JP3710416B2 - 位置検出システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、検出対象となる任意の物品の存在の有無及び存在位置を管理するために用いられる位置検出システムに関し、特に無線標識を利用する位置検出システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば店舗などでは商品の万引き防止のために各商品に無線標識タグ(略してタグと呼ぶ)を装着しておき、商品を管理している。この種の無線標識タグはパッシブタグと呼ばれており、電池を内蔵する必要がない。また、店舗などの出口には電波を発信する幅1m程度のゲートが設置されている。このゲートを商品に装着された無線標識タグが通過すると、それを感知できるので商品の万引き防止に役立つ。
【0003】
一方、例えば企業においては備品など様々な物品について所在を把握しておく必要がある。また、このような物品にパッシブタグを装着しておけば、各々の物品の管理に役立つ。しかし、物品に装着されたパッシブタグを検出するためには電波を発信するゲートを移動する必要があるため、実際の物品管理にパッシブタグを利用するのは現実的ではない。
【0004】
実際には、多くの企業などでは管理対象の物品にバーコードを装着し、バーコードの読み取りにより多数の物品の所在を確認している場合が多い。
一方、自ら電波を発信するアクティブ型のタグ(アクティブタグ)を用いて物品の位置を検出するシステムも検討されている。このシステムは図13に示すように構成される。図13においては、建物内部の1つのフロアに配置された様々な物品やシステムの各構成要素が示されている。この例では、分散配置された16個の受信局がフロア上に設置されている。
【0005】
各受信局は、仮想線で示した円の範囲(サービスエリア)内にタグが存在する場合に、タグの発信する信号を受信することができる。各受信局は、LANなどのネットワークを介してサーバに繋がっている。従って、サーバは各受信局が検出したタグの情報を受信局毎に管理することができる。
この例では、タグ(1)は1つの受信局101のみで検出されるので、受信局101の近傍の位置にタグ(1)が存在することがわかる。また、タグ(2)は2つの受信局102,103でそれぞれ検出されるので、2つの受信局102,103の中間位置の近傍にタグ(2)が存在することがわかる。つまり、サーバは各タグ及びそれが装着された物品の位置を把握することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
図13に示すようなシステムの場合、フロア上のどの位置でも物品を検出できるようにするために、多数の受信局を設置する必要がある。各受信局にはタグからの信号を受信する機能だけでなく、各タグの識別情報を区別する機能やサーバと接続するための機能も必要とされるので比較的高価になる。従って、多数の受信局を設置するとシステムのコストが高くなる。
【0007】
一方、受信局を移動させることを想定すれば、多数の受信局を設ける必要はなくなる。しかし、受信局を移動する場合には各タグの存在の有無を識別することはできるが、タグが存在する位置を特定することはできなくなる。
本発明は、管理対象の物品が配置される領域が広い場合であっても、各物品の存在の有無及び存在位置を正確に把握可能な位置検出システムを低コストで提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1は、検出対象となる任意の物品の存在の有無及び存在位置を管理するための位置検出システムであって、任意の物品に装着され、識別情報を含む無線信号を発信する第1組の無線標識タグと、特定の基準位置に配置され、識別情報を含む無線信号を発信する第2組の無線標識タグと、移動可能に構成され、前記第1組の無線標識タグ及び第2組の無線標識タグからの無線信号を受信可能な信号受信部と、前記信号受信部が前記第1組の無線標識タグからの無線信号及び第2組の無線標識タグからの無線信号を同時刻もしくは互いに近い時刻に受信した場合に、第2組の無線標識タグが配置されている基準位置の情報に基づいて、前記第1組の無線標識タグが装着された物品の位置を把握する位置管理部とを設けたことを特徴とする。
【0009】
請求項1においては、1つの第1組の無線標識タグと1つの第2組の無線標識タグとが互いに近い位置に存在する場合、信号受信部はある位置で第1組の無線標識タグからの無線信号と第2組の無線標識タグからの無線信号とを同時もしくは僅かに異なるタイミングで受信することになる。
