JP3725887B2 - 触診訓練用装置 - Google Patents

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Description

本発明は、触診訓練用装置に関するものであり、特に触診の技術を向上するために医学生等を対象として行われる訓練に用いられる触診訓練用装置に関するものである。
診断技術が進歩した現代医療においても、医師が行う視診、聴診、打診、触診等の診察は、内科のみならず、外科、泌尿器科、産婦人科など多科にわたって重要である。ここで、視診は病態を全体的に把握し、聴診は聴診器により心臓、肺、腸や動脈の音を聞き、打診で患者の検査部位を叩いたときの反響音を聞き分けて臓器の大きさや、血液や膿の有無、ガスの有無等を調べるものである。
そして触診は、医師が患者の身体に手を当て、身体の弾性の強弱または患者の反応を感じ取ることにより、腹壁の緊張、内臓の腫大や腫瘤の有無、圧痛、筋肉や骨の異常の有無を診断する技術である。この触診によって発見が可能である疾患は、虫垂炎、骨折、心筋梗塞、乳癌その他多数であり、触診の結果により、医師は、さらに詳細な検査を行う必要のある患者に、胃内視鏡検査(胃カメラ)、レントゲン検査、超音波検査等、数多くある検査の中からその患者に必要である検査を選択することができる。
ところで、触診と一言でいっても、手掌全体で行う浅い触診と、指先を使う深い触診に分けられる。浅い触診では、手の重みを使って軽く圧迫することが大切であり、このことにより患者の腹壁等が緊張することなく自然な状況での触診を行うことができ、例えば、腹壁の腫瘤、腹腔内の大きな腫瘤等の有無を調べることができる。一方、深い触診では、指先を使い内臓の状態を調べることができ、例えば、肝縁の性状、硬さ、肝表面の性状等を調べることができる。また、触診は、患者の症状や患部位置等により、押す強さ、押し込む角度、手を離すタイミング等が異なり、さらに医師はこれらを手の感覚によって、正常な状態か或いは異常な状態かの判断をする必要がある。
例えば、腹膜炎の確証となるブルンベルグ徴候(反跳圧痛)は、手指を使ってゆっくり腹壁を圧迫し、すばやくそれを離したときに、患者は押したときよりも、さらに強い疼痛を訴える、という特徴がある。このとき、手指の離し方によっては疼痛が生じにくい場合もあり、経験の浅い医学生等が触診を行うと、この徴候を発見できないこともある。このため、経験の少ない医学生等には、的確な診断を行うために実践的な実技指導が与えられることが求められている。
しかし、医学部の学生が、実際に病院に来院する患者、または入院中の患者の患部で触診の実習を受ける機会は非常に少なく、また医学生一人一人が個人的に指導教授から指導を受ける時間も極端に少なかった。特に、緊急の処置を必要とする腹膜炎等の症状を示す患者に対し、多くの医学生が実際に触診する機会はほとんどなかった。そのため、医学生等が経験の乏しいまま実際の医療現場等で患者を診察することになった際に、疾患を発見できない恐れ、または必要以上の触診により患者に不必要な痛みを与えてしまう恐れもあった。
そこで、本発明は、上記実情に鑑み、触診技術を仮想的に体験でき、触診に係る技術の習得が可能な触診訓練用装置の提供を目的とするものである。
上記の課題を解決するため、本発明の触診訓練用装置は、「人体を模して形成され、腹部及び胸部の少なくともいずれか一方に配設される弾性変形可能な弾性体、及び前記弾性体を覆設し、前記人体の皮膚と略同一の触感を提示可能な人工皮膚を備える人体モデルと、訓練の目的に応じて前記人体モデルの少なくとも前記人工皮膚の直下、または前記弾性体の下に配設され、訓練者によって前記人体モデルに対して擬似的に行われる触診手技に応じ、前記人体モデルに加えられる前記触診手技の圧迫力を測定する圧力センサと、前記圧迫力が測定された前記圧力センサに基づいて、前記触診手技の行われる前記人体モデルの触診位置を検出する位置検出手段と、前記圧力センサ及び前記位置検出手段によって検出される前記触診位置における前記触診手技による圧迫の持続時間を検出する時間検出手段と、前記持続時間に対する前記圧迫力の変化を、時間関数の圧力計測データとして記録する計測データ記録手段と、前記計測データ記録手段により記録される前記計測データを視覚的認識可能に表示する計測データ表示手段と」を具備するものから主に構成されている。
ここで人体モデルは、人体を立体的に模して形成され、さらに実際の人体の大きさとほぼ同一に形成されていることが、訓練者が人体モデルに対して違和感を覚えることを無くすために望ましい。そして、訓練者が人体モデルに対して訓練を行うときに、視覚的、触覚的な違和感を軽減するために、人体モデルの表面には人体の皮膚と同一の触感を提示する人工皮膚が配され、また、人体の胸部、腹部に相当する箇所は、触診訓練による圧迫を受けた場合、加えられる圧力に応じて弾性変形することが可能なウレタンやゴムなどの弾性体の素材が使用されている。
ここで、触診は、前述したように、身体の表面に掌を沿わせる様に行う場合と、指先で深く、内臓を触知できる程度にまで圧迫を行う場合とがある。そのため、圧力センサを設置する箇所は、訓練の目的に応じて人体モデルの人工皮膚の直下、または弾性体の下等、人体の内部に相当する箇所が挙げられる。さらに、設置する圧力センサの数も、訓練の目的となる症例に応じて、複数を設置することが可能である。なお、このとき、外見から圧力センサの設置位置が確認できないように、薄型フィルム状で面接触型の圧力センサを使用することが特に望ましい。
また、圧力センサは、設置された周囲、特に圧迫方向に対抗する面が変形しやすい素材であると、圧力センサ自体の位置の保持が不安定となり、圧迫力に応じて出力されるセンサ信号にばらつきが生じ、正しい検出が行えなかったり、耐久性が低下する恐れがある。そこで、圧力センサの下部等にプラスチック板など硬質の素材を貼付したり、人体モデルの芯材に硬質の素材を使用することで、圧力センサのセンサ信号の出力を安定させるような措置を講ずることが望ましい。
また、触診を行う場合、特に圧痛点での圧痛の有無を調べる場合には、圧迫の深さが重要であるとともに、的確な位置への触診が重要となってくる。ここで圧痛点とは、手指で圧迫すると痛みがある場所をいい、例えば、マクバーニーの圧痛点が挙げられる。マクバーニーの圧痛点は、臍から右の腰骨まで線を引いたとして、その線を三等分した場合の臍から三分の二の所にあり、虫垂炎を起こしてある期間症状が続いている患者は、この点を圧迫すると痛みが感じられる。この様な場合に医師が正確な診断を下すためには、圧痛点を的確に診察することが必要であり、触診訓練においても圧痛点を正確に圧迫する訓練が重要である。
そこで、位置検出手段は、人体モデルに設置される各圧力センサの位置を訓練目的に沿う触診位置となるように予め設定しておくことにより、訓練者は正しい位置を把握することができるようになる。
また、時間検出手段とは圧迫が行われている持続時間を測定及び検出するものであり、そして、計測データ記録手段とは、圧力センサによって測定された圧迫力の値を、時間検出手段によって検出された持続時間における時間関数の圧力変化を計測データとして記録するものである。そして、記録された計測データは、圧力の経時的変化をあらわす圧力波形として計測データ表示手段に表示される。
したがって、本発明の触診訓練用装置によれば、触診訓練で人体モデルに加えられる圧迫力を検出し、圧力波形として計測データ表示手段に表示することが可能になり、訓練者は、自身が行った人体モデルの触診位置の正否を確認し、圧迫力の経時的変化を圧力波形として認識し訓練することができる。すなわち、訓練者が正しい触診位置を圧迫した場合、計測データ表示手段に圧力波形が表示される。一方、誤った位置を圧迫した場合、圧力波形の表示はなされない。さらに、圧力波形は圧迫力の強度を示すことができるため、これにより訓練者は触診圧の程度を感じることができる。
また、本発明の触診訓練用装置は、「前記人体モデルに対して行われる前記触診手技の模範となる前記圧迫力及び前記持続時間に係る情報を含む複数の模範データを、前記触診手技の訓練対象、目的、及び前記触診位置に応じてそれぞれ記憶する模範データ記憶手段と、
前記模範データ記憶手段から、前記訓練者が前記触診手技に係る訓練を行うための訓練対象となる前記触診位置に応じた前記模範データを抽出する模範データ抽出手段と
前記模範データを、前記計測データ記録手段により記録される前記計測データと前記時間関数を同期させてともに圧力波形として表示する模範データ表示手段を具備し、前記計測データを視覚的認識可能に表示する計測データ表示手段と
前記計測データ表示手段に表示される前記計測データ及び前記模範データとの前記圧力波形の差異に基づいて、前記触診手技の前記習熟度を判断する判断手段と、
前記判断手段により判断される前記習熟度を前記訓練者に報知するための複数の音声メッセージが記録されるメッセージ記憶手段と、
前記判断手段により判断される前記習熟度に応じて、前記人体モデルの反応を擬似的に提示可能な前記音声メッセージを前記メッセージ記憶手段から抽出するメッセージ抽出手段と、
前記メッセージ抽出手段により抽出された前記音声メッセージを聴覚的認識可能に出力し、報知する音声報知手段とをさらに具備する」ものであっても構わない。
ここで、模範データ記憶手段は、訓練者の触診手技の模範として模範データ表示手段に提示するためのデータを記録するものであり、模範データは、優れた触診技術を有する指導者等によって行われた触診手技を予め測定し、記憶されているものである。ここで、模範データは、触診手技の各訓練対象毎、各目的毎、各触診位置毎及び各習熟度等毎に複数記憶されており訓練対象に応じて適宜選択することが可能である。そして、模範データ抽出手段は、模範データ記憶手段によって記憶された各模範データの中から必要に応じた模範データを検出し、抽出するものである。さらに、判断手段とは、訓練者の触診手技の習熟度を判断するものである。また、メッセージ記憶手段とは、患者の反応として予め用意される「痛い」、「感じない」等の音声メッセージを記録しておくものである。そして、メッセージ抽出手段とは、訓練者が圧迫を行ったときに、記録された音声メッセージの中から適切な音声メッセージの選択を行うものであり、音声報知手段とは、メッセージ抽出手段により抽出されたメッセージを訓練者に報知するものである。
したがって、本発明の触診訓練用装置によれば、触診訓練の際に想定する患者の症状や患部の位置等に応じて模範となる触診手技による圧力波形を、訓練者自身の触診手技による圧力波形が表示されている画面に、触診手技の開始に同期させ同時に表示することにより、訓練者自身の触診手技と模範となる触診手技の違いが視覚的に認識可能になる。これより、訓練者は模範となる圧力波形を確認しながら触診訓練を受け、適切な圧迫を学ぶことが可能になる。さらに、本発明の触診訓練用装置によれば、訓練者が行った圧迫による患者の反応を音声により模擬的に提示することが可能となる。例えば、前述したブルンベルグ徴候の様に、触診の技術によって患者の反応が大きく異なる場合もあり、患者の疾患、症状においての触診に対する患者の反応を学ぶ必要がある。そこで、訓練者が行った触診手技の習熟度を判断し、その習熟度に応じて患者の反応を擬似的に提示することにより、訓練者は人体モデルに与えた圧迫が触診として適切であるか否かを聴覚により認識することが可能になり、触診に対しての患者の反応を模擬的に学習することが可能になる。特に、触診手技の習熟度を聴覚によって認識可能になったことにより、圧力波形などの視覚的認識手段によらずに触診訓練を行うことが可能になる。
また、本発明の触診訓練用装置は、上記構成に加え、「前記人体を略平面上に模して形成された人体図を提示する人体図提示手段と、前記触診手技が行われた前記触診位置を前記人体図によって視覚的認識可能に報知する触診位置報知手段とをさらに具備する」ものであっても構わない。
ここで、人体図提示手段とは、板状の本体に人体図が表されたものや、液晶モニタ等に人体図を表示したもの等の略平面上に形成されたものが挙げられる。また、触診位置報知手段とは、人体図提示手段に表された人体図によって訓練者に自身が行った触診位置を視覚的に報知するものであり、例えば、板状の本体にあらわされた人体図の身体の各箇所に豆電球や発光ダイオード等の発光体を配し、発光によって報知するものや、モニタに表示した人体図の一部の色が変化することによって報知するものが挙げられる。
したがって、本発明の触診訓練用装置によれば、訓練者に、触診訓練で人体モデルに行った触診の位置の正否を認識するだけでなく、自身が行った触診位置を、人体図を用いて視覚的に報知することが可能となる。
さらに、本発明の触診訓練用装置は、上記構成に加え「前記計測データ表示手段は、第1ウィンドウおよび第2ウィンドウが表示可能なモニタにより構成されていることを特徴とする」ものであっても構わない。さらに、上記構成に加え「前記人体モデルは、硬質の部材によって形成され、前記弾性体の中心部付近に設置された芯材を備え、前記圧力センサは、前記人体モデルの前記人工皮膚及び前記弾性体の間、又は、前記弾性体および前記芯材の間に配設されていることを特徴とする」ものであっても構わない。さらに、上記構成に加え「前記圧力センサの下方に硬質の支持板が配されていることを特徴とする」ものであっても構わない。さらに、上記構成に加え「前記圧力センサは、圧迫力に応じて電気量の変化を検出するセンサ部を備えていることを特徴とする」ものであっても構わない。さらに、上記構成に加え「圧力センサは、前記センサ部により検出されたセンサ信号をコンピュータ本体に送出するためにセンサ信号の増幅用のアンプと接続した端部、前記センサ部および前記端部の間を電気的に接続する導線、ならびに前記センサ部および前記導線を被服する保護フィルムを備えていることを特徴とする」ものであっても構わない。
ここで、第1ウィンドウおよび第2ウィンドウが表示可能なモニタとは、画面をほぼ二分割するように二つのウインドウ(第一ウインドウ及び第二ウインドウ)が表示されるように構成されているものである。また、圧力センサの下方に配される硬質の支持板とは、圧迫力の検出を安定して行うためのものであり、これによって、人工皮膚と弾性体の間に介設される圧力センサに圧迫力が加えられた場合でも、圧力センサ自体が変形することを制限し、圧迫力の計測を安定して行うことができる。
本発明の効果として、医学生等の訓練者は、自身が行った触診手技の結果を位置の正否、圧力波形、人体図の身体部位の発光、音声メッセージの報知により認識することができる。そして、模範の触診技術が提示されることにより、その触診技術を目指し、自身の触診技術を高めていくことができる。これにより、医療現場において適切な触診を行うことが可能な優れた医療技術を有する医師の養成ができる。
以下、本発明の一実施形態である触診訓練用装置1について、図1乃至図6に基づいて説明する。ここで、図1は本実施形態の触診訓練用装置1の概略構成を模式的に示す模式図であり、図2は人体モデル2の構成を示す正面図であり、図3は圧力センサ3の構成を示す(a)平面図、(b)正面図であり、図4は人体モデル2の構成を示す一部切欠断面図であり、図5は触診訓練用装置1におけるコンピュータ本体5aの機能的構成を主に示すブロック図であり、図6は液晶モニタ5cの画面表示例を示す説明図である。
本実施形態の触診訓練用装置1は、図1及び図2に示すように、人体の上半身を模して立体的に形成された人体モデル2と、人体モデル2の所定の位置にセンサ部3aが挿入され、触診手技における触診位置の圧迫力を計測するための圧力センサ3と、圧力センサ3の端部3bと電気的に接続され、センサ部3aによって検出されたセンサ信号Sを増幅するためのアンプ4と、アンプ4によって増幅されたセンサ信号Sを受付けるコンピュータ本体5a、キーボード5b、及び液晶モニタ5cからなるコンピュータ5と、コンピュータ5によって判断及び処理された触診手技の習熟度を、主に訓練者に対して音声によって報知する音声報知器6とから主に構成されている。ここで、音声報知器6が本発明における音声報知手段に相当する。
さらに、本実施形態の触診訓練用装置1の人体モデル2は、図2及び図4に示すように、人体の上半身部分が、略実寸大のサイズで形成されたものであり、特に胸部及び腹部に相当する箇所の表面には、人体の皮膚と同様の感触を提示可能な人工皮膚7が使用され、さらに人工皮膚7の下部には、人体の腹筋や胸筋等の筋肉に相当する弾性変形可能なウレタン素材からなる弾性体8が設けられている。
これにより、実際の人体と同様の皮膚感及び弾力性等を再現することが可能となり、触診手技の訓練を受ける訓練者に違和感を覚えさせないようにすることができる。さらに、人体モデル2の中心部付近、換言すれば、ウレタン素材からなる弾性体8の下方には、硬質の芯材9が使用され、この芯材9は、触診手技の訓練によって圧迫される圧迫力に抗する程度の硬度を有している。
ここで、人体モデル2に取付けられる圧力センサ3の構成について、図3(a),(b)に基づいてさらに詳しく説明する。本実施形態の触診訓練用装置1に用いられる圧力センサ3は、全体がフィルム状の薄型の長手形状を呈し、先端に圧迫力に応じて電気量の変化を検出するセンサ部3aと、多端にセンサ部3aにより検出されたセンサ信号Sをコンピュータ本体5に送出するためにセンサ信号Sの増幅用のアンプ4と接続した端部3bと、センサ部3a及び端部3bの間を電気的に接続する導線3cと、センサ部3a及び導線3cを被覆し、外部からの衝撃等から保護するための透明素材からなる保護フィルム3dとから主に構成されている。このように、柔軟性のあるフィルム状の素材を使用し、薄型に形成された圧力センサ3を使用することにより、人体モデル2へ設置する場合、図4に示すように、圧力センサ3を人体モデルの人工皮膚7または弾性体8の下部に差込み、所定の位置に容易に設置することができる。また、この形状の圧力センサを使用することで設置箇所が他の箇所に比べて隆起することはなく、訓練者が触診手技を行う際に視覚を通じて触診位置Pを認識することはない。
ここで、圧力センサ3は、訓練の目的や症例に応じ、人体モデル2の複数の箇所にそれぞれ配することができる。なお、圧力センサ3は、図4における紙面左側に示されるように、弾性変形可能な弾性体8と硬質の素材9(芯材)との間に介設されるものであっても、或いは図4における紙面右側に示されるように、人工皮膚7と弾性体8との間に介設されるものであっても構わない。これにより、前述した触診手技における「浅い触診」と「深い触診」との差を比較しながら、個々の触診位置Pに基づく違いを把握することができる。なお、人工皮膚7と弾性体8の間に介設される圧力センサ3のセンサ部3aの下方には、圧迫力の検出を安定して行うことができるように、予めプラスチックなどの硬質の支持板40が配されている。これにより、係る部位のセンサ部3aに圧迫力が加えられた場合でも、圧力センサ3のセンサ部3a自体が変形することを制限し、圧迫力の計測を安定して行うことができる。ここで、図1または図2には、説明を簡略化するため、圧力センサを一つまたは二つ設けたものを示したが、アンプ4を介して人体モデル2により多くの圧力センサ3を配するものであってもよい(図1参照)。
次に、本実施形態の触診訓練用装置1において、人体モデル2に対して行われた触診手技に係る情報を受付け、種々の処理を行うコンピュータ本体5aの機能的構成について図5に基づいてさらに詳細に説明する。ここで、コンピュータ本体5aは、図5に示すように、人体モデル2に配設された圧力センサ3から増幅用のアンプ4を介して送出されるセンサ信号Sを、コンピュータ本体5a内で読込可能な形式に変換して受付けるインターフェイス10と、受付けたセンサ信号Sによって人体モデル2に対して行われた触診主義の触診位置Pを検出する位置検出部11、人体モデル2への触診手技による圧迫が継続された時間を検出する時間検出部12、及び圧力センサ3による圧迫力を時間関数として検出する圧力検出部13を有する検出部18と、圧力センサ3が設置された触診位置Pに対応する圧力センサ位置情報35を含む種々の情報が記憶された記憶部19と、検出部18によって検出された訓練者による触診手技に係る圧迫力を時間関数によって圧力波形として示した計測データ30を記憶する計測データ記憶部14とを主に具備して形成されている。ここで、位置検出部11が本発明における位置検出手段に相当し、時間検出部12が本発明における時間検出手段に相当し、計測データ記録部14が本発明における計測データ記録手段に相当する。ここで、本実施形態の触診訓練用装置1では、図2及び図4に示すように、圧力センサ3は、胸部及び右腹部の二カ所に設置されており、前述の圧力センサ位置情報35には、係る位置を触診位置Pとして認識するための情報が記憶されている。
さらに、コンピュータ本体5aは、訓練者による触診手技の技量レベル、換言すれば触診手技に係る技術的な習熟度を評価するために、予め記憶部19に触診手技の模範となる模範データ31が、触診手技の訓練対象、目的、触診位置P及び習熟度等に合わせて複数記憶された模範データ群15が記憶されている。さらに、前述した種々の触診訓練の状況に合わせて、係る模範データ群15から適切な模範データ31を抽出するための模範データ抽出情報32が、模範データ群15と関連づけて記憶されている。そして、コンピュータ本体5aは、さらに模範データ抽出情報32に基づいて模範データ群15の中から最適な模範データ21を抽出するための抽出部16と、検出部18によって検出された触診手技に係る計測データ30と抽出された模範データ31とに基づいて、訓練者の触診手技の習熟度を判断する判断部17とをさらに備えている。ここで、抽出部16が本発明における模範データ抽出手段に相当し、判断部17が本発明における判断手段に相当する。
ここで、判断部17によって訓練者の習熟度を判断するために、図5に示すように、記憶部19には、予め複数の音声メッセージ36が蓄積された音声メッセージ群33、及び習熟度を評価するための計測データ30及び模範データ31の比較基準を含む習熟度判断情報34が記憶されている。そして、前述した抽出部16によって、係る習熟度判断情報34に基づいてメッセージ群33の中から、状況に応じて適切な音声メッセージ36を抽出することができる。ここで、記憶部19は本発明におけるメッセージ記憶手段の機能を有し、抽出部16は本発明におけるメッセージ抽出手段の機能を有している。
次に、コンピュータ5の液晶モニタ5cについて、図6に基づいて説明する。液晶モニタ5cは、図6に示すように、画面をほぼ左右に二分割するように二つのウインドウ(第一ウインドウ20及び第二ウインドウ24)が表示されるように構成されている。そして、係るウインドウ20,24は、使用状況に応じて適宜、表示のON/OFFを切替えたり、或いはウインドウ20,24のサイズも変更することもできる。
ここで第一ウインドウ20は、訓練者が行った触診手技に応じて検出された計測データ30に基づく圧力波形21、及び模範データ31に基づく圧力波形22からなる二つの波形が示されたグラフ23を表示することができる。ここで、グラフ23において、縦軸が触診手技による圧迫力Fを示し、一方、横軸が圧迫が行われた時間T(持続時間に相当)を示している。そして上述の二つの圧力波形21、22は横軸の時間Tを同期させた状態で表示されている。これにより、訓練者の行った触診手技と、模範データ31によって示される模範的な触診手技との違いを視覚的に認識可能に表示することができる。ここでの液晶モニタ5cが、本発明における計測データ表示手段、及び模範データ表示手段に相当する。
一方、画面右側に位置する第二ウインドウ24は、人体を平面的に示した人体図25が表示されている。そして、この人体図25の画面上の複数箇所には、人体モデル2の触診位置に対応する箇所が点滅するような制御を行うことができるようになっている。すなわち、前述した位置検出部11に検出された触診位置と同じ位置を人体図25で示すことができる。ここで、人体図25が本発明における人体図表示手段に相当し、液晶モニタ5cによる触診位置の点滅が本発明における触診位置報知手段に相当する。
次に、本実施形態の触診訓練用装置1の使用方法について説明する。ここで、前述したように、触診訓練用装置1の人体モデル2及びコンピュータ5等の各構成は、電源等が投入され、稼動状態となっている。そして、図4に示すように、訓練者の手指(図示しない)によって人体モデル2の表面に対して触診手技が行われる。これにより、人体モデル2に圧迫力F(図4における矢印参照)が加えられることになる。その結果、圧迫力Fが加えられる触診位置Pでは、人体モデル2を構成する人工皮膚7及び弾性体8が圧迫力Fに応じて弾性変形が起きる。これにより、センサ3の先端のセンサ部3aに電気量の変化が生じ、センサ信号Sとしてアンプ4を介してコンピュータ本体5aに送出される。なお、このとき、圧力センサ3のセンサ部3aが設置されていない箇所を押しても、センサ信号Sがコンピュータ本体5aに対して送出される事がないため、訓練者は正しい触診位置Pを押したか否かを係るセンサ信号Sの送出による圧力波形21の表示(詳細は後述する)によって知覚することができる。
そして、アンプ4によって増幅されたセンサ信号Sは、インターフェイス10を介して変換処理が行われ、コンピュータ本体5aに受付けられ、内部の検出部18に送出される。
ここで、検出部18の位置検出部11は圧力センサ3からのセンサ信号及び記憶部19に記憶された圧力センサ位置情報35に基づいて、触診手技が行われた触診位置Pの圧力センサ3を特定し、さらに時間検出部12によって圧迫力Fが人体モデルに対して加えられた時間Tを検出する。さらに、圧力検出部13によって、人体モデル2に対して加えられた圧迫力Fの強さを検出する。そして、時間検出部12及び圧力検出部13に基づいて圧迫力Fの時間Tに対する変化を示す計測データ30を計測データ記録部14に記録する。なお、係る計測データ30は、前述した液晶モニタ5cに対して出力制御され、第一ウインドウ20のグラフ23に圧力波形21として表示される。これにより、訓練者及び指導教官等は、行われた触診手技に対する結果を、表示される圧力波形21により視覚情報として捉えることができる。
このとき、グラフ23には、前述したように、訓練者の触診手技に係る計測データ30の圧力波形21に重ね合わせるようにして、予め抽出された触診手技の模範を示す模範データ31の圧力波形22を、時間Tを同期させて表示することもできる。これにより、訓練者は、計測データ30による圧力波形21と、模範データ31による圧力波形22とを表示し比較することができる。そして、訓練者は、自身の圧力波形21に重ねて表示される模範の圧力波形22を見ながら触診訓練を受けることができ、自身の圧迫手技による圧力波形を模範の圧力波形22に近づけるよう努力することにより、正しい触診技術を向上させることができる。
加えて、本実施形態の触診訓練用装置1は、図6に示すように、前述した液晶モニタ5cの第二ウインドウ24に人体図25を表示し、これを用いて訓練者に触診手技による触診位置Pを視覚を通じて報知することができる。具体的には、人体モデル2に、訓練者による触診手技による圧迫が加えられると、検出部18の位置検出部11は、触診手技が行われた触診位置Pを検出する。これにより、第二ウインドウ24の人体図25において、係る触診位置Pに対応する人体図25の箇所26が点滅するよう制御がなされ、この点滅により訓練者は、自身が行った触診手技の触診位置Pの正否だけでなく、具体的な触診位置Pを視覚的に把握することができる。
さらに、本実施形態の触診訓練用装置1は、訓練者が行う触診手技に係る技術的な習熟度を客観的に判断することができる。具体的には、訓練者の触診手技が行われると、前述したように計測データ30が作成され、計測データ記録部14に記録される。そして、判断を行う場合には、判断部17において模範データ31と習熟度判断情報34に基づいて習熟度の判断を行う。そして、その習熟度に基づいてメッセージ群33の中から、適切な音声メッセージ36(例えば、不必要な圧迫を与えた場合に報知する、「痛い!」等のメッセージ)を訓練者に対して報知する。これにより、訓練者は、触診訓練を受けながら聴覚で自身の触診手技の習熟度を認識できる。
以上、本発明について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、以下に示すように、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、改良及び設計の変更が可能である。
すなわち、本実施形態の触診訓練用装置1の人体モデル2において、人体の胴体部を模して形成されたものを示したが、これに限定されるものではなく、頭部、及び四肢などを含む、全身を模して形成された人体モデルであっても構わない。さらに、人体図25を液晶モニタ5cに表示するものを示したが、これに限定されるものではなく、板などに記された人体図の身体の各部位に豆電球などの発光体を設置し、それを触診手技に応じ発光させるものであっても構わない。
また、触診は、場合によっては、患者が痛みを訴える場所からなるべく遠い部位から触診を始め、徐々に有痛部に移っていくことが必要である。この場合、感知範囲の狭い圧力センサを使用するよりも、感知範囲の広い圧力センサを使用する方が望ましい。そこで図7(a),(b)にそれぞれ示す圧力センサ26,27のように、センサ部26a,27aの感知面積の異なるものを準備し、想定する症状に応じて取り替えることができるようにしてもよい。これにより、触診訓練で想定する患部の周辺から徐々に触診位置Pに近づけていく訓練にも対応できる。
触診訓練用装置の概略構成を模式的に示す模式図である。 人体モデルの構成を示す正面図である。 圧力センサの構成図である。 人体モデルの構成を示す一部切欠断面図である。 触診訓練用装置におけるコンピュータ本体の機能的構成を主に示すブロック図である。 液晶モニタの画面表示例を示す説明図である。 圧力センサの別例を示す説明図である。
符号の説明
1 触診訓練用装置
2 人体モデル
3 圧力センサ
5c 液晶モニタ(計測データ表示手段、模範データ表示手段、人体図提示手段、触診位置報知手段)
6 音声報知器(音声報知手段)
7 人工皮膚
8 弾性体
11 位置検出部(位置検出手段)
12 時間検出部(時間検出手段)
14 計測データ記録部(計測データ記録手段)
16 抽出部(模範データ抽出手段、メッセージ抽出手段)
17 判断部(判断手段)
18 メッセージ記憶部(メッセージ記憶手段)
19 記憶部
25 人体図

Claims (8)

  1. 人体を模して形成され、腹部及び胸部の少なくともいずれか一方に配設される弾性変形可能な弾性体、及び前記弾性体を覆設し、前記人体の皮膚と略同一の触感を提示可能な人工皮膚を備える人体モデルと、
    訓練の目的に応じて前記人体モデルの少なくとも前記人工皮膚の直下、または前記弾性体の下に配設され、訓練者によって前記人体モデルに対して擬似的に行われる触診手技に応じ、前記人体モデルに加えられる前記触診手技の圧迫力を測定する圧力センサと、
    前記圧迫力が測定された前記圧力センサに基づいて、前記触診手技の行われる前記人体モデルの触診位置を検出する位置検出手段と、
    前記圧力センサ及び前記位置検出手段によって検出される前記触診位置における前記触診手技による圧迫の持続時間を検出する時間検出手段と、
    前記持続時間に対する前記圧迫力の変化を、時間関数の圧力計測データとして記録する計測データ記録手段と、
    前記計測データ記録手段により記録される前記計測データを視覚的認識可能に表示する計測データ表示手段と
    を具備することを特徴とする触診訓練用装置。
  2. 前記人体モデルに対して行われる前記触診手技の模範となる前記圧迫力及び前記持続時間に係る情報を含む複数の模範データを、前記触診手技の訓練対象、目的、及び前記触診位置に応じてそれぞれ記憶する模範データ記憶手段と、
    前記模範データ記憶手段から、前記訓練者が前記触診手技に係る訓練を行うための訓
    練対象となる前記触診位置に応じた前記模範データを抽出する模範データ抽出手段と、
    前記訓練者の行う前記人体モデルに対する前記触診手技の習熟度を判断する判断手段と、
    前記判断手段により判断される前記習熟度を前記訓練者に報知するための複数の音声メッセージが記録されるメッセージ記憶手段と、
    前記判断手段により判断される前記習熟度に応じて、前記人体モデルの反応を擬似的に提示可能な前記音声メッセージを前記メッセージ記憶手段から抽出するメッセージ抽出手段と、
    前記メッセージ抽出手段により抽出された前記音声メッセージを聴覚的認識可能に出力し、報知する音声報知手段と
    をさらに具備し、
    前記計測データ表示手段は、
    前記模範データを前記時間関数を同期させて前記計測データとともに表示する模範データ表示手段を具備し、
    前記判断手段は、
    前記計測データ表示手段に表示される前記計測データ及び前記模範データとの前記圧力波形の差異に基づいて、前記習熟度を判断する
    ことを特徴とする請求項1に記載の触診訓練用装置。
  3. 前記人体を略平面上に模して形成された人体図を提示する人体図提示手段と、
    前記触診手技が行われた前記触診位置を前記人体図によって視覚的認識可能に報知する触診位置報知手段と
    をさらに具備することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の触診訓練用装置。
  4. 前記計測データ表示手段は、第1ウィンドウおよび第2ウィンドウが表示可能なモニタにより構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載の触診訓練用装置。
  5. 前記人体モデルは、硬質の部材によって形成され、前記弾性体の中心部付近に設置された芯材を備え、
    前記圧力センサは、前記人体モデルの前記人工皮膚及び前記弾性体の間、又は、前記弾性体および前記芯材の間に配設されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一つに記載の触診訓練用装置。
  6. 前記圧力センサの下方に硬質の支持板が配されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一つに記載の触診訓練用装置。
  7. 前記圧力センサは、圧迫力に応じて電気量の変化を検出するセンサ部を備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一つに記載の触診訓練用装置。
  8. 圧力センサは、前記センサ部により検出されたセンサ信号をコンピュータ本体に送出するためにセンサ信号の増幅用のアンプと接続した端部、前記センサ部および前記端部の間を電気的に接続する導線、ならびに前記センサ部および前記導線を被服する保護フィルムを備えていることを特徴とする請求項7に記載の触診訓練用装置。
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