JP3709618B2 - 清掃車 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、走行中に回転ブラシによってその回転ブラシの前方に装着されたダストボックス内に塵を掃き集める清掃車に関する。
【0002】
【従来の技術】
前記清掃車にあっては、図4及び図5に例示するように、回転ブラシ7の前方にダストボックス18を着脱自在に備え、前記回転ブラシ7によって路面の塵を前側上方へ掃き上げ、ダストボックス18内に集める構成となっている。
従来、ダストボックス18は同図示の如く、ダストボックス18における重心より前寄りの両脇に突設されているピン22を、ダストボックス収納部15における左右の側板15aの内壁面に設けられたフック23に係止させることによって、その係止部位を中心として後側下方へ回動するようモーメントが働くように載架せしめ、ダストボックス収納部15の内壁に設けられた規制部材17に、ダストボックス18の両脇に取り付けられているストッパ19を押し当てた状態で支持し、進路上に石等の異物があった場合、異物によってダストボックス18の後部が押し上げられて異物がダストボックス18の下を通過できるようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の清掃車は、ダストボックスを装着部位にセットする場合、重いダストボックスを持ち上げたままピンをフックに係止させなければならないし、取り外す場合は、係止を解除した後、落とさないように引き出さなくてはならず、補助車輪や梃子式アームなどのアタッチメントを利用したとしても、フックとピンとの位置が合致するよう正確に位置決めするのが難しく着脱操作が繁雑であった。
又、段差を乗り越える際の振動でダストボックスが飛び跳ねたり、走行中にダストボックスの底に異物がぶつかった拍子で係止が外れ、ダストボックスが傾いたり脱落してしまう虞れがあった。
【0004】
【課題を解決しようとする手段】
本発明は、着脱容易で、セットされたダストボックスが走行中にずれたり外れたりしないようにした清掃車であって、その構成は、ダストボックス装着部の下部に、そのダストボックス装着部における左右の側板間に架設したロッド体で構成され、ダストボックスの底面に当接してダストボックスに後側下方に向けて回転モーメントが作用するよう乗せ掛け支持する支持部材を設け、前記ダストボックス装着部とダストボックスとの相互間に、前記支持部材上に乗せ掛けた装着状態のダストボックスを、所定姿勢状態で後側下方への回動を阻止するストッパ手段を設けたことにある。
そして前記ダストボックスの底面には、支持部材に当接し、少なくとも装着位置より後方への移動を阻止する位置決め手段を設けることができる。
【0005】
【作用】
ダストボックスを、底が支持体に当接するようにして乗せ掛け、そのまま押し込むだけで確実に装着することが可能で、引き出せば簡単に取り外すことができる。
走行中にダストボックスが持ち上がったり上下に振動しても、自重によって直ちに元の姿勢に戻る。
更に、支持部材をロッド体で構成したことにより、装着時においてダストボックスの乗せ掛け操作が容易となり、ダストボックス装着部の補強効果も期待できる。
そして位置決め部材を設ければ、装着の確認を実感でき、装着時における安定性を図ることができる
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明に係る清掃車を、自走歩行型について実施した一態様を図面に基づいて説明する。
図1は清掃車全体の概略構造を示したもので、機体フレーム1は、下方前側に駆動車輪2を有し、下方後方にはキャスタ3が取り付けられていて、中央部にはエンジン4が搭載されている。
又、前記機体フレーム1の上面はフード5で覆われており、そのフード5内にはブロア6aとフィルタ6b等とで構成された集塵装置6が収容され、駆動車輪2とキャスタ3との間には回転ブラシ7が装備されている。
前記駆動用車輪2は、エンジン4の出力軸4aに対し、ベルトを介して回転方向を切り換え可能なクラッチ機構8、及びそのクラッチ機構8の前方に配置されているディファレンシャル機構9及びチェーン10とを介して連結され、一方ブロア6a及び回転ブラシ7は、エンジン4の出力軸4aとベルト11、12によって回転力が伝達可能に直結されている。
【0007】
前記、クラッチ機構8は、機体フレーム1の後部において、操舵用のハンドル13に沿って斜め上方に突設されたクラッチレバー14の操作で切り換え動作されるようになっており、実施例の清掃車は、クラッチレバー14を押し下げることにより前進し、引き上げることにより後退する。
又、駆動用車輪2は機体フレーム1の左右に夫々独立して設けられており、クラッチ機構8の出力は一旦前記駆動用車輪の上方に配置されたディファレンシャル機構9に伝達され、そのディファレンシャル機構9から、各駆動用車輪2,2に伝達されるようになっている。
それによって左右の駆動用車輪間2,2には空間が確保され、その空間がダストボックス装着部15として利用されるようになっている。
【0008】
図2に示すように、ダストボックス装着部15には、その下部に支持部材としてのロッド体16が左右の側板15a,15a間に架設されていると共に、左右の側板の15a,15a内壁面に、後述するストッパ19とともにストッパ手段を構成する規制板17,(17)が固着されている。
