JP3717367B2 - 荷役用車両 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえばコイル体(ロールコイル体)の運搬に使用される荷役用車両に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、たとえばコイル体運搬用の荷役用車両は、次のように構成されていた。すなわち、車体に荷役車体部が形成され、この荷役車体部に荷役装置が配設されている。そして荷役装置は、荷役車体部に対して上下動自在な荷役フレームと、この荷役フレームを上下動させるリフト用手段とにより構成されている。このリフト用手段は前部リフト装置と後部リフト装置からなり、両リフト装置は、それぞれ荷役車体部と荷役フレームとの間に設けられた複数のリフトシリンダーにより構成されている。
【0003】
このような従来構成によると、下降により着地状態の荷役フレームに、コイル体を載置したパレットを支持させた状態で、リフトシリンダー群を作動(伸展動または収縮動)させることによって、荷役車体部に対して荷役フレームを上昇し得る。この状態で荷役用車両を走行させることで、所期のコイル体の運搬を行える。そして、所定の場所に到達したのち、上述とは逆作用を行うことでパレットを卸し得る。
【0004】
ところで、上述したように荷役フレームを介して荷(被運搬物)を持ち上げて走行する荷役車両では、走行時の上下振動(衝撃)などにより、リフトシリンダー群に過大な負荷が加わったり、左右へのガタ(特に前部における左右のガタ)が大きい、などの問題があった。これに対処するために従来では、リフトシリンダーへの作動油配管中にアキュウムレータを入れて負荷を押えたり、左右のガタを押えるために、上昇後に別置きのシリンダーで荷役フレームをロックしたり、荷役フレームの両側にストッパを設けたりしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述したようにアキュウムレータを入れた形式によると、高価となる構成である割に負荷を押える効果は少なかった。また別置きのシリンダーでロックする形式やストッパを設けた形式によると、ガタの押えは十分に行えず残ってしまう。
【0006】
そこで本発明の請求項1記載の発明は、リフトシリンダー群に掛かる負荷の軽減とガタの押えを十分に行えるとともに、比較的安価にして構成し得る荷役用車両を提供することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明の請求項1記載の荷役用車両は、車体に、上下ならびに後方で開放したU字型の荷役車体部を形成し、この荷役車体部に配設した荷役装置は、荷役車体部に対して上下動自在な荷役フレームと、この荷役フレームを上下動させるリフト用手段と、荷役フレームの昇降ガイド手段とからなり、前記リフト用手段は前部リフト装置と後部リフト装置からなり、前部リフト装置は、荷役車体部と荷役フレームとの間に設けた複数の前部リフトシリンダーにより構成し、後部リフト装置は、荷役車体部に上下揺動自在に設けかつ一端を荷役フレームに相対回動自在に連結したリンク体と、このリンク体の他端と荷役車体部との間に設けた後部リフトシリンダーとを複数配設するとともに、荷役フレームが上昇しつつ前後方向へ移動するように構成し、前記昇降ガイド手段は、荷役フレームの左右動を規制しながら昇降案内するとともに、荷役フレームが上昇して前後方向へ移動したときに、その移動方向で係合するよう構成したことを特徴としたものである。
【0008】
したがって請求項1の発明によると、リフト用手段における各リフトシリンダーの伸縮動により荷役フレームを昇降し得る。その際に後部リフト装置では、後部リフトシリンダーの伸縮動によりリンク体を回動させ、このリンク体の回動に連動して荷役フレームを昇降させることになる。すなわち荷役フレームを、荷役車体部側に強固に支持させたリンク体により支えていることで、この荷役フレームの前後方向や左右方向のガタを規制し得る。
【0009】
さらに荷役フレームを上昇しつつ前方向へ移動させたリンク体により、上下方向の負荷が後部リフトシリンダーに加わる割合を少なくし得るとともに、後部リフトシリンダーにより前方向へ移動させる力を付与していることで、ブレーキ時の前方向の荷重は後部リフトシリンダーの負荷を少なくする方向に加わることになる。
【0010】
そして、前部に設けた昇降ガイド手段により、荷役フレームの左右方向の傾きを規制し得る。得、以て左右の偏荷重に対しても容易に荷役フレームの水平を保つことができる。しかも荷役フレームがリンク体により制限された動きによって上昇して移動したときに、その移動方向で自動的に係合することになり、これにより荷役フレームの上下、左右、前への荷重を同時に止める。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を、コイル体の運搬を行う荷役用車両に採用した状態として図に基づいて説明する。
【0012】
すなわち、車体1は、左右一対の前車輪2が設けられた前車体部3と、左右一対の後車輪4が設けられた荷役車体部5とからなり、これら前車体部3と荷役車体部5とは、連結装置6を介して縦軸心7の周りに相対旋回自在に連結されるとともに、連結装置6の部分にはステアリング用シリンダー装置8が設けられている。そして、前車体部3の上部には運転部9が設けられている。
【0013】
前記荷役車体部5は、車幅方向の前枠5Aと、この前枠5Aの両端から後方へ連設された側枠5Bとによって、上下ならびに後方で開放した凹所5Cが生じるように、平面視においてU字型に形成されている。そして、この荷役車体部5には荷役装置10が配設され、この荷役装置10は、荷役車体部5の凹所5C内において上下動自在な荷役フレーム11と、この荷役フレーム11を上下動させるリフト用手段20と、荷役フレーム11の昇降ガイド手段15などにより構成される。
【0014】
前記荷役フレーム11は、車幅方向の前フレーム11Aと、この前フレーム11Aの両端から後方へ連設された側フレーム11Bとによって、上下ならびに後方で開放した嵌合部11Cが生じるように、平面視においてU字型に形成されている。さらに、前フレーム11Aと側フレーム11Bとのコーナ部分からは上方への立上がり部11Dが一体に連設されるとともに、両立上がり部11D間には前板部11Eが一体に連設されている。
【0015】
前記リフト用手段20は、前部リフト装置21と後部リフト装置31からなる。このうち前部リフト装置21は、荷役車体部5における側枠5Bの前端部分と荷役フレーム11における側フレーム11Bの前端部分との間に、それぞれ(複数の)前部リフトシリンダー22を設けることで構成されている。
【0016】
すなわち、両前部リフトシリンダー22は縦向きに配設され、そのシリンダー本体22aの下端が側枠5Bの下部に左右方向ピン23などを介して相対回動自在に連結され、そして上向きのピストンロッド22bの上端が立上がり部11Dの上部に左右方向ピン24などを介して相対回動自在に連結されている。
【0017】
また後部リフト装置31は、荷役車体部5における側枠5Bの後端部分に上下揺動自在に設けられかつ一端が荷役フレーム11における側フレーム11Bの後端部分に相対回動自在に連結されたリンク体32と、このリンク体32の他端と荷役車体部5における側枠5Bの後端部分との間に設けられた後部リフトシリンダー35とが、左右一対に配設されることで構成されている。
【0018】
すなわちリンク体32はL字形であって、その中央部分が側フレーム11Bの後端部分に左右方向軸33を介して相対回動自在に連結され、そして一端(下端)が、側フレーム11Bの後端部分に左右方向ピン34を介して相対回動自在に連結されている。また後部リフトシリンダー35は縦向きに配設され、その下向きのピストンロッド35bの下端がリンク体32の他端(上端)に左右方向ピン36を介して相対回動自在に連結され、そしてシリンダー本体35aの上端が側枠5Bの後端部分に左右方向ピン37などを介して相対回動自在に連結されている。
【0019】
その際にリンク体32は、後部リフトシリンダー35の収縮動時(荷役フレーム11の下降時)に下端として位置されていた左右方向ピン34の部分が、左右方向軸33を中心として上方かつ前方へ移動されるように回動され、これにより左右方向ピン34を介して連結されている荷役フレーム11が、上昇しつつ前方向(前後方向)へ移動するように構成されている。
【0020】
さらにリンク体32は、荷役フレーム11が限度状に上昇されたとき、左右方向軸33から左右方向ピン36までの水平状の長さAが、左右方向軸33から左右方向ピン34までの水平状の長さBに対して長く、すなわちA>Bになるように設定されている。以上の21〜37などによりリフト用手段20の一例が構成される。
【0021】
前記昇降ガイド手段15は、荷役フレーム11の左右動を規制しながら昇降案内するとともに、荷役フレーム11が上昇して前方向(前後方向)へ移動したときに、その移動方向で係合するように構成されている。
【0022】
すなわち、荷役車体部5における前枠5Aの左右方向の中央部分には、上下方向で所定の高さを有する状態でガイド体16が設けられている。このガイド体16は、前板体16Aと左右一対の側板体16Bとにより、上下ならびに後方で開放して構成されている。
【0023】
そして、荷役フレーム11における立上がり部11Dの上部や下部でかつ左右方向の中央部分には、前方へ向けてローラ軸17が突設され、これらローラ軸17には、前記ガイド体16に嵌合されるガイドローラ18が遊転自在に設けられている。前記ローラ軸17は被係合体の一例であって、その前端はガイドローラ18よりも前方へ突出されるとともに、面取り状の被係合部17aに形成されている。
【0024】
さらにガイド体16における前板体16Aの上部や中間部でかつ後向き面側には、プレート状の係合体19が設けられ、これら係合体19の中央部分には、貫通孔と面取りとにより係合孔部19aが形成されている。これにより、荷役フレーム11が上昇して前方向へ移動したときに、両係合孔部19aに対して両被係合部17aが自動的に係合するように構成されている。
【0025】
なお、荷役車体部5にはカバー体13が設けられる。このカバー体13は、前枠5A上から立設される前カバー部13Aと、各側枠5B上から立設される側カバー部13Bと、これら前カバー部13Aと側カバー部13Bとの上縁間に設けられた天カバー部13Cとにより、底と後方とが開放された状態に構成されている。
【0026】
前記荷役フレーム11に載置自在なパレット40は、矩形板状の本体部40Aの両側下部に切り欠き状の係合部40Bが形成され、これら係合部40Bに対して前記側フレーム11Bが係合可能に構成されている。そして本体部40Aの上面は、3個(単数個または複数個)の支持部40Cが凹部状に形成され、これら支持部40Cによりコイル体(被運搬物の一例)41を支持可能とされている。
【0027】
以下に、上記した実施の形態における作用を説明する。
荷役用車両においては、リフト用手段20における各リフトシリンダー22,35の収縮動により荷役フレーム11を下降させた状態で、後進走行させたのち停車させることによって、図2や図5に示されるように、この荷役フレーム11の側フレーム11Bを、パレット40における係合部40Bの下方に位置させる。
【0028】
この状態で、リフトシリンダー22,35群の伸展動により荷役フレーム11を上昇させることで、図1や図4に示されるように、側フレーム11Bを係合部40Bの下向き面に下方から当接させて、パレット40を持ち上げ得る。このとき昇降ガイド手段15では、前記ガイド体16内で両ガイドローラ18を上昇動し得る。
【0029】
その後、荷役用車両を前進走行などさせることで、パレット40を介してコイル体41の運搬を行える。その際に、ステアリング用シリンダー装置8を作動させて前車体部3と荷役車体部5とを縦軸心7の周りに相対旋回させることで、左右の旋回走行を行える。そして所定場所に停車させたのち、リフトシリンダー22,35群の収縮動により荷役フレーム11を下降させることで、図2や図5に示されるように、パレット40を下降して着地し得る。
【0030】
前述したように、リフトシリンダー22,35群の伸縮動により荷役フレーム11を昇降し得るのであるが、その際に後部リフト装置31では、後部リフトシリンダー35の伸縮動によりリンク体32を左右方向軸33の周りに回動させ、このリンク体32の回動に連動して荷役フレーム11を昇降させることになる。すなわち荷役フレーム11を、荷役車体部5側に左右方向軸33により強固に支持させたリンク体32により支えていることで、この荷役フレーム11の内側への捩じれをリンク体32により受止め得、以て荷役フレーム11の前後方向(車長方向)や左右方向(車幅方向)のガタを規制し得る。
【0031】
これにより、荷役フレーム11を水平状で昇降させる構成を比較的安価にしてかつ高精度に、しかも荷役フレーム11を捩じることなく実現し得る。そして荷役フレーム11を水平状で昇降し得ることで、特にコイル体41など円状物の運搬を、位置ずれや脱落など招くことなく好適に行える。またリンク体32を介在することにより、荷役フレーム11の側フレーム(支持部)11Bの高さを低く押え得る。
【0032】
さらに後部リフトシリンダー35の伸展動時にリンク体32は、後部リフトシリンダー35の収縮動時(荷役フレーム11の下降時)に下端として位置していた左右方向ピン34の部分が、左右方向軸33を中心として上方かつ前方へ移動するように回動し、これにより荷役フレーム11を、上昇しつつ前方向へ移動させることになる。
【0033】
そしてリンク体32は、荷役フレーム11が限度状に上昇したとき、図1に示されるように、左右方向軸33から左右方向ピン36までの水平状の長さAが、左右方向軸33から左右方向ピン34までの水平状の長さBに対して長く、すなわちA>Bになることから、上下方向の負荷が後部リフトシリンダー35に加わる割合を少なくし得るとともに、後部リフトシリンダー35により前方向へ移動させる力を付与していることで、ブレーキ時の前方向の荷重は後部リフトシリンダー35の負荷を少なくする方向に加わることになる。
【0034】
さらに、前部に設けた昇降ガイド手段15、すなわちガイド体16内に両ガイドローラ18を嵌合させた構成により、荷役フレーム11の左右方向の傾きを規制し得、以て左右の偏荷重に対しても容易に荷役フレーム11の水平を保つことができる。しかも荷役フレーム11が、リンク体32により制限された動きによって上昇して前方向へ移動したときに、両係合孔部19aに対して両被係合部17aが自動的に係合することになる。これにより荷役フレーム11の上下、左右、前への荷重を同時に止めることができ、以て前部リフトシリンダー22の負荷を少なくすることになる。
【0035】
上記した実施の形態では、平面視においてU字型に形成された荷役フレーム11が示されているが、これは矩形平枠状など荷役フレームであってもよい。
上記した実施の形態では、荷役フレーム11の前方に昇降ガイド手段15が設けられているが、これは荷役フレーム11の後方に設けられた形式であってもよく、この場合に荷役フレーム11は、リンク体32の回動によって後方(前後方向)へ移動される。
【0036】
上記した実施の形態では、荷役用車両としてコイル体運搬車両が示されているが、これは別種の荷役用車両にも採用でき、それに応じて取り扱う被運搬物やパレットなども異なるものである。
【0037】
上記した実施の形態では、昇降ガイド手段15として、ガイド体16内に両ガイドローラ18を嵌合させる形式が示されているが、これはガイド体16内に複数本のガイドピンを嵌合させ、このガイドピンを係合に利用する形式などであってもよい。
【0038】
【発明の効果】
上記した本発明の請求項1によると、リフト用手段における各リフトシリンダーの伸縮動により荷役フレームを昇降でき、その際に後部リフト装置では、後部リフトシリンダーの伸縮動によりリンク体を回動させ、このリンク体の回動に連動して荷役フレームを昇降できる。すなわち荷役フレームを、荷役車体部側に強固に支持させたリンク体により支えていることで、この荷役フレームの前後方向や左右方向のガタを規制できる。
【0039】
さらに荷役フレームを上昇しつつ前方向へ移動させるリンク体により、上下方向の負荷が後部リフトシリンダーに加わる割合を少なくできるとともに、後部リフトシリンダーにより前後方向へ移動させる力を付与していることで、ブレーキ時の前方向の荷重は後部リフトシリンダーの負荷を少なくする方向に加わるようにできる。
【0040】
そして、前部に設けた昇降ガイド手段により、荷役フレームの左右方向の傾きを規制でき、以て左右の偏荷重に対しても容易に荷役フレームの水平を保つことができる。しかも荷役フレームがリンク体により制限された動きによって上昇して移動したときに、その移動方向で自動的に係合でき、これにより荷役フレームの上下、左右、前への荷重(ガタ)を同時に止めることができるとともに、前部リフトシリンダーの負荷を少なくすることができる。
【0041】
このように本発明によると、リフトシリンダー群に掛かる負荷を十分に軽減できるとともに、荷役フレームの前後、左右、上下方向の動きを十分に規制できる構成を、比較的安価にして実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示し、荷役用車両における荷役装置部分の上昇時の側面図である。
【図2】同荷役用車両の側面図である。
【図3】同荷役用車両の平面図である。
【図4】同荷役用車両の背面図である。
【図5】同荷役用車両における荷役装置部分の下降時の側面図である。
【図6】同荷役用車両における荷役装置部分の平面図である。
【図7】同荷役用車両における昇降ガイド手段部分の縦断側面図である。
【符号の説明】
1 車体
3 前車体部
5 荷役車体部
5A 前枠
5B 側枠
7 縦軸心
8 ステアリング用シリンダー装置
10 荷役装置
11 荷役フレーム
11A 前フレーム
11B 側フレーム
15 昇降ガイド手段
16 ガイド体
17 ローラ軸(被係合体)
17a 被係合部
18 ガイドローラ
19 係合体
19a 係合孔部
20 リフト用手段
21 前部リフト装置
22 前部リフトシリンダー
31 後部リフト装置
32 リンク体
33 左右方向軸
35 後部リフトシリンダー
40 パレット
41 コイル体(被運搬物)

Claims (1)

  1. 車体に、上下ならびに後方で開放したU字型の荷役車体部を形成し、この荷役車体部に配設した荷役装置は、荷役車体部に対して上下動自在な荷役フレームと、この荷役フレームを上下動させるリフト用手段と、荷役フレームの昇降ガイド手段とからなり、前記リフト用手段は前部リフト装置と後部リフト装置からなり、前部リフト装置は、荷役車体部と荷役フレームとの間に設けた複数の前部リフトシリンダーにより構成し、後部リフト装置は、荷役車体部に上下揺動自在に設けかつ一端を荷役フレームに相対回動自在に連結したリンク体と、このリンク体の他端と荷役車体部との間に設けた後部リフトシリンダーとを複数配設するとともに、荷役フレームが上昇しつつ前後方向へ移動するように構成し、前記昇降ガイド手段は、荷役フレームの左右動を規制しながら昇降案内するとともに、荷役フレームが上昇して前後方向へ移動したときに、その移動方向で係合するよう構成したことを特徴とする荷役用車両。
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