JP3725490B2 - 廃タイヤの粉砕回収設備 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車から廃棄された廃タイヤを回収するためにゴム破片に破砕して回収する廃タイヤの粉砕回収設備に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車のタイヤは大部分がゴムで造られているので、従来から、タイヤを裁断して再生ゴムへと粉砕回収されている。粉砕するためには、通常は、破砕機を用いて破砕され、破砕片は、通常は、薬品で処理し、可塑化して再びゴム原料として使用されている。
【0003】
自動車のタイヤには、ビード部にホイールリムとの係合を確保して維持するために丈夫な鋼製のビードワイヤーが埋設されている。このビードワイヤーは、普通は多芯の硬質の撚り鋼線からなり、廃タイヤを破砕機でそのまま破砕されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
廃タイヤの破砕の際には、鋼線も同時に切断されると、破砕刃を損傷したり摩耗を早めるで、破砕刃を交換する必要があり、破砕コストが高くなっていた。
【0005】
また、破砕されたゴム破片に鋼線の破片が混在すると、それ以降のゴム破片処理をする過程で、例えば、ゴム破片がホッパーや定量供給機に供給する際に、破片から飛び出した鋼線が邪魔をして多量のゴム破片が、ホッパー内でアーチやブリッジを起こして詰まり、供給を中断させるなどの障害の原因となっていた。
【0006】
本発明は、上記課題に鑑みて、廃タイヤからビードワイヤーを事前に除去して、この廃タイヤを破砕機によりゴム破片に破砕することのできる設備を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の廃タイヤの粉砕回収設備は、供給されてくる廃タイヤのビードワイヤーを除去するビードワイヤー除去手段と、該ビードワイヤー除去手段からのビードワイヤーの除去された廃タイヤを粗い破片に破砕する粗砕手段と、該粗砕手段からの粗い破片を細かな破片に破砕する粉砕手段と、該粉砕手段からの細片を複数のサイズの回収破片に篩分けする篩手段とから成るものである。
【0008】
ビードワイヤー除去手段には、廃タイヤを支持するタイヤ保持部と、該タイヤ保持部のタイヤ側面支持用の側板に開口した開口部から出し入れ自在に挿入するフック部を先側に備えたフック本体と、該フック部をタイヤビード部に係合させ、フック本体を後退させて、ビードワイヤーをビード部から開口部を通して引き抜くフック往復手段と、を含んでおり、これにより、廃タイヤのビード部からビードワイヤーを簡単に引き抜くことができる。
【0009】
そこで、廃タイヤの破砕前に、ビードワイヤー除去手段によってワイヤーを事前にビード部から除去し、次に、ビードワイヤー除去した廃タイヤを粗砕手段に供給して粗砕し、順次粉砕手段で破片へと粉砕するので、粗砕手段と粉砕手段での刃の損傷や摩耗を大幅に低減でき、廃タイヤの破砕処理を容易にして大量破砕処理が可能になる。
【0010】
また粉砕回収処理の過程で篩手段に破片を定量供給機で供給しても、鋼線の切断片が混入していないのでブリッジングなどにより、定量供給が中断されることがなく、また篩手段のスクリーン等の篩目を詰まらせることがない。このようにして、本発明の設備は、破砕作業の中断がなくなって、破片ないし粉体の移送と処理が容易になり、ランニングコストを低減でき、破片の生産コストを削減することができる。また粉砕手段と上記篩手段との間に上記粉砕手段から破片の供給を受ける定量供給機と、該定量供給機から破片の定量供給を受ける風力選別機とが設けられており、該風力選別機の風力発生部の吸引ブロワーの前に集塵サイクロンが設けられており、粉砕回収原料として有害な廃タイヤに付着していた汚れやゴミが、粗砕や粉砕の過程で分離されて破片に混ざっていたものを風力選別機によって破片から分離して、集塵サイクロンによって除去される。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明は、ビードワイヤーを除去するためのワイヤー除去手段と多段の破砕手段から構成されるが、ビードワイヤー除去手段について、詳しくは、タイヤ保持部が、転動可能に廃タイヤの踏み面を支持する底板と、底板から両側に立設して廃タイヤの側面を支持する一対の側板とを含み、該側板には、保持された廃タイヤのホイールリム用開口部から下方ビード部にかけて開口した開口部を貫通している。側板の開口部は、後述のように、好ましくは、縦長スロットにされる。フック本体は、その先側には、該タイヤ保持部の側方に配置して側板開口部を挿通して廃タイヤのホイール固定用の開口部に挿入されてビード部に係合するフック部を備えている。フック部は、上記側板開口部が縦スロットであるときは、下方に屈曲したフックが好ましい。ビードワイヤー除去手段には、フック本体を往復移動するためのフック往復手段を備え、このフック往復手段が、フック本体を押して、フック部を側板開口部とタイヤ開口部とに挿入して、ビード係合させ、フック本体を引くことによりビードワイヤーをビード部から側板開口部を通して引き抜く。さらに、縦長スロットは、好ましくは、フック部がビードワイヤーを引っ掛けた状態で通過することのできる最小幅にされる。スロット幅は、例えば、ビードワイヤーの太さの2倍の寸法とフック本体の幅寸法とを加えた寸法より若干大きな必要最小限の幅にすることができる。
【0012】
このようなビードワイヤー除去手段は、好ましくは、フック本体またはタイヤ保持部を上下移動させる昇降駆動手段を含み、昇降駆動手段は、フック本体が廃タイヤのホイールリム用開口部に挿入されてから該フック本体のフック部がビード部に係合できるようにフック部をビード部に係合可能に位置付けるためのフック本体またはタイヤ保持部を上下移動させる昇降駆動手段を含むのが好ましい。特に、側板開口部が縦スロットであるとき、フック本体が縦スロットに沿って、上下移動してフック部のビード部に対する係合を行なうことができる。
【0013】
このような昇降駆動手段には、タイヤ保持部を上下移動する装置が利用できる。また、別の昇降駆動手段は、フック本体又はフック往復手段を相対的に上下移動させる装置が利用できる。昇降駆動手段は、タイヤを搬送する手段、例えば、クレーンから吊り下げたチェーンにより、タイヤを直接上下に移動調整する装置を利用しても良い。
【0014】
こうして、フック往復手段により、廃タイヤのビード部に係合したフック部を引いて、ビードワイヤーが、保持部の側板の縦長スロットから引き抜かれ、分離された輪状のビードワイヤーが下方に屈曲したフック部から滑り落ちて分離することができる。
【0015】
タイヤ保持部の一方また、は両方の側板の縦長スロットからホイールリム用開口部内に差し込まれたフック本体のフック部が、その昇降駆動手段でタイヤに対して相対的に下降してタイヤ保持手段に保持された廃タイヤのビード部に係合され、フック往復手段によりフック本体が側板の外方へ引かれて、ビード部中に埋設された輪状のビードワイヤーだけを、途中で切れることなく、縦長スロットで剪断作用を受けて、ビード部から引きちぎられ、さらに、完全に側板の縦長スロットから引き抜かれる。分離された輪状のビードワイヤーは、フック部が例えば下方に屈曲すれば自重によって即座にフック部から滑り落ちるので、フック部に残っていることがない。ビードワイヤーの除去作業が自動的に効率的に実施され、フック部から輪状のビードワイヤーを外す手段が省かれる。このようにしてビードワイヤーのない廃タイヤが得られる。
【0016】
タイヤ保持部は、左右一対の側板と、前後位置設定可能な前板と、開閉駆動される底板とから構成することができる。フック本体は、両側側板に対応して左右一対設けられることが好ましく、タイヤに左右一対設けられたビード部からビードワイヤーを左右同時に除去することができ、ビードワイヤーの除去作業がさらに効率的に実施できる。
【0017】
このようなタイヤ保持部は、その後方を廃タイヤ供給手段に接続するのが好ましく、廃タイヤ供給手段は、傾斜したタイヤ転動路を設け、転動路の底板上で廃タイヤを一個づつ該タイヤ保持部に供給するゲートを備えることができる。
【0018】
さらに、タイヤ保持部の底板は、傾動可能にして、ビードワイヤー除去の廃タイヤを、底板を下方に傾動して、自重で落下させることができる。この底板を復帰して後に後方の廃タイヤ供給手段から一個づつ廃タイヤがゲートで制御されて供給され、スムースな供給と排出の作業が行なえ、また、タイヤ寸法が変わっても上下方向では縦長スロットで対応でき、また前後方向では前後位置設定可能な前板の位置調節で対応できる。
【0019】
タイヤ保持部の底板の位置は、粗砕手段の廃タイヤ供給ホッパーの上方にまた、は該ホッパーへの案内手段の上方に配置されてもよく、底板の開作動によって自重で落下してくるビードワイヤー除去後の廃タイヤは、直接に又は案内手段を経て廃タイヤの破砕機械の供給口ホッパーに供給されることになり、ビードワイヤー除去後の廃タイヤの粗砕手段への供給を簡便化できる。
【0020】
このようにして、本発明の好ましいビードワイヤー除去手段の実施形態は、タイヤ保持部が、左右一対の側板と、前後位置設定可能で且つ開閉駆動される前板と、前側に傾斜した底板とから構成され、後部は傾斜で廃タイヤを一個づつ該タイヤ保持部に供給するゲートを備えた廃タイヤ供給手段に連通し、またフック本体も左右一対設けられると、タイヤに左右一対設けられたビードワイヤーが左右から同時に除去されてビードワイヤーの除去作業がさらに効率的に実施され、またビードワイヤーの除去された廃タイヤは、前板の開作動で底板の傾斜で自ら転がりタイヤ保持部から出て行くと共に、前板の閉作動後に後部の廃タイヤ供給手段から一個づつ廃タイヤがゲートで制御されてタイヤ保持部に供給されることになり、スムースな排出と供給の作業形態が得られる。またタイヤ寸法が変わっても上下方向では縦長スロットで対応でき、また前後方向では前後位置設定可能な前板の位置調節で対応できる。
【0021】
タイヤ搬送手段は、廃タイヤのホイールリム用開口部内に係合するか、また、はその上部を把持して、フック部とビード部とを係合させる作動と、ビードワイヤー除去後の廃タイヤを粗砕手段へ、また、は一時保管場所へと搬送する作動とを行うクレーンから構成され、クレーンによって、フック部とビード部との係合を行う廃タイヤの上昇駆動と、底板や前板の開閉駆動に相当するビードワイヤー除去後の廃タイヤの搬出作動の二つの作動を一手段で実施でき、構成をさらに簡略化できる。
【0022】
粗砕手段は、剪断式破砕機を含み、好ましくは、2軸剪断式破砕機が利用され、その供給口のホッパーをそのロータのほぼ全域に渡って設けることができる。2軸剪断式破砕機は、ホッパーに供給されたビードワイヤー除去後の廃タイヤを送りをかけずに即座に2軸剪断ロータで噛み込んで粗砕することができるので、大量に粗砕処理をすることができる。
【0023】
粉砕手段は、粗砕手段により粗砕されたゴム片をさらに細かく粉砕するものであるが、粉砕手段は、好ましくは、2段の切削式破砕機で構成されている。粉砕手段は、第1の切削式破砕機と、第2の切削式破砕機とからなるものである。これらの2段の切削式破砕機は、比較的構造が簡単な1軸切削式破砕機によって切削して粗砕片をスクリーン目のサイズ変更で段階的にさらに小さなサイズの破片へ粉砕できる。例えば、第1の切削式破砕機は、好ましくは、出口側に約30〜50mmφのスクリーンを備えており、破片を分級する。また、第2の切削式破砕機は、好ましくは、出口側に約約6〜8mmφのスクリーンを備えている。他方、削式破砕機は、特に、第1の切削式破砕機は、2軸式切削式破砕機を用いることもでき、これにより、切削した破片のサイズの調製が確実にすることができ、粉砕を高速化することができる。
【0024】
粉砕手段と篩手段との間には、粉砕手段から破片の供給を受ける定量供給機と、該定量供給機から破片の定量供給を受ける風力選別機と磁選別機とが設けられ、また風力選別機の風力発生部の吸引ブロワーの前に集塵サイクロンが設けられると、粉砕回収原料として有害な廃タイヤに付着していた汚れやゴミが、粗砕や粉砕の過程で分離されて破片に混ざっていたものを風力選別機によって破片から分離され、集塵サイクロンによって除去される。風力選別機は、定量供給機から常にほぼ一定量の破片が供給されると高い選別性能が発揮され、また次工程の篩手段へも汚れやゴミの除去された破片を常にほぼ一定量づつ供給することができ、篩による破片のサイズ分級精度が良くなる。
【0025】
篩手段は、供給口側から残部搬出側にかけて小サイズから大サイズの複数の篩目サイズのスクリーンを内面に配列した傾斜回転横長円筒状篩機から構成され、低騒音の比較的ゆっくりした回転運転で大量の破片を連続的にサイズ別の回収破片へ分類できる。
【0026】
【実施例】
図1から図4に示すように、実施例に係る廃タイヤの粉砕回収設備1は、コンベヤ3で供給された廃タイヤ5のビード54に埋設されたビードワイヤー55を除去すると、該ビードワイヤー除去装置10からビードワイヤー55の除去された廃タイヤ5の供給を受け、幅が約40〜100mmで長さが約50〜150mmの粗い破片P1に破砕する粗砕用の2軸剪断式破砕機110を含む。
【0027】
さらに、設備1は、破砕機110から粗い破片P1の供給を受け、中間片P2に粉砕する粉砕用の約30〜50mmφのスクリーン129を備えた第1の切削式破砕機120と、それに続く約6〜8mmφのスクリーン139を備えた第2の削破砕機130と含む。設備1は、破砕機130から供給を受けた細片P3を常に一定量づつ風力選別機150に供給する定量供給機140と、該供給機140から細片P3の定量供給を受ける磁選別部付き風力選別機150と、該風力選別機150から汚れやゴミの除去された細片P3を常にほぼ一定量づつ供給され供給口側から残部搬出側にかけて小サイズから大サイズの複数の篩目サイズの、例えば0〜2mmφと2〜4mmφと4〜6mmφのスクリーン163a、163b、163cを内面に配列し、0〜2mmφと2〜4mmφと4〜6mmφと6mmφオーバの各回収破片R1、R2、R3、R4を選別する傾斜回転横長円筒状篩機160とをふくんでいる。
【0028】
この実施例のビードワイヤー除去装置10は、図5から図7に示すように、ベルトコンベヤ3で搬送された廃タイヤ5を受け板7aで転動可能に立てた状態にして一時保管する廃タイヤ供給部7から順次廃タイヤ5がゲート7bによって制御されて一個づつ勾配αによって転がってビードワイヤー除去装置10に供給され、ビード54のワイヤー55を除去してから廃タイヤ5を粗砕用の2軸剪断式破砕機110に送り出す。破砕機110の供給口ホッパー111の両側には除去されたビードワイヤー55の受け入れ部50が設けられている。
【0029】
廃タイヤ供給部7のゲート7bは、制御部(不図示)の制御により、開閉作動するエアーシリンダー7cと、その出力軸に取り付けられ、廃タイヤ5の通過を制御する制御板7dとから成っている。
【0030】
ビードワイヤー除去装置10は、図5において、後部で連通した廃タイヤ供給部7から一個づつ供給される廃タイヤ5を使用状態の立った姿勢で両側板12と底板13と前板14とで保持し、各側板12に縦長スロット15を開設しているタイヤ保持部11と、このタイヤ保持部11の両側に設けられ、その縦長スロット15から廃タイヤ5のホイールリム用開口部53に挿入され該廃タイヤビード54に係合する下方に屈曲したフック部22を有したフック本体21と、各フック本体21を挿入作動とビード54を引きちぎる作動とを行うフック往復手段25と、フック本体21が廃タイヤ5のホイールリム用開口部53に挿入されてから該フック本体21のフック部22がビード54に係合できるように廃タイヤ5をタイヤ保持部11を介して直接的に昇降駆動する昇降駆動部31と、ビード54の除去された廃タイヤを底板13を開いて落下させ、再度閉じる底板開閉駆動部35と、から成る。
【0031】
タイヤ保持部11は、基台9に垂直に設けられた一対のレール32に上下移動可能に支持されており、昇降駆動部31によって廃タイヤ5の供給を受けるように廃タイヤ供給部7と同じレベルの下位置と、保持した廃タイヤのビード54が挿入フック部22に係合する上位置(図5に示された状態)との間でよって昇降駆動される。タイヤ保持部11の前端部は、下位置で支柱19で支持されるようにしてもよい。
【0032】
昇降駆動部31は、レール32間において基台9に設けられた空気シリンダーや油圧シリンダーや電気シリンダー等の伸縮シリンダーから構成されるが、ラックと駆動ピニオンの組合わせ等も採用される。位置確認はリミットスイッチや近接スイッチ等の各種センサーで行なうことができる。
【0033】
タイヤ保持部11の側板12と前板14については、若干の寸法差がある廃タイヤ5を適用するにはよいが、軽自動車と普通自動車と大型車との間でタイヤに大幅な寸法差あるので、廃タイヤ5の寸法に応じて側板12と前板14との位置がフレームFごと調節できる構造とするのが好ましい。
【0034】
底板13は、廃タイヤの破砕機械110の供給口ホッパー111の上方に配置されて、ビード54除去後の廃タイヤ5を落下させるためにフレームFに対して蝶番13aを介して開閉できる構造にされ、閉じた状態では廃タイヤ5を前板14に当てて安定させるように前側に若干傾斜摺るようにされている。
【0035】
底板13の開閉駆動部35は、図示のように空気シリンダーや油圧シリンダーや電気シリンダー等の伸縮シリンダーの他に、回転シリンダーからも構成され、さらに底板13を進退作動爪で下から支持しておいて爪を後退させて廃タイヤ重量で開放して落下させ、スプリングで閉鎖させて爪を進出して再度支持させる方式等も採用できる。ビード除去後の廃タイヤ5を2軸剪断式破砕機110の供給口ホッパー111へ供給するのは、離れている場合には勿論傾斜案内路のシュートやコンベヤ等の各種搬送手段を介して行うこともできる。
【0036】
各側板12には、この保持部11によって保持された廃タイヤ5のホイールリム用開口部53から下方ビード54に亘って上下に長い縦長スロット15が形成されている。縦長スロット15の幅は、フック本体21がビードワイヤー54を引き出すことができる寸法(ビードワイヤーの太さの2倍の寸法とフック部22の幅寸法との合計より若干大きい寸法)に設定されており、フック本体21のフック部22がビード54に係合してそれを引き出してくる際に最初の切口をビード54に形成する剪断作用が強化され、引き続きスムースな引き抜き作用が継続されるようになっている。
【0037】
フック本体21のフック往復手段25は、フック部22が完全に廃タイヤ5のホイールリム用開口部53内に挿入される伸長位置とビード54の引き抜きが完了する収縮位置との間でフック本体21を往復駆動するもので、基台9に搭載板26を介して固定された比較的力の強い油圧シリンダーで構成されている。位置確認は、同様にリミットスイッチや近接スイッチ等の各種センサーで行われるが、引き抜きの完了は、ビード54にワイヤー55が入っていてほとんど伸びないので負荷センサーで検出することもできる。
【0038】
フック部22は、ほぼ直角に下方に屈曲されているが、垂線に対して45度位まで内側に屈曲していてもよい。またフック部22のビード54への食い込みを良くするために、内側方向に若干テーパを成したテーパ部が設けられたり、削ぎ面22aが設けられる。
【0039】
この実施例のビードワイヤー除去装置10の動作について、先ずゲート7bを開いて、廃タイヤ供給部7からタイヤ保持部11に廃タイヤ5を一個供給し、左右の両フック本体21のフック往復手段25を伸長作動させてフック部22を縦長スロット15から廃タイヤホイールリム用開口部53内に挿入する。次に、昇降駆動部31を上昇作動させて図6に示すようにフック部22をビード54に係合させてから、フック往復手段25を収縮作動させる。
【0040】
この収縮作動により、図7(a)(b)に示すようにビード54が、廃タイヤ5から引きちぎられ、引き抜きが完了するとフック部22が下に屈曲しているために引きちぎられた輪状のビード54及びビードワイヤー55は受け入れ部50に自動的に落下する。次に、開閉駆動部35を開作動させてビード54が除去された廃タイヤ5を粗砕用破砕機110のホッパー111内に落下させる。その後に、昇降駆動部31を下降作動させ、開閉駆動部35を閉作動させる。その際に、これら下降作動と閉作動を同時に行ってもよい。
【0041】
別の実施形態のビードワイヤー除去装置は、タイヤ保持部11を固定し、フック部22をビード54に係合させる昇降駆動をフック往復手段25の搭載板26を介して行うものである。この形態においては、図示しないが、タイヤ保持部11は、廃タイヤ供給部7と同じレベルで基台9上に固定されているのに対して、フック往復手段25の搭載板26は、基台9上のレールに昇降可能に搭載されている。この場合の昇降駆動部は、出力軸を搭載板26に結合し、基台9上に搭載された上述のようなシリンダーから成っている。
【0042】
さらに別の実施形態の廃タイヤのビードワイヤー除去装手段は、タイヤ保持部11とフック往復手段25の搭載板26とを固定し、挿入されたフック部22にビード54を係合させる昇降駆動をタイヤ搬送装置のクレーンによって行う。この形態では、底板13の開閉駆動部とタイヤ保持部11の昇降駆動部を省いている。
【0043】
クレーンの場合は、廃タイヤ5の上部をクレーンより垂下されたグリップ爪で把持してフック部22にビード部5aを係合させる昇降駆動の他に、ビード除去後の廃タイヤを別の離れた破砕機110に搬送したり、一時保管する等の次工程作動を行う。この場合、タイヤ保持部11の他の構成やフック往復手段25は、上記の実施例と同じでよい。さらに、上記の実施例で採用した底板13の開閉構造に代えて、前板14を開閉可能な構造にすることもでき、ビード除去後の廃タイヤを開いた前板14から直接、また、は傾斜シュートを経て破砕機110の供給口ホッパー111に導く構成をとることができる。
【0044】
剪断式破砕機110は、図8に示すように、この例では、2軸剪断式破砕機を使用して、供給口ホッパー111を頂部のほぼ全域に設けたケーシング112の内部に間で上から下に噛み込むように回転駆動される2軸の剪断ロータ113、114と、ケーシング内壁112aから突設された固定刃115、116と、底部に固定刃を兼ねた格子117とを含む。
【0045】
剪断ロータ113、114は、左右のものが互いに噛み合うように軸方向にずらして軸に搭載されたディスクの周囲に剪断刃113a、114aを備えている。各内壁112aに交互に配列された大小の固定刃115、116と、また固定刃を兼ねた格子117とは、剪断刃113a、114aに対して刃先が互いに接近するように取り付けられている。
【0046】
剪断式破砕機110によって粗砕された破片P1は、コンベヤC1によって次の第1の切削式破砕機120の供給口ホッパー121へ供給される。破砕機110は2軸剪断式が好ましいが、特にこれに限定されない。
【0047】
第1の切削式破砕機120、と第2の切削式破砕機130とは、ここでは、図9に示すように、1軸切削式破砕機の例を示している。二つの切削式破砕機120、130とは、供給口ホッパー121、131を頂部のほぼ全域に設けたケーシング122、132の内部に一方向に回転駆動される1軸の切削ロータ123、133と、ケーシング内壁122a、132aから突設された固定刃124と134と、底部に固定刃を兼ねた格子126、136と、格子126、136の外周に取り付けられたスクリーン129、139とを有している。
【0048】
切削ロータ123、133は、軸に軸方向に間隔をおいて搭載された星形の板の先端部に切削刃123a、133aを持っている。それら切削刃123a、133aは、各内壁122a、132aの固定刃124、134と、また固定刃を兼ねた格子126、136と刃先が互いに接近するように取り付けられている。
【0049】
第1の1軸切削式破砕機120のスクリーン129は、約30〜50mmの篩目を、また第2の1軸切削式破砕機130のスクリーン139は、約6〜8mmの篩目を有している。これら1軸切削式破砕機120、130の切削作用によって粉砕された細片P3は、コンベヤC3によって次の定量供給機のドラムフィーダ140に供給される。切削式破砕機120、130は、1軸式が好ましいが、2軸式を用いても良い。特に、第1の切削式破砕機120は、2軸切削式破砕機を適用することもできる。
【0050】
ドラムフィーダ140は、ドラム141内に撹拌羽根を有していて細片のブリッジ現象の発生を防止しており、供給螺旋羽根143が、可変速モータM2で供給速度が変えられ、細片P4を、磁選機146を通して、ジグザグ形風力選別機150の上部に定量供給する。
【0051】
風力選別機150は、上端でサイレンサー付きの可変速吸引ブロワー151によって集塵機152とサイクロン153とを経て吸引され、磁選別部155を備えたY字状の下端部の一方の下端開口154から空気A1を吸い込んで内部に風力選別用空気流A1を発生させている。
【0052】
廃タイヤ5に付着していた粉砕回収原料として有害な汚れやゴミやダストは、粗砕や粉砕の過程で分離されて細片P4に混ざっていたものを風力選別機150によって細片P4から分離され、サイクロン153及び集塵機152によって除去される。
【0053】
汚れやゴミの除去された細片P5は、風力選別機150の内部で落下して磁選別部155で磁性物が除去されてから他方の下端部からほぼ一定量づつ傾斜回転横長円筒状篩機160に供給される。
【0054】
傾斜回転式の横長円筒篩機160は、図10に示すように、上の供給口側から下の残部搬出側にかけて約10度に傾斜した架台161上にローラ台162で回転可能に支持された回転ドラム163の内部に内壁から間隔をおいて供給口側から残部搬出側にかけて小サイズから大サイズの複数の篩目サイズの、例えば、0〜2mmサイズと2〜4mmサイズと4〜6mmサイズの3種類のスクリーン164a、164b、164cを内面に配列し、6mmオーバサイズの残部R4の搬出部165を備えている。
【0055】
この篩機160はは、騒音が低くて、比較的低速度の回転で大量の破片を連続的にサイズ別に分級して、粒度別に粉砕回収原料破片R1、R2、R3、R4に分類する。供給口側でドラム162は、その供給口側端部の大きなスプロケットホイール166とチェーン167とを介してモータM3によって回転駆動される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る廃タイヤの粉砕回収工程の前半を示す工程図である。
【図2】 本発明の実施例に係る廃タイヤの粉砕回収工程の図1の工程に続く後半を示す工程図である。
【図3】 本発明の実施例に係る廃タイヤの粉砕回収工程の前半の粉砕回収作業のフローチャートである。
【図4】 本発明の実施形態に係る廃タイヤの粉砕回収工程の図3のフローチャートに続く後半の粉砕回収作業のフローチャートである。
【図5】 本発明の実施例に係る廃タイヤの粉砕回収設備ににおけるビードワイヤー除去装置の斜視図である。
【図6】 本発明の実施例におけるビードワイヤー除去装置におけるフック本体のフック部とビード部の拡大断面図(a)とフック部先端の断面図(b)である。
【図7】 ビードワイヤー除去装置においてビードワイヤー引き抜きを示す外観図で、(a)は、ワイヤーの引き抜きの初期の状態と、(b)は引き抜かれたワイヤーの状態を、それぞれ示す。
【図8】 本発明の実施例に係る廃タイヤの粉砕回収設備の粗砕手段に使用する2軸剪断式破砕機の横断面図である。
【図9】 本発明の実施例に係る廃タイヤの粉砕回収設備に使用した粉砕手段の1軸切削式破砕機の横断面図である。
【図10】 本発明の実施例に係る廃タイヤの粉砕回収設備の篩手段の傾斜回転横長円筒状篩機の一部切り欠き正面図である。
【符号の説明】
1 廃タイヤの粉砕回収設備
5 廃タイヤ
7 廃タイヤ供給部
7a 受け板
11 タイヤ保持部
12 側板
13 底板
14 前板
15 縦長スロット
21 フック本体
22 フック部
25 フック往復手段
31 昇降駆動手段
35 底板開閉駆動部
54 ビード部
55 ビードワイヤー
71 側板
110 粗砕手段
111 供給口ホッパー
120 粉砕手段
130 粉砕手段
150 風力選別機
151 吸引ブロワー
152 集塵機
153 サイクロン
155 磁選別部
160 傾斜回転の横長円筒状篩機
Claims (7)
- 供給された廃タイヤからビードワイヤーを除去するビードワイヤー除去手段と、該ビードワイヤー除去手段から供給されたワイヤー除去廃タイヤを粗い破片に破砕する粗砕手段と、粗砕手段から供給された粗い破片を細かな破片に粉砕する粉砕手段と、粉砕手段からの細い破片を複数のサイズの回収破片に篩分けする篩手段と、から成る廃タイヤを粉砕して回収する設備であって、
ビードワイヤー除去手段が、廃タイヤを支持するタイヤ保持部と、該タイヤ保持部のタイヤ側面支持用の側板に開口した開口部から出し入れ自在に挿入するフック部を先側に備えたフック本体と、該フック部をタイヤビード部に係合させ、該フック本体を後退させて、ビードワイヤーをビード部から開口部を通して引き抜くフック往復手段と、を含む廃タイヤの粉砕回収設備において、
上記粉砕手段と上記篩手段との間に上記粉砕手段から破片の供給を受ける定量供給機と、該定量供給機から破片の定量供給を受ける風力選別機とが設けられており、該風力選別機の風力発生部の吸引ブロワーの前に集塵サイクロンが設けられていることを特徴とする廃タイヤの粉砕回収設備。 - 上記タイヤ保持部は、その後部に、傾斜して廃タイヤを一個づつ該タイヤ保持部に供給するゲートを備えた廃タイヤ供給手段に連通して成る請求項1に記載の設備。
- 上記タイヤ保持部の底板が、開閉駆動可能にされて、粗砕手段の廃タイヤ供給ホッパー若しくは該ホッパーへの案内手段の上方に配置される請求項1 又は2に記載の設備。
- 上記廃タイヤ供給手段は、廃タイヤを輸送するベルトコンベヤの終端直下に設けられており、ベルトコンベヤにより搬送されてくる廃タイヤを順次転動可能に立てる受け板と、該受け板を上記ベルトコンベヤ終端から遠い側に備えると共に底面が上記タイヤ保持手段の側が低くなるように傾斜し、上記受け板で立てられた複数のタイヤを上記底面上で転動可能な状態で間に一時保管する平行立設した一対の側板と、本廃タイヤ供給部の先側に設けられ、上記タイヤ保持手段との間に廃タイヤを一旦停止させるが、供給時には開いて一個づつタイヤを転動させて上記タイヤ保持手段に供給するゲートとを有している請求項2に記載の設備。
- 粉砕手段が、約30〜50mmφのスクリーンを備えた第1の切削式破砕機と、約6〜8mmφのスクリーンを備えた第2の切削式破砕機と、を含む請求項1に記載の設備。
- 篩手段が、供給口側から残部搬出側にかけて小サイズから大サイズの複数の篩目サイズの横長円筒状スクリーンを内面に配列して傾斜回転させる横長円筒型篩機を含む請求項1に記載の設備。
- 上記風力選別機は、上下にジグザク形状を成し、その上端の上記吸引ブロワーによってそのY字状の下端部の一方開口から空気を吸い込むと共に他方開口から上記吸引ブロワーの排気を吸い込んで内部に下から上に流れる風力選別空気を発生させている請求項1に記載の設備。
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