JP3722935B2 - 水中ポンプ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、土木、建築等の工事現場における貯留水、湧水等の給排水のため、あるいは、農業用水、家庭用水等の簡易給排水のために使用される水中ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】
工事現場において、貯留水等を給排水するために使用される水中ポンプは、通常、ポンプケーシング内のポンプ室に配置された羽根車を、ポンプケーシングの上側に配置されたモーターによって回転させることによって、流体をポンプ室内に吸引し、吸引した流体を、羽根車の回転による遠心力によってポンプ室から流出させるようになっている。ポンプ室から流出された流体は、例えば、モーターと外側ケーシングとの間に形成された流出路を通って、外側ケーシングの上面に設けられた吐出口から吐出されるようになっている。
【0003】
モーターの軸心部を挿通するローターシャフトの下端部は、ポンプケーシング内に進入しており、その下端部に羽根車が取り付けられている。
【0004】
従来、水中ポンプのケーシングは、鋳鉄によって構成されており、重量が重くて、持ち運びに不便であり、しかも、砂等が混入した水をポンプケーシング内に吸引すると、磨耗が激しく、長期にわたって安定的に使用することができないという問題があった。このために、最近では、水中ポンプを軽量化すると共に、長期にわたって安定的に使用し得るように、ポンプケーシングおよび羽根車を、軽量でしかも耐磨耗性に優れた硬質ゴムによって製造した水中ポンプが開発されている。
【0005】
このように、ポンプケーシングを硬質ゴムによって製造する場合には、鋳物のように、中子を使用した型抜きができないために、通常、下面が開放された円筒形状に形成されて、開放された下面を、硬質ゴムによって構成されたサクションカバーによって覆う構成になっている。サクションカバーの中心部には、ポンプケーシング内に流体を吸引するための吸引口が設けられており、ポンプケーシング内に配置された羽根車の回転によって、吸引口を通ってポンプケーシング内に流体が吸引される。
【0006】
このように、弾性を有する硬質ゴムによって構成されたポンプケーシングおよびサクションカバーは、軽量であり、耐磨耗性に優れているために、耐久性は著しく向上する。
【0007】
しかしながら、このような構成の水中ポンプでは、サンクションカバーが硬質ゴムによって構成されているために、ポンプ運転時、ポンプケーシング内における吸引口付近の圧力が変化することによって、サクションカバーがポンプケーシング外側あるいは内側に撓んだ状態になるおそれがある。
【0008】
このようなサクションカバーの撓みを防止するために、サクションカバーの下面に、板金製のサクションプレートを突き合わせて、一体化することが行われている。このサクションプレートは、サクションカバーの下面全体を覆う円板状に構成されており、その中心部に、吸引口とは同心状態になる貫通孔が設けられている。そして、サクションプレートにおける貫通孔の周囲が、サクションカバーにおける吸引口の周囲に係合されている。板金製のサクションプレートは、硬質ゴム製のサクションカバーよりも撓みにくくなっており、従って、サクションカバーにおける吸引口の周囲が、サクションプレートに係合されていることにより、その部分がポンプ室内に撓むことが抑制される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ポンプケーシング内に流入する流体量が増加すると、ポンプケーシング内における吸引口付近の圧力が低下し、ポンプケーシングの内部に面したサクションカバーの上面と下面との間に大きな圧力差が生じる。これにより、サクションカバーにおける吸引口の周囲には、ポンプケーシング内に吸引される大きな力が加わる。このような状態になると、サクションカバーにおける吸引口の周囲と、サクションプレートにおける貫通孔の周囲との係合状態がはずれて、サクションカバーにおける吸引口の周囲がポンプケーシング内に撓むおそれがある。
【0010】
サクションカバーがポンプケーシング内に撓んだ状態になると、その撓んだ部分がポンプケーシング内の羽根車に接触して、羽根車やサクションカバーが破損したり、羽根車の回転が阻害されてモーターが焼損するおそれがある。
【0011】
本発明は、このような問題を解決するものであり、その目的は、弾性体によって構成されたサクションカバーにおける吸引口の周囲が、ポンプケーシング内に撓むことを確実に防止することができ、従って、サクションカバーや羽根車が損傷するおそれがなく、また、モーターの焼損も防止することができる水中ポンプを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載された本発明の水中ポンプは、垂直に配置されたモーターの下側に、そのモーターにおけるローターシャフトの下端部が進入するように、下面が開放された円筒状のポンプケーシングが取り付けられており、ポンプケーシング内に位置するローターシャフトの下端部に羽根車が取り付けられた水中ポンプにおいて、前記ポンプケーシングの下面が、弾性体によって中心部に吸引口を有する円板状に構成されたサクションカバーによって覆われるとともに、このサクションカバーの下面に板金によって中心部に貫通孔を有する円板状に構成されたサクションプレートが突き合わされて一体的に取り付けられており、そのサクションカバーの吸引口の周縁部に、上下方向に貫通する複数の圧力バランス孔が設けられていることを特徴とする。
【0013】
請求項2に記載された本発明の水中ポンプは、前記サクションプレートに、上下方向に貫通する複数の圧力バランス孔が設けられている。
【0014】
請求項3に記載された本発明の水中ポンプは、前記サクションカバーおよびサクションプレートに設けられたそれぞれの圧力バランス孔同士が整合状態で設けられている。
【0015】
請求項4に記載された本発明の水中ポンプは、垂直に配置されたモーターの下側に、そのモーターにおけるローターシャフトの下端部が進入するように、下面が開放された円筒状のポンプケーシングが取り付けられており、ポンプケーシング内に位置するローターシャフトの下端部に羽根車が取り付けられた水中ポンプであって、前記ポンプケーシングの下面が、弾性体によって中心部に吸引口を有する円板状に構成されたサクションカバーによって覆われるとともに、このサクションカバーの下面に板金によって中心部に貫通孔を有する円板状に構成されたサクションプレートが突き合わされており、そのサクションプレートに、上下方向に貫通する複数の圧力バランス孔が設けられていることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の水中ポンプの実施の形態の一例を示す縦断面図である。この水中ポンプは、上面が閉塞された円筒状の外側ケーシング10と、この外側ケーシング10の内部に、外側ケーシング10とは適当な間隙をあけた状態で配置されたモーター20と、モーター20の下側に取り付けられたポンプケーシング30とを有している。
【0017】
モーター20は、外側ケーシング10に対してほぼ同心状態になった円筒状のステーターケーシング24と、このステーターケーシング24の軸心部を鉛直状態で挿通するローターシャフト21と、このローターシャフト21の外側に一体的に嵌合されたローター22と、ローター22を取り囲むようにステーターケーシング24の内周面に取り付けられたステーター23とを有している。ステーターケーシング24と外側ケーシング10との間の間隙は、上下方向に沿って延びる流出路13になっている。
【0018】
外側ケーシング10の上面には、流出路13に連通する吐出口12が、外側ケーシング10の軸心から偏心した側部に設けられており、この吐出口12を取り囲むホースニップル14が、外側ケーシング10の上面に、上方に突出するように取り付けられている。そして、このホースニップル14にホース(図示せず)が取り付けられるようになっている。
【0019】
ステーターケーシング24の上側は、上部ケーシング25によっておおわれており、その上部ケーシング25内に、コンデンサー等の電気部品が収容されている。
【0020】
モーター20の軸心部に配置されたローターシャフト21の上端部は、軸受け26によって回転可能に支持されている。ローターシャフト21の下端部は、ステーターケーシング24の底面部24aを貫通して下方に延出している。ローターシャフト21の下部は、ステーターケーシング24の底面部24aにおいて軸受け29によって回転可能に支持されている。
【0021】
ステーターケーシング24の底面部24aから延出したローターシャフト21の下端部は、ステーターケーシング24の下側に取り付けられたシールブラケット28を貫通して、ポンプケーシング30内のポンプ室31内に進入している。シールブラケット28はアルミニウムによって構成されており、ステーターケーシング24の底面部24aとは適当な間隔をあけて配置されている。ステーターケーシング24の底面部24aとシールブラケット28との間に位置するローターシャフト21は、メカニカルシール27によって軸封されている。ポンプ室31内に進入したローターシャフト21の下端部には、硬質ゴムによって構成された羽根車51が取り付けられている。
【0022】
ポンプケーシング30は、硬質ゴムによって、上面および下面が開放された円筒状に形成されており、開放された上面に円板状の上面カバー34が嵌合されている。上面カバー34は、シールブラケット28の下面に圧接されている。上面カバー34は、硬質ゴムによって構成されており、その中央部をローターシャフト21が挿通しており、ローターシャフト21がオイルシール28bによって軸封されている。
【0023】
ポンプケーシング30の下面は、中心部に吸引口35aを有する硬質ゴム製のサクションカバー35によって覆われており、サクションカバー35の底面には、板金製のサクションプレート36が取り付けられている。
【0024】
図2(a)はサクションカバー35の底面図、図2(b)は、図2(a)のA−A線における断面図、図2(c)はサクションカバー35の平面図である。弾性体である硬質ゴムによって構成されサクションカバー35の中心部には、吸引口35aが設けられており、また、サクションカバー35の底面には、吸引口35aの周囲を取り囲む円筒状のボス部35bが、下方に突出した状態で設けられている。ボス部35bの外周面には、サクションカバー35の底面に沿って凹溝35cが全周にわたって設けられている。
【0025】
サクションカバー35には、ボス部35bを取り囲むように、上下方向に貫通する6つの圧力バランス孔35dが設けられている。各圧力バランス孔35dは、それぞれ3つずつが、吸引口35aの異なる直径の同心円上に、周方向に等しい間隔をあけて設けられており、一方の同心円上に設けられた3つの圧力バランス孔35dの中間に、他方の同心円上に設けられた3つの圧力バランス孔35dが位置している。また、サクションカバー35の周縁部には、周方向に等しい間隔をあけて、3つのボルト挿通孔35eが設けられている。
【0026】
図1に示すように、板金によって円板状に構成されたサクションプレート36は、中心部に貫通孔36aが設けられており、その貫通孔36aが、サクションカバー35のボス部35bに嵌合されて、貫通孔36aの周縁部が、ボス部35bに設けられた凹溝35c内に係合している。サクションプレート36は、サクションカバー35の底面に突き合わされており、サクションカバー35とともに、周方向に等しい間隔をあけて配置された3つのボルト32によって、シールブラケット28に一体的に取り付けられている。各ボルト32は、サクションカバー35の各ボルト挿通孔35e内を挿通している。
【0027】
ポンプケーシング30、サクションカバー35、およびサクションプレート36は、ストレーナー44によって覆われており、このストレーナー44も、サクションプレート36をサクションカバー35とともに、3つのボルト32によって、シールブラケット28に一体的に取り付けられている。
【0028】
このような構成の水中ポンプでは、モーター20の駆動によってローターシャフト21が回転すると、ポンプケーシング30内のポンプ室31内に配置された羽根車51が回転し、ストレーナー44の周面に設けられた多数の透孔、およびサクションカバー35に設けられた吸引口35aを通って、このポンプケーシング30内に流体が流入する。ポンプケーシング30内に流入した流体は、外側ケーシング10とステーターケーシング24および上部ケーシング25との間に設けられた流出路13内に流入する。流出路13内に流入した水は、渦流となって上方へと移動し、外側ケーシング10の上面に形成された吐出口12から吐出される。
【0029】
このとき、硬質ゴムによって構成されたポンプケーシング30の底面を覆う硬質ゴム製のサクションカバー35における吸引口35aの周囲も、ポンプ室31内に吸引される。しかし、硬質ゴム製のサクションカバー35の底面には、板金製のサクションプレート36が突き合わされて、ボルト32によって一体的に取り付けられて、サクションカバー35における吸引口35aの周囲が、サクションプレート36における貫通孔36aの周囲に係合されているために、サクションカバー35における吸引口35aの周囲が、ポンプ室31内に撓むことが防止される。
【0030】
しかも、サクションカバー35には、上下方向に貫通する6つの圧力バランス孔35dが設けられているために、低圧になったポンプ室31内に面するサクションカバー35の上面と下面との間の圧力差が、各圧力バランス孔35dによって解消され、吸引口35aの周囲がポンプ室31内に撓むことが、より確実に防止される。
【0031】
さらに、ポンプ室31内に流入する流体量が増加して、ポンプ室31の内部の圧力が低下し、サクションカバー35における吸引口35aの周囲に、ポンプ室31内に吸引される大きな力が加わるような場合にも、低圧になったポンプ室31内に面するサクションカバー35の上面と下面との間の圧力差が、各圧力バランス孔35dによって解消されるために、吸引口35aの周囲がポンプ室31内に撓むおそれがない。
【0032】
その結果、サクションカバー35における吸引口35aの周囲がポンプ室31内に撓んで、サクションカバー35がサクションプレート36との係合状態が解消され、サクションカバー35の吸引口35aの周囲がポンプ室31内に撓んで羽根車51に接触するようなおそれがない。従って、羽根車51やサクションカバー35が損傷したり、羽根車51が過負荷になることによってモーター20が焼損することが確実に防止される。
【0033】
なお、上記実施の形態では、サクションカバー35に、複数の圧力バランス孔35dを設ける構成であったが、本発明はこのような構成に限るものではなく、例えば、図3に示すように、サクションカバー35に圧力バランス孔を設けることなく、サクションプレート36の貫通孔36aの周囲に、上下方向に貫通する複数の圧力バランス孔36bを設けるようにしてもよい。各圧力バランス孔36bは、吸引口35aの同心円上にそれぞれ配置されている。
【0034】
この場合には、サクションプレート36の各圧力バランス孔36bによって、サクションプレート36の上面と下面との圧力差が解消されるために、サクションプレート36における貫通孔36aの周囲が、ポンプ室31側に撓むことが防止される。従って、このようなサクションプレート36によって、その吸引口35aの周囲が支持されたサクションカバー35は、吸引口35aの周囲がポンプ室31内に撓むことが確実に防止される。
【0035】
また、図4に示すように、サクションカバー35およびサクションプレート36に、それぞれ6つの圧力バランス孔35dおよび36bを設けるようにしてもよい。サクションカバー35に設けられた各圧力バランス孔35dは、それぞれ3つずつが、吸引口35aの異なる同心円上にそれぞれ配置されており、一方の同心円上の3つの各圧力バランス孔35dが、他方の同心円上の3つの各バランス孔35dの中間に位置している。そして、サクションプレート36に設けられた各圧力バランス孔36bは、サクションカバー35に設けられた各圧力バランス孔35dとは相互に整合した状態になっており、サクションカバー35の上面とサクションプレート36の下面とが連通している。
【0036】
このように、サクションカバー35およびサクションプレート36に、6つの圧力バランス孔35dおよび36bが、相互に整合した状態でそれぞれ設けられていることによって、サクションカバー35におけるポンプ室31内に面した上面と、サクションプレート36の下面との圧力差が解消され、サクションカバー35における吸引口35aの周囲がポンプ室31内に撓むことが防止される。
【0037】
さらに、図5に示すように、サクションカバー35およびサクションプレート36に、それぞれ6つの圧力バランス孔35dおよび36bを設ける際に、サクションプレート36に設けられた各圧力バランス孔36bと、サクションカバー35に設けられた各圧力バランス孔35dとが、相互に整合しない状態で配置してもよい。サクションカバー35の各圧力バランス孔35dは、吸引口35aの同心円上にそれぞれ周方向に等しい間隔をあけて配置されており、サクションプレート36の各圧力バランス孔36bは、その同心円とは異なる直径の同心円上にそれぞれ周方向に等しい間隔をあけて配置されている。
【0038】
この場合には、サクションカバー35の上面と下面との圧力差が、各圧力バランス孔35dによって解消され、また、サクションプレート36の上面と下面との圧力差が、各圧力バランス孔36bによって解消されるために、サクションプレート36における貫通孔36aの周囲がポンプ室31内に吸引されるおそれがなく、また、このようなサクションプレート36によって支持されたサクションカバー35自体も上面と下面との圧力差が解消された状態になっているために、吸引口35aの周囲がポンプ室31内に吸引されることが、より一層確実に防止される。さらに、サクションカバー35とサクションプレート36との係合状態が解除されるおそれもない。
【0039】
【発明の効果】
本発明の水中ポンプは、このように、弾性体によって構成されたサクションカバーと、板金製のサクションプレートのいずれか一方、あるいは両方に、上下方向に貫通する圧力バランス孔を設けているために、サクションカバーの上面と下面との間の圧力差、あるいはサクションプレートの上面と下面との間の圧力差が解消されるために、サクションカバーおよびサクションプレートが、ポンプケーシング内に撓むことが確実に防止される。従って、サクションカバーと羽根車の接触によるサクションカバーおよび羽根車が損傷したり、モーターが焼損するおそれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水中ポンプの実施の形態の一例を示す縦断面図である。
【図2】(a)は、その水中ポンプに使用されるサクションカバーの底面図、(b)は、(a)のA−A線における断面図、(c)は、そのサクションカバーの平面図である。
【図3】(a)は、本発明の水中ポンプの実施の形態の他の例におけるサクションカバーおよびサクションプレートの一体化された状態の底面図、(b)は、(a)のA−A線における断面図、(c)は、そのサクションカバーおよびサクションプレートの一体化された状態の平面図である。
【図4】(a)は、本発明の水中ポンプの実施の形態のさらに他の例におけるサクションカバーおよびサクションプレートが一体化された状態の底面図、(b)は、(a)のA−A線における断面図、(c)は、そのサクションカバーおよびサクションプレートが一体化された状態の平面図である。
【図5】(a)は、本発明の水中ポンプの実施の形態のさらに他の例におけるサクションカバーおよびサクションプレートが一体化された状態の底面図、(b)は、(a)のA−A線における断面図、(c)は、そのサクションカバーおよびサクションプレートの一体化された状態の平面図である。
【符号の説明】
10 外側ケーシング
12 吐出口
13 流出路
20 モーター
21 ローターシャフト
22 ローター
23 ステーター
24 ステーターケーシング
25 上部ケーシング
27 メカニカルシール
28 シールブラケット
28b オイルシール
30 ポンプケーシング
31 ポンプ室
32 ボルト
34 上面カバー
35 サクションカバー
35a 吸引口
35b ボス部
35c 凹溝
35d 圧力バランス孔
35e ボルト挿通孔
36 サクションプレート
36a 貫通孔
51 羽根車

Claims (4)

  1. 垂直に配置されたモーターの下側に、そのモーターにおけるローターシャフトの下端部が進入するように、下面が開放された円筒状のポンプケーシングが取り付けられており、ポンプケーシング内に位置するローターシャフトの下端部に羽根車が取り付けられた水中ポンプにおいて、前記ポンプケーシングの下面が、弾性体によって中心部に吸引口を有する円板状に構成されたサクションカバーによって覆われるとともに、このサクションカバーの下面に板金によって中心部に貫通孔を有する円板状に構成されたサクションプレートが突き合わされて一体的に取り付けられており、そのサクションカバーの吸引口の周縁部に、上下方向に貫通する複数の圧力バランス孔が設けられていることを特徴とする水中ポンプ。
  2. 前記サクションプレートに、上下方向に貫通する複数の圧力バランス孔が設けられている請求項1に記載の水中ポンプ。
  3. 前記サクションカバーおよびサクションプレートに設けられたそれぞれの圧力バランス孔同士が整合状態で設けられている請求項2に記載の水中ポンプ。
  4. 垂直に配置されたモーターの下側に、そのモーターにおけるローターシャフトの下端部が進入するように、下面が開放された円筒状のポンプケーシングが取り付けられており、ポンプケーシング内に位置するローターシャフトの下端部に羽根車が取り付けられた水中ポンプであって、前記ポンプケーシングの下面が、弾性体によって中心部に吸引口を有する円板状に構成されたサクションカバーによって覆われるとともに、このサクションカバーの下面に板金によって中心部に貫通孔を有する円板状に構成されたサクションプレートが突き合わされており、そのサクションプレートに、上下方向に貫通する複数の圧力バランス孔が設けられていることを特徴とする水中ポンプ。
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