JP3726234B2 - 冷凍機における板バネ支持構造 - Google Patents

冷凍機における板バネ支持構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は冷凍機における板バネ支持構造にかかるもので、とくにガス圧縮機を備えて冷凍を発生させるスターリング冷凍機その他の冷凍機における板バネ支持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
シリンダーおよびピストンの相互作用により、ヘリウムガスなどの冷媒ガスを圧縮および膨張させて冷凍を作り出すスターリング冷凍機その他の冷凍機において、シリンダーおよびピストンを駆動するための駆動部に板バネを用いたものがある。たとえば、特開平5−215423号などがある。
図2にもとづき概説する。
図2は、本出願人により提案されているスターリング冷凍機1の断面図であって、スターリング冷凍機1は、ガス圧縮機2と、コールドヘッド3と、を有する。
【0003】
ガス圧縮機2は、コールドヘッド3への冷媒の圧縮供給作用および吸収膨張作用を行ってコールドヘッド3において冷凍を発生させるためのもので、圧縮機ケース4と、中間ヘッダー5と、中間ヘッダー5に形成した左右一対のピストン6と、左右一対のヨーク7と、それぞれのヨーク7に取り付けた左右一対のシリンダー8と、左右二対の複数枚の円形状の板バネ9と、左右一対の円環状の永久磁石10と、左右一対の円環状の電磁コイル11と、を有する。
【0004】
圧縮機ケース4は、その内部に中間ヘッダー5、ピストン6、ヨーク7、シリンダー8、板バネ9、永久磁石10および電磁コイル11をピストン6の軸方向において対称的に収容している。
【0005】
中間ヘッダー5は、図2中、ほぼ十文字に現れるもので、上下縦方向に支持部12を有し、そのほぼ中央横方向に左右一対のピストン6を形成しているとともに、ピストン6および支持部12の中央部にヘリウムガスなどの冷媒のガス流路13を形成している。
【0006】
ピストン6は、左右一対のシリンダーヘッド14に対向し、その外周面にシール部材15を設けるとともに、シリンダー8、およびこのシリンダー8に一体に取り付けてあるシリンダーヘッド14との間に圧縮膨張室16を形成する。圧縮膨張室16は、ガス流路13に連通する。シリンダー8は、電磁コイル11と一体に移動可能である。
【0007】
ヨーク7は、磁路を形成するための、たとえば鉄製の部材であって、板バネ9の外周部分、および永久磁石10を取り付けている。
【0008】
シリンダー8は、その内部にピストン6を軸方向に相対的に移動可能に挿入し、固定状態のピストン6に対してシリンダー8が軸方向に往復動可能である。
なお、ガス圧縮機2の駆動タイプとしては、ピストン6を移動させるピストン駆動型、およびシリンダー8を移動させるシリンダー駆動型があるが、図示の例は、シリンダー駆動型である。
【0009】
板バネ9は、導電性および弾性を有する金属材料からこれを構成し、その外周部分を取付けボルト17によりヨーク7に取り付けてあるとともに、その内周部分を取り付けボルト17によりシリンダーヘッド14に取り付けてあって、板バネの積層部において内側の複数枚の巻スリット板バネ9Aおよび外側の一枚のリード線接続用板バネ9Bの形態を有する。
巻スリット板バネ9Aおよびリード線接続用板バネ9B、とくに、外周側から中心方向に向かう複数本の複数本の曲線状スリット(図示せず)を形成してある巻スリット板バネ9Aの弾性力により、シリンダー8および電磁コイル11を軸方向において往復動可能に支持している。
【0010】
永久磁石10および電磁コイル11は、リニアモーターを構成するもので、互いに対向するようにこれを配置してあり、リード線接続用板バネ9Bのリード線接続片18にハンダ付けしたリード線19を介して、電磁コイル11に所定周波数の交流電流を供給可能としている。
永久磁石10および電磁コイル11とともに、板バネ9、ピストン6およびシリンダー8により駆動部20を構成し、ピストン6およびシリンダー8の相対運動を発生させる。
すなわち、電磁コイル11に所定周波数の交流電流を流すことにより、および板バネ9の弾性反発力により、永久磁石10および電磁コイル11を相対的に軸方向に駆動することによってピストン6およびシリンダー8の相対運動を発生させ、圧縮膨張室16内の冷媒の圧力を上下させ、ガス流路13からガス供給管21を介してコールドヘッド3側に冷媒の圧力変化を所定のタイミングで供給し、コールドヘッド3に冷凍を発生させる。
【0011】
すなわち、コールドヘッド3は、シリンダー22と、蓄冷材23を収容したディスプレーサー24(ピストン)と、バネ材25と、を有し、それぞれの位相をずらせた冷媒の供給(圧縮膨張)およびディスプレーサー24の往復動にともなって逆スターリングサイクルを実行し、冷凍を発生する。
