JP3717395B2 - 衝撃感知センサ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、強い衝撃を受ける部材に取り付けられ、その部材に働く強い衝撃を感知するための衝撃感知センサであって、メダル・コイン・硬貨(以下メダルと総称する)の検出、ドア用開閉センサや窓ガラスの破損、その他防犯センサ、自動販売機の販売時の商品の排出の確認等に有用な衝撃感知センサに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来においては、図19(a)に示すように発光部101から受光部102に向けて発せられた光を被検出物Mが遮断し、その信号により検出する非接触式の光学センサや、図19(b)に示すようにスイッチ103と連動した検出部104に被検出物Mが接触することによりスイッチ103が作動し、その信号により検出する接触式の機械センサが公知である。
従来では光学センサの場合、電気回路等が必要となるので構造が複雑になるとともに、精密機器のため衝撃に弱く故障しやすいという問題点があった。また機械センサの場合、被検出物Mが接触するたびに検出部104が徐々に疲労して破損する恐れがあり、強度や耐久性がなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする課題は、これらの問題点を解消し、簡単な構造で衝撃を感知でき、安価で耐久性に優れた衝撃感知センサを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決した本発明の構成は、
1) 衝撃が伝達される部材に一対の支持電極を設け、通電性を有する所定重量の可動子を一対の支持電極で振動により支持面から上下に離れることができるように支持し、一対の支持電極にリード線を接続し、しかも一対の支持電極にそれぞれ支持穴を設け、支持穴より大径の円柱状の可動子の両端を支持穴より小径に縮径し、可動子の縮径した両端部を支持電極の支持穴に挿入して可動子を支持し、一対の支持電極間に可動子を水平に支持し、衝撃による振動で可動子が支持電極から離れてリード線の電気的信号が変化することにより衝撃を感知する衝撃感知センサ
2) 衝撃が伝達される部材に一対の支持電極を設け、通電性を有する所定重量の可動子を一対の支持電極で振動により支持面から上下に離れることができるように支持し、一対の支持電極にリード線を接続し、しかも一対の支持電極にそれぞれ支持穴を設け、支持穴より小径の円柱状の可動子を支持電極の支持穴に挿入して支持し、支持穴からの可動子の脱落を防止するストッパを設け、一対の支持電極間に可動子を水平に支持し、衝撃による振動で可動子が支持電極から離れてリード線の電気的信号が変化することにより衝撃を感知する衝撃感知センサ
3) 衝撃が伝達される部材に一対の支持電極を設け、通電性を有する所定重量の可動子を一対の支持電極で振動により支持面から上下に離れることができるように支持し、一対の支持電極にリード線を接続し、しかも一対の支持電極にそれぞれ支持穴を設け、支持穴より広幅の板状の可動子の両端部を支持穴より狭幅にし、可動子の両端部を支持電極の支持穴に挿入して可動子を支持し、一対の支持電極間に可動子を水平に支持し、衝撃による振動で可動子が支持電極から離れてリード線の電気的信号が変化することにより衝撃を感知する衝撃感知センサ
4) 衝撃が伝達される部材に一対の支持電極を設け、通電性を有する所定重量の可動子を一対の支持電極で振動により支持面から上下に離れることができるように支持し、一対の支持電極にリード線を接続し、しかも一対の支持電極にそれぞれ支持穴を設け、支持穴より狭幅の板状の可動子を支持電極の支持穴に挿入して可動子を支持し、支持穴からの可動子の脱落を防止するストッパを設け、一対の支持電極間に可動子を水平に支持し、衝撃による振動で可動子が支持電極から離れてリード線の電気的信号が変化することにより衝撃を感知する衝撃感知センサ
