JP3716821B2 - 木管楽器用タンポ機構 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、木管楽器用タンポ機構に関し、特にタンポ皿が音孔に対して傾いていても音孔を高い気密性をもって閉塞することができ、息漏れを防止し得るようにした木管楽器用タンポ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4および図5に示すように、一般的にオーボエ、クラリネット、サクソフォン等の木管楽器は、管本体1と、この管本体1の外周に設けた鍵機構3によって作動されることにより音孔2を開閉制御するタンポ機構4を備えている。
【0003】
前記管本体1は外周に突設した分岐管5を備え、その開口部が前記音孔2を形成している。鍵機構3は、管本体1の外周に立設した支柱6によって軸支され図示しない鍵により回動される連管7と、この連管7にアーム8を介して取付けられた前記タンポ機構4と、前記連管7を介してタンポ機構4に閉方向の回動習性を付与する図示しないばね等で構成されている。
【0004】
前記タンポ機構4は、音孔2を開閉するタンポ10と、このタンポ10を収納するタンポ皿11と、前記タンポ10を押圧する押圧板12と、この押圧板12を前記タンポ皿11内に設けた雌ねじ13に固定する止めねじ14等で構成されている。
【0005】
前記タンポ10は、音孔2を確実に閉塞しないと息漏れにより音高、音量、音色等が変化して安定した演奏音が得られなくなることから、高い気密性と耐久性が要求され、また、分岐管5によく馴染み軽快なタッチ感が得られるものであることが要求される。このため、通常通気性を有する心材10aを気密性を有する被覆材10bで覆ったものをタンポ10として用いている。心材10aとしては、一般に圧縮成形されたフェルト板と台紙を重ね合わせたものが用いられ、被覆材10bとしては、通常スキン(羊や小牛などの皮革)、ブラダー(羊や山羊などの内蔵表皮)等が用いられる。なお、15はタンポ10の裏面に接着された台紙である。
【0006】
前記タンポ皿11は、通常金属板を絞り加工によって塑性変形させることにより浅底のカップ状に形成され、内部中央に前記雌ねじ13がロー付け、半田付け等によって固定されている。
【0007】
このようなタンポ機構4において、アーム8に対するタンポ皿11の取付け角度が不適切で、タンポ皿11が音孔2に対して傾いているとタンポ10も傾くため、キー操作したときタンポ10が分岐管5の開口端面5aの全周にわたって密着せず傾き側とは反対側において隙間ができ、この隙間から息が漏れて所定の音高の音を発音させることができなくなる。
【0008】
そこで、従来はこのような問題を解決するために、図6に示すようにタンポ皿11の内部で息漏れが生じる側に調整用台紙18を組込んでタンポ10を嵩上げすることで、タンポ10を開口端面5aと平行になるように調整している。なお、θはタンポ皿11の傾き角度である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように従来は調整用台紙18によってタンポ10を開口端面5aと平行になるように調整していた。しかしながら、押圧板12は止めねじ14の頭部下面(平坦面)によって押圧されるため、タンポ皿11に対して平行で角度調整されずタンポ10に対して傾むくため、止めねじ14を締付けていくと、図6に示すようにタンポ皿11の傾き側とは反対側外周縁部がタンポ10に対して片当たりする。このため、タンポ10の押圧板12が片当たりしている部分16が凹んで分岐管5の開口端面5aとの間に隙間17が生じる。そこで、従来は、タンポ皿11のアーム8に対する取付角度を粗調整した後、調整用台紙18の厚さや枚数を変えたり位置を調整するなど試行錯誤を繰り返す微調整により、タンポ10が分岐管5の開口端面5aに対して片当たりしないようにしている。しかしながら、このような粗調整および微調整は面倒で熟練を要する割には、音孔2からの息漏れを完全には防止することができないという問題があった。
また、タンポ10の押圧板12が片当たりする部分16に応力が集中するため、被覆材10bが破断したりしてタンポ10の耐久性を低下させる。
【0010】
本発明は上記した従来の問題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、タンポ皿がアームに対して傾いて取付けられていても、タンポ皿自体の取付角度は変更することなく、タンポを分岐管の開口端面と平行になるようにタンポ皿に対して傾けることができ、また押圧板がタンポに対して片当たりすることがなく、音孔を確実に閉塞し得るようにした木管楽器用タンポ機構を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために第1の発明は、楽器本体の音孔を開閉制御する木管楽器用タンポ機構において、タンポ皿内に全方向に傾動自在に収納配置された台座と、この台座にねじ止め固定されたタンポとを備え、前記台座は、前記タンポを固定するための止めねじが螺合する雌ねじが形成されるとともに前記タンポ皿と接触する側が球面凸状に形成され、前記タンポ皿の内側と略点接触するものである。
【0012】
第1の発明においては、タンポ皿が音孔の開口端面に対して傾いている場合、タンポを開口端面に押し付けると、台座がタンポ皿に対して傾動して開口端面と平行になる。したがって、タンポは開口端面に対する片当たりすることがない。
【0014】
また、第1の発明においては、台座がタンポ皿の内側面と略点接触しているため、台座の全方向への円滑な傾動を可能にし、タンポを開口端面の全周にわたって確実に密着させる。
【0015】
第2の発明は上記第1の発明において、前記タンポを楽器本体の外周に形成した音孔の開口端面に押し付けた状態で前記台座を前記タンポ皿に接着剤によって固定したものである。
【0016】
第2の発明においては、タンポを音孔の開口端面に押し付け、この状態で台座をタンポ皿に接着剤で固定しているため、タンポ皿が音孔に対して傾いていても何ら問題ない。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係る木管楽器用タンポ機構の断面図である。なお、従来技術の欄で示した構成部材等と同一のものについては同一の符号をもって示し、その説明を適宜省略する。タンポ機構20は、音孔2を閉塞するタンポ10、タンポ10を収納するタンポ皿11、タンポ10を押圧する押圧板12、押圧板12とともにタンポ10を挟持する台座21および前記押圧板12を前記台座21に固定する止めねじ14を備え、前記台座21をタンポ皿11内に傾動自在に収納し、台座21の傾動によってタンポ10の音孔2に対する傾きを補正し、前記台座21を接着剤22によってタンポ皿11に固定するようにしている。
【0018】
前記タンポ皿11は、金属板の絞り加工によって浅底のカップ状に形成されることにより、円板部11Aと、この円板部11Aの外周に一体に突設された円筒部11Bとで構成されている。円板部11Aは、中央に形成された内側に凸となる球状凸部23と、この球状凸部23の外周に全周にわたって形成された内側に凸となる環状凸部24と、この環状凸部24と前記円筒部11Bを接続する外周に向かってなだらかに傾斜する環状傾斜部25とで構成されている。球状凸部23の頂部P1 は、環状凸部24の頂部P2 、および環状傾斜部25と円筒部11Bとの接続部よりもタンポ皿11の内部側に位置している。
【0019】
前記台座21は、合成樹脂または金属によって形成することにより、タンポ10より若干外径が小さい円板部21Aと、この円板部21Aの表面、すなわちタンポ10が密着する面26の中央に一体に突設された円筒部21Bとで構成されている。円板部21Aの裏面、すなわちタンポ10とは反対側の面27は、緩やかに湾曲した球面に形成され、頂部付近が前記球状凸部23に略点接触状態で接触している。ただし、裏面27は平面であってもよい。
【0020】
前記円筒部21Bは、タンポ10の中央に形成した貫通孔28に嵌合しており、内周面には前記止めねじ14が螺合する雌ねじ29が形成されている。円筒部21Bの高さは、タンポ10の厚さより若干低い。
【0021】
前記タンポ10は、前記タンポ皿11の円筒部11Bの内径と略等しい外径のリング状に形成され、前記円筒部21Bと貫通孔28との嵌合によって台座21の円板部21A上に装着された後、押圧板12を介して止めねじ14を雌ねじ29にねじ込むことにより、前記円板部21Aと押圧板12とによって挟持されている。
【0022】
このようなタンポ10は、接着剤22をタンポ皿11に充填した後、前記押圧板12、止めねじ14および台座21とともにタンポ皿11に収納され、接着剤22によって台座21がタンポ皿11に固定されることで、タンポ皿11に取付けられる。この場合、タンポ10を分岐管5の開口端面5aに接触させ、さらに図4に示した連管7を介してタンポ機構4に閉方向の回動習性を付与するばねの力で押し付けた状態で、前記台座21をタンポ皿11の内部に接着剤22で固定し、接着剤22が完全に固化するまでこの状態を保持し、固化するとタンポ10の取付けを完了する。
【0023】
このように、タンポ10を音孔2を形成する分岐管5の開口端面5eに押し付けた状態で台座21をタンポ皿11に固定すると、アーム8(図4参照)に対するタンポ皿11の取付け角度が不適切で、タンポ皿11が音孔2に対して角度θだけ傾いている場合であっても、タンポ10を開口端面5aに片当たりすることなく全周にわたって接触させることができる。すなわち、タンポ皿11は予めアーム8にロー付けされているため、分岐管5に対して角度調整することはできないが、タンポ10を開口端面5aに押し付けた状態においては、未だ接着剤22が固化していないので、台座21が開口端面5aと平行になるように図3に示すようにタンポ皿11の傾き方向とは反対方向(矢印A方向)に傾動してタンポ10を開口端面5aの全周にわたって密着させる。このときの台座21の傾動は、タンポ皿11の球状凸部23と台座21の裏面27とが略点接触状態で接触していることから円滑に行われる。また、タンポ10の高さが大きく変化するようなことがなく、さらには、タンポ10の外径をタンポ皿11の内径と略等しく設定しているため、台座21がタンポ皿11に対して傾動してもタンポ10の外周と円筒部11Bとの間に隙間が殆ど生じることがなく、接着剤22のタンポ皿11からの漏洩を防止することができる。
【0024】
そして、この状態で接着剤22が固化するまで待ち、固化するとタンポ10のタンポ皿11への取付けおよび音孔2への合わせ作業が同時に完了する。
【0025】
このように本発明に係るタンポ機構20は、台座21をタンポ皿11内に傾動自在に収納した状態でタンポ10を分岐管5の開口端面5aに押し付け、この状態で台座21をタンポ皿11に接着剤22によって固定するようにしているので、タンポ皿11が分岐管5の開口端面5a対して傾いている場合であっても、台座21の傾動によってタンポ10を開口端面5aに全周にわたって密着させることができる。したがって、タンポ10によって音孔2を高い気密性をもって確実に閉塞することができ、息漏れが発生せず安定した演奏音が得られる。
【0026】
また、押圧板12と台座21はタンポ10を挟持した状態で一体に傾動するため、押圧板12がタンポ10に対して傾いて片当たりすることがなく、タンポ10の表面を覆っている被覆材10bの破断を防止することができる。したがって、タンポ10の耐久性が向上し、楽器の性能を長期にわたって安定に維持することができる。
【0027】
さらに、タンポ皿11自体の音孔2に対する傾きを粗調整したり、調整用台紙を用いてタンポ10を微調整したりする必要がないので、タンポ機構20の取付け、音孔2への合わせ作業が著しく簡単かつ容易で熟練を必要としない。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る木管楽器用タンポ機構は、タンポと台座をタンポ皿に傾動自在に収納したので、タンポ皿が音孔に対して傾いている場合、台座がタンポ皿に対して傾動してタンポの開口端面に対する傾きを補正することができる。
また、タンポを音孔の開口端面に押し付け、この状態で台座を接着剤によってタンポ皿に固定するように構成したので、タンポ皿が音孔の開口端面に対して傾いていてもタンポによって音孔を高い気密性をもって確実に閉塞することができ、息漏れが発生せず安定した演奏音が得られ、楽器の性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る木管楽器用タンポ皿の一実施の形態を示す断面図である。
【図2】 タンポ皿が音孔に対して傾いている状態を示す図である。
【図3】 台座の傾動によりタンポが開口端面に密着した状態を示す図である。
【図4】 木管楽器の鍵機構を示す斜視図である。
【図5】 木管楽器用タンポ皿の従来例を示す断面図である。
【図6】 タンポがタンポ皿に対して傾いている他の従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1…楽器本体、2…音孔、3…鍵機構、4…タンポ機構、5…分岐管、5a…開口端面、10…タンポ、11…タンポ皿、12…押圧板、13…雌ねじ、14…止めねじ、18…調整用台紙、20…タンポ機構、21…台座、22…接着剤、23…球状凸部。
Claims (2)
- 楽器本体の音孔を開閉制御する木管楽器用タンポ機構において、
タンポ皿内に全方向に傾動自在に収納配置された台座と、この台座にねじ止め固定されたタンポとを備え、
前記台座は、前記タンポを固定するための止めねじが螺合する雌ねじが形成されるとともに前記タンポ皿と接触する側が球面凸状に形成され、前記タンポ皿の内側と略点接触することを特徴とする木管楽器用タンポ機構。 - 請求項1記載の木管楽器用タンポ機構において、
前記タンポを楽器本体の外周に形成した音孔の開口端面に押し付けた状態で前記台座を前記タンポ皿に接着剤によって固定したことを特徴とする木管楽器用タンポ機構。
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