このバネ材25としては、コイルバネはもとより、上述と同様の板バネ9を採用することができる。
さらにコールドヘッド3は、ガス圧縮機2に設けたと同様のリニアモーターを有してもよい。
【0012】
図3は、板バネ9(巻スリット板バネ9A、リード線接続用板バネ9B)の支持構造26を概略的に示す要部拡大断面図であって、板バネ9の支持構造26は、駆動部20に設ける取付け台部27(たとえばヨーク7あるいはシリンダーヘッド14)と、押さえ板28と、取付けボルト17と、スペーサー29と、絶縁ブッシュ30と、第1の絶縁シート31と、第2の絶縁シート32と、を有する。
【0013】
取付け台部27は、板バネ9を取り付ける部分であり、ヨーク7あるいはシリンダーヘッド14以外にも任意の部品ないし部位であって、複数枚の板バネ9の一部を押さえ板28および取付けボルト17とともに固定する。
【0014】
スペーサー29は、導電性の金属材料によりこれを構成するもので、各板バネ9間に交互に配置し、リード線接続用板バネ9Bないし巻スリット板バネ9Aどうしを電気的に互いに導通可能として、電磁コイル11に電流を供給する電流経路として板バネ9(リード線接続用板バネ9B)を用いるようにする。また、巻スリット板バネ9Aどうしの間にわずかの空隙を形成して、巻スリット板バネ9Aどうしが接触することを防止し、シリンダー8の駆動を可能とする。
【0015】
取付けボルト17は、板バネ9(巻スリット板バネ9A、リード線接続用板バネ9B)のそれぞれの取付け孔33、およびスペーサー29の取付け孔34に挿入してこれらの板バネ9を固定する。
すなわち、取付けボルト17(ボルト本体17A)を絶縁ブッシュ30に挿入し、取付けボルト17のボルトヘッド17Bと取付け台部27との間にワッシャ35、押さえ板28、第2の絶縁シート32、スペーサー29、第1の絶縁シート31などを介在させて、板バネ9を取付け台部27に支持する。
【0016】
絶縁部材として、とくに絶縁ブッシュ30は、たとえば、GFRP(ガラス繊維強化プラスチック)などの材料からこれを筒状(たとえば円筒状)に構成している。
【0017】
こうした構成の板バネ9の支持構造26において、駆動部20の往復運動による板バネ9の反復振動運動にともない、絶縁ブッシュ30と板バネ9ないしスペーサー29との間の摩耗の問題が発生する可能性がある。
すなわち、板バネ9およびスペーサー29さらには絶縁ブッシュ30がともに剛体であるために、板バネ9の振動にともなって取付け孔33および取付け孔34の部分において互いに摩耗し、金属摩耗粉を発生する可能性があって、この金属摩耗粉が電磁コイル11への電流経路に侵入することにより、ショートする危険性があるという問題がある。
もちろん、板バネ9およびスペーサー29さらには絶縁ブッシュ30の摩耗による駆動部20の動作の不安定ないし故障の問題もある。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上のような諸問題にかんがみなされたもので、板バネを摩耗なく確実かつ耐久性よく支持することができる冷凍機における板バネ支持構造を提供することを課題とする。
【0019】
また本発明は、板バネと絶縁ブッシュとの間の摩耗を防止することができる冷凍機における板バネ支持構造を提供することを課題とする。
【0020】
また本発明は、金属摩耗粉による電流経路のショートを回避可能な冷凍機における板バネ支持構造を提供することを課題とする。
【0021】
また本発明は、駆動部の稼動によっても板バネがぐらつくことなく確実に固定可能な冷凍機における板バネ支持構造を提供することを課題とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】
すなわち本発明は、絶縁ブッシュの材料を選択すること、具体的には、柔軟性があって金属材料との間に摩耗を生じないような絶縁材料にすること、さらに絶縁ブッシュをそのつぶし代をもって取り付けることに着目したもので、駆動部を往復運動させて冷媒の圧縮および膨張を行うことにより冷凍を発生する冷凍機において、上記駆動部に設ける取付け台部と、この取付け台部に重ね合わせて取り付ける複数枚の板バネのそれぞれの取付け孔に挿入してこれらの板バネを固定するための取付けボルトと、この取付けボルトと上記板バネとの間に設ける絶縁ブッシュと、を有し、上記板バネを上記取付け台部に支持するための板バネ支持構造であって、上記絶縁ブッシュは、柔軟性のある材料からこれを構成するとともに、上記取付けボルトと上記取付け台部との間においてこの絶縁ブッシュをつぶし代をもって取り付けることを特徴とする冷凍機における板バネ支持構造である。
【0023】
上記板バネと上記取付け台部との間に絶縁シートを設けてあることができる。
【0024】
上記板バネの互いの間に導電性のスペーサーを設けてあることができる。
