JP3722135B2 - 無線受信機およびgps受信機 - Google Patents

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のGPS(Global Positioning System)衛星からの電波を受信して現在位置を求めるGPS受信機に関し、特に、その受信電波のマルチパスの影響の度合いを判定でき、しかもその影響を排除した電波を用いて現在位置を求めることができるGPS受信機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、GPS受信機は、GPS受信機自身と3個以上のGPS衛星との各距離を、各GPS衛星からの電波を受信しその到達時間を用いて計算し、その計算結果から現在位置を計算するものである。
ところが、図4に示すように、GPS受信機1の受信位置の近傍にビル2などの電波を反射する大きな物体があると、マルチパスが発生する。すなわち、マルチパスとは、GPS受信機1が、GPS衛星3からの直接波4の他に、そのビル2で反射される反射波5を同時に受信してしまう現象である。
【0003】
このマルチパスに起因して、GPS受信機は、GPS受信機自身とGPS衛星との距離を誤差をもって測定してしまう。その結果、測位結果も誤差を持つ値になるという不具合がある。
このような不具合を解決するため、従来のGPS受信機では、GPS衛星からの受信信号をデジタル的に処理してマルチパスを受けた信号を除外する試みがなされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のように、GPS衛星からの受信信号をデジタル的に処理してマルチパスを受けた信号を除外する方法では、その効果は小さく、その測位精度も低い。
ところで、GPS衛星からの電波は例えば右旋円偏波であり、このような円偏波(楕円偏波)は、ビルなどで反射されると偏波面が変化し、反射を繰り返すと偏波面が乱れて直線偏波になるという性質がある。
【0005】
そこで、本発明の目的は、GPS衛星からの受信電波のマルチパスの影響を確実に判別でき、測位を行う場合には、測位精度が向上できるようにしたGPS受信機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決し本発明の目的を達成するために、各発明は、以下のように構成した。
すなわち、第1の発明は、複数のGPS衛星からの電波を受信して現在位置を求めるGPS受信機において、前記GPS衛星からの電波を受信する右旋円偏波アンテナと、前記GPS衛星からの電波を受信する直線偏波アンテナと、前記両アンテナの両出力信号のレベル差を求め、この求めたレベル差に基づいて前記受信電波のマルチパスの影響の度合いを判定するマルチパス判定処理手段とを備え、前記右旋円偏波アンテナと前記直線偏波アンテナとは、前記右旋円偏波アンテナの直線偏波に対する利得と前記直線偏波アンテナの利得とが同じになるように構成した。
【0010】
第2の発明は、複数のGPS衛星からの電波を受信して現在位置を求めるGPS受信機において、前記GPS衛星からの電波を受信する円偏波アンテナと、前記GPS衛星からの電波を受信する直線偏波アンテナと、前記円偏波アンテナが受信する前記複数のGPS衛星からの各電波に基づいて各GPS衛星ごとの受信信号の第1のレベルをそれぞれ求めるとともに、前記直線偏波アンテナが受信する前記複数のGPS衛星からの各電波に基づいて各GPS衛星ごとの受信信号の第2のレベルをそれぞれ求める信号処理手段と、前記第1の各レベルと、これに対応する前記第2の各レベルとのレベル差をそれぞれ求め、この求めたレベル差に基づいて前記各受信信号のマルチパスの影響の度合いをそれぞれ判定し、この判定結果に基づいてマルチパスの影響の度合いが小さい受信信号を選択する選択手段と、前記選択手段で選択された受信信号に基づいて現在位置を算出する測位計算手段とを備え、前記円偏波アンテナと前記直線偏波アンテナとは、前記円偏波アンテナの直線偏波に対する利得と前記直線偏波アンテナの利得とが同じになるように構成した。
【0011】
このような構成からなる本発明のGPS受信機によれば、GPS衛星からの受信電波のマルチパスの影響を精度良く判別でき、測位を行う場合にはその測位精度が向上できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るGPS受信機の構成を示すが、この第1実施形態は以下のような考え方に基づくものであるので、その考え方について説明する。
