JP3727360B2 - 金属酸化物・水素二次電池の製造方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は金属酸化物を正極活物質とし、水素を負極活物質とする金属酸化物・水素二次電池に関し、特に負極を改良した金属酸化物・水素二次電池に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、金属酸化物・水素二次電池において、水素負極を水素吸蔵合金で構成した形式のものが注目を集めている。その理由は、この電池系が元来、高エネルギ−密度を有するために容積効率的に有利であり、しかも安全作動が可能であって、特性的にも信頼度の点でも優れているからである。前記負極は、前記水素吸蔵合金の粉末を含むペーストを調製し、前記ペーストを網状焼結金属繊維などの導電性芯体に充填することにより製造される。
【0003】
前記水素吸蔵合金としては、従来から、LaNi5 が多用されている。また、La,Ce,Pr,Nd,Smなどのランタン系元素の混合物であるミッシュメタル(以下、Mmという)とNiとの合金、すなわちMmNi5 も広く用いられている。MmNi5 は希土類成分としてMmを用いるために、希土類成分として高価なLa元素のみを用いるLaNi5 に比べて安価であり、実用的である。
【0004】
また、LaNi5 及びMmNi5 に関しては、Niの一部をAl,Mn,Fe,Co,Ti,Cu,Zn,Zr,Cr,V,Bのような元素で置換した多元素系のものも使用されている。
【0005】
しかしながら、前述した組成の水素吸蔵合金の粉末から作製された負極は、充放電サイクルの進行に伴って前記水素吸蔵合金粉末が水素化粉砕されて微粉化され、劣化を生じるため、前記負極を備えた二次電池は充放電サイクル寿命が短くなるという問題点があった。また、前記水素吸蔵合金粉末の微粉化の進行度合が合金ロットによって異なるため、前記二次電池の充放電サイクル寿命がばらつくという問題点があった。この微粉化の進行度合の差異は、水素吸蔵合金中に含まれる不純物や、合金製造条件の変動による合金の均質性のばらつき、あるいは合金製造時に各合金成分の歩留りが変動することによる合金の組成比のばらつきなどの影響と考えられるが、現段階では明らかでない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は従来の問題を解決するためになされたもので、充放電サイクルの進行に伴って微粉化されるのを抑制することができ、かつ前記微粉化の進行度合を一定にすることが可能な負極を備えた金属酸化物・水素二次電池の製造方法を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る金属酸化物・水素二次電池の製造方法は、一般式LmNiwCoxMnyAlz(但し、LmはLaを含む希土類元素から選ばれる少なくとも一種からなり、前記wは3.90〜4.50の範囲で、前記xは0.38〜0.50の範囲で、前記yは0.28〜0.50の範囲で、前記zは0.28〜0.50の範囲で、原子比の合計値が4.8≦w+x+y+z≦5.5を示す)で表される水素吸蔵合金インゴットの粉砕物から、X線回折により得られる結晶格子定数a,cそれぞれが0.495nm≦a≦0.510nm、0.400nm≦c≦0.410nmである六方晶構造を有する水素吸蔵合金粉末を選択する工程と、前記選択された水素吸蔵合金粉末を用いて負極を作製する工程とを具備することを特徴とするものである。
【0008】
前記水素吸蔵合金に配合されるLm,Ni,Co,Mn,Alの5成分について詳細に説明する。
(1)Lm
LmはLaを含む希土類元素から選ばれる少なくとも一種からなり、水素を吸蔵する働きを有する。
【0009】
(2)Ni
Niは、前記水素吸蔵合金に吸蔵された水素を放出させる働きを有する。前記水素吸蔵合金に配合されるNiの原子比は、3.90〜4.50の範囲にすることが望ましい。これは次のような理由によるものである。前記原子比を3.90未満にすると、前記水素吸蔵合金の水素吸蔵量が目的とする量から外れる恐れがある。一方、前記原子比が4.50を越えると、前記水素吸蔵合金の水素吸蔵量の低下が起こりやすく、前記二次電池のサイクル寿命が低下する恐れがある。より好ましい原子比は、4.00〜4.30の範囲である。
【0010】
(3)Co
Coは、前記二次電池のサイクル寿命を向上させる働きを有する。前記水素吸蔵合金に配合されるCoの原子比は、0.38〜0.50の範囲にすることが望ましい。これは次のような理由によるものである。前記原子比を0.38未満にすると、前記負極の微粉化の抑制が困難になる恐れがある。一方、前記原子比が0.50を越えると、前記水素吸蔵合金の水素吸蔵量の低下が起こりやすく、前記二次電池のサイクル寿命が低下する恐れがある。より好ましい原子比は、0.40〜0.45の範囲である。
【0011】
(4)Mn
Mnは、前記負極を高容量化し、前記負極の微粉化を抑制する働きを有する。前記水素吸蔵合金に配合されるMnの原子比は、0.28〜0.50の範囲にすることが望ましい。これは次のような理由によるものである。前記原子比を0.28未満にすると、前記水素吸蔵合金の平衡水素圧を適正化することが困難になり、前記負極の容量が低下する恐れがある。一方、前記原子比が0.50を越えると、前記水素吸蔵合金の水素吸蔵量の低下及び前記水素吸蔵合金の腐食が起こりやすく、前記二次電池のサイクル寿命が低下する恐れがある。より好ましい原子比は、0.30〜0.40の範囲である。
【0012】
(5)Al
Alは、前記負極を高容量化し、前記二次電池のサイクル寿命を向上させる働きを有する。前記水素吸蔵合金に配合されるAlの原子比は、0.28〜0.50の範囲にすることが望ましい。これは次のような理由によるものである。前記原子比を0.28未満にすると、前記水素吸蔵合金の平衡水素圧を適正化し前記負極の高容量化を図ることが困難になる恐れがあると共に前記負極の微粉化の抑制が困難になる恐れがある。一方、前記原子比が0.50を越えると、前記水素吸蔵合金の水素吸蔵量の低下及び前記水素吸蔵合金の腐食が起こりやすく、前記二次電池のサイクル寿命が低下する恐れがある。より好ましい原子比は、0.30〜0.40の範囲である。
【0013】
前記Ni,前記Co,前記Mn,前記Alの原子比w,x,y,zの合計値を4.8〜5.5の範囲に限定したのは次のような理由によるものである。前記合計値を4.8未満にすると、前記負極の微粉化を抑制することが困難になる。一方、前記合計値が5.5を越えると、前記水素吸蔵合金の平衡水素圧が高くなり水素吸蔵量が低下するため、前記二次電池の容量が低下する。より好ましい合計値は、5.00〜5.40の範囲である。
【0014】
前記水素吸蔵合金の結晶格子定数a,cをそれぞれ規定したのは、次のような理由によるものである。前記結晶格子定数aが0.495nm未満になると、前記負極の水素吸蔵合金の平衡水素圧が高くなり水素吸蔵量が低下するため、前記二次電池の容量が低下する。一方、前記結晶格子定数aが0.510nmを越えると、前記負極の微粉化を抑制することが困難になる。また、前記結晶格子定数cが0.400nm未満になると、前記負極の水素吸蔵合金の平衡水素圧が高くなり水素吸蔵量が低下するため、前記二次電池の容量が低下する。一方、前記結晶格子定数cが0.410nmを越えると、前記負極の微粉化を抑制することが困難になる。より望ましい結晶格子定数a,cはそれぞれ、0.499nm≦a≦0.505nm,0.403nm≦c≦0.407nmである。
【0015】
前記負極は、前記水素吸蔵合金の粉末に、好ましくは高分子結着剤を配合し、必要に応じて導電性粉末を配合してペーストを調製し、前記ペーストを導電性芯体に充填することにより製造される。
【0016】
前記高分子結着剤としては、例えばポリアクリル酸ナトリウム、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、カルボキシメチルセルロース及びその塩(CMC)などを挙げることができる。かかる高分子結着剤の配合割合は、前記水素吸蔵合金粉末100重量部に対して0.5〜5重量部の範囲にすることが望ましい。
【0017】
前記導電性粉末としては、例えばカーボンブラック、黒鉛等を挙げることができる。かかる導電性粉末の配合割合は、前記水素吸蔵合金粉末100重量部に対して4重量部以下であることが望ましい。
【0018】
前記導電性芯体としては、例えばパンチドメタル、エキスパンドメタル、金網等の二次元構造のもの、発泡メタル、網状焼結金属繊維などの三次元構造のもの等を挙げることができる。
【0019】
前記正極は、例えば水酸化ニッケルなどの金属酸化物の他に酸化コバルト、高分子結着剤などを含有するペーストを、例えば焼結繊維基板、発泡メタル、不織布メッキ基板又はパンチドメタル基板などの導電性芯体に充填することにより製造される。この高分子結着剤としては、前記負極における高分子結着剤と同様のものを挙げることができる。
前記アルカリ電解液としては、例えば15〜50g/lの水酸化リチウムが添加された25〜31重量%の水酸化カリウム水溶液を挙げることができる。
【0020】
【作用】
本発明者らは、前述した一般式LmNiw Cox Mny Alz で表される水素吸蔵合金において、その結晶構造及びX線回折により測定された結晶格子定数と充放電サイクル寿命とが相関することを見出した。すなわち、結晶構造が六方晶でかつその結晶格子定数a,cが小さい水素吸蔵合金は、結晶が強固であるために充放電サイクル中の水素の吸蔵・放出により粉砕され難く、充放電サイクル寿命を長くできるが、前記結晶格子定数a,cが小さすぎると、水素吸蔵量の低下を招き、かえって充放電サイクル寿命が短くなることがわかった。
【0021】
このようなことから、本発明者らは前記結晶格子定数a,cをそれぞれ0.495nm≦a≦0.510nm,0.400nm≦c≦0.410nmに規定することによって、十分な水素吸蔵性能を有すると共に結晶強度の高い水素吸蔵合金が得られることを見出した。その結果、前記水素吸蔵合金を含む負極は十分な水素吸蔵量を有し、かつ充放電サイクルの進行に伴ない微粉化されるのを抑制して劣化を抑制できる。さらに、前記結晶格子定数a,cを前記範囲に規定することによって、前記水素吸蔵合金の結晶の強度が揃うため、前記負極は前記微粉化の進行度合を一定にできる。
【0022】
従って、前述した一般式LmNiw Cox Mny Alz で表され、かつX線回折により得られる結晶格子定数a,cがそれぞれ0.495nm≦a≦0.510nm,0.400nm≦c≦0.410nmである六方晶構造を有する水素吸蔵合金を含む負極を備えた二次電池は、充放電サイクル寿命を長くすることができ、かつその寿命のばらつきを低減することができる。
【0023】
【実施例】
以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
実施例1〜3
まず、純度99.9%の希土類元素Lm(Lmは、Laが45.1%,Ceが4.6%,Prが12.1%,Ndが37.0%,その他の希土類元素及び不可避不純物が1.1%からなる)、Ni、Co、Mn、及びAlを構成成分とし、高周波溶解によって、組成がLmNi4.0 Co0.4 Mn0.3 Al0.3 (原子比の合計値は5.0)で表される水素吸蔵合金インゴットを30個作製した。つづいて、これらの水素吸蔵合金インゴットを機械粉砕した。
【0024】
得られた各水素吸蔵合金粉末の結晶格子定数をX線回折法(管球;Cu)により測定し、六方晶でかつその結晶格子定数a,cが下記表1に示す値である5種類の水素吸蔵合金粉末を選び出した。
【0025】
次いで、前記5種類の水素吸蔵合金粉末に、高分子結着剤として、ポリテトラフルオロエチレン、ポリアクリル酸ナトリウム及びカルボキシメチルセルロースナトリウム塩を併用し、導電性粉末としてのカーボンブラック並びに水とを添加し、混練して5種類のペーストを調製した。つづいて、前記各ペーストを導電性芯体であるパンチドメタルに塗布し、乾燥、プレスした後、裁断することにより、5種類の負極を作製した。
【0026】
また、水酸化ニッケル及び酸化コバルトを含有するペーストを調製した。このペーストをニッケル焼結繊維基板に充填し、更に乾燥後、全体にプレスし、裁断することにより、非焼結式ニッケル正極を作製した。
【0027】
前記5種類の負極と前記非焼結式ニッケル正極とを用いて図1に示す容量が1000mAhの5種類の試験セルを組立てた。
すなわち、前記負極1は、前記正極2との間にセパレータ3を介在してスパイラル状に捲回され、AAサイズの円筒形容器4内に収納されている。前記負極1は作製された電極群の最外周に配置されて前記容器4と電気的に接触している。7規定の水酸化カリウム及び1規定の水酸化リチウムからなるアルカリ電解液は、前記容器4内に収容されている。中央に穴5を有する円形の封口板6は、前記容器4の上部開口部に配置されている。リング状の絶縁性ガスケット7は、前記封口板6の周縁と前記容器4の上部開口部内面の間に配置され、前記上部開口部を内側に縮径するカシメ加工により前記容器4に前記封口板6を前記ガスケット7を介して気密に固定している。鍔部を有する正極端子8はその鍔部の下面が前記封口板6にリング状のスペーサ9を介して溶接されている。正極リード10は、一端が前記正極2に接続され、他端が前記正極端子8に接続されている。
【0028】
次いで、前記5種類の試験セルそれぞれ10個ずつについて、1000mAhで90分間充電した後、終止電圧を1Vにして1000mAhで放電する充放電サイクルを繰り返し、電池容量が充放電サイクル初期の1/2になるまでに要したサイクル数を測定し、平均サイクル数を求め、その結果を下記表1に示す。
【0029】
また、前記5種類の水素吸蔵合金粉末について、JIS H 7201に従い、60±5℃で圧力−組成等温線を測定し、この結果から水素吸蔵量(10atm時のH/M(水素と水素吸蔵合金の原子比))を求め、その結果を下記表1に併記する。
【0030】
【表1】
【0031】
表1から明らかなように、組成が前述した式LmNi4.0 Co0.4 Mn0.3 Al0.3 で表され、結晶格子定数a,cがそれぞれ0.495nm≦a≦0.510nm,0.400nm≦c≦0.410nmである六方晶構造を有する水素吸蔵合金を備えた実施例1〜3の二次電池はサイクル寿命を長くすることができ、かつその寿命のばらつきを低減することができることがわかる。これは、前記負極が充放電サイクルの進行に伴い微粉化されるのを抑制することができ、かつ前記微粉化の進行度合を一定にできるためであると考えられる。これに対し、組成は実施例1〜3と同様であるが、結晶格子定数aが0.495nm未満で、cが0.400nm未満である六方晶構造を有する水素吸蔵合金を含む負極を備えた比較例1の二次電池は、前記負極の水素吸蔵量が低いため、サイクル寿命が短くなることがわかる。一方、組成は実施例1〜3と同様であるが、結晶格子定数aが0.510nmを越え、cが0.410nmを越える六方晶構造を有する水素吸蔵合金を含む負極を備えた比較例2の二次電池は、前記負極の水素吸蔵量が実施例1〜3と同様に高いにもかかわらず、サイクル寿命が短くなることがわかる。これは、前記負極が実施例1〜3よりも微粉化の進行が速いためであると考えられる。
【0032】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、充放電サイクルの進行に伴って微粉化されるのを抑制することができ、前記微粉化の進行度合を一定にすることが可能な負極を備え、サイクル寿命を長くすることができ、かつそのばらつきが低減された金属酸化物・水素二次電池の製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例で用いた試験セルの断面図。
【符号の説明】
1…負極、2…正極、3…セパレータ、4…有底円筒形容器。
Claims (1)
- 一般式LmNiwCoxMnyAlz(但し、LmはLaを含む希土類元素から選ばれる少なくとも一種からなり、前記wは3.90〜4.50の範囲で、前記xは0.38〜0.50の範囲で、前記yは0.28〜0.50の範囲で、前記zは0.28〜0.50の範囲で、原子比の合計値が4.8≦w+x+y+z≦5.5を示す)で表される水素吸蔵合金インゴットの粉砕物から、X線回折により得られる結晶格子定数a,cそれぞれが0.495nm≦a≦0.510nm、0.400nm≦c≦0.410nmである六方晶構造を有する水素吸蔵合金粉末を選択する工程と、
前記選択された水素吸蔵合金粉末を用いて負極を作製する工程と
を具備することを特徴とする金属酸化物・水素二次電池の製造方法。
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---|---|---|---|
JP30149493A JP3727360B2 (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | 金属酸化物・水素二次電池の製造方法 |
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JPH07153462A JPH07153462A (ja) | 1995-06-16 |
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JP30149493A Expired - Lifetime JP3727360B2 (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | 金属酸化物・水素二次電池の製造方法 |
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JP (1) | JP3727360B2 (ja) |
-
1993
- 1993-12-01 JP JP30149493A patent/JP3727360B2/ja not_active Expired - Lifetime
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