JP3981925B2 - 放送受信装置及び記録再生装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、送信者が許可した受信者に対してのみ放送信号の暗号化を解除可能とする解除情報を含む暗号化放送信号を受信し、受信した解除情報を用いて暗号化放送信号の暗号化を解除するようにした放送受信装置及びこのような受信装置を内蔵する記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
先ずディジタル放送における送出信号の多重化の詳細例について図2を参照して説明する。同図は、ディジタル放送信号が例えばMPEG2トランスポートストリームで送信される場合の送信側システムの要部の構成を示すブロック図であり、このシステムは、複数の番組1〜kに対応した信号処理部101、102、…10kと、番組の属性情報などの暗号化に使用するワーク鍵Kw及び受信者の契約情報を暗号化する暗号化部121と、各信号処理部の出力及びその他の情報を時分割多重化する多重化部122とを備えている。
【0003】
このシステムでは、信号処理部101は、番組1のビデオ信号やオーディオ信号を、MPEG2の圧縮フォーマットにしたがって圧縮し、PES(PacketizedElementary Stream)パケットと呼ばれるパケットを構成し、文字多重などのデータ信号のPESパケットとともに時分割多重する。次にこうして得られれた信号を他の番組の情報や暗号化の情報と多重化して送り出すために、図3(b)に示すTS(Transport Stream)パケットに載せる。TSパケットは、188バイトからなり、4バイトのヘッダの後にアダプテーションフィールド及び/またはペイロードが続く構成を有する。上記PESパケットは、図3に示すようにさらに分割され、TSパケットのペイロードの部分に挿入されて伝送される。
【0004】
各番組1〜kは、TSパケットヘッダの中に記されているパケット識別子PID(Packet ID)により区別される。ここで、番組が限定受信の対象となる場合には、その番組の信号をTSパケットのペイロードに載せるのに先立ってスクランブル鍵Ksによりスクランブルをかける。スクランブル鍵Ks及び番組の属性情報は、鍵共通情報ECM(Entitlement Control Message)として、ワーク鍵Kwにより暗号化された後、TSパケット化されて多重化される。
【0005】
他の番組についても同様にPESパケットが構成され、TSパケット化された後、他の番組の情報等と時分割多重される。ワーク鍵Kwは、他の契約情報と共に鍵個別情報EMM(Entitlement Management Message)として、所定のパケット識別子PIDを有するTSパケットとして送られる。
【0006】
表1に、鍵共通情報ECMと鍵個別情報EMMの内容の具体例を示す。
【0007】
【表1】
鍵個別情報EMM以外にも、放送業者独自のパケットを定義し、これでデータを送ることにより、例えば放送業者側で暗号化のアルゴリズム自体を変更するように受信側の制御ソフトウエアを書き換えてしまうこともできる。鍵個別情報EMMや、上記放送業者独自のパケットで送られてくる情報は、限定受信システムにおいて、これらの情報を正しく受信機に取り込めた者だけが番組の視聴ができるので、以下鍵個別情報EMM等を「視聴可能化情報」と呼ぶ。
【0008】
TSパケットとして多重化されるものとしては、電子番組ガイドEPG(Electronic Program Guide)用の番組一覧情報などもある。視聴可能化情報は、放送業者と正式に契約された受信者のみ利用可能で、例えば料金未払いなどの理由で契約を解除されたデコーダは利用できないようにされている。新規の情報を含むこれらのパケットが送出されると、以降送られる番組については、暗号解読等においてこれらのパケットで送られた視聴可能化情報が必要となるため、これらのパケットを受信できなかった場合には、番組を視聴できなくなる。正式契約者であるにも拘わらず、停電などによりこれらのパケットを受信できずに視聴ができなくなったときは、放送業者に事情を連絡して必要情報を再送してもらう等の手間がかかることになる。
【0009】
次に、上記のディジタル放送、ここではディジタル衛星放送を例にとって、その受信及び記録について説明する。図4は、ディジタル衛星放送受信装置を内蔵するディジタル情報記録再生装置のブロック図であり、同様の構成を有する装置は、例えば特開平8−340514号公報に示されている。この装置は、アンテナ201に接続され、周波数変換、復調、誤り訂正などの処理を行い、処理後の信号を受信ディジタル放送信号として出力するフロントエンド202と、スイッチ203と、受信ディジタル放送信号または後述する記録再生部205によって記録媒体から再生された再生信号から所望の番組に対応する信号を抽出して、デスクランブル処理を行い、処理後の信号を抽出ディジタル信号として出力するデマルチプレクサ204と、抽出ディジタル信号並びに内容が書き換えられたプログラム構成を示す情報(後述するプログラムアソシエーションテーブルPAT及びプログラムマップテーブルPMT)を、例えば磁気テープ等の記録媒体に記録し、該記録媒体に記録された信号を再生する記録再生部205と、抽出ディジタル信号の伸張処理等を行うとともにD/A変換を行ってアナログのビデオ信号及びオーディオ信号を出力するビデオ/オーディオデコーダ206と、デコーダ206から出力されるビデオ信号を、日本や米国における標準テレビション信号であるNTSC信号あるいはイギリス、ドイツなどにおける標準テレビジョン信号であるPAL信号に変換して出力するNTSC/PALエンコーダ207とを備えている。
【0010】
図5はデマルチプレクサ204の構成を示すブロック図であり、デマルチプレクサ204は、受信ディジタル信号から鍵個別情報EMMを抽出し、マスタ鍵Kmを用いて復号化するEMM抽出/復号化部14と、受信ディジタル信号から鍵共通情報ECMを抽出し、ワーク鍵Kwを用いて復号化するECM抽出/復号化部15と、受信ディジタル信号から、プログラムを構成するパケットのパケット識別子PIDを示すプログラムマップテーブルPMT(Program Map Tabel)を抽出し、解析を行うPMT抽出/解析部16と、受信ディジタル信号から、プログラムマップテーブルPMTのパケット識別子PIDを示すプログラムアソシエーションテーブルPAT(Program Association Table)を抽出し、解析を行うPAT抽出/解析部17と、抽出ディジタル信号とともに記録媒体に記録するプログラムアソシエーションテーブルPAT及びプログラムマップテーブルPMTの書き換え処理を行うPAT/PMT書換部18と、所望の番組のパケットを抽出するパケット抽出部11と、スクランブル鍵Ksを用いて抽出したパケットのデスクランブルを行うデスクランブル部12と、デスクランブル部12から出力される抽出ディジタル信号と、PAT/PMT書換部18から出力されるプログラムアソシエーションテーブルPAT及びプログラムマップテーブルPMTとを多重化して記録再生部205へ出力する多重化部13とを備えている。
【0011】
次に図4の装置の動作を説明する。アンテナ201から入来するディジタル放送信号は、フロントエンド202において周波数変換、復調、誤り訂正などの処理を経てベースバンドの受信ディジタル放送信号とされ、スイッチ203に供給される。スイッチ203の出力信号は複数の番組が時分割多重されており、デマルチプレクサ204により、その中から所望の番組に関する信号が抽出される。
【0012】
デマルチプレクサ204では、まず入力信号の中からパケット識別子PIDが所定の値に固定されているプログラムアソシエーションテーブルPATを、この所定のパケット識別子PID(例えば「0」)を検出することにより抽出し、メモリ208内の領域(ここでは領域1)に格納する。プログラムアソシエーションテーブルPATには、各プログラム番号(16ビット)毎の後述するプログラムマップテーブルPMTのパケット識別子PIDのリストが入っており、この内容を解析することにより、所望の番組のプログラムマップテーブルPMTを受信するにはどのパケット識別子PIDのパケットを抽出すればよいかを知ることができる。これにしたがって得た所望の番組のプログラムマップテーブルPMTには、そのプログラムを構成する画像、音声、付加データなどのストリームが伝送されているパケットのパケット識別子PIDのリストが記されている。プログラムマップテーブルPMTは、メモリ208内の所定の領域(ここでは領域2)に格納される。プログラムマップテーブルPMTを解析することにより、所望の番組の画像・音声などのデータが抽出することができる。鍵個別情報EMM等の限定受信に必要な視聴可能化情報は、所定のパケット識別子PIDを有するパケットを抽出することにより得られ、メモリ208内の所定の領域(ここでは領域4)に格納される。
【0013】
以下、鍵個別情報EMM以外に放送業者独自の視聴可能化情報がある場合は、鍵個別情報EMMと同様に扱えばよいので、視聴可能化情報が鍵個別情報EMMである場合について説明する。鍵個別情報EMMの抽出はビットストリーム中の所定のパケット識別子PIDを有するパケットを抽出することにより行われ、鍵個別情報EMMの暗号化は、当該受信装置内に保存されているマスタ鍵Kmにより解読される。なお、鍵個別情報EMMは例えば数日から1ヶ月の間隔で送られるものであって常に送られるものではないが、ワーク鍵Kwとしてはメモリの領域4に蓄積されている最新のものを用いる。
【0014】
抽出された画像・音声などのデータにスクランブルがかけられているときには、これを解除する。そのためにはスクランブル鍵Ksを求める必要がある。スクランブル鍵Ksは、鍵共通情報ECMで送られるので、プログラムマップテーブルPMTに記されている当該番組の鍵共通情報ECMについてのパケット識別子PIDに基づいて、トランスポートストリームから鍵共通情報ECMを抽出する。鍵共通情報ECMは、ワーク鍵Kwにより暗号化されているので、鍵個別情報EMMに記されているワーク鍵Kwを用いてこの暗号化情報を解読し、メモリ208内の所定の領域(ここでは領域3)に格納する。デマルチプレクサ204により抽出されスクランブルが解除された所望の番組に関する抽出ディジタル信号のうち、ビデオ及びオーディオの信号は、例えばMPEG2等の圧縮方式で圧縮されている。この圧縮された信号をビデオ/オーディオデコーダ206によりデコードしてアナログ信号に変換し、NTSC/PALエンコーダ207によりNTSCやPAL等の標準方式の信号とされ、出力される。
【0015】
受信したディジタル放送信号を記録媒体に記録するときは、スイッチ203の可動接片がa側とされる。そして、パケット抽出部11で抽出され、デスクランブル部12でデスクランブルされた信号が、書き換えられたプログラムアソシエーションテーブルPAT及びプログラムマップテーブルPMTと多重化されて記録再生部205に供給される。抽出ディジタル信号とともに記録されるプログラムアソシエーションテーブルPAT及びプログラムマップテーブルPMTは、PAT/PMT書換部18により記録する信号に関するものに限った内容のものに書き換えられたものである。したがって、記録媒体に記録されるディジタル信号は、受信ディジタル放送信号から抽出された抽出ディジタル信号と、書き換えられたプログラムアソシエーションテーブルPAT及びプログラムマップテーブルPMTを含み、受信ディジタル放送信号と同様の形態を有する。
【0016】
記録媒体に記録された信号を再生するときには、スイッチ203の可動接片がb側とされ、デマルチプレクサ204に入力される。デマルチプレクサ204は、再生されたディジタル信号のうち、所望の番組に関するビデオ信号及びオーディオ信号等、信号の復元に必要な情報を取り出し、放送受信時と同様の処理を行う。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の構成では、デマルチプレクサ204以降の回路は、放送受信時と記録再生部205からの再生時で兼用しているため、記録再生部205の再生中に、たまたま鍵個別情報EMMなどの視聴可能化情報が放送局から送られても検出することができず見逃してしまうことがあり、契約しているにもかかわらず以降の放送の受信が行えなくなるという問題点があった。
【0018】
本発明はこの点に着目してなされたものであり、視聴可能化情報(放送信号の暗号化を解除可能とする解除情報)を確実に検出し、受信契約者が放送を受信できなくなるといった不具合を回避できる放送受信装置及び記録再生装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため請求項1に記載の発明は、MPEG2トランスポートストリームのパケット構造を有し、送信者が許可した受信者に対してのみ放送信号の暗号化を解除可能とする解除情報を含む暗号化放送信号を受信する放送受信装置において、暗号化して送信された前記暗号化放送信号を受信する受信手段と、前記受信手段にて受信した前記暗号化放送信号と、外部機器から入来し、前記暗号化放送信号と同一のトランスポートストリームパケット構造を有する外部信号とを切り換え出力する切換手段と、前記受信手段と前記切換手段との間に接続され、前記切換手段が前記外部信号を選択した場合であっても前記受信手段より供給された前記暗号化放送信号から前記暗号化の解除に必要となる解除情報を抽出する抽出手段と、前記切換手段の出力信号が供給され、前記出力信号に所定のパケット処理を施すと共に、前記出力信号が暗号化された信号である場合に、前記抽出手段にて抽出した解除情報により暗号化の解除を行う変換手段とを有することを特徴とする。
【0020】
請求項2に記載の発明は、MPEG2トランスポートストリームのパケット構造を有し、送信者が許可した受信者に対してのみ放送信号の暗号化を解除可能とする解除情報を含む暗号化放送信号を受信する放送受信装置を内蔵し、前記暗号化放送信号における暗号化を解除した信号を記録媒体に記録し、この記録した信号を再生する記録再生装置において、暗号化して送信された前記暗号化放送信号を受信する受信手段と、前記受信手段にて受信した前記暗号化放送信号と、前記記録媒体から再生した前記暗号化放送信号と同一のトランスポートストリームパケット構造を有する再生信号とを切り換え出力する切換手段と、前記受信手段と前記切換手段との間に接続され、前記切換手段が前記外部信号を選択した場合であっても前記受信手段より供給された前記暗号化放送信号から前記暗号化の解除に必要となる解除情報を抽出する抽出手段と、前記切換手段の出力信号が供給され、前記出力信号に所定のパケット処理を施すと共に、前記出力信号が暗号化された信号である場合に、前記抽出手段にて抽出した解除情報により暗号化の解除を行う変換手段とを有することを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態にかかるディジタル放送受信装置を内蔵したディジタル情報記録再生装置の要部の構成を示すブロック図であり、図4及び5に示す従来の装置と同様の構成要素に同一の参照符号を付している。本実施形態の装置は、図5のデマルチプレクサ204から、EMM抽出/復号化部14及びECM抽出/復号化部15を除いた構成のデマルチプレクサ204aを有し、EMM抽出/復号化部14及びECM抽出/復号化部15はデマルチプレクサ204aの外部に設けられるとともに、スイッチ203の入力側、すなわちフロントエンド203の出力から、受信ディジタル放送信号が直接EMM抽出/復号化部14及びECM抽出/復号化部15に供給されるように構成されている。
【0022】
この構成によれば、スイッチ203の可動接片がb側に保持される記録再生部205の再生中であっても、送信者が送出する鍵個別情報EMMが抽出、復号化され、メモリ208に格納されるので、視聴可能化情報としてのワーク鍵Kwが確実に検出、記憶され、受信契約者が放送を受信できなくなるといった不具合を回避することができる。
【0023】
なお本発明は上述した実施形態に限るものではなく、種々の変形が可能である。例えば、記録再生部205においてディジタル情報を記録する記録媒体は、磁気テープに限らず、磁気ディスクや光磁気ディスク等であってもよい。
【0024】
また、記録再生部205をディジタル情報記録再生装置として、ディジタル放送受信装置と分離した構成としてもよい。その場合には、ディジタル放送受信装置は、フロントエンド202、スイッチ203、デマルチプレクサ204a、EMM抽出/復号化部14、ECM抽出/復号化部15、メモリ208等を備えるとともに、デマルチプレクサ204aの多重化部13の出力側に抽出ディジタル情報出力端子と、スイッチ203のb側に接続された再生信号入力端子とを備えるように構成する。
【0025】
また、EMM抽出/復号化部14の入力信号のみ、スイッチ203の入力側から供給し、ECM抽出/復号化部15の入力信号はスイッチ203の出力側から供給するようにしてもよい。
【0026】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明の装置は、暗号化して送信された暗号化放送信号を受信する受信手段と、前記受信手段にて受信した暗号化放送信号と、外部機器から入来する外部信号又は記録媒体から再生した再生信号とを切り換え出力する切換手段と、前記暗号化放送信号と同一のパケット構造を有する外部信号とを切り換え出力する切換手段と、前記切換手段の前段に接続され、前記受信手段にて受信した暗号化放送信号から暗号化の解除に必要となる解除情報を抽出する抽出手段と、前記切換手段の出力信号が供給され、前記出力信号に所定のパケット処理を施すと共に、前記出力信号が暗号化された信号である場合に、前記抽出手段にて抽出した解除情報により暗号化の解除を行う変換手段とを備え、前記抽出手段は、前記切換手段に入力される暗号化放送信号から前記解除情報を抽出するように構成されているので、切換手段が外部信号又は再生信号を選択しているときでも、暗号化放送信号から解除情報を確実に抽出することができ、受信契約者が放送を受信できなくなるといった不具合を回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるディジタル放送受信装置を内蔵したディジタル情報記録再生装置の要部の構成を示す図である。
【図2】受信者を限定したディジタル放送の送信者側における信号処理を説明するためのブロック図である。
【図3】ディジタル放送信号のパケット構成を説明するための図である。
【図4】従来のディジタル放送受信装置を内蔵するディジタル情報記録再生装置の要部の構成を示すブロック図である。
【図5】図4のデマルチプレクサの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
14 EMM抽出/復号化部(抽出手段)
201 アンテナ
202 フロントエンド
203 スイッチ(切換手段)
204a デマルチプレクサ(変換手段)
205 記録再生部
Claims (2)
- MPEG2トランスポートストリームのパケット構造を有し、送信者が許可した受信者に対してのみ放送信号の暗号化を解除可能とする解除情報を含む暗号化放送信号を受信する放送受信装置において、
暗号化して送信された前記暗号化放送信号を受信する受信手段と、
前記受信手段にて受信した前記暗号化放送信号と、外部機器から入来し、前記暗号化放送信号と同一のトランスポートストリームパケット構造を有する外部信号とを切り換え出力する切換手段と、
前記受信手段と前記切換手段との間に接続され、前記切換手段が前記外部信号を選択した場合であっても前記受信手段より供給された前記暗号化放送信号から前記暗号化の解除に必要となる解除情報を抽出する抽出手段と、
前記切換手段の出力信号が供給され、前記出力信号に所定のパケット処理を施すと共に、前記出力信号が暗号化された信号である場合に、前記抽出手段にて抽出した解除情報により暗号化の解除を行う変換手段と
を有することを特徴とする放送受信装置。 - MPEG2トランスポートストリームのパケット構造を有し、送信者が許可した受信者に対してのみ放送信号の暗号化を解除可能とする解除情報を含む暗号化放送信号を受信する放送受信装置を内蔵し、前記暗号化放送信号における暗号化を解除した信号を記録媒体に記録し、この記録した信号を再生する記録再生装置において、
暗号化して送信された前記暗号化放送信号を受信する受信手段と、
前記受信手段にて受信した前記暗号化放送信号と、前記記録媒体から再生した前記暗号化放送信号と同一のトランスポートストリームパケット構造を有する再生信号とを切り換え出力する切換手段と、
前記受信手段と前記切換手段との間に接続され、前記切換手段が前記外部信号を選択した場合であっても前記受信手段より供給された前記暗号化放送信号から前記暗号化の解除に必要となる解除情報を抽出する抽出手段と、
前記切換手段の出力信号が供給され、前記出力信号に所定のパケット処理を施すと共に、前記出力信号が暗号化された信号である場合に、前記抽出手段にて抽出した解除情報により暗号化の解除を行う変換手段と
を有することを特徴とする記録再生装置。
Priority Applications (1)
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JP2003187198A JP3981925B2 (ja) | 2003-06-30 | 2003-06-30 | 放送受信装置及び記録再生装置 |
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JP2003187198A JP3981925B2 (ja) | 2003-06-30 | 2003-06-30 | 放送受信装置及び記録再生装置 |
Related Parent Applications (1)
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Family Applications (1)
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JP2003187198A Expired - Lifetime JP3981925B2 (ja) | 2003-06-30 | 2003-06-30 | 放送受信装置及び記録再生装置 |
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2003
- 2003-06-30 JP JP2003187198A patent/JP3981925B2/ja not_active Expired - Lifetime
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