JP3714953B2 - 自転車トルクカップリング - Google Patents

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Description

技術分野
本発明は、概して、カップリングを介して分割可能で再度組立可能なフレームを有する自転車及びかような自転車を保管する方法及び装置に関する。特に、本発明は、フレームの片あるいはシャフトのいかなる2つの部分でも一緒に堅く結合する自転車フレームチューブカップリング、及び一般の運送会社が要求するサイズ超過なしのカバン用のサイズに合うようなケース内での自転車全体の保管を容易にするフレームを分割する方法に関する。
背景技術
数年来、自転車は運搬目的及び保管目的のために、折り畳みあるいは分解できるように作られている。多くは、前述の2つの目的のためには十分であり、中には超過の貨物料金なしに飛行機に乗せることさえ可能とするものさえある。しかしながら、貪欲なサイクリストによって所望される乗り方及びスタイルを満たすものはない。本発明は、現在証明されている標準の自転車の特徴のすべてと、高さ、幅及び周囲が62インチ以下であるケース(米国国内線及び国際エアライン及び他の通常の運搬での荷物のレギュラーサイズの上限)内に適合するようにフレームをばらばらにすることができる追加の特徴と、を組み合わせている。
以下に示す従来技術は、出願人が知っている技術状態を表し、関連技術の開示義務を果たすものである。しかしながら、これらの引例は、いかなる予想できる組み合わせで考慮しても、以下により詳細に開示し且つ請求する本発明を教示あるいは示唆するものではない。
発明者 特許番号 発行日
Jankowski 3,304,099
Hearn 3,463,228 1969年8月26日
Schultenkamperら 4,053,248 1977年10月11日
Brenner 4,252,335 1981年2月
Hon 4,462,606 1984年7月31日
他の従来技術
折り畳み可能な自転車、スーパーセーバー(Super Savers)の広告
Brennerの特許は、自転車の3つの場所に適合する標準的な配管継手を用いる折り畳み可能な自転車を教示する。本発明は、Brennerと同様な型式を用いることもできるが、多くの点で異なっている。このうち最も重要な点は、以下のとおりである。第一に、本発明のカップリングは、フランジ端部に永久的に固定されていないラグ端部上の除去可能な肩部を用いる。第二に、本発明は、結合用に平坦な表面の代わりに係合面上にカットされた特別のクラッチ歯又は単なる整合ピンを有する。第三に、本発明は、自転車に適するための3つの標準的な規格品の配管部品の適合を含まない。本発明は、注文品用であり、軽量で、強く、空力学的なトルク伝達カップリングであり、これらのうち、フレーム再分用に自転車を適合させるためには単に2つが必要である。
本発明の一つのカップリングの除去可能な肩部は、Brennerの教示を越えるカップリングに関する肯定的な考察を与える。第一に、ナットをラグの前方から組み込むことが可能となるので、別の肩部を後ろでカットすることができ、ナットが背部から外れてスライドすることがなく、フレームの塗料を削らないようにすることができる。Brennerはかようなものを教示していない。除去可能な肩部もまた容易に交換することができる。除去可能な肩部はナットを維持するが、永久的に固着されたフランジではないので、ナットも容易に交換することができる。Brennerによって考えられたカップリングでは、ナットが損傷した際にナットを除去して交換するために、あるいはフランジが損傷した際にカップリング端部全体を交換するために、はんだの熔解又は切断が必要となるであろう。
本発明のカップリングの別の実施形態における特異なネジ溝の使用もまた、Brennerの教示と相違する。特異なネジ溝は、その性質により、ナットが締結されると、カップリング歯をより緻密に適合させることができる。ラグ端部を一緒に引くために、カップリングナット上のフランジを使用することを排除する。
カップリングの係合面上の特定された歯は、ゼロバックラッシュで噛み合い、使用中のフレームにかかる凸凹地形及びペダルの動きに起因する衝撃及びねじり力に抵抗する。ねじれはない。Brennerにより教示されたカップリングは、フレームチューブカップリング面が平滑なので、スリップしたりねじれたりする。
さらに、カップリングのチューブ受け入れ端部もBrennerの教示をはるかに越えて改良されている。本発明のラグ端部は、外側端部に向かって外径がより薄くテーパー切りされ、ラグ端部は2つの側部上でのアングルカットとなり、互いに180度となるポイントを作る。これら2つの特性により、本発明のカップリングは、自転車の使用中、チューブ連結ポイント上に負荷される応力を良好に分散させることができる。テーパーは、横断面積を徐々に減少させ、アングルカットはラグ及びチューブの干渉ポイントをより長距離にわたって広げるので、すべてがフレームチューブの原線に垂直に横たわる同一平面内にあるとは限らない。Brennerによって教示されたラグは、テーパーづけされておらず、端部上で短く太く終止している。
加えて、本発明は、正確に組み立てられた場合に、高さ、幅及び周囲を直線としたトータルで62インチを越えないケース内での標準的な車輪を有する標準的な自転車に適合可能であるという新規性を与える。従来、標準的な自転車のすべての部品を62インチ以内に保持するケース用の寸法を決定する方法はなく、また自転車をいかにして片(フレームを含む)に分割して、上述の寸法のケース内にすべてを適合させるかを決定する方法はなかった。
さらに、トルクカップリングを用いて梱包されるべき部品ケーブルを有する自転車に欠くことができない迅速に連結するケーブルクリップを教示する従来技術はない。また、本発明のトルクカップリング、迅速に連結するケーブルクリップ及びケースを有するクリップを用いることを教示する従来の方法はない。
発明の開示
本発明の第一の特徴は、最小の付加重量で自転車フレームチューブを端部と端部で結合することができ且つフレームの原型及び剛性を保存できるカップリングにある。かようなフレーム保存の特徴は、貪欲なサイクリストにとって非常に重要である。カップリングは、1つのカップリングナットと一緒に結合される2つのラグを有し、原型フレームからカットされた管状材料の小さなセグメントに取り替えられる。両者のラグは、カップリングナットによって一緒に引かれると相互ロックするクラッチ歯を有する切断内面を有する。このデザインは、コンパクトで、軽量で強い。
1以上のカップリングが標準的なフレーム上の定量に正確に組み込まれる場合には、フレームを分割することができ、結果として生じる片を追加料金あるいは他の問題を生ずることなく飛行機又は他の運搬者により取り使うことができる寸法を有するケース内に適合可能とする。本発明による迅速に連結するケーブルクリップを追加して同様に組み込む場合には、標準的な自転車全体を分解して本発明のケース内に梱包することができる。ケースは、自転車の車輪直径に適合し且つ直線寸法としてのトータルで62インチ以下となる最大周囲を有するように選択される。貪欲なサイクリストにとって非常に重要な2つの事柄であるフレームの原型及び剛性を失うことなく、原型どおりに自転車を現場で再度組み立てることができる。
【図面の簡単な説明】
図1は、外部ネジ溝、溝、肩部、スロット、歯及び着脱自在な肩部を有する本発明の個々の部品の配置を示す部品図である。
図2は、軸方向に90度回転した状態での図1に示された部品図である。
図3は、孔、内側肩部、テーパー及びネジ溝を加えて示す図1に示された部品の断面図である。
図4は、本発明の一部の組立図である。
図5は、図4に示された組立体の断面図である。
図6は、2つのネジ溝付きラグを一緒に引くための特異なネジ溝を利用するカップリングを表した別の実施形態での図1と同様の部品図である。
図7は、図6に示したカップリングの一部を示す端面図である。
図8は、孔、内側肩部、テーパー及びネジ溝を加えて示す図6に示したカップリングの断面図である。
図9は、特異なネジ溝の概念を用いた図6に示すカップリングの組立図である。
図10は、図9に示したカップリングの断面図である。
図11は、本発明のトルクカップリングを最も典型的に用いた標準的な自転車フレームの図面である。
図12は、カップリングの切断及び配置の前にフレームを作るためのフレームを覆うテンプレート図である。
図13は、ネジ溝付きラグが組み込まれた状態で、図12から自転車フレームの前片を抜き出した図面である。
図14は、着脱自在なカラーラグが組み込まれた状態で、図12から自転車フレームの後片を抜き出した図面である。
図15は、フレーム片から迅速に取り外し可能な鞘付き部品ケーブルを作るために用いられる迅速に連結するケーブルクリップの斜視図である。
図16は、自転車を梱包するケースの頂面図である。
図17は、図16のケースの側面図である。
図18は、図16のケースの前面図である。
図19は、3つのカップリングが組み込まれた組み立てられた自転車の立面図である(明瞭にするためにケーブルを除去した)。
図20は、2つのカップリングが組み込まれた組み立てられた自転車の図である(明瞭にするためにケーブルを除去した)。
図21は、組み込む前のフレームチューブ及びフレームチューブパッドの片の前面図である。
図22は、図21に示した組み込む前のフレームチューブ及びフレームチューブパッドの片の端面図である。
図23は、フレームチューブ上に組み込まれたフレームチューブパッドの片の前面図である。
図24は、図23に示したフレームチューブ上に組み込まれたフレームチューブパッドの片の端面図である。
図25は、外された状態でのシート、ハンドルバー、ペダル、リア変速装置、車輪を有する2つのトルクカップリングを付けた自転車の図面である(明瞭にするためにケーブル及びチェーンは除去してある)。
図26は、カップリング位置にてフレーム片を分離させて示した図25と同様の図である。
図27から図32は、種々の部品をケース内部に置いた状態を連続的に示す連続図である。
図30から図35は、図27から図32に示す連続図のうち図29以下を示す別の実施形態の連続図であり、図33は分解されたユニットが上部コーナーにありフォークチップが最下部コーナーにあり、車輪上に置かれた前フレーム片を示し、図34は図33に引き続く工程であって、前フレーム片の上に置かれ、チェーンリングが下で、フォークチップはチェーンステイの間に延び、最下部コーナーにリアドロップアウトを有する後フレーム部分、シートステイ及びシートチューブの間に分解されたキャリパーを示し、図35は図34に引き続く工程であって、頂部に置かれた前輪、前輪のスポークを通ってクランクアーム及び分解されたフードが置かれた状態を示す。
図36及び図37は、図27から図32のうち図30以下を示す別の実施形態の連続図であり、図36はフォークチップを最高部コーナーに置いて、フレームの後部分の頂部に置かれたフレームの前部分で、一つのフォークは下方の車輪のスポークを通り、他方のフォークはハンドルバーの上にあり、シートチューブラグ近傍にヘッドチューブがあり、前部分の頂部チューブは後部分のシートステイに沿って下方に延び、前部分の下部チューブはフレームの後部分のシートチューブに沿って延びている状態を示し、図37は図36に引き続く工程であって、頂部に前輪があり、クランクアームはスポークを通っている状態を示す。
発明を実施するための最良の形態
図面を参照すれば、自転車を保管するためのシステムが示されている。該システムは、自転車のフレーム(60)を片(A、B)に分割するためのカップリング(50)及び自転車の個々の部品を保管し収容するためのケース(100)を含む。
図1から図5を参照すれば、カップリング(50)の好ましい形態が示されている。カップリング(50)は、ネジ溝付きラグ(2)と、着脱自在な肩部(4)と、肩部(4)を着脱自在に装着する肩部付きラグ(9)と、カップリングナット(5)とを含む。そして、肩部付きラグ(9)に形成された溝(8)が肩部(4)を肩部付きラグ(9)に取り付ける手段を構成する。ラグ(2、9)はくりぬかれて、フレームチューブの端部(1、11)が内側肩部(14、17)に至るまで該端部を覆うようにはめ込み、また該ラグ(2、9)は隣接するそれぞれの端部上にカットされた面取りされテーパー付けられたクラッチ歯(3、7)を有する。
両方のラグ(2、9)上の歯(3、7)は、同一であり、且つテーパーが付けられた側面(34)、頂面(32)及び底部ギャップ表面(36)を具備して半径方向に向けられている。歯の頂面(32)が歯の側部(34)と交差する箇所に位置する歯の頂部縁(35)は各々、歯の底面(36)が隣接した2つの歯(3、7)の対向する側部(34)と交差する箇所に位置するギャップ底縁(39)と略々平行に延在する。又、歯(3、7)は垂直に対して傾斜しており、夫々の頂面の外側の端部が内側の端部より対向するラグ(9、2)により近い位置にある。一方、夫々の底面も垂直に対して傾斜しており、その内側の端部が外側の端部より対向するラグ(9、2)により近い位置にある。斯かる構成とすることにより、歯の頂面(32)と底面(36)は略々矩形且つ概ね同じ大きさで、互いに略々平行に延在する。したがって、ギャップ(38)はその幅が一定となり、製造が容易となる。
底面(36)は、垂直から約30度角度を付けられているのが好ましい。頂面(32)は、垂直から約30度角度を付けられているのが好ましい。よって、側面(34)はほぼ二等辺三角形となる。
歯/ギャップ配列は、一緒に噛み合わされた際にすべての側で完全に接触可能となる歯(3、7)を生ぜしめる。頂面(32)の外側のチップ(40)にて、かような歯(3、7)を面取りすることで、さらに歯(3、7)が対向するラグ(9、2)の符合するギャップ(38)において底部に達することを防止し、カップリングナット(5)が締結される際にすべてのバックラッシュを排除する。バックラッシュは、さらに、歯(3、7)のテーパーによっても防止される。歯のテーパーの角度は、トルクに対する高い抵抗を備えながら噛み合わせが容易な歯(3、7)を提供するように選択される。面取りされたチップ(40)はさらに、反復使用による潜在的な摩耗を補償するべく、将来的な締結を容易にする。クラッチ歯(3、7)を創造するために多くの一般的な製造方法を利用することができる。成功することが証明された一つの方法は、旋盤上でラグ(2、9)を回転させ、次いで適当なツールで歯(3、7)を加工することである。
チューブ(1、11)がラグ(2、9)に入る位置での横断面積が増加することで生じるチューブ(1、11)のストレスを良好に分散させるために、ラグ(2、9)のチューブ受け入れ端部は、互いに対向して180度の2つのポイントを形成するために切断された角度(12、13)を有し、ラグの外径はテーパー切りされてラグ(2、9)をより薄くしてこれらのポイントに達するようにする。
カップリング部品(2、4、5、9)は、所望の厚みに加工されるときにフレームチューブ(1、11)と同じくらい強い材料であって、ロウ付け、銀ロウ付け、溶接、接着結合等の両者の材料と融和性のある方法でカップリング(50)の取り付けを可能とする材料から作られるべきである。こうして、チューブ(1、11)及びカップリング(50)の組み合わせは、自転車フレーム(60)上に作用する通常の力を漏れなくすべて伝達する。合金及び材料が大幅に変化するので、自転車フレーム材料の選択に関して特別の注意が払われるべきであり、堅く耐性のあるコネクタを創造するためには、上述のカップリング(50)のデザイン、厚さ及び取り付けの方法及び種々の適合が必要となる。
図6から図10に示した別の実施形態において、特異なネジ付き溝トルクカップリング(250)が示されている。本発明の特異なカップリング(250)は、上述のカップリング(50)とほぼ同様であるが、着脱自在な肩部(4)がなく、肩部付きラグ(9)の代わりに溝(8)をもたない小さな外径のラグ(259)があり、カップリングナット(255)が2つの異なるネジ溝ピッチで切断されていてこれら2つのラグ(252、259)のネジ溝と噛み合い、好ましい実施形態において上方に、リテーニングリング(4)を突き出さないようにして、肩部を排除する。特に、大きな外径のラグ(252)及び小さな外径のラグ(259)が設けられている。両者のラグ(252、259)は、その外面上にネジ溝(262、264)を含む。小さな外径のラグ(259)は、大きな外径のラグ(252)のネジ溝(262)よりもより微細なネジ溝(264)を有することが好ましい。
ナット(255)は、その内面(270)上にネジ溝(272、274)を有する。該内面(270)は、より小さい直径部分(276)及びより大きな直径部分(278)を含む。より大きな直径部分(278)は、大きな直径のラグ(252)のネジ溝(262)と同じピッチのネジ溝(272)を支持する。より小さな直径部分(276)は、小さな直径のラグ(259)のネジ溝(264)と同じピッチのネジ溝(274)を支持する。
ナット肩部(277)は、内面(270)の2つの部分(276、278)を分離する。肩部(277)は、大きな直径のラグ(252)がネジ溝(274)を損傷することを防止する。ラグ肩部(258)は、小さな直径のラグ(259)上に配置され、ナット(255)が小さな直径のラグ(259)から離れてチューブ(11)上に移動することを防止する。ナット(255)が締結されると、ナット(255)は、小さな直径のラグ(259)から離れて移動するよりも早く、大きな直径のラグ(252)上に移動するので、ラグ(252、259)を一緒に圧縮する。
図11から図14を参照すれば、旅行用に自転車を梱包するために必要とされるケース(100)のサイズを決定する工程の詳細が示されている。該ケースのサイズは、典型的な米国国内線及び国際線エアラインでの直線寸法の制限である62インチを越えないサイズである。この工程は、フレーム(60)の正確な分割並びにケース(100)の用途をより広くする追加のケース(100)特性及びすべての自転車片がケース(100)内に安全に適合するような自転車片の梱包方法を含み、かようなケース(100)内に適合するためには、自転車がどのような片に分割されることが必要であるかを決定する。本発明を実施するには、第一に、選択されたケース(100)が有する寸法を正確に決定する。自転車の車輪(62、63)は通常は分解されないから、自転車全体用のケース(100)は、他の自転車片用の空間を備え、車輪の高さ及び幅を含むに十分な大きさでなければならない。
多くの標準的な車輪測定寸法は、外径25−1/2インチ、組み合わせた幅がトータルで9−1/2インチである。この車輪サイズで、26インチ×26インチ×10インチ及び25−3/4インチ×25−3/4インチ×10−1/2インチ等のケース(100)の高さ、幅及び周囲測定寸法のトータルが最大62インチが可能である(図16〜図18参照)。しかしながら、他のケース(100)のサイズもまた可能である。車輪(62、63)のサイズ及び自転車片をいかにして配列するかによって、多くの可能性がある。わずかに大きな車輪(62、63)用には、ケース(100)の高さ及び幅を大きくし、周囲を薄くすればよい。小さな車輪(62、63)用には、フレーム(60)が分割される片(A、B)のサイズを考慮して、逆にすればよい。標準的な自転車の車輪のサイズは、自転車のフレーム片(A、B)及び車輪(62、63)が分割されたケース内に梱包される方法において顕著な差異を生ぜしめるほど大きくは変わらない。フレーム(60)から除去された自転車部品の残りは、正確に割り当てられたトータル直線寸法で62インチのケース内の車輪(62、63)及びフレーム片(A、B)間に適合する。
標準的な自転車とは、概して、個々のチューブからなるフレーム及び図19に示したような標準的な”700C”車輪を有する自転車である。”700C”車輪はタイヤがへこんだとき、直径が約26インチである。かような自転車の他の通常の名前は「レーシング」又は「ツーリング」自転車である。より小さな直径の幅広の車輪及び変形されたハンドルバーを有する「マウンティングバイク」もまた、標準的な自転車の定義内に含まれる。フレームのサイズは変わるけれども、車輪は直径約26インチと、全く標準的な大きさである。
カップリング(50、250)は、梱包のために、フレーム(60)をより小さな片(A、B)に分解し、次いで、片(A、B)を再度組立て、フレーム(60)上の自転車背部の種々の標準的な部品(80)を置いて、原型と全く同じように乗ることができる自転車を作ることができる。前方片(A)は、フレーム(60)のヘッドチューブ(29)を含み、後方片(B)はフレーム(60)の底部ブラケット(30)を含む。フレーム(60)から除去された片が少ないほど、分解及び組立が単純である。カップリング(50、250)の正確な配置は、フレーム(60)をケース(100)内側に適合するような可能な限りのわずかの片に分割可能とする。
所望のケース(100)のパラメータに適合するであろう自転車フレーム(60)片(A、B)を得るためにトルクカップリング(50、250)の組み込みは、第一にケース(100)とフレーム(60)との主要な寸法を比較する工程を含む。これは、用いるべきケース(100)の高さ及び幅を有する2つの四角いテンプレート(T)を作ることで、最もよく達成される(図12)。約26インチ×26インチカードボード型四角形は、タイヤがへこんだときに車輪(62、63)が適合するケース(100)のより大きな寸法に近いので、該四角形で十分である。最もよい結果を得るためには、正確な大きさのテンプレートを用いるべきである。
フレーム(60)は、2つの片に分割されるだけであることが好ましい。このために、これらのテンプレート(T)は、ケース(100)内に自転車を梱包するために除去されない各部品(80)が全部で、少なくとも1枚のテンプレート(T)で規定される領域内に入るまで、これらのテンプレート(T)は予想された自転車の前方及び後方部分上で調節されなければならない(図12参照)。これは、フロントフォーク(18)のチップ、ヘッドセット(20)の頂部(図12の左上の点線領域の内側)、シートチューブ(22)全体、変速器が連結する後輪ドロップアウト(23)の最下部チップ及びクランクセット組立体(24)(図12の右上の点線領域の内側)を含むが、これらに限定されるものではない。
図12における頂部チューブ(96)及び下部チューブ(98)上のテンプレート(T)のオーバーラップしている領域(19、21)は、これらのチューブ(96、98)上でテンプレート(T)がオーバーラップする場所と同一である。これは、カップリング(50、250)が挿入されるべき場所であり、組立後にカップリング(50、250)の中心線となるべき場所である。典型的には、領域(21)は、非常に小さく、カップリング(50、250)の正確な位置付を要求する。一方、領域(19)はかなり大きくカップリング(50、250)の定置の調節を可能とする。図13及び図14は、オーバーラップする領域(19、21)内に組み込まれたカップリング(50、250)を示す。この例において、ネジ溝つきラグ(2)は図13にあり、肩部付きラグは図14にある。再度、カップリング(50)の位置は、テンプレート(T)のオーバーラップする領域(19、21)内での中心線となることに注意されたい。
もし、頂部チューブ又は下部チューブ(96、98)若しくは両者(図6)上のテンプレートの前方及び後方方向の間にオーバーラップが得られない場合、この問題を解決するために2つの任意の方法がある。一つは、チェーンリング(28)を除去し、もっとオーバーラップするようにテンプレート(T)を再編成する。もう一つは、オーバーラップしないチューブ(96、98)を2つ以上の片に分割する(図19)。カップリング(50、250)の分割線は、それぞれ前方又は後方テンプレート(T)位置のいずれかの境界内にあるべきである。上述したようなオーバーラップする領域(19、21)の外側の場所を選択すると同様に、これらのテンプレート(T)位置の外側の場所を選択することは、ケース(100)内に適合しない部品を有するフレーム部分(A、B)を残すことになる。
本発明の目的のひとつである自転車フレーム(60)の原型を保存するために、チューブ(1、11)の正確な長さは、カップリングに干渉するラグ、ケーブルガイド等上にあらかじめロウ付けされた中間位置を維持しながら、ラグ(2、9)(図1)の内側肩部(14)から内側肩部(17)(図3)までが切り出されるべきカップリング(50、250)で置き換えられる。新しいチューブ(1、11)もまた、前述のチューブ(96、98)と置き換えるべく利用できる。
最もよい結果を得るためには、フレーム(60)をオーバーラップする領域内でマークし、チューブ(96、98)の適当な部分を除去してフレーム原型を保存するようにする。マークがチューブ(11)上の障害物に非常に近接していれば、2インチのクリアランスを有するように移動されなければならない。これらの部品の幾つかを再度位置付するか若しくは置き換えることが必要である。前述したように、ラグ(2、9)のフレームへの固着方法は、ラグ(2、9)及びフレーム(60)の材料に依存して変わる。一つの例として、カップリング(50)がステンレススチールから作られている場合には、カップリング(50)を炭素鋼フレームチューブ(1、11)に銀ロウ付けすることができる。
トルクカップリング(50、250)の自転車フレーム(60)上への組み込みにおいては、良好なフレーム健造技術を用いることが好ましい。チューブデザイン、材料及び壁厚が変わるので、フレームにかかる相対応力及びこれらの応力がどの領域に生じるかを知っている限定されたフレームビルダーのみが、適切な組み込みをなすことができる。
カップリング(50)がフレーム(60)上に用いられる場合に(図1から図5)、ラグ(2、9)がフレームチューブ(1、11)に取り付けられたならば、各カップリングナット(5)は、着脱自在な肩部(4)を取り付けることができるまで、符合する肩部付きラグ(9)上をスライドする。一つのカップリング(50)上に、溝(8)内のリテーニングリングを首尾よく用いることができるが、着脱自在な肩部(4)はねじ溝、止めネジ、スロット、ピン等、多くの取り付け方法を有する多くの形状の一つとすることもできる。着脱自在な肩部(4)は、カップリングナット(5)と共にフレーム片(A、B)を一緒に引き寄せる機能を果たす。テーパード肩部(10)は、肩部付きラグ(9)上に配置されており、カップリングナット(5)内のテーパード肩部(16)と符合する。これは、ネジ止めされていないときに、ナット(5)がラグ(9)の背面から落下することを防止し且つフレーム塗料を削り取らないようにする。ナット(5)及び着脱自在な肩部(4)はさらに、損傷を受けた場合には、容易に交換可能である。
フレーム(60)組立中に、カップリングナット(5)はネジ溝つきラグ(2)上にねじ込まれ、且つ着脱自在な肩部(4)を係合するカップリングナット(5)の肩部(15)によって肩部付きラグ(9)を軸方向に引く。こうして、クラッチ歯(3、7)を相互ロックする。カップリングナット(5)をスパナレンチでナット(5)内に切断されたスロット(6)内に締結後、原型のチューブ(96、98)の強度と等しいかあるいはより強い力伝達継手が形成される。カップリングの歯(3、7)が摩耗すると、カップリングナット(5)はさらに締結されて、フレームチューブ(96、98)の無視できる長さ変化を伴うバックラッシュを始めるであろう。
特異なネジ溝付きカップリング(250)(図6から図10)を用いる場合は、適用がわずかに異なるだけである。始めに、カップリングナット(255)は、微小なネジ溝付きラグ(259)上に全体的にねじ込まれる。粗いネジ溝付きラグ及び微小なネジ溝付きラグ(259)のテーパー歯(3、7)は、堅く一緒に噛み合っている。ナット(255)は、粗いネジ溝付きラグ(252)上にある。ナットは、微小なラグ(259)から外れるよりも早くラグ(252)上にねじ込まれるので、2つのラグ(252、259)は一緒に引かれる。スパナレンチによる締結は、前記したように、原型のチューブ(96、98)と等しいか若しくはより強い強度を有する管継手を形成する。歯(3、7)が摩耗すると、カップリングナット(255)をより締結することによってさらに一緒に引かれる。
カップリング(50、250)がフレーム(60)内に組み込まれると、エアライン若しくは他の運送手段で取り扱いが困難な大きな箱又はケースによる遅れ又は超過料金なしに、凝縮された形態でいかなる目的地へも持ち運ぶことができるように、自転車を小さなケース(100)内に梱包できることが必要である。図16から図20及び図25から図37は、本発明の梱包工程の詳細を示す。フレーム(60)に組み込まれたトルクカップリングシステムを有する自転車を梱包する多くの方法があり、そのうち幾つかは、カップリング(50、250)の正確な配置に依存する。
ケーブルガイドに沿う部品ケーブルは、今述べた自由度を制限し又は排除することができる。迅速に連結可能なクリップ(74)は、この問題を取り扱うために用いることができる。迅速に連結するケーブルクリップ(74)(図15)は、制限された鞘付きケーブルをフレームチューブ(96、98)から除去可能とし、またストラップ、クリップを緩め若しくは一方の端部上のケーブルを部品(80)又はレバー(78)から外すために必要とされるであろうツールなしに迅速に元に戻して、鞘をフレーム(60)上のロウ付けされたケーブルガイドループを通して引くことを可能とする。ケーブル鞘がクリップ(74)内にあれば、ケーブル鞘自身上には現れない。
迅速に連結するケーブルクリップ(74)は、賦活レバー(78)から部品(80)まで沿って鞘付きケーブルが延びる自転車チューブ(96、98)に銀ロウ付けされる。これらは、鞘付きケーブルを容易に組み込むことができ又は外すことができるように作られているが、通常の自転車の使用状態では分解しない。これらは、基部(82)及び側部(84)を有し、その内径は、典型的な部品ケーブル鞘の外径をちょうど越えた大きさである。側部は、ケーブル鞘クリップ(74)の内側にあるときに、ケーブル鞘を覆うべき頂部(87)に向かって延び且つ頂部上でカーブしている正確な指(86)である。指(86)は、鞘が指の中及び指で囲まれて適合するように十分な間隔で、側部ごとに交互に設けられている。
鞘付きケーブルは、外側の指(86)の一つの周囲に且つ下にフック止めされ、わずかに曲げられて中心の指(86)の下に且つ周囲に適合し、再び曲げられて最後の指(86)の下に且つ該指を越えて適合する。次いで、真っすぐに伸ばされて、クリップ(74)の外に落下しないようにされる。これらのクリップ(74)は、制限された鞘付きケーブルを除去するためにツールを必要とする通常のネジ、スナップ、又は完全なループケーブルガイドと置き換えられ、フレームチューブ(96、98)に、フレーム(60)からケーブルを自由にするためのツールを用いずに、分解された自転車を梱包するために必要とされる自由度を与える。一列に並んだこれらクリップ(74)は、ケーブル鞘用の最もよいガイダンスを与える。
梱包目的のために、フレーム片(A、B)と共にケース(100)内部に適合するようにハンドルバー(70)をフレーム(60)から除去し、迅速に連結するケーブルクリップ(74)の使用を介してハンドルバー(70)に取り付けられているケーブル(72)を自転車フレーム(60)から外して、フレーム部分(A、B)に多くの自由度を加える。レアケースではあるが、変速レバー(78)をフレーム(60)から除去することが必要となることもある。なぜなら、変速レバー内のケーブルがフレーム片(A、B)を保持し且つ広い移動を制限するからである。
自転車フレーム及び自転車全体を容易にケース(10)内に適合させるために必要とされる自由度を得るために、自転車フレーム(60)を総合的に取り除くことは簡便ではないので、この梱包方法は、ケース(100)の境界を越えて延びるであろう部品だけを除去する。典型的な例としては、高さ、幅及び周囲がトータルで62インチのケース(100)は、まず、車輪(62、63)、ハンドルバー組立体(70)(迅速に連結するケーブルクリップ(74)を使用してフレームチューブ(1、11)からハンドルバー組立体に取り付けられているケーブルを緩めて)、シート組立体(66)、リア変速装置(68)及びペダル(64)を除去しなければ、自転車を含有することはできない。
自転車が「迅速に外れる」タイプの車輪を有する場合には、ナット(88)及びスクリュー(89)は除去されなければならない。なぜならば、ナット及びスクリューは、ケース(100)内に安全に適合するためには車輪(62、63)を広くし過ぎるからである。条件を命ずれば、チェーンリング(28)、クランクアーム(26)及びフロントフォーク(18)もまた除去できる。しかしながら、ありがちであるが、フレーム(60)のすべてが(フロントフォーク(18)及びクランクアーム(24)を含む)、ケース(100)のサイズである2つのテンプレート(T)内部に適合する場合には、自転車はこれらの部品を除去せずにケース(100)内に適合するであろう。
図25から図37は、2つのカップリング(50、250)で適合されている自転車を片(A、B)に分解する方法を示す。自転車が分割され分解されると、フレーム片(A、B)及び車輪(62、63)が四角い表面(150、160)に平行である限り、これらを梱包するためにいかなるオーダーも用いることができる。図27から図32は、2つのトルクカップリング(50、250)で適合されている自転車のフレーム片(A、B)及び車輪(62、63)を、それぞれの部品(80)からいかなるケーブルも外さずに梱包する好ましい方法を示す。なぜならば、適合されるべき他の自転車の部品のための大きな空領域が残っているからである。
図27から図29に示すように、第1の工程は、後輪(63)、はめ歯(65)をケース(100)の下方に置く(この方法及び他の2、3の梱包方法にとって、この位置が最も適するので、ハンドルバー(70)及びシート(66)は、単にケース内のこれらの位置に置かれているに過ぎないことに注意されたい)。次に、リアドロップアウト(23)(図30)が1コーナーにくるようにして、フレーム(60)の後部分(B)を後輪(63)上に置き、後輪(63)及びフレーム片(B)をコーナーに向かって下方に斜めにして、ステイ(90)及びドロップアウト(23)がケース(100)内に全部適合するようにする。次に、自転車フレーム(60)の前部分(A)をフレーム(60)の後部分(B)の上に置く。このとき、前部分(A)の方向は、後部分(B)の方向とは、前後ろ方向が逆で、上下方向が同じ方向となる(図31)。フォークチップ(18a)は、下方に向けられて、チェーンステイ(90)の間に置かれる。同時に、ブレーキキャリバーは、シートチューブ(22)及びシートステイ(91)の間に配置される。次に、自転車部品の残りは、残っているスペースに適合する(シート(66)及びハンドルバー(70)は既に注意した)。最後に、前輪(62)が頂部に置かれる(図32)。
図33から図37は、自転車フレーム部分(A、B)、車輪(62、63)及び他の部品を梱包する追加の方法を示す。しかしながら、これらの例は、トルクカップリング(50、250)で適合されている自転車を片に分割して梱包するための方法を網羅するものではない。変速レバー(78)をフレームチューブ(96、98)から緩めることで、フレーム部分(A、B)を車輪(62、63)のいずれかの側又は両方、及び選択されたケース(100)の周囲に適応させるために部品をあまり高く積み重ねない限り、車輪間のすべての場所に置くことができるので、さらに多くの梱包方法が提供される。フレーム(60)のより広い領域をケース(100)の周囲に適合可能とするために、車輪及びフレーム片をわずかに傾けるだけで、車輪(62、63)及びフレーム片(A、B)をケース(100)の四角い表面(150、160)に平行に近づけたまま維持することが好ましい。他の自転車部品及び梱包のためにフレーム(60)から除去されたアクセサリーのすべては、上述したオープンスペース内で車輪(62、63)及びフレーム部分(A、B)間に適合可能である。
必要ではないけれども、ケーブルがそれぞれの部品に取り付けられたままである場合には、フレーム片(A、B)を一緒に近接させて且つ車輪(62、63)の間に維持することが有利である。同じく、ケーブルをそれぞれの部品(80)から取り外した場合には、車輪(62、63)の一方又は両方の対抗する側に置いて梱包することが有利である。2つ以上のカップリング(50、250)が自転車上に用いられる場合には、より多くの部品が自由に動きまわることができるので、自転車の片を梱包するより多くの方法がある。
自転車及びフレーム(60)を分割する前述した方法を用いれば、少なくとも2つのカップリング(50、250)を有する標準的な自転車を、高さ、幅及び周囲のトータルで62インチを越えないケース(100)内部に梱包することができる。
梱包のすべての方法において、チューブ(96、98)の回りにパッド(230)を置くことで、フレームチューブ(96、98)が剥離したり及び削り取られたりしないように保護する(図21から図24)。保護されるべき他のアクセサリーも同様にパッド(230)で取り囲むことができる。多くのタイプのパッドがいくらかの作用をすることができるけれども、発泡性材料(232)で裏打ちされ且つチューブ(96、98)端から端まで総合的に巻いて且つ保持する連続的な閉鎖手段(234)を有する堅い布片(231)を用いる方法が好ましい。ブレース、アクセサリー及びドロップアウトが交差する適所で、該布片(231)を刻み且つ切断することで、良好な適合が得られる。よって、パッド(230)は、カバーされるべきチューブ(96、98)の長さと同じ長さ(236)及びチューブ(96、98)の周縁よりもわずかに大きな幅(238)を有する布(231)を含む。閉鎖手段(234)は、布(231)の長い縁(239)に沿って配置されている。パッド(230)は、チューブ(96、98)を取り巻くスリーブを形成する。
上述の自転車フレーム(60)上へのトルクカップリング(50、250)の正確な組み込み及び標準的な自転車の梱包は、自転車のすべての部品をその境界内部に適合可能とする一定の大きさのケース(100)に大きく依存する。しかしながら、ケース(100)が、車輪(62、63)、フレーム片(A、B)、部品(80)及び適合すべきアクセサリーの為に十分に大きい場合であっても、ケース(100)は、耐性及び使用可能性を加味したこの態様にて使用できるという特徴を有する。
自転車を適切に梱包するためのケース(100)(図16から図18)は、柔らかい側面を付され(ソフトケース)、その面、裏、頂部、底部及び側部を薄いプラスチックポリエチレンシートでライン取りされて、穿刺に耐えるようにされ、且つケース(10)内部の自転車部品に直接接触しないようにされている。ケース(100)は、高さ及び長さが約26インチの第1の四角い表面(150)及び第1の四角い表面から同じ間隔で離隔しており且つ平行である第2の四角い表面(160)を有する。4つの垂直側面(170)は、該四角い表面(150、160)の側部を取り巻く。2つの側面(170)は、2つの他の側面(170)に対して平行に向けられている。側面の縁(180)は、直角に一緒に連結されている。
各四角い表面(150、160)上には、中心縫い目(174)で分けられた2つの大きなポケット(172)がある。布及び他の柔らかい素材のものがポケット内に入れられてパッドとして作用し、外側のショックからケース(100)内部の自転車の部品を保護する。自転車部品の梱包において、車輪(62、63)の中心にある軸(67)は、フレーム部材(A、B)が車輪(62、63)の間でケース(100)の側に置かれるまで、これらの縫い目(174)にいくらか近接している。これら2つの大きなポケット(172)内に入れられる厚いパッドは、ケース(100)をいくらか膨らませ、ほとんどの負荷が軸(67)に直接接触しないように抑える。よって、ポケットは、ケース(100)のための膨張手段の一形態を提供する。ジッパー(200)は、四角い表面(150、160)に平行な平面内にある4つの側面(170)のうち3つの縁(180)を通過する。
ケース(100)の高さは、使用中にケース(100)をしばしば地面に衝突させる。ゆえに、ケース(100)の下部コーナーは、厚く、擦り切れに強い材料から作られたジッパー用の摩擦プロテクター(202)を有する。図12及び図13は、2つの垂直方向にてジッパー(200)領域を横切る追加のストラップ(190)を示す。該ストラップ(190)は、ケース(100)を保持する力を強め、ハンドル(220)を支持する。各ストラップ(190)は、ケース(100)に取り付けられたネジ溝付き部分(192)及び2つの自由端部(194)を含む。自由端部は、その先端部に、ケース(100)を取り巻いて一緒に連結するコネクタ(196)を含む。図18はさらに、ストラップをケース(100)に取り付けるために用いることができる3つのDリング(210)を示す。こうして、運搬人の背中に載せて、両手を自由にしたまま、ケースを運ぶことができる。ポケット(172)内のアイテムは、ケース(100)の運搬人の背中に自転車部品が当接して背負心地が悪くならないように、運搬人を保護する。ハンドル(220)は、ストラップ(190)に結合し、またストラップ(190)上に中心をもつ内側円筒(222)及び該内側円筒(222)を取り囲むように隣接するストラップ(190)上に中心付けされた外側ラップ(224)を含む。外側ラップ(224)上のフック及びループタイプの材料等のコネクタ(226)は、2つのストラップ(190)が一緒に保持されてハンドル(220)を形成することを可能とする。しかしながら、スナップ、フック及び小穴、ボタン又は他のコネクタもまた用いることができる。
ハードな側面を有するケース(ハードケース)もまたこのトルクカップリングシステムで用いることができる。ハードケースは、ソフトケース(100)におけるよりも良好に圧縮から自転車部品を保護するが、ソフトケース(100)によって得られるほどの自由度又は追加の梱包スペースは得られない。いかなるハードケースもソフトケースと同じ寸法制限(高さ、幅及び周囲のトータルで62インチ)に従う必要があり、自転車部品を適合するために必要なスペースを最適化するために、コーナーに小さな半径が必要となるであろう。
さらに、添付の請求の範囲に記載されている発明の精神を逸脱しない限りにおいて、多くの構造的な変形及び適応がなされてもよいことは明らかである。例えば、タンデム自転車は、3つの分離されたフレーム片に分割でき、且つ通常のキャリアで運搬するためのケース内に適合することができる。
産業上の利用性
本発明の産業上の利用性は、以下の本発明の目的の議論を通して明らかにされるであろう。
本発明の主目的は、一時的に自転車のフレームを、高さ、幅及び周囲のトータル直線距離で62インチ未満のケース内に適合するに十分なほど小さい2以上の部分に分割する方法を提供することにある。
本発明の別の目的は、カップリングのラグに連結されたフレームチューブ部分を一緒に固着して保持するため、特異なネジ溝付きカップリングを提供することにある。
本発明のさらなる目的は、カップリングナットの締結によって共に近接させられる歯の厳しい条件での使用ゆえに生じる摩耗の補償を可能とするテーパード歯付きカップリングを提供することにある。歯がゼロバックラッシュを伴って押圧されるという事実は、さらに、厳しい条件での使用中に、カップリングの揺動、及びカップリングナットを緩める作用を防止する。
第1の有利な点を鑑みれば、本発明の目的は、一時的に2以上の分離された部分に分割可能で且つ単一の堅いユニットに再度組立可能である自転車のフレームを形成する方法を提供することにある。ここで、フレームは個々のチューブからなり、該方法は、自転車の車輪の直径と同じ高さ及び長さを有する四角い平面テンプレートを準備する段階と、該テンプレートをフレームの第1の領域と整合させる段階と、該テンプレートをフレームの第2の領域と整合させる段階とを備え、ここで第1の部分と第2の部分とは、該第1の領域と第2の領域との間でオーバーラップする領域を有するフレームのすべてを含み、さらに該方法は、取り外し可能なカップリングをフレームのオーバーラップする領域内で各チューブ上に設ける段階、を備え、こうしてカップリングの取り外しは、フレームを第1の領域及び第2の領域に分割し、各領域は、車輪の直径よりも大きくない直径を有する。
第2の有利な点を鑑みれば、本発明の目的は、分解された自転車を内包するケースを提供することにある。該ケースは、可撓性材料からなり且つケースの周縁を形成する外面と、該外面に結合されていて該外面全体に力を分散させる手段と、からなり、該外面は、自転車の車輪の直径よりも大きい高さ及び幅を有する四角い表面であって、互いに離隔した関係で平行に向けられている2つの同じ大きさの四角表面を有する。
第3の有利な点を鑑みれば、本発明の目的は、自転車の車輪の直径よりも大きい高さ及び幅を有する四角表面であって、離隔された関係で平行に向けられている2つの同じ大きさの四角表面を含む外面を有するケース内に分解された自転車を保管する方法を提供することにある。ここで、分解された自転車は、2つの車輪と、フロントフォーク及びヘッドチューブを有する第1の部分及びリアドロップアウト、底部ブラケット及びシートチューブを有する第2の部分を含む多重に分離された部分を有するフレームと、を含む。また、該方法は、四角い表面に対して平行で第1の四角い平面に隣接する平面内に向けられた車輪のリムを有するケース内に第1の車輪を置く段階と、第1の四角い表面から離れた第1の車輪の側上に第1の車輪に隣接するフレームの分離した部分を置く段階と、第1の車輪から離れたフレーム部分の側上にフレームの分離した部分に隣接した第2の車輪を置く段階と、を備える。
第4の有利な点を鑑みれば、本発明の目的は、自転車フレームの2つのチューブを共通の中心軸に沿って取り外し可能に且つ再度取り付け可能にユニット化するためのカップリングを提供することにある。ここで、該カップリングは、第1のチューブに固定的に取り付けられており且つナットを回転可能に支持する手段を含む第1のラグと、第2のチューブに固定的に取り付けられており且つナットを回転可能に支持する手段を含む第2のラグと、を備え、該ナットは第1のラグ及び第2のラグを互いの方向に向かって共通の中心軸に沿って引っ張る手段を含み、さらに該カップリングは、第2のラグに対して第1のラグの回転的な転置に対抗する手段を含み、こうしてカップリングは2つのチューブの堅いユニットを提供する。
添付図面を参照しながら以下の詳細な説明を考慮すれば、これらの目的及び他の目的は、明白となるであろう。

Claims (16)

  1. 自転車フレームの分解及び再組立を容易にするために自転車フレームチューブの端部と端部を着脱自在に結合するコネクタであって、
    結合すべき第1のフレームチューブの第1の端部に固着可能な第1のラグと、
    結合すべき第2のフレームチューブの第2の端部に固着可能な第2のラグと、
    前記第1のラグと前記第2のラグとの間に作用的に結合され、該第1のラグを該第2のラグに対して押圧する手段と、
    前記第1及び第2のラグの一方が他方のラグに対して回転するのを阻止する手段と、
    前記押圧する手段が前記第1のラグから完全に離脱して軸方向に移動するのを阻止する手段と、を備え、
    前記押圧する手段はカップリングナットを有し、該カップリングナットはその内部孔の孔内に肩部を有し、
    前記押圧する手段が軸方向に移動するのを阻止する手段は、前記第1のラグに着脱自在に設けられると共に前記カップリングナットの前記肩部に係合可能な第一の肩部と、該カップリングナットの前記内部孔の一部の径より大きい外径を有する第二の肩部とを有し、
    もって、前記第1のフレームチューブと第2のフレームチューブとが強固に結合されることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記カップリングナットは前記第1のラグに回転可能に連結され、前記カップリングナットの前記内部孔は孔内にネジ溝を有し、前記第2のラグはその外面にネジ溝を有し、該ネジ溝は前記内部孔の前記ネジ溝に螺合可能である請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記第1のラグの前記第2の肩部は、前記カップリングナットの前記肩部が設けられた位置より前記第1のフレームチューブに近接した位置に設けられた請求項1又は2に記載のコネクタ。
  4. 自転車フレームの分解及び再組立を容易にするために自転車フレームチューブの端部と端部を着脱自在に結合するコネクタであって、
    結合すべき第1のフレームチューブの第1の端部に固着可能な第1のラグと、
    結合すべき第2のフレームチューブの第2の端部に固着可能な第2のラグと、
    前記第1のラグと前記第2のラグとの間に作用的に結合され、該第1のラグを該第2のラグに対して押圧する手段と、
    前記第1及び第2のラグの一方が他方のラグに対して回転するのを阻止する手段と、を備え、
    前記第1及び前記第2のラグは各々取付縁を有し、該第1及び第2のラグの前記取付縁が前記第1及び第2のフレームチューブに固着され、該取付縁は該第1及び第2のフレームチューブの長手軸方向とは直交しない方向に設けられ、もって、前記取付縁に作用する力が前記第1及び第2のフレームチューブの概ね長手方向に沿って分散され
    前記第1及び第2のラグの外周縁は各々、前記取付縁側に向けて寸法が小さくなるようにテーパーが付され、もって、該第1及び第2のラグはその取付縁側が他の箇所よりも外径が小さいことを特徴とするコネクタ。
  5. 前記回転を阻止する手段は、互いに歯合するクラッチ歯を含み、該クラッチ歯は、前記取付縁が設けられた側とは反対側の前記第1及び第2のラグの端部に設けられ、該第1のラグのクラッチ歯と該第2のラグのクラッチ歯は歯合可能に対向配置された請求項1又は4に記載のコネクタ。
  6. 両者の間の並進及び回転転置に抵抗する態様にて、第1の対象物を第2の対象物に連結するためのカップリングであって、
    該第1の対象物及び第1の噛み合い面に固く取り付けられた縁を有する第1のラグ、
    該第2の対象物及び第2の噛み合い面に固く取り付けられた縁を有する第2のラグ、
    該第1の面を該第2の面に当接させる圧縮力を負荷する手段、及び該第1の噛み合い面及び第2の噛み合い面上に向けられた複数の歯を備え、該歯は、対向する面の歯を受け入れるような大きさとされた両者間のギャップによって互いに離隔されており、該歯は、平面に対して平行でない第1の角度にてスロープを付されている頂部を有し、該平面において第1の面は第2の面に当接し、該ギャップは第1の角度に対して相補的な第2の角度にてスロープを付されている底部を有し、該第1の面が該第2の面に当接する際に該歯は該ギャップ内に位置付られることを特徴とするカップリング。
  7. 前記歯はそれぞれ、歯のいずれかの側上に1つの側部がある2つの側部を含み、該側部は、前記第1の面が前記第2の面に当接する平面に対して平行でない角度でテーパー付けられており、該歯のそれぞれは、該2つの側部の間に、歯が取り付けられている噛み合い面から歯が離れて延びるにつれて減少する幅を有し、歯が、反対側の面のギャップ内で一方の面の歯の相互噛み合いを促進するテーパード側部を現出する請求項6に記載のカップリング。
  8. 前記歯は、共通の噛み合い面内に形成され且つ該歯に隣接するギャップの輪郭に対して相補的な輪郭を現出し、前記第1の面の歯は、前記第2の面の歯と同じように形状付けされている請求項7に記載のカップリング。
  9. 前記歯は、円形パターンに配列されており、各歯の頂部が第1の角度にてスロープを付され、該各歯の各頂部は、該歯の円形パターンによって取り囲まれた原線上に共通点を有する同一平面にある請求項8に記載のカップリング。
  10. 前記歯は、前記ギャップから最も遠いチップにて面取りされていて、該歯の表面の摩擦後に、該歯は該ギャップ内に固く適合可能である請求項9に記載のカップリング。
  11. 前記圧縮力を負荷する手段が、前記第1のラグに連結されているカップリングナットであって、該カップリングナットは該第1のラグに対して回転可能とされており、該カップリングナットはネジ溝付き内部孔を有し、前記第2のラグは該カップリングナットの内部孔のネジ溝に相補的な外面上のネジ溝を有し、こうして、カップリングナットのネジ溝は、該第2のラグの外面のネジ溝と係合可能で、該カップリングナット及び該カップリングナットに連結されている第1のラグを該第2のラグに向けさせる請求項10に記載のカップリング。
  12. 自転車フレームの第1のチューブ及び第2のチューブを共通の中心軸に沿って取り外し且つ再度取り付け可能にユニット化するためのカップリングであって、
    ナットと、
    結合されるべき第1のチューブの一端に固着可能で、前記ナットを回転可能に支持する手段を含む第1のラグと、
    結合されるべき第2のチューブの一端に固着可能で、前記ナットを回転可能に支持する手段を含む第2のラグと、
    前記第1のラグが前記第2のラグに対して相対的に回転するのを阻止する手段とを備え、
    前記ナットは、前記該第1及び第2のラグを前記共通の中心軸に沿って互いに近接する方向に向けて引っ張る手段を含み、
    該引っ張る手段は、前記第1及び第2のラグの各外面に形成されたネジ溝と、前記ナットの内面に形成されたネジ溝とを含み、該第1のラグのネジ溝のピッチは該第2のラグのネジ溝のピッチとは異なり、もって、前記ナットを回転させると前記第1及び第2のラグが互いに近接する方向に引き寄せられ、
    更に、前記ネジ溝が形成された前記第1のラグの外面と第2のラグの外面は互いの径が異なり、一方、前記ナットの内面も異なる二つの径を有し、その内の一つである第1の直径は前記第1のラグの外径に、他方の第2の直径は前記第2のラグの外径に夫々対応し、もって、前記ナットが、その径が大きい方の内面を超えて前記外径の大きい方のラグに螺合するのが阻止され且つ、前記外径が小さい方のラグに設けられた前記ネジ溝が前記径が大きい方のナット内面の前記ネジ溝に接触しないことを特徴とするカップリング。
  13. 前記外面の径が小さい方のラグは肩部を有し、該肩部は該ラグの前記ネジ溝の一側で且つ他方のラグに近い方の端部とは反対側に設けられ、もって、該肩部は、前記ナットが前記外径が小さい方の前記ラグの外面を超えて前記第2のチューブに被着されるのを阻止する請求項12に記載のカップリング。
  14. 前記回転を阻止する手段は、前記第1及び第2のラグの隣接する端部に夫々設けられ且つ互いに歯合する複数のクラッチ歯を含む請求項13に記載のカップリング。
  15. 前記第1及び第2のラグに夫々設けられた前記クラッチ歯は同じ形状である請求項14に記載のカップリング。
  16. 前記クラッチ歯はその頂部表面が略々矩形であり、該クラッチ歯とクラッチ歯の間のギャップに略々矩形の底面が位置する請求項15に記載のカップリング。
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