JP2009168516A - 測位装置、携帯端末装置及び測位方法 - Google Patents

測位装置、携帯端末装置及び測位方法 Download PDF

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Abstract

【課題】屋内などマルチパス波の影響が大きいエリアで、測位率を高めることができる測位装置、携帯端末装置及び測位方法を提供すること。
【解決手段】携帯電話機100の測位装置150は、LCD表示部110表示面の向き(携帯電話機100の表側)でアンテナ感度が高い第1のGPS用アンテナ121と、その逆方向でアンテナ感度が高い第2のGPS用アンテナ122、スイッチ部151と、屋内/屋外判定部155とを備え、屋内/屋外判定部155は、屋外又は屋内にあることを判定し、屋内にあるときはマルチパス/反射波があると推定してアンテナ切換え信号をスイッチ部151に出力し、スイッチ部151は、第1のGPS用アンテナ121を第2のGPS用アンテナ122に切り換える。
【選択図】図4

Description

本発明は、衛星測位システムの測位衛星信号を迅速に捕捉する測位装置、携帯端末装置及び測位方法に関する。
近年、GPS(Global Positioning System)を代表とするSPS(Satellite Positioning System:衛星測位システム)の受信装置を搭載した車載用ナビゲーション装置やSPS受信機能付き携帯電話装置などのSPS受信装置搭載移動通信端末装置が実用化されている。衛星を利用する測位装置では、通常4個以上の衛星の信号を同時に受信し、搬送波を捕捉して拡散符号を追尾し、スペクトラム逆拡散処理を行って衛星信号から航法データを復調する。また航法データなどを用いて衛星が信号送信した時刻を算出して各衛星毎の擬似距離(衛星信号が測位装置に到達するのに要した時間)を求め、求めた擬似距離に基づいて測位装置の位置を決定する。このGPSの特徴として、移動通信システムにおける基地局との位置関係を考慮することなく、移動端末の絶対的な位置を比較的高精度に求めることができる。
しかし、このGPSを用いた位置検出方法において、マルチパス/反射波があると、時間(距離)精度が低下し、測位精度が低下する。
特許文献1には、マルチパス頻発地域と判定した場合には、信号レベルの低い受信信号を測位計算から除外する現在位置検出装置が記載されている。
特許文献2には、GPS衛星の方向と複数アンテナの指向性を合わせることで受信感度を向上させる技術、また、GPS方向とアンテナ方向ベクトルの内積を評価指標として感度最大になるようにアンテナ指向性の制御を行う技術が開示されている。
特開2001−272450号公報 特開平5−90989号公報
しかしながら、このような従来の測位装置にあっては、マルチパス波を除去するだけの方法であったため、マルチパス信号の多いエリアではGPS測位率が低下する課題がある。
また、GPS衛星の方向と複数アンテナの指向性を合わせる方法では、GPS衛星ごとにアンテナ指向性制御が必要であり、測位時間が長くなる課題がある。さらに、各アンテナ指向性の絶対的方位が既知であることが必要であるため、向きが変化する携帯電話装置などの携帯端末装置では使えない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、屋内などマルチパス波の影響が大きいエリアで、測位率を高めることができる測位装置、携帯端末装置及び測位方法を提供することを目的とする。
本発明の測位装置は、メインディスプレイを有する筐体と、前記メインディスプレイに対向する方向のアンテナ感度が高い第1のSPS用アンテナと、前記メインディスプレイと逆方向のアンテナ感度が高い第2のSPS用アンテナと、SPS信号の受信状態を判定する受信状態判定手段と、前記受信状態の判定結果に基づいて前記第2のSPS用アンテナのアンテナ感度を変えるアンテナ感度制御手段と、を備える構成を採る。
本発明の測位装置は、キー入力手段を有する筐体と、前記キー入力手段に対向する方向のアンテナ感度が高い第1のSPS(Satellite Positioning System)用アンテナと、前記キー入力手段と逆方向のアンテナ感度が高い第2のSPS用アンテナと、SPS信号の受信状態を判定する受信状態判定手段と、前記受信状態の判定結果に基づいて前記第2のSPS用アンテナのアンテナ感度を変えるアンテナ感度制御手段と、を備える構成を採る。
本発明の携帯端末装置は、SPS衛星による測位装置を備える携帯端末装置において、前記測位装置は、上記測位装置である。