【0025】
上記絶縁ブッシュは、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、過フルオロアルコキシル(PFA)、フッ化エチレンプロピレン(FEP)あるいはポリアミド(ナイロン)のいずれかひとつの材料からこれを筒状に構成することができる。
【0026】
上記駆動部は、永久磁石と、この永久磁石に対向するとともに電流の供給によりこの永久磁石と相対的に移動可能な電磁コイルと、この電磁コイルおよび上記永久磁石のいずれか一方に取り付けて互いに相対的に移動可能であるピストンおよびシリンダーと、このピストンおよびシリンダーのいずれか一方に取り付ける上記板バネと、を有し、上記板バネを介して上記電磁コイルに電流を供給可能とすることができる。
【0027】
本発明による冷凍機における板バネ支持構造においては、絶縁ブッシュを柔軟性のある絶縁材料にすること、さらに絶縁ブッシュをそのつぶし代をもって取り付けることとしたので、絶縁ブッシュが取付けボルトのボルト本体ないしスペーサーおよび板バネとの間に所定の弾性圧力をもって充満するように取り付けられることになるので、板バネの駆動(振動)を吸収可能であり、従来のような剛体どうしの摩擦による摩耗粉の発生を防止することができる。
したがって、電磁コイルへの電流経路のショートを回避するとともに、駆動部の稼動にともなう時間経過によっても絶縁ブッシュおよび板バネやスペーサーが当初の取付け位置からずれることなく、冷凍機の寿命を延ばし信頼性あるものとすることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
つぎに本発明の実施の形態による冷凍機における板バネ支持構造40を図1にもとづき説明する。ただし、図2および図3と同様の部分には同一符号を付し、その詳述はこれを省略する。
図1は、冷凍機における板バネ支持構造40を概略的に示す要部拡大断面図であって、板バネ支持構造40は、前述の板バネ9の支持構造26(図3)と同様に、駆動部20に設ける取付け台部27(たとえばヨーク7あるいはシリンダーヘッド14)と、押さえ板28と、取付けボルト17と、スペーサー29と、第1の絶縁シート31と、第2の絶縁シート32と、を有するとともに、従来の絶縁ブッシュ30(図3)に代わって絶縁ブッシュ41を設けてある。
【0029】
絶縁ブッシュ41は、柔軟性のある材料たとえば、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、PFA(過フルオロアルコキシル)、FEP(フッ化エチレンプロピレン)あるいはナイロン(ポリアミド)のいずれかひとつの材料からこれを筒状に構成し、板バネ9ないしスペーサー29との間の摩耗を回避可能としている。
【0030】
さらに絶縁ブッシュ41が従来の絶縁ブッシュ30と異なる点は、上記材料の選択に加えて、その長さを従来より長くし(図中仮想線を参照)、たとえば、押さえ板28から突出するように、つぶし代Sをもって形成する。
すなわち、絶縁ブッシュ41は、取付けボルト17の締付け時にそのボルトヘッド17Bにより軸方向に押圧され、板バネ9の取付け孔33およびスペーサー29の取付け孔34において直径方向に拡張し、取付け孔33、34内に充満して隙間をなくすようにこれを取り付けることができる。
【0031】
もちろん、絶縁ブッシュ41の長さおよび他の部品との相対寸法を適宜設計して、取付けボルト17と取付け台部27との間において、絶縁ブッシュ41を押さえ板28あるいはその他の部品によりつぶされるように構成することもできる。
たとえば、図示は省略するが、絶縁ブッシュ41の長さを押さえ板28の部分よりややボルトヘッド17B側に突出可能な長さとし、押さえ板28に形成する孔部はボルト本体17Aのみを挿通可能として取付けボルト17を締め付ければ、絶縁ブッシュ41は、押さえ板28と取付け台部27との間で所定のつぶし代をもって取り付けられることになる。
【0032】
こうした構成の冷凍機における板バネ支持構造40において、取付けボルト17を絶縁ブッシュ41に挿入した状態で、板バネ9およびスペーサー29とボルト本体17Aとの間に絶縁ブッシュ41を介在させ、取付けボルト17の取付け台部27へのねじ込みにより、取付けボルト17のボルトヘッド17Bにより絶縁ブッシュ41をつぶすようにして取り付け固定する。
【0033】
この取付けボルト17のねじ込みにともなう絶縁ブッシュ41の弾性変形により、絶縁ブッシュ41は、取付けボルト17のボルト本体17Aと、スペーサー29および板バネ9との間に充満するように取り付けられることになるとともに、弾性力をもって板バネ9を支持することになる。
したがって、駆動部20の駆動による板バネ9の振動作用があっても、板バネ9の取付け孔33側およびスペーサー29の取付け孔34側の端部の運動を吸収することにより、剛体どうしの摩耗を防止し、さらに摩耗粉を発生させることがない。