【0013】
すなわち、GPS衛星からの電波は例えば右旋円偏波のように円偏波であり、マルチパスの影響を受けた場合には、最初の反射で左旋円偏波に変化し、さらに反射を繰り返すと偏波面が乱れてついには直線偏波になる。
従って、このような右旋円偏波は、マルチパスの影響を受けない場合には、右旋円偏波アンテナで最も効率的に受信される。また、その右旋円偏波がマルチパスの影響を受けていない場合には、右旋円偏波アンテナの直線偏波に対する利得と直線偏波アンテナの利得とが同じであれば、その右旋円偏波を直線偏波アンテナで受信した場合よりも右旋円偏波アンテナで受信した場合の方が受信出力(受信利得)が3dB大きくなる。
【0014】
このため、GPS衛星からの電波がマルチパスの影響を受けずに両アンテナで受信された場合には、上記の両アンテナの両出力間のレベル差は3dBとなる。一方、マルチパスの影響を受けた場合には、その両アンテナの両出力間のレベル差は3dBよりも小さくなる。
そこで、本発明の第1実施形態に係るGPS受信機では、右旋円偏波アンテナと直線偏波アンテナを備え、両アンテナの両出力間のレベル差を求め、この求めたレベル差に基づいて受信電波のマルチパスの影響の度合いを判定し、マルチパスの影響の少ない電波を使用して高い精度で現在位置が求めるようにしたものである。
【0015】
このために、この第1実施形態に係るGPS受信機は、図1に示すように、右旋円偏波アンテナ11と、直線偏波アンテナ12と、アンテナ切換えスイッチ13と、高周波受信部14と、n個の信号処理部15a,15b,・・・・15nと、マルチパス判定処理部16と、参照テーブル17と、測位計算部18とを備えている。
【0016】
右旋円偏波アンテナ11は、複数のGPS衛星からの電波を受信し、その受信に応じた信号を出力するアンテナである。直線偏波アンテナ12は、同様に複数のGPS衛星からの電波を受信し、その受信に応じた信号を出力するアンテナである。
アンテナ切換えスイッチ13は、マルチパス判定処理部16からの指示に基づいて、右旋円偏波アンテナ11または直線偏波アンテナ12のうちのいずれかを選択するスイッチである。このスイッチ13により選択されたアンテナ11、12の出力が高周波受信部14に入力されるようになっている。
【0017】
高周波受信部14は、右旋円偏波アンテナ11または直線偏波アンテナ12が受信した電波に応じて出力される電気信号を増幅、同調、検波し、所望の受信信号を抽出し、この抽出した受信信号を信号処理部15a〜15nにそれぞれ供給するようになっている。
信号処理部15a〜15nは、高周波受信部14からの出力信号により、図示しないn個(例えば8個)のGPS衛星a,b・・・・nからの受信信号をそれぞれ復調し、その各受信信号に含まれる各GPS衛星a,b・・・・nからの情報信号データと各受信信号レベルを求めるようになっている。また、この求めた情報信号データと各受信信号レベルは、一時的にマルチパス判定処理部16に記憶されるようになっている。
【0018】
マルチパス判定処理部16は、右旋円偏波アンテナ11を使用してGPS衛星a,b・・・・nからの各電波の受信時に得られる信号処理部15a〜15nの各受信信号レベルと、直線偏波アンテナ12を使用してGPS衛星a,b・・・・nからの各電波の受信時に得られる信号処理部15a〜15nの対応する各受信信号レベルとの間のレベル差をそれぞれ求め、その結果に基づいてGPS衛星a,b・・・・nからの受信電波のマルチパスによる影響の度合いを判定するようになっている。
【0019】
また、マルチパス判定処理部16は、GPS衛星a,b・・・・nからの各受信電波のマルチパスによる影響の度合いの判定の結果に基づき、受信電波がマルチパスによる影響の度合いの少ないGPS衛星を例えば4つ選択し、この選択したGPS衛星を測位計算部18に通知するようになっている。
参照テーブル17は、後述のように、マルチパス判定処理部16が、GPS衛星a,b・・・・nからの受信電波のマルチパスによる影響の度合いを判定する際のデータが、予め格納されているものである。
【0020】
測位計算部18は、マルチパス判定処理部16から通知された例えば4つのGPS衛星と、この4つのGPS衛星の受信電波に基づいて得られた信号処理部15a〜15nからの情報信号データに基づいて現在位置を計算するようになっている。
次に、このように構成される第1実施形態の動作例について、図1を参照して説明する。
【0021】
まず、アンテナ切換えスイッチ13の接点が図1の位置で動作するので、右旋円偏波アンテナ11の出力が高周波受信部14に入力される。高周波受信部14は、右旋円偏波アンテナ11が受信するGPS衛星からの電波を増幅、同調、検波し、所望の受信信号を抽出し、この抽出した受信信号を信号処理部15a〜15nにそれぞれ供給する。
【0022】
ここで、各GPS衛星は、セシウム原子時計を搭載しており、その時刻情報と軌道上の位置情報を特別のコードで符号化して送信データを作成する。その後、かかる送信データにPSKやQPSK等の狭帯域デジタル変調を施し、さらに各衛星ごとに異なるPN符号を用いて上記の変調出力に拡散変調を行ったのち、これを1575.42〔MHz〕の搬送波を用いて送信する。
【0023】
このため、高周波受信部14からの出力信号の供給を受けた各信号処理部15a〜15nは、各GPS衛星に対応したPN符号を用いてその出力信号に対して逆拡散を行い、各GPS衛星からの送信データを復調する。時系列でみれば、一の時点において1台の信号処理部が1のGPS衛星からの送信データを復調することになる。従って、図1に示す装置構成によれば、同時にn個(例えば8個)の異なるGPS衛星からの送信データを復調できる。
【0024】
このようにして信号処理部15a〜15nにより復調された、n個のGPS衛星a,b・・・・nからの受信信号に含まれる各GPS衛星a,b・・・・nからの情報信号データと各受信信号レベルXa,Xb・・・・Xnは、マルチパス判定処理部16に供給されていったん記憶される。
次に、マルチパス判定処理部16からの指令により、アンテナ切換えスイッチ13の接点が図1の位置とは反対の位置に切り換えられるので、直線偏波アンテナ12の出力が高周波受信部14に入力される。
【0025】
このため、信号処理部15a〜15nは、その直線偏波アンテナ12の出力信号に基づき、GPS衛星a,b・・・・nからの受信信号をそれぞれ復調し、その各受信信号に含まれる各GPS衛星a,b・・・・nからの情報信号データと各受信信号レベルを求め、この求めた情報信号データと各受信信号レベルYa,Yb・・・・Ynは、マルチパス判定処理部16に供給されていったん記憶される。
【0026】
マルチパス判定処理部16は、右旋円偏波アンテナ11に出力に基づく信号処理部15a〜15nの各出力信号レベルXa,Xb・・・・Xnと、直線偏波アンテナ12の出力に基づく信号処理部15a〜15nの各出力信号レベルYa,Yb・・・・Ynとの間のレベル差Δa,Δb・・・・Δnをそれぞれ求め、その結果に基づいてGPS衛星a,b・・・・nからの受信電波のマルチパスによる影響の度合いを判定する。
【0027】
ここで、上記のように、GPS衛星からの電波は、マルチパスの影響を受けずに受信された場合には、上記の両アンテナ11、12の両出力のレベル差は3dBとなる。一方、マルチパスの影響を受けた場合には、その両アンテナ11、12の両出力のレベル差は3dBよりも小さくなる。
そこで、マルチパス判定処理部16は、その事実に基づいてマルチパスの影響の有無を判定する。なお、その判定処理の具体例については、図2を参照して後述する。
【0028】
マルチパス判定処理部16は、さらに、GPS衛星a,b・・・・nからの各受信電波のマルチパスによる影響の度合いの判定の結果に基づき、受信電波がマルチパスによる影響の度合いの少ないGPS衛星を例えば4つ選択し、この選択したGPS衛星を測位計算部18に通知する。
このように、マルチパス判定処理部16によるGPS衛星a,b・・・・nからの受信電波のマルチパスによる影響の度合いの判定、およびその判定の結果に基づいてマルチパスによる影響の度合いの少ない受信電波のGPS衛星を選択する際に、参照テーブル17が参照される。
【0029】
測位計算部18は、マルチパス判定処理部16から通知された例えば4つのGPS衛星と、この4つのGPS衛星の受信電波に基づいて得られた信号処理部15a〜15nからの情報信号データに基づいて現在位置を計算する。
次に、マルチパス判定処理部16の判定処理の具体例について、図2を参照して説明する。
【0030】