本発明の測位方法は、メインディスプレイに対向する方向のアンテナ感度が高い第1のSPS用アンテナと、前記メインディスプレイと逆方向のアンテナ感度が高い第2のSPS用アンテナとの、少なくともいずれか一つによりSPS衛星からのSPS信号を受信するステップと、受信したSPS信号の受信状態を判定するステップと、前記判定結果に基づいて前記第2のSPS用アンテナのアンテナ感度を変える、又は前記第1のSPS用アンテナと前記第2のSPS用アンテナとを切り換えるステップとを有する。
本発明によれば、屋内では端末の下側のアンテナ感度を大きくして、仰角が小さいマルチパス波や反射波を受信しやすくし、屋内などマルチパス波の影響が大きいエリアで測位率を向上させることができる。また、屋外では端末のアンテナ感度を下げることで、マルチパス/反射波の影響を低減して、測位精度を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る測位装置を備える端末の構成を示す図であり、図1(a)はその分解斜視図、図1(b)はその側面図である。本実施の形態は、測位装置として、GPSシステムによる測位機能を備えた携帯端末装置に適用した例である。
図1において、GPSシステムによる測位機能を備える携帯電話機100は、携帯電話機/PHS(Personal Handy-Phone System)などの移動可能な端末であり、携帯ノート型パソコン,PDA(Personal Digital Assistants)などの携帯情報端末でもよい。本実施の形態では、測位機能を備える携帯電話機100が、携帯電話機である場合を例に採る。
携帯電話機100は、無線基地局と無線信号を送受信することによって、図示しない他の携帯電話機や固定電話機あるいは情報サーバと通信を行う。また、4つのGPS衛星のそれぞれから送出されるGPS信号を捕捉し、各GPS信号から情報を抽出することによって測位を行う。このGPS信号は、1,57542GHzの同一の周波数の搬送波に、GPS信号ごとに異なるC/Aコード(Coarse/Acquisition Code)やPコード(Precise CodeもしくはProtected Code)といったPRNコードを重畳したものである。
携帯電話機100は、上筐体101と下筐体102とがヒンジ部103によって回動自在に連結される折り畳み可能な構造を持つ折畳式携帯無線機である。上筐体101及び下筐体102は、絶縁体である樹脂の成型品、例えば非導電性のABS樹脂により構成される。
携帯電話機100は、上筐体101内に、LCD表示部110と、LCD表示部110の下側でLCD表示部110と略平行に配置された上回路基板111と、上回路基板111表側でLCD表示部110に対向配置された第1のGPS用アンテナ121と、上回路基板111裏側に配置された第2のGPS用アンテナ122とを備える。
また、上筐体101は、着信音等を出力するスピーカ112、図示しないサブ画面表示部、画像を撮影するカメラ部などを備え、携帯電話機100の下筐体102には、キー操作部113、マイク114、外部機器と接続するコネクタ部(図示略)などが設けられ、内部に無線回路、制御回路及び情報処理回路等を備えている。
携帯電話機100は、上筐体101内部に、GPSシステムによる測位受信に使用される第1のGPS用アンテナ121と第2のGPS用アンテナ122とを搭載する。第1のGPS用アンテナ121と第2のGPS用アンテナ122は、LCD表示部110に向かう方向とその逆方向とでアンテナ感度がそれぞれ異なる。
第1のGPS用アンテナ121及び第2のGPS用アンテナ122は、GPS衛星からの電波を受信する。
図2は、GPS用アンテナ121,122の感度分布を示す概念図であり、図2(a)は第1のGPS用アンテナ121の感度分布を、図2(b)は第2のGPS用アンテナ122の感度分布をそれぞれ示す。
第1のGPS用アンテナ121は、上回路基板111表側に設置され、LCD表示部110表示面の向き、すなわち携帯電話機100の表側でアンテナ感度が高いアンテナ感度分布を有する。図2(a)では、第1のGPS用アンテナ121が上回路基板111表側でアンテナ感度が高いことを矢印の長さ及び本数で模式的に表している。
また、第2のGPS用アンテナ122は、上回路基板111裏側に設置され、携帯電話機100の裏側でアンテナ感度が高いアンテナ感度分布を有する。図2(b)では、第2のGPS用アンテナ122が上回路基板111裏側でアンテナ感度が高いことを矢印の長さ及び本数で模式的に表している。
図3は、GPS用アンテナ121,122の仰角と利得G[dB]の変化を示す特性図であり、LCD表示部110表示面の正面を0度とした場合のGPS用アンテナ121,122のアンテナ効率の分布を示す図である。図3(a)は第1のGPS用アンテナ121のアンテナ効率の分布を、図3(b)は第2のGPS用アンテナ122のアンテナ効率の分布をそれぞれ示す。
LCD表示部110表示面の正面を0度とすると、LCD表示部110裏側(上回路基板111裏側)は180度、LCD表示部110の水平方向は90度及び270度となる。
図3(a)に示すように、第1のGPS用アンテナ121は、LCD表示部110表示面ではアンテナ効率が高くその背面ではアンテナ効率が低い。例えば、角度90度−270度の場合は、角度0度の場合に比べ利得が約20dB低下する。これとは逆に、図3(b)に示すように、第2のGPS用アンテナ122は、LCD表示部110表示面ではアンテナ効率が低くその背面ではアンテナ効率が高い。例えば、角度0度の場合は、角度180度の場合に比べ利得が約10dB低下する。なお、LCD表示部110の水平方向については、いずれのGPS用アンテナ121,122もアンテナ効率は低い。
このように、携帯電話機100は、第1のGPS用アンテナ121と第2のGPS用アンテナ122とを備え、第1のGPS用アンテナ121は、携帯電話機100の表側でアンテナ感度が高く、第2のGPS用アンテナ122は、携帯電話機100の表側でアンテナ感度が高いアンテナ感度分布を有する。
本実施の形態は、折畳式の携帯電話機100に適用しているため、上筐体101内部の上回路基板111の表と裏にそれぞれ第1のGPS用アンテナ121と第2のGPS用アンテナ122とを設置しているが、これらアンテナの設置箇所や携帯電話機の形状はどのようなものでもよく、第1のGPS用アンテナ121が携帯電話機100の表側でアンテナ感度が高く、第2のGPS用アンテナ122が携帯電話機100の表側でアンテナ感度が高いものであればよい。
本実施の形態に係る携帯電話機100の表側の概念について簡単に説明する。
本実施の形態では、携帯電話機100を手に持ったり机等に置いた場合に、ユーザが携帯電話機100のLCD表示部110面を上方から下方に向かって見ることを想定している。このため、携帯電話機100の表側とは、ユーザの頭部の遥か上空にあるGPS衛星の方向を指す。したがって、携帯電話機100の表側に設置された第1のGPS用アンテナ121は、GPS衛星がある上空に向かってアンテナ感度が高いことから、屋外で使用することにより測位精度を上げることができる。また、携帯電話機100の裏側に設置された第2のGPS用アンテナ122は、GPS衛星がある上空とは逆の地上に向かってアンテナ感度が高いことから、地上で反射したマルチパス/反射波の受信に適し、屋内で使用することにより測位精度を上げることができる。
図4は、上記携帯電話機100の測位機能部の構成を示すブロック図である。この測位機能部を測位装置150と呼称する。
図4において、携帯電話機100の測位装置150は、第1のGPS用アンテナ121、第2のGPS用アンテナ122、アンテナ感度制御手段であるスイッチ部151、LNA(Low Noise Amp:低雑音増幅部)152、GPS復調回路153、GPS測位処理部154、及び受信状態判定手段である屋内/屋外判定部155を備えて構成される。
スイッチ部151は、屋内/屋外判定部155からのアンテナ切換え信号を基に第1のGPS用アンテナ121と第2のGPS用アンテナ122を切り換える。
LNA152は、スイッチ部151により切り換えられたGPS用アンテナの受信信号を増幅する。
GPS復調回路153は、GPS信号をサーチするとともにこれを捕捉し、GPS信号に含まれる情報を取得する。具体的には、GPS復調回路153は、LNA152により増幅されたGPS信号の衛星を、予め設定されるサーチ周波数を基に衛星サーチを行い、コード同期を行う。なお、GPS信号の捕捉は、4つのGPS衛星の全てについて同様の動作をそれぞれ異なるチャネルで行う。
GPS測位処理部154は、GPS復調回路153により取得された情報を基に測位のための演算を行う。具体的には、GPS測位処理部154は、GPS復調回路153が行った複数チャンネル分のコード同期時のコード位相、周波数、信号レベル等の衛星捕捉情報を基に測位演算を行い、測位結果を出力する。
屋内/屋外判定部155は、SPS信号の受信状態を判定し、これに基づいて、測位装置150を搭載する携帯電話機100が屋外か屋内かを判定する。具体的にはGPS測位処理部154が測位する測位時間の長さを基に、測位装置150を搭載する携帯電話機100が屋外か屋内かを判定する。屋内/屋外判定部155は、測位開始直後は、まず屋外であることを想定してGPS用アンテナを第1のGPS用アンテナ121に切り換えるアンテナ切換え信号をスイッチ部151に出力する。また、屋内/屋外判定部155は、測位時間がある値を超えても測位完了しない場合は、屋内環境に近い状態と推定できるため、GPS用アンテナを第2のGPS用アンテナ122に切り換えるアンテナ切換え信号をスイッチ部151に出力する。このように、屋内/屋外判定部155は、SPS信号の受信状態を判定し、これに基づいて、アンテナ切換え信号をスイッチ部151に出力する。
なお、本実施の形態では、屋内/屋外判定部155は、測位時間の長さを基に屋外/屋内を判定しているが、屋内/屋外判定はどのような方法を採ってもよい。例えば、ユーザ入力により屋内/屋外を指定してもよい。また、測位時間の長さの判定に代えて、あるいは測位時間の長さの判定に併用して、受信信号の受信品質を基に屋内/屋外判定を行うことも可能である。受信信号の受信品質には、例えばCPICH(Common Pilot Channel:共通パイロットチャネル)のEc/No(code domain power)比、RSSI(Received Signal Strength Indicator)がある。
また、本実施の形態では、GPS用アンテナを第2のGPS用アンテナ122に切り換えた場合、次回の測位開始までは第2のGPS用アンテナ122に切り換えたままである。これはユーザがどれだけの時間、屋内に滞在するかを予測することが困難であることによる。ユーザが一旦屋内でGPS測位開始し、その後屋外に出た場合などGPS用アンテナは第2のGPS用アンテナ122に切り換えたままになる。この場合、屋外で使用することを前提とした第1のGPS用アンテナ121を用いていないので、アンテナ感度が低く、ユーザによるGPS測位の再起動が必要になるかもしれない。しかし、ユーザが屋内に滞在し続けている場合に、GPS用アンテナを第1のGPS用アンテナ121に切り換えてしまうと、良好なGPS測位を中断することにもなりかねず不具合の方が大きい。このため、本実施の形態の態様を採用した。タイマにより一定時間計時後に第1のGPS用アンテナ121へ切り換える、またユーザ入力によりGPS用アンテナを切り換えることも可能である。
以下、上述のように構成された測位装置150を備える携帯電話機100の動作を説明する。
図5は、本発明の基本的な考え方を説明する図である。
図5に示すように、測位装置150を備える携帯電話機100が、屋内160でGPS測位開始状態にある場合(携帯電話機100の上筐体101が開状態にある場合)、携帯電話機100の下側(裏側)にマルチパス/反射波を受けることに着目した。すなわち、端末下側感度を高くすることで、屋内で仰角が低く入射するマルチパス/反射波を受けやすくなる。
本実施の形態では、GPS測位において、端末下側(裏側)のアンテナ効率が異なる2つのモード(AモードとBモード)を設ける。
図6は、AモードとBモードの切り換えを説明する図である。
図6(a)は、屋外環境にある端末の衛星からの受信状況を、また図6(b)は、屋内環境にある端末の衛星からの受信状況を模式的に示し、屋外/屋内環境に応じて切換えられることを示す。図6(c)は、図6(a)の屋外環境において切り換えられるAモードのアンテナ感度を、また図6(d)は、図6(b)の屋内環境において切り換えられるBモードのアンテナ感度を模式的に示し、各モードが屋外/屋内環境に応じて切換えられることを示す。
GPS測位において、携帯電話機100の下側(裏側)のアンテナ効率が異なるAモードとBモードがある。Bモードは、Aモードよりも携帯電話機100の下側(裏側)のアンテナ効率が高い。屋外/屋内環境に応じて、AモードとBモードを切り換える。図6(a)に示すように、屋外では、GPS衛星171からの電波を直接受信し、GPS衛星172からのマルチパス/反射波は除去する。マルチパス/反射波があると、時間(距離)精度が低下し、測位精度が低下する。これを防止して測位精度の向上を図るため、屋外環境では、図6(c)に示すAモードに切り換える。Aモードでは、携帯電話機100の下側(裏側)のアンテナ感度を低下させ、携帯電話機100の表面側のアンテナ感度を高める。本実施の形態では、スイッチ部151が、屋内/屋外判定部155からのアンテナ切換え信号を基に、GPS用アンテナを第1のGPS用アンテナ121に切り換える。
一方、図6(b)に示すように、屋内では、GPS衛星171からの電波を直接受信することはできない。このため、GPS衛星172からのマルチパス/反射波は除去せず、むしろマルチパス/反射波であってもこれを積極的に受信するため携帯電話機100の下側(裏側)のアンテナ効率が高いBモードで動作させる(図6(d)参照)。本実施の形態では、スイッチ部151が、屋内/屋外判定部155からのアンテナ切換え信号を基に、GPS用アンテナを第2のGPS用アンテナ122に切り換える。
従来例では、マルチパス/反射波による信号レベルの低い受信信号を測位計算から一律に除外していた。これでは、屋外など受信環境の良い場所では、測位精度を高めることができるものの、屋内などマルチパス/反射波による信号レベルの低い場所では、測位率が極端に低下してしまう。これに対して、本実施の形態では、GPS衛星172からのマルチパス/反射波であっても有意な受信信号として、積極的に活用して測位率を高めようとする、いままでにない構成となっている。
ここで、スイッチ部151は、屋内/屋外判定部155からのアンテナ切換え信号を基に、屋外ではGPS用アンテナを第1のGPS用アンテナ121に、屋内では第2のGPS用アンテナ122に切り換える。
また、GPS測位開始直後は、Aモードで測位して、測位時間がある値を超えても測位しない場合にBモードに切替える。本実施の形態では、屋内/屋外判定部155は、測位時間がある値を超えても測位完了しない場合は、屋内環境に近い状態と推定し、GPS用アンテナを第2のGPS用アンテナ122に切り換えるアンテナ切換え信号をスイッチ部151に出力する。
測位装置150の測位動作をまとめて説明する。
(1)スイッチ部151は、GPS測位開始直後は、GPS用アンテナを第1のGPS用アンテナ121側にして、測位を開始する。屋外であれば、第1のGPS用アンテナ121だけで測位が完了する。
(2)屋内/屋外判定部155は、測位時間がある値を超えても測位完了しない場合は、屋内環境に近い状態と推定し、GPS用アンテナを第2のGPS用アンテナ122に切り換えるアンテナ切換え信号をスイッチ部151に出力する。スイッチ部151は、屋内/屋外判定部155からのアンテナ切換え信号を基に、第1のGPS用アンテナ121を第2のGPS用アンテナ122に切り換える。第2のGPS用アンテナ122は、携帯電話機100の下側(裏側)のアンテナ効率が高いため、低仰角波や反射波を受けやすいため、測位しやすくなる。
これにより、第1のGPS用アンテナ121で測位できないエリアにおいても測位が可能となる。但し、第2のGPS用アンテナ122は、マルチパス/反射波を含む信号レベルの低い受信信号を受信するため、測位精度は落ちる。このように、本実施の形態の測位装置150は、屋外環境では、Aモードに切り換えて測位精度重視、屋内環境では、Bモードに切り換えて測位率重視となる。
以上詳細に説明したように、本実施の形態によれば、携帯電話機100の測位装置150は、LCD表示部110表示面の向き(携帯電話機100の表側)でアンテナ感度が高い第1のGPS用アンテナ121と、その逆方向でアンテナ感度が高い第2のGPS用アンテナ122、スイッチ部151と、屋内/屋外判定部155とを備え、屋内/屋外判定部155は、屋外又は屋内にあることを判定し、屋内にあるときはマルチパス/反射波があると推定してアンテナ切換え信号をスイッチ部151に出力し、スイッチ部151は、第1のGPS用アンテナ121を第2のGPS用アンテナ122に切り換えるので、屋内では携帯電話機100の下側のアンテナ感度を大きくして、仰角が小さいマルチパス波や反射波を受信しやすくし、屋内でのGPS測位率を向上させることができる。また、屋外では携帯電話機100裏側のアンテナ感度を下げることで、マルチパス/反射波の影響を低減して、測位精度を向上させることができる。
(実施の形態2)
図7は、本発明の実施の形態2に係る測位装置の構成を示すブロック図である。図4と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
図7において、測位装置200は、アンテナ感度制御手段であるスイッチ部210、第1のGPS用アンテナ121の受信信号を増幅するLNA211、及び第2のGPS用アンテナ122の受信信号を増幅するLNA212をさらに備えて構成される。
測位装置200のスイッチ部210は、図4の測位装置150のスイッチ部151に代えて用いられる。他の構成部は、図4と同一である。
本実施の形態では、屋内では、第1のGPS用アンテナ121と第2のGPS用アンテナ122とを両方動作させる。第1のGPS用アンテナ121と第2のGPS用アンテナ122とを接続すると、合成損失が生じる。本実施の形態では、この合成損失を補償するため、LNA211,212を追加している。
このように、本実施の形態によれば、屋内では、第1のGPS用アンテナ121と第2のGPS用アンテナ122とを両方動作させるので、実施の形態1の効果に加えて、屋内で第2のGPS用アンテナ122による受信信号が加わることによりGPS測位率をより一層向上させることができる。すなわち、前記実施の形態1は、屋内判定時にマルチパス/反射波であっても有意な受信信号として、積極的に活用して測位率を高めようとする。本実施の形態は、上記状況で、第1のGPS用アンテナ121を更に受信に加えることでGPS測位率をより向上させる。
(実施の形態3)
図8は、本発明の実施の形態3に係る測位装置の構成を示すブロック図である。図4と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
図8において、測位装置300は、第1のGPS用アンテナ121、第2のGPS用アンテナ122、スイッチ部151、LNA152、GPS復調回路153、GPS測位処理部154、及び受信状態判定手段である屋内/屋外判定部355を備えて構成される。
屋内/屋外判定部355は、SPS信号の受信状態を判定し、これに基づいて、位装置300を搭載する携帯電話機が屋外か屋内かを判定する。具体的には捕捉したGPS衛星の中で仰角aが所定の仰角a0より高い(a>a0)衛星が、ある時間t0を経過しても捕捉できない場合に、屋内環境に近い状態と推定し、GPS用アンテナを第2のGPS用アンテナ122に切り換えるアンテナ切換え信号をスイッチ部151に出力する。このように、屋内/屋外判定部355は、SPS信号の受信状態を判定し、これに基づいて、アンテナ切換え信号をスイッチ部151に出力する。
以下、上述のように構成された測位装置300の動作を説明する。
(1)スイッチ部151は、GPS測位開始直後は、GPS用アンテナを第1のGPS用アンテナ121側にして、測位を開始する。
(2)屋内/屋外判定部355は、捕捉したGPS衛星の中で仰角aが高い(a>a0)衛星が、ある時間t0を経過しても捕捉できない場合に、GPS用アンテナを第2のGPS用アンテナ122に切り換えるアンテナ切換え信号をスイッチ部151に出力する。スイッチ部151は、屋内/屋外判定部355からのアンテナ切換え信号を基に、第1のGPS用アンテナ121を第2のGPS用アンテナ122に切り換える。第2のGPS用アンテナ122は、携帯電話機の下側(裏側)のアンテナ効率が高いため、低仰角波や反射波を受けやすいため、測位しやすくなる。
このように、本実施の形態では、捕捉できたGPS衛星の仰角で屋外か屋内かを判定することで、屋外か屋内かを精度よく判定する可能性がある。屋外か屋内かを精度良く判定できる場合には、実施の形態1の効果、すなわち屋内などマルチパス波の影響が大きいエリアでのGPS測位率と屋外での測位精度をより一層向上させることができる。
(実施の形態4)
図9は、本発明の実施の形態4に係る測位装置の構成を示すブロック図である。図8と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
図9において、測位装置400は、第1のGPS用アンテナ121、第2のGPS用アンテナ122、スイッチ部151、LNA152、GPS復調回路153、GPS測位処理部154、及び受信状態判定手段である屋内/屋外判定部455を備えて構成される。
屋内/屋外判定部455は、SPS信号の受信状態を判定し、これに基づいて、位装置400を搭載する携帯電話機が屋外か屋内かを判定する。具体的には捕捉したGPS衛星の中で仰角aが所定の仰角a0より高い(a>a0)衛星数Nが、ある値N0以下(N0≧N)である場合に、屋内環境に近い状態と推定し、GPS用アンテナを第2のGPS用アンテナ122に切り換えるアンテナ切換え信号をスイッチ部151に出力する。このように、屋内/屋外判定部455は、SPS信号の受信状態を判定し、これに基づいて、アンテナ切換え信号をスイッチ部151に出力する。
以下、上述のように構成された測位装置400の動作を説明する。
(1)スイッチ部151は、GPS測位開始直後は、GPS用アンテナを第1のGPS用アンテナ121側にして、測位を開始する。
(2)屋内/屋外判定部455は、捕捉したGPS衛星の中で仰角aが所定の仰角a0より高い(a>a0)衛星数Nが、ある値N0以下(N0≧N)である場合に、GPS用アンテナを第2のGPS用アンテナ122に切り換えるアンテナ切換え信号をスイッチ部151に出力する。スイッチ部151は、受信状態判定手段である屋内/屋外判定部455からのアンテナ切換え信号を基に、第1のGPS用アンテナ121を第2のGPS用アンテナ122に切り換える。第2のGPS用アンテナ122は、携帯電話機の下側(裏側)のアンテナ効率が高いため、低仰角波や反射波を受けやすいため、測位しやすくなる。
(3)屋内/屋外判定部455は、仰角が高い衛星数NがN0より多く(N>N0)なった場合、GPS用アンテナを第1のGPS用アンテナ121に切り換えるアンテナ切換え信号をスイッチ部151に出力する。スイッチ部151は、屋内/屋外判定部455からのアンテナ切換え信号を基に、第2のGPS用アンテナ122を第1のGPS用アンテナ121に戻す。第1のGPS用アンテナ121は、携帯電話機の表側のアンテナ効率が高く、携帯電話機の裏側のアンテナ感度が低いため、マルチパス/反射波の影響を受け難く、測位精度を高めることができる。
このように、本実施の形態では、高仰角衛星数がある値以下のときに、AモードからBモードへ切り換えることで、実施の形態3で述べた屋外か屋内かの判定精度を高めることができる。これは、屋内などマルチパス波の影響が大きいエリアでのGPS測位率の向上と屋外での測位精度の向上の両立につながる。
上記各実施の形態1〜4に用いられるGPS用アンテナの具体的構成例について説明する。
図10は、GPS用アンテナ121,122の構成を示す図である。第1のGPS用アンテナ121と第2のGPS用アンテナ122は、同一構成を採るため第1のGPS用アンテナ121を代表して示す。
図10に示すように、GPS用アンテナ121は、上回路基板111のパターン121Aにより構成することができる。パターン121Aは、例えば上回路基板111に貼付した板状金属箔などである。
図11は、GPS用アンテナ121,122及びスイッチ部151の構成を示す図であり、図11(a)はGPS用アンテナ121,122及びスイッチ部151の構成図、図11(b)は図11(a)の等価回路図である。
図11(b)は、2つのGPS用アンテナ121,122の切換えを、物理的なスイッチ部151を用いることなく実現する構成を示す。
図11(b)において、第1のGPS用アンテナ121はLNA152に接続され、第2のGPS用アンテナ122は、可変素子122Bを介して接地される構成を採る。
可変素子122Bは、可変インダクタL又は可変コンデンサCからなる。
上記第1のGPS用アンテナ121、第2のGPS用アンテナ122、及び可変素子122Bは、全体として1つのGPS用アンテナ123として機能する。
第2のGPS用アンテナ122の可変素子122Bの(L、C)の定数を可変させることで、GPS用アンテナ123の集中定数を調整し、GPS用アンテナ123のアンテナ指向性を変化させることができる。
なお、上記可変素子122Bを構成する可変インダクタL又は可変コンデンサCに代えて、複数のインダクタL又はコンデンサC及びスイッチを設け、このL又はCの組み合わせをスイッチにより切換えを行ってもよい。
図12は、図11(b)の第2のGPS用アンテナ122の構成を示す図である。
図12に示すように、第2のGPS用アンテナ122は、上回路基板111のパターン122Aにより構成することができる。
以上の説明は本発明の好適な実施の形態の例証であり、本発明の範囲はこれに限定されることはない。
メインディスプレイ又はキー入力手段を有する筐体を持つ携帯端末であればどのような装置にも適用できる。例えば、携帯電話機/PHSは勿論のこと、PDA等の携帯情報端末、ノート型パソコン等の情報処理装置、更には携帯ゲーム機、携帯型AVプレーヤなどにも適用可能である。このような携帯機器に適用した場合、メインディスプレイとキー入力手段のうち、いずれか一つの場合もあり、同様に適用することができる。
上記各実施の形態では、折畳式携帯電話機に適用した例であるが、折畳式でない、いわゆるストレートタイプの携帯電話機に適用してもよい。この場合は、メインディスプレイとキー入力手段は、いずれも端末筐体の表側にあり、第1のSPS用アンテナは、メインディスプレイとキー入力手段に対向する向き、第2のSPS用アンテナはその逆となる。
また、上記各実施の形態では、測位装置、携帯端末装置及び測位方法という名称を用いたが、これは説明の便宜上であり、測位用受信装置、携帯無線機、GPS信号捕捉方法等でもよいことは勿論である。
また、上記携帯無線機を構成する各回路部の種類、数及び接続方法などは前述した実施の形態に限られない。
また、以上説明した測位装置及び測位方法は、この測位装置の測位方法を機能させるためのプログラムでも実現される。このプログラムはコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されている。
本発明に係る測位装置、携帯端末装置及び測位方法は、GPSなどの測位衛星から送出される信号を捕捉する測位装置及び測位システムに有用である。また、この測位装置及び測位方法を搭載する携帯電話機やPHSなどの携帯端末装置などに有用である。また、GPS測位システムだけでなくガリレオシステム、ロシアのGLONASS、米国のWAAS、日本のMSAS、欧州のEGNOSなど同期した複数の変調コードによってスペクトラム拡散された複数の衛星信号が送信される測位システムに広く適用することができる。
本発明の実施の形態1に係る測位装置を備える端末の構成を示す図 上記実施の形態1に係る測位装置のGPS用アンテナの感度分布を示す概念図 上記実施の形態1に係る測位装置のGPS用アンテナの仰角と利得Gの変化を示す特性図 上記実施の形態1に係る測位装置の構成を示すブロック図 本発明の基本的な考え方を説明する図 上記実施の形態1に係る測位装置のAモードとBモードの切り換えを説明する図 本発明の実施の形態2に係る測位装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3に係る測位装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4に係る測位装置の構成を示すブロック図 上記各実施の形態に係る測位装置のGPS用アンテナの構成を示す図 上記各実施の形態に係る測位装置のGPS用アンテナ及びスイッチ部の構成を示す図 上記各実施の形態に係る測位装置の第2のGPS用アンテナの構成を示す図
符号の説明
100 携帯電話機
101 上筐体
110 LCD表示部
113 キー操作部
121 第1のGPS用アンテナ
122 第2のGPS用アンテナ
150,200,300,400 測位装置
151,210 スイッチ部
152,211,212 LNA
153 GPS復調回路
154 GPS測位処理部
155,355,455 屋内/屋外判定部

Claims (13)

  1. メインディスプレイを有する筐体と、
    前記メインディスプレイに対向する方向のアンテナ感度が高い第1のSPS(Satellite Positioning System)用アンテナと、
    前記メインディスプレイと逆方向のアンテナ感度が高い第2のSPS用アンテナと、
    SPS信号の受信状態を判定する受信状態判定手段と、
    前記受信状態の判定結果に基づいて前記第2のSPS用アンテナのアンテナ感度を変えるアンテナ感度制御手段と、
    を備える測位装置。
  2. 前記受信状態判定手段は、屋外又は屋内にあることを判定する請求項1記載の測位装置。
  3. 前記受信状態判定手段は、マルチパスを含む反射波があることを判定する請求項1記載の測位装置。
  4. 前記受信状態判定手段は、測位開始から所定時間経過後に測位が完了しない場合に、受信状態が悪いと判定する請求項1記載の測位装置。
  5. 前記受信状態判定手段は、受信したSPS衛星数が所定以下の場合に、受信状態が悪いと判定する請求項1記載の測位装置。
  6. 前記受信状態判定手段は、受信したSPS衛星の仰角の最大値が所定値以下の場合に、受信状態が悪いと判定する請求項1記載の測位装置。
  7. 前記アンテナ感度制御手段は、前記受信状態の判定結果に基づいて前記第1のSPS用アンテナと前記第2のSPS用アンテナとを切り換える請求項1記載の測位装置。
  8. 前記アンテナ感度制御手段は、前記受信状態が悪い判定結果の場合、前記第2のSPS用アンテナのアンテナ感度を大きくする請求項1記載の測位装置。
  9. 前記アンテナ感度制御手段は、前記受信状態が悪い判定結果の場合、前記第1のSPS用アンテナを前記第2のSPS用アンテナに切り換える請求項1記載の測位装置。
  10. 前記アンテナ感度制御手段は、装置起動時には、前記第1のSPS用アンテナに切り換える請求項1記載の測位装置。
  11. キー入力手段を有する筐体と、
    前記キー入力手段に対向する方向のアンテナ感度が高い第1のSPS(Satellite Positioning System)用アンテナと、
    前記キー入力手段と逆方向のアンテナ感度が高い第2のSPS用アンテナと、
    SPS信号の受信状態を判定する受信状態判定手段と、
    前記受信状態の判定結果に基づいて前記第2のSPS用アンテナのアンテナ感度を変えるアンテナ感度制御手段と、
    を備える測位装置。
  12. SPS衛星による測位装置を備える携帯端末装置において、
    前記測位装置は、請求項1記載又は請求項11に記載の測位装置である携帯端末装置。
  13. メインディスプレイに対向する方向のアンテナ感度が高い第1のSPS用アンテナと、前記メインディスプレイと逆方向のアンテナ感度が高い第2のSPS用アンテナとの、少なくともいずれか一つによりSPS衛星からのSPS信号を受信するステップと、
    受信したSPS信号の受信状態を判定するステップと、
    前記判定結果に基づいて前記第2のSPS用アンテナのアンテナ感度を変える、又は前記第1のSPS用アンテナと前記第2のSPS用アンテナとを切り換えるステップと
    を有する測位方法。
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