JP3720257B2 - 角度調整用ギヤ機構及びリクライニングシート - Google Patents

角度調整用ギヤ機構及びリクライニングシート Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば座椅子や、車両シート等の背もたれ角度を調整できるようにしたリクライニングシート、及びそのような椅子の背もたれ回転連結部等に採用される角度調整用ギヤ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
座椅子等の背もたれ角度調整用ギヤ機構としては、通常、座フレーム側の固定金具に、背フレーム側の回転金具が回転自在に固定され、回転金具に一体形成されたギヤ歯に、係脱自在な爪部材が固定金具に設けられ、レバー操作により爪部材をギヤ歯から離脱させて、回転金具の固定金具へのロックを解除できるよう構成されている。そして、背もたれ角度を調整する場合には、レバー操作により、回転金具のロックを解除して、背もたれを所望の角度に設定した後、レバー操作を解除して、爪部材をギヤ歯に係合させて回転金具をロックして、背もたれを所定の角度に維持するものである(実公平7−55957号公報等)。
【0003】
このような座椅子等の背もたれ角度調整用ギヤ機構における回転金具や固定金具は、従来よりプレス成形品により製造されることが多く、回転金具のギヤ歯は、プレス成形時に回転金具と同時に一体に形成されるのが通例である。従って、ギヤ歯の肉厚が、回転金具の肉厚と同様に薄くなり、ギヤ歯の強度を向上させるのが困難となる。このため、大きい荷重を受ける部分に上記のギヤ機構を採用する場合には、ギヤ歯補強用の部材を組み付けたり、あるいはギヤ歯の形状を大きく形成するのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の背もたれ角度調整用ギヤ機構において、ギヤ歯補強用部材を組み付ける場合には、その分、部品点数が増加して、組付作業が困難になるとともに、コストの増大も来すという問題があった。またギヤ歯の形状を大きくする場合には、ギヤ歯数が少なくなって、背もたれ角度変更時の段数が少なくなり、微調整ができなくなるとともに、ギヤ歯の大型化に伴い、ギヤ機構全体の大型化を来たすという問題があった。
【0005】
この発明は、上記従来技術の問題を解消し、ギヤ歯に十分強度を確保しつつ、部品点数を削減できて、コストを削減できるとともに、組立を簡単に行うことができ、更に角度変更時の段数を十分多くでき、回転角度の微調整を行える上、小型化を図ることができる角度調整用ギヤ機構及びその機構を用いたリクライニングシートを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本第1発明は、互いに平行に離間して配置された一対の外側板を有する固定金具と、互いに平行に離間して配置された一対の内側板と、その内側板に対し別体に構成され、かつ外周の一部にギヤ歯が設けられたギヤ本体とを有し、前記ギヤ本体が前記一対の内側板間に配置された状態で、固着具を介して連結一体化された回転金具と、前記回転金具を前記一対の外側板間に配置した状態で回転自在に支持するための回転軸と、前記回転金具を回転方向の一方側に付勢するための回転金具付勢手段と、前記一対の外側板間に前記ギヤ本体のギヤ歯に対し係脱自在に設けられ、前記ギヤ歯に対し係合した状態では前記回転金具の回転を規制するとともに、離脱した状態では前記回転金具の回転を許容する爪部材と、前記爪部材を前記ギヤ歯に対し係合させる方向に付勢するための爪部材付勢手段と、前記爪部材を前記爪部材付勢手段の付勢力に抗して前記ギヤ歯に対し離脱操作するための操作レバーとを備える角度調整用ギヤ機構を要旨としている。
【0007】
本第1発明の角度調整用ギヤ機構においては、回転金具を、一対の内側板を有する回転金具本体と、その本体とは別体のギヤ本体とで構成し、ギヤ本体を一対の内側板間に配置して、固着具により連結一体化するものであるため、例えば回転金具に一体的にギヤ歯を形成するものとは違い、回転金具本体の肉厚や形状にかかわらず、ギヤ本体の肉厚や形状を自在に調整することができる。このため、ギヤ本体におけるギヤ歯を厚肉、かつ安定形状に形成することができ、ギヤ歯に十分な強度を持たせることができる。
【0008】
本第1発明においては、前記ギヤ本体の外側面に係合突起が設けられる一方、前記一対の内側板に前記係合突起に対応して切欠部が設けられ、その切欠部に前記係合突起が収容されて位置固定状態に係合されてなる構成を採用するのが良い。
【0009】
すなわち、この構成を採用する場合には、係合突起の嵌込み操作のみで簡単に、ギヤ本体の回転金具本体に対する位置決めを図ることができる。
【0010】
また本第1発明においては、前記ギヤ本体が、軸心方向に積層される複数枚のギヤ構成板からなり、各ギヤ構成板が、金属板の打ち抜き加工によるプレス成形品をもって構成されてなるものを採用するのが望ましい。
【0011】
すなわちこの場合には、簡単なプレス成形のみでギヤ本体を作製することができるとともに、ギヤ歯の厚み等を使用用途に合わせて、適宜最適に設定することができる。
【0012】
本第1発明においては、前記一対の外側板間に、前記爪部材に対応して回転自在にカム部材が設けられ、前記操作レバーが、片側の前記外側板の外面に回転自在に取り付けられて、その操作レバーの回転操作によって前記カム部材が回転するよう構成されるとともに、前記爪部材が、前記一対の外側板に回転自在に設けられ、前記操作レバーの回転操作に伴って前記カム部材が回転することにより、そのカム部材に押動されて前記爪部材が、前記ギヤ本体のギヤ歯から離脱するよう構成されてなるものを採用するのが好ましい。
【0013】
すなわちこの場合には、例えば圧縮コイルばね等により、直接、爪部材をギヤ歯に押圧するものと比較して、十分な押圧力で安定状態に爪部材をギヤ歯に係合させることができる。
【0014】
更に本第1発明においては、前記爪部材付勢手段が、前記操作レバーと前記固定金具との間に架け渡された引張コイルばねにより構成されてなるものを採用するのが、一層望ましい。
【0015】
すなわちこの場合には、ロック解除操作時において、操作レバーにおけるカム部材等への操作力伝達部に、ばねの付勢力が作用することがないので、操作力伝達部に必要以上大きい強度を持たせる必要がなく、操作力伝達部を、折返し片等のシンプルな部材により構成することができる。
【0016】
また本第1発明においては、前記回転金具が、前記回転軸に対し固定されるとともに、前記回転金具付勢手段が、片側の前記外側板の外面に配置された渦巻きばねをもって構成され、前記渦巻きばねの内端が前記回転軸に固定されるとともに、外端が前記片側の外側板に固定され、前記渦巻きばねの付勢力により、前記回転金具が前記固定金具に対し閉じる方向に回転付勢されてなる構成を採用するのが、一層好ましい。
【0017】
すなわち、この構成を採用する場合には、付勢力の大きい渦巻きばねによって、
回転金具に十分な回転付勢力を付与することができる。
【0018】
更に本第1発明においては、ギヤ本体を回転金具本体にリベット止めすることにより、ギヤ本体を回転金具本体に確実に連結一体化することができる。
【0019】
すなわち本第1発明は、前記ギヤ本体を前記一対の内側板に固定するための固着具としてリベットが用いられてなる構成を採用するのが、より一層好ましい。
【0020】
一方、本第2発明は、上記第1発明を主要部として有するリクライニングシートを特定するものである。
【0021】
すなわち本第2発明は、座フレームと、背フレームとを備え、前記座フレームの後端部に、前記背フレームの基端部が、請求項1ないし7のいずれかに記載の角度調整用ギヤ機構によって回転自在に連結されるリクライニングシートであって、前記座フレームの後端部が、前記固定金具に固定されるとともに、前記背フレームの基端部が前記回転金具に固定され、前記回転金具付勢手段により、前記背フレームが前記座フレームに前方起立方向に回転付勢されてなるものを要旨としている。
【0022】
【発明の実施の形態】
図1ないし図6はこの発明の実施形態である座椅子のギヤ機構周辺部を示す図である。これらの図に示すように、この実施形態の座椅子においては、金属パイプ製の座フレーム(2)の後端部と、金属パイプ製の背フレーム(3)の下端部(基端部)との間における片側(右側)に、角度調整用ギヤ機構(10)が設けられている。
【0023】
ギヤ機構(10)は、座フレーム(2)側に固定される固定金具(20)と、背フレーム(3)側に固定される回転金具(30)とを有している。
【0024】
固定金具(20)は、図7にも示すように、プレス成形による一体成形品をもって構成されており、離間状態で互いに平行に配置された一対の外側板(21)(21)と、一対の外側板(21)(21)の基端側に連設された筒状の取付部(25)とを備えている。
【0025】
一対の外側板(21)(21)は、その下端の下壁(21a)を介して連設されるとともに、上端部が内側に折曲されて上側折曲片(21b)(21b)が形成されており、一対の外側板(21)(21)、下壁(21a)及び上側折曲片(21b)(21b)により、上下左右がほぼ閉塞された略袋形状が形成されている。
【0026】
また、一対の外側板(21)(21)の先端側には、同軸上に軸取付孔(22)が形成されるとともに、片側の外側板(21)の基端側には、三日月形状の操作孔(23)が形成されている。
【0027】
図1ないし図6に示すように、回転金具(30)は、回転金具本体(40)と、ギヤ本体(50)とを有している。
【0028】
回転金具本体(40)は、図8にも示すように、プレス成形による一体成形品をもって構成されており、離間状態で平行に配置された一対の内側板(41)(41)と、一対の内側板(41)(41)の基端側に連設された筒状の取付部(45)とを備えている。
【0029】
一対の内側板(41)(41)は、その下端の下壁(41a)を介して連設されるとともに、上端部が内側に折曲されて上側折曲片(41b)(41b)が形成されており、一対の外側板(21)(21)、下壁(41a)及び上側折曲片(41b)(41b)により、上下左右が閉塞された略袋形状が形成されている。
【0030】
回転金具本体(40)における一対の内側板(41)(41)の先端側には、同軸上に六角形状の軸取付孔(42)が形成されるとともに、基端側にはリベット取付孔(43)が形成されている。更に一対の内側板(41)(41)の先端縁には、片側2個ずつ、計4個の切欠部(44)が形成されている。
【0031】
またギヤ本体(50)は、図9に示すように、金属板の打ち抜き加工により形成された変形扇形の2枚のギヤ構成板(51)(51)が積層された重ね板をもって構成されている。各ギヤ構成板(51)(51)は、後述するように互いに同寸法及び同形状に形成されており、中央に六角形状の軸取付孔(52)(52)が形成されている。このギヤ構成板(51)の外周縁部には、ほぼ半周にわたって複数のギヤ歯(55)が形成されるとともに、ギヤ歯(55)の形成されない側の端部にリベット取付孔(53)が形成されている。
【0032】
各ギヤ構成板(51)の外面側には、上記一対の内側板(41)(41)の切欠部(44)に対応して、係合突起(54)(54)が形成されている。一方のギヤ構成板(51)の上部内面側には、係合突起(54)と略同一円周上に連結突起(56a)が形成されるとともに、下部には、連結孔(56a)が形成されている。更に他方のギヤ構成板(51)の上部には、上記一方のギヤ構成板(51)の連結突起(56a)に対応して、連結孔(56b)が形成されるとともに、下部内面側には、上記一方のギヤ構成板(51)の連結孔(56b)に対応して、連結突起(56a)が形成されている。
【0033】
そして、一方のギヤ構成板(51)の連結突起(56a)が他方のギヤ構成板(51)の連結孔(56b)に嵌合固定されるとともに、他方のギヤ構成板(51)の連結突起(56a)が一方のギヤ構成板(51)の連結孔(56b)に嵌合固定されて、両ギヤ構成板(51)が積層一体化されて、ギヤ本体(50)が形成される。
【0034】
なお、本実施形態においては、2枚のギヤ構成板(51)は互いに同じ構成を有しており、その片側を反転させて互いに連結突起(56a)及び連結孔(56b)間で対向させて、これらを連結一体化するという構成を採用している。こうして2枚のギヤ構成板(51)を全く同一の構成としているため、ギヤ構成板(51)を効率良く製作できて、コストの削減を図ることができるとともに、ギア構成板作製用の金型等も一組で済み、より一層コストの削減を図ることができる。
【0035】
なお、本実施形態においては、2枚のギヤ構成板(51)を積層一体化して、ギヤ本体(50)を形成するようにしているが、それだけに限られず、本発明は、3枚以上のギヤ構成板を積層一体化して、より一層、厚肉かつ高強度のギヤ本体(50)を形成することが可能である。もっとも、強度がさほど要求されない場合や、厚肉の金属板を打ち抜き加工してギヤ構成板を作製するような場合等には、ギヤ本体を1枚のギヤ構成板により構成するようにしても良い。
【0036】
上記構成のギヤ本体(50)が、回転金具本体(40)に連結一体化されて、回転金具(30)が形成される。すなわち、回転金具本体(40)の一対の内側板(41)(41)間にギヤ本体(50)が配置される。このとき、一対の内側板(41)(41)の切欠部(44)に、ギヤ本体(50)の係合突起(54)が収容されることにより、一対の内側板(41)(41)に対しギヤ本体(50)が位置決め状態に係合固定されて、ギヤ本体(50)の軸取付孔(52)及びリベット取付孔(53)が、内側板(41)の軸取付孔(42)及びリベット取付孔(43)にそれぞれ適合配置される。
【0037】
そして、一方側の側面から、リベット(11)を内側板(41)及びギヤ本体(50)の各リベット取付孔(43)(53)に挿通して固定することにより、回転金具本体(40)及びギヤ本体(50)が互いに強固に連結一体化されて、回転金具(30)が形成される。
【0038】
なお本実施形態においては、図1に示すように、ギヤ本体(50)の両側縁部(59)(59)が、回転金具本体(40)における内側板(41)の下壁(41a)及び上側折曲片(41b)の端縁に当接係止することにより、ギヤ本体(50)の回転金具本体(40)に対する連結(回り止め)を、より強固なものとしている。
【0039】
この構成の回転金具(30)が、上記固定金具(20)に回転自在に取り付けられる。すなわち、固定金具(20)の一対の外側板(21)(21)間に、回転金具(30)の一対の内側板(41)(41)が配置されて、一方側の側面から、回転軸(60)が、固定金具(20)及び回転金具(30)の軸取付孔(22)(42)に挿通配置されることにより、回転金具(30)が固定金具(20)に回転軸(60)を介して回転自在に取り付けられる。
【0040】
ここで図3に示すように、回転軸(60)は、その一部に、回転金具(30)の六角形状の軸取付孔(22)に対応して、断面六角形状の回転金具支持部(62)が設けられいる。そしてこの六角形状の回転金具支持部(62)が回転金具本体(40)及びギヤ本体(50)における六角形状の軸取付孔(42)(52)に適合されて軸回り方向に係合されることにより、回転軸(60)が回転金具(30)に連動して回転するよう構成されている。
【0041】
一方図1及び図2に示すように、固定金具(20)の内部には、カム部材(70)及び爪部材(80)が収容される。
【0042】
カム部材(70)は、その中央が固定金具(20)の外側板(21)に回転自在に取り付けられている。このカム部材(70)の一端側には、固定金具(20)の操作孔(23)に対応して、矩形孔(73)が形成されるとともに、他端側が幅狭に形成されてその先端が円弧状のカム(75)に形成されている。
【0043】
また爪部材(80)は、ギヤ本体(50)及びカム部材(70)間に配置されるようにして、一端(81)が固定金具(20)の外側板(21)に回転自在に取り付けられている。この爪部材(80)の他端側におけるギヤ本体(50)との対向縁部には、複数のロック爪(85)が形成されるとともに、カム部材(70)との対向部には、カム収容凹部(87)が形成される。更に爪部材(80)におけるカム収容凹部(87)の一方側開口縁部には、押圧面(88)が形成されている。
【0044】
そして、図1に示すように、カム部材(70)が同図時計方向に回転して、カム(75)が爪部材(80)の押圧面(88)を押圧して、爪部材(80)が同図反時計方向へ押し込まれた状態では、爪部材(80)のロック爪(85)がギヤ本体(50)のギヤ歯(55)に係合して、回転金具(30)の固定金具(20)に対する回転が規制される一方、図2に示すように、カム部材(70)が同図反時計方向に回転して、カム(75)が爪部材(80)のカム収容凹部(87)内に収容されて、爪部材(80)が同図時計方向に回転した状態では、爪部材(80)のロック爪(85)がギヤ歯(55)から離脱して係合が解除され、回転金具(30)の固定金具(20)に対する回転が許容されるよう構成されている。
【0045】
図4及び図10に示すように、固定金具(20)における一方側の外側板(21)の外面には、操作レバー(90)が、上記カム部材(70)と同じ回転軸により回転自在に取り付けられている。この操作レバー(90)は、固定金具(20)の外側面に沿って延びるハンドル取付片(91)と、外側方に突出するばね取付片(92)と、固定金具(20)の操作孔(23)に対応して設けられ、内側方に突出する操作力伝達片(93)とを備え、操作力伝達片(93)が固定金具(20)の操作孔(23)に挿通されて、固定金具(20)の内部に配置され、その操作力伝達片(93)がカム部材(70)の矩形孔(73)内に挿入配置されて、カム部材(70)に連結される。
【0046】
また、操作レバー(90)のハンドル取付片(91)には、図示しないハンドルが取り付けられ、このハンドルを手で持って可動させて、操作レバー(90)を回転操作するよう構成されている。
【0047】
図4及び図5に示すように、操作レバー(90)のばね取付片(92)には、爪部材付勢手段としての引張コイルばね(12)の一端が取り付けられるとともに、そのばね(12)の他端が固定金具(20)の外面に取り付けられており、通常状態においては、ばね(12)の付勢力によって、操作レバー(90)が図1の時計方向に回転付勢されている。
【0048】
そして、ハンドル(図示省略)を手で持って操作して、操作レバー(90)を、引張コイルばね(12)の付勢力に抗して図2反時計方向に回転させた際には、レバー(90)の操作力伝達片(93)の回転に伴って、カム部材(70)が、反時計方向に回転して、上記したように、爪部材(80)のギヤ本体(50)への係合が解除されて、回転金具(30)の回転が許容される一方、このロック解除状態において、ハンドル(図示省略)から手を離すと、操作レバー(90)が引張コイルばね(12)の付勢力によって図1時計方向に回転し、その回転に伴って同方向にカム部材(70)が回転して、上記したように爪部材(80)のギヤ本体(50)への係合が解除されて、回転金具(30)がロック状態となりその回転角度に保持されるよう構成されている。
【0049】
一方図5及び図6に示すように、固定金具(20)における他方側の外側板(21)の外面には、回転金具付勢手段としての渦巻きばね(13)が配置されている。この渦巻きばね(13)の内端は、上記回転金具(30)の回転軸(60)に固定されるとともに、外端が固定金具(20)の外面に固定されており、この渦巻きばね(13)の付勢力によって、回転金具(30)が固定金具(20)に対し閉じる方向、換言すれば背フレーム持ち上げ方向(前方起立方向)に回転付勢されている。
【0050】
図1に示すように、以上の構成の角度調整用ギヤ機構(10)における固定金具(20)の筒状取付部(25)が、座フレーム(2)の一側片後端に外嵌された状態で、リベット(2a)により固定されて溶接される。なお、座フレーム(2)として、パイプサイズがひと回り大きい大径のものを用いる場合には、図11に示すように、固定金具(20)の筒状取付部(25)と、大径の座フレーム(2)とをジョイントパイプ(100)を介して連結固定するようにしても良い。
【0051】
また図1に示すように、上記と同様にして、ギヤ機構(10)における回転金具(30)の筒状取付部(45)が、背フレーム(3)の一側片下端に外嵌された状態で、リベット(3a)により固定されて溶接される。なお、背フレーム(3)として、パイプサイズがひと回り大きい大径のものを用いる場合においても、上記図11と同様にして、ジョイントパイプを介して、回転金具(30)の筒状取付部(45)と大径の背フレーム(3)とを連結するようにしても良い。
【0052】
こうして本実施形態においては、座フレーム(2)の後端部と背フレーム(3)の下端部との間における右側が、ギヤ機構(10)により連結される一方、図示しない左側には、ギヤ機構は設けられずに、両フレーム(2)(3)間が回転自在に連結されている。
【0053】
以上の構成のギヤ機構(10)が適用された座椅子においては、ハンドル(図示省略)を引いて、操作レバー(90)を回転させて、回転金具(30)のロックを解除した状態において、例えば背もたれ(背フレーム3)への荷重を取り除くと、渦巻きコイルばね(13)の付勢力によって、回転金具(30)、つまり背フレーム(3)が持ち上げ方向に回転する。そして、所望の持ち上げ角度でハンドルから手を離せば、操作レバー(90)が引張コイルばね(12)の付勢力によって初期状態に復帰して、回転金具(30)がロックされ、これにより背フレーム(3)が所望の角度に維持される。
【0054】
なお言うまでもなく、ロックを解除した状態において、例えば背フレーム(3)に荷重を加えることにより、渦巻きコイルばね(13)の付勢力に抗して、背フレーム(3)を後方へ傾倒させることも可能であり、そのように傾倒させた状態で、ロックを解除することにより、背フレーム(3)をその回転角度に維持することができる。
【0055】
以上のように、本実施形態の座椅子における角度調整用ギヤ機構(10)によれば、回転金具(30)を、一対の内側板(41)(41)を有する回転金具本体(40)と、その本体(40)とは別体のギヤ本体(50)とで構成し、ギヤ本体(50)を一対の内側板(41)(41)間に配置して、リベット止めにより連結一体化するものであるため、例えば一対の内側板に一体的にギヤ歯を形成する場合とは異なり、回転金具本体(40)の肉厚や形状にかかわらず、ギヤ本体(50)の肉厚や形状を自在に設定することができる。従って、ギヤ歯(55)を厚肉に、かつ安定形状に形成することができるため、ギヤ歯(55)に十分な強度を持たせることができ、ギヤ歯補強用部材等を必要とせず、その分、部品点数を削減できて、組付作業を簡単に行えるとともに、コストを削減することができる。更にギヤ歯(55)が十分な強度を有するものであるため、ギヤ歯(55)を小さく形成することができ、ギヤ機構(10)全体の小型軽量化を図ることができるとともに、ギヤ歯(55)の小型化により、歯数、つまり背もたれ角度変更時の段数を増加させることができ、背もたれの角度を微妙に調整でき、使用者にとって快適な座り心地を確実に提供することができる。
【0056】
また本実施形態においては、ギヤ本体(50)の両側面に、係合突起(54)を形成するとともに、回転金具本体(40)に切欠部(44)を形成し、係合突起(54)を切欠部(44)に嵌め込んで係合することにより、ギヤ本体(50)を回転金具本体(40)に位置固定するものであるため、係合突起(54)の嵌込み操作のみで簡単に、ギヤ本体(50)の回転金具本体(40)に対する位置決めを図ることができ、組立作業を一層簡単に行うことができる。更にギヤ本体(50)を回転金具本体(40)に係合させるものであるため、たった1本のリベット(11)であっても、両者を確実に連結一体化することができ、例えば連結一体化用に多数の固着具を使用する必要がないので、部品点数を削減でき、この点においても、組立作業を簡単に行えるとともに、構造の簡素化を図ることができる。
【0057】
また本実施形態においては、爪部材(80)を固定金具(20)に回転自在に設けて、その爪部材(80)を、引張コイルばね(12)の付勢力によりカム部材(70)を介して回転させてギヤ本体(50)に押圧するようにしているため、例えば圧縮コイルばねにより、直接、爪部材をギヤ歯に押圧するものと比較して、十分な押圧力で安定状態に爪部材(80)をギヤ歯(55)に係合させることができ、がたつき等を確実に防止することができる。更に爪部材(80)をギヤ本体(50)側に付勢するための付勢手段として、操作レバー(90)及び固定金具(20)間に架け渡した引張コイルばね(12)を用いるものであるため、ロック解除操作時において、操作レバー(90)の操作力をカム部材(70)や爪部材(80)に伝達するための操作力伝達片(93)に、ばね(12)の付勢力が直接作用することがないので、操作力伝達片(93)に必要以上大きい強度を持たせる必要がない。このため、操作力伝達片(93)を本実施形態のように折返し片等のシンプルな部材により構成することができ、構成部材の簡素化、ひいてはコストの削減を図ることができる。
【0058】
更に本実施形態においては、渦巻きばね(13)によって、回転金具(30)を所定方向に付勢するものであるため、背フレーム(3)に持ち上げ回転方向の付勢力を十分に付与することができ、良好な操作性を得ることができる。
【0059】
なお、上記実施形態においては、ギヤ機構(10)を椅子の片側のみに取り付ける場合について説明したが、それだけに限られず、本発明においては、椅子の両側に本発明のギヤ機構を取り付けるようにしても良い。
【0060】
【発明の効果】
以上のように、本第1発明の角度調整用ギヤ機構によれば、回転金具を、一対の内側板を有する回転金具本体と、その本体とは別体のギヤ本体とで構成し、ギヤ本体を一対の内側板間に配置して、リベット等の固着具により連結一体化するものであるため、回転金具本体の肉厚や形状等にかかわらず、ギヤ本体の肉厚や形状を自在に設定することができ、ギヤ歯を厚肉、かつ安定形状に形成することができ、ギヤ歯に十分な強度を持たせることができるので、ギヤ歯補強用部材等を必要とせず、その分、部品点数を削減できて、組付作業を簡単に行えるとともに、コストを削減することができる。更にギヤ歯を小さくすることができるため、小型軽量化を図ることができるとともに、歯数、つまり回転金具の角度調整時の段数を増加させることができ、回転角度の微調整を行うことができるという効果がある。
【0061】
本第1発明において、ギヤ本体の係合突起を、回転金具本体の切欠部に嵌め込んで係合することにより、ギヤ本体を回転金具本体に位置固定する場合には、係合突起の嵌込み操作のみで簡単に、ギヤ本体の回転金具本体に対する位置決めを図ることができ、組立作業を一層簡単に行うことができるとともに、少ない数の固着具により、ギヤ本体を回転金具本体に確実に連結一体化することができて、部品点数の削減により、より一層組立作業を簡単に行えるとともに、構造の簡素化を図ることができるという利点がある。
【0062】
また本第1発明において、ギヤ本体を、打ち抜きのプレス成形品からなる複数枚のギヤ構成板を積層して形成する場合には、ギヤ歯の強度を使用用途に合わせて、適宜最適に設定しつつ、簡単にギヤ本体を作製することができるという利点がある。
【0063】
また本第1発明において、固定金具に回転自在に設けた爪部材を、付勢手段の付勢力によりカム部材を介して回転させてギヤ本体に押圧させるよう構成する場合には、例えば圧縮コイルばね等により、直接、爪部材をギヤ歯に押圧するものと比較して、十分な押圧力で安定状態に爪部材をギヤ歯に係合させることができ、がたつき等を確実に防止することができるという利点がある。
【0064】
更に本第1発明において、爪部材付勢手段を、前記操作レバーと前記固定金具との間の引張コイルばねにより構成する場合には、ロック解除操作時において、操作レバーにおけるカム部材等への操作力伝達部に、ばねの付勢力が作用することがないので、操作力伝達部に必要以上大きい強度を持たせる必要がない。このため、操作力伝達部を、折返し片等のシンプルな部材により構成することができ、構成部材の簡素化、ひいてはコストの削減を図ることができるという利点がある。
【0065】
また本第1発明において、回転金具付勢手段を、固定金具の外面に取り付けた渦巻きばねにより構成する場合には、回転金具の回転付勢力を十分に確保することができるという利点がある。
【0066】
一方、本第2発明は、上記第1発明の角度調整用ギヤ機構が採用されたリクライニングシートを特定するものであるため、上記と同様の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態である座椅子の角度調整用ギヤ機構周辺を示す側面断面図である。
【図2】実施形態のギヤ機構における爪部材周辺をロック解除状態で示す側面図である。
【図3】実施形態のギヤ機構を分解して示す斜視図である。
【図4】実施形態のギヤ機構を示す一側面図である。
【図5】実施形態のギヤ機構を示す平面図である。
【図6】実施形態のギヤ機構を示す他の側面図である。
【図7】実施形態のギヤ機構における固定金具を示す側面断面図である。
【図8】実施形態のギヤ機構における回転金具本体を示す側面断面図である。
【図9】実施形態のギヤ機構におけるギヤ本体を示す図であって、同図(a)は側面図、同図(b)は分解した状態で示す平面図、同図(c)は同図(a)のX−X線に沿う分解断面図である。
【図10】実施形態のギヤ機構における操作レバーを示す図であって、同図(a)は側面図、同図(b)は平面図である。
【図11】この発明の変形例としてのギヤ機構の座フレーム連結部を示す側面断面図である。
【符号の説明】
2…座フレーム
3…背フレーム
10…角度調整用ギヤ機構
11…リベット(固着具)
12…引張コイルばね(爪部材付勢手段)
13…渦巻きばね(回転金具付勢手段)
20…固定金具
21…外側板
30…回転金具
40…回転金具本体
41…内側板
44…切欠部
50…ギヤ本体
51…ギヤ構成板
54…係合突起
55…ギヤ歯
60…回転軸
70…カム部材
80…爪部材
90…操作レバー

Claims (4)

  1. 互いに平行に離間して配置された一対の外側板(21)を有する固定金具(20)と、
    互いに平行に離間して配置された一対の内側板(41)と、その内側板(41)に対し別体に構成され、かつ外周の一部にギヤ歯(55)が設けられたギヤ本体(50)とを有し、前記ギヤ本体(50)が前記一対の内側板(41)間に配置された状態で、固着具(11)を介して連結一体化された回転金具(30)と、
    前記回転金具(30)を前記一対の外側板(21)間に配置した状態で回転自在に支持するための回転軸(60)と、
    前記回転金具(30)を回転方向の一方側に付勢するための回転金具付勢手段(13)と、
    前記一対の外側板(21)間に前記ギヤ本体(50)のギヤ歯(55)に対し係脱自在に設けられ、前記ギヤ歯(55)に対し係合した状態では前記回転金具(30)の回転を規制するとともに、離脱した状態では前記回転金具(30)の回転を許容する爪部材(80)と、
    前記爪部材(80)を前記ギヤ歯(55)に対し係合させる方向に付勢するための爪部材付勢手段(12)と、
    前記爪部材(80)を前記爪部材付勢手段(12)の付勢力に抗して前記ギヤ歯(55)に対し離脱操作するための操作レバー(90)とを備え
    前記ギヤ本体(50)の外側面に係合突起(54)が設けられる一方、前記一対の内側板(41)に前記係合突起(54)に対応して切欠部(44)が設けられ、その切欠部(44)に前記係合突起(54)が収容されて位置固定状態に係合され、
    前記ギヤ本体(50)が、軸心方向に積層される複数枚のギヤ構成板(55)からなり、各ギヤ構成板(55)が、金属板の打ち抜き加工によるプレス成形品をもって構成され、
    前記一対の外側板(21)間に、前記爪部材(80)に対応して回転自在にカム部材(70)が設けられ、
    前記操作レバー(90)が、片側の前記外側板(21)の外面に回転自在に取り付けられて、その操作レバー(90)の回転操作によって前記カム部材(70)が回転するよう構成されるとともに、
    前記爪部材(80)が、前記一対の外側板(21)に回転自在に設けられ、
    前記操作レバー(90)の回転操作操作に伴って前記カム部材(70)が回転することにより、そのカム部材(70)に押動されて前記爪部材(80)が、前記ギヤ本体(50)のギヤ歯(55)から離脱するよう構成され、
    前記回転金具(30)が、前記回転軸(60)に対し固定されるとともに、
    前記回転金具付勢手段(13)が、片側の前記外側板(21)の外面に配置された渦巻きばね(13)をもって構成され、
    前記渦巻きばね(13)の内端が前記回転軸(60)に固定されるとともに、外端が前記片側の外側板(21)に固定され、
    前記渦巻きばね(13)の付勢力により、前記回転金具(30)が前記固定金具(20)に対し閉じる方向に回転付勢され、
    前記ギヤ本体(50)の両側縁部(59)(59)が、回転金具(30)における内側板(41)の端縁に当接係止されることを特徴とする角度調整用ギヤ機構。
  2. 前記爪部材付勢手段が、前記操作レバー(90)と前記固定金具(20)との間に架け渡された引張コイルばね(12)により構成されてなる請求項1に記載の角度調整用ギヤ機構。
  3. 前記ギヤ本体(50)を前記一対の内側板(41)に固定するための固着具としてリベット(11)が用いられてなる請求項1又は2に記載の角度調整用ギヤ機構。
  4. 座フレーム(2)と、背フレーム(3)とを備え、前記座フレーム( 2)の後端部に、前記背フレーム(3)の基端部が、請求項1ないし3のいずれかに記載の角度調整用ギヤ機構によって回転自在に連結されるリクライニングシートであって、
    前記座フレーム(2)の後端部が、前記固定金具(20)に固定されるとともに、前記背フレーム(3)の基端部が前記回転金具(30)に固定され、
    前記回転金具付勢手段(13)により、前記背フレーム(3)が前記座フレーム(2)に対し前方起立方向に回転付勢されてなることを特徴とするリクライニングシート。
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