一方、前記ダストボックス装着部15に装着するダストボックス18は、後部側の面が開放され、左右上部に把手18a,18aを有し、両脇には前記規制板17と共にストッパ手段を構成するストッパ19,(19)が備えられている。
前記ロッド体16は、装着したダストボックス18に対し、後側下方に回動する方向にモーメントを作用させるべく、装着状態にあるダストボックス18の重心より前寄りに設けられており、又ストッパ19は、前記規制板17(17)に当接することにより装着されたダストボックス18の後端下縁の高さが適正な所定姿勢となるように設けられる。
又、ストッパ19の当接部位は、装着されたダストボックス18の後端下縁の高さが調整できるように可動であればより好ましい。
更に、ストッパ19の当接部位の代りに、規制板17の方を可動にしても良い。
尚、ダストボックス18の後端下縁にはゴム製の接地ブレード18bが取り付けられていると共に、装着位置にあるダストボックス18におけるロッド体16との当接部の前後に位置決め手段としての位置決め部材20,20が添設されている。
この位置決め部材20は、ダストボックス18が少なくとも所定の装着位置より後方へ移動しないように規制するもので、前側のみに設けただけでも差し支えなく、位置決め手段は、ダストボックス18におけるロッド体16の位置決めができれば、位置決め部材20を必ずしも設ける必要はなく、例えばダストボックスの底面自体を凹溝加工した構造等が挙げられる。
又、前記接地ブレード18bは、ダストボックスと路面との隙間から塵が漏れるのを防止し、確実にダストボックス内に取り込むためのものである。
従って前記ダストボックスと路面との間隔が少なく、塵が漏れる心配がなければ必ずしも設ける必要はない。
【0009】
このように構成された清掃車は、エンジン4を起動させると集塵装置6と回転部ブラシ7とが動作し、回転ブラシ7が清掃車の直下に散乱している塵を前側上方のダストボックス18内に掃き込むと共に、集塵装置6が舞い上がった細かい埃を吸引する。
そこでクラッチレバー14を操作して車輌を移動させれば、移動軌跡内の路面から塵が取り除かれ、掃きむら無く綺麗に清掃される。
【0010】
ダストボックス18の装着は、ダストボックス18の後方底部をロッド体16に乗せ掛けて押し込み方向である後方へスライドさせるだけであるから面倒な位置あわせは必要無いし、ロッド体16を支点として後方に回動しようとするダストボックス18を、規制板7にストッパ19を当接させることにより規制した状態にて装着されるので、底に異物がぶつかってもその衝撃を吸収するよう後部が上方に逃げることができ、その際ダストボックスは大きく飛び跳ねたとしても脱落することはない。
【0011】
前記実施例は支持部材を横架したロッド体で構成したが、ダストボックスを乗せ掛け可能であれば、ダストボックスの底面に対して部分的に当接する左右一対の突起や、図3に例示すように左右一対のローラ21,(21)で構成してもかまわない。
又ストッパも実施例に限定されるものでなく、後側下方への回動を阻止可能であれば、後側下端縁や前側上端縁、或いは側端縁同士を係止させる構造などが採用でき、位置決め手段との兼用も可能である。
【0012】
尚実施例は自走歩行型のエンジン搭載車を説明したが、乗車型、バッテリ駆動車などにも適用される。
【0013】
【発明の効果】
本発明によれば、ダストボックスの着脱操作が容易となり、ダストボックスは振動を受け飛び跳ねたり、異物との接触で持ち上がってずれても、すぐに元の姿勢に戻って脱落することはない。又構造が簡単で、利用価値は高く、支持部材を横架されたロッド体で構成すれば剛性を高めることができ、位置決め手段を設ければ装着時の安定性が確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る清掃車の構造を示した概略説明図である。
【図2】ダストボックスとダストボックス装着部とを示した説明図である。
【図3】変更例の説明図である。
【図4】従来例の説明図である。
【図5】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1・・機体フレーム、2・・駆動車輪、3・・キャスタ、4・・エンジン、5・・フード、6・・集塵装置、6a・・ブロア、6b・・フィルタ、7・・回転ブラシ、8・・クラッチ機構、9・・デファレンシャル機構、10・・チェーン、11,12・・ベルト、13・・ハンドル、14・・クラッチレバー、15・・ダストボックス装着部、15a・・側板、16・・ロッド体、17・・規制板、18・・ダストボックス、18a・・把手、18b・・接地ブレード、19・・ストッパ、20・・位置決め部材、21・・ローラ、22・・ピン、23・・フック。

Claims (2)

  1. ダストボックス装着部の下部に、そのダストボックス装着部における左右の側板間に架設したロッド体で構成され、ダストボックスの底面に当接してダストボックスに後側下方に向けて回転モーメントが作用するよう乗せ掛け支持する支持部材を設け、前記ダストボックス装着部とダストボックスとの相互間に、前記支持部材上に乗せ掛けた装着状態のダストボックスを、所定姿勢状態で後側下方への回動を阻止するストッパ手段を設けた清掃車。
  2. 前記ダストボックスの底面に、支持部材に当接して少なくとも装着位置より後方への移動を阻止する位置決め手段を設けた請求項1に記載した清掃車。
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