5) 衝撃が伝達される部材に一対の支持電極を設け、通電性を有する所定重量の可動子を一対の支持電極で振動により支持面から上下に離れることができるように支持し、一対の支持電極にリード線を接続し、しかも一対の支持電極にそれぞれ支持切欠を設け、可動子に支持切欠に支持されるくびれ部を設け、可動子のくびれ部を支持電極の支持切欠に係着して可動子を垂直に支持し、可動子のくびれ部の下方に可動子の脱落を防止するストッパを設け、衝撃による振動で可動子が支持電極から離れてリード線の電気的信号が変化することにより衝撃を感知する衝撃感知センサ
6) 遊技者がメダルを投入するメダル投入口と、外部からメダルを受け入れるメダル供給路と、メダルを外部へ排出するメダル排出路と、メダル供給路から受け入れたメダルを一時的に収容するメダルホッパと、メダルホッパ内のメダルを所定枚数吐出するメダル払い出し器と、メダル投入口に投入されたメダルをメダル排出路へ案内するメダル案内路とをメダル遊技設備本体内に設け、メダル遊技設備本体の下方にメダル遊技設備本体内のメダル排出路から排出されたメダルを回収するメダル回収ラインと、メダル遊技設備本体内のメダル排出路とメダル回収ラインとの間にメダル排出路から排出されたメダルをメダル回収ラインへ案内するメダル排出案内路を設けたメダル遊技設備であって、メダル遊技設備本体内のメダルホッパの外面に前記1)〜5)いずれかに記載の衝撃感知センサを設け、メダルホッパ内へのメダルの供給を感知するようにしたメダル遊技設備
7) 遊技者がメダルを投入するメダル投入口と、外部からメダルを受け入れるメダル供給路と、メダルを外部へ排出するメダル排出路と、メダル投入口に投入されたメダルをメ ダル排出路へ案内するメダル案内路と、メダル供給路から受け入れたメダルを一時的に収容するメダルホッパと、メダルホッパ内のメダルを所定枚数吐出する電動のメダル払い出し器と、メダル払い出し器により払い出されたメダルを受けるメダル受皿とをメダル遊技設備本体に設け、メダル遊技設備本体の下方にメダル遊技設備本体内のメダル排出路から排出されたメダルを回収するメダル回収ラインと、メダル遊技設備本体内のメダル排出路とメダル回収ラインとの間にメダル排出路から排出されたメダルをメダル回収ラインへ案内するメダル排出案内路を設けたメダル遊技設備であって、メダル遊技設備本体内のメダル払い出し器またはメダル払い出し器の振動が伝わる部材に前記1)〜5)いずれかに記載の衝撃感知センサを設け、メダル払い出し器の作動の検出を行うようにしたメダル遊技設備
にある。
【0005】
【作用】
本発明では、常態では可動子が重力により支持電極に接しており、一対の支持電極間が導通状態となっている。衝撃が支持電極・可動子を振動させ、可動子が支持電極の支持面より一時的に離れ、一対の支持電極間が非導通状態となる。そして、可動子は重力により再び支持電極と接し、一対の支持電極間が導通状態となる。一対の支持電極間の導通、非導通状態のON・OFFをリード線から電気的信号として取り出され処理される。
脱落防止のストッパを設けたものは、繰り返される振動により可動子が支持電極の支持穴から横方向に脱落しようとすることがあってもストッパが可動子の端部を押え、脱落を防止する
【0006】
【発明の実施の形態】
支持電極はステンレス、銅等の通電性を有する材料が用いられる。支持電極はリベットやビス等の手段で衝撃が伝達される部材に強固に固定されるが、直接取り付けることが困難な位置であれば振動を伝達できるステーや支持板等を介して固定することもできる。支持電極の支持穴または支持切欠の寸法は一般に15〜25mm程度の範囲、支持電極間の間隔は一般に15〜30mm程度の範囲であるが、衝撃の規模に応じて任意に変更される。
可動子は支持電極と接して電気を流すため、支持電極と同様にステンレス、銅等の通電性を有する材料が用いられる。可動子の断面寸法としては、支持電極の支持穴とおよそ0.4〜0.6mmの隙間を設けるように10〜20mm程度の範囲が好ましい。可動子の断面形状としては、真円、楕円、多角形など様々な形状が採用できる。可動子の重量としては、例えば衝撃を発生させる落下物が5gのメダル等であればおよそ5〜10gのものが使用される。
電極間が衝撃振動によって非導通状態となる時間は、極めて短時間であり、非導通状態は短かい時間内に数回発生することが多い。この状態は振動の強さ、振動周波数・可動子の重さ等で変わる。
従って、一回の物品の落下・衝突に対して一個のパルスを対応させたいとき、又は、落下・衝撃が短時間に繰り返えされる状態に対して一つのパルスを、又はその状態にある時間帯と同じ時間帯の巾の長いパルスを発生させたいときは、波形整形器又は、タイマー等を用いた電子回路処理あるいはコンピュータソフト処理又はシ−ケンシャスリレ−回路等を用いて加工・処理するようにする。
リード線はコンピュータ等に接続されて感知信号を送信して処理される。
【0007】
【実施例】
実施例1(図1〜6,18参照)
実施例1は、メダル遊技設備本体内の外部から受け入れたメダルを一時的に収容するメダルホッパの外面に支持穴を形成した一対の支持電極を所定間隔に設け、支持穴より大径の円柱状可動子の両端部を支持穴より小径に縮径し、可動子の縮径した両端部を支持電極の支持穴に挿入して可動子を支持し、一対の支持電極とメダル供給検出回路をリード線で接続し、メダルホッパへのメダルの供給を検出できるようにしたメダル遊技設備の例である。
図1は実施例1の衝撃感知センサの斜視図である。図2は実施例1の衝撃感知センサの断面部である。図3は実施例1の衝撃感知センサの側面図である。図4は実施例1のメダル遊技設備本体の説明図である。図5は実施例1のメダル遊技設備本体内部の説明図である。図6は実施例1のメダルホッパの振動と衝撃感知センサの一対の支持電極間の導通状態と衝撃感知センサに接続したメダル供給検出回路の出力信号を示す説明図、図18は実施例1のメダル供給検出回路の回路図である。
図中、1は衝撃感知センサ、2は支持電極、2aは支持穴、3は可動子、3aは可動子3の端部、4はリード線、10はメダル遊技設備本体、11はメダル供給ライン、12はメダル取り込み装置、13はメダル供給路、14はメダルホッパ、15はメダル投入口、15aはメダル投入検知センサ、16a,16bはメダル案内路、17はメダル払い出し器、18はタッチセンサ、19はメダル排出路、20はメダル排出案内路、21はメダル回収ライン、22はメダル供給検出回路、22aはメダル供給検出回路22の信号を出力する出力信号線、mはメダルである。
【0008】
実施例1の構造を詳しく説明すると、メダル遊技設備本体10の前面にはメダル投入口15を設けている。上方には外部からメダルmを供給するメダル供給ライン11とメダル供給ライン11により供給されたメダルmをメダル遊技設備本体10に取り込むメダル取り込み装置12を設けている。メダル取り込み装置12の下方には、メダル供給路13を設け、メダル供給路13の下方には供給したメダルmを一時的に収容しておくメダルホッパ14を設けている。メダルホッパ14の上部にはメダルホッパ14内のメダルmの量を検知するタッチセンサ18を設け、メダルホッパ14下方手前にはメダルmを吐出するメダル払い出し器17を設けている。メダル投入口15の下方には投入されたメダルmをメダル排出路19に案内するメダル案内路16a,16bを設けている。メダルホッパ14の側面にはメダルmを排出するメダル排出路19を設け、その下方に排出されたメダルmをメダル回収ライン21に案内するメダル排出案内路20を設けている。メダル排出案内路20の下方には排出されたメダルmを図示しないメダル供給管理装置に搬送するメダル回収ライン21を設けている。
メダルホッパ14の下部の外面には、ステンレス製で直径11mmの支持穴2aを形成した略L字状の一対の支持電極2,2を15mmの間隔をおいてリベットで固定している。可動子3はステンレス製で長さ14mm、直径12mm、重量7gの円柱状で、その端部3a,3aを直径10.5mmに縮径している。この可動子3の端部3a,3aを支持穴2a,2aに挿入して支持し、支持穴2aと可動子3の端部3aの隙間d1を0.5mm設け、支持電極2と可動子3の隙間d2を0.5mm設けている。支持電極2,2からはリード線4,4を延設してメダル供給検出回路22に接続している。メダル供給検出回路22は出力信号線22aにより図示しないコンピュータに接続し、メダルmの供給状態を確認できるようにしている。
【0009】
実施例1の作動について説明すると、遊技者がメダル遊技設備本体10の前面のメダル投入口15にメダルmを投入すると、メダル投入検知センサ15aから図示しないコンピュータに信号が送信される。そして、ゲームの結果でメダルホッパ14内のメダルmがメダル払い出し器17により遊技者に所定枚数払い出される。メダル投入口15に投入されたメダルmはメダル案内路16a,16bによりメダル排出路19に案内されメダル遊技設備本体10外へ排出される。メダル遊技設備本体10外に排出されたメダルmはメダル排出路19の下方に設けたメダル排出案内路20によりメダル回収ライン21へ案内される。メダル回収ライン21により回収されたメダルmは図示しないメダル供給装置に搬送され、メダル供給装置内で洗浄、乾燥され、再びメダル供給ライン11によりメダル遊技設備本体10へ供給される。メダル供給ライン11からメダル取り込み装置12により200枚程のメダルmがバッチ的に取り込まれ、メダル供給路13によりメダル遊技設備本体10内に供給される。メダル供給路13により供給されたメダルmはメダルホッパ14に落下し一時的に収容される。
この200枚程のメダルmがメダルホッパ14に短かい時間30秒程で落下したときの衝撃がメダルホッパ14の下部の外面に設けた支持電極2に伝達され、その衝撃で可動子3の端部3aが支持電極2の支持穴2aより一時的に離れて一対の支持電極2,2間が非導通状態となる。そして、可動子3は重力により落下して縮径した端部3aが支持電極2の支持穴2aと接し、電気が流れて一対の支持電極2,2間が導通状態となる。図6に示すように、メダルホッパ14に落下したメダルmの衝撃(図6(a)参照)が衝撃感知センサ1に伝わり、衝撃感知センサ1の一対の支持電極2,2間の導通、非導通状態のON・OFFの信号(図6(b)参照)がメダル供給検出回路22に送信される。その一定時間内に連続する信号はC1,R2により0.5秒程の放電の時定数を有するメダル供給検出回路22により一つの出力信号となるように波形整形され(図6(c)参照)、出力信号線22aにより図示しないコンピュータに送信される。送信された出力信号はメダルmの落下によるメダルホッパ14のメダル供給を受けている時間(30秒)とほぼ同じ長さの信号となっており、メダルmがメダルホッパ14内に供給されていることが確認される。
【0010】
実施例2(図7,8参照)
実施例2は、実施例1と同じメダル遊技設備本体内のメダル払い出し器の作動の振動が伝わるメダル払い出し器外面に実施例1に用いた同じ構造の衝撃感知センサを設け、メダル払い出し器の作動を確認できる装置を備えたメダル遊技設備の例である。
図7は実施例2のメダル遊技設備の説明図である。図8は実施例2のメダル払い出し器のモータの作動時間とメダル払い出し器の作動によるメダルホッパの振動と衝撃感知センサの一対の支持電極間の導通状態と衝撃感知センサに接続したメダル払い出し検出回路の出力信号を示す説明図である。
図中、17はメダルホッパ14内のメダルmを所定枚数払い出すメダル払い出し器である。17aはメダル払い出し器17により払い出されたメダルmをメダル遊技設備本体10の外部へ吐出するメダル払い出し通路である。17bはメダル払い出し器17を作動させるモータである。23はメダル払い出し通路17aにより吐出されたメダルmを受けるメダル受皿である。24はメダル払い出し器17を作動させるモータ17aの作動時間を検出するメダル払い出し検出回路である。24aはメダル払い出し検出回路24の信号を出力する出力信号線である。25はメダル遊技ゲーム機本体である。
【0011】
実施例2では、遊技者がメダル投入口15にメダルmを投入するとゲームが開始され、そのゲームの結果でメダルホッパ14内のメダルmがメダル払い出し器17により所定枚数払い出される。メダル払い出し器17により払い出されたメダルmはメダル払い出し通路17aによりメダル受皿23に落下する。このときメダル払い出し器17を作動させるモータ17bの振動が衝撃感知センサ1に伝わる。図7に示すように、モータ17bの作動時間(図8(a)参照)によるメダルホッパ15の振動(図8(b)参照)が衝撃感知センサ1に伝わり、衝撃感知センサ1の一対の支持電極間の導通、非導通状態のON・OFFの信号(図8(c)参照)がメダル払い出し検出回路24に送信される。その一定時間内に連続する信号はメダル払い出し検出回路24により一つの出力信号となるように波形整形され(図8(d)参照)、モータ18bの作動時間の信号として出力信号線24aにより図示しないコンピュータに送信される。メダル払い出し器17はメダルmを15枚払い出すのに2秒間程、50枚払い出すのに5秒間程かかっている。送信された出力信号はそのモータ17bが作動している時間と同じ長さの信号となっており、メダル払い出し器17のモータ17bの作動時間が検出される。
その他、符号、構成、作用は実施例1と同じである。尚、メダル払い出し検出回路24は電子回路・コンピュータ・リレーシケンシャル回路を用いて行えるが、図24の回路を用いて正確に作動時間を計算するときは、出力信号の時間から充電・放電時間のCR時定数を考慮して補正される。
【0012】
実施例3(図9,10参照)
実施例3は一対の支持電極にそれぞれ可動子の脱落を防止するストッパを設けた衝撃感知センサの例である。
図9は実施例3の衝撃感知センサの斜視図である。図10は実施例3の衝撃感知センサの取り付け例を示す説明図である。
図中、31は衝撃感知センサ、32は支持電極、32aは支持穴、32bはストッパ、33は可動子、34はリード線である。
【0013】
実施例3では、可動子33は全体が支持電極32の支持穴32aより小径に形成されている。繰り返される衝撃により可動子33が横方向に動いて支持電極32の支持穴32aから脱落しようとすることがあるが、支持電極32のリード線34取り付け面から垂直に立ち上げて形成したストッパ32bで可動子33の端部を押え脱落が防止される。
その他、符号、構成、作用は実施例1の衝撃感知センサ1と同じである。
【0014】
実施例4(図11,12)参照
実施例4は可動子の形状を板状に形成した衝撃感知センサの例である。
図11は実施例4の衝撃感知センサの斜視図である。図12は実施例4の衝撃感知センサの取り付け例を示す説明図である。
図中、14aは支持板、41は衝撃感知センサ、42は支持電極、42aは支持穴、43は可動子、43aは可動子43の端部、44はリード線である。
【0015】
実施例4では、メダルホッパ14の外面に支持電極42を水平に取り付けるための支持板14aを設けている。一対の支持電極42,42にはそれぞれ四角形状の支持穴42a,42aを設けている。可動子43は板状で端部43a,43を支持電極42の支持穴42aより狭幅に形成している。実施例4の衝撃感知センサ41は実施例1の衝撃感知センサ1において、支持電極42の支持穴42aと可動子43の形状が異なるのみである。