従って、第1組の無線標識タグからの無線信号及び第2組の無線標識タグからの無線信号を同時刻もしくは互いに近い時刻に受信した場合には、第1組の無線標識タグの装着された物品が第2組の無線標識タグの近傍に存在することが分かる。
【0010】
第2組の無線標識タグは特定の基準位置に配置されるので、その基準位置は予め把握することができる。従って、位置管理部は第2組の無線標識タグが配置されている基準位置の情報に基づいて、前記第1組の無線標識タグが装着された物品の位置を把握することができる。
無線標識タグは、構造が簡単であり受信機などと比べて低コストで製造もしくは入手できるので、多数の無線標識タグを用いる場合であってもシステム全体のコスト上昇を抑制できる。
【0011】
請求項2は、請求項1の位置検出システムにおいて、複数の面が室内に露出した少なくとも1つの柱が存在する場合に、1つの柱の複数の面にそれぞれ前記第2組の無線標識タグを装着することを特徴とする。
請求項2においては、柱の表面に第2組の無線標識タグを装着するので、この第2組の無線標識タグから放射される電波などの無線信号は一部分が柱によって遮蔽あるいは反射されることになり、無線信号の放射特性に指向性が現れる。
【0012】
このため、同じ柱の互いに異なる面に設置された複数の第2組の無線標識タグから送信される無線信号は、柱と信号受信部との位置関係に応じて互いに異なる強度で受信される。すなわち、信号受信部が受信した複数の無線信号の受信強度を調べることにより、信号受信部の位置をより高い精度で推定できる。
【0013】
請求項3は、検出対象となる任意の物品の存在の有無及び存在位置を管理するための位置検出システムであって、任意の物品に装着され、識別情報を含む無線信号を発信する第1組の無線標識タグと、それぞれ特定の基準位置に配置された3以上の位置検出局と、移動可能に構成され、前記第1組の無線標識タグからの無線信号を受信可能な信号受信部と、前記信号受信部と各々の位置検出局との間で距離の測定を行う距離測定手段と、前記距離測定手段により得られた距離の情報及び各位置検出局が配置された基準位置の情報に基づいて、前記信号受信部の現在位置を検出する受信位置検出手段と、前記信号受信部が前記第1組の無線標識タグからの無線信号を受信したときに前記受信位置検出手段が検出した現在位置の情報に基づいて、前記第1組の無線標識タグが装着された物品の位置を把握する位置管理部と、特定の基準位置に配置され、識別情報を含む無線信号を発信する第2組の無線標識タグとを備え、前記位置管理部は、前記信号受信部が前記第1組の無線標識タグからの無線信号及び第2組の無線標識タグからの無線信号を同時刻もしくは互いに近い時刻に受信した場合に、第2組の無線標識タグが配置されている基準位置の情報に基づいて、前記第1組の無線標識タグが装着された物品の位置を把握することを特徴とする。
【0014】
請求項3においては、基準位置に配置された3以上の位置検出局の各々と信号受信部との間で距離が測定される。各位置検出局が配置された基準位置は既知であるので、これらの基準位置及び測定された距離の情報に基づいて信号受信部の位置を検出することができる。
位置管理部は、前記信号受信部が前記第1組の無線標識タグからの無線信号受信したときに前記受信位置検出手段が検出した現在位置の情報に基づいて、前記第1組の無線標識タグが装着された物品の位置を把握する。
【0015】
信号受信部を移動することにより、1つの信号受信部で広い領域の全体をカバーできるので、広い領域内で物品を管理する場合でも信号受信部を多数設ける必要はなくシステム全体のコスト上昇を抑制できる。
さらに、特定の基準位置に配置され、識別情報を含む無線信号を発信する第2組の無線標識タグが備えられ、前記位置管理部は、前記信号受信部が前記第1組の無線標識タグからの無線信号及び第2組の無線標識タグからの無線信号を同時刻もしくは互いに近い時刻に受信した場合に、第2組の無線標識タグが配置されている基準位置の情報に基づいて、前記第1組の無線標識タグが装着された物品の位置を把握することを特徴とする。
【0016】
すなわち、第2組の無線標識タグを利用することにより請求項1と同様に第1組の無線標識タグが装着された物品の位置を推定できるので、位置の推定精度を改善できる。
請求項は、請求項1,請求項2及び請求項のいずれかの位置検出システムにおいて、特定の管理対象領域を定期的に移動する可動物に前記信号受信部を装着することを特徴とする。
【0017】
請求項においては、例えば掃除機のように特定の領域を定期的に移動する可動物に前記信号受信部を装着することを想定している。従って、信号受信部は可動物の移動に伴って特定の管理対象領域の全体を定期的に移動することになる。そのため、特別な移動装置を設けることなく信号受信部を移動し、全ての位置で各無線標識タグの情報を定期的に収集することができる。
【0018】
請求項は、請求項1,請求項2及び請求項のいずれかの位置検出システムにおいて、前記信号受信部と位置管理部とを独立した装置として構成するとともに、前記信号受信部及び位置管理部にそれらの間を無線信号を用いて通信するための第1の通信手段を設け、前記位置管理部と各利用者との間で通信するための第2の通信手段を前記位置管理部に設けたことを特徴とする。
【0019】
請求項においては、前記信号受信部と位置管理部とが独立しているので、前記信号受信部を小型化できる。また、前記位置管理部が管理している位置情報を第2の通信手段を介して離れた位置の利用者に提供することができる。従って、例えば複数のフロアあるいは複数のビルについて物品を管理するような場合であっても、1つのシステムで全体を管理することが可能である。
【0020】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
本発明の位置検出システムの1つの実施の形態について、図1〜図6を参照して説明する。この形態は請求項1,請求項及び請求項に対応する。
図1はこの形態のシステムの構成を示す平面図である。図2はこの形態のシステムの構成を示すブロック図である。図3はこの形態の物品管理サーバの動作を示すフローチャートである。図4は受信ログDBの内容の例(1)を示す模式図である。図5は受信ログDBの内容の例(2)を示す模式図である。図6は物品管理DBの内容の例を示す模式図である。
【0021】
この形態では、請求項1の物品,第1組の無線標識タグ,第2組の無線標識タグ,信号受信部及び位置管理部は、それぞれ物品43,一般タグ42,基準タグ41,受信ユニット10及び管理装置20に対応する。また、請求項の第1の通信手段は無線LAN基地局21及び無線LAN子局12に対応し、請求項の第2の通信手段はモデム23に対応する。
【0022】
この形態の位置検出システムは、図2に示すように受信ユニット10,管理装置20,基準タグ41及び一般タグ42を備えている。
基準タグ41及び一般タグ42は、いずれもアクティブタグであり、自局を表す固有の識別情報(ID)を含む無線信号を所定のタイミングで発信することができる。この形態では、無線信号として電波を利用している。
【0023】
図2に示すように、受信ユニット10には識別信号受信部11及び無線LAN子局12が備わっている。識別信号受信部11は、基準タグ41及び一般タグ42に接近した場合に、それらが発信する無線信号を受信して無線信号に含まれる識別情報を検出することができる。
管理装置20には、無線LAN基地局21,物品管理サーバ22及びモデム23が備わっている。物品管理サーバ22は管理対象の様々な物品の存在の有無及び存在位置を管理するコンピュータである。物品管理サーバ22は、無線LAN基地局21を介して受信ユニット10と通信することができる。また、物品管理サーバ22はモデム23を介して公衆網30に接続されている。
【0024】
従って、物品の管理情報を利用したいユーザは、任意の場所から公衆網30を介して物品管理サーバ22にアクセスし、必要な情報を入手することができる。また、例えば公衆網30を介して複数の管理装置20を互いに接続したり、受信ユニット10が送信した情報を公衆網30を介して遠隔地の管理装置20に伝送することにより、複数のフロアあるいは複数の建物に存在する多数の物品を一括管理することもできる。
【0025】
受信ユニット10においては、識別信号受信部11が基準タグ41又は一般タグ42の識別情報を検出すると、その情報を無線LAN子局12を介して管理装置20に通知する。
管理装置20は、受信ユニット10から通知された情報を受信ログとして管理し、その情報に基づいて各物品の存在の有無及び存在位置を把握する。具体的な動作については後で説明する。
【0026】
図2に示す位置検出システムの構成要素は、例えば図1に示すように配置して利用される。図1には1つのフロア上における各要素の配置が示されている。
図1を参照すると、このフロア上には様々な物品43が配置されている。具体的には、物品43(1)はコピー機、物品43(2)はパソコン、物品43(3)は机である。管理対象の多数の物品43のそれぞれには、一般タグ42が1つずつ貼り付けてある。
【0027】
一方、フロア上に存在する多数の柱のそれぞれの側面には、基準タグ41が1つずつ貼り付けてある。基準タグ41の機能と一般タグ42の機能とは同一であるが、基準タグ41は柱に固定されているので位置は変化しない。一般タグ42は物品43の移動に伴って移動する可能性がある。各基準タグ41の位置情報は管理装置20上に予め登録されている。
【0028】
位置の検出精度を上げるために、各基準タグ41及び各一般タグ42が発信する無線信号の出力は非常に小さくなっている。このため、受信ユニット10は各基準タグ41又は各一般タグ42に接近したときだけ無線信号を受信することができる。
従って、受信ユニット10が全ての基準タグ41及び一般タグ42からの無線信号を受信するためには、このフロアの全域に渡って受信ユニット10が移動する必要がある。
【0029】
ところで、例えばビルの清掃は毎日、あるいは隔日というように定期的に行うのが普通である。また、清掃担当者は物理的に全ての床を清掃しなければならないので、該当する部屋の隅々まで実際に動き回ることになる。
そこで、このような清掃の際に利用される掃除機の本体に受信ユニット10の本体を設置し、掃除機のホースの部分に受信ユニット10のアンテナを取り付けるのが望ましい。これにより、清掃対象の部屋の隅々まで実際に掃除機及び受信ユニット10が移動するので、受信ユニット10は全ての基準タグ41及び一般タグ42からの無線信号を定期的に受信することができる。
【0030】
例えば、部屋の床面がコンクリート製であり、清掃の際に吸引式の電気掃除機を使用しない場合には、受信ユニット10を清掃員に携行させることにより上記と同様に受信ユニット10を移動させることができる。受信ユニット10は、パームサイズの端末程度に小型化できるので、清掃員が携行するのは容易である。なお、受信ユニット10と管理装置20とを機能的に一体化することも可能であるが、受信ユニット10の移動の利便性を考慮すると受信ユニット10と管理装置20とを独立した装置として構成する方が望ましい。
【0031】
受信ユニット10は、基準タグ41又は一般タグ42からの無線信号を受信すると、識別情報を管理装置20に通知する。この識別情報は無線信号を受信した時刻とともに管理装置20のログに記録される。なお、無線信号を受信した時刻の情報については、受信ユニット10が識別情報とともに管理装置20に送信するように構成してもよい。
【0032】
物品管理サーバ22の動作について、図3を参照しながら説明する。
物品管理サーバ22は、受信ユニット10からの信号を受信するとステップS11からS12の処理に進む。ステップS12では現在の日時(受信日時)の情報を物品管理サーバ22に内蔵された時計回路(図示せず)から取得する。
ステップS13では、受信ユニット10から受信した識別情報(ID)及びステップS12の現在日時の情報をログとして物品管理サーバ22上の受信ログDB(データベース)51に保存する。
【0033】
ステップS13の処理を繰り返すことにより、受信ログDB51には例えば図4及び図5に示すように様々な基準タグ41及び一般タグ42の識別情報及び受信日時の情報が受信した順番に蓄積される。
一方、物品管理サーバ22上に設けられた物品管理DB52の記録内容は、図6に示すようにタグ毎に区別して管理されており、各タグに対応付けてID,資産番号,品名,所属組織名,資産種別,所在,ビル,所在場所,起動月日,最終確認時間及びタグ種別の情報が管理されている。
【0034】
例えば、1番目のタグは、IDが「ABCDEFG」、資産番号が「01−0001」、品名が「コピー機」、所属組織名が「営業第1部」、資産種別が「固定資産」、所在が「REFTAG9」、ビルが「横浜」、所在場所が「208C」、起動月日が「20001.5.22」、最終確認時間が「2001年9月7日10:00」、タグ種別が「一般」として管理されている。
【0035】
また、タグ種別の「基準」はそのタグが基準タグ41であることを表し、タグ種別の「一般」はそのタグが一般タグ42であることを意味している。例えば、7番目のIDが「RSTUVWX」の基準タグ41は資産種別が「REFTAG8」として管理され、8番目のIDが「YZABCDE」の基準タグ41は資産種別が「REFTAG9」として管理されている。
【0036】
また、1番目のIDが「ABCDEFG」の一般タグ42については、所在が「REFTAG9」として管理されている。これは、IDが「ABCDEFG」の一般タグ42及びそれの貼り付けられた物品が、「REFTAG9」すなわち8番目のIDが「YZABCDE」の基準タグ41の近傍に存在することを表している。
【0037】
また、7番目のIDが「RSTUVWX」の基準タグ41については、所在が「20,8」として管理され、8番目のIDが「YZABCDE」の基準タグ41は所在が「5,12」として管理されている。各基準タグ41の所在の情報については、予め決定され物品管理DB52に登録されている。
一方、各一般タグ42の所在を表す基準タグ41の情報は、受信ログDB51の内容に基づき、図3のステップS15〜S17の処理によって決定される。
【0038】
予め定めた時間を経過する度に、物品管理サーバ22の処理はステップS14からS15に進む。ステップS15では、物品管理DB52の内容に従って受信ログDB51上に記録されたログのデータから基準タグ41のIDを検出する。
図4の例では、4番目及び8番目のID「YZABCDE」が基準タグ41として検出される。
【0039】
次のステップS16では、ログに記録されたデータをグループ化する。ここでは、受信日時が基準タグ41と同一又は互いに近いデータを同じグループに割り当てる。
例えば、受信日時の差が±2秒のデータを同じグループに割り当てる場合には、図4に示された全てのデータ及び図5に示された全てのデータがそれぞれ1つのグループに割り当てられる。
【0040】
ステップS17では、ログのデータを整理して物品管理DB52に書き込む。また、ステップS16でグループ化されたデータについては、一般タグ42を同じグループに属する基準タグ41の位置又はIDに対応付ける。
【0041】
図4の例では、「ABCDEFG」,「HIJKLMN」,「VXYZABC」のIDを持つ3つの一般タグ42が、「YZABCDE」のIDを持つ基準タグ41と同じグループに割り当てられるので、「ABCDEFG」,「HIJKLMN」,「VXYZABC」のIDのデータは「YZABCDE」のIDを持つ基準タグ41に対応付けられる。
【0042】
その結果、図6に示すように、1番目のID「ABCDEFG」のデータ,2番目のID「HIJKLMN」のデータ及び4番目のID「VXYZABC」のデータについては、「YZABCDE」のIDを持つ基準タグ41の資産種別「REFTAG9」が所在の欄に書き込まれる。
つまり、資産番号が「01−0001」のコピー機,資産番号が「01−0002」のOAデスク及び資産番号が「01−0004」のPCは、いずれも「REFTAG9」の基準タグ41と同じ位置(所在)「5,12」に存在していることが分かる。
【0043】
図1の例では、受信ユニット10が実線で示す位置に存在するときに図4に示すようなログデータが作成され、受信ユニット10が仮想線で示す位置に移動すると図5に示すようなログデータが作成される。
これらのログデータを定期的に整理することにより、一般タグ42が貼り付けられた各物品43の位置を常時把握できる。図6の例では、他のビルに存在する物品についても1つの管理装置20上で管理されているので、管理装置20の物品管理DB52を参照すれば、会社全体の物品について存在の有無及び存在位置を把握することができる。
【0044】
なお、受信ユニット10が同時に複数の基準タグ41からの無線信号を受信した場合には、複数の基準タグ41の中間位置に物品が存在すると解釈することもできる。
【0045】
(第2の実施の形態)
本発明の位置検出システムの1つの実施の形態について、図7及び図8を参照して説明する。この形態は、請求項2に対応する。
図7はこの形態における基準タグの設置例を示す平面図である。図8はこの形態の物品管理サーバの動作を示すフローチャートである。この形態は第1の実施の形態の変形例であり、基準タグ41の配置及び位置の検出方法が多少変更されている。第1の実施の形態と同一の部分については以下の説明を省略する。
【0046】
この形態では、室内に露出した1つの柱の複数の面にそれぞれ基準タグ41を配置する。図7の例では、断面形状が4角形の柱の周囲4面の表面に、それぞれ基準タグ41(A),41(B),41(C),41(D)が配置してある。
4つの基準タグ41(A),41(B),41(C),41(D)は全て同じ強度の無線信号を出力するが、無線信号が柱によって遮蔽あるいは反射されるので図7に示すような指向性D1〜D4がそれぞれの基準タグ41の無線信号SG1〜SG4に現れる。
【0047】
従って、例えば図7に示す受信点における無線信号SG1〜SG4の受信強度L1〜L4には「L1>L2>L3>L4」の関係が現れる。このため、受信点における無線信号SG1〜SG4の受信強度L1〜L4の関係を調べることにより、受信点の位置を第1の実施の形態よりも正確に識別することが可能である。図示しないが、この形態では受信ユニット10に受信したそれぞれの無線信号の受信強度を検出する機能が備わっている。また、受信ユニット10は受信した無線信号を発信した各タグの識別情報(ID)とともに受信強度の情報を管理装置20に送信する。
【0048】
物品管理サーバ22は、図8のステップS13Bにおいて受信ユニット10から受信した信号に含まれる識別情報(ID)及び受信強度の情報を日時の情報とともに受信ログDB51に記録する。
【0049】
ステップS18では、受信ログDB51上のログを検索し、同じ時刻に複数の基準タグ41が検出されたか否かを識別する。4つの基準タグ41が図7に示すように配置されている場合には、受信ユニット10は同じ柱に設置された2つ以上の基準タグ41からの無線信号を同時に受信することになるので、その場合にはステップS18からS19に進む。
【0050】
ステップS19では、同時に検出された複数の基準タグ41の配置状態及び受信強度の関係に基づいて、受信点の位置すなわち受信ユニット10の位置を推定する。
(第3の実施の形態)
本発明の位置検出システムの1つの実施の形態について、図9〜図11を参照して説明する。この形態は請求項3に対応する。
【0051】
図9はこの形態のシステムの構成を示す平面図である。図10はこの形態のシステムの構成を示すブロック図である。図11はこの形態の物品管理サーバの動作を示すフローチャートである。この形態は第1の実施の形態の変形例である。図9〜図11において第1の実施の形態と対応する要素は同一の符号を付けて示してある。同一の部分については、以下の説明を省略する。
【0052】
この形態では、請求項3の第1組の無線標識タグ,位置検出局,信号受信部,距離測定手段,受信位置検出手段及び位置管理部は、それぞれ一般タグ42,基地局55,受信ユニット10,距離測定部15,ステップS23及び物品管理サーバ22に対応する。
この形態では、受信ユニット10の位置を直接検出する機能が備わっている。位置を検出するために、図9に示すように室内の予め定めた基準位置に4つの基地局55が設置されている。なお、基地局55の数は3以上であればよい。
【0053】
図10に示すように、受信ユニット10には距離測定部15が備わっている。また、各基地局55にも距離を測定するための装置が備わっている。距離測定部15は、例えば超音波,赤外線又は電波を用いて受信ユニット10と各基地局55との間の距離を測定する。
距離測定部15が測定した距離の情報は、無線LAN子局12を介して管理装置20に通知される。
【0054】
図11に示すように、物品管理サーバ22は、受信ユニット10からの信号を受信するとステップS21からS22に進み現在日時の情報を取得する。次のステップS23では、受信した3以上の距離情報と各基地局55が設置された基準位置の情報とに基づいて、例えば最小自乗法を用いて受信ユニット10の現在位置を算出する。
【0055】
ステップS24では、受信した識別情報(ID),現在位置及び現在日時の情報を受信ログDB51に保存する。
従って、受信ログDB51の内容を参照することにより、各基準タグ41及びそれが貼り付けられた物品がどの位置に存在するかを調べることができる。
(第4の実施の形態)
本発明の位置検出システムの1つの実施の形態について、図12を参照して説明する。この形態は請求項に対応する。
【0056】
図12はこの形態のシステムの構成を示す平面図である。この形態は、第1の実施の形態及び第3の実施の形態を組み合わせた変形実施例である。図12において第1の実施の形態及び第3の実施の形態と対応する要素は同一の符号を付けて示してある。
この形態では、第3の実施の形態と同様に基地局55を用いて検出した受信ユニット10の位置情報と、受信ユニット10によって検出された基準タグ41の位置情報との両方を利用できるのでより高い精度で物品の位置を把握することが可能になる。
【0057】
なお、上記実施の形態では基準タグ41及び一般タグ42が無線信号の搬送波として電波を用いる場合を想定しているが、搬送波として赤外線や超音波を用いることも可能である。
【0058】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば受信局を移動するので1つの受信局だけでも多数の物品を管理できるので低コストのシステムを提供できる。しかも、物品の有無だけでなく物品が存在する位置も簡単に把握できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態のシステムの構成を示す平面図である。
【図2】第1の実施の形態のシステムの構成を示すブロック図である。
【図3】第1の実施の形態の物品管理サーバの動作を示すフローチャートである。
【図4】受信ログDBの内容の例(1)を示す模式図である。
【図5】受信ログDBの内容の例(2)を示す模式図である。
【図6】物品管理DBの内容の例を示す模式図である。
【図7】第2の実施の形態における基準タグの設置例を示す平面図である。
【図8】第2の実施の形態の物品管理サーバの動作を示すフローチャートである。
【図9】第3の実施の形態のシステムの構成を示す平面図である。
【図10】第3の実施の形態のシステムの構成を示すブロック図である。
【図11】第3の実施の形態の物品管理サーバの動作を示すフローチャートである。
【図12】第4の実施の形態のシステムの構成を示す平面図である。
【図13】従来例のシステムの構成を示す平面図である。
【符号の説明】
10 受信ユニット
11 識別信号受信部
12 無線LAN子局
15 距離測定部
20 管理装置
21 無線LAN基地局
22 物品管理サーバ
23 モデム
30 公衆網
41 基準タグ
42 一般タグ
43 物品
51 受信ログDB
52 物品管理DB
55 基地局

Claims (5)

  1. 検出対象となる任意の物品の存在の有無及び存在位置を管理するための位置検出システムであって、
    任意の物品に装着され、識別情報を含む無線信号を発信する第1組の無線標識タグと、
    特定の基準位置に配置され、識別情報を含む無線信号を発信する第2組の無線標識タグと、
    移動可能に構成され、前記第1組の無線標識タグ及び第2組の無線標識タグからの無線信号を受信可能な信号受信部と、
    前記信号受信部が前記第1組の無線標識タグからの無線信号及び第2組の無線標識タグからの無線信号を同時刻もしくは互いに近い時刻に受信した場合に、第2組の無線標識タグが配置されている基準位置の情報に基づいて、前記第1組の無線標識タグが装着された物品の位置を把握する位置管理部と
    を設けたことを特徴とする位置検出システム。
  2. 請求項1の位置検出システムにおいて、
    複数の面が室内に露出した少なくとも1つの柱が存在する場合に、1つの柱の複数の面にそれぞれ前記第2組の無線標識タグを装着する
    ことを特徴とする位置検出システム。
  3. 検出対象となる任意の物品の存在の有無及び存在位置を管理するための位置検出システムであって、
    任意の物品に装着され、識別情報を含む無線信号を発信する第1組の無線標識タグと、
    それぞれ特定の基準位置に配置された3以上の位置検出局と、
    移動可能に構成され、前記第1組の無線標識タグからの無線信号を受信可能な信号受信部と、
    前記信号受信部と各々の位置検出局との間で距離の測定を行う距離測定手段と、
    前記距離測定手段により得られた距離の情報及び各位置検出局が配置された基準位置の情報に基づいて、前記信号受信部の現在位置を検出する受信位置検出手段と、
    前記信号受信部が前記第1組の無線標識タグからの無線信号を受信したときに前記受信位置検出手段が検出した現在位置の情報に基づいて、前記第1組の無線標識タグが装着された物品の位置を把握する位置管理部と
    特定の基準位置に配置され、識別情報を含む無線信号を発信する第2組の無線標識タグとを備え、
    前記位置管理部は、前記信号受信部が前記第1組の無線標識タグからの無線信号及び第2組の無線標識タグからの無線信号を同時刻もしくは互いに近い時刻に受信した場合に、第2組の無線標識タグが配置されている基準位置の情報に基づいて、前記第1組の無線標識タグが装着された物品の位置を把握する
    とを特徴とする位置検出システム。
  4. 請求項1,請求項2及び請求項3のいずれかの位置検出システムにおいて、
    特定の管理対象領域を定期的に移動する可動物に前記信号受信部を装着する
    ことを特徴とする位置検出システム。
  5. 請求項1,請求項2及び請求項3のいずれかの位置検出システムにおいて、
    前記信号受信部と位置管理部とを独立した装置として構成するとともに、
    前記信号受信部及び位置管理部にそれらの間を無線信号を用いて通信するための第1の通信手段を設け、
    前記位置管理部と各利用者との間で通信するための第2の通信手段を前記位置管理部に設けた
    ことを特徴とする位置検出システム。
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