JP3711493B2 - ゲートウェイ装置とゲートウェイ設定ツール - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、異なるプロトコルによって構築されたネットワークシステムを相互に接続し、データ交換するために用いられるゲートウェイ装置、及びこれの設定を行うゲートウェイ設定ツールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、異なるプロトコルによって構築されたネットワークシステム間でデータのやり取りをする場合、物件毎に製作された個別ソフトウェアが内蔵されたゲートウェイ装置を介して行っていた。
【0003】
例えばビルシステムにおいて、空調・照明機器などのビル設備機器と制御・監視コマンドの送受信を行うネットワークと、これら機器群をまとめて制御・監視するビル管理システムが、異なるプロトコルによって構築されている場合、双方のネットワークシステムが扱うオブジェクトや、相互の対応関係であるマッピングに関する情報が固定保持されているソフトウェアを内蔵したゲートウェイ装置を介して、データのやり取りを行っていた。
【0004】
このため、設定情報の変更にはソフトウェア自体の書換えが必要となり、接続されるシステムの状態の変更やマッピング仕様の変更の際に、多くの時間と費用が費やされていた。
【0005】
特に、マッピングの設定には、接続される双方のシステムを熟知し、システムの扱うオブジェクトについて相互関係をよく理解した上で行う必要があり、これに係る作業は非常に煩雑であった。
【0006】
さらに、多くのネットワークシステムを相互に接続する場合は、ゲートウェイ装置はこれら接続されたネットワークに係る情報を全て保持する必要があるため、より多くのメモリ容量が必要となり、ゲートウェイ装置が高価になっていた。
【0007】
このような課題を解決するために、例えば特開平6−169315では、接続されたシステムに応じたマッピング情報の生成を、ゲートウェイ装置に具備したマッピング処理工程によって行い、接続されたシステムの状況の変化に応じたマッピング情報の更新を、ゲートウェイ装置上に具備したマッピング更新処理工程によって行うという方式が提案されている。
【0008】
しかしながら、この方式ではマッピングの生成・更新処理自体をゲートウェイ装置上で行うため、対象システムの変更やマッピングのアルゴリズムの変更等に対応するためには上記同様、内蔵されているソフトウェアの書換えを行う必要があった。
また生成・更新処理をゲートウェイ装置上で行うため、ゲートウェイ装置の処理負荷が大きくなり、その結果ゲートウェイ装置が高価になっていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は係る課題を解決するためになされたものであり、第1に接続されるシステムの変更、マッピング仕様の変更、およびマッピングアルゴリズムの変更の際にもゲートウェイ装置に内蔵されたソフトウェアを書き換えることなく、設定データに基づくマッピング情報の生成・更新処理のような複雑な演算をゲートウェイ装置上で行なう必要のない、開発コスト、エンジニアリングコスト、ハードウェアコストを低く抑えたゲートウェイ装置を提供することを目的とする。
【0010】
第2に接続された双方のシステムに対する相互関係を熟知する必要がなく、設定作業を容易に行なうことができ、かつ設定作業時に優れたユーザインタフェースの使用が可能な、設定効率の高い、エンジニアリングコストが低く抑えられたゲートウェイ設定ツールを提供することを目的とする。
【0011】
さらに、広く一般に利用されているWEBブラウザ等のアプリケーションプログラムを利用して製作することが可能な、開発コストやエンジニアリングコストが低く抑えられたゲートウェイ装置とゲートウェイ設定ツールを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るゲートウェイ設定ツールは、システムA、Bをそれぞれ表現するオブジェクト群を設定する設定データ入力手段と、設定データ入力手段によって設定されたシステムAに係るオブジェクトデータを保持するシステムAオブジェクト設定データベースと、システムAオブジェクト設定データベースからデータを受信し、データ圧縮して返信するシステムAオブジェクトデータ演算手段と、システムAオブジェクト設定データベースと相互にデータ交換を行うシステムAで利用可能なオブジェクトの雛型データを備えたシステムAオブジェクト全データベースと、設定データ入力手段によって設定されたシステムBに係るオブジェクトデータを保持するシステムBオブジェクト設定データベースと、システムBオブジェクト設定データベースからデータを受信し、データ圧縮して返信するシステムBオブジェクトデータ演算手段と、システムBオブジェクト設定データベースと相互にデータ交換を行うシステムBで利用可能なオブジェクトの雛型データを備えたシステムBオブジェクト全データベースと、設定データ入力手段によって設定されたマッピングに係るマッピングデータを保持するマッピング設定データベースと、マッピング設定データベースからデータを受信し、これをデータ圧縮して返信するマッピングデータ演算手段と、システムAオブジェクト全データベースで利用可能なオブジェクトとシステムBオブジェクト全データベースで利用可能なオブジェクトとの対応付けの雛型データを備えるとともに、マッピング設定データベースと相互にデータ交換を行うマッピング全データベースと、マッピング全データベースを基にシステムAオブジェクト設定データベース、及びシステムBオブジェクト設定データベースに属する個々のデータの対応付けを行い、これをマッピング設定データベースへ送信するマッピング自動生成手段と、システムAオブジェクト設定データベース、システムBオブジェクト設定データベース、マッピング設定データベース、システムAオブジェクト全データベース、システムBオブジェクト全データベース、及びマッピング全データベースのいずれかに属するデータを随時表示する設定データ表示手段と、システムAオブジェクト設定データベース、システムBオブジェクト設定データベース、マッピング設定データベースとの間で相互にデータ交換を行う設定データ送受信手段と、を具備し、システムA、Bオブジェクト設定データベースのそれぞれに属するオブジェクトデータは、システムA、Bのそれぞれのシステムに非依存であって、システムA、B間のオブジェクトデータを対応付けるための情報である付帯情報を有し、マッピング自動生成手段は、付帯情報に基づいて、システムAに係るオブジェクトデータとシステムBに係るオブジェクトデータとを対応付けてオブジェクト間のマッピングデータを生成し、設定データ送受信手段は、システムAのオブジェクトデータとシステムBのオブジェクトデータとを相互に交換するゲートウェイ装置にマッピングデータを送信するように構成したものである。
【0013】
また、本発明に係るゲートウェイ設定ツールは、ゲートウェイ装置との間で構造化データ記述言語によって表現されたデータを相互に交換するように構成したものである。
【0014】
また、本発明に係るゲートウェイ装置は、ゲートウェイ設定ツールから送信されたマッピングデータを保持し、システムAのオブジェクトデータとシステムBのオブジェクトデータとを相互に交換するように構成したものである。
【0015】
さらに、本発明に係るゲートウェイ装置は、ゲートウェイ設定ツールとの間で構造化データ記述言語によって表現されたデータを相互に交換するように構成したものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係るゲートウェイ装置とゲートウェイ設定ツールのブロック構成図である。
【0017】
図において101はシステムA、102はシステムA101と異なるプロトコルを有するシステムB、103はシステムA101とシステムB102を接続するゲートウェイ装置である。
【0018】
ゲートウェイ装置103は、設定データ送受信手段104と、システムA101に接続された各種機器やシステムA101から見た各種監視・制御対象などに関するデータを保持するシステムAオブジェクトデータベース105と、システムB102に接続された各種機器やシステムB102から見た各種監視・制御対象などに関するデータを保持するシステムBオブジェクトデータベース106と、これらデータベースの対応関係を表すマッピングデータベース107と、マッピング実行手段108と、システムA通信手段109と、システムB通信手段110とから構成されている。
【0019】
また、111はゲートウェイ装置103のオブジェクトデータとマッピングデータを外部から設定するためのゲートウェイ設定ツールである。
ゲートウェイ設定ツール111は、ユーザインターフェイス112である設定データ入力手段113及び、設定データ表示手段114と、システムAオブジェクト全データベース115と、システムAオブジェクト演算手段116と、システムAオブジェクト設定データベース117と、システムBオブジェクト全データベース118と、システムBオブジェクト演算手段119と、システムBオブジェクト設定データベース120と、マッピング全データベース121と、マッピング自動生成手段122と、マッピングデータ演算手段123と、マッピング設定データベース124と、設定データ送受信手段125とから構成されている。
【0020】
図2は本発明の実施の形態1に係るゲートウェイ設定ツール111におけるシステムA、Bオブジェクト全データベース115、118のデータ例を示したものである。
図において201、202はそれぞれシステムAオブジェクト全データベース115における論理値オブジェクト、整数値オブジェクトであり、203、204はそれぞれシステムBオブジェクト全データベース118における空調機器オブジェクト、照明機器オブジェクトである。
【0021】
詳しくは、論理値オブジェクト201には現在値というプロパティがあり、取り得る値は0または1である。また、空調機器オブジェクト203には運転/停止、運転モードという2つのプロパティがあり、それぞれの取り得る値は「運転または停止」、「冷房または暖房またはドライ」である。
【0022】
図3は本発明の実施の形態1に係るゲートウェイ設定ツール111におけるマッピング全データベース121におけるデータ例を示したものである。
図において301、304はともに論理値オブジェクト、302は整数値オブジェクト、303、305はそれぞれ空調機器オブジェクト、照明機器オブジェクトである。
【0023】
図に示すように論理値オブジェクト301と整数値オブジェクト302と空調機器オブジェクト303が互いに対応関係にある。
詳しくは論理値オブジェクトの現在値プロパティと空調機器オブジェクトの運転/停止プロパティが対応し、整数値オブジェクトの現在値プロパティと空調機器オブジェクトの運転モードプロパティが対応している。
【0024】
さらに各プロパティの値については、論理値オブジェクト301の現在値プロパティの0、1がそれぞれ空調機器オブジェクト303の運転/停止プロパティの停止、運転に対応しており、整数値オブジェクト302の現在値プロパティの0、1、2がそれぞれ空調機器オブジェクト303の運転モードプロパティの冷房、暖房、ドライに対応している。
【0025】
図1〜3をもとに動作を説明する。
まず図1をもとにシステムA101からシステムB102へ制御のための通信を行う場合の動作について説明する。
図においてシステムA101から送信されゲートウェイ装置103に達したシステムA101側の通信コマンドはシステムA通信手段109によって受信され、通信内容が解釈され、その内容がシステムA101からシステムB102への制御であることを認識し、システムAオブジェクトデータベース105にこの制御データを書き込む。
【0026】
マッピング実行手段108はマッピングデータベース107を利用して、制御データの書き込みが行なわれたシステムAオブジェクトデータベース105に対応するシステムB102側のオブジェクトを検索する。そしてマッピングデータベース107を利用して得られたシステムA101側の制御データに対応するシステムB102側の制御データを、システムBオブジェクトデータベース106に書き込む。
【0027】
システムB通信手段110はデータを書き込まれたシステムBオブジェクトデータベース106に対応したシステムB102側の通信コマンドを作成し、システムB102へと出力する。
このようにして、システムA101からシステムB102への制御のための通信が行われる。
またシステムB102からシステムA101への通信は、上記説明と逆のルートを辿って行われる。
【0028】
次に図2、3をもとに、このような通信を行うために利用されるシステムAオブジェクトデータベース105、システムBオブジェクトデータベース106、及びマッピングデータベース107の設定方法について説明する。
【0029】
ゲートウェイ設定ツール111では、設定データ入力手段113により、システムA101側に接続された各種機器やシステムA101から見た各種監視・制御対象などのデータがシステムAオブジェクト設定データベース117に入力される。また、同入力手段によりシステムB102側に接続された各種機器やシステムB102から見た各種監視・制御対象などのデータがシステムBオブジェクト設定データベース120に入力される。さらに、同入力手段によりこれらデータベースの対応関係の情報がマッピング設定データベース124に入力される。
【0030】
この時、例えば図2に示すような、予めゲートウェイ設定ツール111に用意されたシステムA101側で利用可能な各種オブジェクトの雛型データのデータベースであるシステムAオブジェクト全データベース115や、システムB102側で利用可能な各種オブジェクトの雛型データのデータベースであるシステムBオブジェクト全データベース118の情報を利用しても良い。
同様に、例えば図3に示すようなシステムA101−システムB102間のマッピングの雛型データであるマッピング全データベース121の情報を利用しても良い。
【0031】
また、これらデータ入力の際に、システムAオブジェクト設定データベース117、システムBオブジェクト設定データベース120、マッピング設定データベース124の設定、あるいは入力状態などの情報を設定データ表示手段114によって提示し、設定者によるデータ入力の一助としても良い。
【0032】
以上のようにして入力されたシステムAオブジェクト設定データベース117、システムBオブジェクト設定データベース120、マッピング設定データベース124は、通常は設定者にとって分かり易くまとめられたデータになっていたり、全ての対応要素をそのままの形で保持したりしているため、ゲートウェイ装置103上での実行環境に保持するデータとしては冗長な場合が多い。
【0033】
実際のシステムでは多数の機器が存在するため、機器個別に、図3に示した論理値オブジェクト304と照明機器オブジェクト305のような対応情報が必要である。例えば、論理値オブジェクトの5002番と照明機器オブジェクトの2001号機、論理値オブジェクトの5004番と照明機器オブジェクトの2002号機、というように各機器の個体を識別するための情報も同時に必要となってくる。そのため、保持する情報が(論理値, 5002, 現在値)対(照明機器, 2001, 点灯/消灯)、(論理値, 5004, 現在値)対(照明機器, 2002, 点灯/消灯)、・・・のようになる。しかし、(論理値, 現在値)対(照明機器, 点灯/消灯)の関係は全てに共通するため、これらを全ての機器分だけ重複して情報を持つのは冗長である。
【0034】
したがって、(論理値, 現在値)対(照明機器, 点灯/消灯)の関係は一つのみ保持し、あとは個体識別情報の対応関係(5002, 2002)、(5004,2002)、・・・の情報を別途持つようにすれば、全体の情報量を圧縮することができる。
このように、入力されたシステムAオブジェクト設定データベース117、システムBオブジェクト設定データベース120、マッピング設定データベース124に対して、システムAオブジェクト演算手段116、システムBオブジェクト演算手段119、マッピングデータ演算手段123は、ゲートウェイ装置103上で保持するデータの冗長度を縮減するため、正規化したり、実行環境で動作させるために、最小限必要なデータの形に変換したりする。
図6はゲートウェイ設定ツールによる自動生成の手順の一例を示したフローチャ
【0035】
これらの手段によってゲートウェイ装置103上の実行環境に相応しいデータに変換されたシステムAオブジェクト設定データベース117、システムBオブジェクト設定データベース120、マッピング設定データベース124は、設定データ送受信手段125によってゲートウェイ装置103に送信され、ゲートウェイ装置103上の設定データ送受信手段104によって受信される。
【0036】
受信されたシステムAオブジェクト設定データベース117、システムBオブジェクト設定データベース120、マッピング設定データベース124は、それぞれシステムAオブジェクトデータベース105、システムBオブジェクトデータベース106、マッピングデータベース107としてゲートウェイ装置103上に保持され、システムA101とシステムB102の相互通信に利用される。
【0037】
なお、上記手順を逆に辿れば、ゲートウェイ装置103上のシステムAオブジェクトデータベース105、システムBオブジェクトデータベース106、マッピングデータベース107を設定データ送受信手段104によってゲートウェイ設定ツール111に対して送信し、ゲートウェイ設定ツール111の設定データ送受信手段125が、受信したデータをそれぞれシステムAオブジェクト設定データベース117、システムBオブジェクト設定データベース120、マッピング設定データベース124に置き、これを設定データ表示手段114によって設定者に提示することによって、ゲートウェイ装置103の現在の設定状態を取得、表示することが可能である。
この現在の設定状態に対してさらに設定作業を繰り返すことによって設定の変更・更新処理を行うことが可能である。
【0038】
さらに、マッピング設定データベース124の生成にあたってはマッピングの雛型であるマッピングデータ全ベース121の情報、及び現システムに合わせて設定されているシステムAオブジェクト設定データベース117、システムBオブジェクト設定データベース120などの情報を利用して、マッピング自動生成手段122によって自動生成しても良い。
【0039】
次に、図4は本発明の実施の形態1に係るゲートウェイ装置103とゲートウェイ設定ツール111の接続形態を模式的に示した説明図である。
(a)、(b)はそれぞれ双方のシステムとは異なる物理媒体を用いた接続形態と、同一の物理媒体を用いた接続形態を模式的に示したものである。図1〜3と同一もしくは相当部分には同じ符号を付し、説明を省略する。
【0040】
図において401と411はビル管理システム、402と412はビル管理装置、403と413はLAN(ocal rea etworkの略)、404と414はゲートウェイ設定ツール、406と415はゲートウェイ装置、405はゲートウェイ装置406とゲートウェイ設定ツール404を接続するインターフェイス、407と416は設備機器システム、408と417は設備機器ネットワークシステム、409と418は空調機器、410と419は照明機器である。また420、421はそれぞれ異なる第1、2のプロトコルを表している。
【0041】
ここで、(b)に示した接続形態の一例として、LAN413として Ethernet(登録商標)、ビル管理システム411とゲートウェイ装置415を結ぶ第1のプロトコル420としてBACnet (A Data Communication Protocol for uilding utomation and ontrol Networksの略)、ゲートウェイ設定ツール414とゲートウェイ装置415を結ぶ第2のプロトコル421としてHTTP (yper ext ransfer rotocolの略)を使う構成などがあげられる。
【0042】
また、(b)の接続形態を取った場合には、ビル管理システム411におけるシステム情報、即ち図1においてシステムAオブジェクトデータ105あるいはシステムAオブジェクト設定データ117に相当する情報を、ゲートウェイ装置415を介すことなく、ゲートウェイ設定ツール414がビル管理システム411から直接取得するようにすることも可能である。
【0043】
(a)、(b)いずれの接続形態を取っても、直接のデータ授受には、ビル管理システム411とゲートウェイ設定ツール414のプロトコルが異なる場合には、データ授受のための独自プロトコルを用いれば良いし、同一のプロトコルであればそのプロトコルもしくは当該独自プロトコルのいずれかを用いれば良い。
【0044】
このように、本発明の実施の形態1に係るゲートウェイ装置では、接続されるシステムに係るデータをゲートウェイ装置103の外部にあるゲートウェイ設定ツール111によって作成し、交換することを可能としたので、接続されるシステムの変更、マッピング仕様の変更、およびマッピングアルゴリズムの変更の際にもゲートウェイ装置内部のソフトウェアを書き換えることなく柔軟に対応できるゲートウェイ装置を提供することが可能となる。
【0045】
また、設定データに基づくマッピング情報の生成・更新処理のような複雑な演算をゲートウェイ装置上で行なう必要がなくなるため、ゲートウェイ装置に内蔵されるMPU(icro rocessor nitの略)やメモリは、高性能なものでなくても十分である。これにより開発コスト、エンジニアリングコスト、ハードウェアコストを低く抑えたゲートウェイ装置を提供することが可能となる。
【0046】
また、ゲートウェイ設定ツール111をシステムA101とシステムB102の相互通信を実行するゲートウェイ装置103から切り離したことで、ゲートウェイ設定ツール111の設計の自由度が増し、優れたユーザインタフェースを専用に備えることが可能となり、設定効率が高くエンジニアリングコストを低く抑えたゲートウェイ設定ツール111を提供することが可能となる。
【0047】
また、マッピングデータを自動生成するマッピング自動生成手段122を利用することによって、接続される双方のシステムについて相互関係を含めて熟知する必要なしに設定作業を容易に行なうことが可能となり、エンジニアリングコストを低減したゲートウェイ設定ツール111を提供することが可能となる。
【0048】
なお、図4では、インターフェイス405はゲートウェイ装置406から分離された形で描かれているが、ゲートウェイ装置406に内蔵されてもよい。
【0049】
実施の形態2.
本発明の実施の形態2はゲートウェイ設定ツールのマッピング自動生成に関するものである。
図5は本発明の実施の形態2に関し、各オブジェクトの設定データにマッピングのための付帯情報を付加し、マッピングを自動生成する場合の一例を示したものである。実施の形態1と同一もしくは相当部分には同じ符号を付し、説明を省略する。
【0050】
図において501はシステムAオブジェクト設定データベース、502はマッピング設定データベース、503はシステムBオブジェクト設定データベースである。504〜507は論理値オブジェクト、508、509は整数値オブジェクト、510、511は空調機器オブジェクト、512、513は照明機器オブジェクトである。
【0051】
また、システムAオブジェクト設定データベース501には、論理値のオブジェクト番号=5001、5002、5003、5004のオブジェクトと、整数値のオブジェクト番号=5101、5102のオブジェクトが定義されており、システムBオブジェクト設定データベース503には空調機器の機器番号=1001、1002のオブジェクトと照明機器の機器番号=2001、2002のオブジェクトが定義されている。
【0052】
また、図では、機器あるいは監視・制御対象を表現するオブジェクトとして最小限必要となる情報のプロパティの先頭には黒丸印●を付けている。
これ以外に、各々のオブジェクトの付帯情報として、設置場所プロパティの先頭に黒四角印■を付けている。このプロパティの値には、各々のオブジェクトが表現する機器あるいは監視・制御対象が物件のどこに設置されているかという情報を入れておく。
【0053】
例えば、機器番号=1001の空調機器オブジェクト510であれば、「J201」に設置されている機器を、オブジェクト番号=5003の論理値オブジェクト506であれば「J202」に設置されている監視・制御対象をそれぞれ表すオブジェクトである、という情報が付加されていることになる。
【0054】
次に、付帯情報を持ったシステムA、B双方のオブジェクト群からマッピングを自動生成する手順について説明する。
図6はゲートウェイ設定ツールによる自動生成の手順の一例を示したフローチャートであり、図をもとに手順を説明する。
ここでシステムA、Bのオブジェクトをそれぞれ監視・制御オブジェクト、機器オブジェクトとし、前者が後者に順次対応付けられる場合について説明するが、この関係が逆であっても、また相互にマッピングし合う方式であっても同じである。
【0055】
まず、動作がスタートすると(ステップ601)、システムBオブジェクトから順次マッピングが未設定のオブジェクトを抽出する(ステップ602)。既に全てのマッピングが完了していれば処理は終了へと飛ぶ(ステップ610)。
マッピングが完了していないオブジェクトが存在していた場合には、その未設定のオブジェクトを取り出し(ステップ603)、取り出したオブジェクトの付帯情報を取得する(ステップ604)。
一連のステップは、図5において機器番号=1001の空調機器オブジェクトを取り出し、「設置場所=J201」という情報を取得することに対応している。
【0056】
次に、付帯情報が一致し、マッピング未設定のシステムAオブジェクトをオブジェクト番号順に抽出する(ステップ605)。このステップは図5において「設置場所=J201」となるオブジェクト番号=5001、5002の論理値オブジェクト、オブジェクト番号=5101の整数値オブジェクトを抽出することに対応している。
【0057】
ここで、今対象としているシステムBオブジェクトに対応するマッピングデータベース情報があるかどうかを調べる(ステップ606)。マッピングデータベース情報が存在している場合には、マッピングデータベースから各プロパティに対応するシステムAのクラス/プロパティ情報を得る(ステップ607)。
【0058】
これらステップは図3において空調機器303の運転/停止プロパティが論理値オブジェクト301現在値プロパティと対応関係にあるという情報を取得し、また運転モードプロパティが整数値オブジェクト302現在値プロパティと対応関係にあるという情報を取得することに対応している。
【0059】
次に、得られたシステムAのクラス/プロパティの条件に合致するオブジェクトをオブジェクト番号順に抽出し、マッピング設定データを生成する(ステップ608)。このステップは図5において、まず機器番号=1001の空調機器オブジェクトの運転/停止プロパティについて、マッピングデータベースから得られた(空調機器, 運転/停止)対(論理値, 現在値)という対応情報に合致するオブジェクトを、設置場所が一致して抽出したオブジェクトの中からオブジェクト番号順に調べることに対応し、オブジェクト番号=5001の論理値オブジェクトの現在値プロパティが対応付けられている。
【0060】
続けて、マッピングデータベースから取得した(空調機器, 運転モード)対(整数値, 現在値)という対応情報から、運転モードプロパティには、オブジェクト番号=5101の整数値オブジェクトの現在値プロパティが対応付けられることが分かる。
このようにしてシステムBの1つのオブジェクトについてのマッピング設定データの自動生成が終了したら、システムBの次のオブジェクトについて同様に繰り返し、マッピングが未設定のオブジェクトが存在しなくなるまで繰り返す。
【0061】
対象としているシステムBオブジェクトに対応するマッピングデータベース情報があるかどうか調べた際(ステップ606)、マッピングデータベース情報が存在しなかった場合には、システムBオブジェクトの各プロパティのデータ型情報と、付帯情報が一致するという条件で抽出されているシステムAオブジェクトの各プロパティのデータ型情報とを比較し、一致するものから順に対応付けを行い、マッピング設定データを生成する(ステップ609)。
以降はマッピングデータベース情報が存在していた場合と同様である。このようにして全てのマッピング設定データを生成していくと、図5のような対応関係が成立することになる。
【0062】
このように、本発明の実施の形態2に係るゲートウェイ設定ツールでは、接続されるシステムA、B間のオブジェクトを対応付けるための付帯情報を定義し、その付帯情報をシステムA、Bのオブジェクト設定データに各々付与することによってオブジェクト間のマッピングデータを自動生成する。このため、付帯情報を例えば設置場所等のシステム非依存の情報とすることにより、双方のシステムA、Bについて相互関係を含めて熟知する必要なしに設定作業を容易に行なうことが可能となり、エンジニアリングコストを低減したゲートウェイ設定ツールを提供することが可能となる。
【0063】
なお、マッピングが設定できないオブジェクトについては設定情報の不備等によるエラー検出という形で対処可能であるが、これについてもマッピングデータベースのように相互のオブジェクトにおけるデフォルトの対応関係を予め保持しておき、一方のシステムのオブジェクトを設定するとそれに対応するもう一方のシステムのオブジェクトが自動で生成される方式とすれば良い。
【0064】
実施の形態3.
図7、8はそれぞれ本発明の実施の形態3に係るゲートウェイ設定ツールにおけるオブジェクト設定データ、マッピング設定データを構造化データ記述言語によって記述した例を示したものである。
図7、8ともに構造化データ記述言語としてXML(etensible arkup anguageの略)を用いた記述を行っており、論理値、整数値、空調機器、照明機器といった各オブジェクトの名称をタグとし、各オブジェクトのプロパティ名称とプロパティ値を属性(アトリビュート)として「プロパティ名称=プロパティ値」の形式で表現している。
【0065】
図において701は構造化データ記述言語XMLによって記述されたシステムAオブジェクト設定データ、702は構造化データ記述言語XMLによって記述されたシステムBオブジェクト設定データ、703は構造化データ記述言語XMLによって記述された論理値オブジェクト、704は構造化データ記述言語XMLによって記述された整数値オブジェクト、705は構造化データ記述言語XMLによって記述された空調機器オブジェクト、801は構造化データ記述言語XMLによって記述されたマッピング設定データ、802は構造化データ記述言語XMLによって記述されたマッピングデータである。
【0066】
例えば、図7の構造化データ記述言語XMLによって記述された論理値オブジェクト703は、「オブジェクト番号=5001に対する論理値オブジェクトの現在値プロパティの値は1で、設置場所プロパティの値はJ201である」ことを表し、構造化データ記述言語XMLによって記述された空調機器オブジェクト705は「機器番号=1001に対する空調機器オブジェクトの運転/停止プロパティの値は運転、運転モードプロパティの値は冷房、設置場所プロパティの値はJ201である」ことを表現している。これらはそれぞれプロパティ値を明示した形で、図5における論理値オブジェクト504、空調機器オブジェクト510に対応している。
【0067】
同様に、図8の構造化データ記述言語によるマッピング設定データの記載例は、図5におけるマッピング状態を表すマッピング設定データと等価である。
例えば、構造化データ記述言語XMLによって記述されたマッピングデータ802は、(空調機器, 1001, 運転/停止)対(論理値, 5001, 現在値)という対応関係を表現している。
【0068】
このように、システムAオブジェクト設定データ、システムBオブジェクト設定データ、マッピング設定データを構造化データ記述言語によって記述することで、ゲートウェイ装置とゲートウェイ設定ツールとの間のインタフェース、すなわち両者間のデータ伝送を構造化データ記述言語によるものとすることができ、種々のデータ構造への変更にも柔軟に対応することが可能となる。
【0069】
また、ここではXMLについて説明したが、これに限定するものではない。例えば、SGML(tandard eneralized arkup anguage の略)、XHTML(etensible yperext arkup anguage の略)等、XML以外の構造化データ記述言語であっても構わない。特に、構造化データ記述言語を一般のWEBブラウザなどでも取り扱うことの可能なものとすれば、ゲートウェイ装置とゲートウェイ設定ツールを汎用的に広く一般に利用されているアプリケーションプログラムを利用して製作することが可能となり、開発コスト、エンジニアリングコストを低減したゲートウェイ装置とゲートウェイ設定ツールを提供することが可能となる。
【0070】
【発明の効果】
本発明に係るゲートウェイ装置とゲートウェイ設定ツールでは、以上のように構成されているので、以下に示すような効果を奏する。
【0071】
接続されるシステムに係るデータをゲートウェイ装置の外部にあるゲートウェイ設定ツールによって作成し、交換することを可能としたので、接続されるシステムの変更、マッピング仕様の変更、およびマッピングアルゴリズムの変更の際にもゲートウェイ装置内部のソフトウェアを書き換えることなく、柔軟に対応可能なゲートウェイ装置を提供することができる。
【0072】
また、設定データに基づくマッピング情報の生成・更新処理のような複雑な演算をゲートウェイ装置上で行なう必要がないため、ゲートウェイ装置に内蔵されるMPUやメモリは、高性能なものでなくても十分であり、開発コスト、エンジニアリングコスト、ハードウェアコストを低く抑えたゲートウェイ装置を提供することができる。
【0073】
また、ゲートウェイ設定ツールをゲートウェイ装置から切り離したことで、ゲートウェイ設定ツールの設計の自由度が増し、優れたユーザインタフェースを専用に備えることで、設定効率を向上することができ、エンジニアリングコストを低く抑えたゲートウェイ設定ツールを提供することができる。
【0074】
また、接続されるシステムA、B間のオブジェクトを対応付けるための付帯情報を定義し、その付帯情報をシステムA、Bのオブジェクト設定データに各々付与することによってオブジェクト間のマッピングデータを自動生成するとともに、付帯情報をシステム非依存の情報とすることにようにしたので、双方のシステムA、Bについて相互関係を含めて熟知する必要なしに設定作業を容易に行なうことが可能となり、エンジニアリングコストを低く抑えたゲートウェイ設定ツールを提供することが可能となる。
【0075】
また、ゲートウェイ装置とゲートウェイ設定ツールとの間のインタフェースに構造化データ記述言語を用いたので、ゲートウェイ装置とゲートウェイ設定ツールを汎用的に、広く一般に利用されているWEBブラウザ等のアプリケーションプログラムを利用して製作することが可能となり、開発コスト、エンジニアリングコストを低く抑えたゲートウェイ装置とゲートウェイ設定ツールを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係るゲートウェイ装置とゲートウェイ設定ツールのブロック構成図である。
【図2】 本発明の実施の形態1に係るゲートウェイ設定ツールのオブジェクト全データベースにおけるデータ例を示したものである。
【図3】 本発明の実施の形態1に係るゲートウェイ設定ツールのマッピング全データベースにおけるデータ例を示したものである。
【図4】 本発明の実施の形態1に係るゲートウェイ装置とゲートウェイ設定ツールの接続形態を示したブロック図である。
【図5】 本発明の実施の形態2に係るゲートウェイ設定ツールにおける システムAオブジェクト設定データベース、システムBオブジェクト設定データベース、マッピング設定データベースにおけるデータ例を示したものである。
【図6】 本発明の実施の形態2に係るゲートウェイ設定ツールにおけるマッピング自動生成手順を示すフローチャートである。
【図7】 本発明の実施の形態3に係るゲートウェイ設定ツールにおけるシステムA、Bオブジェクト設定データを構造化データ記述言語によって記述した例を示したものである。
【図8】 本発明の実施の形態3に係るゲートウェイ設定ツールにおけるマッピング設定データを構造化データ記述言語によって記述した例を示したものである。
【符号の説明】
101 システムA、102 システムB、103 ゲートウェイ装置、104設定データ送受信手段、105 システムAオブジェクトデータベース、106 システムBオブジェクトデータベース、107 マッピングデータベース、108 マッピング実行手段、109 システムA通信手段、110 システムB通信手段、111 ゲートウェイ設定ツール、112 ユーザインターフェイス、113 設定データ入力手段、114 設定データ表示手段、115 システムAオブジェクト全データベース、116 システムAオブジェクト演算手段、117 システムAオブジェクト設定データ、118 システムBオブジェクト全データベース、119 システムBオブジェクト演算手段、120 システムBオブジェクト設定データ、121 マッピング全データベース、122 マッピング自動生成手段、123 マッピングデータ演算手段、124 マッピング設定データ、125 設定データ送受信手段、
201 システムAオブジェクト全データベースの論理値オブジェクト、
202 システムAオブジェクト全データベースの整数値オブジェクト、
203 システムBオブジェクト全データベースの空調機器オブジェクト、
204 システムBオブジェクト全データベースの照明機器オブジェクト、
301 マッピング全データベースの論理値オブジェクト、
302 マッピング全データベースの整数値オブジェクト、
303 マッピング全データベースの空調機器オブジェクト、
304 マッピング全データベースの論理値オブジェクト、
305 マッピング全データベースの照明機器オブジェクト、
401、411 ビル管理システム、
402、412 ビル管理装置、
403、413 LAN、
404、414 ゲートウェイ設定ツール、
405 インターフェイス、406 ゲートウェイ装置、
407、416 設備機器システム、
408、417 設備機器システムネットワーク、
409、418 空調機器、
410、419 照明機器、
420 第1のプロトコル、421 第2のプロトコル、
501 システムAオブジェクト設定データベース、
502 マッピング設定データベース、
503 システムBオブジェクト設定データ、
504〜507 システムAオブジェクト設定データベースの論理値オブジェクト、
508、509 システムAオブジェクト設定データベースの整数値オブジェクト、
510、511 システムBオブジェクト設定データベースの空調機器オブジェクト、
512、513 システムBオブジェクト設定データベースの照明機器オブジェクト、
701 構造化データ記述言語XMLによって記述されたシステムAオブジェクト設定データベース、
702 構造化データ記述言語XMLによって記述されたシステムBオブジェクト設定データベース、
703 構造化データ記述言語XMLによって記述された論理値オブジェクト、
704 構造化データ記述言語XMLによって記述された整数値オブジェクト、
705 構造化データ記述言語XMLによって記述された空調機器オブジェクト、
801 構造化データ記述言語XMLによって記述されたマッピング設定データベース、
802 構造化データ記述言語XMLによって記述されたマッピングデータレコード

Claims (4)

  1. 前記システムA、Bをそれぞれ表現するオブジェクト群を設定する設定データ入力手段と、
    前記設定データ入力手段によって設定されたシステムAに係るオブジェクトデータを保持するシステムAオブジェクト設定データベースと、
    該システムAオブジェクト設定データベースからデータを受信し、データ圧縮して返信するシステムAオブジェクトデータ演算手段と、
    前記システムAオブジェクト設定データベースと相互にデータ交換を行う前記システムAで利用可能なオブジェクトの雛型データを備えたシステムAオブジェクト全データベースと、
    前記設定データ入力手段によって設定されたシステムBに係るオブジェクトデータを保持するシステムBオブジェクト設定データベースと、
    該システムBオブジェクト設定データベースからデータを受信し、データ圧縮して返信するシステムBオブジェクトデータ演算手段と、
    前記システムBオブジェクト設定データベースと相互にデータ交換を行う前記システムBで利用可能なオブジェクトの雛型データを備えたシステムBオブジェクト全データベースと、
    前記設定データ入力手段によって設定されたマッピングに係るマッピングデータを保持するマッピング設定データベースと、
    該マッピング設定データベースからデータを受信し、これをデータ圧縮して返信するマッピングデータ演算手段と、
    前記システムAオブジェクト全データベースで利用可能なオブジェクトと前記システムBオブジェクト全データベースで利用可能なオブジェクトとの対応付けの雛型データを備えるとともに、前記マッピング設定データベースと相互にデータ交換を行うマッピング全データベースと、
    該マッピング全データベースを基に前記システムAオブジェクト設定データベース、及び前記システムBオブジェクト設定データベースに属する個々のデータの対応付けを行い、これを前記マッピング設定データベースへ送信するマッピング自動生成手段と、
    前記システムAオブジェクト設定データベース、前記システムBオブジェクト設定データベース、前記マッピング設定データベース、前記システムAオブジェクト全データベース、前記システムBオブジェクト全データベース、及び前記マッピング全データベースのいずれかに属するデータを随時表示する設定データ表示手段と、
    前記システムAオブジェクト設定データベース、前記システムBオブジェクト設定データベース、前記マッピング設定データベースとの間で相互にデータ交換を行う設定データ送受信手段と、
    を具備し、
    前記システムA、Bオブジェクト設定データベースのそれぞれに属するオブジェクトデータは、システムA、Bのそれぞれのシステムに非依存であって、システムA、B間のオブジェクトデータを対応付けるための情報である付帯情報を有し、
    前記マッピング自動生成手段は、前記付帯情報に基づいて、前記システムAに係るオブジェクトデータと前記システムBに係るオブジェクトデータとを対応付けてオブジェクト間のマッピングデータを生成し、
    設定データ送受信手段は、システムAのオブジェクトデータとシステムBのオブジェクトデータとを相互に交換するゲートウェイ装置に前記マッピングデータを送信することを特徴とするゲートウェイ設定ツール。
  2. 前記ゲートウェイ装置との間で構造化データ記述言語によって表現されたデータを相互に交換するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のゲートウェイ設定ツール。
  3. 前記ゲートウェイ設定ツールから送信されたマッピングデータを保持し、前記システムAのオブジェクトデータと前記システムBのオブジェクトデータとを相互に交換することを特徴とする請求項1又は2に記載のゲートウェイ装置
  4. 前記ゲートウェイ設定ツールとの間で構造化データ記述言語によって表現されたデータを相互に交換するようにしたことを特徴とする請求項3に記載のゲートウェイ装置。
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