【0034】
かくして、冷凍機1における板バネ9を弾性力をもって支持することができるとともに、金属摩耗分を発生させることがないので、電磁コイル11への電流経路におけるショートの危険性も回避することができる。
【0035】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、絶縁ブッシュとして柔軟性のある材料を選ぶとともに、つぶし代をもって取り付けるようにしたので、板バネと取付けボルトの間に絶縁ブッシュを弾力性をもって充填し、板バネ支持の耐久性を実現し、かつショートの危険性も回避可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による冷凍機における板バネ支持構造40を概略的に示す要部拡大断面図である。
【図2】本出願人により提案されているスターリング冷凍機1の断面図である。
【図3】同、板バネ9(巻スリット板バネ9A、リード線接続用板バネ9B)の支持構造26を概略的に示す要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 スターリング冷凍機(図2)
2 ガス圧縮機
3 コールドヘッド
4 圧縮機ケース
5 中間ヘッダー
6 ピストン
7 ヨーク(取付け台部27)
8 シリンダー
9 板バネ
9A 巻スリット板バネ(板バネ)
9B リード線接続用板バネ(板バネ)
10 円環状の永久磁石
11 電磁コイル
12 支持部
13 ガス流路
14 シリンダーヘッド(取付け台部27)
15 シール部材
16 圧縮膨張室
17 取付けボルト
17A 取付けボルト17のボルト本体(図2、図3)
17B 取付けボルト17のボルトヘッド(図2、図3)
18 リード線接続片
19 リード線
20 駆動部(ピストン6、シリンダー8、板バネ9、永久磁石10、電磁コイル11)
21 ガス供給管
22 シリンダー
23 蓄冷材
24 ディスプレーサー(ピストン)
25 バネ材
26 板バネ9の支持構造(図3)
27 取付け台部(たとえばヨーク7あるいはシリンダーヘッド14)
28 押さえ板
29 スペーサー
30 絶縁ブッシュ
31 第1の絶縁シート
32 第2の絶縁シート
33 板バネ(巻スリット板バネ9Aおよびリード線接続用板バネ9B)のそれぞれの取付け孔
34 スペーサー29の取付け孔
35 ワッシャ
40 冷凍機における板バネ支持構造(実施の形態、図1)
41 絶縁ブッシュ
S 絶縁ブッシュ41のつぶし代

Claims (5)

  1. 駆動部を往復運動させて冷媒の圧縮および膨張を行うことにより冷凍を発生する冷凍機において、
    前記駆動部に設ける取付け台部と、
    この取付け台部に重ね合わせて取り付ける複数枚の板バネのそれぞれの取付け孔に挿入してこれらの板バネを固定するための取付けボルトと、
    この取付けボルトと前記板バネとの間に設ける絶縁ブッシュと、を有し、前記板バネを前記取付け台部に支持するための板バネ支持構造であって、
    前記絶縁ブッシュは、柔軟性のある材料からこれを構成するとともに、
    前記取付けボルトと前記取付け台部との間においてこの絶縁ブッシュを軸方向のつぶし代をもって取り付け、前記取付けボルトの締付けにより、この絶縁ブッシュが前記板バネの前記取付け孔内に充満して取り付けられるようにすることを特徴とする冷凍機における板バネ支持構造。
  2. 前記板バネと前記取付け台部との間に絶縁シートを設けてあることを特徴とする請求項1記載の冷凍機における板バネ支持構造。
  3. 前記板バネの互いの間に導電性のスペーサーを設けてあることを特徴とする請求項1記載の冷凍機における板バネ支持構造。
  4. 前記絶縁ブッシュは、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、過フルオロアルコキシル(PFA)、フッ化エチレンプロピレン(FEP)あるいはポリアミド(ナイロン)のいずれかひとつの材料からこれを筒状に構成したことを特徴とする請求項1記載の冷凍機における板バネ支持構造。
  5. 前記駆動部は、
    永久磁石と、
    この永久磁石に対向するとともに電流の供給によりこの永久磁石と相対的に移動可能な電磁コイルと、
    この電磁コイルおよび前記永久磁石のいずれか一方に取り付けて互いに相対的に移動可能であるピストンおよびシリンダーと、
    このピストンおよびシリンダーのいずれか一方に取り付ける前記板バネと、を有し、
    前記板バネを介して前記電磁コイルに電流を供給可能としたことを特徴とする請求項1記載の冷凍機における板バネ支持構造。
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