JP3709758B2 - 鉄道車両用車軸とその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、疲労強度に優れた鉄道車両用車軸とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
鉄道車両用車軸は、その折損が極めて重大な事故につながるため、高い信頼性が要求される。特に、車輪やブレーキディスクあるいは歯車等が嵌合される部分(以後、はめ合い部という)では、高い負荷応力の繰返しと車輪など相手部材との微小な相対すべりとを原因とするフレッティング疲労が生じ、疲労強度が大幅に低下することが知られている。
【0003】
ところで、鉄道車両用車軸は、一般に、新幹線車両用車軸と在来線車両用車軸に分類される。
【0004】
新幹線車両用車軸には、高速化により増大する負荷荷重への対応と軽量化の追求といった厳しい条件のもとで、より信頼性の高い車軸が要求され、炭素鋼や低合金鋼に高周波焼入れを施したフレッティング疲労強度の高い車軸が開発されている。
【0005】
一方、在来線車両用車軸には、新幹線車両用車軸のように高いフレッティング疲労強度は要求されないため、炭素鋼を焼きならしまたは焼入れ焼戻しの熱処理を施した車軸が使用されてきた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、最近、在来線車両用車軸においても、従来に比べ、高いフレッティング疲労強度を有する車軸が要求されている。例えば、新幹線車両用車軸のように、高周波焼入れを施すことによって、車軸表面に圧縮の残留応力を形成してフレッティング疲労強度を向上させることができる。但し、高周波焼入れ処理は処理コストが高いという欠点がある。
【0007】
本発明の課題は、在来線車両用車軸を対象として、高周波焼入れ車軸より安価で、従来の在来線車両用車軸よりフレッティング疲労強度の高い鉄道車両用車軸を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、高周波焼入れより安価で比較的簡便に車軸表面に圧縮残留応力を付与させる方法として、車軸表面への押圧加工に着目し、この押圧加工による圧縮残留応力の効果的な形成の観点から車軸材料ならびに押圧加工条件を詳細に検討し、以下の知見を得た。
【0009】
(a)車軸表面に形成される圧縮残留応力は、車軸に用いる鋼の機械的特性、すなわち、0.2%耐力と加工硬化特性のバランスが影響する。
【0010】
(b)加工硬化指数が小さいほど圧縮残留応力が大きくなるが、圧縮残留応力の絶対値が0.2%耐力を超えると、圧縮残留応力は飽和する。圧縮残留応力が飽和し始める加工硬化指数Nu(単位:無次元)は、下記(1)式で表される。
【0011】
Nu=(σy−200)/2500 (1)
但し、σy:0.2%耐力(単位:MPa)
(c)0.2%耐力が700〜1200MPaで、加工硬化指数が上記(1)式で規定されるNu未満となる機械的特性を有する鋼に、ローラによる押圧加工を施すことにより、車軸表層部に硬化層が形成され適正な圧縮残留応力が得られる。
【0012】
(d)車軸のはめ合い部ならびにフィレット部に適正深さの硬化層を形成することにより、フレッティング疲労強度が高くなる。
【0013】
本発明は、上記知見に基づいて完成されたもので、その要旨は以下の通りである。
【0014】
(1)質量%で、C:0.30〜0.48%、Si:0.05〜1.0%、Mn:0.5〜2.0%、Cr:0.5〜1.5%、Mo:0.15〜0.30%、Ni:0〜2.4%を含有し、0.2%耐力が700〜1200MPaで、下記式を満足する加工硬化指数N(単位:無次元)を有する鋼からなる車軸であって、該車軸のはめ合い部とフィレット部の双方の表層部に押圧加工またはショットピーニングで形成された硬化層を有することを特徴とする鉄道車両用車軸。
【0015】
N<(σy−200)/2500
但し、σy:0.2%耐力(単位:MPa)
【0016】
(2)前記はめ合い部における硬化層の深さが、はめ合い部の直径の0.02倍以上、0.10倍以下で、前記フィレット部における硬化層の深さが、フィレット部の直径の0.05倍以上、0.10倍以下であることを特徴とする上記(1)項に記載の鉄道車両用車軸。
【0017】
(3)熱間鍛造により所定の形状に成形した後、焼入れ焼戻し処理を行い、その後、はめ合い部とフィレット部の双方の表面にローラによる冷間押圧加工を行い、硬化層を形成することを特徴とする上記(1)項または(2)項に記載の鉄道車両用車軸の製造方法。
【0018】
(4)ローラは、ローラ先端半径が1mm以上20mm以下であることを特徴とする上記(3)項に記載の鉄道車両用車軸の製造方法。
【0019】
なお、上記(1)または(2)項で、硬化層とは、その硬度が車軸中心部の硬度の1.1倍以上の部分を指す。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明に係る鉄道車両用車軸およびその製造方法の実施の形態を詳細に説明する。
【0021】
最初に、鋼の化学組成ならびに機械的性質の限定理由を説明する。なお、以下に記す成分元素の%表示は質量%を意味する。また、フレッティング疲労強度を単に疲労強度とも言う。
【0022】
(a)C:0.30〜0.48%
Cは母材の強度を高める元素であり、鋼中のC含有量が高くなるほど車軸の疲労強度は増加する。C含有量が0.30%未満では疲労強度が不十分であり、C含有量が0.48%を超えると靭性が低下する。したがって、C含有量は0.30%以上、0.48%以下とする。好ましくは、0.35%以上、0.45%以下である。
【0023】
(b)Si:0.05〜1.0%
Siは脱酸元素として不可欠であり、また、疲労強度の向上に有効な元素である。十分な脱酸を行うためには、脱酸後の鋼中のSi含有量は0.05%以上必要である。しかし、1.0%を超えると靭性が著しく低下するため1.0%を上限とする。好ましくは、0.10%以上0.6%以下である。
【0024】
(c)Mn:0.5〜2.0%
Mnは焼入れ性を高めるのに必要な元素であり、少なくとも0.5%を含有する必要がある。しかし、過剰に含有してもその効果は飽和するとともに靭性が低下するので2.0%を上限とする。好ましくは、0.6%以上1.5%以下である。
【0025】
(d)Cr:0.5〜1.5%
Crは焼入れ性を高めるのに効果的な元素であり、車軸内部まで一様な強度を得るためには、少なくとも0.5%以上を含有する必要がある。但し、過剰に含有すると、靭性が低下するため、1.5%を上限とする。好ましくは、0.7%以上1.2%以下である。
【0026】
(e)Mo:0.15〜0.30%
Moは焼入性を高めるのに効果的であるとともに、母材の強度を高める作用が強い元素である。車軸内部まで一様な強度を得るためには、少なくとも0.15%以上必要である。Moの含有量が多いほど強度が上昇するが、0.30%を超えると靭性が低下するため、0.30%を上限とする。好ましくは、0.20%以上0.30%以下である。
【0027】
(f)Ni:0〜2.4%
Niは母材の強度を高めるのに効果的な元素であるが、添加しなくても疲労強度が確保できる場合は添加しなくてもよい。2.4%を越えて添加しても、疲労強度はほぼ飽和するとともに焼戻し脆化するので、添加する場合は上限を2.4%とする。
【0028】
その他の合金成分として、必要に応じて組織の微細化や介在物の形状制御を目的として、Al、Ca、Ti、Nb、Vなどの合金元素を、例えば合計で0.1%以下微量添加させてもよい。
【0029】
(g)機械的性質
0.2%耐力:0.2%耐力が高いほど、車軸表面に形成される圧縮残留応力を高めることができる。0.2%耐力が700MPa未満では圧縮残留応力の形成が不十分であり、1200MPaを超えると靭性が低下し切欠感受性が高くなる。したがって、0.2%耐力は700MPa以上、1200MPa以下とする。好ましくは、800〜1100MPaである。
【0030】
加工硬化指数 :加工硬化指数が小さいほど、車軸表面に形成される圧縮残留応力を高めることができる。加工硬化指数が下記(1)式で規定されるNu以上では、圧縮残留応力の形成が不十分となる。したがって、加工硬化指数は(1)式で規定されるNu未満とする。
【0031】
Nu=(σy−200)/2500 (1)
但し、σy:0.2%耐力(MPa)
次に硬化層を説明する。
【0032】
図1は、本発明に係る車軸の実施態様例を模式的に示す断面図である。符号1は車軸、2ははめ合い部、3はフィレット部、4は非はめ合い部、5は硬化層である。ここで、はめ合い部2とは、車輪やブレーキデスクあるいは歯車などが嵌合される部分を指し、フィレット部3とは、はめ合い部2と非はめ合い部4との境界の段差部分を指す。
【0033】
図1に示すように、はめ合い部2とフィレット部3とは、それぞれの表層部に例えばローラの押圧加工により形成された硬化層5を有している。この硬化層には、ローラの押圧加工で圧縮残留応力が形成され、この圧縮残留応力の形成によりき裂の発生と進展が抑制され疲労強度が向上する。硬化層の深さが浅いと、き裂の進展に対する疲労強度が充分でなく、深すぎると、車軸表面の圧縮残留応力が低下するため、疲労強度が低下する。したがって、硬化層の深さは、はめ合い部では、はめ合い部の直径の0.02倍以上、0.10倍以下で、フィレット部では、フィレット部の直径の0.05倍以上、0.10倍以下とするのがよい。ここで、はめ合い部またはフィレット部の直径とは、はめ合い部、フィレット部のそれぞれの位置における直径を指す。
【0034】
次に、本発明の製造方法について説明する。
【0035】
本発明で規定する成分範囲の鋼を溶製し、熱間鍛造にて車軸形状に成形した後、焼入れ焼戻し処理を行い、0.2%耐力が700〜1200MPaで、下記式を満足する加工硬化指数Nを有する鋼を得る。
【0036】
N<(σy−200)/2500
但し、σy:0.2%耐力(単位:MPa)
熱間鍛造方法は、公知公用の方法で行うことができ、通常、1000〜1200℃の温度域で鍛造が行われる。
【0037】
焼入れ焼戻し処理は、焼入れ前の加熱温度をAc3変態点〜950℃とし、焼戻し温度を450〜675℃の範囲とするのが望ましい。上記成分範囲の中心値の鋼の場合、Ac3変態点は800℃程度である。焼戻し温度を450℃以下とすると、十分な靭性と伸びが得られず、675℃以上とすると、十分な引張強度が得られないことがある。
【0038】
上記焼入れ焼戻し処理の後、ローラによる押圧加工を冷間状態で行う。
【0039】
この押圧加工は、図1に示すはめ合い部2とフィレット部3の双方の領域を対象に行う。少なくとも、フレッティング疲労によって疲労強度が低下するはめ合い部と応力集中が生じるフィレット部とに押圧加工を施すことにより車軸の疲労強度を高めることができる。なお、はめ合い部とフィレット部の他に非はめ合い部にも押圧加工を施してもよい。
【0040】
図2は、押圧加工に用いるローラ形状例を模式的に示す外観図である。符号11はローラ、12はローラ先端部を示す。
【0041】
ローラによる押圧加工は、ローラ11を回転させながらローラ先端部12を車軸表面に押圧して行われるが、ローラ先端半径Rは1〜20mmとするのが望ましい。Rが1mm未満では加工時間が長くなり生産性が低下する。Rが20mmを超えると押圧荷重が過大となり実用的でない。
【0042】
押圧加工時のローラと車軸表面とのヘルツ圧は、1000〜5000MPaとするのが望ましい。ヘルツ圧が1000MPa未満では、押圧加工により形成される硬化層が浅くなり、圧縮残留応力が小さくなる。ヘルツ圧を5000MPaより大きくしても、圧縮残留応力は飽和する。
【0043】
ローラ回転速度は、200〜500rpm、ローラの車軸長手方向へのローラ1回転当たりの送り量は、0.1〜0.5mmとするのが望ましい。ローラ回転速度や送り量が過小だと生産性が悪化し、過大では車軸表面が発熱して軟化する。
【0044】
なお、実施形態の説明では、硬化層を形成する手段として、ローラによる押圧加工の例を示したが、その他の手段としてショットピーニングを挙げることができる。
【0045】
【実施例】
(本発明例)
車軸の疲労強度を評価するため、非はめ合い部の両端にはめ合い部を有する模擬車軸(以下、車軸という)を製作した。
【0046】
表1に、上記車軸に供した鋼の化学組成を示す。
【0047】
【表1】
【0048】
上記化学成分の鋼を溶製し、熱間鍛造にて丸棒状に粗成形した後、850℃で焼入れ、550℃にて焼戻しを順次行った。次に機械加工を行い、はめ合い部直径が160mm、非はめ合い部直径が130mmの車軸とした。なお、フィレット部の直径は、最大径部で160mm、最小径部で130mmであった。
【0049】
表2に熱処理後の機械的性質を示す。
【0050】
【表2】
【0051】
表2に示すように、熱処理後の鋼は、0.2%耐力が1050MPa、加工硬化指数Nが0.20であった。なお、(1)式で規定されるNuは0.34となった。
【0052】
機械加工後、冷間にてローラによる押圧加工を行った。押圧加工は、ローラ先端半径Rが12mmのローラを用い、ローラ回転数が450rpm、送り量が0.3mm/revの条件で、ヘルツ圧を3000MPaとなるように押付け荷重を設定し、はめ合い部、フィレット部および非はめ合い部の全領域を対象に行った。押圧加工により、はめ合い部、フィレット部および非はめ合い部では、いずれも深さ12mmの硬化層が形成された。また、これらの硬化層には、いずれも最大で600MPaの圧縮残留応力が生じていた。なお、残留応力は、X線法にて測定した。
(比較例)
比較例として、以下の4種類の車軸を製作した。比較例1は、表3に示す成分の鋼に焼均し処理を施した車軸で、ローラによる押圧加工は未実施である。比較例2は、ローラによる押圧加工を実施しない以外は本発明例1と同様の条件で製作した車軸である。比較例3は、表3に示す成分の鋼に焼均し処理を施し、更にローラによる押圧加工を実施して、はめ合い部、フィレット部および非はめ合い部に深さ14mmの硬化層を形成した車軸である。比較例4は、機械的性質が本発明の範囲外となるように焼入れ焼戻し条件を変更した以外は本発明例1と同じ条件で製作した車軸である。
【0053】
【表3】
【0054】
表4に比較例1,3,および4の熱処理後の機械的性質を示す。
【0055】
【表4】
【0056】
表4に示すように、比較例1と3は、0.2%耐力が本発明で規定された範囲外で、比較例4は、加工硬化指数が本発明で規定された範囲外となった。なお、比較例2の機械的性質は表2と同じである。
【0057】
上記本発明例および比較例1〜4の車軸を対象に、回転曲げ疲労試験を行った。この回転曲げ疲労試験は、片側に車輪を圧入した状態の片持ち回転曲げにて、曲げ公称応力(曲げモーメント/はめ合い部の断面係数)を種々変更する方法で行い、繰り返し曲げ回数が2×10 7 以上となる最大の曲げ公称応力を疲労限度とした。
【0058】
表5に回転曲げ疲労試験で得られた疲労限度を示す。
【0059】
【表5】
【0060】
同表に示すように、本発明例は、比較例1〜4に比べ、優れた疲労強度が得られることが判った。
【0061】
【発明の効果】
本発明によれば、処理コストが嵩む高周波焼入れ処理を行うことなく、従来の在来線車両用車軸よりフレッティング疲労強度に優れた鉄道車両用車軸を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車軸の実施態様例を模式的に示す断面図である。
【図2】押圧加工に用いるローラ形状例を模式的に示す外観図である。
【符号の説明】
1:車軸、2:はめ合い部、
3:フィレット部、4:非はめ合い部、
5:硬化層、11:ローラ、
12:ローラ先端部。
Claims (4)
- 質量%で、C:0.30〜0.48%、Si:0.05〜1.0%、Mn:0.5〜2.0%、Cr:0.5〜1.5%、Mo:0.15〜0.30%、Ni:0〜2.4%を含有し、0.2%耐力が700〜1200MPaで、下記式を満足する加工硬化指数N(単位:無次元)を有する鋼からなる車軸であって、該車軸のはめ合い部とフィレット部の双方の表層部に押圧加工またはショットピーニングで形成された硬化層を有することを特徴とする鉄道車両用車軸。
N<(σy−200)/2500
但し、σy:0.2%耐力(単位:MPa) - 前記はめ合い部における硬化層の深さが、はめ合い部の直径の0.02倍以上、0.10倍以下で、前記フィレット部における硬化層の深さが、フィレット部の直径の0.05倍以上、0.10倍以下であることを特徴とする請求項1に記載の鉄道車両用車軸。
- 熱間鍛造により所定の形状に成形した後、焼入れ焼戻し処理を行い、その後、はめ合い部とフィレット部の双方の表面にローラによる冷間押圧加工またはショットピーニングを行い、硬化層を形成することを特徴とする請求項1または2に記載の鉄道車両用車軸の製造方法。
- ローラは、ローラ先端半径が1mm以上20mm以下であることを特徴とする請求項3に記載の鉄道車両用車軸の製造方法。
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