その他、符号、構成、作用は実施例1の衝撃感知センサ1と同じである。
【0016】
実施例5(図13,14参照)
実施例5は可動子の形状を板状に形成し、一対の支持電極にそれぞれ可動子の脱落を防止するストッパを設けた衝撃感知センサの例である。
図13は実施例5の衝撃感知センサの斜視図である。図14は実施例5の衝撃感知センサの取り付け例を示す説明図である。
図中、14aは支持板、51は衝撃感知センサ、52は支持電極、52aは支持穴、52bはストッパ、53は可動子、54はリード線である。
【0017】
実施例5では、可動子53は板状で全体を支持電極52の支持穴52aより狭幅に形成している。繰り返される衝撃により可動子53が横方向に動いて支持電極52の支持穴52aから脱落しようとすることがあるが、支持電極52のリード線54取り付け面から垂直に立ち上げて形成したストッパ52bで可動子53の端部を押え脱落が防止される。
その他、符号、構成、作用は実施例4の衝撃感知センサ43と同じである。
【0018】
実施例6(図15〜17参照)
実施例6は可動子を垂直に支持した衝撃感知センサの例である。
図15は実施例6の衝撃感知センサの斜視図である。図16は実施例6の衝撃感知センサの分解斜視図である。図17は実施例6の衝撃感知センサの取り付け例を示す説明図である。
図中、14aは支持板、61は衝撃感知センサ、62は支持電極、62aは支持切欠、63は可動子、63aはくびれ部、63bはストッパ、64はリード線である。
【0019】
実施例6では、メダルホッパ14の外面に支持電極62と可動子63を水平に支持するための支持板14aを設けている。一対の支持電極62,62は略Z字状に折り曲げて一端にそれぞれ支持切欠62aを形成し、支持板14aに一定間隔に設けている。可動子63は円柱状で下部に支持電極62の支持切欠62aに係着される支持切欠62aより小径のくびれ部63aを設けている。その可動子63を支持電極62の支持切欠62aにくびれ部63aを係着して垂直に支持している。可動子63のくびれ部63aの下方には可動子63の脱落を防止する支持切欠62aより大径に拡径したストッパ63bを設けている。
【0020】
実施例6では、メダルホッパ14にメダルmが落下して衝撃が加わると、可動子63は支持電極62の支持切欠62a面から一時的に上方に離れ、一対の支持電極62,62間が非導通状態となる。このとき、大きな衝撃により可動子63が支持電極62の支持切欠62a面より大きく上方に離れても可動子63の下方に設けたストッパ63bが支持電極62の支持切欠62aの裏面に接し、脱落が防止される。そして、可動子63は重力により再び支持電極62の支持切欠62a面と接し、一対の支持電極62,62間が導通状態となる。一対の支持電極62,62の導通、非導通状態のON・OFFをリード線64から電気的信号として取り出される。
【0031】
【発明の効果】
本発明の衝撃感知センサによれば、落下物等と直接接触しないので損傷がなく、特段のメンテナンスをすることなく長期間使用することができ、耐久性に優れる。また、複雑で精密な部品は使っておらず簡単な構造で安価に構成できる。
脱落防止のストッパを設けたものは、繰り返される衝撃により可動子が支持電極の支持穴から脱落しようとすることがあってもストッパが可動子の端部を押え脱落を防止できる
パチスロ機等のメダル遊技設備に衝撃感知センサを設けたものは、メダルが1日数万枚落下するような過酷な環境に対しても何ら不具合は発生せず長期に渡ってメダルの落下による衝撃を感知できる
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の衝撃感知センサの斜視図である。
【図2】 実施例1の衝撃感知センサの断面図である。
【図3】 実施例1の衝撃感知センサの側面図である。
【図4】 実施例1のメダル遊技設備本体の説明図である。
【図5】 実施例1のメダル遊技設備本体内部の説明図である。
【図6】 実施例1のメダルホッパの振動と衝撃感知センサの一対の支持電極間の導通状態と衝撃感知センサに接続したメダル供給検出回路の出力信号を示す説明図である。
【図7】 実施例2のメダル遊技設備の説明図である。
【図8】 実施例2のメダル払い出し器のモータの作動時間とメダル払い出し器の作動によるメダルホッパの振動と衝撃感知センサの一対の支持電極間の導通状態と衝撃感知センサに接続したメダル払い出し検出回路の出力信号を示す説明図である。
【図9】 実施例3の衝撃感知センサ斜視図である。
【図10】 実施例3の衝撃感知センサの取り付け例を示す説明図である。
【図11】 実施例4の衝撃感知センサの斜視図である。
【図12】 実施例4の衝撃感知センサの取り付け例を示す説明図である。
【図13】 実施例5の衝撃感知センサの斜視図である。
【図14】 実施例5の衝撃感知センサの取り付け例を示す説明図である。
【図15】 実施例6の衝撃感知センサの斜視図である。
【図16】 実施例6の衝撃感知センサの分解斜視図である。
【図17】 実施例6の衝撃感知センサの取り付け例を示す説明図である。
【図18】 実施例1のメダル供給回路の回路図である。
【図19】 従来の落下物検出装置を示す説明図である。
【符号の説明】
1 衝撃感知センサ
2 支持電極
2a 支持穴
3 可動子
3a 端子
4 リード線
4a リード線被覆カバー
10 メダル遊技設備本体
11 メダル供給ライン
12 メダル取り込み装置
13 メダル供給路
14 メダルホッパ
14a 支持板
15 メダル投入口
15a メダル投入検知センサ
16a,16b メダル案内路
17 メダル払い出し器
18 タッチセンサ
19 メダル排出路
20 メダル排出案内路
21 メダル回収ライン
22 メダル供給検出回路
22a 出力信号線
23 メダル受皿
24 メダル払い出し検出回路
24a 出力信号線
25 メダル遊技ゲーム機本体
31 衝撃感知センサ
32 支持電極
32a 支持穴
32b ストッパ
33 可動子
34 リード線
41 衝撃感知センサ
42 支持電極
42a 支持穴
43 可動子
43a 端部
44 リード線
51 衝撃感知センサ
52 支持電極
52a 支持穴
52b ストッパ
53 可動子
54 リード線
61 衝撃感知センサ
62 支持電極
62a 支持切欠
63 可動子
63a くびれ部
63b ストッパ
64 リード
101 発光部
102 受光部
103 スイッチ
104 検出部
M 非検出物
m メダル

Claims (7)

  1. 衝撃が伝達される部材に一対の支持電極を設け、通電性を有する所定重量の可動子を一対の支持電極で振動により支持面から上下に離れることができるように支持し、一対の支持電極にリード線を接続し、しかも一対の支持電極にそれぞれ支持穴を設け、支持穴より大径の円柱状の可動子の両端を支持穴より小径に縮径し、可動子の縮径した両端部を支持電極の支持穴に挿入して可動子を支持し、一対の支持電極間に可動子を水平に支持し、衝撃による振動で可動子が支持電極から離れてリード線の電気的信号が変化することにより衝撃を感知する衝撃感知センサ。
  2. 衝撃が伝達される部材に一対の支持電極を設け、通電性を有する所定重量の可動子を一対の支持電極で振動により支持面から上下に離れることができるように支持し、一対の支持電極にリード線を接続し、しかも一対の支持電極にそれぞれ支持穴を設け、支持穴より小径の円柱状の可動子を支持電極の支持穴に挿入して支持し、支持穴からの可動子の脱落を防止するストッパを設け、一対の支持電極間に可動子を水平に支持し、衝撃による振動で可動子が支持電極から離れてリード線の電気的信号が変化することにより衝撃を感知する衝撃感知センサ。
  3. 衝撃が伝達される部材に一対の支持電極を設け、通電性を有する所定重量の可動子を一対の支持電極で振動により支持面から上下に離れることができるように支持し、一対の支持電極にリード線を接続し、しかも一対の支持電極にそれぞれ支持穴を設け、支持穴より広幅の板状の可動子の両端部を支持穴より狭幅にし、可動子の両端部を支持電極の支持穴に挿入して可動子を支持し、一対の支持電極間に可動子を水平に支持し、衝撃による振動で可動子が支持電極から離れてリード線の電気的信号が変化することにより衝撃を感知する衝撃感知センサ。
  4. 衝撃が伝達される部材に一対の支持電極を設け、通電性を有する所定重量の可動子を一対の支持電極で振動により支持面から上下に離れることができるように支持し、一対の支持電極にリード線を接続し、しかも一対の支持電極にそれぞれ支持穴を設け、支持穴より狭幅の板状の可動子を支持電極の支持穴に挿入して可動子を支持し、支持穴からの可動子の脱落を防止するストッパを設け、一対の支持電極間に可動子を水平に支持し、衝撃による振動で可動子が支持電極から離れてリード線の電気的信号が変化することにより衝撃を感知する衝撃感知センサ。
  5. 衝撃が伝達される部材に一対の支持電極を設け、通電性を有する所定重量の可動子を一対の支持電極で振動により支持面から上下に離れることができるように支持し、一対の支持電極にリード線を接続し、しかも一対の支持電極にそれぞれ支持切欠を設け、可動子に支持切欠に支持されるくびれ部を設け、可動子のくびれ部を支持電極の支持切欠に係着して可動子を垂直に支持し、可動子のくびれ部の下方に可動子の脱落を防止するストッパを設け、衝撃による振動で可動子が支持電極から離れてリード線の電気的信号が変化することにより衝撃を感知する衝撃感知センサ。
  6. 遊技者がメダルを投入するメダル投入口と、外部からメダルを受け入れるメダル供給路と、メダルを外部へ排出するメダル排出路と、メダル供給路から受け入れたメダルを一時的に収容するメダルホッパと、メダルホッパ内のメダルを所定枚数吐出するメダル払い出し器と、メダル投入口に投入されたメダルをメダル排出路へ案内するメダル案内路とをメダル遊技設備本体内に設け、メダル遊技設備本体の下方にメダル遊技設備本体内のメダル排出路から排出されたメダルを回収するメダル回収ラインと、メダル遊技設備本体内のメダル排出路とメダル回収ラインとの間にメダル排出路から排出されたメダルをメダル回収ラインへ案内するメダル排出案内路を設けたメダル遊技設備であって、メダル遊技設備本体内のメダルホッパの外面に請求項1〜5いずれかに記載の衝撃感知センサを設け、メダルホッパ内へのメダルの供給を感知するようにしたメダル遊技設備。
  7. 遊技者がメダルを投入するメダル投入口と、外部からメダルを受け入れるメダル供給路と、メダルを外部へ排出するメダル排出路と、メダル投入口に投入されたメダルをメダル排出路へ案内するメダル案内路と、メダル供給路から受け入れたメダルを一時的に収容するメダルホッパと、メダルホッパ内のメダルを所定枚数吐出する電動の メダル払い出し器と、メダル払い出し器により払い出されたメダルを受けるメダル受皿とをメダル遊技設備本体に設け、メダル遊技設備本体の下方にメダル遊技設備本体内のメダル排出路から排出されたメダルを回収するメダル回収ラインと、メダル遊技設備本体内のメダル排出路とメダル回収ラインとの間にメダル排出路から排出されたメダルをメダル回収ラインへ案内するメダル排出案内路を設けたメダル遊技設備であって、メダル遊技設備本体内のメダル払い出し器またはメダル払い出し器の振動が伝わる部材に請求項1〜5いずれかに記載の衝撃感知センサを設け、メダル払い出し器の作動の検出を行うようにしたメダル遊技設備。
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