JP3712704B2 - 個別駆動式印刷機械の駆動モータ制御方法及び個別駆動式印刷機械 - Google Patents

個別駆動式印刷機械の駆動モータ制御方法及び個別駆動式印刷機械 Download PDF

Info

Publication number
JP3712704B2
JP3712704B2 JP2002325007A JP2002325007A JP3712704B2 JP 3712704 B2 JP3712704 B2 JP 3712704B2 JP 2002325007 A JP2002325007 A JP 2002325007A JP 2002325007 A JP2002325007 A JP 2002325007A JP 3712704 B2 JP3712704 B2 JP 3712704B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
printing
phase relationship
plate
cylinder phase
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002325007A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003205598A (ja
JP2003205598A5 (ja
Inventor
秀英 大関
孝之 森
俊一 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2002325007A priority Critical patent/JP3712704B2/ja
Publication of JP2003205598A publication Critical patent/JP2003205598A/ja
Publication of JP2003205598A5 publication Critical patent/JP2003205598A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3712704B2 publication Critical patent/JP3712704B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ユニット毎に個別に駆動モータを備えた個別駆動方式(シャフトレス方式)の印刷機械における駆動モータの制御技術に関し、特に印刷ユニットを個別に駆動する駆動モータの制御技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
輪転印刷機(商業用輪転機)は、図3に示すように巻取紙1から繰り出されるウェブ37の走行方向に沿って配置されたインフィードローラ2,各色の印刷ユニット3〜6,冷却シリンダ7,ドラッグローラ8及び折機9等の複数のユニットから構成されている。最近の輪転印刷機械では、各ユニット2〜9を同期して回転させるのに各ユニット2〜9をラインシャフトで機械的に連結するのではなく、それぞれ個別に駆動モータを配置して、これらの駆動モータを同期して回転させる方式が採用されている。
【0003】
この方式は一般に個別駆動方式又はシャフトレス方式と言われる方式であり、各ユニット2〜9には、それぞれ駆動モータ10〜17と駆動モータ10〜17を制御するドライバ18〜25とがそれぞれ個別に設けられている。ドライバ18〜25の上位にはマスター局34,35が設置され、各マスター局34,35の上位には輪転印刷機械全体を総合制御する全体制御装置36が設置されている。また、各駆動モータ10〜17のモータ軸には、位相を検出するためのロータリエンコーダ26〜33が連結されている。このうち印刷ユニット3〜6と折機9のロータリエンコーダ27〜30,33については絶対位置を検知可能なものが用いられている。
【0004】
一方のマスター局35は冷却シリンダ7,ドラッグローラ8及び折機9に対応する各ドライバ23〜25に接続されている。このマスター局35は、輪転機の運転指令に従って折機9のデータを基準に各印刷ユニット3〜6の駆動モータ11〜14の目標位置データを計算で生成してマスター局34にそのデータを送信する機能と、折機用モータドライバ25,冷却シリンダ用モータドライバ23及びドラッグローラ用モータドライバ24に対して制御指令信号を送信する機能と、全体制御装置36との間のインターフェース機能とを有している。
【0005】
他方のマスター局34はインフィードローラ2と各印刷ユニット3〜6に対応する各ドライバ18〜22に接続されている。このマスター局34は、マスター局35から送信されてきた目標位置データを受信する機能と、各印刷ユニット用モータドライバ19〜22,インフィードローラ用モータドライバ18に制御指令信号を送信する機能と、接続された全体制御装置36との間のインターフェース機能とを有している。
【0006】
各印刷ユニット用ドライバ19〜22と折機用ドライバ25は、それぞれ対応するマスター局34,35からの制御信号と、対応するロータリエンコーダ27〜30,33からの信号とを比較して、対応する各駆動モータ11〜14,17の加減速制御を行う。この加減速レートは各ドライバ19〜22,25であらかじめ設定できるようになっている。更に、各印刷ユニット11〜14の駆動モータ11〜14は全体の制御と関係なく単独で回転することもできるようになっている。一方、インフィードローラ用ドライバ18,冷却シリンダ用ドライバ23,ドラッグローラ用ドライバ24は、それぞれ対応するマスター局34,35からの速度指令信号と、対応するロータリエンコーダ26,31,32からの信号とを比較して、各駆動モータ10,15,16を速度指令値に合わせる制御を行う。
以上のような各部の働きにより各ユニット2〜9が一定の位相関係を維持しながら正確に回転することができるようになっている。なお、運転開始から定常運転に至る制御内容の詳細については特許文献1に詳細に開示されているのでここでは説明を省略する。
【0007】
ここで、図4は印刷ユニット3〜6における定常印刷運転から停止に至る過程の時間と回転速度との関係を示した速度線図である。印刷を終了する場合には、図4に示すように印刷速度から減速を開始して略一定の勾配で回転速度を徐々に低下させていく。そして、減速開始から停止に至るまでの減速の途中において胴抜を行い、実質的に印刷を終了する。各印刷ユニット3〜6は、定常印刷運転時には全体に印刷見当が合うように一定の位相を保って互いに等速で回転している。また、定常印刷運転から減速停止するまでの間も、各印刷ユニット3〜6は図4に示す速度線図に従って互いに同期して減速しており、定常印刷運転時の位相関係はそのまま維持されている。
【0008】
図5は印刷ユニット3〜6間の位相関係を具体的に示した図である。各印刷ユニット3〜6には図5に示すようにそれぞれ版胴38とブランケット胴39とが備えられ、図示しないインキ装置と共に対応する駆動モータ11〜14によって回転されている。各版胴38の表面には版を装着するためのギャップ40が軸方向に設けられており、ギャップ40の中に版の両端が挿入されて図示しない版締装置で固定されるようになっている。印刷ユニット3〜6の位相はこのギャップ40の位相に対応しており、各印刷ユニット3〜6のギャップ40の位置がウェブ37上において一致するように位相調整が行われている。
【0009】
【特許文献1】
特開2001−125647号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、一つの印刷の仕事が終了すると、印刷機を停止して次の印刷のための版替えが行われる。この時、各印刷ユニット3〜6の版胴38が、版の版端を版胴38のギャップ40から取り外す上で作業しやすい位置で停止しているのが望ましい。
【0011】
しかしながら、各印刷ユニット3〜6は定常印刷運転時の位相を維持したまま停止するため、図5に示すように1色目印刷ユニット3の版胴38は版替えに適当な位置に止まっていても、2〜4色目印刷ユニット4〜6の版胴38は版替えに不適当な位置にある。つまり、各印刷ユニット間には基準印刷長さ(版胴周長)とユニット間隔Lの差に応じたギャップ40の位相のずれが存在しており、図5に示すように1色目印刷ユニット3の版胴38がちょうど良い位置でも、2色目印刷ユニット3ではα1の胴位相のずれが生じ、3色目印刷ユニット4ではα2の胴位相のずれが生じ、4色目印刷ユニットではα3の胴位相のずれが生じてしまうのである。
【0012】
このため、版替え時には、版胴38のギャップ40の位置が版替えに不適当な印刷ユニット4〜6に対しては、適当な所へギャップ40が来るように単独に駆動モータ12〜14を再起動させて版胴38を回転させ、ギャップ40の位置が版替えに適当な位置に来るように版胴38の位相を合わせる必要がある。ところが、この版胴38の位相合わせの作業はオペレータが駆動モータ12〜14を操作して行うことになるため、版替え作業の度に版胴38の位相合わせのための余分な時間がかかってしまうと、版替え作業は印刷のジョブ毎に必要な作業であり多い場合には一日で10数回もあるので、全体の印刷効率を大きく低下させてしまうことになる。
【0013】
なお、この課題を解決する一つの方法としては、印刷ユニットの間隔Lを基準印刷長さと同じか整数倍にして全印刷ユニット3〜6の版胴38の位相を同じにする方法が挙げられる。しかしながら、実際には作業スペースや機械の大きさによる制約や印刷障害の出易さ等の理由により、印刷ユニットの間隔Lを基準印刷長さと同じか整数倍に設定するのは難しく、幾何学的な配置によって上記課題を解決することは現実的には困難であった。
【0014】
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、印刷ユニット毎に個別に駆動モータを備えた個別駆動方式の印刷機械において、幾何学的な配置によることなく、定常印刷運転からの減速停止後に速やかに版替え作業に着手することを可能にした、個別駆動式印刷機械の駆動モータ制御方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
個別駆動式印刷機械では、胴入れ状態では各印刷ユニットの印刷シリンダとウェブとが拘束されるため、ウェブと各印刷シリンダの周速が一致するように各駆動モータを同期制御する必要がある。しかしながら、胴抜き状態では各印刷シリンダとウェブとの拘束はなくなるため、ウェブと各印刷シリンダの周速が一致しなくても不具合は起こらず、各駆動モータを個別に制御することが可能になる。
【0016】
請求項1記載の本発明の個別駆動式印刷機械の制御方法は、複数の印刷ユニット及び折機に駆動モータを備えた個別駆動方式の印刷機械における制御方法であって、前記各印刷ユニット間の目標胴位相関係として、印刷運転中の目標胴位相関係である第1目標胴位相関係と運転停止後の目標胴位相関係である第2目標胴位相関係とを予め設定しておき、前記各印刷ユニットを定常印刷速度から減速して停止するに際し、前記各印刷ユニットの中から版替えにかかる特定の印刷ユニットを選択し、前記特定の印刷ユニットにおける全版胴の胴位相を平均し、該平均した胴位相に最も近い胴位相を有する版胴を基準胴として選択し、前記減速開始から減速途中の胴抜きまでは前記各印刷ユニット間の胴位相関係が前記第1目標胴位相関係を維持するように前記各駆動モータを同期制御し、前記胴抜き後は前記目標胴位相関係を前記第1目標胴位相関係から前記第2目標胴位相関係に切り替え、前記胴抜き後から運転停止時までに前記基準胴を基準として前記特定の印刷ユニットの前記版胴が前記第2目標胴位相関係となるように、前記各駆動モータを個別に制御して停止させることを特徴としている。
【0017】
請求項2記載の本発明の個別駆動式印刷機械の制御方法は、請求項1記載の方法において、前記特定の印刷ユニットの版胴の機械幅方向に複数のギャップが設けられている場合、前記複数のギャップに対して予め優先順位を決め、該優先順位の最も高い該ギャップの位置の回転位相を前記版胴の胴位相として選択し、前記選択した胴位相に基づいて前記第2目標胴位相関係を設定することを特徴としている。
【0018】
請求項3記載の本発明の個別駆動式印刷機械は、複数の印刷ユニットと折機と、該各印刷ユニット及び該折機に設けられ該各印刷ユニット及び該折機を駆動する駆動モータと、該各印刷ユニット,該折機及び該各駆動モータを制御する制御装置と、を備えた個別駆動式印刷機械であって、前記制御装置は、前記各印刷ユニット間の目標胴位相関係として、印刷運転中の目標胴位相関係である第1目標胴位相関係と、運転停止後の目標胴位相関係である第2目標胴位相関係とが予め設定され、前記各印刷ユニットの中から版替えにかかる特定の印刷ユニットにおける全版胴の胴位相を平均し、該平均した胴位相に最も近い胴位相を有する版胴を基準胴として選択し、前記各印刷ユニットを定常印刷速度から減速して停止するに際し、減速開始から減速途中の胴抜きまでは、該各印刷ユニット間の胴位相関係が前記第1目標胴位相関係を維持するように前記各駆動モータを同期制御し、前記胴抜き後は、前記目標胴位相関係を前記第1目標胴位相関係から前記第2目標胴位相関係に切り替え、前記胴抜き後から運転停止時までに前記基準胴を基準として前記特定の印刷ユニットの前記版胴が前記第2目標胴位相関係となるように、前記各駆動モータを個別に制御して停止させることを特徴としている。
【0019】
請求項4記載の本発明の個別駆動式印刷機械は、請求項3記載の構成において、前記印刷ユニットは複数の版胴を備えて構成され、前記版胴は機械幅方向に新聞4頁分の長さを有しているとともに、前記版胴には該新聞4頁のそれぞれに対応した刷版を取り付けるための複数のギャップが設けられており、前記複数のギャップに対して予め優先順位を決め、該優先順位の最も高いギャップの位置の回転位相を前記版胴の胴位相として選択し、該選択した胴位相に基づいて前記第2目標胴位相関係を設定することを特徴としている。
【0021】
【発明の実施の形態】
(A)第1実施形態
以下、本発明の第1実施形態について図1,図2,図3,及び図5に基づいて説明する。図1は本発明の第1実施形態にかかる個別駆動式印刷機械の駆動モータ制御方法を示す速度線図であり、図2は本実施形態にかかる駆動モータ制御方法が適用された場合の各版胴の停止時の位相関係を示す図である。また、ここでは図3に示した構成の個別駆動方式の商業用輪転機に本発明を適用するとともに、定常印刷運転時には各版胴は図5に示す位相関係を保つものとする。但し、以下に記載される構成部品の寸法,材質,形状,その相対位置等は特に特定的な記載が無い限り本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。なお、前記した従来のものと同一の部位については図中同一の符号を付して示し、重複する説明は省略する。
【0022】
本実施形態にかかる駆動モータ制御方法は、定常印刷運転中には図5に示す胴位相関係(ここでは特に版胴38の位相関係)にある印刷ユニット3〜6を、図2に示す胴位相関係にて運転停止させるようにしたものである。各印刷ユニット3〜6が定常運転中にある場合、版胴38やブランケット胴39等の印刷シリンダは胴入れ状態にありウェブ37に対して機械的に拘束されている。このため、胴入れ状態にある間は、ウェブ37と各印刷シリンダ38,39の周速が一致するように各駆動モータ11〜14を同期制御する必要がある。しかしながら、胴抜きされた後には、ウェブ37と各印刷シリンダ38,39との拘束はなくなるため、各駆動モータ11〜14は個別に自由に制御することができる。
【0023】
そこで、本実施形態にかかる駆動モータ制御方法は、定常印刷速度から減速して停止するに際し図1に示す速度線図に従い各駆動モータ11〜14を制御することで、各印刷ユニット3〜6の図2に示す胴位相関係での運転停止を実現している。具体的には、図1に示すように、まずは従来同様に印刷速度から減速を開始して略一定の勾配で回転速度を徐々に低下させていく。この間、印刷ユニット3〜6間の胴位相関係が図5に示す胴位相関係(第1目標胴位相関係)に維持されるように各駆動モータ11〜14を同期制御する。そして、減速開始から停止に至るまでの減速の途中において胴抜きを行い、実質的に印刷を終了する。
【0024】
胴抜き後は、印刷ユニット3〜6間の胴位相関係の目標を上記の第1目標胴位相関係から図2に示す胴位相関係(第2目標胴位相関係)に切り替える。ここでは、1色目印刷ユニット3の版胴38の位相を基準位相として、2色目印刷ユニット4は1色目印刷ユニット3に対しα1だけ進めた位相を、3色目印刷ユニット5は1色目印刷ユニット3に対しα2だけ進めた位相を、4色目印刷ユニット6は1色目印刷ユニット3に対しα3だけ遅れた位相をそれぞれ第2目標胴位相とする。そして、この第2目標胴位相関係に向けて各駆動モータ11〜14の減速レートを個別に制御する。
【0025】
具体的には、まず、2,3色目印刷ユニット4,5の駆動モータ12,13については、予め決められた通常の減速度(1色目印刷ユニット3の減速度)よりも小さい減速度で減速させていき、4色目印刷ユニット6の駆動モータ14については通常の減速度よりも大きい減速度で減速させていく。そして、それぞれある時点で通常の減速度に戻していく。この間の駆動モータ12〜14の減速レートは、通常の減速度に戻った時点で印刷ユニット4〜6の胴位相が1色目印刷ユニット3の胴位相に一致するように計算しておく。そして、全印刷ユニット3〜6の胴位相が一致したら、版胴38のギャップ40が図2に示す位置にくるようにして運転を停止する。
【0026】
なお、図2に示す胴位相関係と図5に示す胴位相関係とでは、版胴38の回転にして最大プラスマイナス0.5回転以内(トータル1回転以内)の差であり、胴抜き後の版胴38の累積回転数に比べれば各版胴38の位相の変更は比較的小さな回転量ですむ。したがって、胴抜きから運転停止に至るまでの間において十分に余裕をもって版胴38の位相を変更することができ、また、運転に不具合の起きない程度の減速度の変更操作で版胴38の位相を変更することができる。
【0027】
以上のように、本実施形態にかかる駆動モータ制御方法によれば、運転停止時には全ての印刷ユニット3〜6の版胴38が図2に示す版替え位置に来ているので、全ての印刷ユニット3〜6において運転停止後直ちに版替えが可能となる。これにより版替え時間を短縮することができ、印刷の生産効率を向上させることが可能になる。
【0028】
なお、ここでは印刷ユニット3〜6間の胴位相関係を第2目標胴位相関係に一致させてから全印刷ユニット3〜6を同時に停止させているが、必ずしも全印刷ユニット3〜6を同時に停止させる必要はない。すなわち、各印刷ユニット3〜6をそれぞれの目標胴位相(図5に示す胴位相)において個別に停止させれば、時間差は生じるものの全印刷ユニット3〜6が停止した時には印刷ユニット3〜6間の胴位相関係を第2目標胴位相関係にすることができる。各印刷ユニット3〜6間の目標胴位相関係は図2,図5に示すものに限定されず、任意の胴位相関係に設定することができる。
また、ここでは4色の印刷ユニットを備えた印刷機の場合について説明したが、本発明の駆動モータ制御方法は、各印刷ユニットが個別の駆動モータにより駆動されるのであればより多くの印刷ユニットを備えた印刷機にも適用することができ、逆により少ない印刷ユニットを備えた印刷機にも適用することができる。
【0029】
(B)第2実施形態
次に、図6,図7,図8,及び図9を用いて本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態では、第1実施形態で説明した制御方法を新聞輪転機の駆動モータの制御に応用したものである。
【0030】
一般的な新聞輪転機は、図6に示すように給紙装置41,インフィード装置42,印刷装置43,ウェブパス装置44,折機45,及び排紙装置46等の複数のユニットから構成されている。このうち、給紙装置41,インフィード装置42,及び印刷装置43は複数組備えられている。給紙装置41は、リールスタンド47によって巻取紙48を回転自在に支持しており、印刷に伴うウェブ消費速度に対応して巻取紙48から連続的にウェブ49を供給している。インフィード装置42は、給紙装置41と印刷装置43の中間に位置し、給紙装置41からウェブ49を引き出して所定のテンションを付加した状態で下流の印刷装置43に供給している。
【0031】
印刷装置43は、ウェブ49の走行方向に並設された複数の印刷ユニット50から構成されている。印刷ユニット50はウェブ49の走行ラインの両側に対向して配置されており、その間をウェブ49が通ることでウェブ49の表裏両面への印刷が行われる。ウェブパス装置44は、各印刷装置43において印刷された複数のウェブ49の移送状態を適宜にコントロールして、所定のタイミングで合流させている。そして、ウェブ49を一つに重ね合わせた状態で下流の折機45に搬入している。折機45は、ウェブパス装置44からのウェブ49の搬入を受け、所定位置での切断や折り畳み等、種々の加工をウェブ49に施すことによって折帳を作り、排紙装置46を介して外部へ搬出している。
【0032】
新聞輪転機においても、前述の商業用輪転機と同様、各構成ユニットそれぞれに独立した駆動モータを備え、これらを同期して回転駆動させるシャフトレス形式が採用されている。図7は印刷装置43における駆動モータの配置を示す概略図である。図7では、印刷装置43は8つの印刷ユニット50a〜50hからなる。駆動モータの配置の配置形式としては、図7中に示すように、印刷ユニット50a〜50f毎に駆動モータ51a〜51fを設ける形式や、対向する2つの印刷ユニット50g,50hのうち片側の印刷ユニット50gのみ駆動モータ51gを設けて他側の印刷ユニット50hは従動させるようにした形式があるが、何れの形式にも本発明を適用することができる。これら駆動モータ51a〜51gの制御系の構成は商業用輪転機の場合と同様であるので説明は省略する。
【0033】
ところで、新聞輪転機の印刷ユニット50に備えられる版胴52は、図8に示すように、一般に巾方向4頁分の刷版53a,53c,53e,53g(53b,53d,53f,53h)が取付けられるようになっている。版胴52は一般に倍胴、すなわち2頁分の刷版53a,53b(53c,53d、53e,53f、53g,53h)を周方向に取付けられるようになっており、図9に示すように、同一円周上において180度ずれて2つの版取付け用ギャップ54,54を備えている。刷版は図9に示すような1頁周のものと、2頁周のものとがあり、2頁周の刷版を取付ける時には何れか一つのギャップが用いられる。版取付け用ギャップは左右2頁分毎に設けられており、右側2頁分用のギャップの位置54a,54bと左側2頁分用のギャップの位置54c,54dとの間には、位相差が設けられている。刷版の交換時には版胴52の回転位相を調整して、交換する刷版に対応するギャップを最適位置(例えば、印刷ユニットの前面)に停止させる。
【0034】
新聞輪転機では、新聞の販売地域によって部分的に紙面内容を変更するため、刷版の一部を差し替え交換する版替え作業が頻繁に行われる。版替え頁は上流の編集工程での絵柄変更箇所によって変わるもので、1面の場合もあれば、複数面ランダムな個所において行われる場合もある。従来は、版替え頁により版替え作業を行うべき版胴とその版替個所を特定し、印刷機停止後に版胴を回転操作して、交換する刷版に対応するギャップを最適位置にセットしてはじめて版替え作業に着手していた。このため、版替え個所が多数ある場合には時間を要し、分単位を競う新聞印刷においては、時間短縮が大きな課題となっていた。
【0035】
そこで、本実施形態では、第1実施形態で説明した駆動モータの制御方法を新聞輪転機の印刷ユニットの駆動モータの制御に応用することで、上記課題の解決を図る。具体的には、まず、版胴52上の複数の刷版53a〜53hを交換する場合の手順上、最適位置に停止させるべきギャップの優先順位を交換に都合の良い順に決める。例えば、位置54c,54dのギャップの優先順位を位置54a,54bのギャップの優先順位よりも上とすると、4つの刷版53a,53b,53e,53fを共に交換する場合には、最適位置に停止させるギャップは、位置54c或いは54dのギャップとなる。そして、これら位置54c或いは54dの回転位相を版胴52の胴位相として設定する。
【0036】
第1実施形態の1色目印刷ユニットの版胴に相当する基準胴は、例えば、版交換にかかる全版胴の胴位相を平均して、その平均位相に一番近い版胴とすることができる。この場合、基準胴に対する他の版交換にかかる版胴の胴位相のずれが、図5に示すα1、α2、α3等に相当する。なお、図8,9に示すように1頁周版を使用する場合には、上記のように1つの版胴中に最適位置に停止させるべきギャップの候補が2つ(上記の例では位置54c,54dのギャップ)存在するが、この場合は、平均位相からのずれが小さくなるほうのギャップの位相をその版胴の胴位相として選択する。
【0037】
上記の版交換にかかる版胴の選択、最適位置に停止させるべきギャップの選択、及び基準胴の選択は、各駆動モータ51a〜51fを統合制御する図示しない制御装置がプログラムに従って自動的に行う。なお、制御装置が上記の各選択処理を行う上で必要な絵柄変更箇所等の印刷条件情報は、印刷開始前にオペレータが制御装置に入力するか、或いは、上位の印刷制御システムから制御装置に自動的に取り込まれるようにする。
【0038】
以上のようにして版交換にかかる版胴が選択され、最適位置に停止させるべきギャップが選択され、基準胴が選択されると、制御装置は、印刷中の胴位相関係を保ったまま印刷機の運転速度を減速させていき、その減速途中で胴抜きを行う。そして、胴抜き後は、版交換にかかる版胴については、対応する駆動モータを個別に制御して、運転停止にいたるまでにその胴位相を基準胴の胴位相に一致させていく。以上の減速開始から停止に至るまでの駆動モータの制御方法は、第1実施形態において説明したものと同様であるので、その詳細な説明は省略する。
【0039】
版交換にかかる各版胴が特定停止位置に停止すると、オペレータはただちに版替え作業に入ることができる。版交換後、印刷機の運転を再開すると、制御装置は、印刷開始前の緩動運転時、又は昇速運転時において版交換にかかる各版胴の駆動モータを制御して胴位相を調整し、通常印刷時の胴位相関係に戻した上で印刷を再開する。
【0040】
以上のように本実施形態にかかる個別駆動式印刷機械の駆動モータ制御方法は、多様な版替え個所に対して版替えにかかる版胴を自動的に選択し、選択した各版胴の最適な停止位置(版替え位置)を割出し、その最適停止位置に自動的に停止させるようにしたものであり、停止後の版替えに伴う印刷停止時間の大幅な短縮を図ることができる。特に、版替えに時間的な余裕が少なく、多様な印刷を行う新聞輪転機においては、顕著な効果を得ることができる。
【0041】
(C)その他
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。例えば、上述の各実施形態では、印刷ユニットの減速時、胴抜きから停止までの間に駆動モータを制御して各版胴を版替えに最適な位置に停止させているが、全ユニットの停止後に駆動モータを自動回転させて各版胴を版替えに最適な位置まで回転させるようにしてもよい。この場合は、制御開始が遅れる分、版替えの為の停止時間が増加することになるが、オペレータが駆動モータを操作して版胴の位相を合わせるのに比較すれば、自動で位相合わせが行なわれる分だけ手間が省け、僅かな待ち時間で版替え作業に着手することが可能になり、版替え時間を短縮することができる。
【0042】
また、本発明は輪転印刷機のみならず個別駆動式の印刷機械であれば枚葉印刷機も含めて広く適用することができる。
【0043】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明の個別駆動式印刷機械の制御方法及び個別駆動式印刷機械によれば、胴抜き後には、各印刷ユニットは各駆動モータの個別制御によって運転停止後の目標胴位相関係である第2目標胴位相関係に向けて胴位相関係を変化させながら減速していき、第2目標胴位相関係になった状態で停止するので、各印刷ユニットの版胴が版替え位置に来るように第2目標胴位相関係を予め設定しておくことで、運転停止後には速やかに版替え作業に着手することが可能になり、版替え時間を短縮して印刷効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる個別駆動式印刷機械の駆動モータの制御方法を示す速度線図である。
【図2】図1に示す制御方法が適用された場合の各版胴の停止時の位相関係を示す図である。
【図3】一般的な個別駆動方式の輪転印刷機械(商業輪転機)の構成を示す概略図である。
【図4】個別駆動方式の輪転印刷機械において印刷ユニットを駆動する駆動モータの従来の制御方法を示す速度線図である。
【図5】個別駆動方式の輪転印刷機械における各版胴の位相関係を示す図である。
【図6】一般的な新聞輪転機)の構成を示す概略図である。
【図7】個別駆動方式の新聞輪転機における駆動モータの配置を示す概略図である。
【図8】新聞輪転機の版胴における刷版の取り付け状態を示す概略図である。
【図9】図8のP-P矢視断面図である。
【符号の説明】
1 巻取紙
2 インフィードローラ
3〜6 印刷ユニット
7 冷却シリンダ
8 ドラッグローラ
9 折機
10〜17 駆動モータ
18〜25 モータドライバ
26〜33 ロータリエンコーダ
34,35 マスター局
36 全体制御装置
37 ウェブ
38 版胴
39 ブランケット胴
40 ギャップ
41 給紙装置
42 インフィード装置
43 印刷装置
44 ウェブパス装置
45 折機
46 排紙装置
47 リールスタンド
48 巻取紙
49 ウェブ
50,50a〜50h 印刷ユニット
51a〜51g 駆動モータ
52 版胴
53a〜53h 刷版
54 ギャップ
54a〜54d ギャップ位置

Claims (4)

  1. 複数の印刷ユニット及び折機に駆動モータを備えた個別駆動方式の印刷機械における制御方法であって、
    前記各印刷ユニット間の目標胴位相関係として、印刷運転中の目標胴位相関係である第1目標胴位相関係と運転停止後の目標胴位相関係である第2目標胴位相関係とを予め設定しておき、
    前記各印刷ユニットを定常印刷速度から減速して停止するに際し、前記各印刷ユニットの中から版替えにかかる特定の印刷ユニットを選択し、
    前記特定の印刷ユニットにおける全版胴の胴位相を平均し、該平均した胴位相に最も近い胴位相を有する版胴を基準胴として選択し、
    前記減速開始から減速途中の胴抜きまでは前記各印刷ユニット間の胴位相関係が前記第1目標胴位相関係を維持するように前記各駆動モータを同期制御し、
    前記胴抜き後は前記目標胴位相関係を前記第1目標胴位相関係から前記第2目標胴位相関係に切り替え、
    前記胴抜き後から運転停止時までに前記基準胴を基準として前記特定の印刷ユニットの前記版胴が前記第2目標胴位相関係となるように、前記各駆動モータを個別に制御して停止させる
    ことを特徴とする、個別駆動式印刷機械の制御方法。
  2. 前記特定の印刷ユニットの版胴の機械幅方向に複数のギャップが設けられている場合、前記複数のギャップに対して予め優先順位を決め、該優先順位の最も高い該ギャップの位置の回転位相を前記版胴の胴位相として選択し、前記選択した胴位相に基づいて前記第2目標胴位相関係を設定する
    ことを特徴とする、請求項1記載の個別駆動式印刷機械の制御方法。
  3. 複数の印刷ユニットと折機と、該各印刷ユニット及び該折機に設けられ該各印刷ユニット及び該折機を駆動する駆動モータと、該各印刷ユニット,該折機及び該各駆動モータを制御する制御装置と、を備えた個別駆動式印刷機械であって、
    前記制御装置は、
    前記各印刷ユニット間の目標胴位相関係として、印刷運転中の目標胴位相関係である第1目標胴位相関係と、運転停止後の目標胴位相関係である第2目標胴位相関係とが予め設定され、
    前記各印刷ユニットの中から版替えにかかる特定の印刷ユニットにおける全版胴の胴位相を平均し、該平均した胴位相に最も近い胴位相を有する版胴を基準胴として選択し、
    前記各印刷ユニットを定常印刷速度から減速して停止するに際し、減速開始から減速途中の胴抜きまでは、該各印刷ユニット間の胴位相関係が前記第1目標胴位相関係を維持するように前記各駆動モータを同期制御し、
    前記胴抜き後は、前記目標胴位相関係を前記第1目標胴位相関係から前記第2目標胴位相関係に切り替え、
    前記胴抜き後から運転停止時までに前記基準胴を基準として前記特定の印刷ユニットの前記版胴が前記第2目標胴位相関係となるように、前記各駆動モータを個別に制御して停止させる
    ことを特徴とする、個別駆動式印刷機械。
  4. 前記印刷ユニットは複数の版胴を備えて構成され、前記版胴は機械幅方向に新聞4頁分の長さを有しているとともに、前記版胴には該新聞4頁のそれぞれに対応した刷版を取り付けるための複数のギャップが設けられており、
    前記複数のギャップに対して予め優先順位を決め、該優先順位の最も高いギャップの位置の回転位相を前記版胴の胴位相として選択し、該選択した胴位相に基づいて前記第2目 標胴位相関係を設定する
    ことを特徴とする、請求項3記載の個別駆動式印刷機械。
JP2002325007A 2001-11-09 2002-11-08 個別駆動式印刷機械の駆動モータ制御方法及び個別駆動式印刷機械 Expired - Fee Related JP3712704B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002325007A JP3712704B2 (ja) 2001-11-09 2002-11-08 個別駆動式印刷機械の駆動モータ制御方法及び個別駆動式印刷機械

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001-344668 2001-11-09
JP2001344668 2001-11-09
JP2002325007A JP3712704B2 (ja) 2001-11-09 2002-11-08 個別駆動式印刷機械の駆動モータ制御方法及び個別駆動式印刷機械

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005127146A Division JP3795054B2 (ja) 2001-11-09 2005-04-25 個別駆動式印刷機械の制御方法及び個別駆動式印刷機械

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2003205598A JP2003205598A (ja) 2003-07-22
JP2003205598A5 JP2003205598A5 (ja) 2005-08-18
JP3712704B2 true JP3712704B2 (ja) 2005-11-02

Family

ID=27667051

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002325007A Expired - Fee Related JP3712704B2 (ja) 2001-11-09 2002-11-08 個別駆動式印刷機械の駆動モータ制御方法及び個別駆動式印刷機械

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3712704B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7096789B2 (en) * 2004-05-04 2006-08-29 Goss International Americas, Inc. Web printing press and method for controlling print-to-cut and/or circumferential register
JP4829291B2 (ja) * 2005-04-11 2011-12-07 ゴス インターナショナル アメリカス インコーポレイテッド 単一モータ駆動を用いて自動プレーティングを可能にする印刷ユニット
US8720332B2 (en) * 2007-09-19 2014-05-13 Komori Corporation Cylinder throw-on/off apparatus and cylinder throw-on/off method for printing press
JP4859813B2 (ja) * 2007-11-05 2012-01-25 東洋電機製造株式会社 印刷機の駆動制御装置
JP6449051B2 (ja) * 2015-02-26 2019-01-09 三菱重工機械システム株式会社 印刷機の制御装置及び方法と印刷機
JP7304297B2 (ja) * 2020-01-17 2023-07-06 三菱重工機械システム株式会社 印刷装置および輪転印刷機並びに版交換方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003205598A (ja) 2003-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8827397B2 (en) Variable format web press
CN101687413B (zh) 可变裁切的印刷单元和印刷方法
JP3795054B2 (ja) 個別駆動式印刷機械の制御方法及び個別駆動式印刷機械
CN107107605B (zh) 具有至少一个印刷总成的有价证券印刷机以及用于运行刮刀装置的方法
JP3712704B2 (ja) 個別駆動式印刷機械の駆動モータ制御方法及び個別駆動式印刷機械
JP6449051B2 (ja) 印刷機の制御装置及び方法と印刷機
CN102529316A (zh) 可变裁切位印刷机和叠印方法
US20070068408A1 (en) Rotary roller printing press
EP2343186B1 (en) Variable cutoff oscillating web printing press, and method
EP1767363B1 (en) Printing press
JP5234714B2 (ja) 印刷機
JP2004262072A (ja) 輪転印刷機の追い刷り調整方法
US9027475B2 (en) Method for changing edition on a rotary press
JP2005131782A (ja) 打抜きシステムまたは印刷システム
JP2007118251A (ja) 輪転印刷機およびその制御方法
WO2008050650A1 (fr) Procédé de fonctionnement d'une presse à imprimer et presse à imprimer
JP2001322253A (ja) オフセット輪転機の切替作業の半自動化装置
JP4190889B2 (ja) 印刷ユニットを駆動する方法
JP3795053B2 (ja) 輪転機及び輪転機の制御方法
US20060162593A1 (en) Printing machine, modus operandi of said printing machine and printed products
JP2012158055A (ja) 印刷機及び印刷方法
JP7109392B2 (ja) 印刷機の制御装置および方法並びに印刷機
JP3730532B2 (ja) 輪転機及び輪転機の制御方法
JP3828208B2 (ja) 輪転印刷機における自動版替え方法および輪転印刷機
US20130047875A1 (en) Variable signature indexing device

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050131

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20050131

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20050210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050425

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050726

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050817

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 3712704

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080826

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090826

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090826

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100826

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100826

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110826

Year of fee payment: 6

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110826

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110826

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120826

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130826

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees