JP3710648B2 - バルブソケット - Google Patents

バルブソケット Download PDF

Info

Publication number
JP3710648B2
JP3710648B2 JP18107999A JP18107999A JP3710648B2 JP 3710648 B2 JP3710648 B2 JP 3710648B2 JP 18107999 A JP18107999 A JP 18107999A JP 18107999 A JP18107999 A JP 18107999A JP 3710648 B2 JP3710648 B2 JP 3710648B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
contact
base
socket
connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP18107999A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001015233A (ja
Inventor
隆之 八木
広徳 塚本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koito Manufacturing Co Ltd filed Critical Koito Manufacturing Co Ltd
Priority to JP18107999A priority Critical patent/JP3710648B2/ja
Priority to KR1020000032639A priority patent/KR100339617B1/ko
Priority to CNB001199897A priority patent/CN1156948C/zh
Publication of JP2001015233A publication Critical patent/JP2001015233A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3710648B2 publication Critical patent/JP3710648B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R33/00Coupling devices specially adapted for supporting apparatus and having one part acting as a holder providing support and electrical connection via a counterpart which is structurally associated with the apparatus, e.g. lamp holders; Separate parts thereof
    • H01R33/05Two-pole devices
    • H01R33/06Two-pole devices with two current-carrying pins, blades or analogous contacts, having their axes parallel to each other
    • H01R33/09Two-pole devices with two current-carrying pins, blades or analogous contacts, having their axes parallel to each other for baseless lamp bulb
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/02Contact members
    • H01R13/10Sockets for co-operation with pins or blades
    • H01R13/11Resilient sockets
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/02Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments
    • B60Q1/04Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights

Landscapes

  • Connecting Device With Holders (AREA)
  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は灯具の光源となるバルブを灯具ハウジングに装着するために用いられるバルブソケットに関し、特に口金が存在しないウェッジベースバルブ用のバルブソケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車用の灯具では、光源用の電球として、口金が存在しないウェッジベースバルブが用いられる。このウェッジベースバルブは、ガラスで構成されるバルブ部の一部をベース部として構成し、バルブ部内に内装されているフィラメントに電気接続されている電極を前記ベース部に配設したものである。そのため、ウェッジベースバルブでは、前記ベース部をバルブソケットに挿入すれば、ベース部に延設されている電極が、バルブソケットに設けられているコンタクトに接触して電気接続が行われる。図6は従来のバルブソケットの一例の一部を分解した斜視図であり、ウェッジベースバルブ30は、バルブ部35と一体のベース部31が板状に形成されており、前記ベース部31の両側面に沿ってフィラメント32に電気接続されている一対の電極33が延設されている。また、前記ベース部31の両側面には、後述するようにバルブの脱落を防止するためのくさび状凸部34が設けられている。一方、前記バルブソケット10Aは、そのソケット本体11Aに前記ウェッジベースバルブ30のベース部31が嵌入可能な矩形に近い筒型に形成したバルブ支持部12Aが設けられている。また、前記ソケット本体11Aにはバルブ支持部12Aと一体にコネクタ部13Aが設けられており、図外の車載電源に接続された電源側コネクタが着脱可能に構成されている。さらに、前記ソケット本体11Aには前記バルブソケット10Aを灯具のリフレクタに設けたソケット取付穴に着脱するためのバヨネット部14Aも設けられる。
【0003】
ここで、前記バルブ支持部12A内には、金属板を加工した一対のコンタクト20Aが内装されており、前記バルブ支持部12A内に嵌入されたウェッジベースバルブ30の各電極33に接触して電気接続が行われる。前記コンタクト20Aは、前記電極に接触して電気接続を行うために、舌片状部を板厚方向にほぼU字型に曲げ形成したバルブ接触部221が設けられている。また、前記バルブ接触部221と並んだ位置には、前記ウェッジベースバルブ30の両面の各くさび状凸部34に係合可能な係合片222が一体に形成され、この係合片222はその先端において山型に曲げ形成されている。さらに、前記バルブ接触部221に隣接する反対側の部分は、平面方向に直角に曲げられた屈曲部223が形成されており、この屈曲部223には、一対スリットにより細片状に形成された弾圧片部224が内方に向けて幾分突出形成されている。また、前記屈曲部223の他側部にはさらに平面方向に直角に曲げられ、かつその下縁部が下方に突出されて、コンタクト20Aが前記ソケット本体11A内に挿入されたときに前記コネクタ部12Aにおける電気接続部を構成するコネクタ接触部225が延長形成されている。
【0004】
前記したコンタクト20Aを内装したバルブソケット10Aでは、ウェッジベースバルブのベース部をバルブ支持部内に嵌入すると、図7にその平面方向の断面構造を示すように、各コンタクト20Aのバルブ接触部221がベース部31の両側面に配置されている各電極33に弾性的に接触し、電気接続が行われる。また、これと同時に、係合片222がベース部31の両側面のくさび状凸部34に弾性係合され、これによりベース部31がバルブ支持部12A内から脱落することが防止される。さらに、屈曲部223に設けられた弾圧片部224がベース部31の両端面に当接されるため、ベース部31はその長手方向の両端において各弾圧片部によって挟持され、バルブ支持部12A内でのガタが防止されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来のバルブソケットでは、コンタクト20Aには、ウェッジベースバルブに電気接続を行うための本来的に必要な接触片としてのバルブ接触部221の他に、ベース部31のくさび状凸部34と係合してウェッジベースバルブ30の脱落を防止するための係合片222と、ベース部31の長手方向のガタを吸収するための屈曲部223及び弾圧片224が必要であるため、コンタクト20Aの構造が複雑であり、コンタクトの加工作業が煩雑になるという問題がある。また、コンタクト20Aには、銅材を用いているが、係合片222や屈曲部223を設けることにより必要とされる板在の面積が大きくなり、バルブソケットを低コスト化する上での障害になるという問題もある。
【0006】
本発明の目的は、コンタクトの構成を簡略化し、製造の容易化、低コスト化を実現したバルブソケットを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ウェッジベースバルブを支持するバルブ支持部と、外部コネクタに接続されるコネクタ部とが一体に形成されているバルブソケットにおいて、前記ウェッジベースバルブのベース部が嵌入される開口部を有するソケット本体と、前記ソケット本体内に内装されるコンタクトとを備え、前記開口部内には嵌入された前記ベース部に当接して前記ベース部のガタを吸収する弾圧片部と前記ウェッジベースバルブの脱落を防止するための係止片部とを前記ソケット本体と一体に有し、前記弾圧片部は、前記開口部の長辺方向の両端部において、開口縁から切り込まれた一対のスリットの間に舌片状に形成され、かつ前記弾圧片部の先端部の内面には凸部が設けられ、前記係止片部は前記開口部の長辺方向のほぼ中央位置でかつ短辺方向に対向する位置に設けられ、前記コンタクトは、前記ウェッジベースバルブのベース部に設けられた電極が接触されるバルブ接触部と、前記コネクタ部に内装配置されるコネクタ接続部と、前記バルブ接触部と前記コネクタ接続部とを接続し、前記バルブ接触部に対して板厚方向にクランク状に曲げ形成されて前記コンタクトを前記ソケット本体に密接状態に支持させる支持座部とを備え、前記支持座部には当該支持座部の平面方向と直交する方向に曲げられた補強片部を有することを特徴とする。ここで、前記支持座と前記バルブ接触部との境界の曲げ部と、前記支持座部と前記コネクタ接続部との境界の曲げ部のそれぞれにビードが形成されていることが好ましい。また、前記開口部内の前記ソケット本体には、前記補強片部が挿入されるスリット溝が形成されていることが好ましい。
【0008】
