JP2003205598A - 個別駆動式印刷機械の駆動モータ制御方法 - Google Patents

個別駆動式印刷機械の駆動モータ制御方法

Info

Publication number
JP2003205598A
JP2003205598A JP2002325007A JP2002325007A JP2003205598A JP 2003205598 A JP2003205598 A JP 2003205598A JP 2002325007 A JP2002325007 A JP 2002325007A JP 2002325007 A JP2002325007 A JP 2002325007A JP 2003205598 A JP2003205598 A JP 2003205598A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
phase relationship
cylinder phase
target cylinder
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002325007A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3712704B2 (ja
JP2003205598A5 (ja
Inventor
Shuei Ozeki
秀英 大関
Takayuki Mori
孝之 森
Shunichi Hashimoto
俊一 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2002325007A priority Critical patent/JP3712704B2/ja
Publication of JP2003205598A publication Critical patent/JP2003205598A/ja
Publication of JP2003205598A5 publication Critical patent/JP2003205598A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3712704B2 publication Critical patent/JP3712704B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 個別駆動式印刷機械の駆動モータの制御方法
に関し、幾何学的な配置によることなく、定常印刷運転
からの減速停止後に速やかに版替え作業に着手すること
を可能にする。 【解決手段】 各印刷ユニットを定常印刷速度から減速
して停止する際には、まず、減速開始から減速途中の胴
抜きまでは各印刷ユニット間の胴位相関係が定常印刷運
転中の目標胴位相関係である第1目標胴位相関係に維持
されるように各駆動モータを同期制御する。そして、胴
抜き後は目標胴位相関係を第1目標胴位相関係から運転
停止後の目標胴位相関係である第2目標胴位相関係に切
り替え、運転停止時までに各印刷ユニット間の胴位相関
係が第2目標胴位相関係となるように各駆動モータを個
別に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユニット毎に個別
に駆動モータを備えた個別駆動方式(シャフトレス方
式)の印刷機械における駆動モータの制御技術に関し、
特に印刷ユニットを個別に駆動する駆動モータの制御技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】輪転印刷機(商業用輪転機)は、図3に
示すように巻取紙1から繰り出されるウェブ37の走行
方向に沿って配置されたインフィードローラ2,各色の
印刷ユニット3〜6,冷却シリンダ7,ドラッグローラ
8及び折機9等の複数のユニットから構成されている。
最近の輪転印刷機械では、各ユニット2〜9を同期して
回転させるのに各ユニット2〜9をラインシャフトで機
械的に連結するのではなく、それぞれ個別に駆動モータ
を配置して、これらの駆動モータを同期して回転させる
方式が採用されている。
【0003】この方式は一般に個別駆動方式又はシャフ
トレス方式と言われる方式であり、各ユニット2〜9に
は、それぞれ駆動モータ10〜17と駆動モータ10〜
17を制御するドライバ18〜25とがそれぞれ個別に
設けられている。ドライバ18〜25の上位にはマスタ
ー局34,35が設置され、各マスター局34,35の
上位には輪転印刷機械全体を総合制御する全体制御装置
36が設置されている。また、各駆動モータ10〜17
のモータ軸には、位相を検出するためのロータリエンコ
ーダ26〜33が連結されている。このうち印刷ユニッ
ト3〜6と折機9のロータリエンコーダ27〜30,3
3については絶対位置を検知可能なものが用いられてい
る。
【0004】一方のマスター局35は冷却シリンダ7,
ドラッグローラ8及び折機9に対応する各ドライバ23
〜25に接続されている。このマスター局35は、輪転
機の運転指令に従って折機9のデータを基準に各印刷ユ
ニット3〜6の駆動モータ11〜14の目標位置データ
を計算で生成してマスター局34にそのデータを送信す
る機能と、折機用モータドライバ25,冷却シリンダ用
モータドライバ23及びドラッグローラ用モータドライ
バ24に対して制御指令信号を送信する機能と、全体制
御装置36との間のインターフェース機能とを有してい
る。
【0005】他方のマスター局34はインフィードロー
ラ2と各印刷ユニット3〜6に対応する各ドライバ18
〜22に接続されている。このマスター局34は、マス
ター局35から送信されてきた目標位置データを受信す
る機能と、各印刷ユニット用モータドライバ19〜2
2,インフィードローラ用モータドライバ18に制御指
令信号を送信する機能と、接続された全体制御装置36
との間のインターフェース機能とを有している。
【0006】各印刷ユニット用ドライバ19〜22と折
機用ドライバ25は、それぞれ対応するマスター局3
4,35からの制御信号と、対応するロータリエンコー
ダ27〜30,33からの信号とを比較して、対応する
各駆動モータ11〜14,17の加減速制御を行う。こ
の加減速レートは各ドライバ19〜22,25であらか
じめ設定できるようになっている。更に、各印刷ユニッ
ト11〜14の駆動モータ11〜14は全体の制御と関
係なく単独で回転することもできるようになっている。
一方、インフィードローラ用ドライバ18,冷却シリン
ダ用ドライバ23,ドラッグローラ用ドライバ24は、
それぞれ対応するマスター局34,35からの速度指令
信号と、対応するロータリエンコーダ26,31,32
からの信号とを比較して、各駆動モータ10,15,1
6を速度指令値に合わせる制御を行う。以上のような各
部の働きにより各ユニット2〜9が一定の位相関係を維
持しながら正確に回転することができるようになってい
る。なお、運転開始から定常運転に至る制御内容の詳細
については特許文献1に詳細に開示されているのでここ
では説明を省略する。
【0007】ここで、図4は印刷ユニット3〜6におけ
る定常印刷運転から停止に至る過程の時間と回転速度と
の関係を示した速度線図である。印刷を終了する場合に
は、図4に示すように印刷速度から減速を開始して略一
定の勾配で回転速度を徐々に低下させていく。そして、
減速開始から停止に至るまでの減速の途中において胴抜
を行い、実質的に印刷を終了する。各印刷ユニット3〜
6は、定常印刷運転時には全体に印刷見当が合うように
一定の位相を保って互いに等速で回転している。また、
定常印刷運転から減速停止するまでの間も、各印刷ユニ
ット3〜6は図4に示す速度線図に従って互いに同期し
て減速しており、定常印刷運転時の位相関係はそのまま
維持されている。
【0008】図5は印刷ユニット3〜6間の位相関係を
具体的に示した図である。各印刷ユニット3〜6には図
5に示すようにそれぞれ版胴38とブランケット胴39
とが備えられ、図示しないインキ装置と共に対応する駆
動モータ11〜14によって回転されている。各版胴3
8の表面には版を装着するためのギャップ40が軸方向
に設けられており、ギャップ40の中に版の両端が挿入
されて図示しない版締装置で固定されるようになってい
る。印刷ユニット3〜6の位相はこのギャップ40の位
相に対応しており、各印刷ユニット3〜6のギャップ4
0の位置がウェブ37上において一致するように位相調
整が行われている。
【0009】
【特許文献1】特開2001−125647号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一つの印刷
の仕事が終了すると、印刷機を停止して次の印刷のため
の版替えが行われる。この時、各印刷ユニット3〜6の
版胴38が、版の版端を版胴38のギャップ40から取
り外す上で作業しやすい位置で停止しているのが望まし
い。
【0011】しかしながら、各印刷ユニット3〜6は定
常印刷運転時の位相を維持したまま停止するため、図5
に示すように1色目印刷ユニット3の版胴38は版替え
に適当な位置に止まっていても、2〜4色目印刷ユニッ
ト4〜6の版胴38は版替えに不適当な位置にある。つ
まり、各印刷ユニット間には基準印刷長さ(版胴周長)
とユニット間隔Lの差に応じたギャップ40の位相のず
れが存在しており、図5に示すように1色目印刷ユニッ
ト3の版胴38がちょうど良い位置でも、2色目印刷ユ
ニット3ではα1の胴位相のずれが生じ、3色目印刷ユ
ニット4ではα2の胴位相のずれが生じ、4色目印刷ユ
ニットではα3の胴位相のずれが生じてしまうのであ
る。
【0012】このため、版替え時には、版胴38のギャ
ップ40の位置が版替えに不適当な印刷ユニット4〜6
に対しては、適当な所へギャップ40が来るように単独
に駆動モータ12〜14を再起動させて版胴38を回転
させ、ギャップ40の位置が版替えに適当な位置に来る
ように版胴38の位相を合わせる必要がある。ところ
が、この版胴38の位相合わせの作業はオペレータが駆
動モータ12〜14を操作して行うことになるため、版
替え作業の度に版胴38の位相合わせのための余分な時
間がかかってしまうと、版替え作業は印刷のジョブ毎に
必要な作業であり多い場合には一日で10数回もあるの
で、全体の印刷効率を大きく低下させてしまうことにな
る。
【0013】なお、この課題を解決する一つの方法とし
ては、印刷ユニットの間隔Lを基準印刷長さと同じか整
数倍にして全印刷ユニット3〜6の版胴38の位相を同
じにする方法が挙げられる。しかしながら、実際には作
業スペースや機械の大きさによる制約や印刷障害の出易
さ等の理由により、印刷ユニットの間隔Lを基準印刷長
さと同じか整数倍に設定するのは難しく、幾何学的な配
置によって上記課題を解決することは現実的には困難で
あった。
【0014】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、印刷ユニット毎に個別に駆動モータを備えた
個別駆動方式の印刷機械において、幾何学的な配置によ
ることなく、定常印刷運転からの減速停止後に速やかに
版替え作業に着手することを可能にした、個別駆動式印
刷機械の駆動モータ制御方法を提供することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】個別駆動式印刷機械で
は、胴入れ状態では各印刷ユニットの印刷シリンダとウ
ェブとが拘束されるため、ウェブと各印刷シリンダの周
速が一致するように各駆動モータを同期制御する必要が
ある。しかしながら、胴抜き状態では各印刷シリンダと
ウェブとの拘束はなくなるため、ウェブと各印刷シリン
ダの周速が一致しなくても不具合は起こらず、各駆動モ
ータを個別に制御することが可能になる。
【0016】そこで、上記目的を達成するために本発明
の個別駆動式印刷機械の駆動モータ制御方法(第1の制
御方法)は、各印刷ユニット間の目標胴位相関係とし
て、印刷運転中の目標胴位相関係である第1目標胴位相
関係と運転停止後の目標胴位相関係である第2目標胴位
相関係とを予め設定しておく。そして、各印刷ユニット
を定常印刷速度から減速して停止する際には、まず、減
速開始から減速途中の胴抜きまでは各印刷ユニット間の
胴位相関係が第1目標胴位相関係に維持されるように各
駆動モータを同期制御する。そして、胴抜き後は目標胴
位相関係を第1目標胴位相関係から第2目標胴位相関係
に切り替え、運転停止時までに各印刷ユニット間の胴位
相関係が第2目標胴位相関係となるように各駆動モータ
を個別に制御する。
【0017】このような制御方法により、胴抜き後に
は、各印刷ユニットは各駆動モータの個別制御によって
運転停止後の目標胴位相関係に向けて胴位相関係を変化
させながら減速していき、上記目標胴位相関係になった
状態で停止する。したがって、各印刷ユニットの版胴が
版替え位置に来るように上記目標胴位相関係を設定して
おくことで、運転停止後には速やかに版替え作業に着手
することが可能になり、版替え時間を短縮することがで
きるようになる。
【0018】また、本発明の個別駆動式印刷機械の駆動
モータ制御方法(第2の制御方法)は、上記第1の制御
方法と同様、各印刷ユニット間の目標胴位相関係とし
て、印刷運転中の目標胴位相関係である第1目標胴位相
関係と運転停止後の目標胴位相関係である第2目標胴位
相関係とを予め設定しておく。そして、各印刷ユニット
を定常印刷速度から減速して停止するまでの間、各印刷
ユニット間の胴位相関係が第1目標胴位相関係に維持さ
れるように各駆動モータを同期制御する。そして、各印
刷ユニットの停止後、目標胴位相関係を第1目標胴位相
関係から第2目標胴位相関係に切り替え、各駆動モータ
を個別に制御して各印刷ユニット間の胴位相関係を第2
目標胴位相関係へ変化させる。
【0019】このような制御方法によれば、第1の制御
方法に比較して第1目標胴位相関係から第2目標胴位相
関係への胴位相関係の変更開始が遅れる分、版替えの為
の停止時間が増加することになるが、運転停止後にオペ
レータが駆動モータを操作して版胴の位相を合わせるの
に比較すれば、自動で位相合わせが行なわれる分だけ手
間が省け、僅かな待ち時間で版替え作業に着手すること
が可能になり、版替え時間を短縮することができる。
【0020】なお、複数の印刷ユニットがある場合、全
ての印刷ユニットについて版胴の版替えを行うのではな
く一部の版胴のみ版替えを行なう場合もありうる。この
ような場合は、全ての印刷ユニットについて胴位相を調
整する必要は無く、複数の印刷ユニットの中から版替え
にかかる特定の印刷ユニットを選択し、選択した特定印
刷ユニットについて第2目標胴位相関係を設定するよう
にしてもよい。
【0021】
【発明の実施の形態】(A)第1実施形態 以下、本発明の第1実施形態について図1,図2,図
3,及び図5に基づいて説明する。図1は本発明の第1
実施形態にかかる個別駆動式印刷機械の駆動モータ制御
方法を示す速度線図であり、図2は本実施形態にかかる
駆動モータ制御方法が適用された場合の各版胴の停止時
の位相関係を示す図である。また、ここでは図3に示し
た構成の個別駆動方式の商業用輪転機に本発明を適用す
るとともに、定常印刷運転時には各版胴は図5に示す位
相関係を保つものとする。但し、以下に記載される構成
部品の寸法,材質,形状,その相対位置等は特に特定的
な記載が無い限り本発明の範囲をそれのみに限定する趣
旨ではなく単なる説明例に過ぎない。なお、前記した従
来のものと同一の部位については図中同一の符号を付し
て示し、重複する説明は省略する。
【0022】本実施形態にかかる駆動モータ制御方法
は、定常印刷運転中には図5に示す胴位相関係(ここで
は特に版胴38の位相関係)にある印刷ユニット3〜6
を、図2に示す胴位相関係にて運転停止させるようにし
たものである。各印刷ユニット3〜6が定常運転中にあ
る場合、版胴38やブランケット胴39等の印刷シリン
ダは胴入れ状態にありウェブ37に対して機械的に拘束
されている。このため、胴入れ状態にある間は、ウェブ
37と各印刷シリンダ38,39の周速が一致するよう
に各駆動モータ11〜14を同期制御する必要がある。
しかしながら、胴抜きされた後には、ウェブ37と各印
刷シリンダ38,39との拘束はなくなるため、各駆動
モータ11〜14は個別に自由に制御することができ
る。
【0023】そこで、本実施形態にかかる駆動モータ制
御方法は、定常印刷速度から減速して停止するに際し図
1に示す速度線図に従い各駆動モータ11〜14を制御
することで、各印刷ユニット3〜6の図2に示す胴位相
関係での運転停止を実現している。具体的には、図1に
示すように、まずは従来同様に印刷速度から減速を開始
して略一定の勾配で回転速度を徐々に低下させていく。
この間、印刷ユニット3〜6間の胴位相関係が図5に示
す胴位相関係(第1目標胴位相関係)に維持されるよう
に各駆動モータ11〜14を同期制御する。そして、減
速開始から停止に至るまでの減速の途中において胴抜き
を行い、実質的に印刷を終了する。
【0024】胴抜き後は、印刷ユニット3〜6間の胴位
相関係の目標を上記の第1目標胴位相関係から図2に示
す胴位相関係(第2目標胴位相関係)に切り替える。こ
こでは、1色目印刷ユニット3の版胴38の位相を基準
位相として、2色目印刷ユニット4は1色目印刷ユニッ
ト3に対しα1だけ進めた位相を、3色目印刷ユニット
5は1色目印刷ユニット3に対しα2だけ進めた位相
を、4色目印刷ユニット6は1色目印刷ユニット3に対
しα3だけ遅れた位相をそれぞれ第2目標胴位相とす
る。そして、この第2目標胴位相関係に向けて各駆動モ
ータ11〜14の減速レートを個別に制御する。
【0025】具体的には、まず、2,3色目印刷ユニッ
ト4,5の駆動モータ12,13については、予め決め
られた通常の減速度(1色目印刷ユニット3の減速度)
よりも小さい減速度で減速させていき、4色目印刷ユニ
ット6の駆動モータ14については通常の減速度よりも
大きい減速度で減速させていく。そして、それぞれある
時点で通常の減速度に戻していく。この間の駆動モータ
12〜14の減速レートは、通常の減速度に戻った時点
で印刷ユニット4〜6の胴位相が1色目印刷ユニット3
の胴位相に一致するように計算しておく。そして、全印
刷ユニット3〜6の胴位相が一致したら、版胴38のギ
ャップ40が図2に示す位置にくるようにして運転を停
止する。
【0026】なお、図2に示す胴位相関係と図5に示す
胴位相関係とでは、版胴38の回転にして最大プラスマ
イナス0.5回転以内(トータル1回転以内)の差であ
り、胴抜き後の版胴38の累積回転数に比べれば各版胴
38の位相の変更は比較的小さな回転量ですむ。したが
って、胴抜きから運転停止に至るまでの間において十分
に余裕をもって版胴38の位相を変更することができ、
また、運転に不具合の起きない程度の減速度の変更操作
で版胴38の位相を変更することができる。
【0027】以上のように、本実施形態にかかる駆動モ
ータ制御方法によれば、運転停止時には全ての印刷ユニ
ット3〜6の版胴38が図2に示す版替え位置に来てい
るので、全ての印刷ユニット3〜6において運転停止後
直ちに版替えが可能となる。これにより版替え時間を短
縮することができ、印刷の生産効率を向上させることが
可能になる。
【0028】なお、ここでは印刷ユニット3〜6間の胴
位相関係を第2目標胴位相関係に一致させてから全印刷
ユニット3〜6を同時に停止させているが、必ずしも全
印刷ユニット3〜6を同時に停止させる必要はない。す
なわち、各印刷ユニット3〜6をそれぞれの目標胴位相
(図5に示す胴位相)において個別に停止させれば、時
間差は生じるものの全印刷ユニット3〜6が停止した時
には印刷ユニット3〜6間の胴位相関係を第2目標胴位
相関係にすることができる。各印刷ユニット3〜6間の
目標胴位相関係は図2,図5に示すものに限定されず、
任意の胴位相関係に設定することができる。また、ここ
では4色の印刷ユニットを備えた印刷機の場合について
説明したが、本発明の駆動モータ制御方法は、各印刷ユ
ニットが個別の駆動モータにより駆動されるのであれば
より多くの印刷ユニットを備えた印刷機にも適用するこ
とができ、逆により少ない印刷ユニットを備えた印刷機
にも適用することができる。
【0029】(B)第2実施形態 次に、図6,図7,図8,及び図9を用いて本発明の第
2実施形態について説明する。本実施形態では、第1実
施形態で説明した制御方法を新聞輪転機の駆動モータの
制御に応用したものである。
【0030】一般的な新聞輪転機は、図6に示すように
給紙装置41,インフィード装置42,印刷装置43,
ウェブパス装置44,折機45,及び排紙装置46等の
複数のユニットから構成されている。このうち、給紙装
置41,インフィード装置42,及び印刷装置43は複
数組備えられている。給紙装置41は、リールスタンド
47によって巻取紙48を回転自在に支持しており、印
刷に伴うウェブ消費速度に対応して巻取紙48から連続
的にウェブ49を供給している。インフィード装置42
は、給紙装置41と印刷装置43の中間に位置し、給紙
装置41からウェブ49を引き出して所定のテンション
を付加した状態で下流の印刷装置43に供給している。
【0031】印刷装置43は、ウェブ49の走行方向に
並設された複数の印刷ユニット50から構成されてい
る。印刷ユニット50はウェブ49の走行ラインの両側
に対向して配置されており、その間をウェブ49が通る
ことでウェブ49の表裏両面への印刷が行われる。ウェ
ブパス装置44は、各印刷装置43において印刷された
複数のウェブ49の移送状態を適宜にコントロールし
て、所定のタイミングで合流させている。そして、ウェ
ブ49を一つに重ね合わせた状態で下流の折機45に搬
入している。折機45は、ウェブパス装置44からのウ
ェブ49の搬入を受け、所定位置での切断や折り畳み
等、種々の加工をウェブ49に施すことによって折帳を
作り、排紙装置46を介して外部へ搬出している。
【0032】新聞輪転機においても、前述の商業用輪転
機と同様、各構成ユニットそれぞれに独立した駆動モー
タを備え、これらを同期して回転駆動させるシャフトレ
ス形式が採用されている。図7は印刷装置43における
駆動モータの配置を示す概略図である。図7では、印刷
装置43は8つの印刷ユニット50a〜50hからな
る。駆動モータの配置の配置形式としては、図7中に示
すように、印刷ユニット50a〜50f毎に駆動モータ
51a〜51fを設ける形式や、対向する2つの印刷ユ
ニット50g,50hのうち片側の印刷ユニット50g
のみ駆動モータ51gを設けて他側の印刷ユニット50
hは従動させるようにした形式があるが、何れの形式に
も本発明を適用することができる。これら駆動モータ5
1a〜51gの制御系の構成は商業用輪転機の場合と同
様であるので説明は省略する。
【0033】ところで、新聞輪転機の印刷ユニット50
に備えられる版胴52は、図8に示すように、一般に巾
方向4頁分の刷版53a,53c,53e,53g(5
3b,53d,53f,53h)が取付けられるように
なっている。版胴52は一般に倍胴、すなわち2頁分の
刷版53a,53b(53c,53d、53e,53
f、53g,53h)を周方向に取付けられるようにな
っており、図9に示すように、同一円周上において18
0度ずれて2つの版取付け用ギャップ54,54を備え
ている。刷版は図9に示すような1頁周のものと、2頁
周のものとがあり、2頁周の刷版を取付ける時には何れ
か一つのギャップが用いられる。版取付け用ギャップは
左右2頁分毎に設けられており、右側2頁分用のギャッ
プの位置54a,54bと左側2頁分用のギャップの位
置54c,54dとの間には、位相差が設けられてい
る。刷版の交換時には版胴52の回転位相を調整して、
交換する刷版に対応するギャップを最適位置(例えば、
印刷ユニットの前面)に停止させる。
【0034】新聞輪転機では、新聞の販売地域によって
部分的に紙面内容を変更するため、刷版の一部を差し替
え交換する版替え作業が頻繁に行われる。版替え頁は上
流の編集工程での絵柄変更箇所によって変わるもので、
1面の場合もあれば、複数面ランダムな個所において行
われる場合もある。従来は、版替え頁により版替え作業
を行うべき版胴とその版替個所を特定し、印刷機停止後
に版胴を回転操作して、交換する刷版に対応するギャッ
プを最適位置にセットしてはじめて版替え作業に着手し
ていた。このため、版替え個所が多数ある場合には時間
を要し、分単位を競う新聞印刷においては、時間短縮が
大きな課題となっていた。
【0035】そこで、本実施形態では、第1実施形態で
説明した駆動モータの制御方法を新聞輪転機の印刷ユニ
ットの駆動モータの制御に応用することで、上記課題の
解決を図る。具体的には、まず、版胴52上の複数の刷
版53a〜53hを交換する場合の手順上、最適位置に
停止させるべきギャップの優先順位を交換に都合の良い
順に決める。例えば、位置54c,54dのギャップの
優先順位を位置54a,54bのギャップの優先順位よ
りも上とすると、4つの刷版53a,53b,53e,
53fを共に交換する場合には、最適位置に停止させる
ギャップは、位置54c或いは54dのギャップとな
る。そして、これら位置54c或いは54dの回転位相
を版胴52の胴位相として設定する。
【0036】第1実施形態の1色目印刷ユニットの版胴
に相当する基準胴は、例えば、版交換にかかる全版胴の
胴位相を平均して、その平均位相に一番近い版胴とする
ことができる。この場合、基準胴に対する他の版交換に
かかる版胴の胴位相のずれが、図5に示すα1、α2、
α3等に相当する。なお、図8,9に示すように1頁周
版を使用する場合には、上記のように1つの版胴中に最
適位置に停止させるべきギャップの候補が2つ(上記の
例では位置54c,54dのギャップ)存在するが、こ
の場合は、平均位相からのずれが小さくなるほうのギャ
ップの位相をその版胴の胴位相として選択する。
【0037】上記の版交換にかかる版胴の選択、最適位
置に停止させるべきギャップの選択、及び基準胴の選択
は、各駆動モータ51a〜51fを統合制御する図示し
ない制御装置がプログラムに従って自動的に行う。な
お、制御装置が上記の各選択処理を行う上で必要な絵柄
変更箇所等の印刷条件情報は、印刷開始前にオペレータ
が制御装置に入力するか、或いは、上位の印刷制御シス
テムから制御装置に自動的に取り込まれるようにする。
【0038】以上のようにして版交換にかかる版胴が選
択され、最適位置に停止させるべきギャップが選択さ
れ、基準胴が選択されると、制御装置は、印刷中の胴位
相関係を保ったまま印刷機の運転速度を減速させてい
き、その減速途中で胴抜きを行う。そして、胴抜き後
は、版交換にかかる版胴については、対応する駆動モー
タを個別に制御して、運転停止にいたるまでにその胴位
相を基準胴の胴位相に一致させていく。以上の減速開始
から停止に至るまでの駆動モータの制御方法は、第1実
施形態において説明したものと同様であるので、その詳
細な説明は省略する。
【0039】版交換にかかる各版胴が特定停止位置に停
止すると、オペレータはただちに版替え作業に入ること
ができる。版交換後、印刷機の運転を再開すると、制御
装置は、印刷開始前の緩動運転時、又は昇速運転時にお
いて版交換にかかる各版胴の駆動モータを制御して胴位
相を調整し、通常印刷時の胴位相関係に戻した上で印刷
を再開する。
【0040】以上のように本実施形態にかかる個別駆動
式印刷機械の駆動モータ制御方法は、多様な版替え個所
に対して版替えにかかる版胴を自動的に選択し、選択し
た各版胴の最適な停止位置(版替え位置)を割出し、そ
の最適停止位置に自動的に停止させるようにしたもので
あり、停止後の版替えに伴う印刷停止時間の大幅な短縮
を図ることができる。特に、版替えに時間的な余裕が少
なく、多様な印刷を行う新聞輪転機においては、顕著な
効果を得ることができる。
【0041】(C)その他 以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は
上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣
旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができ
る。例えば、上述の各実施形態では、印刷ユニットの減
速時、胴抜きから停止までの間に駆動モータを制御して
各版胴を版替えに最適な位置に停止させているが、全ユ
ニットの停止後に駆動モータを自動回転させて各版胴を
版替えに最適な位置まで回転させるようにしてもよい。
この場合は、制御開始が遅れる分、版替えの為の停止時
間が増加することになるが、オペレータが駆動モータを
操作して版胴の位相を合わせるのに比較すれば、自動で
位相合わせが行なわれる分だけ手間が省け、僅かな待ち
時間で版替え作業に着手することが可能になり、版替え
時間を短縮することができる。
【0042】また、本発明は輪転印刷機のみならず個別
駆動式の印刷機械であれば枚葉印刷機も含めて広く適用
することができる。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の個別駆動式
印刷機械の駆動モータ制御方法(第1の制御方法)によ
れば、胴抜き後には、各印刷ユニットは各駆動モータの
個別制御によって運転停止後の目標胴位相関係である第
2目標胴位相関係に向けて胴位相関係を変化させながら
減速していき、第2目標胴位相関係になった状態で停止
するので、各印刷ユニットの版胴が版替え位置に来るよ
うに第2目標胴位相関係を予め設定しておくことで、運
転停止後には速やかに版替え作業に着手することが可能
になり、版替え時間を短縮して印刷効率を向上させるこ
とができる。
【0044】また、本発明の個別駆動式印刷機械の駆動
モータ制御方法(第2の制御方法)によれば、各印刷ユ
ニットの停止後、各駆動モータが個別に制御されて各印
刷ユニット間の胴位相関係が第2目標胴位相関係へ変化
するので、各印刷ユニットの版胴が版替え位置に来るよ
うに第2目標胴位相関係を予め設定しておくことで、運
転停止後、僅かな待ち時間で版替え作業に着手すること
が可能になり、版替え時間を短縮して印刷効率を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる個別駆動式印刷機
械の駆動モータの制御方法を示す速度線図である。
【図2】図1に示す制御方法が適用された場合の各版胴
の停止時の位相関係を示す図である。
【図3】一般的な個別駆動方式の輪転印刷機械(商業輪
転機)の構成を示す概略図である。
【図4】個別駆動方式の輪転印刷機械において印刷ユニ
ットを駆動する駆動モータの従来の制御方法を示す速度
線図である。
【図5】個別駆動方式の輪転印刷機械における各版胴の
位相関係を示す図である。
【図6】一般的な新聞輪転機)の構成を示す概略図であ
る。
【図7】個別駆動方式の新聞輪転機における駆動モータ
の配置を示す概略図である。
【図8】新聞輪転機の版胴における刷版の取り付け状態
を示す概略図である。
【図9】図8のP-P矢視断面図である。
【符号の説明】
1 巻取紙 2 インフィードローラ 3〜6 印刷ユニット 7 冷却シリンダ 8 ドラッグローラ 9 折機 10〜17 駆動モータ 18〜25 モータドライバ 26〜33 ロータリエンコーダ 34,35 マスター局 36 全体制御装置 37 ウェブ 38 版胴 39 ブランケット胴 40 ギャップ 41 給紙装置 42 インフィード装置 43 印刷装置 44 ウェブパス装置 45 折機 46 排紙装置 47 リールスタンド 48 巻取紙 49 ウェブ 50,50a〜50h 印刷ユニット 51a〜51g 駆動モータ 52 版胴 53a〜53h 刷版 54 ギャップ 54a〜54d ギャップ位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 俊一 広島県三原市糸崎町5007番地 三菱重工業 株式会社紙・印刷機械事業部内 Fターム(参考) 2C250 EA10 EA43 EA44

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷ユニット毎に駆動モータを備えた個
    別駆動方式の印刷機械における上記駆動モータの制御方
    法であって、 上記各印刷ユニット間の目標胴位相関係として、印刷運
    転中の目標胴位相関係である第1目標胴位相関係と運転
    停止後の目標胴位相関係である第2目標胴位相関係とを
    予め設定しておき、 上記各印刷ユニットを定常印刷速度から減速して停止す
    るに際し、減速開始から減速途中の胴抜きまでは上記各
    印刷ユニット間の胴位相関係が上記第1目標胴位相関係
    を維持するように上記各駆動モータを同期制御し、胴抜
    き後は目標胴位相関係を上記第1目標胴位相関係から上
    記第2目標胴位相関係に切り替え、運転停止時までに上
    記各印刷ユニット間の胴位相関係が上記第2目標胴位相
    関係となるように上記各駆動モータを個別に制御するこ
    とを特徴とする、個別駆動式印刷機械の駆動モータ制御
    方法。
  2. 【請求項2】 印刷ユニット毎に駆動モータを備えた個
    別駆動方式の印刷機械における上記駆動モータの制御方
    法であって、 上記各印刷ユニット間の目標胴位相関係として、印刷運
    転中の目標胴位相関係である第1目標胴位相関係と運転
    停止後の目標胴位相関係である第2目標胴位相関係とを
    予め設定しておき、 上記各印刷ユニットを定常印刷速度から減速して停止す
    るまでの間、上記各印刷ユニット間の胴位相関係が上記
    第1目標胴位相関係を維持するように上記各駆動モータ
    を同期制御し、 上記各印刷ユニットの停止後、目標胴位相関係を上記第
    1目標胴位相関係から上記第2目標胴位相関係に切り替
    え、上記各駆動モータを個別に制御して上記各印刷ユニ
    ット間の胴位相関係を上記第2目標胴位相関係へ変化さ
    せることを特徴とする、個別駆動式印刷機械の駆動モー
    タ制御方法。
  3. 【請求項3】 複数の印刷ユニットの中から版替えにか
    かる特定の印刷ユニットを選択し、選択した上記特定印
    刷ユニットについて上記第2目標胴位相関係を設定する
    ことを特徴とする、請求項1又は2記載の個別駆動式印
    刷機械の駆動モータ制御方法。
JP2002325007A 2001-11-09 2002-11-08 個別駆動式印刷機械の駆動モータ制御方法及び個別駆動式印刷機械 Expired - Fee Related JP3712704B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002325007A JP3712704B2 (ja) 2001-11-09 2002-11-08 個別駆動式印刷機械の駆動モータ制御方法及び個別駆動式印刷機械

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001-344668 2001-11-09
JP2001344668 2001-11-09
JP2002325007A JP3712704B2 (ja) 2001-11-09 2002-11-08 個別駆動式印刷機械の駆動モータ制御方法及び個別駆動式印刷機械

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005127146A Division JP3795054B2 (ja) 2001-11-09 2005-04-25 個別駆動式印刷機械の制御方法及び個別駆動式印刷機械

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2003205598A true JP2003205598A (ja) 2003-07-22
JP2003205598A5 JP2003205598A5 (ja) 2005-08-18
JP3712704B2 JP3712704B2 (ja) 2005-11-02

Family

ID=27667051

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002325007A Expired - Fee Related JP3712704B2 (ja) 2001-11-09 2002-11-08 個別駆動式印刷機械の駆動モータ制御方法及び個別駆動式印刷機械

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3712704B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7207271B2 (en) * 2004-05-04 2007-04-24 Goss International Americas, Inc. Web printing press and method for controlling print-to-cut and/or circumferential register
JP2009113271A (ja) * 2007-11-05 2009-05-28 Toyo Electric Mfg Co Ltd 印刷機の駆動制御装置
JP4829291B2 (ja) * 2005-04-11 2011-12-07 ゴス インターナショナル アメリカス インコーポレイテッド 単一モータ駆動を用いて自動プレーティングを可能にする印刷ユニット
US8720332B2 (en) * 2007-09-19 2014-05-13 Komori Corporation Cylinder throw-on/off apparatus and cylinder throw-on/off method for printing press
JP2016159439A (ja) * 2015-02-26 2016-09-05 三菱重工印刷紙工機械株式会社 印刷機の制御装置及び方法と印刷機
JP2021112856A (ja) * 2020-01-17 2021-08-05 三菱重工機械システム株式会社 印刷装置および輪転印刷機並びに版交換方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7207271B2 (en) * 2004-05-04 2007-04-24 Goss International Americas, Inc. Web printing press and method for controlling print-to-cut and/or circumferential register
JP4829291B2 (ja) * 2005-04-11 2011-12-07 ゴス インターナショナル アメリカス インコーポレイテッド 単一モータ駆動を用いて自動プレーティングを可能にする印刷ユニット
US8720332B2 (en) * 2007-09-19 2014-05-13 Komori Corporation Cylinder throw-on/off apparatus and cylinder throw-on/off method for printing press
JP2009113271A (ja) * 2007-11-05 2009-05-28 Toyo Electric Mfg Co Ltd 印刷機の駆動制御装置
JP2016159439A (ja) * 2015-02-26 2016-09-05 三菱重工印刷紙工機械株式会社 印刷機の制御装置及び方法と印刷機
JP2021112856A (ja) * 2020-01-17 2021-08-05 三菱重工機械システム株式会社 印刷装置および輪転印刷機並びに版交換方法
JP7304297B2 (ja) 2020-01-17 2023-07-06 三菱重工機械システム株式会社 印刷装置および輪転印刷機並びに版交換方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3712704B2 (ja) 2005-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6055907A (en) Process for attaining a production-run state in a web-feD rotary printing machine
CN101687413B (zh) 可变裁切的印刷单元和印刷方法
US5385091A (en) Sheet-fed print installation and a corresponding print line
CN107107605B (zh) 具有至少一个印刷总成的有价证券印刷机以及用于运行刮刀装置的方法
JP6449051B2 (ja) 印刷機の制御装置及び方法と印刷機
EP2436518B1 (en) Variable cutoff printing press and method for double printing
JP3795054B2 (ja) 個別駆動式印刷機械の制御方法及び個別駆動式印刷機械
JP3712704B2 (ja) 個別駆動式印刷機械の駆動モータ制御方法及び個別駆動式印刷機械
CN102015298A (zh) 无级可变裁切印刷机以及改变裁切的方法
US9027475B2 (en) Method for changing edition on a rotary press
EP2343186B1 (en) Variable cutoff oscillating web printing press, and method
JP2004262072A (ja) 輪転印刷機の追い刷り調整方法
JP2005131782A (ja) 打抜きシステムまたは印刷システム
EP1767363A2 (en) Printing press
US20030041766A1 (en) Control apparatus and method for automatically changing plate cylinders in rotary press
JP3795053B2 (ja) 輪転機及び輪転機の制御方法
JP2007111891A (ja) 印刷機およびその制御方法
US10696041B2 (en) Method and device for operating a rotary screen-printing machine
JP2002234139A (ja) 輪転印刷機
EP2842748A1 (en) Liquid transfer device and liquid transfer method
JPS624163A (ja) 連続シ−トの間欠送り装置
JP3730532B2 (ja) 輪転機及び輪転機の制御方法
JP7109392B2 (ja) 印刷機の制御装置および方法並びに印刷機
JP2001260323A (ja) 凸版印刷機
JP3828208B2 (ja) 輪転印刷機における自動版替え方法および輪転印刷機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050131

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20050131

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20050210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050425

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050726

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050817

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 3712704

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080826

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090826

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090826

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100826

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100826

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110826

Year of fee payment: 6

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110826

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110826

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120826

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130826

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees