定値v2 (本実施例では2km/h)以下になったときに、車両は停車状態に移行しているものとして、切替手段14に切替信号を送出し、点灯警報手段12と音響警報手段13側から点灯警報手段12側への切替えを行う。これにより音響警報手段13はオフ状態となり、音響警報は消滅して、車速vが再度第一の所定値v1 を越えるか、あるいは始動操作が行われるまで点灯警報手段12による点灯警報を継続する。
【0039】
この実施例は、従来装置の構成にハードウェアを増設する必要がなく、ソフトウェアのわずかな変更により実施することができるから、きわめて経済的である。
【0040】
(第二実施例)
図8は本発明第二実施例装置の要部の構成を示すブロック図である。
【0041】
本発明第二実施例装置は、制御回路10に、論理手段11の制御により内燃機関が自動停止した状態で車速vが第一の所定値v1 を越えたときに運転席に備えられた音響警報手段13から音響警報を発生させる手段が備えられる。内燃機関の自動始動および自動停止にかかわる構成は第一実施例同様である。
【0042】
図9は本発明第二実施例装置による音響警報発生動作の流れを示すフローチャートである。
【0043】
制御回路10は、車両が停車した状態で内燃機関が自動停止すると、音響警報手段13をオフ状態にし、車速センサ4の出力を取込む。車速vが零を示していれば内燃機関が始動されるまでこの状態を継続する。内燃機関が自動停止すると運転者はブレーキペダルから足を離す。この状態で車両がゆるやかに動き出すと車速センサ4がその車速vを検出する。
【0044】
制御回路10は、検出された車速vと第一の所定値v1 (3km/h)とを比較する。検出された車速vが第一の所定値v1 を越えていれば、音響警報手段13をオン状態にして音響警報を発生する。
【0045】
この音響警報の発生により運転者がブレーキペダルを踏むと、図6および図7に示す第一実施例同様に、車速vの値が小さくなり第二の所定値v2 (2km/h)以下になったときに、車両は停車状態になるものとして、音響警報手段13をオフ状態にする。これにより音響警報は消滅する。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、自動停止装置により内燃機関の自動停止が行われた後に、下り勾配の路面での停車その他の予想外の条件発生により、車両がゆるやかに動きはじめたときに、ただちにその事態の発生を音響警報により運転者に伝達することができる。これにより、適正な措置をすみやかにとらせることができ、停車時の安全性を向上させることができる。
【0047】
さらに、音響警報発生による運転者の措置により車両が停車したときには、自動的にランプ表示による点灯警報に切替えられるか、あるいは音響警報がオフされるので、音響発生によるわずらわしさをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第一実施例装置の要部の構成を示すブロック図。
【図2】本発明第一実施例装置に備えられた再始動スイッチの運転席内の配置位置を示す図。
【図3】本発明第一実施例装置による内燃機関の自動停止動作の流れを示すフローチャート。
【図4】本発明第一実施例装置による内燃機関の自動始動動作の流れを示すフローチャート。
【図5】本発明第一実施例装置による音響警報発生動作の流れを示すフローチャート。
【図6】本発明第一実施例装置による音響警報発生のタイミングチャート。
【図7】本発明第一実施例装置による停車後の内燃機関自動停止時の車速検出と警報装置の切替えを説明する図。
【図8】本発明第二実施例装置の要部の構成を示すブロック図。
【図9】本発明第二実施例装置による音響警報発生動作の流れを示すフローチャート。
【符号の説明】
1 再始動スイッチ
2 ブレーキセンサ
3 変速レバー
4 車速センサ
5 アイドル・ストップ・スイッチ
6 燃料遮断バルブ
7 始動電動機
8 変速機
9 自動変速制御手段
10 制御回路
11 論理手段
12 点灯警報手段
13 音響警報手段
14 切替手段
15 油圧スイッチ

Claims (2)

  1. ブレーキが作動していることおよび車速が零であることを含む所定条件が成立しているときに運転者の操作によることなく内燃機関を自動的に停止させる論理手段と、前記内燃機関の潤滑油の圧力低下を検出したときは点灯を行なって警報する点灯警報手段および音響警報を行なう音響警報手段と、前記論理手段の制御により前記内燃機関が自動停止したときには前記潤滑油の圧力低下の音響警報を自動的にオフ状態とする制御手段とを備えた警報装置において、
    前記論理手段の制御により前記内燃機関が自動停止した状態で車速が第一の所定値v1を越えたときに運転席に音響警報を発生させる手段を備え、
    前記音響警報を発生させる手段は、車速の大きさが前記第一の所定値より小さい第二の所定値v2(v2<v1)を下まわるかまたは車両が停止状態になると前記音響警報を停止させる手段を含む
    ことを特徴とする警報装置。
  2. 前記音響警報を発生させる手段は、前記制御手段のオフ状態を解除する手段を含む請求項1記載の警報装置。
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