本発明では、ソケット本体の開口部に、ウェッジベースバルブのベース部のガタを吸収するための弾圧片部を一体に設けることにより、コンタクトにガタ吸収を行うための弾圧片部を設ける必要がなく、同時にウェッジベースバルブの脱落を防止するための係止片部を一体に設けることにより、コンタクトに係止片部を設ける必要がなく、コンタクトの構成を簡易化し、製造の容易化、低コスト化が実現できる。また、コンタクトの構成を簡易化する一方で、コンタクトに補強片やビードを設けることにより、コンタクトの機械的な強度を確保する。特に、バルブ接触部に対して板厚方向にクランク状に曲げ形成した支持座部を備えることでコンタクトの強度を高め、さらにビードや補強片部を設けることで、コンタクトのねじれ強度を高めることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の実施形態の斜視図である。また、図2はその平面図、図3は図2のAA線正面図である。バルブソケット10は、樹脂成形により形成された概略形状が筒状をしたソケット本体11を有しており、前記ソケット本体11の図示上側の前端部は角筒状をしたバルブ支持部12として構成され、図示下側の後端部は異形状をしたコネクタ部13として構成されている。また、前記バルブ支持部12とコネクタ部13との境界領域の前記ソケット本体11は円筒状に形成され、当該バルブソケット10を灯具側に装着するためのバヨネット部14として構成されている。また、前記ソケット本体11内には、前記バルブ支持部12からコネクタ部13にわたって銅板等の金属片を加工した複数本、ここでは2本のコンタクト20が前記ソケット本体11内に挿入されて内装支持されている。前記コンタクト20は、詳細は後述するが、前記バルブ支持部12においてバルブソケットとして機能するバルブ接触部21と、前記コネクタ部13においてコネクタ片として機能するコネクタ接続部22と、これらバルブ接触部21とコネクタ接続部22との間にあってコンタクト20を前記ソケット本体11に支持させるための支持座部23とを備えている。なお、前記バルブソケット10に嵌入されるウェッジベースバルブ30は、従来と同じであり、バルブ部35と一体に形成されたベース部31には、バルブ部35内に内装されているフィラメント32に電気接続された一対の電極33がベース部31の両側面に沿って配置されている。また、前記ベース部31の両側面には、それぞれほぼ中央位置にくさび状をした凸部34が設けられていることもこれまでと同じである。
【0010】
前記ソケット本体11は、前記バヨネット部14により、リフレクタ40のソケット取付穴41に対して着脱可能とされている。前記バヨネット部14は、前記ソケット本体11の外形が円筒状に形成されており、その円周面には、複数個の係止突起112が径方向に突出されており、これらの係止突起112は円周方向の一端部がテーパ状に形成されるとともに、図1に示されるように、リフレクタ40の背面に設けられている円形をしたソケット取付穴41の周縁に円周配置された係止溝42に対応され、各係止突起112が各係止溝42を挿通することが可能に構成されている。また、前記円周面には、前記各係止突起112と筒軸方向に微小間隔、すなわち前記リフレクタ40の肉厚寸法にほぼ等しい間隔をおいて円板状のフランジ113が一体に形成されている。そして、前記フランジ113には、その円周方向にほぼ4等分された位置において、それぞれ円周方向に交差する方向に延びる微小間隔で対をなすスリット114が形成されており、これにより各対のスリット114間にそれぞれ舌片状の挟持片、すなわち、合計で4本の挟持片115〜118が形成されている。前記各挟持片115〜118には、それぞれの先端部でかつ前記係止突起112に対向する面には前記フランジ113の前面よりも筒軸方向に微小寸法で突出されている当接突起115a〜118aが形成されている。
【0011】
前記バルブ支持部12は、前記ウェッジベースバルブ30のベース部31の形状に対応した偏平に近い長方形の開口形状をした角筒状に形成されており、その前端開口部101内に前記ウェッジベースバルブ30の前記ベース部31が嵌入可能とされている。図4にその内部構造の一部を示すように、前記バルブ支持部12の前記前端開口部101内には、前記コンタクトを内装支持するために、各長辺の内面の各対向面、換言すればウェッジベースバルブの一対の電極に対応する位置には、平面形状が偏平なコ字状をしたコンタクト支持溝104が形成されている。また、前記バルブ支持部12の底面として機能するとともに前記コンタクト部13との隔壁として機能する底壁105には、前記コンタクト20のコンタクト接続部22が挿通されるコンタクト挿通溝105aが開口されている。また、前記底壁105の上面には、前記コンタクト挿通溝105aに隣接する位置に、細幅のスリット溝105bが形成されている。
【0012】
また、前記前端開口部101内には、長辺方向のほぼ中央位置でかつ短辺方向に対向する位置に、それぞれ前記ウェッジベースバルブ30のベース部31に設けられたくさび状凸部34に係合してウェッジベースバルブ30の脱落を防止するための係止片部102が一体に形成されている。これらの係止片部102は、バルブ支持部12の内部から前端方向に向けて突出され、かつその先端部の各対向面に凸部102aが形成されている。このため、図5に示すように、各係止片部102は、前記前端開口部101内において短片方向に傾倒可能な弾性力が付与されるとともに各先端部に設けられた各凸部102aが前記ウェッジベースバルブ30のベース部31の各くさび状凸部34に係合するように構成されている。さらに、前記前端開口部101の長辺方向の両端部、すなわち各短辺部には、それぞれ一対のスリット101aが開口縁から切り込まれ、これらのスリット間101aに舌片状の弾圧片部103が形成されている。前記各弾圧片部103はその先端部の内面に凸部103aが設けられており、図5に示すように、これらの凸部103aが前記前端開口部101内に挿入されたウェッジベースバルブ30のベース部31の両端面に当接し、前記前端開口部101内でのベース部31の長手方向のガタを吸収する。
【0013】
前記コンタクト20は、図4に示されるように、一枚の金属片を曲げ加工しており、その前端側の領域が前記バルブ支持部12のバルブ接触部21として構成され、他端側の領域は前記コネクタ部13のコネクタ接続部22として構成されている。また、前記バルブ接触部21とコネクタ接触部22との間には、前記したように支持座部23が設けられている。そして、前記コンタクト20は、前記ソケット本体11内の前端開口部101側からバルブ支持部12内に挿入されることで、前記ソケット本体11内に固定状態に支持される。この支持した状態では、前記バルブ接触部21は前記バルブ支持部12内に位置され、前記コネクタ接続部22はコネクタ部13内に位置され、それぞれバルブ支持部12の電気接続部として、及びコネクタ部13の電気接続部としてそれぞれ機能することになる。
【0014】
前記バルブ接触部21は、直線帯状をした片部211の先端部212を基端部に向けて折り返すように内面側にほぼU字型に曲げ形成したものであり、その曲げ形成した先端部からなる電極接触片部212においてウェッジベースバルブ30の電極33に接触可能とされている。また、前記バルブ接触部21の前記片部211の両側には、前記ソケット本体11に設けたコンタクト支持溝104内に嵌入される翼片213がそれぞれ幅方向の外側に向けて突出形成されている。また、前記支持座部23は、前記バルブ接触部21に対して板厚方向にクランク状に曲げ形成されており、かつその一側に沿って支持座部23の平面方向と垂直な方向に向けて曲げ形成して支持座部23のねじれ変形等を防止するための補強片部214が設けられている。前記支持座部23は、その裏面において前記ソケット本体11の底壁105の上面に当接してコンタクト20を支持するとともに、その補強片部214は前記底壁105に設けたスリット溝105bに嵌入される。さらに、前記コンタクト接続部22は、基部215が幅広で、かつ先端部216はその両側の一部が板厚方向に折り返され、前記ソケット本体11の底壁105に設けられた前記コンタクト挿通溝105aに挿通される。なお、前記幅広の基部215には、切り起こし片217が設けられており、前記コンタクト挿通溝105aを挿通した後に、そのコネクタ部側の開口縁部に係止してコンタクト20の抜け止めを行っている。また、前記支持座部23とバルブ接触部21及びコネクタ接続部22の各境界部の、それぞれ板材が直角に曲げられている部分には、ビード218が設けられており、これら境界部におけるコンタクト20の座屈を防止してその機械的な強度を高めている。
【0015】
一方、前記コネクタ部13は、この実施形態では後端部から見た形状が凸字型をした筒状に形成されており、その内底部に前記コンタクト20のコネクタ接続部22が開口側に向けて突出状態に支持されている。そのため、前記コネクタ部13に対応した形状に構成されている図外の電源側コネクタを前記コネクタ部13に嵌合することにより、当該電源側コンタクトのコネクタ片を前記コネクタ接続部22に接触させ、相互の電気接続が可能とされている。
【0016】
以上の構成のバルブソケット10によれば、ソケット本体11のバルブ支持部12にウェッジベースバルブ30のベース部31を嵌入すると、従来のバルブソケットと同様に、ベース部31に設けられている電極33に対してソケット本体11内に内装されているコンタクト20のバルブ接触部21がそれぞれ接触され、電気接続が行われる。また、これと同時に、前端開口部101内に設けられているソケット本体11と一体の係合片部102の先端の凸部102aがベース部31の両側面のくさび状凸部34に係合され、かつこれら凸部102aとくさび状凸部34は係合片部が有する弾性力によって弾性係合され、これによりベース部31がバルブ支持部12内から脱落することが防止される。さらに、前端開口部101の各短辺に設けられている弾圧片部103の凸部103aがベース部31の両端面に当接されるため、ベース部31がその長手方向の両端において挟持された状態となり、これによりバルブ支持部12内でのベース部31、すなわちウェッジベースバルブ30のガタが防止されることになる。
【0017】
したがって、バルブ支持部12内に支持されるウェッジベースバルブ30は、ソケット本体11と一体に設けられた係止片部102と弾圧片部103によってその脱落防止、及びガタの吸収が行われるため、従来のように、コンタクト20に係止片や弾圧片を形成する必要がなく、図4に示したように、ほとんど板材をその板厚方向に曲げ形成した構成と同程度に簡易化することができる。このため、コンタクト20の製造が容易になるとともに、従来のような係止片や屈曲部が不要となり、板材の面積を低減し、低コスト化が可能となる。一方、屈曲部を不要とすることでコンタクト自体の強度、とくにバルブ接触部21とコンタクト接続部22との間に生じるねじれに対する強度が低下されるおそれがあるが、支持座部23は底壁105に密接した状態で支持されており、しかも支持座部23に垂直方向に向けて補強片部214を設け、この補強片部214をソケット本体11の底壁105のスリット溝105b内に挿入していることで、コンタクト20のねじれ強度を高め、その形状維持を図ることが可能である。また、支持座部23とバルブ接触部21及びコネクタ接続部22のそれぞれの曲げ部に設けたビード218によっても、その変形に対する強度が高められる。
【0018】
なお、前記実施形態では、本発明を1フィラメント型のウェッジベースバルブを用いるバルブソケットに適用しているが、ベース部に2対の電極が配置される2フィラメント型のウェッジベースバルブが適用されるバルブソケットにおいても本発明を同様に適用することができることは言うまでもない。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、ウェッジベースバルブを支持するための開口部内に嵌入されたベース部に当接してガタを吸収する弾圧片部をソケット本体と一体に有し、同時にウェッジベースバルブの脱落を防止するための係止片部を一体に設けることにより、コンタクトに係止片部を設ける必要がなく、かつソケット本体に内装されるコンタクトは、ウェッジベースバルブのベース部に設けられた電極が接触されるバルブ接触部と、コネクタ部に内装配置されるコネクタ接続部と、これらバルブ接触部とコネクタ接続部とを接続し、バルブ接触部に対して板厚方向にクランク状に曲げ形成してコンタクトをソケット本体に密接状態に支持させる支持座部とを備え、かつ支持座部には曲げ形成した補強片部を有しているので、コンタクトにガタ吸収を行うための弾圧片部やバルブの脱落を防止するための係止片部を設ける必要がなく、コンタクトの構成を簡易化し、製造の容易化、低コスト化が実現できる一方でコンタクトの機械的な強度を確保する。また、コンタクトにビードを設け、あるいは補強片をソケット本体のスリット溝に挿入することで、コンタクトの強度をさらに向上することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバルブソケットの実施形態を示し、バルブソケット、バルブ、およびリフレクタ一部の斜視図である。
【図2】図1のバルブソケットの平面図である。
【図3】図2のAA線に沿う断面図である。
【図4】図1のバルブソケットの内部構造を説明するための一部を破断した斜視図である。
【図5】バルブソケットにバルブを嵌入した状態の断面図である。
【図6】従来のバルブソケットの一例の斜視図である。
【図7】従来のバルブソケットにバルブを嵌入した状態の断面図である。
【符号の説明】
10 バルブソケット
11 ソケット本体
12 バルブ支持部
13 コネクタ部
14 バヨネット部
20 コンタクト
21 バルブ接触部
22 コネクタ接続部
23 支持座部
30 ウェッジベースバルブ
31 ベース部
33 電極
40 リフレクタ
41 ソケット取付穴
42 係止溝
101 開口部
102 係止片部
103 弾圧片部
104 コンタクト支持溝
105 底壁
105a コンタクト挿通溝
105b スリット溝
212 電極接触片部
214 補強片部
216 先端部

Claims (3)

  1. ウェッジベースバルブを支持するバルブ支持部と、外部コネクタに接続されるコネクタ部とが一体に形成されているバルブソケットにおいて、前記ウェッジベースバルブのベース部が嵌入される開口部を有するソケット本体と、前記ソケット本体内に内装されるコンタクトとを備え、前記開口部内には嵌入された前記ベース部に当接して前記ベース部のガタを吸収する弾圧片部と前記ウェッジベースバルブの脱落を防止するための係止片部とを前記ソケット本体と一体に有し、前記弾圧片部は、前記開口部の長辺方向の両端部において、開口縁から切り込まれた一対のスリットの間に舌片状に形成され、かつ前記弾圧片部の先端部の内面には凸部が設けられ、前記係止片部は前記開口部の長辺方向のほぼ中央位置でかつ短辺方向に対向する位置に設けられ、前記コンタクトは、前記ウェッジベースバルブのベース部に設けられた電極が接触されるバルブ接触部と、前記コネクタ部に内装配置されるコネクタ接続部と、前記バルブ接触部と前記コネクタ接続部とを接続し、前記バルブ接触部に対して板厚方向にクランク状に曲げ形成されて前記コンタクトを前記ソケット本体に密接状態に支持させる支持座部とを備え、前記支持座部には当該支持座部の平面方向と直交する方向に曲げられた補強片部を有することを特徴とするバルブソケット。
  2. 前記支持座と前記バルブ接触部との境界の曲げ部と、前記支持座部と前記コネクタ接続部との境界の曲げ部のそれぞれにビードが形成されていることを特徴とする請求項1に記載のバルブソケット。
  3. 前記開口部内の前記ソケット本体には、前記補強片部が挿入されるスリット溝が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のバルブソケット。
JP18107999A 1999-06-28 1999-06-28 バルブソケット Expired - Fee Related JP3710648B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18107999A JP3710648B2 (ja) 1999-06-28 1999-06-28 バルブソケット
KR1020000032639A KR100339617B1 (ko) 1999-06-28 2000-06-14 벌브 소켓
CNB001199897A CN1156948C (zh) 1999-06-28 2000-06-27 灯座

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18107999A JP3710648B2 (ja) 1999-06-28 1999-06-28 バルブソケット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001015233A JP2001015233A (ja) 2001-01-19
JP3710648B2 true JP3710648B2 (ja) 2005-10-26

Family

ID=16094452

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18107999A Expired - Fee Related JP3710648B2 (ja) 1999-06-28 1999-06-28 バルブソケット

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP3710648B2 (ja)
KR (1) KR100339617B1 (ja)
CN (1) CN1156948C (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6080502B2 (ja) * 2012-11-05 2017-02-15 株式会社小糸製作所 バルブソケット

Also Published As

Publication number Publication date
KR20010007367A (ko) 2001-01-26
JP2001015233A (ja) 2001-01-19
CN1156948C (zh) 2004-07-07
KR100339617B1 (ko) 2002-06-05
CN1292587A (zh) 2001-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3422485B1 (en) Connector and connection structure of connector and metal casing
JP3661965B2 (ja) 光コネクタ用キャップ
JPH10247540A (ja) 電気コネクタ
CA2276585C (en) Lamp socket
JP3875515B2 (ja) バルブソケット
JP3710648B2 (ja) バルブソケット
JP3710651B2 (ja) バルブソケット
JP3090220B2 (ja) 電球ソケット
JP4208041B2 (ja) 電灯ソケット
JP3710647B2 (ja) バルブソケット
JP2001182736A (ja) 伸縮自在シャフト
JP4248613B2 (ja) 照明器具の本体構造
JP4062473B2 (ja) ランプソケット
JP3788893B2 (ja) ランプソケットおよび照明器具
JP2560754Y2 (ja) ハロゲングローランプのためのベース
JP2552364Y2 (ja) ウエッジベースバルブ用ソケット
JP2002075561A (ja) シールドケース付電気コネクタ
JP2558982Y2 (ja) 車両用灯具
JPH0336050Y2 (ja)
JP3667994B2 (ja) ランプソケット
JPS6310535B2 (ja)
JP3057995B2 (ja) ランプソケット
JPS6253586U (ja)
JPH05315034A (ja) 蛍光ランプソケット
JP2000268608A (ja) リアコンビネーションランプ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040329

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050427

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050510

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050610

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050809

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050810

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080819

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090819

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100819

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100819

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110819

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120819

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130819

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees