JP3714789B2 - ディジタル放送受信再生システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディジタル放送受信再生システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
デジタル通信衛星放送は、高能率圧縮された複数の番組のデジタルデータを時分割多重化した状態でデジタル放送波とし、衛星放送を介して放送するものであり、既に一部の国において実用化されており、日本においても実用化に向けて種々の技術検討が行われている。
【0003】
既に米国において行われているデジタル通信衛星放送サービスに用いられているMPEG2は、日本におけるデジタル通信衛星放送サービスでも、採用される予定である。MPEG2おいては、ディジタル放送データは、188バイトのデータ量を有するトランスポート・パケット(TP)を伝送単位とし、TPを時分割多重化したものをトランスポート・ストリーム(TS)としている。このTSが、トランスポンダ(衛星中継器)の個数だけ並列的に伝送されている。各TSには複数の番組のデータが多重化されてされており、ユーザーは任意のトランスポンダの任意の番組を選択して視聴する。
【0004】
デジタル通信衛星放送は、基本的には有料放送であるため、受信する人を限定する限定受信方式が用いられている。すなわち、画像、音声のTPはTP毎に暗号化(スクランブル)されており、これを解く(デスクランブルする)鍵(スクランブル鍵)は、番組の属性情報と共に、番組情報(ECM)のTPを構成し、映像、音声のTPとともに送信される。このECMのTPも暗号化されており、これを解くための鍵(ワーク鍵)は、各ユーザーの契約情報と共に、個別情報(EMM)として、各受信機毎に挿入されているICカードの中に記憶されている。ECM中の番組の属性情報と、EMM中の各ユーザーの契約情報とを照合することによって、どの番組をデスクランブルすることができるかについて判定され、デスクランブルすることができると判定された場合には、スクランブル鍵の使用が許可されて、デスクランブルされた映像、音声データを視聴することが可能になるものである。
【0005】
上記において、スクランブル鍵を固定すると、既知の信号がスクランブルされた信号等を観測することによって、不正に解読されることが起こるので、スクランブル鍵を時間と共に変えることが必要である。したがって、スクランブル鍵が定期的または不定期的に更新されるたびに、更新されたECMのTPを送信することが必要となる。一方、ワーク鍵および各ユーザーの契約情報から構成されるEMMも、時間と共に更新されるが、この更新期間は一般的に1ヶ月から1年程度と長くてよいので、EMMについては、番組の映像、音声のTPとともに送信する以外に、ICカードのような物理媒体や電話回線のような他の通信手段で送ることも可能である。
【0006】
MPEG2においては、EMMを番組の映像、音声のTPとともに送信する場合、EMMの伝送に使用されるTPの識別子(EMM−PID)は、コンディショナル・アクセス・テーブル(CAT)の中で間接的に指定される。このEMMのTPも、暗号化されており、これを解く鍵(マスタ鍵)は、各ユーザーのICカードの中に、秘密に格納されたものである。
【0007】
このような、多重化され、スクランブルされたディジタル放送データを受信して、上記の限定受信方式にしたがって、ユーザーに映像、音声データを提供するとともに、このディジタル放送データを記録媒体に記録再生するシステムとして、以下に示すシステムが考えられている。
【0008】
図8は、このような、従来のディジタル放送受信再生システムの構成を示すブロック図である。本ディジタル放送受信再生システムは、MPEG2を用いた、通信衛星によるディジタル放送に対応するものである。また、本システムは、ディジタル放送データを記録媒体へ記録する記録機能を有している。
【0009】
本システムは、受信装置1、記録再生装置2、ディスプレイ3およびアンテナ4から構成されている。
【0010】
受信装置1は、通信衛星からの電波をアンテナ4を介して受信して、受信装置1内部用の信号に変換するチューナ/復調・誤り訂正部5と、EMMを記憶するICカード6と、チューナ/復調・誤り訂正部5から送られてくるディジタル放送データからEMMを分離してICカード6に記憶させ、前記ディジタル放送データをデスクランブルするトランスポートデコーダ7と、記録再生装置2とのデータの伝達を行うD−I/F(ディジタルインターフェイス)8と、D−I/F8のデータ伝達を制御するシステム制御部9と、ディジタル放送データに施された高能率符号化処理等をデコードしてディスプレイ3へ出力するデコーダ10と、記録時と再生時の切換を行うスイッチ11とを備えている。記録再生装置2は、受信装置1とのデータの伝達を行うD−I/F12と、記録媒体(図示せず)にディジタル放送データを記録し、再生する記録再生部13と、D−I/F12のデータ伝達の制御および記録再生部13の記録再生制御を行う記録再生制御部14とを備えている。
【0011】
まず、ディジタル放送データを受信しながら視聴する場合の、本システムの動作について説明する。
【0012】
チューナ/復調・誤り訂正部5は、アンテナ4を介して、通信衛星のトランスポンダからのディジタル放送波を受信し、そのディジタル放送波を増幅し、周波数変換した後、信号波形を整形して復調し、信号の誤りを訂正して、受信装置1内で使用するディジタル放送データとして出力する。このとき、スイッチ11は、図8のとおり、接点a側に切り換えられている。出力されたディジタル放送データは、スイッチ11を介して、トランスポートデコーダ7に送られる。
【0013】
トランスポートデコーダ7は、送られてきたディジタル放送データをデマルチプレクスし、そのTS中のCATを参照して、前記TS中にEMMのTPが含まれていると判断した場合は、EMMのデータを前記ディジタル放送データから分離して、ICカード6に更新、記憶させる。ICカード6は、EMMをマスタ鍵を用いて解読し、解読して得られたワーク鍵を用いてECMを解読する。さらに、ICカード6は、EMM中の各ユーザーの契約情報とECM中の番組の属性情報とを照合して、当該番組を視聴する資格があると判定すると(いわゆる、CA;Conditional Access)、ECMを解読して得られたスクランブル鍵をトランスポートデコーダ7に渡す。トランスポートデコーダ7は、スクランブル鍵を用いてデマルチプレクス後のTSをデスクランブルして、前記TSをストリーム変換し、デコーダ10へ出力する。デコーダ10は、これらのデータストリームを復号して、ディスプレイ3、スピーカ(図示せず)等へ出力する。
【0014】
トランスポートデコーダ7が、前記ディジタル放送データのTS中にEMMのTPが含まれていないと判断した場合は、上記説明中の送られてきたEMMの替わりに、ICカード6に記憶されているEMMを用いて、上記説明と同じ手順にて、デマルチプレクス、解読、デスクランブル、ストリーム変換が行われ、デコーダ10において復号された前記ディジタル放送データのデータストリームが、ディスプレイ3、スピーカ(図示せず)等へ出力される。
【0015】
次に、ディジタル放送データを記録媒体に記録する場合の、本システムの動作について説明する。
【0016】
受信しながらの視聴時と同様にして、ディジタル放送データが、チューナ/復調・誤り訂正部5からスイッチ11を介してトランスポートデコーダ7に送られてくる。このとき、受信しながらの視聴時と同様に、スイッチ11は、図8のとおり、接点a側に切り換えられている。受信しながらの視聴時と同様の手順にして、トランスポートデコーダ7およびICカード6にて、デマルチプレクス、解読、デスクランブルまで行われたTSが、D−I/F8を介して、記録再生装置2へ送られる。このとき、システム制御部9は、D−I/F8の出力に対して制御を行う。記録再生装置2において、記録再生部13は、D−I/F12を介して、前記TSを受け取り、記録再生制御部14の制御にしたがって、これを記録媒体(図示せず)に記録する。
【0017】
なお、トランスポートデコーダ7にて、前記ディジタル放送データのTSのデスクランブルおよびデマルチプレクスを行わずに記録すること、あるいは、デスクランブルを行わずに記録することも想定される。この場合は、当該ディジタル放送データは、トランスポートデコーダ7をスルーし、あるいは、トランスポートデコーダ7でデマルチプレクスのみ行われた後、D−I/F8を介して、記録再生装置2へ送られる。このとき、システム制御部9は、D−I/F8の出力に対して制御を行う。記録再生装置2において、記録再生部13は、D−I/F12を介して、前記TSを受け取り、記録再生制御部14の制御にしたがって、これを記録媒体(図示せず)に記録する。
【0018】
なお、受信したTS中にEMMのTPが含まれているか否か、それぞれの場合のデスクランブルまでの手順は、受信しながらの視聴時の手順に準ずる。ただし、前記TS中にEMMのTPが含まれている場合は、このTPを抽出するためのデマルチプレクスが必要となる。また、受信しながら視聴することと並行して、記録媒体に記録することも可能である。さらに、ディジタル放送データとともに、ICカード6に記憶されている情報の一部を記録媒体に記録させる必要がある場合、記録時に、システム制御部9は、必要な情報をICカード6から抽出し、コマンド形式に変換して、D−I/F8を介して、記録再生装置2へ送り、記録再生制御部14は、D−I/F13を介して、これを受け取り、これを記録媒体に記録できる形式に変換し、記録再生部13によって、ディジタル放送データが記録される記録媒体に記録させることも可能である。
【0019】
次に、ディジタル放送データを記録媒体から再生する場合の、本システムの動作について説明する。
【0020】
記録再生部13は、記録媒体(図示せず)に記録されたディジタル放送データのTSを再生し、記録再生制御部14の制御にしたがって、D−I/F12を介して、これを受信装置1へ送る。受信装置1において、スイッチ11は、接点b側に切り換えられている。したがって、記録再生装置2から送られてきたTSは、D−I/F8およびスイッチ11を介して、トランスポートデコーダ7に送られる。このTSが、デスクランブルまで行われたものであれば、トランスポートデコーダ7は、このTSをストリーム変換し、デコーダ10へ出力する。デコーダ10は、これらのデータストリームを復号して、ディスプレイ3、スピーカ(図示せず)等へ出力する。
【0021】
前記TSがデスクランブルを行われずに記録されている場合は、上記と同様にしてトランスポートデコーダ7に送られてきた前記TSは、トランスポートデコーダ7およびICカード6において、受信しながらの視聴時と同じ手順にて、デマルチプレクス(前記TSがデマルチプレクスされずに記録されている場合)、解読、デスクランブル、ストリーム変換が行われ、デコーダ10において復号された前記ディジタル放送データのデータストリームが、ディスプレイ3、スピーカ(図示せず)等へ出力される。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のディジタル放送受信再生システムにおいては、記録媒体に記録されたデータを再生中に、新しいEMM(更新用のEMM)のTPが含まれているディジタル放送データのTSが送信されてきた場合、トランスポートデコーダ7は、再生されたデータのストリーム変換等を行っているため、送信されてきたTSからEMMのデータを分離して、ICカード6に更新、記憶させることができない。したがって、EMMの更新は行われず、更新後のEMMに対応する番組の視聴に支障を来すことになる。
【0023】
上記の対策としては、送信側が、更新用のEMMのTPを含んだディジタル放送データのTSの発信時刻を、ユーザーに明示して、その時刻には、再生を行わないように指導することが考えられるが、多数のユーザーに対して、それぞれの更新用のEMMのTPを含んだディジタル放送データのTSの発信時刻を明示することは困難であり、明示することが可能であるとしても、ユーザーの選択を制限することになり、サービスの低下につながってしまう。
【0024】
本発明は、このような従来のディジタル放送受信再生システムの上述した課題を考慮し、記録媒体に記録されたデータの再生にかかわらず、確実にEMMを更新できるディジタル放送受信再生システムを提供することを目的とするものである。
【0025】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、請求項1の本発明は、ディジタル放送データおよび前記ディジタル放送データにマルチプレクスされて送信されてくる鍵個別情報(EMM)を受信する受信手段と、前記EMMを記憶するEMM記憶手段と、前記受信手段から送られてくる前記ディジタル放送データから前記EMMを分離して前記EMM記憶手段に記憶させることを専用に行うEMM処理部を内部に有し、前記ディジタル放送データをデスクランブルするトランスポートデコーダと、記録媒体に記録されたデータを再生し、前記再生されたデータを前記トランスポートデコーダを介して出力する再生手段とを備え、前記再生手段から前記再生されたデータが出力されている場合であっても、前記トランスポートデコーダ内の前記EMM処理部が前記ディジタル放送データから前記EMMを分離して前記EMM記憶手段に記憶させることによって、前記トランスポートデコーダは、前記再生されたデータの出力と並行して、前記ディジタル放送データから前記EMMを分離して前記EMM記憶手段に記憶させることを特徴とするディジタル放送受信再生システムである。
【0027】
請求項の本発明は、ディジタル放送データおよび前記ディジタル放送データにマルチプレクスされて送信されてくる鍵個別情報(EMM)を受信する受信手段と、前記EMMを記憶するEMM記憶手段と、前記受信手段から送られてくる前記ディジタル放送データから前記EMMを分離して前記EMM記憶手段に記憶させ、前記ディジタル放送データをデスクランブルするトランスポートデコーダと、記録媒体に記録されたデータを再生し、前記再生されたデータを前記トランスポートデコーダを介して出力する再生手段と、前記再生手段から前記再生されたデータが出力されている時に、前記ディジタル放送データが受信された場合に、前記ディジタル放送データから前記EMMを分離して、前記再生されたデータにマルチプレクスする多重化手段とを備え、前記トランスポートデコーダは、前記再生手段から前記再生されたデータが出力されている時に、前記ディジタル放送データが受信された場合に、前記再生されたデータの出力と並行して、前記再生されたデータにマルチプレクスされたEMMを分離して前記EMM記憶手段に記憶させることを特徴とするディジタル放送受信再生システムである。
【0028】
請求項の本発明は、ディジタル放送データおよび前記ディジタル放送データにマルチプレクスされて送信されてくる鍵個別情報(EMM)を受信する受信手段と、前記EMMを記憶するEMM記憶手段と、前記受信手段から送られてくる前記ディジタル放送データから前記EMMを分離して前記EMM記憶手段に記憶させ、前記ディジタル放送データをデスクランブルするトランスポートデコーダと、記録媒体に記録されたデータを再生し、前記再生されたデータを前記トランスポートデコーダを介して出力する再生手段と、前記再生手段から前記再生されたデータが出力されている時に、前記ディジタル放送データが受信された場合に、前記ディジタル放送データから前記EMMを分離して一時記憶する一時記憶手段とを備え、前記トランスポートデコーダは、前記再生手段から前記再生されたデータが出力されている時に、前記ディジタル放送データが受信された場合に、前記再生されたデータの出力が終了した後、前記一時記憶手段に記憶された前記EMMを前記EMM記憶手段に記憶させることを特徴とするディジタル放送受信再生システムである。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0033】
(第1の実施の形態)
以下に、本発明の第1の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0034】
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるディジタル放送受信再生システムの構成を示すブロック図である。図中の符号は、図8の従来例のものと呼称が同じものについては、便宜上、同じにしてある。本ディジタル放送受信再生システムは、MPEG2を用いた、通信衛星によるディジタル放送に対応するものである。また、本システムは、ディジタル放送データを記録媒体へ記録する記録機能を有している。
【0035】
本実施の形態におけるディジタル放送受信再生システムは、受信装置1、記録再生装置2、ディスプレイ3およびアンテナ4から構成されている。
【0036】
受信装置1は、通信衛星からの電波をアンテナ4を介して受信して、受信装置1内部用の信号に変換するチューナ/復調・誤り訂正部5と、EMMを記憶するICカード6と、チューナ/復調・誤り訂正部5から送られてくるディジタル放送データからEMMを分離してICカード6に記憶させることを専用に行うEMM処理部15を有し、前記ディジタル放送データをデスクランブルするトランスポートデコーダ7と、記録再生装置2とのデータの伝達を行うD−I/F8と、D−I/F8のデータ伝達を制御するシステム制御部9と、ディジタル放送データに施された高能率符号化処理等をデコードしてディスプレイ3へ出力するデコーダ10とを備えている。記録再生装置2は、受信装置1とのデータの伝達を行うD−I/F12と、記録媒体(図示せず)にディジタル放送データを記録し、再生する記録再生部13と、D−I/F12のデータ伝達の制御および記録再生部13の記録再生制御を行う記録再生制御部14とを備えている。ここで、ICカード6は本発明のEMM記憶手段の機能を有している。
【0037】
次に、このような本実施の形態の動作を説明する。
【0038】
まず、ディジタル放送データを、受信しながら視聴する場合の、本実施の形態におけるディジタル放送受信再生システムの動作について説明する。
【0039】
チューナ/復調・誤り訂正部5は、アンテナ4を介して、通信衛星のトランスポンダからのディジタル放送波を受信し、そのディジタル放送波を増幅し、周波数変換した後、信号波形を整形して復調し、信号の誤りを訂正して、受信装置1内で使用するディジタル放送データとして出力する。出力されたディジタル放送データは、トランスポートデコーダ7のEMM処理部15に送られる。
【0040】
EMM処理部15は、送られてきたディジタル放送データをデマルチプレクスし、そのTS中のCATを参照して、前記TS中にEMMのTPが含まれていると判断した場合は、EMMのデータを前記ディジタル放送データから分離して、ICカード6に更新、記憶させる。ICカード6は、EMMをマスタ鍵を用いて解読し、解読して得られたワーク鍵を用いてECMを解読する。さらに、ICカード6は、EMM中の各ユーザーの契約情報とECM中の番組の属性情報とを照合して、当該番組を視聴する資格があると判定すると(いわゆる、CA;Conditional Access)、ECMを解読して得られたスクランブル鍵をトランスポートデコーダ7に渡す。前記TSはEMM処理部15からトランスポートデコーダ7本体に送られ、トランスポートデコーダ7本体は、スクランブル鍵を用いてデマルチプレクス後のTSをデスクランブルして、前記TSをストリーム変換し、デコーダ10へ出力する。デコーダ10は、これらのデータストリームを復号して、ディスプレイ3、スピーカ(図示せず)等へ出力する。
【0041】
EMM処理部15が、前記ディジタル放送データのTS中にEMMのTPが含まれていないと判断した場合は、前記TSはデスクランブルされた後、トランスポートデコーダ7本体に送られ、上記説明中の送られてきたEMMの替わりに、ICカード6に記憶されているEMMを用いて、上記説明と同じ手順にて、解読、デスクランブル、ストリーム変換が行われ、デコーダ10において復号された前記ディジタル放送データのデータストリームが、ディスプレイ3、スピーカ(図示せず)等へ出力される。
【0042】
次に、ディジタル放送データを記録媒体に記録する場合の、本実施の形態におけるディジタル放送受信再生システムの動作について説明する。
【0043】
受信しながらの視聴時と同様にして、ディジタル放送データが、チューナ/復調・誤り訂正部5からトランスポートデコーダ7のEMM処理部15に送られてくる。受信しながらの視聴時と同様の手順にしてトランスポートデコーダ7(本体およびEMM処理部15)およびICカード6にて、デマルチプレクス、解読、デスクランブルまで行われたTSが、D−I/F8を介して、記録再生装置2へ送られる。このとき、システム制御部9は、D−I/F8の出力に対して制御を行う。記録再生装置2において、記録再生部13は、D−I/F12を介して、前記TSを受け取り、記録再生制御部14の制御にしたがって、これを記録媒体(図示せず)に記録する。
【0044】
なお、トランスポートデコーダ7にて、前記ディジタル放送データのTSのデスクランブルおよびデマルチプレクスを行わずに記録すること、あるいは、デスクランブルを行わずに記録することも想定される。この場合は、当該ディジタル放送データは、EMM処理部15およびトランスポートデコーダ7本体をスルーして、あるいは、EMM処理部15でデマルチプレクスのみ行われた後トランスポートデコーダ7本体をスルーして、D−I/F8を介して、記録再生装置2へ送られる。このとき、システム制御部9は、D−I/F8の出力に対して制御を行う。記録再生装置2において、記録再生部13は、D−I/F12を介して、前記TSを受け取り、記録再生制御部14の制御にしたがって、これを記録媒体(図示せず)に記録する。
【0045】
なお、受信したTS中にEMMのTPが含まれているか否か、それぞれの場合のデスクランブルまでの手順は、受信しながらの視聴時の手順に準ずる。ただし、前記TS中にEMMのTPが含まれている場合は、このTPを抽出するためのデマルチプレクスが必要となる。また、受信しながら視聴することと並行して、記録媒体に記録することも可能である。さらに、ディジタル放送データとともに、ICカード6に記憶されている情報の一部を記録媒体に記録させる必要がある場合、記録時に、システム制御部9は、必要な情報をICカード6から抽出し、コマンド形式に変換して、D−I/F8を介して、記録再生装置2へ送り、記録再生制御部14は、D−I/F13を介して、これを受け取り、これを記録媒体に記録できる形式に変換し、記録再生部13によって、ディジタル放送データが記録される記録媒体に記録させることも可能である。
【0046】
次に、ディジタル放送データを記録媒体から再生する場合の、本実施の形態におけるディジタル放送受信再生システムの動作について説明する。
【0047】
記録再生部13は、記録媒体(図示せず)に記録されたディジタル放送データのTSを再生し、記録再生制御部14の制御にしたがって、D−I/F12を介して、これを受信装置1へ送る。受信装置1において、記録再生装置2から送られてきたTSは、D−I/F8を介して、トランスポートデコーダ7本体に送られる。このTSが、デスクランブルまで行われたものであれば、トランスポートデコーダ7本体は、このTSをストリーム変換し、デコーダ10へ出力する。デコーダ10は、これらのデータストリームを復号して、ディスプレイ3、スピーカ(図示せず)等へ出力する。この再生出力中、この再生出力に関するトランスポートデコーダ7本体の処理に関わらず、EMM処理部15は、アンテナ4にて受信され、チューナ/復調・誤り訂正部5にて受信しながらの視聴時で説明した処理が行われてから送られてきたディジタル放送データをデマルチプレクスし、そのTS中のCATを参照している。CATを参照した結果、前記TS中にEMMのTPが含まれていると判断した場合は、EMMのデータを前記ディジタル放送データから分離して、ICカード6に更新、記憶させる。ICカード6の更新、記録は、更新用EMMを入手後直ちに行うとしても良いし、別の記憶場所に一時記憶させておき、再生終了後に行うとしても良い。
【0048】
再生されたTSがデスクランブルを行われずに記録されたものである場合は、上記と同様にしてトランスポートデコーダ7本体に送られてきた再生データのTSは、トランスポートデコーダ7本体およびICカード6において、受信しながらの視聴時と同じ手順にて、デマルチプレクス(前記TSがデマルチプレクスされずに記録されている場合)、解読、デスクランブル、ストリーム変換が行われ、デコーダ10において復号された前記ディジタル放送データのデータストリームが、ディスプレイ3、スピーカ(図示せず)等へ出力される。この再生出力中に、TS中にEMMのTPが含まれているディジタル放送波が受信された場合の処理手順は、上記と同様である。
【0049】
以上説明したところから、本実施の形態におけるディジタル放送受信再生システムは、記録媒体に記録されたデータの再生にかかわらず、確実にEMMを更新できるディジタル放送受信再生システムであることがわかる。
【0051】
(第2の実施の形態)
以下に、本発明の第2の実施の形態を図面を参照して説明する。本実施の形態が上述した第1の実施の形態と異なる点は、本発明のEMM処理部の替わりに、本発明の多重化手段を備えることに関する点である。したがって、本実施の形態において、第1の実施の形態と同様のものについては、同一符号を付与し、説明を省略する。また、特に説明のないものについては、第1の実施の形態と同じとする。
【0052】
図2は、本発明の第2の実施の形態におけるディジタル放送受信再生システムの構成を示すブロック図である。本実施の形態におけるディジタル放送受信再生システムの構成が、第1の実施の形態におけるディジタル放送受信再生システムの構成と異なるのは、受信装置1が、EMM分離部16およびマルチプレクス部17を備え、トランスポートデコーダ7が、第1の実施の形態において備えていたEMM処理部15を備えていないことである。ただし、トランスポートデコーダ7は、チューナ/復調・誤り訂正部5から送られてくるディジタル放送データからEMMを分離してICカード6に記憶させる機能を有している。すなわち、図8で示した従来例のトランスポートデコーダ7と同じ機能を有している。ここで、EMM分離部16およびマルチプレクス部17を合わせたものは、本発明の多重化手段の機能を有している。
【0053】
次に、このような本実施の形態の動作を説明する。
【0054】
まず、ディジタル放送データを、受信しながら視聴する場合の、本実施の形態におけるディジタル放送受信再生システムの動作について説明する。
【0055】
チューナ/復調・誤り訂正部5は、アンテナ4を介して、通信衛星のトランスポンダからのディジタル放送波を受信し、そのディジタル放送波を増幅し、周波数変換した後、信号波形を整形して復調し、信号の誤りを訂正して、受信装置1内で使用するディジタル放送データとして出力する。このとき、スイッチ11は、図2のとおり、接点a側に切り換えられている。出力されたディジタル放送データは、スイッチ11を介して、トランスポートデコーダ7に送られる。
【0056】
トランスポートデコーダ7は、送られてきたディジタル放送データをデマルチプレクスし、そのTS中のCATを参照して、前記TS中にEMMのTPが含まれていると判断した場合は、EMMのデータを前記ディジタル放送データから分離して、ICカード6に更新、記憶させる。ICカード6は、EMMをマスタ鍵を用いて解読し、解読して得られたワーク鍵を用いてECMを解読する。さらに、ICカード6は、EMM中の各ユーザーの契約情報とECM中の番組の属性情報とを照合して、当該番組を視聴する資格があると判定すると(いわゆる、CA;Conditional Access)、ECMを解読して得られたスクランブル鍵をトランスポートデコーダ7に渡す。トランスポートデコーダ7は、スクランブル鍵を用いてデマルチプレクス後のTSをデスクランブルして、前記TSをストリーム変換し、デコーダ10へ出力する。デコーダ10は、これらのデータストリームを復号して、ディスプレイ3、スピーカ(図示せず)等へ出力する。
【0057】
トランスポートデコーダ7が、前記ディジタル放送データのTS中にEMMのTPが含まれていないと判断した場合は、上記説明中の送られてきたEMMの替わりに、ICカード6に記憶されているEMMを用いて、上記説明と同じ手順にて、デマルチプレクス、解読、デスクランブル、ストリーム変換が行われ、デコーダ10において復号された前記ディジタル放送データのデータストリームが、ディスプレイ3、スピーカ(図示せず)等へ出力される。
【0058】
次に、ディジタル放送データを記録媒体に記録する場合の、本実施の形態におけるディジタル放送受信再生システムの動作について説明する。
【0059】
受信しながらの視聴時と同様にして、ディジタル放送データが、チューナ/復調・誤り訂正部5からスイッチ11を介してトランスポートデコーダ7に送られてくる。このとき、受信しながらの視聴時と同様に、スイッチ11は、図2のとおり、接点a側に切り換えられている。受信しながらの視聴時と同様の手順にして、トランスポートデコーダ7およびICカード6にて、デマルチプレクス、解読、デスクランブルまで行われたTSが、D−I/F8を介して、記録再生装置2へ送られる。このとき、システム制御部9は、D−I/F8の出力に対して制御を行う。記録再生装置2において、記録再生部13は、D−I/F12を介して、前記TSを受け取り、記録再生制御部14の制御にしたがって、これを記録媒体(図示せず)に記録する。
【0060】
なお、トランスポートデコーダ7にて、前記ディジタル放送データのTSのデスクランブルおよびデマルチプレクスを行わずに記録すること、あるいは、デスクランブルを行わずに記録することも想定される。この場合は、当該ディジタル放送データは、トランスポートデコーダ7をスルーし、あるいは、トランスポートデコーダ7でデマルチプレクスのみ行われた後、D−I/F8を介して、記録再生装置2へ送られる。このとき、システム制御部9は、D−I/F8の出力に対して制御を行う。記録再生装置2において、記録再生部13は、D−I/F12を介して、前記TSを受け取り、記録再生制御部14の制御にしたがって、これを記録媒体(図示せず)に記録する。
【0061】
なお、受信したTS中にEMMのTPが含まれているか否か、それぞれの場合のデスクランブルまでの手順は、受信しながらの視聴時の手順に準ずる。ただし、前記TS中にEMMのTPが含まれている場合は、このTPを抽出するためのデマルチプレクスが必要となる。また、受信しながら視聴することと並行して、記録媒体に記録することも可能である。さらに、ディジタル放送データとともに、ICカード6に記憶されている情報の一部を記録媒体に記録させる必要がある場合、記録時に、システム制御部9は、必要な情報をICカード6から抽出し、コマンド形式に変換して、D−I/F8を介して、記録再生装置2へ送り、記録再生制御部14は、D−I/F13を介して、これを受け取り、これを記録媒体に記録できる形式に変換し、記録再生部13によって、ディジタル放送データが記録される記録媒体に記録させることも可能である。
【0062】
次に、ディジタル放送データを記録媒体から再生する場合の、本実施の形態におけるディジタル放送受信再生システムの動作について説明する。
記録再生部13は、記録媒体(図示せず)に記録されたディジタル放送データのTSを再生し、記録再生制御部14の制御にしたがって、D−I/F12を介して、これを受信装置1へ送る。受信装置1において、スイッチ11は、接点b側に切り換えられている。したがって、記録再生装置2から送られてきた再生データのTSは、D−I/F8、マルチプレクス部17およびスイッチ11を介して、トランスポートデコーダ7に送られる。このTSが、デスクランブルまで行われたものであれば、トランスポートデコーダ7は、このTSをストリーム変換し、デコーダ10へ出力する。デコーダ10は、これらのデータストリームを復号して、ディスプレイ3、スピーカ(図示せず)等へ出力する。この再生出力中、EMM分離部16は、アンテナ4にて受信され、チューナ/復調・誤り訂正部5にて受信しながらの視聴時で説明した処理が行われてから送られてきたディジタル放送データのTS中のCATを参照している。CATを参照した結果、前記TS中にEMMのTPが含まれていると判断した場合は、EMMのデータを前記ディジタル放送データから分離する。分離されたEMMのデータは、マルチプレクス部17に送られ、再生中のデータのTSにマルチプレクスされた後、再生中のデータのTSとともに、スイッチ11を介して、トランスポートデコーダ7に送られる。トランスポートデコーダ7は、EMMのデータを再生中のデータから分離して、ICカード6に更新、記憶させる。
【0063】
再生されたTSがデスクランブルを行われずに記録されたものである場合は、上記と同様にしてトランスポートデコーダ7に送られてきた再生データのTSは、トランスポートデコーダ7およびICカード6において、受信しながらの視聴時と同じ手順にて、デマルチプレクス(前記TSがデマルチプレクスされずに記録されている場合)、解読、デスクランブル、ストリーム変換が行われ、デコーダ10において復号された前記ディジタル放送データのデータストリームが、ディスプレイ3、スピーカ(図示せず)等へ出力される。この再生出力中に、TS中にEMMのTPが含まれているディジタル放送波が受信された場合の処理手順は、上記と同様である。
【0064】
以上説明したところから、本実施の形態におけるディジタル放送受信再生システムは、記録媒体に記録されたデータの再生にかかわらず、確実にEMMを更新できるディジタル放送受信再生システムであることがわかる。
【0065】
(第3の実施の形態)
以下に、本発明の第3の実施の形態を図面を参照して説明する。本実施の形態が上述した第2の実施の形態と異なる点は、本発明の多重化手段の替わりに、本発明の一時記憶手段を備えることに関する点である。したがって、本実施の形態において、第2の実施の形態と同様のものについては、同一符号を付与し、説明を省略する。また、特に説明のないものについては、第2の実施の形態と同じとする。
【0066】
図3は、本発明の第3の実施の形態におけるディジタル放送受信再生システムの構成を示すブロック図である。本実施の形態におけるディジタル放送受信再生システムの構成が、第2の実施の形態におけるディジタル放送受信再生システムの構成と異なるのは、受信装置1が、第2の実施の形態において備えていたマルチプレクス部17の替わりに、EMM一時記憶部18を備えていることである。ここで、EMM分離部16およびEMM一時記憶部18を合わせたものは、本発明の一時記憶手段の機能を有している。
【0067】
次に、このような本実施の形態の動作を説明する。
【0068】
ディジタル放送データを、受信しながら視聴する場合、および、ディジタル放送データを記録媒体に記録する場合の、本実施の形態におけるディジタル放送受信再生システムの動作については、上述した第2の実施の形態におけるディジタル放送受信再生システムの動作と同様であるので、説明を省略する。
【0069】
ディジタル放送データを記録媒体から再生する場合の、本実施の形態におけるディジタル放送受信再生システムの動作について説明する。
【0070】
記録再生部13は、記録媒体(図示せず)に記録されたディジタル放送データのTSを再生し、記録再生制御部14の制御にしたがって、D−I/F12を介して、これを受信装置1へ送る。受信装置1において、スイッチ11は、接点b側に切り換えられている。したがって、記録再生装置2から送られてきた再生データのTSは、D−I/F8およびスイッチ11を介して、トランスポートデコーダ7に送られる。このTSが、デスクランブルまで行われたものであれば、トランスポートデコーダ7は、このTSをストリーム変換し、デコーダ10へ出力する。デコーダ10は、これらのデータストリームを復号して、ディスプレイ3、スピーカ(図示せず)等へ出力する。この再生出力中、EMM分離部16は、アンテナ4にて受信され、チューナ/復調・誤り訂正部5にて受信しながらの視聴時で説明した処理が行われてから送られてきたディジタル放送データのTS中のCATを参照している。CATを参照した結果、前記TS中にEMMのTPが含まれていると判断した場合は、EMMのデータを前記ディジタル放送データから分離する。分離されたEMMのデータは、EMM一時記憶部18に送られて記憶される。EMM一時記憶部18に記憶されたEMMのデータは、再生終了後に、トランスポートデコーダ7に送られて、ICカード6に更新、記憶される。
【0071】
再生されたTSがデスクランブルを行われずに記録されたものである場合は、上記と同様にしてトランスポートデコーダ7に送られてきた再生データのTSは、トランスポートデコーダ7およびICカード6において、受信しながらの視聴時と同じ手順にて、デマルチプレクス(前記TSがデマルチプレクスされずに記録されている場合)、解読、デスクランブル、ストリーム変換が行われ、デコーダ10において復号された前記ディジタル放送データのデータストリームが、ディスプレイ3、スピーカ(図示せず)等へ出力される。この再生出力中に、TS中にEMMのTPが含まれているディジタル放送波が受信された場合の処理手順は、上記と同様である。
【0072】
以上説明したところから、本実施の形態におけるディジタル放送受信再生システムは、記録媒体に記録されたデータの再生にかかわらず、確実にEMMを更新できるディジタル放送受信再生システムであることがわかる。
【0073】
なお、上述した第1〜第3の実施の形態におけるディジタル放送受信再生システムは、記録媒体へデータを記録する機能を有しているとして説明したが、これに限らず、記録媒体とのデータのやりとりに関しての機能としては、少なくとも記録されたデータを再生する機能があればよい。
【0074】
また、上述した第1〜第3の実施の形態においては、MPEG2システムを用いたデジタル通信衛星放送を例として説明したが、これに限らず、多重化されたディジタル放送データの送受信に使用される、他のシステムを用いたものであってもよい。
【0075】
さらに、上述した第1〜第3の実施の形態においては、本発明の各手段は、本発明の受信装置、記録再生装置のいずれかに備えられているとして説明したが、第1〜第3の実施の形態の例に限らず、本発明の再生手段以外の各手段は、本発明の受信装置、記録再生装置のどちらに備えられていてもよい。ただし、受信装置、記録再生装置間にまたがって各手段がデータのやりとりを行う場合は、当該データのやりとりが、記録・再生されるディジタル放送データに悪影響を及ぼさずに、受信装置と記録再生装置との間を転送されるような措置を必要に応じてと実施する。また、本発明の各手段が、受信装置および記録再生装置の機能を一体化した装置に備えられているとしてもよい。
【0076】
(第4の実施の形態)
以下に、本発明に関連する発明の第4の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0077】
図4は、本発明に関連する発明の第4の実施の形態におけるディジタル放送送信方法の手順を示すフロー図である。本実施の形態は、図8で示したディジタル放送受信再生システムのような従来考えられているディジタル放送受信再生システムを対象とするディジタル放送送信方法に関するものである。
【0078】
ディジタル放送の番組をユーザーが記録媒体に記録し、それを再生して視聴する場合については、単に受信しながら視聴のみをする場合とは別に料金を徴収する課金システムの導入が検討されている。この課金システムを採用するディジタル放送事業会社等においては、記録再生のための課金契約によって、ディジタル放送用の記録再生装置(以下、DVCRと記す。)を有しているユーザーを把握している。したがって、ディジタル放送の送信側において、各ユーザーへのEMMデータの送信前に、各EMMがDVCRの契約ユーザーに対応するものであるか否かの判定が可能である。
【0079】
すなわち、まず、更新用EMM毎に、そのEMMがDVCRの契約ユーザーに対応するものであるか否かを判定する(ステップS1)。DVCRの契約ユーザーに対応するものであると、当該EMMデータを送信する頻度を高く設定する(ステップS2)。DVCRの契約ユーザーに対応するものでないと、当該EMMデータを送信する頻度は通常どおりと設定する(ステップS3)。これらの設定を行った後、各EMMデータを送信する(ステップS4)。
【0080】
図7は、送信側のシステムの構成を示すブロック図である。各システム中で、・で示したものは、主な機能を示す。なお、図7中に示したシステムの他に、EMMデータの送信を制御するEMM制御部(図示せず)が送信側に備えられている。図7を参照して上記手順を説明する。
【0081】
ここで、EMM制御部は、各ユーザーのEMM作成時において、顧客管理システム23が管理している視聴契約情報により、当該ユーザーがDVCR契約ユーザーかどうかを判定し、DVCR契約ユーザーであれば、スクランブル管理システム24に、DVCR未契約ユーザーより多くEMMパケットを作成させて、番組送出システム26により、送出させる。
【0082】
こうすることによって、DVCRの契約ユーザーに対しては、データ再生時以外に、自分宛の更新用EMMデータが送信される確率が高くなり、EMM更新の確実性が高まる。
【0083】
以上説明したところから、本実施の形態におけるディジタル放送送信方法は、記録媒体に記録されたデータの再生にかかわらず、確実にEMMを更新できるディジタル放送送信方法であることがわかる。
【0084】
(第5の実施の形態)
以下に、本発明に関連する発明の第5の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0085】
図5は、本発明に関連する発明の第5の実施の形態におけるディジタル放送送信方法の手順を示すフロー図である。本実施の形態も、図8で示したディジタル放送受信再生システムのような従来考えられているディジタル放送受信再生システムを対象とするディジタル放送送信方法に関するものである。
【0086】
ディジタル放送の番組毎の視聴率は、ディジタル放送事業会社等にとって、重要なファクターであるため、当該事業会社等は、何らかの方法で視聴率を調査して入手している。また、第4の実施の形態において説明したように、当該事業会社等は、記録再生のための課金契約によって、DVCRを有しているユーザーを把握している。したがって、ディジタル放送の送信側において、各ユーザーへのEMMデータの送信前に、DVCRの契約ユーザーに対応するEMMを選別して、これらのEMMデータを高視聴率番組が含まれるディジタル放送データとともに送信することは可能である。
【0087】
すなわち、まず、送信しようとするディジタル放送データが高視聴率番組を含むものであるか否か(当該ディジタル放送データ中に視聴率が所定の値より大きな番組が含まれているか否か)を判定する(ステップS11)。高視聴率番組を含むものであると、それとともに、DVCRの契約ユーザーに対応するEMMデータを送信するよう設定する(ステップS12)。高視聴率番組を含むものでないと、DVCRの契約ユーザーに対応しないEMMデータを送信するよう設定する(ステップS13)。これらの設定を行った後、各EMMデータを送信する(ステップS14)。
【0088】
ここで、第4の実施の形態において説明した図7を参照して上記手順を説明する。EMM制御部(図示せず)は、顧客管理システム23が管理している視聴履歴情報により、送信しようとするディジタル放送データが高視聴率番組を含むものであるか否かを判定し、高視聴率番組を含むものであれば、スクランブル管理システム24に、DVCR契約ユーザーのEMMパケットを作成させて、番組送出システム26により、送出させる。
【0089】
一般的に考えて、高視聴率の番組の放映時には、ユーザーの多くは、当該番組を視聴もしくは記録媒体へ記録していると思われ、このときに別のデータを再生しているユーザーは少ないと考えられる。したがって、上記手順によりEMMデータを送信することによって、DVCRの契約ユーザーに対しては、データ再生時以外に、自分宛の更新用EMMデータが送信される確率が高くなり、EMM更新の確実性が高まる。
【0090】
以上説明したところから、本実施の形態におけるディジタル放送送信方法は、記録媒体に記録されたデータの再生にかかわらず、確実にEMMを更新できるディジタル放送送信方法であることがわかる。
【0091】
(第6の実施の形態)
以下に、本発明に関連する発明の第6の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0092】
図6は、本発明に関連する発明第6の実施の形態におけるディジタル放送送信方法の手順を示すフロー図である。本実施の形態も、図8で示したディジタル放送受信再生システムのような従来考えられているディジタル放送受信再生システムを対象とするディジタル放送送信方法に関するものである。
【0093】
ディジタル放送においては、ユーザーが見たい番組を選択して有料で視聴するペイ・パー・ビュー・システムの導入が検討されている。このペイ・パー・ビュー・システムを採用するディジタル放送事業会社等においては、ユーザー毎に契約番組を管理する必要があり、当然、番組毎にどのユーザーが契約しているかを抽出できる。また、ペイ・パー・ビュー・システムに限らず、特定の番組毎の視聴に対して契約を行うことも可能である。さらに、第4の実施の形態において説明したように、当該事業会社等は、記録再生のための課金契約によって、DVCRを有しているユーザーを把握している。したがって、ディジタル放送の送信側において、各ユーザーへのEMMデータの送信前に、各DVCRの契約ユーザーがペイ・パー・ビュー等の番組契約をしている番組を抽出して、当該ユーザーに対応するEMMをこの契約番組が含まれるディジタル放送データとともに送信することは可能である。
【0094】
すなわち、まず、送信しようとするディジタル放送データが、送信しようとするEMMに対応するDVCRの契約ユーザーがペイ・パー・ビュー等の番組契約をしている番組を含むものであるか否かを判定する(ステップS31)。DVCRの契約ユーザーがペイ・パー・ビュー等の番組契約をしている番組を含むものであると、それとともに、DVCRの契約ユーザーに対応するEMMデータを送信するよう設定する(ステップS32)。DVCRの契約ユーザーがペイ・パー・ビュー等の番組契約をしている番組を含むものでないと、DVCRの契約ユーザーに対応しないEMMデータを送信するよう設定する(ステップS33)。これらの設定を行った後、各EMMデータを送信する(ステップS34)。
【0095】
ここで、第4の実施の形態において説明した図7を参照して上記手順を説明する。EMM制御部(図示せず)は、顧客管理システム23が管理している視聴契約情報により、送信しようとするディジタル放送データ中の番組についてペイ・パー・ビュー等の番組契約をしているDVCR契約ユーザーを抽出し、スクランブル管理システム24に、当該DVCR契約ユーザーのEMMパケットを作成させて、番組送出システム26により、送出させる。
【0096】
一般的に考えて、自分が料金を払って契約した番組の放映時には、ユーザーの多くは、当該番組を視聴もしくは記録媒体へ記録していると思われ、このときに別のデータを再生しているユーザーは少ないと考えられる。したがって、上記手順によりEMMデータを送信することによって、DVCRの契約ユーザーに対しては、データ再生時以外に、自分宛の更新用EMMデータが送信される確率が高くなり、EMM更新の確実性が高まる。
【0097】
以上説明したところから、本実施の形態におけるディジタル放送送信方法は、記録媒体に記録されたデータの再生にかかわらず、確実にEMMを更新できるディジタル放送送信方法であることがわかる。
【0098】
なお、上述した第4〜第6の実施の形態におけるディジタル放送送信方法は、それぞれ単独に実施してもよいし、いずれか2つ、3つ全部を併用すると、更に確実にEMMを更新できる。
【0099】
【発明の効果】
以上説明したところから明らかなように、請求項1〜4の本発明は、記録媒体に記録されたデータの再生にかかわらず、確実にEMMを更新できるディジタル放送受信再生システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるディジタル放送受信再生システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態におけるディジタル放送受信再生システムの構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態におけるディジタル放送受信再生システムの構成を示すブロック図である。
【図4】 本発明に関連する発明の第4の実施の形態におけるディジタル放送送信方法の手順を示すフロー図である。
【図5】 本発明に関連する発明の第5の実施の形態におけるディジタル放送送信方法の手順を示すフロー図である。
【図6】 本発明に関連する発明の第6の実施の形態におけるディジタル放送送信方法の手順を示すフロー図である。
【図7】送信側のシステムの構成を示すブロック図である。
【図8】従来のディジタル放送受信再生システムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 受信装置
2 記録再生装置
3 ディスプレイ
4 アンテナ
5 チューナ/復調・誤り訂正部
6 ICカード
7 トランスポートデコーダ
8、12 D−I/F
9 システム制御部
10 デコーダ
11 スイッチ
13 記録再生部
14 記録再生制御部
15 EMM処理部
16 EMM分離部
17 マルチプレクス部
18 EMM一時記憶部
20 衛星
21 視聴者
22 公衆回線
23 顧客管理システム
24 スクランブル管理システム
25 番組統合管理システム
26 番組送出システム

Claims (3)

  1. ディジタル放送データおよび前記ディジタル放送データにマルチプレクスされて送信されてくる鍵個別情報(EMM)を受信する受信手段と、
    前記EMMを記憶するEMM記憶手段と、
    前記受信手段から送られてくる前記ディジタル放送データから前記EMMを分離して前記EMM記憶手段に記憶させることを専用に行うEMM処理部を内部に有し、前記ディジタル放送データをデスクランブルするトランスポートデコーダと、
    記録媒体に記録されたデータを再生し、前記再生されたデータを前記トランスポートデコーダを介して出力する再生手段とを備え、
    前記再生手段から前記再生されたデータが出力されている場合であっても、前記トランスポートデコーダ内の前記EMM処理部が前記ディジタル放送データから前記EMMを分離して前記EMM記憶手段に記憶させることによって、前記トランスポートデコーダは、前記再生されたデータの出力と並行して、前記ディジタル放送データから前記EMMを分離して前記EMM記憶手段に記憶させることを特徴とするディジタル放送受信再生システム。
  2. ディジタル放送データおよび前記ディジタル放送データにマルチプレクスされて送信されてくる鍵個別情報(EMM)を受信する受信手段と、前記EMMを記憶するEMM記憶手段と、前記受信手段から送られてくる前記ディジタル放送データから前記EMMを分離して前記EMM記憶手段に記憶させ、前記ディジタル放送データをデスクランブルするトランスポートデコーダと、記録媒体に記録されたデータを再生し、前記再生されたデータを前記トランスポートデコーダを介して出力する再生手段と、前記再生手段から前記再生されたデータが出力されている時に、前記ディジタル放送データが受信された場合に、前記ディジタル放送データから前記EMMを分離して、前記再生されたデータにマルチプレクスする多重化手段とを備え、
    前記トランスポートデコーダは、前記再生手段から前記再生されたデータが出力されている時に、前記ディジタル放送データが受信された場合に、前記再生されたデータの出力と並行して、前記再生されたデータにマルチプレクスされたEMMを分離して前記EMM記憶手段に記憶させることを特徴とするディジタル放送受信再生システム。
  3. ディジタル放送データおよび前記ディジタル放送データにマルチプレクスされて送信されてくる鍵個別情報(EMM)を受信する受信手段と、前記EMMを記憶するEMM記憶手段と、前記受信手段から送られてくる前記ディジタル放送データから前記EMMを分離して前記EMM記憶手段に記憶させ、前記ディジタル放送データをデスクランブルするトランスポートデコーダと、記録媒体に記録されたデータを再生し、前記再生されたデータを前記トランスポートデコーダを介して出力する再生手段と、前記再生手段から前記再生されたデータが出力されている時に、前記ディジタル放送データが受信された場合に、前記ディジタル放送データから前記EMMを分離して一時記憶する一時記憶手段とを備え、前記トランスポートデコーダは、前記再生手段から前記再生されたデータが出力されている時に、前記ディジタル放送データが受信された場合に、前記再生されたデータの出力が終了した後、前記一時記憶手段に記憶された前記EMMを前記EMM記憶手段に記憶させることを特徴とするディジタル放送受信再生システム。
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