JP5382831B1 - 照明機器マッピング装置、及び照明機器マッピング方法、及びプログラム - Google Patents

照明機器マッピング装置、及び照明機器マッピング方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5382831B1
JP5382831B1 JP2013069007A JP2013069007A JP5382831B1 JP 5382831 B1 JP5382831 B1 JP 5382831B1 JP 2013069007 A JP2013069007 A JP 2013069007A JP 2013069007 A JP2013069007 A JP 2013069007A JP 5382831 B1 JP5382831 B1 JP 5382831B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lighting device
lighting
position information
information
mapping
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013069007A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014188319A (ja
Inventor
誠 ▲辻▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Axell Corp
Original Assignee
Axell Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Axell Corp filed Critical Axell Corp
Priority to JP2013069007A priority Critical patent/JP5382831B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5382831B1 publication Critical patent/JP5382831B1/ja
Publication of JP2014188319A publication Critical patent/JP2014188319A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Game Rules And Presentations Of Slot Machines (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Abstract

【課題】特定の設置空間に配置された照明機器と、点灯制御を行うドライバのアドレスやチャンネルとのマッピングにおける作業者の労力を軽減させる。
【解決手段】照明機器マッピング装置1Aは、アドレス24及び/又はチャンネル25ごとにドライバ23を駆動させてアドレス24及び/又はチャンネル25に対応付けられたLED22を点灯させるドライバ制御部2と、カメラ30に遊技機20を撮像させるカメラドライバ3と、カメラ30の撮像した画像情報において、遊技機20におけるLED22の点灯状態を解析する解析部4と、解析部4の解析した遊技機20におけるLED22の位置情報を検出する位置情報検出部5と、点灯したLED22の位置情報と、LED22を点灯させたアドレス24及び/又はチャンネル25とのマッピングを行うマッピング部6とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、遊技機等の設置空間に設置された照明機器と、照明機器を点灯制御するドライバとの対応関係をマッピングするためのマッピング装置、及びマッピング方法に関する。
従来、パチンコ機等の遊技機や、スロット機等の娯楽機器、家庭用のゲーム機器等においては、遊技中や「大当たり」等のイベント発生時の高揚感を演出するため、LED等の照明機器が複数設置されている。この照明機器は、照明機器のオンオフや光量を制御するためのドライバによって点灯制御が行われる。
この点灯制御を行うためには、遊技機等に設置された個々の照明機器の点灯状態を設計すると共に、このような点灯状態とするためのドライバの制御内容を設計する必要がある。従来、遊技機等に設置された複数の照明機器に点灯時の色情報等を対応づけるための構成として、第一の空間に、照明機器の点灯時の色情報等を配置し、これを照明機器の位置情報が記録された第二の空間に投影することで、照明機器の色情報等の点灯制御を行う信号を生成する構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。しかし、この構成を適用するに先立って、遊技機等における照明機器の位置情報とドライバのアドレスやチャンネルとを対応付けたマッピングデータが作成されている必要がある。
そして、従来、マッピングやマッピングデータの作成は、設計や構築を行う作業者の手作業で行われており、工数がかかり作業が煩雑になっていた。近年は、遊技機等に設置される照明機器の数量が増加傾向にあるため、工数も一層かかるようになっている。一方、照明機器の点灯制御内容の設計には、特許文献2に記載の技術を参酌することも考えられる。特許文献2には、生産ラインの複数設備間の動作を制御するシーケンスプログラムの設計を支援するため、ライン上の設備が出力する信号の状態を表示させる表示手段と、表示された信号を読み取る読み取り手段と、読み取られた信号の状態を次のステップへ進むための動作条件としてシーケンスプログラムに書き込む処理手段とを有し、表示手段に動作条件となる信号の状態を再現することでシーケンスプログラムの作成を行える構成が記載されている(例えば、特許文献2参照)。
特許第4555932号公報 特開2008−171084号公報
しかしながら、特許文献2に記載の発明を用いても、遊技機等に設置された個々の照明機器の位置情報とドライバのアドレスやチャンネルとに基づいてマッピングやマッピングデータの作成を行うことはできず、当該構成を用いても、マッピングやマッピングデータの作成を作業者の手作業で行わなければならず、工数がかかり作業が煩雑であるという問題に変わりはない。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、遊技機等の特定の設置空間に配置された照明機器と、照明機器の点灯制御を行うドライバのアドレスやチャンネルとのマッピングにおける作業者の労力を軽減させるマッピング支援装置、マッピング支援方法、及びプログラムを提供することを課題としている。
かかる課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、特定の設置空間に設置された照明機器の位置情報と、該照明機器の点灯制御を行うドライバにおける、個々の前記照明機器に対応づけられたアドレス及び/又はチャンネルとのマッピングを行う照明機器マッピング装置であって、前記アドレス及び/又は前記チャンネルごとに前記ドライバを駆動させて前記アドレス及び/又は前記チャンネルに対応付けられた前記照明機器を点灯させるドライバ制御手段と、撮像手段に前記設置空間を撮像させる撮像手段制御手段と、該撮像手段制御手段の制御によって前記撮像手段の撮像した画像情報において、前記設置空間における前記照明機器の点灯状態を解析する解析手段と、該解析手段の解析した前記設置空間における前記照明機器の位置情報を検出する位置情報検出手段と、該位置情報検出手段の検出した前記点灯した前記照明機器の前記位置情報と、前記ドライバの前記照明機器を点灯させた前記アドレス及び/又は前記チャンネルとのマッピングを行うマッピング手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、前記設置空間における前記照明機器が点灯していない状態の色情報が記憶された色情報記憶手段を備え、前記解析手段は、前記画像情報から前記色情報を減算することで前記点灯状態を解析することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の構成に加え、前記位置情報検出手段は、前記画像情報の輝度情報を抽出し、該抽出された輝度情報の解析を行い、前記画像情報における輝度分布の中心位置を前記照明機器の位置情報として検出することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の構成に加え、前記位置情報検出手段によって抽出された前記輝度情報に基づいて、前記位置情報が検出された、近接又は隣接する複数の前記照明機器のグループを形成するグルーピング手段と、前記位置情報検出手段によって抽出された前記輝度情報に基づいて、前記位置情報が検出された前記照明機器の光量を平準化する補正を行う光量補正手段とを備え、前記光量補正手段は、前記グループにおけるそれぞれの前記照明機器の輝度、及び/又は、前記グループ同士の輝度を平準化する補正を行うことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の構成に加え、前記グルーピング手段は、複数の前記設置空間にそれぞれ設置された前記照明機器同士のグループ化を行い、前記光量補正手段は、前記複数の前記設置空間にそれぞれ形成された前記グループにおけるそれぞれの前記照明機器の光量、及び/又は、前記グループ同士の光量を平準化する補正を行うことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項4又は5に記載の構成に加え、前記位置情報検出手段は、RGBの色情報を検出する機能を有し、前記光量補正手段は、前記RGBの色情報のそれぞれの光量を補正する機能を有し、前記位置情報検出手段が、前記RGBの色情報が隣接又は近接して検出された場合に該RGBの色情報を一の前記照明機器として認識すると共に、前記光量補正手段は、前記一の照明機器における前記RGBのそれぞれの光量を平準化する補正を行うことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6の何れか一つに記載の構成に加え、前記撮像手段制御手段は、一の前記設置空間を撮像する複数の撮像手段に撮像を行わせ、前記解析手段は、前記撮像手段の撮像した三次元画像としての画像情報において、前記設置空間における前記照明機器の点灯状態を解析することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1又は7の何れか一つに記載の構成に加え、前記照明機器はLEDであることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、特定の設置空間に設置された照明機器の位置情報と、該照明機器の点灯制御を行うドライバにおける、個々の前記照明機器に対応づけられたアドレス及び/又はチャンネルチャンネルとのマッピングを行う照明機器マッピング方法であって、前記アドレス及び/又は前記チャンネルごとに前記ドライバを駆動させて前記アドレス及び/又は前記チャンネルに対応付けられた前記照明機器を点灯させるドライバ制御手順と、撮像手段に前記設置空間を撮像させる撮像手段制御手順と、該撮像手段制御手順において前記撮像手段によって撮像された画像情報において、前記設置空間における前記照明機器の点灯状態を解析する解析手順と、該解析手順において解析された前記設置空間における前記照明機器の位置情報を検出する位置情報検出手順と、該位置情報検出手順において検出された前記点灯した前記照明機器の前記位置情報と、前記ドライバの前記照明機器を点灯させた前記アドレス及び/又は前記チャンネルとのマッピングを行うマッピング手順とを備えたことを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、プログラムであって、コンピュータを請求項1乃至8の何れか一つに記載の照明機器マッピング装置として機能させることを特徴とする。
請求項1、及び請求項9に記載の発明によれば、アドレス及び/又はチャンネルごとにドライバを駆動させてチャンネルに対応付けられた照明機器を点灯させ、撮像手段に設置空間を撮像させ、撮像手段が撮像した画像情報において、設置空間における照明機器の点灯状態を解析し、設置空間における照明機器の位置情報を検出することにより、撮像した画像情報から、設置空間における点灯した照明機器の位置情報を自動的に検出することができる。また、点灯した照明機器の位置情報とこの照明機器を点灯させたアドレス及び/又はチャンネルとを自動的に対応付けすることで、両者のマッピングを自動的に行うことができる。そして、ドライバのハード設計者は、アドレス及び/又はチャンネルと設置空間上の照明機器の位置との対応情報を作成する必要がなくなる。また、ドライバのソフト設計者は、設置空間上の照明機器の点灯パターンを予め作成しておき、照明機器の実機が形成されたのちに、本発明を用いてマッピングデータを作るだけで、事前に作成した通りの点灯パターンで設置空間上の照明機器を点灯させることが可能になる。これにより、遊技機等の特定の設置空間に配置された照明機器と、照明機器の点灯制御を行うドライバのアドレス及び/又はチャンネルとのマッピングにおける作業者の労力を軽減させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、設置空間における照明機器が点灯していない状態の色情報が記憶された色情報記憶手段を備え、解析手段は、画像情報から色情報を減算することで点灯状態を解析することにより、解析の結果から、点灯している照明機器の位置を容易に認識することができる。これにより、点灯した照明機器の位置情報と、ドライバの照明機器を点灯させたアドレス及び/又はチャンネルとのマッピングを、一層容易に行うことができる。
請求項3に記載の発明によれば、位置情報検出手段は、画像情報の輝度情報を抽出し、抽出された輝度情報の解析を行い、画像情報における輝度分布の中心位置を照明機器の位置情報として検出することにより、点灯している照明機器の位置を高い精度で認識することができる。これにより、点灯した照明機器の位置情報と、ドライバの照明機器を点灯させたアドレス及び/又はチャンネルとのマッピングを、精度良く行うことができる。
請求項4に記載の発明によれば、近接又は隣接する複数の照明機器のグループを形成し、グループにおけるそれぞれの照明機器の光量、及び/又は、グループ同士の光量を平準化する補正を行うことにより、近接又は近接する複数の照明機器のグループ内、あるいはグループ同士で、照明機器を点灯させた際の光量の違いを解消する制御を行わせて、見栄えのよい点灯状態で点灯させることができる。また、請求項4に記載の発明によれば、光量補正手段において、位置情報検出手段によって抽出された光量の情報に基づいて、位置情報が検出された照明機器の光量を平準化する補正を行うことにより、個々の照明機器を点灯させた際の光量の違いを解消する制御を行わせて、見栄えのよい点灯状態で点灯させることができる。
請求項5に記載の発明によれば、複数の設置空間にそれぞれ配置された照明機器相互間の光量や、複数の設置空間にそれぞれ形成されたグループ同士の光量を平準化し、複数の設置空間の照明機器を点灯させた際の光量の違いを解消することが可能になる。
請求項6に記載の発明によれば、RGBそれぞれの発色を行う機器が隣接又は近接して構成された照明機器において、一の照明機器を構成する機器のそれぞれのRGBそれぞれの光量を調節することで、照明機器のホワイトバランスを取り、照明機器の発色が良好になるように制御することができる。
請求項7に記載の発明によれば、三次元画像に基づいて点灯状態の解析を行い、さらにマッピングを行うことができるので、設置空間において三次元方向に配置された照明機器について適切なマッピングを行うことができる。
請求項8に記載の発明によれば、LEDからなる照明機器が遊技機等の特定の設置空間に配置された際の、この照明機器と、照明機器の点灯制御を行うドライバのアドレス及び/又はチャンネルとのマッピングにおける作業者の労力を軽減させることができる。
請求項10に記載の発明によれば、本発明の照明機器マッピング装置をプログラムによって構成し、多様なハードウェア上で実現することができる。
この発明の実施の形態1に係る照明機器マッピング装置の全体構成を示す機能ブロック図である。 同上照明機器マッピング装置における、解析部の処理内容を示す概念図である。 同上照明機器マッピング装置における、位置情報検出部の処理内容を示す概念図である。 同上照明機器マッピング装置の処理手順を示すフローチャートである。 同上照明機器マッピング装置によって形成されたマッピングデータの概念図である。 この発明の実施の形態2に係る照明機器マッピング装置の全体構成を示す機能ブロック図である。 同上照明機器マッピング装置のグルーピング部の処理内容を示す概念図である。 同上照明機器マッピング装置の光量補正部の処理内容を示す概念図である。 同上照明機器マッピング装置の処理手順を示すフローチャートである。 同上照明機器マッピング装置によって形成される輝度バランスマップ及びホワイトバランスマップの概念図である。 この発明の実施の形態3に係る照明機器マッピング装置の全体構成を示す機能ブロック図である。
[発明の実施の形態1]
図1乃至図5にこの発明の実施の形態1を示す。
[構成]
図1は、この実施の形態1に係る照明機器マッピング装置の全体構成を示す機能ブロック図である。
同図に示す照明機器マッピング装置1Aは、特定の設置空間に設置されたn個(n≧1)の照明機器の位置情報と、照明機器の点灯制御を行うドライバにおける、個々の照明機器に対応づけられた、バス等のアドレス及びチャンネルとのマッピングを行う。
この実施の形態において、「特定の設置空間」は、少なくとも平面方向に広がりがあり複数の「照明機器」を設置可能な空間をいう。具体的には、「特定の設置空間」は、例えば図1に示すように遊技機20例えばパチンコ機であり、「照明機器」は、この遊技機20の遊技機本体21に設けられたn個(n≧1)のLED22,22,・・・22である。このLED22,22,・・・22は、R発光部、G発光部、B発光部を備えたフルカラーLEDである。但し、LED22,22,・・・22を単色のLEDとしてもよい。なお、「任意の設置空間」は、遊技機20以外の娯楽機器、例えばスロット機等であってもよいし、家庭用ゲーム機等であってもよい。また、「照明機器」は、LED22,22,・・・22以外の照明機器例えば白熱電球やネオン管等であってもよい。
また、この実施の形態におけるドライバ23は、PWM制御(PWM調光)や電流値の制御(電流調光)等の機構を備え、当該構成により、それぞれのLED22,22,・・・22のオンオフや光量を制御する。具体的には、ドライバ23は、外部のプログラム等がドライバ23の一部又は全部を制御する際の識別情報としてのm個(m≧1)のアドレス24,24,・・・24、出力系統としてのk個(k≧1)のチャンネル25,25,・・・25を有する。それぞれのアドレス例えばアドレス24や、それぞれのチャンネル例えばチャンネル25には、1のLED例えばLED22、又は複数のLED例えばLED22,22が対応付けられる。
なお、以下は説明の簡単のため、特に区別の必要がある場合を除き、LED22,22,・・・22、アドレス24,24,・・・24、チャンネル25,25,・・・25はLED22、アドレス24、チャンネル25と記載する。
図1に示す、この実施の形態における照明機器マッピング装置1Aは、LSI、マイクロコンピュータ等にプログラムやデータを入力するための機器であり、主としてパーソナルコンピュータ等の各種コンピュータとライタとから成り、遊技機20の遊技機本体21内部に配設されるLSI、マイクロコンピュータ等の制御装置32にプログラムやデータ等を入力するために用いられる。
照明機器マッピング装置1Aは、少なくとも1のCPU(図示せず)を備え、このCPUにおける命令やデータの処理によって照明機器マッピング装置1Aの動作が制御される。さらに、照明機器マッピング装置1Aは、CPUの処理における作業領域として機能するRAM(図示せず)、各種データ等が記憶されるROM、EEPROM、磁気ディスク(いずれも図示せず)等を備えている。なお、照明機器マッピング装置1Aは、CPU(図示せず)に替えてシーケンス制御のための各種構成を備え、当該構成の動作によって動作が制御されるものであってもよい。但し、照明機器マッピング装置1Aは、シーケンス制御等によって機能や処理が実現されるものであってもよい。
図1に示す通り、この実施の形態における照明機器マッピング装置1Aは、CPUにおける各種プログラム等の実行による機能手段として、「ドライバ制御手段」としてのドライバ制御部2と、「撮像手段制御手段」としてのカメラドライバ3と、「解析手段」としての解析部4と、「位置情報検出手段」としての位置情報検出部5と、「マッピング手段」としてのマッピング部6と、「色情報記憶手段」としての色情報記憶部7と、処理情報記憶部8とを備える。ただし、ドライバ制御部2、カメラドライバ3、解析部4、位置情報検出部5、マッピング部6、色情報記憶部7、処理情報記憶部8のうち少なくとも一部の構成は、ハードウェアロジックによって構成されていてもよい。
ドライバ制御部2は、任意のチャンネル25ごとにドライバ23を駆動させてチャンネル25に対応付けられた任意のLED22を点灯させる。
カメラドライバ3は、ネットワーク接続が可能なカメラ30に遠隔操作等による撮像を行わせる機能を有するドライバである。なお、このカメラ30は、CCD等の撮像素子を備え、LED22が設けられた遊技機20を撮像し、遊技機20の画像情報を形成する。
解析部4は、カメラドライバ3がカメラ30に撮像させた画像情報において、遊技機20におけるLED22の点灯状態を解析する。この、点灯状態の解析の具体的手順については後述する。
位置情報検出部5は、解析部4の解析した、遊技機20におけるLED22の位置情報を検出する。この、位置情報の検出の具体的手順については後述する。
マッピング部6は、位置情報検出部5の検出した、点灯したLED22の位置情報と、ドライバ23のLED22を点灯させたアドレス24及び/又はチャンネル25とのマッピングを行う。即ち、遊技機22上における、点灯したLED22の位置と点灯させたドライバ23のアドレス24及び/又はチャンネル25との関連づけを行う。なお、以下においては、アドレス24及びチャンネル25の双方がマッピングの対象となるものとして説明するが、マッピング部6は、アドレス24及びチャンネル25のうち何れか一方のみをマッピングの対象とするものであってもよい。
色情報記憶部7は、RAM、ROM、ハードディスク(いずれも図示せず)の一部の領域に形成されて、遊技機20におけるLED22が点灯していない状態の色情報が記憶される。
処理情報記憶部8は、RAM、ROM、ハードディスク(いずれも図示せず)の一部の領域に形成されて、マッピング部6において行われたマッピングの結果や、グルーピング部9において行われたグルーピングの結果等、照明機器マッピング装置1における処理の結果が記憶される。
[解析部4の処理内容]
図2は、解析部4の処理内容を示す概念図である。同図に示す通り、解析部4は、カメラ30の撮像した画像情報40(図2には、LED22,22,22,22が点灯した遊技機20の画像情報40を示す。この画像情報40において、LED22は白(R+G+B)、LED22は赤(R)、LED22は緑(G)、LED22は青(B)に点灯している。)から、色情報記憶部7に記憶された色情報41を減算することで点灯状態を解析する。この実施の形態1において、色情報41は、LED22,22,22,22が点灯していない遊技機20を撮像した画像のうち、R成分を抽出したR情報42と、G成分を抽出したG情報43と、B成分を抽出したB情報44とから成る。この、画像情報40から色情報41を減算することで得られる残存画像45には、点灯しているLED22の輝度情報や色情報が残る。また、画像情報40からR情報42、G情報43、B情報44を減算することで得られる差分画像46,47,48も、同様に、点灯しているLED22のR成分、G成分、B成分の輝度情報や色情報が残る。図2においては、残存画像45,46,47,48において、LED22、LED22、LED22、LED22の輝度情報が残存した状態を示している。
り、この残った輝度情報や色情報に基づいて、LED22の点灯位置の検出や点灯状態の確認を容易に行うことができる。
[位置情報検出部5の検出の具体的手順]
図3は、位置情報検出部5の処理内容を示す概念図である。同図に示す通り、位置情報検出部5は、画像情報、例えばここでは残存画像45の輝度情報を抽出し、抽出された輝度情報の解析を行う。そして、位置情報検出部5は、残存画像45における、輝度分布の中心位置をLED22の位置情報51として検出する。
この位置情報の検出にあたり、位置情報検出部5は、残存画像45上の位置を検出するための各種情報を形成する。具体的には、図3に示すように、残存画像45上に座標50を形成する。位置情報検出部5は、この座標50上のどの位置に、上述した輝度分布の中心位置が存在するかを検出することで、LED22の位置情報を検出する。例えば図3においては、残存画像45のLED22は、三角形の重心位置に位置情報51が形成され、この位置情報51が、座標50上の3行2列目に形成される。
[処理手順]
図4は、この実施の形態の照明機器マッピング装置1Aにおける処理手順を示すフローチャートである。以下、同図に基づいて処理手順を説明する。
まず、処理手順に先立ち、遊技機20に複数のLED22が設置された状態とし、これらのLED22は、それぞれドライバ23の各チャンネル25に接続された状態とする。
次に、照明機器マッピング装置1Aの使用者は、照明機器マッピング装置1Aをドライバ23に接続させ、また、カメラ30を遊技機20のLED22が設置された箇所が撮像できるように設置する。そして、使用者は、LED22が点灯していない状態で遊技機20を撮像し、撮像した画像情報を遊技機20の色情報41として色情報記憶部7に記憶させておく。
そして、この状態で、使用者が照明機器マッピング装置1Aの処理を開始させると、照明機器マッピング装置1Aのドライバ制御部2は、任意のアドレス24やチャンネル25ごとにドライバ23を駆動させてチャンネル25に対応付けられた任意のLED22を点灯させる(ステップS1、ドライバ制御手順)。このとき、ドライバ制御部2は、一のアドレス24や一のチャンネル25ごとにドライバ23を駆動させる。ただし、どのアドレス24やどのチャンネル25がどのLED22に対応しているかを認識できる場合は、ドライバ制御部2が複数のアドレス24や複数のチャンネル25ごとにドライバ23を駆動させる構成であってもよい。
ドライバ制御部2がドライバ23を駆動させて遊技機20に設置されたLED22が点灯されたら、カメラドライバ3はカメラ30に遊技機20を撮像させる(ステップS2、撮像手段制御手順)。カメラ30が撮像した画像情報40は、ネットワークを介して、カメラドライバ3に取り込まれる。
次に、解析部4は、カメラ30が撮像した画像情報40について、遊技機20におけるLED22の点灯状態を解析する(ステップS3、解析手順)。具体的には、上述した通り、解析部4は、カメラ30の撮像した画像情報40から、色情報記憶部7に記憶された色情報例えば色情報41を減算する処理を行う。これにより、画像情報40からは、図2に示す残存画像45が形成される。
次に、位置情報検出部5は、解析部4の解析により、残存画像45において、遊技機20におけるLED22の位置情報を検出する(ステップS4、位置情報検出手順)。具体的には、図3に示す通り、位置情報検出部5は、残存画像45における、LED22の輝度分布の中心位置を検出し、残存画像45上に座標50を形成して、この座標50上のどの位置に輝度分布の中心位置が存在するかを検出することで、LED22の位置情報51を検出する。なお、ステップS4の処理を既に行っている等により、既に残存画像45における座標50が形成されている場合には、位置情報検出部5は、新たに座標50を形成せず、既存の座標50を用いてLED22の位置情報51の検出を行ってもよい。
次に、マッピング部6は、ステップS4において検出された、点灯したLED22の位置情報51と、ドライバ23の、LED22を点灯させたチャンネル25とのマッピングを行う(ステップS5、マッピング手順)。マッピングの結果は、処理情報記憶部8に記憶される(ステップS6)。
ステップS1〜S6の手順の後、ドライバ23にまだ駆動させていないアドレス24やチャンネル25が存在する場合(ステップS7の“Yes”)、ドライバ制御部2はアドレス24やチャンネル25のIDをインクリメントし、駆動させていないアドレス24やチャンネル25を駆動させる。そしてステップS1〜S6の処理が繰り返される。
当該処理は、ドライバ制御部2が全てのアドレス24や全てのチャンネル25を駆動させるまで行われる(ステップS7の“No”)。当該処理が終了すると、処理情報記憶部8に記憶された情報に基づいて、図5に概念図を示す、遊技機20に設置されたそれぞれのLED22の位置情報と、特定のLED22を点灯させるドライバ23のチャンネル25との対応関係が記録された、マッピングデータ60が形成される(ステップS8)。
図5は、この実施の形態1において形成されたマッピングデータ60の模式図である。同図に示す通り、マッピングデータ60には、LED22のID番号、位置情報51が位置する座標50上の行情報及び列情報、ドライバ23のアドレス24の番号及びチャンネル25の番号が記録されている。
以上、この実施の形態1においては、アドレス24やチャンネル25ごとにドライバ23を駆動させてアドレス24やチャンネル25に対応付けられた任意のLED22を点灯させ、カメラ30に遊技機20を撮像させ、撮像された画像情報40において、遊技機20におけるLED22の点灯状態を解析し、遊技機20におけるLED22の位置情報を検出することにより、撮像した画像情報40から、遊技機20における、点灯したLED22の位置情報を自動的に検出することができる。また、点灯したLED22の位置情報とこのLED22を点灯させたチャンネル25とを自動的に対応付けすることで、両者のマッピングを自動的に行うことができる。
この実施の形態1の照明機器マッピング装置1を用いることで、ドライバ23のハード設計者は、アドレス24やチャンネル25と遊技機20上のLED101の位置との対応情報を作成する必要がなくなる。また、ドライバ23のソフト設計者は、遊技機20上のLED101の点灯パターンを予め作成しておき、遊技機20の実機が形成されたのちに、この実施の形態1の照明機器マッピング装置1を用いてマッピングデータ60を作るだけで、事前に作成した通りの点灯パターンで遊技機20上のLED101を点灯させることが可能になる。これにより、遊技機20等に配置されたLED22と、LED22の点灯制御を行うドライバ23のアドレス24やチャンネル25とのマッピングにおける作業者の労力を軽減させることができる。
この実施の形態1においては、遊技機20におけるLED22が点灯していない状態の色情報41が記憶された色情報記憶部7を備え、解析部4は、画像情報40から色情報41を減算することで点灯状態を解析することにより、解析の結果から、点灯しているLED22の位置を容易に認識することができる。これにより、点灯したLED22の位置情報と、ドライバ23のLED22を点灯させたアドレス24やチャンネル25とのマッピングを、一層容易に行うことができる。
この実施の形態1においては、位置情報検出部5は、画像情報40の輝度情報を抽出し、抽出された輝度情報の解析を行い、画像情報40における輝度分布の中心位置をLED22の位置情報として検出することにより、点灯しているLED22の位置を高い精度で認識することができる。これにより、点灯したLED22の位置情報と、ドライバ23のLED22を点灯させたアドレス24やチャンネル25とのマッピングを、精度良く行うことができる。
[発明の実施の形態2]
図6乃至図10に、この発明の実施の形態2を示す。
[構成]
図6は、この実施の形態2の照明機器マッピング装置1Bの全体構成を示す機能ブロック図である。同図に示す照明機器マッピング装置1Bは、実施の形態1の照明機器マッピング装置1Aの構成に加え、「グルーピング手段」としてのグルーピング部9と、「光量補正手段」としての光量補正部10とを備えている。
グルーピング部9は、位置情報検出部5によって抽出された輝度情報に基づいて、位置情報が検出された、近接又は隣接する複数のLED22のグループを形成する(以下、このLED22のグループを形成することを「グルーピング」と称する。本明細書において同じ。)。
光量補正部10は、位置情報検出部5によって抽出された輝度情報に基づいて、位置情報が検出されたLED22の光量を平準化する補正を行う。なお、ここでいう「光量」には、LED22の発する光に含まれる輝度の情報と、RGBの光量の情報とが含まれる。そして、光量補正部10は、LED22の発する光に含まれる輝度と、RGBそれぞれの光量とを平準化する補正を行う機能を有する。
処理情報記憶部8には、マッピング部6において行われたマッピングの結果に加え、グルーピング部9によるグルーピングの結果や、光量補正部10による補正の結果が記憶される。それ以外の構成は実施の形態1と同じである。
[グルーピング部9の処理内容]
図7は、グルーピング部9の処理内容を示す概念図である。例えば、図7の(a)に示すように、遊技機20上に、LED22,22,22,22,22,22,22,22,22が存在する場合を考える。このとき、グルーピング部9は、LED22相互間の距離を計測し、予め設定されて記憶された所定の長さよりも相互間の距離が短い複数のLED22をグループ化する。図7の(a)においては、グルーピング部9は、近接するLED22,22,22からなる第一グループ71、近接するLED22,22,22からなる第二グループ72、近接するLED22,22,22からなる第三グループ73を形成する。
また、グルーピング部9は、複数の遊技機20にそれぞれ設けられたLED22をグループ化することもできる。例えば、グルーピング部9は、図7の(b)に示すように、遊技機20に設けられたLED2211,2212,2213,を第一グループ74、遊技機20に設けられたLED2214,2215,2216を第二グループ75、遊技機20に設けられたLED2217,2218,2219を第三グループ76として形成することもできる。
[光量補正部10の処理内容(1)]
図8は、光量補正部10の処理内容を示す概念図である。例えば、図8の(a)に示すように、第一グループ71を構成するLED22,22,22の最大輝度が、それぞれ100,90,80と相違する場合を考える。この場合、光量補正部10は、LED22,22,22の輝度を平準化させるための補正を行う。ここでは、全てのLED22,22,22の輝度を、最大輝度が最も低いものの値に合わせるため、第一グループ71内のそれぞれのLED22,22,22の補正値を算出し、輝度を補正する。具体的には、LED22の輝度を最大値の80/100に、LED22の輝度を最大値の90/100に、LED22の輝度を最大値のままとする補正を行う。これにより、第一グループ71を構成するLED22,22,22の輝度が平準化する。
なお、光量補正部10は、同様に、第一グループ71、第二グループ72、第三グループ73相互間の輝度が異なる場合、第一〜第三グループ71〜73相互間の輝度を平準化させる補正を行うこともできる。
なお、光量補正部10は、図7の(b)に示す、遊技機20に設けられた第一グループ74のLED2211,2212,2213の輝度を平準化させる補正、遊技機20に設けられた第二グループ75のLED2214,2215,2216の輝度を平準化させる補正、遊技機20に設けられた第三グループ76のLED2217,2218,2219の輝度を平準化させる補正を行うこともできる。また、光量補正部10は、第一グループ74、第二グループ75、第三グループ76相互間の輝度を平準化させる補正を行うこともできる。
[光量補正部10の処理内容(2)]
例えば、図8の(b)に示すように、LED22がR発光部81、G発光部82、B発光部83を有し、RGBの3原色をそれぞれ発光するカラーLEDである場合を考える。ここで、位置情報検出部5において、RGBの色情報が隣接又は近接して検出された場合には、位置情報検出部5は、それらのRGBの色情報を一のLED22として認識する。そして、一のLED22として認識されたものにおいて、RGBの光量がそれぞれ異なる場合には、光量補正部10は、一のLED22におけるRGBのそれぞれの光量を平準化してホワイトバランスをとる補正を行う。ここでは、ここでは、LED22に含まれるR発光部81、G発光部82、B発光部83の光量を、最大輝度が最も低いものの値に合わせるため、LED22に含まれるR発光部81、G発光部82、B発光部83のそれぞれの補正値を算出し、光量を補正する。具体的には、例えば一のLED22のR発光部81によるRの光量の最大値が100、G発光部82によるGの光量の最大値が90、B発光部83によるBの光量の最大値が80の場合、光量補正部10は、Rの光量を最大値の80/100、Gの光量を最大値の90/100、Bの光量を最大値のままとする補正を行う。
光量補正部10は、この補正を、図7の(a)及び(b)に示す第一〜第三グループ71〜76内のLED22〜22,2211〜2219について行うことや、第一〜第三グループ71〜76相互間で行うこともできる。
[処理手順]
図9は、この実施の形態2の照明機器マッピング装置1Bの処理手順を示すフローチャートである。以下、同図に基づいて処理手順を説明する。
照明機器マッピング装置1Bは、実施の形態1におけるステップS1〜S8の処理と並行して、あるいは当該処理の終了後に以下の処理を行う。
まず、グルーピング部9は、近接又は隣接するLED22のグルーピングを行う(ステップS11)。これにより、図7の(a)や図7の(b)に示すように第一〜第三グループ71〜73や、第一〜第三グループ74〜76が形成される。
次に、光量補正部10は、第一〜第三グループ71〜73や、第一〜第三グループ74〜76において、グループ内のLED22の輝度を平準化させる補正を行う(ステップS12)。なお、光量補正部10は、第一〜第三グループ71〜57相互間や、第一〜第三グループ74〜76の輝度を平準化させる補正を併せて行ってもよい。
次に、光量補正部10は、それぞれのLED22のホワイトバランスをとる補正を行う(ステップS13)。
ステップS12,S13の処理は、第一〜第三グループ71〜73や、第一〜第三グループ74〜76の全ての処理が終了するまで行われる(ステップS14の“No”)。第一〜第三グループ71〜73や、第一〜第三グループ74〜76の全てについてステップS12,S13の処理が終了したら(ステップS14の“Yes”)、それぞれのLED22の最大輝度や、それぞれのLED22を構成するR発光部81、G発光部82、B発光部83の光量の最大値や、光量補正部10の算出した値とに基づいて、図10に概念図を示す輝度バランスマップ91やホワイトバランスマップ92が形成される(ステップS15)。
以上により手順は終了する。なお、ステップS12,S13のうち何れか一方のみが行われる手順であってもよい。
以上示したように、この実施の形態2においては、近接又は隣接する複数のLED22の第一〜第三グループ71〜73や、第一〜第三グループ74〜76を形成し、第一〜第三グループ71〜73や、第一〜第三グループ74〜76におけるそれぞれのLED22の光量、及び/又は、第一〜第三グループ71〜73や、第一〜第三グループ74〜76同士の光量を平準化する補正を行うことにより、近接又は近接する複数のLED22のグループ内、あるいはグループ同士で、LED22を点灯させた際の光量の違いを解消する制御を行わせて、見栄えのよい点灯状態で点灯させることができる。また、この実施の形態2においては、光量補正部10において、位置情報検出部5によって抽出された光量の情報に基づいて、位置情報が検出されたLED22の光量を平準化する補正を行うことにより、個々のLED22を点灯させた際の光量の違いを解消する制御を行わせて、見栄えのよい点灯状態で点灯させることができる。
この実施の形態2においては、複数の遊技機にそれぞれ配置されたLEDのグループ、例えば遊技機20の第一グループ74のLED2211,2212,2213、遊技機20の第二グループ75のLED2214,2215,2216、遊技機20の第三グループ76のLED2217,2218,2219相互間の光量や、それら第一グループ74、第二グループ75,第三グループ76同士の光量を平準化し、複数の遊技機例えば遊技機20〜20のLED2211〜2219を点灯させた際の光量の違いを解消することが可能になる。
この実施の形態2においては、RGBそれぞれの発色を行う機器が隣接又は近接して構成されたLED22において、一のLED22を構成する機器のそれぞれのRGBそれぞれの光量を調節することで、LED22のホワイトバランスを取り、LED22の発色が良好になるように制御することができる。
[発明の実施の形態3]
図11に、この発明の実施の形態3を示す。
図11は、この実施の形態3の照明機器マッピング装置1Cの全体構成を示す機能ブロック図である。同図に示す通り、この照明機器マッピング装置1Cは、複数例えばj台(j>1)のカメラ30,30・・・30を有する。そして、カメラドライバ3は、これらのカメラ30,30・・・30に撮像させ、解析部4において、それぞれのカメラ30,30・・・30が撮像した画像情報40に基づいて三次元画像が形成され、解析部4、位置情報検出部5、マッピング部6は、この三次元画像に基づいて処理を行う点が実施の形態1と相違する。なお、照明機器マッピング装置1Cは、実施の形態2の照明機器マッピング装置1Bと同様に、グルーピング部9、光量補正部10、バランスマップ作成部11を備えていてもよい。
この実施の形態3においては、三次元方向に設置されたLED101について、適切なマッピングデータを作成することができる。
上記各実施の形態は本発明の例示であり、本発明が上記各実施の形態のみに限定されることを意味するものではないことは、いうまでもない。
1A,1B,1C・・・照明機器マッピング装置
2・・・ドライバ制御部(ドライバ制御手段)
3・・・カメラドライバ(撮像手段制御手段)
4・・・解析部(解析手段)
5・・・位置情報検出部(位置情報検出手段)
6・・・マッピング部(マッピング手段)
7・・・色情報記憶部(色情報記憶手段)
8・・・処理情報記憶部(処理情報記憶手段)
9・・・グルーピング部(グルーピング手段)
10・・・光量補正部(光量補正手段)
20・・・遊技機(設置空間)
22,22,22,22,22,22,22,22,22,22,2211,2212,2213,2214,2215,2216,2217,2218,2219,20・・LED(照明機器)
23・・・ドライバ
24,24,24,・・・24・・・アドレス
25,25,25,・・・25・・・チャンネル
30,311,312,・・・31・・・カメラ(撮像手段)
40・・・画像情報
41・・・色情報
50・・・座標
51・・・位置情報
71,74・・・第一グループ(グループ)
72,75・・・第二グループ(グループ)
73,76・・・第三グループ(グループ)

Claims (10)

  1. 特定の設置空間に設置された照明機器の位置情報と、該照明機器の点灯制御を行うドライバにおける、個々の前記照明機器に対応づけられたアドレス及び/又はチャンネルとのマッピングを行う照明機器マッピング装置であって、
    前記アドレス及び/又は前記チャンネルごとに前記ドライバを駆動させて前記アドレス及び/又は前記チャンネルに対応付けられた前記照明機器を点灯させるドライバ制御手段と、
    撮像手段に前記設置空間を撮像させる撮像手段制御手段と、
    該撮像手段制御手段の制御によって前記撮像手段の撮像した画像情報において、前記設置空間における前記照明機器の点灯状態を解析する解析手段と、
    該解析手段の解析した前記設置空間における前記照明機器の位置情報を検出する位置情報検出手段と、
    該位置情報検出手段の検出した前記点灯した前記照明機器の前記位置情報と、前記ドライバの前記照明機器を点灯させた前記アドレス及び/又は前記チャンネルとのマッピングを行うマッピング手段とを備えたことを特徴とする照明機器マッピング装置。
  2. 前記設置空間における前記照明機器が点灯していない状態の色情報が記憶された色情報記憶手段を備え、
    前記解析手段は、前記画像情報から前記色情報を減算することで前記点灯状態を解析することを特徴とする請求項1に記載の照明機器マッピング装置。
  3. 前記位置情報検出手段は、前記画像情報の輝度情報を抽出し、該抽出された輝度情報の解析を行い、前記画像情報における輝度分布の中心位置を前記照明機器の位置情報として検出することを特徴とする請求項1又は2に記載の照明機器マッピング装置。
  4. 前記位置情報検出手段によって抽出された前記輝度情報に基づいて、前記位置情報が検出された、近接又は隣接する複数の前記照明機器のグループを形成するグルーピング手段と、
    前記位置情報検出手段によって抽出された前記輝度情報に基づいて、前記位置情報が検出された前記照明機器の光量を平準化する補正を行う光量補正手段とを備え、
    前記光量補正手段は、前記グループにおけるそれぞれの前記照明機器の光量、及び/又は、前記グループ同士の光量を平準化する補正を行うことを特徴とする請求項3に記載の照明機器マッピング装置。
  5. 前記グルーピング手段は、複数の前記設置空間にそれぞれ設置された前記照明機器同士のグループ化を行い、
    前記光量補正手段は、前記複数の前記設置空間にそれぞれ形成された前記グループにおけるそれぞれの前記照明機器の光量、及び/又は、前記グループ同士の光量を平準化する補正を行うことを特徴とする請求項4に記載の照明機器マッピング装置。
  6. 前記位置情報検出手段は、RGBの色情報を検出する機能を有し、
    前記光量補正手段は、前記RGBの色情報のそれぞれの光量を補正する機能を有し、
    前記位置情報検出手段が、前記RGBの色情報が隣接又は近接して検出された場合に該RGBの色情報を一の前記照明機器として認識すると共に、
    前記光量補正手段は、前記一の照明機器における前記RGBのそれぞれの光量を平準化する補正を行うことを特徴とする請求項4又は5に記載の照明機器マッピング装置。
  7. 前記撮像手段制御手段は、一の前記設置空間を撮像する複数の撮像手段に撮像を行わせ、前記解析手段は、前記撮像手段の撮像した三次元画像としての画像情報において、前記設置空間における前記照明機器の点灯状態を解析することを特徴とする請求項1乃至6の何れか一つに記載の照明機器マッピング装置。
  8. 前記照明機器はLEDであることを特徴とする請求項1乃至7の何れか一つに記載の照明機器マッピング装置。
  9. 特定の設置空間に設置された照明機器の位置情報と、該照明機器の点灯制御を行うドライバにおける、個々の前記照明機器に対応づけられたアドレス及び/又はチャンネルとのマッピングを行う照明機器マッピング方法であって、
    前記アドレス及び/又は前記チャンネルごとに前記ドライバを駆動させて前記アドレス及び/又は前記チャンネルに対応付けられた前記照明機器を点灯させるドライバ制御手順と、
    撮像手段に前記設置空間を撮像させる撮像手段制御手順と、
    該撮像手段制御手順において前記撮像手段によって撮像された画像情報において、前記設置空間における前記照明機器の点灯状態を解析する解析手順と、
    該解析手順において解析された前記設置空間における前記照明機器の位置情報を検出する位置情報検出手順と、
    該位置情報検出手順において検出された前記点灯した前記照明機器の前記位置情報と、前記ドライバの前記照明機器を点灯させた前記アドレス及び/又は前記チャンネルとのマッピングを行うマッピング手順とを備えたことを特徴とする照明機器マッピング方法。
  10. コンピュータを請求項1乃至8の何れか一つに記載の照明機器マッピング装置として機能させることを特徴とするプログラム。
JP2013069007A 2013-03-28 2013-03-28 照明機器マッピング装置、及び照明機器マッピング方法、及びプログラム Active JP5382831B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013069007A JP5382831B1 (ja) 2013-03-28 2013-03-28 照明機器マッピング装置、及び照明機器マッピング方法、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013069007A JP5382831B1 (ja) 2013-03-28 2013-03-28 照明機器マッピング装置、及び照明機器マッピング方法、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5382831B1 true JP5382831B1 (ja) 2014-01-08
JP2014188319A JP2014188319A (ja) 2014-10-06

Family

ID=50036570

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013069007A Active JP5382831B1 (ja) 2013-03-28 2013-03-28 照明機器マッピング装置、及び照明機器マッピング方法、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5382831B1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018174949A (ja) * 2017-04-03 2018-11-15 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 発光態様設定装置、及び遊技機
JP6853720B2 (ja) * 2017-04-03 2021-03-31 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 発光態様設定装置
JP6853719B2 (ja) * 2017-04-03 2021-03-31 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 発光態様設定装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003152812A (ja) * 2001-11-19 2003-05-23 Mitsubishi Electric Corp ゲートウェイ装置とゲートウェイ設定ツール
JP2012190299A (ja) * 2011-03-11 2012-10-04 Sony Corp 画像処理装置および方法、並びにプログラム
JP2012238317A (ja) * 2006-11-08 2012-12-06 Apple Inc 画像の照明検出

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003152812A (ja) * 2001-11-19 2003-05-23 Mitsubishi Electric Corp ゲートウェイ装置とゲートウェイ設定ツール
JP2012238317A (ja) * 2006-11-08 2012-12-06 Apple Inc 画像の照明検出
JP2012190299A (ja) * 2011-03-11 2012-10-04 Sony Corp 画像処理装置および方法、並びにプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014188319A (ja) 2014-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101979345B1 (ko) 공연 연출을 수행하는 마스터 시스템 및 방법
TWI644301B (zh) 顯示裝置及用於驅動其之方法
US20100244745A1 (en) Light management system with automatic identification of light effects available for a home entertainment system
JP3995016B2 (ja) 仮想3次元照明シーンを作成するためのシミュレーション方法、およびプログラム、システム
JP4692680B1 (ja) 遊技機用照明状態プレビューシステム、遊技機
US9820364B2 (en) Commissioning system for a lighting system
JP5382831B1 (ja) 照明機器マッピング装置、及び照明機器マッピング方法、及びプログラム
JP6162175B2 (ja) 遊技機
JP2018096716A (ja) 情報処理装置および情報処理方法
JP6783518B2 (ja) 遊技機
CN113012096B (zh) 显示屏子像素定位及亮度提取方法、设备以及存储介质
KR102074976B1 (ko) 공연 연출 제어 시스템
JP6377652B2 (ja) 遊技機
CN104539922B (zh) 投影融合暗场处理方法及装置
US10726797B2 (en) Techniques for updating light-emitting diodes in synchrony with liquid-crystal display pixel refresh
KR102291686B1 (ko) 공연 연출 제어 시스템
JP6783517B2 (ja) 遊技機
JP2017000603A (ja) 遊技機
KR101893823B1 (ko) 기판 검사장치 및 이를 이용한 기판의 왜곡 보상 방법
JP6862171B2 (ja) 遊技機
JP5140507B2 (ja) 遊技機及び遊技機用確認システム
JP6152034B2 (ja) ラベリング方法、ラベリング装置および欠陥検査装置
JP6606131B2 (ja) 遊技機
EP4300285A1 (en) Display apparatus and control method thereof
KR102410046B1 (ko) 공연 연출 제어 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130926

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5382831

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250