JP3711133B2 - 付け毛用毛束ユニット及びその毛束固着方法 - Google Patents

付け毛用毛束ユニット及びその毛束固着方法 Download PDF

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Description

本発明は、増毛用の毛束の装着の容易な付け毛用毛束ユニット及びその毛束の固着方法に関する。
従来、自毛が比較的薄くなりかけている人が、あたかも豊富な自毛があるように見せるために自毛に取り付ける増毛材として、人毛、人工毛又はこれらの混交毛からなる毛束がある。また、このような毛束は、増毛材としだけでなく、部分染めの代わりに自毛の色とは異なる色の毛束を自毛の任意の箇所に取り付けておしゃれに用いる場合もある。
この場合、自毛への毛束の取り付けを出来るだけ迅速に行うことができるように、その取り付け方法として自毛と毛束との種々の結び方が提案がなされている。(例えば、特許文献1及び2参照。)
上記の特許文献1及び2の技術は、いずれも自毛と毛束との特殊な結び方、つまり特殊な結び目の形状を構成するものであるが、このように特殊な結び目の形状で自毛と毛束を固定するのではなく、熱収縮チューブによって自毛と毛束を固定する方法も提案されている。(例えば、特許文献3及び4参照。)
特開2002−020922号公報([要約]、図1) 特開平07−173704号公報(段落[0011]〜[0013]、[0017]〜[0020]、図1、図6、図8) 特開2003−247114号公報([要約]、図1〜図3) 特開2004−003107号公報([要約]、図3、図4)
ところで、上記の特許文献1又は2に見られる自毛と毛束との特殊な結び目の形状で自毛と毛束を固定する方法は、極めて高度の手法を要するもので、誰でも出来るという簡単な方法ではない。また、そのような特殊な結び目を形成するために更に特別な道具を必要とするに至っては益々簡単な方法というわけにはいかない。
それに比較して上記の特許文献3又は4に見られる熱収縮性のチューブを用いる方法は自毛と毛束とで特殊な結び方をする必要がないので、より簡単な方法に思われるが、特許文献3及び4は、いずれも単体の熱収縮性のチューブをそのまま用いているだけで、この熱収縮性のチューブに自毛と毛束の両方を挿通するために極めて特殊な手法を用いており、方法が面倒である点においては特許文献1又は2の技術と大差がない。
本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、増毛用の毛束の装着が容易な付け毛用毛束ユニット及びその毛束の固着方法を提供することである。
先ず、第1の発明の付け毛用毛束ユニットは、人毛、人工毛又はこれらの混交毛から成る毛束と、該毛束の根元において長さ方向に所定の範囲で毛束に塗布された水溶性糊剤と、該水溶性糊剤の塗布範囲全長に一端を剥離可能に接着され、接着部分に続く部分で所定の大きさの輪を形成し、該輪に続く残る他端を上記接着されている一端に添い付けて上記毛束の先方向に引き出されて配置された紐部材と、上記毛束の根元と上記紐部材の接着部と引き出し部とを合わせた全体の径よりも大きな内径を有し、該内径の内壁の一部によって上記毛束の根元に接着し、上記水溶性糊剤の塗布範囲と上記接着された紐部材の一端と該紐部材の他端の添い付け部とからなる部分の上約半分を被うように配置された熱収縮性チューブと、から構成される。
上記熱収縮性チューブは、例えば、上記内径の内壁の全面に熱溶融性の接着剤を塗布されて構成されていることが好ましい。
次に、第2の発明の付け毛用毛束ユニットの毛束固着方法は、人毛、人工毛又はこれらの混交毛から成る毛束と、該毛束の根元において長さ方向に所定の範囲で毛束に塗布された水溶性糊剤と、該水溶性糊剤の塗布範囲全長に一端を剥離可能に接着され、接着部分に続く部分で所定の大きさの輪を形成し、該輪に続く残る他端を上記接着されている一端に添い付けて上記毛束の先方向に引き出されて配置された紐部材と、上記毛束の根元と上記紐部材の接着部と引き出し部とを合わせた全体の径よりも大きな内径を有し、該内径の内壁の一部によって上記毛束の根元に接着し、上記水溶性糊剤の塗布範囲と上記接着された紐部材の一端と該紐部材の他端の添い付け部とからなる部分の上約半分を被うように配置された熱収縮性チューブと、から成る付け毛用毛束ユニットを用い、該毛用毛束ユニットの上記輪の中に任意本数の自毛を挿通し、上記輪に続く残る他端の上記熱収縮性チューブの上記輪の反対側に引き出されている部分を引くことにより上記輪の中に挿通された上記自毛を上記輪と共に引き出すと共に上記紐部材の一端を接着部から剥離し、上記自毛と上記毛束とを揃えて内包する上記熱収縮性チューブを挟み鏝で挟持して押圧して上記熱収縮性チューブに熱と圧力を加え、上記熱収縮性チューブの非可逆的熱収縮力によって上記自毛と上記毛束とを固定する、ように構成される。
この方法において、例えば、上記熱収縮性チューブは、上記内径の内壁の全面に熱溶融性の接着剤を塗布されており、上記挟み鏝で挟持され押圧されて熱と圧力を加えられることにより、非可逆的に熱収縮すると共に上記熱溶融性の接着剤を溶融させて、その凝固により上記自毛と上記毛束との固着を助成させるようにしても良い。
本発明によれば、単に熱収縮性チューブを単体で使用するのではなく、予め毛束の根元に熱収縮性チューブを接着して配置すると共に、自毛を引き込む輪を有する紐部材を、自毛を引き込んだ後には直ちに剥離できるように毛束の根元に取り付けるので、自毛と毛束を揃えて熱収縮性チューブに挿通することが容易に出来、これにより、増毛用の毛束の装着が容易な付け毛用毛束ユニット及びその毛束の固着方法を提供することが可能となる。
また、熱収縮性チューブの内壁に予め熱溶融性の接着剤を塗布しておくこともでき、この場合は、チューブの熱収縮だけでなく熱溶融性の接着剤の溶融と凝固により、より強力に自毛と毛束を固着させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、第1の実施の形態としての付け毛用毛束ユニットの構成を示す図である。同図に示すように付け毛用毛束ユニット1は、人毛、人工毛又はこれらの混交毛から成る毛束2と、この毛束の根元において長さ方向に所定の範囲3で毛束2に塗布された水溶性の糊剤4と(塗布された糊剤であるので図では定かには見えない)、この糊剤4の塗布範囲3の全長にわたって一端5aを剥離可能に接着され、この接着部分に続く部分で所定の大きさの輪5bを形成し、この輪5bに続く残る他端5cを接着されている一端5aに添い付けて毛束2の先方向に引き出されて配置された紐部材5と、を備えている。
そして、更に、毛束2の根元と紐部材5の接着部と引き出し部とを合わせた全体の径よりも大きな内径を有し、この内径の内壁の一部によって毛束2の根元に接着し、糊剤4の塗布範囲3と接着された紐部材5の一端5aと他端5cの添い付け部とからなる部分の上約半分を被うように配置された熱収縮性チューブを備えている。
上記の人工毛2は、例えばナイロン等の先染め又は後染めの合成繊維フィラメントを用いることができる。また、糊剤4は、例えばポリビニールアルコールのような、水溶性エマルジョンが形成しやすく、固化しやすく且つ水に溶け易い素材を用いるのが好ましい。これは、後述するように、自毛と毛束2を固着させたのち、熱収縮性チューブ6の下方に残る糊剤4を、水で容易に洗い落とすことが出来るようにするためである。
また、紐部材5は、自毛を2つ折りにして熱収縮性チューブ6内に引き込み、更に熱収縮性チューブ6の下方に引き出すに足るだけの強力を有するものであれば何でもよい。また、この紐部材5で熱収縮性チューブ6の上方に形成する輪5bの径aは、おおよそ40mm程度の大きさであれば十分に自毛を輪5b内に導き入れることが出来る。もっとも、輪5bの径aは、40mmに限るものではなく、これよりも大きくても又は小さくても良いことは言うまでもない。
また、熱収縮性チューブ6は、その内径の内壁の全面に熱溶融性の接着剤を塗布されて構成されるようにしても良い。こうすると、後述するように、自毛と毛束2を固着させたとき、熱収縮性チューブ6の熱収縮だけでなく、熱溶融性の接着剤の溶融と凝固により、より強力に自毛と毛束2を固着させることができる。
図2A,図2B及び図3A,図3Bは、上記の付け毛用毛束ユニット1を製作する工程を示す図である。図2Aに示すように、先ず、人毛、人工毛又はこれらの混交毛から成る毛束2を用意する。この毛束2の全長bは、およそ30cm程度が良いが、勿論30cmよりも長くても短くても良い。
次に、この毛束2の根元、つまり図2Aでは上端部に、長さcの範囲(図1の塗布範囲3と同じ)で水溶性の糊剤4を塗布する。この糊剤4の塗布の方法は、刷毛等で塗布してもよいが、毛束2を逆にして、糊剤4を満たした槽中に毛束2の根元を浸漬させて引き上げる方法でもよい。この糊剤4を塗布する範囲の長さcは、およそ12mm程度が好ましいが、勿論12mmよりも長くても短くても良い。
ここで、予め用意した長さdの熱収縮性チューブ6を、上記糊剤4が塗布されている部分の上部に外嵌させて、熱収縮性チューブ6の内壁の一部を毛束2の根元に接着させる。熱収縮性チューブ6の長さdは、およそ7mm程度であることが好ましいが、この場合も7mmよりも長くても短くても良いことは言うまでもない。
また、このとき、図2Bに示すように、熱収縮性チューブ6の下方に、糊剤4の塗布部分が長さe程度露出して残るようにする。この露出部分の長さeは、糊剤4の塗布部分の長さcから熱収縮性チューブ6の長さdを差し引いた長さであり、処理作業の誤差を含めておよそ6〜7mm程度である。勿論、糊剤4の塗布部分が長さcや熱収縮性チューブ6の長さdの変動によって、糊剤4の塗布部分の露出する長さeも変動する。
この後、図2Bに示すように、熱収縮性チューブ6の内部において、糊剤4の塗布部分が長さc、つまり糊剤4の塗布範囲3の全長にわたって、紐部材5の一端5aを接着する。糊剤4は前述したように、ポリビニールアルコールのような弱い接着性の素材からなり、接着された紐部材5の一端5aは強く引くことにより容易に毛束2から剥離可能である。
ここで用いられる紐部材5の全長fは、35cm程度の長さでよいが、この場合も35mmよりも長くても短くても良いことは言うまでもない。
続いて、紐部材5の上記の接着部分に続く部分で所定の大きさの輪5bを形成しながら、この輪5bに続く残る他端5cを熱収縮性チューブ6内に図3Aの矢印gで示すように挿通する。そして、この挿通した他端5cを、図3Bに示すように、上記接着されている一端5aに添い付けて毛束2の先方向に引き出さして配置する。これにより、図1に示した付け毛用毛束ユニット1が完成する。
図4A,図4B,図4C及び図5A,図5B,図5Cは、第2の実施の形態としての付け毛用毛束ユニットの自毛への毛束固着方法を示す図である。図4Aに示すように、先ず、取り付け技師(又は付け毛用毛束ユニット1を装着する本人、以下同様)は、付け毛用毛束ユニット1の紐部材5で形成されている輪5bの中に、自毛7の先端部を引き入れる。輪5bは上述したように、その径がおよそ40mmの大きさに形成されているので、輪5bの中への自毛7の引き入れは容易である。
この後、熱収縮性チューブ6よりも下方に引き出されている紐部材5の他端5cを、図4Aの矢印hで示すように下方に引っ張る。その他端5cを、引き続き図4Bの矢印jで示すように下方に引くことにより、図4Bに示すように、輪5bが小さくなりながら自毛7を2つ折りにして、その2つ折りにした自毛7を、図4Bの矢印iで示すように熱収縮性チューブ6内に引き込んでいく。
そして、最後には、図4Cに示すように、完全に熱収縮性チューブ6から下方に引き出された紐部材5の輪5bを形成していた部分が伸びきって、自毛7の先端が熱収縮性チューブ6の下方に引き出されると共に、紐部材5の一端5aが糊剤4との接着部分から剥離して、捨て去られる。これにより、熱収縮性チューブ6内で、付け毛用毛束ユニット1の毛束2の根元部分と自毛7の適宜の取り付け部分とが揃って配置される。
この作業では、図5Aに示すように、予め挟み鏝8が用意される。挟み鏝8は、電源コード9が根元に付いたハンドル部11と、このハンドル部11の先端から延び出して配置された2本のアーム12と、これらのアーム12の先端にそれぞれ配設された鏝部13を備えている。また、ハンドル部11の側面には、後端部近傍に電源スイッチ14が設けられ、先端部近傍にはアーム開閉スイッチ15が設けられている。
取り付け技師は、予め挟み鏝8の電源コード9の先端にある図外のプラグを室内の適宜の商用電源のコンセントに差込み、電源スイッチ14を入れてアーム12先端部の鏝部13を加熱してある。
そして、上述したように、内部に毛束2の根元部分と自毛7の適宜の毛束取り付け部分とが揃って配置された熱収縮性チューブ6を片手で支えた後、上記挟み鏝8を取り上げ、ハンドル部11の側面先端近傍にあるアーム開閉スイッチ15を開閉操作して、図5Bに示すように、挟み鏝8の加熱されている鏝部13で熱収縮性チューブ6を両側から挟み込む。これにより、熱収縮性チューブ6が収縮して毛束2の根元部分が自毛7の毛束取り付け部分に強固に固着される。
尚、熱収縮性チューブ6として、その内径壁面に予め熱溶融性接着剤を塗布してあるものを用いるのが好ましい。そうすると、上記熱による熱収縮性チューブ6が収縮と共に、熱溶融性接着剤が溶融し、その溶融した接着剤が毛束2の根元部分及び自毛7の毛束取り付け部分に浸透して凝固するので、毛束2の根元部分と自毛7の毛束取り付け部分とが、より強固に固着されるようになる。
また、このように自毛7に毛束2を取り付け後において、熱収縮性チューブ6の下方に図3Aに示したように長さeで露出している糊剤4の塗布部分は、上記の熱処理の影響を受けて白く変質する場合もあるが、元来この糊剤4は、紐部材5の一端5aと熱収縮性チューブ6を毛束2の根元に仮接着させておくだけの用途であり、また、前述したように水溶性の糊剤エマルジョンを乾燥固化させただけのものであるので、毛髪の水洗により洗い流して容易に除去することができるので、全く支障はない。
尚、上記実施の形態では、毛束2を増毛用(つまり自毛と同色)の毛束として説明したが、これに限ることなく、おしゃれ用として自毛とは異なる色の毛束から成る付け毛用毛束ユニットにより、自毛を部分染めする代わりに用いてもよい。
第1の実施の形態としての付け毛用毛束ユニットの構成を示す図である。 付け毛用毛束ユニットを製作する工程を示す図(その1)である。 付け毛用毛束ユニットを製作する工程を示す図(その2)である。 付け毛用毛束ユニットを製作する工程を示す図(その3)である。 付け毛用毛束ユニットを製作する工程を示す図(その4)である。 第2の実施の形態としての付け毛用毛束ユニットの自毛への毛束固着方法を示す図(その1)である。 第2の実施の形態としての付け毛用毛束ユニットの自毛への毛束固着方法を示す図(その2)である。 第2の実施の形態としての付け毛用毛束ユニットの自毛への毛束固着方法を示す図(その3)である。 第2の実施の形態としての付け毛用毛束ユニットの自毛への毛束固着方法を示す図(その4)である。 第2の実施の形態としての付け毛用毛束ユニットの自毛への毛束固着方法を示す図(その5)である。 第2の実施の形態としての付け毛用毛束ユニットの自毛への毛束固着方法を示す図(その6)である。
符号の説明
1 付け毛用毛束ユニット
2 毛束
3 塗布範囲
4 糊剤
5 紐部材
5a 一端
5b 輪
5c 他端
6 熱収縮性チューブ
a 輪の径
b 毛束の全長
c 糊剤の塗布範囲の長さ
d 熱収縮性チューブの長さ
e 糊剤塗布部分の露出部分の長さ
f 紐部材の全長
7 自毛
8 挟み鏝
9 電源コード
11 ハンドル部
12 アーム
13 鏝部
14 電源スイッチ
15 アーム開閉スイッチ

Claims (4)

  1. 人毛、人工毛又はこれらの混交毛から成る毛束と、
    該毛束の根元において長さ方向に所定の範囲で毛束に塗布された水溶性糊剤と、
    該水溶性糊剤の塗布範囲全長に一端を剥離可能に接着され、接着部分に続く部分で所定の大きさの輪を形成し、該輪に続く残る他端を前記接着されている一端に添い付けて前記毛束の先方向に引き出されて配置された紐部材と、
    前記毛束の根元と前記紐部材の接着部と引き出し部とを合わせた全体の径よりも大きな内径を有し、該内径の内壁の一部によって前記毛束の根元に接着し、前記水溶性糊剤の塗布範囲と前記接着された紐部材の一端と該紐部材の他端の添い付け部とからなる部分の上約半分を被うように配置された熱収縮性チューブと、
    から成ることを特徴とする付け毛用毛束ユニット。
  2. 前記熱収縮性チューブは、前記内径の内壁の全面に熱溶融性の接着剤を塗布されていることを特徴とする請求項1記載の付け毛用毛束ユニット。
  3. 人毛、人工毛又はこれらの混交毛から成る毛束と、該毛束の根元において長さ方向に所定の範囲で毛束に塗布された水溶性糊剤と、該水溶性糊剤の塗布範囲全長に一端を剥離可能に接着され、接着部分に続く部分で所定の大きさの輪を形成し、該輪に続く残る他端を前記接着されている一端に添い付けて前記毛束の先方向に引き出されて配置された紐部材と、前記毛束の根元と前記紐部材の接着部と引き出し部とを合わせた全体の径よりも大きな内径を有し、該内径の内壁の一部によって前記毛束の根元に接着し、前記水溶性糊剤の塗布範囲と前記接着された紐部材の一端と該紐部材の他端の添い付け部とからなる部分の上約半分を被うように配置された熱収縮性チューブと、から成る付け毛用毛束ユニットを用い、
    該毛用毛束ユニットの前記輪の中に任意本数の自毛を挿通し、
    前記輪に続く残る他端の前記熱収縮性チューブの前記輪の反対側に引き出されている部分を引くことにより前記輪の中に挿通された前記自毛を前記輪と共に引き出すと共に前記紐部材の一端を接着部から剥離し、
    前記自毛と前記毛束とを揃えて内包する前記熱収縮性チューブを挟み鏝で挟持して押圧して前記熱収縮性チューブに熱と圧力を加え、
    前記熱収縮性チューブの非可逆的熱収縮力によって前記自毛と前記毛束とを固定する、
    ことを特徴とする付け毛用毛束ユニットの毛束固着方法。
  4. 前記熱収縮性チューブは、前記内径の内壁の全面に熱溶融性の接着剤を塗布されており、前記挟み鏝で挟持され押圧されて熱と圧力を加えられることにより、非可逆的に熱収縮すると共に前記熱溶融性の接着剤を溶融させて、その凝固により前記自毛と前記毛束との固着を助成させる、ことを特徴とする請求項3記載の付け毛用毛束ユニットの毛束固着方法。
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