JP3716051B2 - リブラス折曲方法および折曲装置 - Google Patents

リブラス折曲方法および折曲装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3716051B2
JP3716051B2 JP16658196A JP16658196A JP3716051B2 JP 3716051 B2 JP3716051 B2 JP 3716051B2 JP 16658196 A JP16658196 A JP 16658196A JP 16658196 A JP16658196 A JP 16658196A JP 3716051 B2 JP3716051 B2 JP 3716051B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rib
bending
blade
cutting
perforation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP16658196A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09314237A (ja
Inventor
稔 細田
Original Assignee
稔 細田
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 稔 細田 filed Critical 稔 細田
Priority to JP16658196A priority Critical patent/JP3716051B2/ja
Publication of JPH09314237A publication Critical patent/JPH09314237A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3716051B2 publication Critical patent/JP3716051B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、略U字状またはV字状断面のリブを有するリブラスをリブと交差する方向の1線を支点として折曲げる際の、折曲方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
リブラスは、リブの無い平ラスと異なり、一定間隔で設けられた略U字状またはV字状断面のリブによって、リブを交差する方向に折曲ようとする外力に対して剛性および強度を確保したものである。このようなリブラスは、とくに、間柱に直接ラスモルタルを施工したいときや、最近普及が著しいコンクリート型枠への利用など、剛性や強度が必要な場合に、多く採用されている。したがって、ほとんどの場合、間柱や補強桟が縦方向であるため、リブの方向が水平に近い方向で使用される(横使い)のが現状である。
【0003】
その際、壁や柱などの隅部に発生する出隅および入隅においては、リブを折曲げるとともにリブラス全体を折曲げるという作業が必要になってくる。しかしながら、前述のようにリブを交差する方向に折れ曲がり難くする効果が、逆に災いして、直線度が正確であってしかも隅部がシャープに折曲げることが常に期待されてきた。
【0004】
図7は、従来の折曲方法を示すもので、リブAの剛性を減少させるために、折曲線1と交差する折曲箇所において、平板状に押しつぶすことによって断面係数を小さくし、曲げ易くしている。このように、各リブAにおいて同じ作業を行うと、リブラス全体の剛性は折曲線の位置で著しく小さくなり、人力などの小さな力で折曲作業を行うことができる。すなわち、リブAを押しつぶすことに伴い、折曲線1を支点にした回転力を加えれば、容易に折曲作業を行うことができる。
【0005】
図7のような折曲方法は、例えば、ハンマーで折曲箇所のリブAを叩きつぶす方法が最も簡便なものであり、旧来から現場で行われてきた。
また、最近では図8のように、上下方向のプレス力2により、リブAをつぶしながら回転力を加えることのできる、V字状上下型H1、H2による専用のプレス装置も開発されているようである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前述したようにリブAは、もともと剛性を要求される場合に必要とされて構成されたもので、リブラスに対してより高い剛性を必要とする用途であれば、それに応じてリブAも剛性を高くすることが求められ、したがって前述のように折曲の際につぶすだけの方法では、次のような問題点が生じている。
【0007】
まず、旧来のハンマー等の工具による叩きつぶす方法においては、作業の性質上、リブAを1つずつつぶすことになるため、人力と言えどもの衝撃力を利用した力は大きく、比較的簡単にリブAをつぶすことができる。
【0008】
しかし、一方で、このような方法では狙いを定めて正確に工具を打ち突けることが難しく、折曲線1を直線上に揃えることが難しかった。しかも、前述のようにリブAに対して1つずつの作業になるため、時間が掛かり非効率的であった。また、つぶし箇所の精度が低いだけでなく、ハンマーのような工具で行うことにより、折曲線1の周辺をある程度幅広くつぶすことになるため、折曲の際、図9に示すように、リブAの曲げ座屈が折曲線1だけでなくその周辺にも波及して、隅部3においてシャープさがなく丸みを帯びてしまう。
【0009】
次に、図8のように、V字状上下型H1、H2によるプレス装置を利用する方法においては、コストを伴う機械力の利用であることからその見返りに自ずと求められる作業時間の短縮のために、これまで、1枚のリブラスに多数ある全部のリブAを同時につぶすことが求められてきた。しかも、静圧を利用してリブAをつぶすことになるため、大きなプレス力2が必要であった。
【0010】
一方で、このようなリブラスの折曲作業は、現場作業となることが一般的であり、大型の装置の搬入や大きな動力の確保が非常に難しいのが現状である。したがって、装置をコンパクトにすることはもちろん、倍力装置を利用するなどして工夫を加えることにより、人力を原動力として使用することができることも求められてきた。
【0011】
ところが、コンクリート型枠への利用など、最近リブラスの用途は高剛性化が進んでいる。すなわち、前述のようなプレス力はさらに大きなものを要求されるようになって、高剛性のリブをつぶすのは容易でない。しかも、原動力を人力に頼る現状は変わっていない。したがって、残る方法は、一度につぶすリブの数を減らしたり、倍力装置の作用倍率を大きくすることを行わなければ、そのプレス力が不足することが多くなってきた。すなわち、リブの高剛性化とともに作業効率が悪化する事態が生じてきた。
【0012】
とくに、深さ寸法の大きなU字状リブの場合、リブAをつぶす過程においてスタランド分岐側端A1を圧し広げる際に生じる、スタランド分岐側端A1と上型H1、および底部A2と下型H2との摩擦抵抗が大きく、しかも、スタランド分岐側端A1が座屈して折れ曲がるなどした場合には、一層抵抗が大きくなってしまう。このことは、上下型H1、H2のV字の先端角度5が小さく鋭くなると、とくに起き易いため、角度はせいぜい90度前後が限界であった。
【0013】
また、リブラスは一般的には薄鋼板から製作されているため、先端角度が小さくできないと、鋼製材料を変形させた場合の宿命であるスプリングバックや、図に示すようなリブAの曲げ座屈が折曲線1だけでなくその周辺にも波及して、隅部3においてシャープさがなく丸みを帯びてしまう。
【0014】
本発明は前記した問題点を解決せんとするもので、その目的とするところは、高剛性リブを有するリブラスにおいても、人力など小さな原動力により、折曲線に対して正確であり、かつ、丸みがなくシャープな折曲を可能とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
刃先部に適当な厚さを有する切り込み刃を立設した切り込み型と、リブを被嵌するよう形成されたリブ受けを有し、切り込み刃に対してせん断切りを可能とする受け刃を有する受け型とを構成して、リブ受けにリブを嵌入し、切り込み刃をリブの凹側よりスタランド分岐側端に押し付けることによりスタランド分岐側端に切り込みを設けるとともに、切り込み箇所を境に、リブにおいて刃先部が当接した側が平面状または鈍角的に開いてなるリブラス折曲方法(請求項1)によりなる。
【0016】
または、少なくとも底部より開口側の幅が大きな略U字またはV字状断面のリブを有するリブラスの場合は、先端が鋭角的に形成された穿孔駒を設けた穿孔型と、穿孔駒の進行に伴う干渉が生じないよう窪みを設けた全体として平面的な受け型とを構成して、穿孔駒をリブの凸側より底部に押し付けることにより底部に通孔を設けるとともに、リブのスタランド分岐側端がリブの凹側より受け型に押し付けられることによりリブを平面状または鈍角的に開いてなるリブラス折曲方法、(請求項2)によりなる。
【0017】
【発明の実施の形態】
前記したごとく構成された本発明のリブラス折曲方法および折曲装置は、
第1に、スタランド分岐側端に切り込みを設けることにより(請求項1)、または、底部に通孔を穿設することにより(請求項2)、リブの断面積および断面係数を小さくすることができる。
【0018】
第2に、リブ受けにリブを嵌入するため、切り込みの際にリブがずれない。(請求項1)
【0019】
第3に、刃先部に適当な厚さを有するため、刃先部がスタランド分岐側端に当接した後、切り込みが進行するとともに、切り込み箇所を境に刃先部が当接した側のリブが平面状または鈍角的に開く。また、一方で、リブを被嵌するよう形成されたリブ受けにリブを嵌入することにより、切り込み箇所を境にリブ受けが当接した側のリブはもとの断面形状が維持される。したがって、切り込み箇所を支点にしてリブの凹側が内側となるようリブを折曲げた際、直角程度の範囲内の曲げの場合であれば、折曲げ箇所を境にして対向するリブどうしがぶつかって抵抗となることがない。(請求項1)
【0020】
第4に、リブを平面状または鈍角的に開くことにより、リブの断面係数を小さくすることができる。(請求項2)
【0021】
第5に、先端が鋭角的に形成された穿孔駒により、穿設型と受け型とが相対的に近付いている間、穿設駒の先端がリブの底部に当接してから後は常に穿設が進行するとともに、リブの底部を押し付ける力が継続し、同時にスタランド分岐側端を受け型に押し付ける力が継続する。また、このとき少なくともリブの幅は底部より開口側が大きいため、スタランド分岐側端が受け型に押し付けられることにより、自ずとリブを平面状または鈍角的に開かせる作用が働く。(請求項2)
【0022】
【実施例1】
本発明請求項1の実施例を図1〜4とともに説明する。
まず、図1のように、本実施例の折曲げ装置は、刃先部B11に適当な厚さを有する複数の切り込み刃B1を立設した切り込み型Bと、リブAを被嵌するよう形成された複数のリブ受けD1を有し、切り込み刃B1に対してせん断切りを可能とする受け刃D2を有する受け型Dとにより構成されている。これらの切り込み刃B1およびリブ受けD1は、もちろんリブAの間隔と同じ間隔に形成されている。
【0023】
本実施例での作業の手順は、まず、リブAの切り込みを行い、次にリブAの折曲を行う。
切り込み作業は、リブ受けD1にリブAを嵌入させ、切り込み型Bと受け型Dを相対的に近付け、間に挟んだリブAに対して切り込み刃B1をリブAの凹側から進行させて、刃先部B11が折曲線1に相当する位置の両側のスタランド分岐側端A1に当接するとともに、プレス力2を加えて切り込み始め、リブAの底部A2を切り込まずに残すようにして終了する。
【0024】
このとき、リブAは大きく断面欠損することにより断面係数を減らすため、切り込みFを支点にして回転させれば、小さな力で容易にリブAを曲げることができる。しかも、切り込みFの周囲との断面係数の差が大きいため、曲げられたリブAは切り込みFを隅部3として、シャープに折れ曲がる。
とくに、凸側が対向するようリブAを曲げた場合は、リブAの底部A2が折曲時の回転の支点となるため、リブAどうしはぶつからずに容易に折曲げることができる。
【0025】
ところで、切り込み刃B1においては、スタランド分岐側端A1に刃先部B11が当接した際の抵抗でリブAが外側に開くような力が働かせるため、スタランド分岐側端A1におけるリブAに対する刃先部B11の相対角度は、鈍角的である方が好ましい。
すなわち、図2のように、リブAは切り込みFを境に、刃先部B11が当接する一方の側(刃先当接側)F1がスタランド分岐側端A1より徐々に外側に開かされ、刃先当接側F1のリブAが切り込みF付近で、最終的に平面状または鈍角的に開かせることができる。
【0026】
この点は、図3のように、凹側が対向するようリブAを曲げた場合に、切り込みFを境に、刃先当接側F1とリブ受け当接側F2とがぶつかることがなくなる効果がある。逆に、もし、図2のように、刃先当接側F1のリブAが開かない場合、図3と同様な折曲げを行った際、図4のように、切り込みFを境にしてリブAどうしがぶつかりあってしまう。したがって、断面欠損が大きい割に、曲げる際に若干抵抗が大きくなり、あるいは、無理に曲げることにより隅部3のシャープさが若干損なわれる。
【0027】
また一方で、切り込みFは必ずしも両側行う必要なく、片側でもよい。しかし、この場合には、リブAの切り込みFの無い側を変形させるのにやや余分に力が必要となるため、曲げる際に若干抵抗が大きくなるとともに、隅部3のシャープさが若干損なわれる可能性がある。しかし、この場合は、切り込み量が少ないことによるリブAの断面欠損が少ないため、リブAの引張強度が大きく減退することがない。
【0028】
このように、切り込みFをリブAの両側に設けるかまたは片側にのみ設けるか、あるいは、切り込み量をどの程度の深さにするか、といった調整は、折曲の抵抗負荷や、必要なリブAの引張強度、および、折曲時のリブAの変形による隅部3のシャープさの出来具合によって、決めればよいものである。
【0029】
【実施例2】
本発明請求項2の実施例を、図5および6とともに説明する。
本実施例は、リブラスのリブAが、少なくとも開口側が底部A2より幅が広い断面形状のものに対する場合に適用されるものである。
まず、図5のように、本実施例の折曲げ装置は、先端が鋭角的に形成された複数の穿孔駒C1を設けた穿孔型Cと、穿孔駒C1の進行にともなう干渉が生じないよう穿孔駒C1に応じた窪みE1を設けた全体として平面的な受け型Eとにより構成されている。これらの穿孔駒C1および窪みE1は、もちろんリブAの間隔と同じ間隔に形成されている。
【0030】
本実施例での作業の手順は、まず、リブAの底部にA2通孔Gを穿設し、次にリブAの折曲を行う。
穿設作業は、受け型Eにスタランド分岐側端A1を当接させ、穿孔型Cと受け型Eを相対的に近付け、間に挟んだリブAに対して穿設型CをリブAの凸側から進行させて、穿設駒C1が折曲線1に相当する位置の底部A2に当接するとともに、プレス力2を加えて穿設を行う。
このとき、リブAは底部A2に通孔Gが穿設され、断面欠損することにより断面係数を減らすため、穿設箇所を支点にして回転させれば、小さな力で容易にリブAを曲げることができる。しかも、穿設箇所の周囲との断面係数の差が大きいため、曲げられたリブAは穿設箇所を隅部3として、シャープに折れ曲がる。
【0031】
とくに、凹側が対向するようリブAを曲げた場合は、スタランド分岐側端A1が折曲時の回転の支点となるため、リブAどうしはぶつからずに容易に折曲げることができる。
【0032】
ところで、穿設過程で常に穿設駒C1が通孔Gを大きく圧し広げながらリブAの底部A2にプレス力2を加え続け、そのプレス力2が受け型Eに当接するスタランド分岐側端A1に伝わるよう、穿設駒C1の先端が鋭角的に形成されるのが好ましい。
すなわち、図6のように、リブAは底部A2より開口の幅が広いため、スタランド分岐側端A1は受け型Eに圧し当てられると同時に摩擦しながら、自ずと、リブAの開口が圧し広げられることになる。このことが進行すると、最終的にリブAは、座屈して平面状または鈍角的に開く。
しかも、最も座屈し難い底部A2にはすでに通孔Gが穿設されているため、大きな力を必要とせず、通孔Gを穿設した筒所とその周辺での座屈の程度に大きな差が生じる、つまり、折曲げ線1付近とその周辺でリブAの開く程度に大きな差が生じる。
【0033】
このように、折曲線1に沿ってリブAが平面状または鈍角的に開くことにより、折曲箇所におけるリブAの断面係数がその周辺に比べ急激にしかも著しく小さくなり、リブAの凸側を対向する方向へも、また、凹側を対向する方向へも、どちらへも容易に曲げ易くなる。もちろん、リブAを平面状または鈍角的に開いているため、折曲げた際に折曲箇所を挟んで対向するリブAどうしがぶつかることはない。
したがって、折曲げ作業の力が小さくて済むだけでなく、隅部3のシャープさが確保され易い。
【0034】
本実施例は、リブAの断面形状における前述のような条件があることを除けば、実施例1より優れた点が多い。すなわち、リブAの断面欠損が小さくて済み、リブAの引張強度が大きく確保されているにも関わらず、リブAを平面状または鈍角的に開くことができるため、どちらの方向へ折曲げる際にも、折曲げ作業の力が小さくて済むだけでなく、隅部3のシャープさが確保され易い。
もちろん、通孔Gの大きさは、リブAを平面状または鈍角的に開かせるときの抵抗負荷や、必要なリブAの引張強度、および、折曲時のリブAの変形による隅部3のシャープさの出来具合によって、決めればよいものである。
【0035】
以上説明したように本発明のリブラス折曲方法は、第1に、本発明の全般として、剛性の高いリブであっても、折曲げ箇所に切り込みや通孔を設けることにより断面積および断面係数と小さくすることで、大きな力がなくても折曲げ易くなる。しかも、折曲げ箇所における断面係数の差を、その周辺に比べ急激に小さくすることができるため、折曲げた際に隅部でのシャープさが確保される。
【0036】
第2に、請求項1においては、スタランド分岐側端から切り込みを設けるとともに、刃先部が当接した側のリブが平面状または鈍角的に開くため、リブを凹側が対向するよう折曲げた際でもリブがぶつかるなどの、折曲げ作業に対する抵抗負荷が掛かりにくい。また、リブの底部を残して切り込むため、リブの凸側が対向するよう折曲げた際に抵抗負荷が掛かりにくい。
【0037】
第3に、請求項2においては、リブの底部に通孔を穿設するとともに、リブが平面状または鈍角的に開くため、どちらの方向へ曲げる際にも抵抗負荷が掛かりにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例1の折曲げ装置を示す図。
【図2】実施例1の折曲げ方法により、切り込みを設けた状態のリブを示す斜視図。
【図3】実施例1の折曲げ方法により、凹側が対向するように折曲げられたリブを示す斜視図。
【図4】実施例1に類して、刃先部に厚さがない切り込み刃により切り込んだときのリブを、凹側が対向するように折曲げられた際に生じるリブどうしのぶつかりを示す斜視図。
【図5】本発明実施例2の折曲げ装置を示す図。
【図6】実施例2の折曲げ方法により、通孔を穿設された状態のリブを示す斜視図。
【図7】従来の折曲げ方法にして、平面状または鈍角的に開いた状態のリブを示す斜視図。
【図8】従来の折曲げ装置を示す図。
【図9】図7の折曲げ方法の際に生じる隅部の丸みを示す図。
【符号の説明】
A リブ
B 切り込み型
C 穿孔型
D、E 受け型
F 切り込み
G 通孔
1 折曲線
2 プレス力
3 隅部

Claims (2)

  1. 略U字またはV字状断面のリブを有するリブラスを前記リブと交差する方向の1線を支点として折曲げる作業において、刃先部に適当な厚さを有する切り込み刃を立設した切り込み型と、前記リブを被嵌するよう形成されたリブ受けを有し、該切り込み刃に対してせん断切りを可能とする受け刃を有する受け型とを構成して、該リブ受けに前記リブを嵌入し、該切り込み刃を前記リブの凹側よりスタランド分岐側端に押し付けることにより前記スタランド分岐側端に切り込みを設けるとともに、前記切り込み箇所を境に、前記リブにおいて該刃先部が当接した側が平面状または鈍角的に開いてなるリブラス折曲方法
  2. 少なくとも底部より開口側の幅が大きな略U字またはV字状断面のリブを有するリブラスを、前記リブと交差する方向の1線を支点として折曲げる作業において、先端が鋭角的に形成された穿孔駒を設けた穿孔型と、該穿孔駒の進行に伴う干渉が生じないよう窪みを設けた全体として平面的な受け型とを構成して、該穿孔駒を前記リブの凸側より前記底部に押し付けることにより前記底部に通孔を設けるとともに、前記リブのスタランド分岐側端が前記リブの凹側より該受け型に押し付けられることにより前記リブを平面状または鈍角的に開いてなるリブラス折曲方法
JP16658196A 1996-05-22 1996-05-22 リブラス折曲方法および折曲装置 Expired - Fee Related JP3716051B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16658196A JP3716051B2 (ja) 1996-05-22 1996-05-22 リブラス折曲方法および折曲装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16658196A JP3716051B2 (ja) 1996-05-22 1996-05-22 リブラス折曲方法および折曲装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09314237A JPH09314237A (ja) 1997-12-09
JP3716051B2 true JP3716051B2 (ja) 2005-11-16

Family

ID=15833936

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16658196A Expired - Fee Related JP3716051B2 (ja) 1996-05-22 1996-05-22 リブラス折曲方法および折曲装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3716051B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4642575B2 (ja) * 2005-07-08 2011-03-02 株式会社ナカハラ フィルタ部材
CN114798858B (zh) * 2022-04-30 2023-09-12 苏州蒙特纳利驱动设备有限公司 一种电梯槽型安装板一体成型设备的智能槽型修正装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09314237A (ja) 1997-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6066048A (en) Punch and die for producing connector plates
US7222511B2 (en) Process of forming bend-controlling structures in a sheet of material, the resulting sheet and die sets therefor
TW200539965A (en) Sheet material with bend controlling displacements and method for forming the same
KR20070116089A (ko) 시트 재료 굽힘선 변위 툴링 및 방법
JPH0354016B2 (ja)
US8215597B1 (en) Electrical box support tab construction
GB1584403A (en) Joints
JP3716051B2 (ja) リブラス折曲方法および折曲装置
CA1046248A (en) Form tie for concrete form structures
US4233871A (en) Notching tool
US6299400B1 (en) Deck fastener, method of driving and method of manufacture of fastener
JP3146707U (ja) 打ち抜き型
JP4632880B2 (ja) プレス金型のダイブッシュ及びプレス金型のダイブッシュのダイプレートにおける固定構造
JP3413140B2 (ja) プレス機による追い抜き加工方法
JP2714752B2 (ja) 直交板材のカシメ方法及びこれを用いたファンケーシングの組立て方法
EP0697991B1 (en) Cable reel and a method for manufacturing it
JPH01309738A (ja) パイプへの穿孔方法
JPH0444264Y2 (ja)
US3986418A (en) System for making cutouts and angular cuts in stepped siding
JPS5835439Y2 (ja) 厚紙シ−ト切断刃
JPS5811520Y2 (ja) 書類穴あけ器
WO2020033996A1 (en) A flashing connector
KR102202026B1 (ko) 다이롤 현상이 억제된 도어 잠금장치용 부품 제조방법
EP0518804A1 (en) Procedure for cramping by riveting, cramping obtained by this procedure and tool to perform the cramping
JPH08309430A (ja) 中空角パイプ屈曲加工方法及びその加工金型

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041214

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050510

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050516

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050726

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050829

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees