JP3720293B2 - 編集装置、編集プログラムおよび編集プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 - Google Patents

編集装置、編集プログラムおよび編集プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、編集装置、編集プログラムおよび編集プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記憶媒体に関し、特に、操作対象を特定するための選択マークを表示する編集装置、編集プログラムおよび編集プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、パーソナルコンピュータなどで作図ソフトウェアを実行することにより、図形を入力したり、入力された図形を変形、配色等の編集することにより、図形を作成することが可能となっている。図形を編集する際には、一般的に編集の対象となる図形を選択し、選択された図形に対して移動、変形、配色等の操作が行なわれる。この場合、選択された図形は、選択されて操作対象となっていることを示すマーク(以下「選択マーク」という)が選択された図形とともに表示される。
【0003】
図14は、従来の図形編集装置における操作対象と選択マークとを示す図である。図14(A)を参照して、直角三角形の操作対象200と、操作対象200を特定するための選択マークとが表わされている。選択マークは、8個の選択マーク要素401で構成されている。選択マーク要素401は、操作対象200に外接する矩形の4つの頂点と、外接矩形の4つの辺の中点とに位置づけられ、それぞれが正方形で表わされている。
【0004】
図14(B)を参照して、直角三角形の操作対象200と、操作対象200を特定するための選択マークとが表わされている。選択マークは、4個の選択マーク要素402で構成されている。選択マーク要素402は、操作対象200に外接する矩形の4つの頂点に位置づけられ、それぞれが円形で表わされている。
【0005】
図14(C)を参照して、直角三角形の操作対象200と、操作対象200を特定するための選択マークとが表わされている。選択マークは、10個の選択マーク要素401,403,405で構成されている。選択マーク要素401は、操作対象200に外接する矩形の4つの頂点と、外接矩形の4つの辺の中点とに位置づけられ、それぞれが正方形で表わされている。選択マーク要素403は、操作対象200の外接矩形の重心に位置づけられる。選択マーク要素405は、選択された操作対象200の方向を示すマークであり、選択マーク要素403の右方向にマーク405が配置される、正方形の形状である。選択マーク要素403と選択マーク要素405とを結ぶ線分404とで、操作対象200が配置されている方向を示す。また、外接矩形の4つの辺も選択マーク要素として表わされている。
【0006】
図14(D)を参照して、直角三角形の操作対象200と、操作対象200を特定するための選択マークとが表わされている。選択マークは、9個の選択マーク要素406,407,408で構成されている。選択マーク要素406は、操作対象200に外接する矩形よりやや大きな矩形の4つの頂点に配置され、それぞれが正方形で表わされている。選択マーク要素406は、選択マーク要素406を頂点とする矩形の4つの辺の中点に位置づけられ、それぞれがひし形で表される。また、選択マーク要素406を頂点とする矩形の4つの辺も選択マーク要素として表わされている。選択マーク要素408は、選択マーク要素406を頂点とする矩形の重心に位置づけられ、円形で表わされる。選択マーク要素406を移動させることにより、選択マーク要素406で定まる矩形の大きさが変形され、この変形に比例して操作対象200の大きさを拡大または縮小することができる。選択マーク要素407を移動させることにより、移動されたマーク407の移動方向にマーク406で定まる矩形が変形され、この変形に比例して操作対象200を伸張または縮小することができる。選択マーク要素408は、操作対象200を回転移動させるためのコマンドを入力する際に選択される。
【0007】
図14(E)を参照して、直角三角形の操作対象200と、操作対象200を特定するための選択マークとが表わされている。選択マークは、9個の選択マーク要素409,410,411とマーク409A,410Aで構成されている。選択マーク要素409は、操作対象200に外接する矩形の4つの頂点に配置され、それぞれが黒色の正方形で表わされている。選択マーク要素410は、操作対象200に外接する矩形の4つの辺の中点に位置づけられ、それぞれが黒色の正方形で表される。選択マーク要素411は、操作対象200の外接矩形の重心に位置づけられ、円形とその中で交差する2本の直線とで表わされる。
【0008】
マーク409Aは、選択マーク要素409に対応して位置づけられ、選択マーク要素409の操作内容を表示する。マーク410Aは、選択マーク要素410に対応して位置づけられ、選択マーク要素410の操作内容を表示する。選択マーク要素409は、操作対象200の拡大および縮小の操作が可能であり、選択マーク要素410は、操作対象200の横方向または縦方向への伸張または縮小の操作が可能であり、マーク411は、操作対象200の回転移動が可能である。
【0009】
選択された操作対象に対して、移動、回転、拡大、縮小等の編集操作を行なうとき、編集操作に応じて操作対象をリアルタイムに移動または変形させると、変形に伴う計算のために、多くのメモリが必要となるとともに、計算量が増大する。コンピュータに十分な量のメモリがなく、処理速度が十分に早くない場合には、使用者が指示する編集操作をリアルタイムに選択された図形に反映させることが困難な場合がある。その際、簡易的な方法として、選択された図形の輪郭を点線などで表示し、使用者が入力した編集操作に応じて選択された図形の輪郭線を移動させる方法が知られている。この方法によれば、編集操作の終了を示すコマンドが入力された時点で、選択された図形を、移動、回転、拡大、または縮小等の操作を反映させる。このため、編集操作が終了するまでは、選択された図形がリアルタイムで移動または変形することなく、選択された図形の輪郭だけが移動または変形するので、メモリ量を少なくし、速い処理速度を要求されることがない。
【0010】
図15は、従来の編集装置における回転移動の操作の流れを説明するための図である。図15(A)を参照して、操作対象200と、4つの選択マーク要素402からなる選択マークとが表わされている。マウス等のポインティングデバイスで、選択マーク要素402のいずれかをドラッグし、選択されたマーク402を移動させる。図15(B)を参照して、マーク402の移動に伴い、操作対象200の輪郭200Aが表示される。輪郭200Aは、点線で表わされる。使用者は、この輪郭200Aを見ながら、操作対象200の移動後の位置を確認することができ、回転移動量を決定することができる。そして、ドラッグされたマーク402がドロップされた時点で、編集操作が終了したものとして、操作対象200が輪郭200Aの位置に移動される。図15(C)は、移動後の操作対象200と選択マーク要素402とを示す。
【0011】
このように、コンピュータの処理能力が低いために、使用者の操作を選択された図形にリアルタイムに反映させることが困難な場合でも、図形を編集する過程を使用者にわかりやすく提示することが可能となっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、選択された図形の輪郭形状を点線などで表示するようにしたとしても、中央演算装置の処理能力やメモリ量が不足する場合がある。特に、近年普及が急速に進んでいる携帯電話などの携帯情報端末では、利用可能なメモリ、中央演算装置の処理能力が著しく制限される場合が多い。このような利用可能なリソースが制限される場合には、従来の図形編集方法をそのまま適用することができない。
【0013】
この発明は上述の問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の1つは、編集操作を容易に確認することが可能な編集装置、編集プログラムおよび編集プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体を提供することである。
【0014】
この発明の他の目的は、計算量を少なくし、メモリコストを低くした編集装置、編集プログラムおよび編集プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するためにこの発明のある局面によれば、編集装置は、表示された図形を特定する指示を受付ける指示受付手段と、指示の受付に応じて、上下方向および左右方向に非対称な選択マークを特定された図形の形状に合わせて生成する選択マーク生成手段と、選択マークを表示する表示手段と、図形を編集するためのコマンドを受付けるコマンド受付手段と、受付けられたコマンドに応じて、図形を編集するのに代えて、選択マークを編集する選択マーク編集手段と、コマンドが編集の終了を示す場合に、図形を編集する図形編集手段とを備える。
【0016】
この発明に従えば、表示された図形を特定する指示が受付けられると、上下方向および左右方向に非対称な選択マークが図形の形状に合わせて生成されて表示される。このため、選択マークを見るだけで、図形が編集前の状態からどのように変化したのかを把握することができる。その結果、編集操作を容易に確認することが可能な編集装置を提供することができる。また、図形を編集するためのコマンドが受付けられると、図形を編集するのに代えて、選択マークが編集され、コマンドが編集の終了を示す場合に、図形が編集される。図形を編集するのに比べて選択マークを編集するほうが、メモリの使用量が少なくなり、計算量も少なくなる。このため、計算量を少なくし、メモリコストを少なくした編集装置を提供することができる。
【0017】
好ましくは、コマンドが編集の終了を示す場合に、選択マークを編集操作が開始される前の状態から編集操作が確定した後の状態に編集する一括操作コマンドを生成する一括操作コマンド生成手段をさらに備え、図形編集手段は、一括操作コマンドに従って、図形を編集する。
【0018】
この発明に従えば、コマンドが編集の終了を示す場合に、選択マークを編集操作が開始される前の状態から編集操作が確定した後の状態に編集する一括操作コマンドが生成されて、図形が編集される。図形を編集するのに比べて選択マークを編集するほうが、メモリの使用量が少なくなり、計算量も少なくなる。このため、図形に対する編集内容が確定するまでの間、計算量を少なくし、メモリコストを少なくした編集装置を提供することができる。
【0019】
好ましくは、選択マーク編集手段は、コマンドに応じて、選択マークの表示形態を異ならせる。
【0020】
この発明に従えば、コマンドに応じて、選択マーク要素の表示形態を異ならせるので、選択マークを見るだけで図形に対する編集内容を確認することができる。
好ましくは、選択マーク編集手段は、コマンドの種類に応じて選択マークの表示形態を異ならせる。
この発明に従えば、コマンドの種類に応じて選択マークの表示形態が異なるので、選択マークを見るだけで、現在操作しているコマンドの種類を認識することができる。
好ましくは、選択マーク編集手段は、コマンドによる変形量に応じて選択マークの表示形態を異ならせる。
この発明に従えば、コマンドによる変形量に応じて選択マークの表示形態が異なるので、選択マークをみるだけで、変形量を認識することができる。
好ましくは、コマンドを入力するための入力手段をさらに備え、選択マーク編集手段は、入力手段の入力指示の回数に応じた変形量で、選択マークを編集する。
好ましくは、コマンドを入力する入力手段をさらに備え、選択マーク編集手段は、入力手段の入力指示の継続時間に比例して回転量を決定するように、選択マークを編集する。
【0021】
好ましくは、選択マークは、指示された図形に外接する矩形の4つの頂点に配置された選択マーク要素の組合せで構成され、1つの頂点に配置される選択マーク要素は、他の頂点に配置される選択マーク要素と形状または色が異なる。
【0022】
この発明に従えば、選択マーク要素の配置を見るだけで、図形の向きを容易に確認することができる。
【0023】
好ましくは、選択マークは、指示された図形の向きを示す線分を含む。
この発明に従えば、操作対象の向きを容易に確認することができる。
【0026】
この発明のさらに他の局面によれば、編集プログラムは、表示された図形を特定する指示を受付けるステップと、受付けられた指示に応じて、上下方向および左右方向に非対称な選択マークを特定された図形の形状に合わせて構成するステップと、選択マークを表示するステップと、図形を編集するためのコマンドを受付けるステップと、受付けられたコマンドに応じて、図形を編集するのに代えて、選択マークを編集するステップと、コマンドが編集の終了を示す場合に、図形を編集するステップとをコンピュータに実行させる。
【0027】
この発明に従えば、コンピュータに実行させることにより、編集操作を容易に確認することが可能な編集プログラムおよび編集プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体を提供することができる。また、実行されるコンピュータにおける計算量を少なくし、メモリコストを少なくした編集プログラムを提供することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、図中同一符号は同一または相当する部材を示し、重複する説明は繰返さない。
【0029】
図1は、本発明の実施の形態の1つにおける編集装置の平面図である。編集装置100は、携帯電話などの携帯情報端末で構成されている。編集装置100は、大きくは、表示部105と、入力部103とを含む。表示部105は、液晶表示装置等のディスプレイである。入力部103は、ファンクションキー140と、表示部105に表示されたポインタを移動させるための方向キー141〜144と、編集操作を決定するための決定キー145と、ダイヤルキー120とを含む。
【0030】
方向キー141〜144は、上方向へポインタを移動させるための上方向キー141と、下方向にポインタを移動させるための下方向キー143と、右方向にポインタを移動させるための右方向キー144と、左方向にポインタを移動させるための左方向キー142とを含む。
【0031】
ファンクションキー140は、編集操作において「クリア」の操作コマンドを入力するためのボタン133と、メモを入力するためのボタン134と、「マナーモード」に設定するためのボタン135とを含む。ボタン134,135は、編集装置100が情報通信端末として機能する場合に用いられる。
【0032】
ダイヤルキー120は、12個のボタンよりなる。使用者は、編集装置100が通信端末として適用される場合には、ダイヤルキー120より通信相手を特定するための番号を入力することができる。
【0033】
図2は、本実施の形態における編集装置100の構成の概略を示す図である。図2を参照して、編集装置100は、編集装置100の全体を制御するための制御部101と、入力部103と、表示部105と、記憶部107とを含む。
【0034】