この例では、マルチパス処理判定部16が、上記のようにして右旋円偏波アンテナ11に出力に基づく信号処理部15a〜15nからの各受信信号レベルXa,Xb・・・・Xnと、直線偏波アンテナ12の出力に基づく信号処理部15a〜15nからの各受信信号レベルYa,Yb・・・・Ynとの間のレベル差Δa,Δb・・・・Δnをそれぞれ求め、その求めた各レベル差Δa,Δb・・・・Δnについて図2に示すような処理をそれぞれ行う。
【0031】
そこで、以下の説明では、GPS衛星aからの受信電波に基づく信号処理部15aの受信信号レベルXaと受信信号レベルYaによりレベル差Δaを求める場合の処理について、図2を参照して説明する。
ステップS1では、その求めたレベル差Δa=(Xa−Ya)が、2dB以上か否かを判定する。この判定の結果、2dB以上の場合にはステップS2に進み、2dB以下の場合にはステップS4に進む。
【0032】
ステップS2では、受信信号レベルYaが屋外標準値以上か否かが判定される。この判定を行うのは、受信信号レベルYaが屋外標準値以上の場合には、マルチパスの影響が小さいと推定されるからである。
この判定の結果、受信信号レベルYaが屋外標準値以上の場合には、ステップS3に進む。ステップS3では、GPS衛星aの受信電波はマルチパスの影響が少ないとして測位計算に使用すると判断する。従って、この場合には、GPS衛星aの受信電波を復調したデータが、測位計算に使用される。
【0033】
一方、その判定の結果、受信信号レベルYaが屋外標準値以下の場合には、ステップS5に進む。この場合には、GPS衛星aの受信電波はマルチパスの影響が認められ、各種の条件により測位計算に使用できる場合と使用できない場合が経験的に認められる。
このような場合には、各種に条件に応じてGPS衛星aの受信電波が測位計算に使用できるか否かを判定できることが望まれる。このために、各種の条件に応じてGPS衛星aの受信電波が測位計算に使用できるか否かを判定するためのルールが、参照テーブル17に予め記憶されている。
【0034】
そこで、ステップS5では、その参照テーブル17を参照して、GPS衛星aの受信電波が測位計算に使用できるか否かを判定する。
ステップS4では、受信信号レベルXa、Yaがいずれも屋内標準値以下か否かを判定する。この判定の結果、受信信号レベルXa、Yaがいずれも屋内標準値以下の場合には、ステップS6に進む。この場合には、GPS衛星aの受信電波は、マルチパスの影響が大きいとして測位計算に使用しない判断する。従って、この場合には、GPS衛星aの受信電波を復調したデータは、測位計算に使用されない。
【0035】
一方、その判定の結果、受信信号レベルXa、Yaがいずれも屋内標準値以上の場合には、ステップS5に進む。ステップS5では、参照テーブル17を参照して、GPS衛星aの受信電波が測位計算に使用できるか否かを判定する。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
この第2実施形態は以下のような考え方に基づいて完成したものであるので、その考え方についてまず説明する。
【0036】
例えば、GPS衛星からの円偏波を直線偏波アンテナで受信すると、その円偏波の偏波面の回転に伴い、その直線偏波アンテナの出力レベルが変動する性質がある。
このため、直線偏波アンテナを2つ用意し、この両アンテナの長さ方向が同一平面内において直角(90°)になるように配置しておき、その両アンテナの両受信信号レベルの変動をそれぞれ求めることにより、受信電波が円偏波または直線偏波のいずれであるかを判定できる。そして、この結果を用いることにより、受信電波のマルチパスによる影響の度合いを判別できる。
【0037】
そこで、本発明の第2実施形態は、このような考え方に基づいて受信電波のマルチパスによる影響の度合いを精度良く判別するものであり、図3に示すように、1組の直線偏波アンテナ21、22と、アンテナ切換えスイッチ23と、高周波受信部24と、n個の信号処理部25a,25b,・・・・25nと、マルチパス判定処理部26と、測位計算部28とを備えている。
【0038】
1組の直線偏波アンテナ21、22は、複数のGPS衛星からの電波をそれぞれ受信し、その受信に応じた信号を出力するアンテナである。この両アンテナ21、22は、その長さ方向(向き)が同一平面内において直角(90°)になるように配置されている。
アンテナ切換えスイッチ23は、マルチパス判定処理部26からの指示に基づいて、直線偏波アンテナ21または直線偏波アンテナ22のうちのいずれかを選択するスイッチである。このスイッチ23により選択されたアンテナ21、22の出力が高周波受信部24に入力されるようになっている。
【0039】
高周波受信部24は、直線偏波アンテナ21または直線偏波アンテナ22が受信した電波に応じて出力される電気信号を増幅、同調、検波し、所望の受信信号を抽出し、この抽出した受信信号を信号処理部25a〜25nにそれぞれ供給するようになっている。
信号処理部25a〜25nは、高周波受信部24からの出力信号により、図示しないn個(例えば8個)のGPS衛星a,b・・・・nからの受信信号をそれぞれ復調し、その各受信信号に含まれる各GPS衛星a,b・・・・nからの情報信号データを求めるとともに、各受信信号レベルを所定期間にわたって求めるようになっている。また、この求めた情報信号データ、および所定期間の各受信信号レベルは、一時的にマルチパス判定処理部26に記憶されるようになっている。
【0040】
マルチパス判定処理部26は、直線偏波アンテナ21を使用してGPS衛星a,b・・・・nからの各電波の受信時に得られる信号処理部25a〜25nの各受信信号レベルに基づいてその各レベル変動を求めるとともに、直線偏波アンテナ22を使用してGPS衛星a,b・・・・nからの各電波の受信時に得られる信号処理部25a〜25nの対応する各受信信号レベルに基づいてその各レベル変動を求め、この求めた各レベル変動に基づいてGPS衛星a,b・・・・nからの受信電波のマルチパスによる影響の度合いを判定するようになっている。
【0041】
さらに、マルチパス判定処理部26は、GPS衛星a,b・・・・nからの各受信電波のマルチパスによる影響の度合いの判定の結果に基づき、受信電波がマルチパスによる影響の度合いの少ないGPS衛星を例えば4つ選択し、この選択したGPS衛星を測位計算部28に通知するようになっている。
測位計算部28は、マルチパス判定処理部26から通知された例えば4つのGPS衛星と、この4つのGPS衛星の受信電波に基づいて得られた信号処理部25a〜25nからの情報信号データに基づいて現在位置を計算するようになっている。
【0042】
次に、このように構成される第2実施形態の動作例について、図3を参照して説明する。
まず、アンテナ切換えスイッチ23の接点が図3の位置で動作するので、直線偏波アンテナ21の出力が高周波受信部24に入力される。高周波受信部24は、直線偏波アンテナ21が受信する複数のGPS衛星からの電波を増幅、同調、検波し、所望の受信信号を抽出し、この抽出した受信信号を信号処理部25a〜25nにそれぞれ供給する。
【0043】
信号処理部25a〜25nは、高周波受信部24からの出力信号により、GPS衛星a,b・・・・nからの受信信号をそれぞれ復調し、その各受信信号に含まれる各GPS衛星a,b・・・・nからの情報信号データを求めるとともに、各受信信号レベルを所定期間にわたって求める。この求めた情報信号データ、および所定期間の各受信信号レベルは、マルチパス判定処理部26に記憶される。
【0044】
次に、マルチパス判定処理部26からの指令により、アンテナ切換えスイッチ23の接点が図3の位置とは反対の位置に切り換えられるので、直線偏波アンテナ22の出力が高周波受信部24に入力される。
このため、信号処理部25a〜25nは、その直線偏波アンテナ22の出力に基づき、GPS衛星a,b・・・・nからの受信信号をそれぞれ復調し、その各受信信号に含まれる各GPS衛星a,b・・・・nからの情報信号データを求めるとともに、各受信信号レベルを所定期間にわたって求める。この求めた情報信号データ、および所定期間の各受信信号レベルは、マルチパス判定処理部26に記憶される。
【0045】
マルチパス判定処理部26は、直線偏波アンテナ21を使用してGPS衛星a,b・・・・nからの各電波の受信時に得られる信号処理部25a〜25nの各受信信号レベルに基づいてその各レベル変動を求めるとともに、直線偏波アンテナ22を使用してGPS衛星a,b・・・・nからの各電波の受信時に得られる信号処理部25a〜25nの対応する各受信信号レベルに基づいてその各レベル変動を求め、この求めた各レベル変動の大小に基づいてGPS衛星a,b・・・・nからの受信電波のマルチパスによる影響の度合いを判定する。
【0046】
次に、マルチパス判定処理部26は、GPS衛星a,b・・・・nからの各受信電波のマルチパスによる影響の度合いの判定の結果に基づき、受信電波がマルチパスによる影響の度合いの少ないGPS衛星を例えば4つ選択し、この選択したGPS衛星を測位計算部28に通知する。
測位計算部28は、マルチパス判定処理部26から通知された例えば4つのGPS衛星と、この4つのGPS衛星の受信電波に基づいて得られた信号処理部25a〜25nからの情報信号データに基づいて現在位置を計算する。
【0047】
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
上記の第2実施形態は、2つの直線偏波アンテナ21、22を備え、この両アンテナ21、22の長さ方向が同一平面内において直角になるように配置したものであるが、この第3実施形態は、2つの直線偏波アンテナの向きを例えば45°というように、90°未満の状態で同一平面内に配置するようにした。
【0048】
このように2つの直線偏波アンテナの向きを90°未満に配置すると、両アンテナの出力変動の位相差から円偏波の回転方向が判別し、この判別を基づいて受信電波がマルチパスの影響を受けているか否かを判別することができる。
そこで、この第3実施形態では、その両アンテナの出力から出力レベルの変動を求め、その求めた変動の大小に基づいて円偏波の回転方向(左回転または右回転)を判別し、この判別を基づいて受信電波がマルチパスの影響を受けているか否かを判別するマルチパス判定処理部を設けるようにした。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のGPS受信機によれば、GPS衛星からの受信電波のマルチパスの影響を精度良く判別でき、測位を行う場合にはその測位精度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のマルチパス判定処理部の処理動作の具体例を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第2実施形態の構成を示すブロック図である。
【図4】マルチパスを説明する説明図である。
【符号の説明】
11・・・・右旋円偏波アンテナ、12、21、22・・・・直線偏波アンテナ、13、23・・・・アンテナ切換えスイッチ、14、24・・・・高周波受信部、15a〜15n,25a〜25n・・・・信号処理部、16、26・・・・マルチパス判定処理部、17・・・・参照テーブル、18、28・・・・測位計算部

Claims (2)

  1. 複数のGPS衛星からの電波を受信して現在位置を求めるGPS受信機において、
    前記GPS衛星からの電波を受信する右旋円偏波アンテナと、
    前記GPS衛星からの電波を受信する直線偏波アンテナと、
    前記両アンテナの両出力信号のレベル差を求め、この求めたレベル差に基づいて前記受信電波のマルチパスの影響の度合いを判定するマルチパス判定処理手段とを備え、
    前記右旋円偏波アンテナと前記直線偏波アンテナとは、前記右旋円偏波アンテナの直線偏波に対する利得と前記直線偏波アンテナの利得とが同じになるように構成したことを特徴とするGPS受信機。
  2. 複数のGPS衛星からの電波を受信して現在位置を求めるGPS受信機において、
    前記GPS衛星からの電波を受信する円偏波アンテナと、
    前記GPS衛星からの電波を受信する直線偏波アンテナと、
    前記円偏波アンテナが受信する前記複数のGPS衛星からの各電波に基づいて各GPS衛星ごとの受信信号の第1のレベルをそれぞれ求めるとともに、前記直線偏波アンテナが受信する前記複数のGPS衛星からの各電波に基づいて各GPS衛星ごとの受信信号の第2のレベルをそれぞれ求める信号処理手段と、
    前記第1の各レベルと、これに対応する前記第2の各レベルとのレベル差をそれぞれ求め、この求めたレベル差に基づいて前記各受信信号のマルチパスの影響の度合いをそれぞれ判定し、この判定結果に基づいてマルチパスの影響の度合いが小さい受信信号を選択する選択手段と、
    前記選択手段で選択された受信信号に基づいて現在位置を算出する測位計算手段とを備え、
    前記円偏波アンテナと前記直線偏波アンテナとは、前記円偏波アンテナの直線偏波に対する利得と前記直線偏波アンテナの利得とが同じになるように構成したことを特徴とするGPS受信機。
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