制御部101は、中央演算装置(CPU)と、CPUで実行するプログラムを記憶するための読出専用メモリ(ROM)と、CPUでプログラムを実行する際に変数等を記憶するために作業エリアとして用いられるランダムアクセスメモリ(RAM)とを含む。
【0035】
入力部103は、方向キー141〜144とダイヤルキー120とを含む。入力部103で入力された信号は、制御部101に送信される。
【0036】
表示部105は、液晶表示装置である。表示部105は、制御部101からの指示に基づき、図形等を表示する。
【0037】
記憶部107は、フラッシュメモリ等の半導体メモリである。記憶部107には、編集の対象となる図形ファイルなどが記憶される。
【0038】
編集装置100は、外部記憶装置109と接続することが可能である。外部記憶装置109は、記録媒体111に記録されたプログラムやデータを読込み、制御部101に送信する。制御部101では、外部記憶装置109で読込まれたプログラムを実行することができる。
【0039】
記録媒体111には、編集プログラムを記録することが可能である。この場合、記録媒体111に記録された編集プログラムが外部記憶装置109で読取られ、制御部101で実行されることになる。
【0040】
記録媒体としては、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(R)ディスクやハードディスク等の磁気ディスク、CD−ROM/MO/MD/DVD等の光ディスク、ICカード(メモリカードを含む)、光カード等のカード系、あるいは、マスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュROM等による半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する媒体であってもよい。
【0041】
また、編集装置100を、インターネットを含む通信ネットワークと接続可能とし、通信ネットワークからプログラムをダウンロードするように流動的にプログラムを担持する媒体としてもよい。なお、このように通信ネットワークからプログラムをダウンロードする場合には、ダウンロード用のプログラムを予め編集装置100に格納しておくか、あるいは、記録媒体111からそのようなダウンロード用プログラムを読込んで実行するようにすればよい。また、記録媒体111に格納されている内容は、プログラムに限定されず、データであってもよい。
【0042】
図3は、本実施の形態における編集装置100の制御部101の機能の概略を示す機能ブロック図である。図3を参照して、制御部101は、入力部103より入力される選択コマンドに従って、選択マークを生成するための選択マーク生成部151と、入力部103から入力される操作コマンドに従って選択マークを編集するための選択マーク編集部152と、入力部103から入力される終了コマンドに応じて選択マーク編集部152が出力する操作コマンドに基づいて一括操作コマンドを生成するための一括操作コマンド生成部153と、一括操作コマンドの受信に応じて選択された図形を編集するための図形編集部154と、画像を記憶するための画像記憶部155とを含む。
【0043】
選択マーク生成部151は、入力部103から入力される選択コマンドの受信に応じて、選択コマンドで特定される図形を画像記憶部155より読出し、その図形に適した選択マークを生成する。選択マークについては、後で詳しく説明する。生成された選択マークは、画像記憶部155に送信され、表示部105に表示される。
【0044】
画像記憶部155は、RAMであり、記憶部107より読出された図形ファイルを記憶する。画像記憶部155に記憶された図形ファイルは、表示部105に表示される。
【0045】
使用者は、表示部105に表示された図形を見て、入力部103で所望する図形を選択する。この選択操作は、方向キー141〜144を用いて、表示部105に表示されたポインタを移動させて、操作対象の図形に合わせた後、決定キー145を押下することにより行なわれる。選択操作により、選択コマンドが入力部103より制御部101に送信される。このとき、選択された図形に関する図形情報が画像記憶部155より選択マーク生成部151に読出される。図形情報としては、その図形の形状と位置が含まれる。また、図形情報として、その図形を装飾するためのハッチング、色情報等も含まれる。
【0046】
選択マーク編集部152は、入力部103より操作コマンドを受信し、選択マーク生成部151より選択マークを受信する。選択マーク編集部152は、操作コマンドに基づいて、選択マークを編集する。操作コマンドとは、選択コマンドにより選択された図形(以下「選択図形」という)に移動、回転、拡大または縮小等の編集を指示するためのコマンドであり、後述するようにダイヤルキー120で指定されるコマンドである。
【0047】
選択マーク編集部152は、操作コマンドで特定される編集操作を、選択マークに対して行なう。編集された選択マークの形状と位置とが、画像記憶部155に送信される。画像記憶部155では、受信した選択マークの位置に選択マークを図形ファイルに記憶する。すると、表示部105に編集後の選択マークが表示される。
【0048】
一括操作コマンド生成部153は、入力部103より終了コマンドを受信し、選択マーク編集部152により操作コマンドを受信する。一括操作コマンド生成部153では、入力部103より終了コマンドを受信するまでの間、選択マーク編集部152から送信される操作コマンドを記憶する。そして、終了コマンドを受信した時点で、それまで記憶した操作コマンドを1つにまとめた一括操作コマンドを生成する。一括操作コマンドは、編集操作の種類、たとえば、移動、サイズ変更(拡大、縮小)、変形(縦拡大、縦縮小、横拡大、横縮小)ごとにまとめられた操作コマンドである。より詳細に説明すると、移動を示す操作コマンドが右方向への移動と上方向への移動の2つの操作コマンドがあった場合には、これらをまとめて、右上方向に一度に移動させる操作コマンドを一括操作コマンドとして生成する。生成された一括操作コマンドは、図形編集部154に送信される。
【0049】
図形編集部154では、一括操作コマンドの受信に応じて、画像記憶部155から選択図形を読出し、受信された一括操作コマンドに従って選択図形を編集する。編集された選択図形は、図形情報として画像記憶部155に送信される。画像記憶部155では、受信した図形情報を記憶する。これにより、表示部105に編集後の選択図形が表示されることになる。
【0050】
図4は、本実施の形態における編集装置100で生成される選択マークの一例を示す図である。図4(A)を参照して、操作対象としての選択図形200と、選択マーク要素201,202,203,204が組合されて構成される選択マークとが表わされている。選択マーク要素201,202,203,204は、選択図形200の外接矩形の4つの頂点に配置される。選択マーク要素201は、黒色の正方形で表わされ、選択マーク要素202,203,204は、白色の正方形で表わされる。
【0051】
選択マークは、選択マーク要素201,202,203,204が選択図形200の外接矩形の頂点に配置され、かつ、選択マーク要素201が、他の選択マーク要素202,203,204と色が異なる。これにより、選択マークは、上下方向および左右方向に非対称になる。選択マーク要素201と選択マーク要素204とは色が異なるために上下方向に線対称でなく、選択マーク要素201と選択マーク要素202とは色が異なるため左右方向に線対称でない。このように、外接矩形の4つの頂点を選択マーク要素とした選択マークは、いずれか1つの選択マーク要素の色を、他の選択マーク要素の色と異ならせることにより、上下方向および左右方向に非対称な選択マークとなっている。なお、ここでは、選択マーク要素201を黒色、選択マーク要素202,203,204を白色としたが、色は、明度に限られず、色相または彩度を異ならせるようにしてもよい。
【0052】
図4(B)を参照して、選択された選択図形200と、4つの選択マーク要素210が組合されて構成される選択マークが表わされている。選択マーク要素210は、直角三角形であり、選択図形200の外接矩形の4つの頂点に配置されている。選択マーク要素210が直角三角形である。したがって、選択マーク要素210は、左右方向および上下方向に非対称な図形である。その結果、4つの選択マーク要素210が組合わせて構成される選択マークは、上下方向および左右方向に非対称な図形である。
【0053】
図4(C)を参照して、選択された選択図形200と、1つの選択マーク要素220および3つの選択マーク要素221が組合されて構成される選択マークとが表わされている。選択マーク要素220は、選択図形200に外接する矩形の左上の頂点に配置され、円形である。3つの選択マーク要素220は、選択図形200に外接する矩形の他の3つの頂点に配置され、正方形である。また、選択マークは、外接矩形の4つの辺が含まれている。外接矩形の辺を表わすことにより、選択図形200が選択されていることをより明確に示すことができる。
【0054】
このように、選択マークは、外接矩形の4つの頂点に配置される選択マーク要素のうち、1つが他の選択マーク要素と形状が異なる。このため、選択マーク要素220と3つの選択マーク要素221とを組合わせて構成される選択マークは、上下方向および左右方向に非対称な形状となっている。
【0055】
図4(D)を参照して、操作対象である選択図形200と、選択マーク要素230,231とが表わされている。選択マークは、矩形の選択マーク要素230と、線分の選択マーク要素231とを含む。選択マーク要素230は、選択図形200の外接矩形と相似で、やや大きな矩形で表わされる。そして、選択マーク要素230は、矩形の頂点に正方形の図形、各辺の中点に菱形の図形を含んでいる。選択マーク要素231は、選択マーク要素230の隣り合う辺の中点を結ぶ線分で表わされる。選択マーク要素230,231とを組合せて構成される選択マークは、上下方向および左右方向に非対称の図形となっている。
【0056】
図4(E)を参照して、操作対象である選択図形200と、選択マーク240とが表わされている。選択マーク240は、選択図形200の外接矩形と相似で、やや大きな矩形の1つの頂点を含む三角形状を削除した形状となっている。このため、選択マーク240は、上下方向および左右方向に非対称な形状となっている。
【0057】
図4に示した選択マークのすべてが、上下方向および左右方向に非対称な形状となっている。このため、選択図形200に対して、回転、反転等の編集操作を行なった場合に、選択マークに対して回転または反転等の編集操作を反映させれば、編集操作後の選択マークを見るだけで、選択図形が正立しているのか、左右方向に反転しているのか、上下方向に反転しているのか、あるいは回転しているのかを、選択図形を見ることなく選択図形の状態を知ることができる。
【0058】
図5は、本実施の形態における編集装置100の入力部103のダイヤルキー120の一例を示す図である。図5を参照して、ダイヤルキー120は、12個のボタン121〜132よりなる。ダイヤルキー120は、編集装置100が、通信情報端末として機能する場合には、ダイヤルキー120の上方に表示された数字を入力するためのスイッチとなり、図形を編集するモードにある場合には、ダイヤルキー120の下方に表示された操作コマンドを入力するスイッチとなる。
【0059】
ボタン121は、数字「1」と「左回転」の操作コマンドとを入力するためのボタンである。「左回転」の操作コマンドは、選択図形を左方向(時計と反対方向)に回転させるための編集操作を入力するためのコマンドである。選択図形の回転量は、ボタン121を押下する回数に応じて決定される。ボタン121を一度押下すると所定の角度だけ選択図形が左方向に回転する。なお、ボタン121が押下されている時間に比例して回転量を決定するようにしてもよい。
【0060】
ボタン122は、数字「2」と「縦拡大」の操作コマンドとを入力するためのボタンである。「縦拡大」の操作コマンドは、選択図形を縦方向に拡大するための編集操作を入力するためのコマンドである。拡大量は、ボタン122を押下する回数に応じて決定される。ボタン122を一度押下すると所定倍率で選択図形が拡大される。なお、ボタン122が押下されている時間に比例して拡大量を決定するようにしてもよい。
【0061】
ボタン123は、数字「3」と、「右回転」の操作コマンドとを入力するためのボタンである。「右回転」の操作コマンドは、選択図形を右方向(時計回り)に回転させる編集操作を入力するためのコマンドである。選択図形の回転量は、ボタン123を押下する回数に応じて決定される。ボタン123を一度押下すると所定の角度だけ選択図形が右方向に回転する。なお、ボタン123が押下されている時間に比例して回転量を決定するようにしてもよい。
【0062】
ボタン124は、数字「4」と、「横縮小」の操作コマンドとを入力するためのボタンである。「横縮小」の操作コマンドは、選択図形を横方向に縮小する編集操作を入力するためのコマンドである。縮小量は、ボタン124を押下する回数に応じて決定される。ボタン124を一度押下すると所定倍率で選択図形が縮小される。なお、ボタン124が押下されている時間に比例して縮小量を決定するようにしてもよい。
【0063】
ボタン125は、数字「5」と、「色変更」の操作コマンドとを入力するためのボタンである。操作コマンド「色変更」とは、選択図形に装飾される色を変更する編集操作を入力するためのコマンドである。ボタン125が押下されると、表示部105に色の候補が表示され、方向キー141,143のいずれかで選択された後、決定キー145が押下されることにより色が決定され、選択された図形に決定された色が付される。また、ボタン125を押下するごとに色を変更するようにしてもよい。
【0064】
ボタン126は、数字「6」と、「横拡大」の操作コマンドとを入力するためのボタンである。「横拡大」の操作コマンドは、選択図形を横方向に拡大する編集操作を入力するためのコマンドである。拡大量は、ボタン126を押下する回数に応じて決定される。ボタン126を一度押下すると所定倍率で選択図形が拡大される。なお、ボタン126が押下されている時間に比例して拡大量を決定するようにしてもよい。
【0065】
ボタン127は、数字「7」と、「上下反転」の操作コマンドとを入力するためのボタンである。「上下反転」の操作コマンドは、選択図形を上下方向に反転させる編集操作を入力するためのコマンドである。「上下反転」の編集操作により、選択図形が、選択図形の外接矩形の重心を通り水平な直線に線対称な図形に変更される。
【0066】
ボタン128は、数字「8」と、「縦縮小」の操作コマンドとを入力するためのボタンである。「縦縮小」の操作コマンドは、選択図形を縦方向に縮小させる編集操作を入力するためのコマンドである。縮小量は、ボタン128を押下する回数に応じて決定される。ボタン128を一度押下すると所定倍率で選択図形が縮小される。なお、ボタン128が押下されている時間に比例して縮小量を決定するようにしてもよい。
【0067】
ボタン129は、数字「9」と、「左右反転」操作コマンドとを入力するためのボタンである。「左右反転」の操作コマンドは、選択図形を左右方向に反転させる編集操作を入力するためのコマンドである。「左右反転」の編集操作により、選択図形が、選択図形の外接矩形の重心を通り垂直な直線に線対称な図形に変換される。
【0068】
ボタン130は、編集装置100が情報通信端末として機能する場合にのみ用いられ、記号「*」を入力するためのボタンである。
【0069】
ボタン131は、数字「0」と、「選択切替」の操作コマンドを入力するためのボタンである。「選択切替」の操作コマンドは、選択図形を切替えるための編集操作を入力するためのコマンドである。ボタン131が押下されると、現在選択されている図形が選択対象から解除され、次の図形を選択することが可能となる。図形の選択は、方向キー141〜144でカーソルが合わせられた後、決定キー145が押下されることにより行なわれる。
【0070】
ボタン132は、情報通信端末として機能する場合に記号「♯」を入力するためのボタンである。
【0071】
なお、決定キー145は、「終了」の操作コマンドを入力するためのキーとしても用いられる。「終了」の操作コマンドは、選択図形に対し操作を終了する編集操作を入力するめのコマンドである。
【0072】
図5に示した操作コマンドの割当ては一例であり、編集装置100で実行するアプリケーションによっては、ダイヤルキー120への操作コマンドの割当てを異なるようにしてもよい。図6は、本実施の形態における編集装置100の入力部103のファンクションキー140およびダイヤルキー120の一例を示す別の図である。図6を参照して、ファンクションキー140は、「クリア」または「削除」の操作コマンドを入力するためのボタン133と、メモを入力するためのボタン134と、「マナーモード」に設定するためのボタン135とを含む。
【0073】
ボタン133は、編集装置100が編集機能を実行する場合に、選択された図形を削除する場合に用いられる。
【0074】
ボタン134は、編集装置100が情報通信端末として用いられる場合に用いられ、音声を記録する場合に用いられるボタンである。
【0075】
ボタン135は、編集装置100が情報通信端末として用いられる場合は、「マナーモード」に設定する場合に用いられるボタンである。また、ボタン135は、編集装置100が編集処理を実行する場合には、「選択切替」の操作コマンドを入力するためのボタンである。「選択切替」の操作コマンドは、選択図形を切替えるための編集操作を入力するためのコマンドである。ボタン131が押下されると、現在選択されている図形が選択対象から解除され、次の図形を選択することが可能となる。図形の選択は、方向キー141〜144でカーソルが合わせられた後、決定キー145が押下されることにより行なわれる。
【0076】
ボタン121は、数字「1」と「上下反転」の操作コマンドとを入力するためのボタンである。
【0077】
ボタン122は、数字「2」と「縦拡大」の操作コマンドとを入力するためのボタンである。拡大量は、ボタン122を押下する回数に応じて決定される。ボタン122を一度押下すると所定倍率に決定される。なお、ボタン122が押下されている時間に比例して拡大量を決定するようにしてもよい。
【0078】
ボタン123は、数字「3」と、「等拡大」の操作コマンドとを入力するためのボタンである。「等拡大」の操作コマンドは、選択図形を横方向および縦方向に同じ倍率で拡大する編集操作を入力するためのコマンドである。拡大する倍率は、ボタン123を押下する回数に応じて決定される。ボタン123を一度押下すると所定倍率に決定される。なお、ボタン123が押下されている時間に比例して拡大する倍率を決定するようにしてもよい。
【0079】
ボタン124は、数字「4」と、「横縮小」の操作コマンドとを入力するためのボタンである。縮小量は、ボタン124を押下する回数に応じて決定される。ボタン124を一度押下すると所定倍率に決定される。なお、ボタン124が押下されている時間に比例して縮小量を決定するようにしてもよい。
【0080】
ボタン125は、数字「5」を入力するためのボタンである。編集装置100が情報通信端末として機能する場合にのみ用いられるボタンである。
【0081】
ボタン126は、数字「6」と、「横拡大」の操作コマンドとを入力するためのボタンである。拡大量は、ボタン126を押下する回数に応じて決定される。ボタン126を一度押下すると所定倍率に決定される。なお、ボタン126が押下されている時間に比例して拡大量を決定するようにしてもよい。
【0082】
ボタン127は、数字「7」と、「等縮小」の操作コマンドとを入力するためのボタンである。「等縮小」の操作コマンドは、選択図形を横方向および縦方向に同じ倍率で縮小させる編集操作を入力するためのコマンドである。縮小する倍率は、ボタン127を押下する回数に応じて決定される。ボタン127を一度押下すると所定倍率に決定される。なお、ボタン127が押下されている時間に比例して縮小する倍率を決定するようにしてもよい。
【0083】
ボタン128は、数字「8」と、「縦縮小」の操作コマンドとを入力するためのボタンである。縮小量は、ボタン128を押下する回数に応じて決定される。ボタン128を一度押下すると所定倍率に決定される。なお、ボタン128が押下されている時間に比例して縮小量を決定するようにしてもよい。
【0084】
ボタン129は、数字「9」と、「左右反転」操作コマンドとを入力するためのボタンである。
【0085】
ボタン130,131,132は、編集装置100が情報通信端末として機能する場合にのみ用いられ、それぞれ記号「*」、数字「0」、記号「#」を入力するためのボタンである。
【0086】
なお、以下の説明においては、編集装置100の入力部103には、図5に示したダイヤルキー120が配列され、操作コマンドが割当てられているものとして説明する。
【0087】
図7は、本実施の形態における編集装置100で行なわれる回転移動の編集操作を説明するための第1の図である。図7では、図4(A)に示した選択マークを用いて説明する。図7(A)を参照して、選択図形200と、黒色の正方形の選択マーク要素201と、白色の正方形の選択マーク要素202,203,204とが表わされている。選択マークは、1つの選択マーク要素201と、3つの選択マーク要素202,203,204との組合せで構成される。
【0088】
図7(B)は、操作コマンドとして「右回転」が指示された場合を例に示している。図7(B)では、選択図形200は移動せず、選択マークが右方向に回転した状態が示されている。また、選択マーク要素201は、右回転する回転量に比例して、大きくなる。すなわち、正方形の1辺の長さが回転量に比例して長くなる。使用者は、選択マークの選択マーク要素201を見ることにより、元の状態からどのくらい回転したかを把握することができる。「右回転」の操作コマンドは、入力部103のボタン123が押下されることにより行なわれ、その回転量は、ボタン123が押下されている時間に比例して定められる。
【0089】
そして、使用者が回転量を定め、決定キー145を押下することにより操作の終了を示す操作コマンドを入力すると、選択図形200に対して、定められた量だけ回転移動が行なわれる。図7(C)は、選択図形200に対して操作コマンドを実行した結果を示す図である。この状態においても、選択マーク要素201は、回転量に応じて定まる大きさで表示されている。このように、選択図形200に対する操作を決定する前に、選択マークで操作を確認することができ、その確認の後、操作を決定することで、選択図形を操作するようにしている。このため、4つの選択マーク要素に対して操作が決定されるまでの間は、4つの選択マーク要素に対してのみ操作を行なうので、計算量が少なくてよいので多くのメモリを必要とせず、処理速度の速い中央演算装置を必要としない。
【0090】
図7(D)は、操作後の選択図形200に対して、新たに選択マークが決定された状態を示している。選択図形200の外接矩形の各頂点に選択マーク要素が配置され、左上の頂点に黒色の正方形で表された選択マーク要素201Aが、他の頂点には白色の正方形の選択マーク要素202A,203A,204Aが配置されている。
【0091】
図8は、本実施の形態における編集装置100で行なわれる回転移動の編集操作を説明するための第2の図である。図8においては、図4(E)で示した選択マークを用いた例を示している。図8(A)を参照して、選択図形200と、選択マーク240とが表わされている。使用者が、ダイヤルキー120のボタン123を押下することにより、「右回転」の操作コマンドが入力される。ボタン123を押下している時間に応じて回転量が定められる。この編集操作により、選択マーク240が、指定された量だけ右方向に回転する。また、選択マーク240は、回転量に応じて線が太く表示される。このため、使用者は、選択マーク240を見て、「右回転」の操作コマンドが入力されたことと、回転量を把握することができる。
【0092】
図8(B)は、「右回転」の操作コマンドが指示されて回転量が定まった状態を示す図である。選択図形200は移動しておらず、選択マーク240が右方向(時計が回る方向)に約30°回転している。この状態で、使用者が操作を決定するために、決定キー145を押下すると、選択図形200に対して、図8(A)に示した位置から、図8(B)に示した選択マーク240の位置に移動する編集操作が行なわれる。図8(C)は、選択図形200に対して編集操作が行なわれた状態を示す図である。
【0093】
選択マーク240は、5つの線分で構成される図形であるため、選択図形200よりもデータ量が少ない。このため、回転量を決定するために、使用者は選択マークを見て選択図形の移動を確認することができる。また、データ量が少ないので、編集装置100で行なう計算量とメモリ量とが少なくて済む。図8(D)は、編集操作後の選択図形200に対して新たに選択マーク240Aが定められた状態を示す図である。
【0094】
図9は、本実施の形態における編集装置100で行なわれる反転移動の編集操作を説明するための第1の図である。図9では、図4(A)に示した選択マークを例に示している。図9(A)を参照して、選択図形200と、黒色の正方形の選択マーク要素201と、白色の正方形の選択マーク要素202,203,204とが表わされている。選択マークは、1つの選択マーク要素201と、3つの選択マーク要素202,203,204との組合せで構成される。
【0095】
この状態で、使用者が、ダイヤルキーのボタン128を押下すると、「左右反転」の操作コマンドが入力される。これにより、選択マークだけが左右反転の編集操作が行なわれる。
【0096】
図9(B)は、選択マークのみに左右反転の操作が行なわれた状態を示す図である。選択図形200は移動していない。選択マーク要素201が、選択マーク要素202のあった位置に移動され、選択マーク要素202が、選択マーク要素201のあった位置に移動されている。同様に、選択マーク要素203と選択マーク要素204とがそれぞれの位置が代わっている。
【0097】
このように、選択図形200を移動せずとも、選択マークを反転させることにより、選択マーク要素201が、選択マーク要素202のあった位置に移動するため、選択図形200に対して左右反転の操作が行なわれたことを認識することができる。
【0098】
使用者が、決定キー145を押下すると、操作の終了を示す操作コマンドが入力される。これに応じて、選択図形200に対して左右反転の編集操作が行なわれる。図9(C)は、選択図形200に対して左右反転の編集操作が行なわれた状態を示している。そして、図9(D)は、左右反転の編集操作が行なわれた選択図形200に対して、新たに選択マークが付された状態を示している。新たに付された選択マークは、選択図形200の外接矩形の各頂点に選択マーク要素が配置され、左上の頂点には黒色の正方形の選択マーク要素201Aが配置され、その他の頂点には白色の正方形の選択マーク要素202A,203A,204Aが配置される。
【0099】
図10は、本実施の形態における編集装置100で行なわれる反転移動の編集操作を説明するための第2の図である。図10は、図4(E)に示す選択マークを用いた場合を例に説明する。図10(A)を参照して、選択図形200と選択マーク240とが表わされている。この状態で、使用者が、ダイヤルキーのボタン128を押下すると、「左右反転」の操作コマンドが入力される。これにより、選択マーク240に対して左右反転の編集操作が実行される。図10(B)は、選択マーク240に対して左右反転の編集操作を実行した後の状態を示す図である。図10(B)を参照して、選択図形200は左右反転されず、選択マーク240のみが左右反転されて選択マーク240Aとして表わされている。
【0100】
この状態で、使用者が操作の終了を示す操作コマンドを入力するために決定キー145を押下すると、選択図形200に対して左右反転の編集操作が実行される。図10(C)は、選択図形200が左右反転されて選択図形200Aとして表わされている。図10(D)は、左右反転の編集操作がなされた選択図形200Aに対して、新たに選択マーク240Bが生成されて表示された状態を示している。
【0101】
図11は、本実施の形態における編集装置100で行なわれる編集処理の流れを示すフローチャートである。図11を参照して、編集処理では、まず図形の選択が行なわれる(ステップS01)。図形の選択は、方向キー141〜144を用いて表示部105に表示されたポインタを選択する図形上に移動させた後、決定キー145を押下することにより選択される。図形が選択されるとステップS02へ進み、そうでない場合には待機状態となる。なお、図形が選択されるまで待機状態とするのではなく、選択された時点で割込を発生させ、以下に説明する処理を実行するようにしてもよい。
【0102】
ステップS02では、選択マークの生成が行なわれる。選択マークは、選択図形の形状に合わせて生成される。ここでは、図4(A)の選択マークが生成される場合について説明する。まず、選択図形の外接矩形が求められ、選択図形の位置から、外接矩形の位置が定められる。そして、外接矩形の4つの頂点の座標に、選択マーク要素201,202,203,204が割当てられる。
【0103】
次に、生成された選択マークが表示部105に表示される(ステップS03)。これにより、選択図形に重畳して選択マークが表示されるため、選択図形が選択されていることを使用者は認識することができる。さらに、選択マーク要素201が、他の選択マーク要素202,203,204と色が異なるため、この時点での選択図形が正立していることを確認することができる。すなわち、ステップS03で選択マークが表示される時点では、選択図形は編集操作が未だされていない状態を示している。
【0104】
次のステップS04では、操作コマンドが入力されるまで待機状態となる。操作コマンドが入力されるとステップS05へ進む。
【0105】
操作コマンドの入力は、ダイヤルキー120のいずれかが押下されることにより入力される。押下されるボタンにより、操作コマンドが決定される。ステップS05では、入力された操作コマンドが制御部101のRAMに一時的に記憶される。
【0106】
そして、入力された操作コマンドに従って、選択マークが編集される(ステップS06)。このとき、選択マークのみが編集され、選択図形は編集されない。編集操作が行なわれた選択マークは、表示部105に選択図形に重畳して表示される。図4(A)に示した選択マークでは、4つの選択マーク要素の組合せで定義される。したがって、4つの選択マーク要素のそれぞれの座標値を操作コマンドに従って移動させる処理が行なわれる。この場合、4つの座標値の変換に伴う計算を行なえばよく、使用するメモリが少なくて済むとともに、処理能力の低い中央演算装置であっても対応可能である。
【0107】
また、選択マークの選択マーク要素201は、入力された操作コマンドの種類に応じて、表示態様が異なって表示される。表示態様の相違は、形状、色を異ならせればよい。たとえば、「左回転」の操作コマンドに対しては、選択マーク要素201の色を赤色とし、「右回転」の操作コマンドに対しては選択マーク要素201を青色で表示する。
【0108】
さらに、選択マークの選択マーク要素201は、入力された操作コマンドによる変形量に応じて、表示態様が異なって表示される。表示態様の相違は、形状、色または大きさを異ならせればよい。たとえば、「縦拡大」の操作コマンドと「縦縮小」の操作コマンドが入力された場合には、選択マーク要素201の表示色を黄色とし、拡大または縮小の比率に比例して選択マーク要素201の明度を異ならせるようにする。同様に、「横縮小」および「横拡大」の操作コマンドに対しては、選択マーク要素201の色を緑色とし、拡大および縮小の倍率に比例して明度を異ならせるようにする。明度に代えて、大きさを異ならせるようにしてもよい。また、「右回転」または「左回転」の操作コマンドに対しては、回転量に比例して選択マーク要素の大きさを変化させてもよいし、たとえば30度回転するごとに選択マーク要素201の大きさを段階的に変化させるようにしてもよい。
【0109】
このように、本実施の形態における編集装置100では、編集操作の種類に応じて、選択マーク要素の表示色を異ならせるので、編集操作の種類を選択マークから把握することができる。また、編集操作の程度に応じて、選択マーク要素の明度を異ならせるので、編集操作の程度、たとえば回転量を選択マークから把握することができる。
【0110】
次のステップS07では、編集操作が確定したか否かが判断される。確定したと判断された場合にはステップS08へ進み、そうでない場合にはステップS04へ進む。確定したか否かは、決定キー145が押下された場合に編集操作が確定したものと判断する。
【0111】
他のダイヤルキー120が押下された場合には、押下されたダイヤルキー120に割当てられた操作コマンドが入力されたものと判断する。このように、本実施の形態における編集装置100は、編集操作を決定するまでは、複数の操作コマンドを入力することが可能である。また、1つの操作コマンドであっても、たとえば回転量、移動量を修正することが可能となる。
【0112】
ステップS08では、ステップS05でRAMに記憶された操作コマンドがまとめられ、一括操作コマンドが生成される。一括操作コマンドは、編集操作が開始される前の選択マークの位置から、編集操作が確定した後の選択マークの位置とから生成される。すなわち、編集操作が開始される前の選択マークの位置から、編集操作が確定した後の選択マークの位置までに、選択マークを移動させる編集操作を示す操作コマンドが一括操作コマンドである。また、ステップS05で記憶された操作コマンドから、同じ種類の操作コマンドをまとめて一括操作コマンドを生成するようにしてもよい。たとえば、「右回転」の編集操作で45度の右方向への回転移動が行なわれた後、「左回転」の編集操作で15度の左方向への回転移動が行なわれた場合には、これらの編集操作をまとめて30度の「左回転」の編集操作を示す操作コマンドが一括操作コマンドとして生成される。
【0113】
次のステップS09では、ステップS08で生成された一括操作コマンドに従って、選択図形を編集する。これにより、ステップS04で入力された操作コマンドに従って、選択図形が編集されることになる。
【0114】
以上説明したように、本実施の形態における編集装置100では、使用者が編集操作を確定するまで、選択図形を移動させることなく選択マークだけを移動させるため、使用するメモリを少なくすることができるとともに、計算量を少なくすることができる。また、選択マークは、上下方向および左右方向に非対称な形状であるため、選択図形を移動または変形させなくても、選択マークを見るだけで入力された編集操作が何であるのかを容易に把握することができる。選択マークを見るだけで、図形が編集前の状態からどのように変化したのかを把握することができる。その結果、編集操作を容易に確認することが可能な編集方法を提供することができる。また、図形を編集するのに代えて、選択マークが編集され、コマンドが編集の終了を示す場合に、図形が編集される。図形を編集するのに比べて選択マークを編集するほうが、メモリの使用量が少なくなり、計算量も少なくなる。このため、計算量を少なくし、メモリコストを少なくした編集方法を提供することができる。
【0115】
図12は、本実施の形態における編集装置100で行なわれる拡大および縮小の編集操作を説明するための図である。図12(A)を参照して、表示部105に月を表わす円形形状301と、山を表わす形状303と、「お月見」の文字が表わされた領域302とが表示されている。また、円形形状301に対する選択マーク301Aが表示されている。したがって、図12(A)では、円形形状301が選択図形として選択されていることが表わされている。
【0116】
図12(B)を参照して、図12(A)に図形304が追加された状態を示している。図形304が、選択図形とされ、図形304に対応する選択マーク304Aが表わされている。この状態から、図形304を縦縮小する処理を行なうと、選択マーク304Aが縦方向に縮小される。図12(C)は、選択マーク304Aが縦縮小の編集操作が行なわれた状態を示している。選択マーク304Aだけが、縦方向に縮小され、選択図形304の形状は変化しない。さらに、選択マーク304Aの左上の選択マーク要素は、黄色で表わされ、その大きさが、図12(B)に示した選択マーク要素よりも小さく表わされる。
【0117】
これにより、使用者は、選択マーク304Aを見るだけで、左上の選択マーク要素の色から「縦縮小」の編集操作が行なわれたことを把握することができ、選択マーク要素の大きさ、および、選択マーク要素の配置から「縦縮小」の縮小率を把握することができる。
【0118】
この状態で決定キー145が押下されると、「縦縮小」の編集操作が決定され、選択図形304に「縦縮小」の編集が実行される。図12(D)は、選択図形304に「縦縮小」の編集が行なわれた結果を示している。
【0119】
次に、図12(E)を参照して、横拡大の編集操作について説明する。図12(D)に示した状態から、横拡大のためにボタン126が押下されると、その押下している時間に応じて、選択マーク304Aが右方向に拡大される。このとき、選択マーク304Aの左上の選択マーク要素は、緑色で表わされ、その大きさは、図12(D)に表わされた大きさよりも大きく表示される。これにより、使用者は、選択マーク304Aの左上の選択マーク要素の色から横方向の拡大または縮小の編集操作が行なわれたことを認識できるとともに、選択マーク要素の大きさから拡大率を把握することができる。この拡大率から「横拡大」の編集操作が行われたことを認識することができる。
【0120】
使用者は、選択マーク要素304Aを見て、横拡大した後の選択図形304を決定するために決定キー145を押下すると、選択図形304に対して、横拡大の編集が実行される。図12(F)は、選択図形304に「横拡大」の編集が実行された状態を示している。
【0121】
図12(G)は、選択図形304に色変更の編集を実行した例を示している。色変更の操作は、まず、ボタン125を押下することにより、表示部105に色のリストが表示される。そして、方向キー141〜144で所望の色を選択した後、決定キー145を押下することにより、選択図形304に選択された色が付される。
【0122】
なお、図12(B)に示した選択マーク304Aの状態から、「縦縮小」の操作コマンドおよび「横拡大」の操作コマンドの2つを入力することにより、図12(E)に示す選択マーク要素の形状に編集した後に、決定キー105を押下するようにしてもよい。この場合、選択図形304が、図12(B)に示す状態から、図12(F)に示す状態に一度に編集されることになる。これにより、選択図形304の編集処理を一度にすることができ、処理速度をさらに速くすることができる。
【0123】
図13は、本実施の形態における編集装置100で行なわれる回転移動の編集操作を説明するための図である。図13(A)を参照して、図形303と、図形303に対応する選択マーク303Aとが表わされている。ここで、ボタン123が押下されると、「右回転」編集操作が実行される。この場合に編集されるのは選択マーク303Aだけであり、選択図形303は変化しない。
【0124】
ボタン123を押下している時間に比例して、回転量が決定される。右方向に回転しすぎた場合には、ボタン121を押下することにより左方向に回転させることができ、回転量を調整することができる。
【0125】
図13(B)は、選択マーク303Aが右方向に回転した状態を示している。図13(B)を参照して、選択マーク303Aの左上にあった選択マーク要素は、青色で表示されるとともに、その大きさが回転量に応じて大きくなっている。これにより、使用者は、選択マーク要素の色から「右回転」の操作が行なわれていることを把握することができるとともに、選択マーク要素の大きさから回転量を把握することができる。
【0126】
また、選択マーク303Aの左上の選択マーク要素以外の選択マーク要素は、表示部105の表示領域の外に出てしまう。図13(B)では、選択マーク303Aの矩形の辺上に選択マーク要素を表示するようにしている。また、表示領域中に選択マーク要素を表示するのではなく、表示部105の表示領域外に出てしまった場合には、表示部105に表示しないようにしてもよい。
【0127】
この状態で、決定キー145が押下されると、選択図形303に対して「右回転」の編集が行なわれる。図13(C)は、選択図形303に対して「右回転」の編集が実行された状態を示している。また、「右回転」の編集が実行された選択図形303に対して、新たな選択マーク303Bが表わされている。
【0128】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の1つにおける編集装置の平面図である。
【図2】 本実施の形態における編集装置の構成の概略を示す図である。
【図3】 本実施の形態における編集装置の制御部の機能の概略を示す機能ブロック図である。
【図4】 本実施の形態における編集装置で生成される選択マークの一例を示す図である。
【図5】 本実施の形態における編集装置の入力部のダイヤルキーの一例を示す図である。
【図6】 本実施の形態における編集装置の入力部のファンクションキーおよびダイヤルキーの一例を示す別の図である。
【図7】 本実施の形態における編集装置で行なわれる回転移動の編集操作を説明するための第1の図である。
【図8】 本実施の形態における編集装置で行なわれる回転移動の編集操作を説明するための第2の図である。
【図9】 本実施の形態における編集装置で行なわれる反転移動の編集操作を説明するための第1の図である。
【図10】 本実施の形態における編集装置で行なわれる反転移動の編集操作を説明するための第2の図である。
【図11】 本実施の形態における編集装置で行なわれる編集処理の流れを示すフローチャートである。
【図12】 本実施の形態における編集装置で行なわれる拡大および縮小の編集操作を説明するための図である。
【図13】 本実施の形態における編集装置で行なわれる回転移動の編集操作を説明するための図である。
【図14】 従来の図形編集装置における操作対象と選択マークとを示す図である。
【図15】 従来の図形編集装置における回転移動の操作の流れ説明するための図である。
【符号の説明】
100 編集装置、101 制御部、103 入力部、105 決定キー、105 表示部、107 記憶部、109 外部記憶装置、111 記録媒体、120 ダイヤルキー、140 ファンクションキー、141〜144 方向キー、145 決定キー、151 選択マーク生成部、152 選択マーク編集部、153 一括操作コマンド生成部、155 画像記憶部。

Claims (11)

  1. 表示された図形を特定する指示を受付ける指示受付手段と、
    前記指示の受付に応じて、上下方向および左右方向に非対称な選択マークを前記特定された図形の形状に合わせて生成する選択マーク生成手段と、
    前記選択マークを表示する表示手段と、
    前記図形を編集するためのコマンドを受付けるコマンド受付手段と、
    前記受付けられたコマンドに応じて、前記図形を編集するのに代えて、前記選択マークを編集する選択マーク編集手段と、
    記コマンドが編集の終了を示す場合に、前記図形を編集する図形編集手段とを備えた、編集装置。
  2. 記コマンドが編集の終了を示す場合に、前記選択マークを編集操作が開始される前の状態から編集操作が確定した後の状態に編集する一括操作コマンドを生成する一括操作コマンド生成手段をさらに備え、
    前記図形編集手段は、前記一括操作コマンドに従って、前記図形を編集する、請求項1に記載の編集装置。
  3. 前記選択マーク編集手段は、前記コマンドに応じて、前記選択マークの表示形態を異ならせる、請求項1または2に記載の編集装置。
  4. 前記選択マーク編集手段は、前記コマンドの種類に応じて前記選択マークの表示形態を異ならせる、請求項3に記載の編集装置。
  5. 前記選択マーク編集手段は、前記コマンドによる変形量に応じて前記選択マークの表示形態を異ならせる、請求項3に記載の編集装置。
  6. 記コマンドを入力するための入力手段をさらに備え、
    前記選択マーク編集手段は、前記入力手段の入力指示の回数に応じた変形量で、前記選択マークを編集する、請求項1〜3のいずれかに記載の編集装置。
  7. 記コマンドを入力する入力手段をさらに備え、
    前記選択マーク編集手段は、前記入力手段の入力指示の継続時間に比例して回転量を決定するように、前記選択マークを編集する、請求項1〜3のいずれかに記載の編集装置。
  8. 前記選択マークは、前記指示された図形に外接する矩形の4つの頂点に配置された選択マーク要素の組合せで構成され、1つの頂点に配置される選択マーク要素は、他の頂点に配置される選択マーク要素と形状または色が異なる、請求項1〜7のいずれかに記載の編集装置。
  9. 前記選択マークは、前記指示された図形の向きを示す線分を含む、請求項1〜7のいずれかに記載の編集装置。
  10. 表示された図形を特定する指示を受付けるステップと、
    前記受付けられた指示に応じて、上下方向および左右方向に非対称な選択マークを前記特定された図形の形状に合わせて構成するステップと、
    前記選択マークを表示するステップと、
    前記図形を編集するためのコマンドを受付けるステップと、
    前記受付けられたコマンドに応じて、前記図形を編集するのに代えて、前記選択マークを編集するステップと、
    記コマンドが編集の終了を示す場合に、前記図形を編集するステップとをコンピュータに実行させる、編集プログラム。
  11. 請求項1に記載の編集プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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